JP3238478B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3238478B2
JP3238478B2 JP18438592A JP18438592A JP3238478B2 JP 3238478 B2 JP3238478 B2 JP 3238478B2 JP 18438592 A JP18438592 A JP 18438592A JP 18438592 A JP18438592 A JP 18438592A JP 3238478 B2 JP3238478 B2 JP 3238478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、本発明は、ファクシミリ装置に
関し、より詳細には、自動発信機能を有するファクシミ
リ装置に関する。
【0002】
【従来技術】本発明に係る従来技術を記載した公知文献
としては、例えば、特開昭63−214047号公報が
ある。この公報のものは、全2重通信により、前記画像
データの受信を行う画像受信装置において、前記画像デ
ータに先立って受信されるトレーニングチェック信号に
応答して、所定の応答信号を送出する応答手段と、前記
応答信号の送出後、画像データが受信されるまでの最大
待ち時間を設定するタイマ手段とを具備し、回線状態の
如何に拘りなく適正な画像通信を行うようにしたもので
ある。
【0003】このように、従来のファクシミリ装置にて
自動発信を行う場合、受信側のファクシミリが受信可能
状態になったことを送信側に知らせ、送信側ではこれを
認識しなければ自動発信は成立しない。受信側では受信
可能になったことを知らせるために、CED(Called S
tation Identification)またはDIS(Digital Ident
ification Signal;プリアンブルを含む)を送出する。
送信側ではこのどちらかを検出したときに送信動作を行
う。CEDは2100Hzの単一トーンであり、DIS
はCCITT勧告のV21信号であるので、従来のファ
クシミリ装置ではモデムにてV21の受信動作を行うと
同時にトーン検出器によってCEDの検出も行わなけれ
ばならず、トーン検出とV21の受信モードが同時に行
えるモデムを使用するか、または、モデムの他に外付け
のトーン検出器を必要とした。
【0004】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、ファクシミリの自動発信を行う際に、受信側が受
信可能になったことを知らせるCED(受信状態になっ
たことを送信側に知らせる信号)とDIS(受信時送信
側へ自機の機能を知らせる信号)のプリアンブルをトー
ン検出器にて検出して、受信側が受信可能であることを
知るようにしたファクシミリ装置を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、V21
の受信モードが働くモデムを有しかつ自動発信機能を有
するファクシミリ装置において、前記モデムは、受信側
から電話回路を通して送られてくる1650〜2100
Hzのトーン信号を検出するトーン検出手段を有し、該
トーン検出手段により、受信側ファクシミリ装置が送出
してくる2100Hzの被呼端末識別信号(CED)
ディジタル識別信号(DIS)の1650又は175
0Hzのプリアンブルを検出した時は、前記モデムをV
21の受信モードに切り替え、検出した信号がプリアン
ブルであれば送信動作を行い、プリアンブルでない時
は、前記モデムをトーン検出モードに切り替えるように
したことを特徴としたものである。以下、本発明の実施
例に基づいて説明する。
【0006】図1は、本発明によるファクシミリ装置の
一実施例を説明するための構成図で、図中、1はCPU
(中央処理装置)、2はROM(Read Only Memory)、
3はRAM(Random Access Memory)、4はオペボー
ト、5はスキャナ、6はプロッタ、7は網制御部、8は
モデム、9は符号化・複号化部、10は通信制御部であ
る。本装置全体を制御するCPU1、制御のためのプロ
グラムやデータ等を記憶しているROM2、制御に必要
な種々のデータを記憶するRAM3、オペレータによる
操作を入力するとともに情報をオペレータに伝えるオペ
ボート4、原稿読み取りを行うスキャナ5、コピーや受
信原稿出力を行うプロッタ6、通信回線の制御を行う網
制御部7、送信信号の変調や受信信号の復調を行うモデ
ム8、画情報を所定の符号化方式に従って符号化しまた
符号化された画情報を複合化する符号化・複合化部9、
相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を
交換しファクシミリ通信手順を実行する通信制御部10
から構成されており、これら各部はバス11により接続
されている。
【0007】図2は、モデムを含む網制御部のブロック
図で、図中、12はリレー、13は電話機回路、14は
トランス、15はフィルタアンプ、16はモデムトーン
検出器である。電話回路L1,L2は待機状態において
は、電話機回路13と接続されている。該電話回線
1,L2はリレー12によって1次2次間を絶縁するた
めのトランス14、音声帯域信号を抽出して増幅するた
めのフィルタアンプ15を介してモデム16に接続する
ことができる。該モデム16は、受信側ファクシミリ装
置から電話回線L1,L2を通して送られてくるトーン信
号を検出する機能を持つ。受信側のファクシミリ装置に
対して自動発信を行う場合、リレー12を電話機回路1
3側に接続して、電話機回路13によって発呼動作を行
い、発呼終了後にリレー12をモデム16側に接続し
て、CNG(自動発信していることを受信側へ知らせる
信号:calling tone)を送出しながら、受信側から送ら
れてくるトーンの検出を行う。検出すべきトーンは、回
線が使用中であることを示すビジートーンと、受信状態
になったことを送信側へ知らせる信号であるCEDとの
2種類がある(ビジートーンの検出は必ずしも必要では
ない)。ビジートーンを検出したときには回線を解放し
て待機状態に戻る。CEDを検出したときには送信動作
を行う。
【0008】また、これらのトーンの検出と同時に受信
