JP3238430B2 - 医療機器の警報装置 - Google Patents

医療機器の警報装置

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寿幸 上沢
剛卯 山下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療機器に用いられ
る、スピーカを用いた警報装置に関し、特に、スピーカ
を含む自己の故障監視機能を備えた警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカをブザーの代りに用いた警報装
置においては、スピーカまたはこれを駆動させるドライ
バ等の故障により、警報音が発生されないことがある。
このため、従来のこの種の警報装置を用いた機器、特に
薬液注入用液体ポンプ、生命維持装置等の医療機器にお
いては、機器の使用前にスピーカを駆動させ、それによ
り警報音が実際に発生したことを作業者の聴覚により確
認することが行われている。
【0003】しかし、スピーカを含む警報装置の故障
は、前記機器の使用中にも生じる。このため、この種の
警報装置を用いた機器、特に医療機器においては、警報
装置の故障の確認を頻繁に行わなければならなかった。
また、前記の方法では、警報音が実際に発生するから、
患者に悪影響を与えてしまう。
【0004】
【解決しようとする課題】本発明は、警報音を発生させ
ることなく、医療機器の稼働途中においてそれに用いら
れている警報装置の故障をその装置自体に自動的に監視
させるようにすることを目的とする。
【0005】
【解決手段、作用、効果】本発明の警報装置は、Hレベ
ルとLレベルとに変化する信号を基に前記Hレベルおよ
び前記Lレベルのいずれか一方のときにスピーカに電流
を供給する駆動手段と、前記電流が前記スピーカに流れ
たか否かを検出して前記電流が流れたか否かを表すチェ
ック信号を出力する検出手段と、警報音を発生させると
きは前記HレベルとLレベルとに繰返し変化するパルス
信号を前記駆動手段に供給し、当該警報装置の故障監視
時には、警報音が前記スピーカから発生しない照査信号
であってHレベルとLレベルとに少なくとも一回変化す
る照査信号を前記駆動手段へ供給し、かつそのときの前
記チェック信号と前記照査信号とが一致しているか否か
により当該警報装置が故障しているか否かを判定する制
御手段とを含む。
【0006】警報装置を用いた医療機器が故障したとき
(警報を発生させるとき)には、HレベルとLレベルと
に繰返し変化するパルス信号が駆動手段に供給されるか
ら、駆動手段は前記パルス信号に応じてスピーカを駆動
させる。これにより、パルス信号に対応する警報音がス
ピーカから発生される。
【0007】警報装置の故障監視時には、HレベルとL
レベルとに少なくとも一回変化する照査信号が駆動手段
に供給される。これにより、警報装置自体が正常であれ
ば、駆動手段はスピーカへの電流の供給とその停止とを
少なくとも一回行い、スピーカへの電流が少なくとも一
回オン・オフされる。その結果、検出手段は、スピーカ
への電流の供給とその停止とを少なくとも一回検出す
る。
【0008】検出手段からの出力信号すなわちチェック
信号は制御手段において照査信号と対比され、判定手段
は検出手段からのチェック信号と自身が出力した照査信
号とが一致しているか否かにより警報装置が故障してい
るか否かを判定する。
【0009】本発明によれば、電流がスピーカに流れた
か否かを表すチェック信号を出力する検出手段を設け、
当該警報装置の故障監視時に、HレベルとLレベルとに
少なくとも一回変化する照査信号を前記駆動手段へ供給
し、そのときの検出手段の出力信号と前記照査信号とが
一致しているか否かにより警報装置が故障しているか否
かを判定するようにしたから、警報装置が故障している
か否かを、警報装置を用いた医療機器の使用途中におい
て警報装置自体により自動的に監視させることができ
る。また、照査信号の繰返し回数を少なくすることによ
り、警報音が故障監視時に発生することを防止すること
ができる。また、本発明によれば、スピーカの駆動手段
を警報音のための信号の発生と故障監視のための信号の
発生とに共用しているから、故障監視のために特殊な回
路を必要としない。
【0010】
【実施例】図1に示す警報装置10は、可聴周波数の音
をスピーカ12から発生させる。警報装置10は、Hレ
ベルおよびLレベルに繰り返し変化するパルス信号とH
レベルおよびLレベルに少なくとも一回変化する照査信
号とを発生する制御回路14と、制御回路14の出力信
号に応じてスピーカ12を駆動させる駆動回路16と、
スピーカ12とアースとの間に接続された抵抗器18
と、電流がスピーカ12に流れたか否かを検出し、チェ
ック信号を出力する検出回路20とを含む。
【0011】検出回路20は、抵抗器18により生じる
電圧を基に、電流がスピーカ12に流れたか否かを検出
し、入力電圧が基準レベルを越えているとき(電流が供
給されたとき)Hレベルのチェック信号を出力し、入力
電圧が基準レベルを越えていないとき(電流が供給され
