JP3238985B2 - 移動式クレーンの遠隔操作装置 - Google Patents

移動式クレーンの遠隔操作装置

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JP3238985B2 JP12349893A JP12349893A JP3238985B2 JP 3238985 B2 JP3238985 B2 JP 3238985B2 JP 12349893 A JP12349893 A JP 12349893A JP 12349893 A JP12349893 A JP 12349893A JP 3238985 B2 JP3238985 B2 JP 3238985B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電波を媒介として移動
式クレーンを遠隔的に操作する遠隔操作装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2および図3は、従来の移動式クレー
ンの遠隔操作装置の説明図である。図2において、遠隔
操作装置は、可搬式の操作信号発信部1と、移動式クレ
ーン(図示せず)に取り付けられた受信演算部2および
受信演算部からの弁制御信号によって制御される弁制御
装置3で以て構成されている。
【0003】前記操作信号発信部1は、移動式クレーン
の各動作パラメータの動きを指示する複数の操作入力部
(図示せず)を備えており、これらの操作入力部の操作
状態をデジタル符号化した操作データaを生成すると共
に、この操作データaに識別データbを時間的に前後に
組み合わせてデータ単位cとし、このデータ単位cを連
続的に電波に重畳して発信するものである。データ単位
cにおける識別データbは、操作データaと特定の関係
を持たせて操作信号発信部1中で生成したものを用いて
も良いし、移動式クレーンの遠隔操作装置に固有のデー
タ(いわゆるIDコード)として操作信号発信部1中に
予め準備されているデータを用いても良い。図3は、操
作信号発信部1から電波に重畳して発信されるデータの
説明図である。
【0004】前記受信演算部2は、電波を受信して当該
電波に重畳されている前記データ単位cを連続的に取り
出す復調手段2a、復調手段2aからの連続するデータ
単位c,c,・・を受け取り各データ単位中c,c,・
・の操作データaおよび識別データbを区別して連続的
に取り出す手段2b、および手段2bからの連続する操
作データaを受け取って当該操作データaに対応する弁
制御信号vを生成出力する弁制御信号発生手段2cとを
備えている。受信演算部2における弁制御信号発生手段
2cの出力する弁操作信号vは、移動式クレーンの弁制
御部3に出力される。弁制御部3は、移動式クレーンの
駆動を制御する複数の油圧切換弁(図示せず)を包含し
ている。その結果、移動式クレーンは、操作信号発信部
1の複数の操作入力部の操作状態に対応して駆動され
る。
【0005】更に、前記受信演算部2は、手段2bから
連続的に出力される復調された識別データb,b,・・
と照合される照合データb’を連続的に生成する照合デ
ータ出力手段2d、この照合データ出力手段2dから連
続的に出力される照合データb’,b’・・と手段2b
から連続して出力される復調された照合データb,b…
とを連続的に照合して異同を判別する照合手段2e、お
よび照合手段2eからの連続する判別結果を受け取りこ
の判別結果が連続して複数回「異」のとき作動して前記
弁制御信号vの出力を停止する弁制御信号停止手段2f
とを備えている。
【0006】前記照合データ出力手段2dは、受信に係
る識別データbが操作データaと特定の関係を持たせた
ものである場合には、手段2bからの復調された各操作
データ(データ単位毎の操作データ)a,a・・を連続
的に受け取り、各操作データa毎に当該受け取りに係る
操作データaと特定の関係を持つ照合データb’,b’
・・を生成出力するものである。この特定の関係は、操
作信号発信部1において操作データaから識別データb
を生成する時に用いられる関係と同一にしている。ま
た、照合データ出力手段2dは、受信に係る識別データ
bが当該移動式クレーンの遠隔操作装置に固有のデータ
(IDデータ)である場合には、予め当該照合データ出
力手段2d中に準備している固有のデータ(IDデー
タ)を照合データb’,b’・・として出力するもので
ある。前記照合手段2eは、手段2bが出力する復調さ
れた識別データb,b・・と照合データ出力手段2dが
出力する照合データb’,b’・・の対応するもの同志
を連続的に照合するものである。
【0007】照合データ出力手段2d、照合手段2e、
および弁制御信号停止手段2fとで構成された部分は、
操作信号発信部1から連続して発信される各データ単位
(操作データaと識別データbの組み合わせ)が、受信
演算部2の受信状態が悪く当該受信演算部2において複
数回連続して不正確に復調された時に、受信演算部2か
らの弁制御信号vの出力を停止して、移動式クレーンの
作動を停止しようとするものである。このようなシステ
ムは、移動式クレーンの誤作動を防止するシステムとし
て周知のものである。
【0008】以上説明したように、従来の移動式クレー
ンの遠隔操作装置は、操作データaと識別データbの組
合せからなるデータ単位cを連続的に電波に重畳して発
信する可搬式の操作信号発信部1、および移動式クレー
ンに取り付けられ、電波を受信して前記データ単位c,
c・・を連続的に取り出し、この連続的に取り出したデ
ータ単位c,c・・中の前記操作データa,a・・に対
応する弁制御信号vを移動式クレーンの弁制御部3へ出
力する受信演算部2とからなる移動式クレーンの遠隔制
御装置であって、前記受信演算部2が、前記識別データ
b,b・・と照合される照合データb’,b’・・を出
力する照合データ出力手段2d、この照合データ出力手
段2dからの照合データb’,b’・・と受信に係る各
データ単位c中の識別データb,b・・の異同を連続的
に照合する照合手段2e、および照合手段2eからの照
合結果を連続的に受け取り照合結果が連続して複数回