時、送信側へ自己の機能を知らせる信号であるDISの
プリアンブルの検出も同時に行う必要がある。これは受
信側の機種によってはCEDを出さずにDISを出して
くる機種があるためである。DISのプリアンブルはC
EDやビジートーンのような単一トーンではなく、CC
ITT勧告のV21(300bit/sec)信号であるの
で、受信信号をモデムで復調して確認する必要がある。
従って、自動発信を行うには2種類のトーン検出器とモ
デムのV21受信モードを同時に動かす必要がある。そ
のため、モデムのトーン検出機能を使用する場合には、
トーン検出とV21の受信モードが同時に働くモデムを
使用する必要がある。また、同時に働かない場合にはモ
デムとは別にトーン検出器が必要になる。
【0009】図3は、図2における網制御部の伝送制御
のフローである。モデムのトーン検出とV21の受信モ
ードが同時に働かないモデムを使用して、別なトーン検
出器を使用せずに受信側が受信可能になったことを知
り、自動発信を行う方法を示してある。モデムにトーン
検出器が2つある場合、1つをビジートーンの検出用に
使用し、もう1つでCEDとDISのプリアンブルを検
出する。これは、ビジートーンは300〜500Hz位
のトーンであり、CEDは2100Hzのトーンであ
り、DISのプリアンブルは1650Hzまたは175
0Hzのトーンと見なせるので、2つのトーン検出器を
それぞれ300〜500Hz、1650〜2100Hz
のトーンを検出するようにセットすれば可能となる。
【0010】発呼の終了後にビジートーンを検出したら
回線を解放して待機状態に戻る。CEDまたはDISの
プリアンブルをモデムのトーン検出器によって検出した
ら、モデムをV21の受信モードに切り替えて検出した
信号がDISのプリアンブルかどうかの判定を行う。プ
リアンブルであれば送信動作を行い、プリアンブルでな
ければモデムを再度トーン検出モードに切り替えてトー
ンの検出を行う。以後この動作を繰り返す。また、この
動作はタイマーによりある一定時間だけ行われ、一定時
間経過後は回線を解放する。この場合の自動発信のフロ
ーチャートを図4に示す。なお。ビジートーンの検出が
必要ない場合はトーン検出器は1つで済み、これでCE
DとDISのプリアンブルの検出を行う。
【0011】図4に示す自動発信のフローチャートにつ
いて説明する。step1 ;まず、発呼する。step2 ;次に、リレー切り替えを行い、タイマーセット
する。step3 ;トーン検出器をセットし、モデムをトーン検出
モードにセットする。step4 ;ビジートーン検出したかどうかを判断する。step5 ;前記step4において、ビジートーン検出をすれ
ば、回線解放を行い、終了する。step6 ;前記step4において、ビジートーン検出がされ
なければ、次にCEDかDISのプリアンブル検出した
かどうかを判断する。step7 ;前記step6において、プリアンブルを検出すれ
ば、モデムをV21受信モードにセットする。
【0012】step8;検出した信号がプリアンブルかど
うかを判断する。プリアンブルでなければ、前記step3
へ戻る。step9 ;前記step8において、プリアンブルであれば、
送信動作を行い、終了する。step10 ;前記step6において、CEDかDISのプリ
アンブル検出されなければ、タイムオーバーかどうかを
判断する。タイムオーバーであれば、前記step5へ行
く。step11 ;前記step10において、タイムオーバーでな
ければ、3秒経過したかどうかを判断する。3秒経過し
ていれば、前記atep4へ戻る。step12 ;前記step11において、3秒経過していなけ
れば、CNGを送出する。step13 ;3秒タイムーセットを行い、前記step4へ戻
り、前述の各stepの処理を繰り返す。
【0013】このようにして、ファクシミリの自動発信
を行う際に、受信側が受信可能になったことを知らせる
CEDとDISのプリアンブルをトーン検出器にて検出
して、受信側が受信可能であることを知ることができ
る。
【0014】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、トーン検出器とV21の受信モーデが同時に働かな
いモデムを用いて、外付けのトーン検出器を使用するこ
となく自動発信を行うことができるので、安価な自動発
信機能を持ったファクシミリがつくれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるファクシミリ装置の一実施例を
説明するための構成図である。
【図2】 本発明によるモデムを含む網制御部のブロッ
ク図である。
【図3】 図2における網制御部の伝送制御のフローを
示す図である。
【図4】 本発明によるファクシミリ装置の自動発信の
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1…CPU(中央処理装置)、2…ROM(Read Only
Memory)、3…RAM(Random Access Memory)、4…
オペボート、5…スキャナ、6…プロッタ、7…網制御
部、8…モデム、9…符号化・複号化部、10…通信制
御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V21の受信モードが働くモデムを有し
    かつ自動発信機能を有するファクシミリ装置において、
    前記モデムは、受信側から電話回路を通して送られてく
    1650〜2100Hzのトーン信号を検出するトー
    検出手段を有し、該トーン検出手段により、受信側フ
    ァクシミリ装置が送出してくる2100Hzの被呼端末
    識別信号(CED)又はディジタル識別信号(DIS)
    1650又は1750Hzのプリアンブルを検出した
    時は、前記モデムをV21の受信モードに切り替え、検
    出した信号がプリアンブルであれば送信動作を行い、プ
    リアンブルでない時は、前記モデムをトーン検出モード
    に切り替えるようにしたことを特徴としたファクシミリ
    装置。
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