ないとき)Lレベルのチェック信号を出力する。このよ
うな検出回路20としては、演算増幅器を用いることが
できる。
【0012】警報装置10を用いた医療機器が正常であ
ると、制御回路14は所定周波数のパスル信号を駆動回
路16に供給しない。このため、スピーカ12は駆動さ
れず、警報音は発生されない。
【0013】しかし、警報装置10を用いた医療機器が
異常であると、制御回路14は、図2(A)に示すよう
に所定の周波数のパスル信号を駆動回路16に供給す
る。このため、駆動回路16は、パルス信号と同じ周波
数の駆動電流をスピーカ12に供給する。これにより、
可聴周波数の警報音がスピーカ12から発生され、検出
回路20からは図2(B)に示す信号が出力される。
【0014】また、警報装置10の故障監視時には、H
レベルおよびLレベルに少なくとも一回変化する照査信
号が制御回路14から駆動回路16へ供給される。これ
により、電流がスピーカ12に少なくとも一回供給され
るから、検出回路20は、入力電圧に応じて、Hレベル
とLレベルとに少なくとも一回変化するチェック信号を
出力する。
【0015】検出回路20の出力信号は、制御回路14
において、警報装置10が故障しているか否かの判定に
用いられる。この判定は、たとえば、照査信号がHレベ
ルのとき、チェック信号がHレベルであり、しかも照査
信号がLレベルのとき、チェック信号がLレベルである
場合以外は、全て故障すなわち異常とすることができ
る。
【0016】次に図3を参照して、制御回路14におけ
る故障監視について説明する。なお、以下の故障監視ル
ーチンは、所定時間毎に周期的に行われる。
【0017】制御回路14は、先ず、照査信号をL状態
にし(ステップ1)、そのときのチェック信号がHであ
るかLであるかを確認する(ステップ2)。この確認の
結果、Hであると、制御回路14は警報装置10が異常
であると判定する(ステップ3)。
【0018】ステップ2における確認の結果Lである
と、制御回路14は、次いで、照査信号をH状態にし
(ステップ4)、そのときのチェック信号がHであるか
Lであるかを確認する(ステップ5)。この確認の結果
がHであると、制御回路14は警報装置10が正常であ
ると判定する(ステップ6)。しかし、ステップ5にお
ける確認の結果がLであると、制御回路14は警報装置
10が異常であると判定する(ステップ3)。
【0019】警報装置10が異常であることは、たとえ
ば、電気信号として制御回路14から集中監視室等へ伝
送されるか、制御回路14から文字表示器等に伝送され
て表示される。
【0020】上記の故障監視ルーチンのように照査信号
をHとLとに一回変化させるだけであれば、警報音はス
ピーカ12から発生しない。しかし、照査信号は、スピ
ーカ12から発生される音が騒音とならない程度に、H
とLとに複数回変化させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警報装置の一実施例を示す電気回路の
結線図である。
【図2】電気信号の波形を示す図である。
【図3】故障監視法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 警報装置 12 スピーカ 18 抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−9168(JP,A) 実開 昭56−128536(JP,U) 実開 昭64−52378(JP,U) 実開 昭64−76500(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 29/10 G01M 19/00 H04R 3/00 310

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HレベルとLレベルとに変化する信号を
    基に前記Hレベルおよび前記Lレベルのいずれか一方の
    ときにスピーカに電流を供給する駆動手段と、前記電流
    が前記スピーカに流れたか否かを検出して前記電流が流
    れたか否かを表すチェック信号を出力する検出手段と、
    警報音を発生させるときは前記HレベルとLレベルとに
    繰返し変化するパルス信号を前記駆動手段に供給し、当
    該警報装置の故障監視時には、警報音が前記スピーカか
    ら発生しない照査信号であってHレベルとLレベルとに
    少なくとも一回変化する照査信号を前記駆動手段へ供給
    し、かつそのときの前記チェック信号と前記照査信号と
    が一致しているか否かにより当該警報装置が故障してい
    るか否かを判定する制御手段とを含む、医療機器の警報
    装置。
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JPS60176196A (ja) * 1984-02-23 1985-09-10 松下電工株式会社 警報ブザ−装置
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