「異」のとき作動して前記弁制御信号vの出力を停止す
る弁制御信号停止手段2fを備えて構成している。上記
の如く構成した従来の移動式クレーンの遠隔操作装置
は、受信演算部2の受信状態が悪くなった時には当該受
信演算部2から弁制御装置3に出力される弁制御信号v
が停止して移動式クレーンの作動を停止するので、移動
式クレーンの誤作動による事故を防止することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動式クレーンの遠隔操作装置は、受信演算部2が
受信し復調したデータ単位cが複数回連続して不正確に
なると、移動式クレーンが何の前触れもなく不意に急停
止するという危険があった。この発明は、受信演算部2
の受信状態が不正確になって移動式クレーンが急停止し
ようとした時、この急停止を事前にクレーンオペレータ
に報知するための警報を発することができる移動式クレ
ーンの遠隔操作装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は従来の遠隔操作装置に、警報手段を設ける
と共に、受信演算部2に、照合手段2eからの照合結果
を連続的に受け取りその照合結果が、連続する複数回で
あって弁制御信号停止手段2fが作動する回数よりも少
ない回数「異」のとき作動して、前記警報手段に警報指
令信号を出力する警報指令信号出力手段を設けて構成し
たのである。
【0011】
【作用】以上の如く構成した本発明の移動式クレーンの
遠隔操作装置は、受信演算部2の受信状態が不正確にな
ると、先ず、受信演算部2における警報指令信号出力手
段から警報指令信号が出力されて警報手段が警報を発
し、次いで受信演算部2における弁制御信号停止手段2
fが作動して移動式クレーンの作動を停止する。このた
め、受信演算部2の受信状態の悪化に伴う移動式クレー
ンの急停止を、警報手段により事前にクレーンオペレー
タに警報することができるのである。従って、クレーン
オペレータは、不意に生ずる移動式クレーンの停止を事
前に知りえるのである。
【0012】
【実施例】以下本発明の移動式クレーンの遠隔操作装置
の実施例を図1に基づいて説明する。本発明の移動式ク
レーンの遠隔操作装置は、図2に示し上述した従来の移
動式クレーンの遠隔操作装置に一部構成を付加したもの
であるから、上述した従来技術の説明で用いた符号およ
びその構成については以下の説明でそのまま援用するも
のとする。
【0013】図1において、4は、移動式クレーンに取
り付けられた警報手段である。2gは、受信演算部2に
設けられた警報指令信号出力手段であって、この警報指
令信号出力手段2gは、照合手段2eからの照合結果を
連続的に受け取りその照合結果が、連続する複数回であ
って弁制御信号停止手段2fが作動する回数よりも少な
い回数「異」のとき作動して、警報指令信号wを出力す
るようになっている。前記警報手段4は、警報指令信号
出力手段2gから発生される警報指令信号wを受け取っ
て警報を発するものである。
【0014】この構成によれば、受信演算部2の受信状
態が不正確になると、先ず、受信演算部2における警報
指令信号出力手段2gから警報指令信号wが出力されて
警報手段4が警報を発し、次いで受信演算部2における
弁制御信号停止手段2fが作動して移動式クレーンの作
動を停止するのである。
【0015】
【発明の効果】以上の如く構成し作用する本発明の移動
式クレーンの遠隔操作装置は、従来の遠隔操作装置に一
部構成を付加した簡単な構成でありながら、受信演算部
2の受信状態が不正確になって移動式クレーンが急停止
しようとした時、この急停止を事前にクレーンオペレー
タに報知することができるので、移動式クレーンが何の
前触れもなく不意に急停止するという危険を回避できる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式クレーンの遠隔操作装置の
説明図である。
【図2】従来の移動式クレーンの遠隔操作装置の説明図
である。
【図3】操作信号発信部から発信されるデータの説明図
である。
【符号の説明】
1;操作信号発信部、2;受信演算部、2a;復調手
段、2b;手段、2c;弁制御信号発生手段、2d;照
合データ出力手段、2e;照合手段、2f;弁制御信号
停止手段、2g;警報指令信号出力手段、3;弁制御
部、4;警報手段、a;操作データ、b;識別データ、
c;データ単位、b’;照合データ、v;弁制御信号、
w;警報指令信号、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作データaと識別データbの組合せか
    らなるデータ単位cを、連続的に電波に重畳して発信す
    る可搬式の操作信号発信部1、 および、移動式クレーンに取り付けられ、電波を受信し
    て前記データ単位cを連続的に取り出し、この連続的に
    取り出したデータ単位c中の前記操作データaに対応す
    る弁制御信号vを移動式クレーンの弁制御部3へ出力す
    る受信演算部2とからなる移動式クレーンの遠隔操作装
    置であって、 前記受信演算部2が、前記識別データbと照合される照
    合データb’を出力する照合データ出力手段2d、この
    照合データ出力手段2dからの照合データb’と受信に
    係る各データ単位c中の識別データbの異同を連続的に
    照合する照合手段2e、および照合手段2eからの照合
    結果を連続的に受け取り照合結果が連続する複数回
    「異」のとき作動して前記弁制御信号vの出力を停止す
    る弁制御信号停止手段2fを備えたものにおいて、 警報手段4を設けると共に、前記受信演算部2に、前記
    照合手段2eからの照合結果を連続的に受け取りその照
    合結果が、連続する複数回であって前記弁制御信号停止
    手段2fが作動する回数よりも少ない回数「異」のとき
    作動して、前記警報手段4に警報指令信号wを出力する
    警報指令信号出力手段2gを設けたことを特徴とする移
    動式クレーンの遠隔操作装置。
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