JP3237442U - スプーン - Google Patents

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寿幸 藤巻
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Abstract

【課題】鍋や容器等から具と汁を掬い分ける際に、掬い上げた具を残し汁を出し切ることが簡単にできるスプーンを提供する。【解決手段】柄部2と掬い部3を備えたスプーン1であって、掬い部3の壁5の底面側に液体を排出する穴4を設けてある。具と汁の入った鍋や容器に掬い部3を入れ、具と汁を掬い上げ、掬い部3が上方で柄部2が下方になるように傾けると、具は掬い部3に残り、汁が壁5側に集まり穴4から徐々に流れ出る。掬い部3は底面が平坦で穴がないため具と底面の間に汁が溜まりやすいところがなく、壁5は逆流を防止する形状で、穴4は汁が流れる方向にあるため流れが停滞せずに、具に纏わり付いた汁が底面を伝わり出し切るまで流れが途切れずに排出される。【選択図】図1

Description

この考案は、料理を掬う際、具と汁を掬い分けるスプーンに関する。
通常のスプーンで具と汁を掬い分ける場合、箸などで具が落ちないよう押さえ付けスプーンを傾けて汁を流し出すが、多くの汁が掬い部に残ってしまう。汁を出し切るため、容器等の内面に掬い部の端縁を押し当てスプーンを傾けて汁を流し出すと、多くの具を効率良く掬い取れない。
また従来の具と汁を掬い分けるスプーンは,掬い部の底面に多数の穴を設け水分が零れ落ちることで具が掬い部に残るが、穴は具や水膜で塞がれるので汁を出し切る前に滴りが途切れ、具と底面の隙間と多数の穴に汁が溜まり残ってしまう。汁を出し切るためスプーンを叩くまたは振動させて振るい落とすことが、非常に面倒であった。
そのため、鍋料理等を取り分ける度に、具と一緒に掬い部に残った汁が取皿に入ってしまっていた。つけ汁で味を調える鍋料理、特にすき焼きなどは鍋から具を取皿に入れる度にスプーンに残った汁によりつけ汁や生卵が徐々に薄くなり、味わいが安定しない不満があった。
また食するときに汁が垂れるのが気になる食材の盛り付けや、汁に浸った具の飲食の際に汁が多く残ることに煩わしさがあった。
特開2016-43224号公報
本考案は、上記した従来技術の問題を鑑み、鍋や容器等から、掬い上げた具を残し汁を出し切ることが簡単にできるスプーンを提供することを、その目的とする。
請求項1記載の考案は、
柄部の先端に掬い部を設けたスプーンであり、掬い部の柄部側は掬い部の底面に対し起立した壁の形状を持ち、壁の底面側に穴を設けたことを、特徴としている。
請求項2記載の考案は、
穴は1つまたは複数個で、穴を1つ設けた場合は掬い部の底面と側面に接する位置、穴を複数個設けた場合は全ての穴が掬い部の底面に接し穴の並びの方向における両端の穴が掬い部の側面に接する位置にあることを、特徴としている。
請求項3記載の考案は、
掬い部の先端は半ドーム型を伏せた形状で、掬い部の底面は平坦で先端から壁の方向に長尺であり、短尺側の幅は壁に向かい狭まる形状を、特徴としている。
本考案によれば、具と汁が入った鍋や容器等にスプーンの掬い部を入れ、具と汁を掬い上げると、掬い部の壁の底面側にある穴から汁が抜け始め、具が掬い部の先端付近と底面および側面に表面張力によりくっつく。
スプーンを掬い部が上方で柄部を下方に傾けると、汁は穴に向かって流れる。このとき、汁が一気に抜けると具に纏わり付いている汁が落ち切る前に流れが止まり、具と底面の隙間と周りに汁の溜まりができてしまうので、汁が多いときは掬い部の壁側に汁が一旦溜まるような穴のサイズにすることで、汁は徐々に穴から流れ出る。
掬い部は、底面が平坦で穴がないため具と底面の隙間と穴など汁が溜まりやすいところがなく、穴のある壁は逆流を防止する形状で、穴は底面と側面に接し汁が流れる方向にあるため、汁の流れが停滞せずに穴に吸い込まれるよう排出される。掬い部は、先端から壁側に長尺のため樋のように汁の流れが底面に伝わり、具に纏わり付いている汁が流れに誘引され落ち切るまで流れが継続することで汁を出し切る。
また穴の数は掬い部の壁に設けることができる数個程度のため、穴に水膜が張ったとしても、掬い部に残る汁は少ない。掬い部の側面と側面の幅は汁が流れる方向に狭くなっているので具が移動しにくいため穴が塞がりにくくなっている。
そのため、具と汁を掬い分ける際に、汁を簡単に出し切ることができる。
本考案のスプーンは、食事の使用するスプーンや料理を取り分けるスプーンなどの用途の使用することができ大きさに限定されない。またスプーンのサイズにより穴の数は汁の量が多いときに一気に排出されないように考慮し1つまたは複数個を設ける。
掬い部の先端は一般的なスプーンと同様の形状のため、汁を掬うことができ、また食材を先端で切り分けることができる。
おでんや湯豆腐など食べるときに汁気を切って口に入れる様な料理の飲食に使い易く、汁が垂れるのが気になる食材の盛り付けの際に水切りが良くできる。
掬い部の底面は平坦で穴がないため、柔らかい食材でも形が崩れたり断片化することが少ない盛り付けをすることができる。
鍋料理等を取皿に盛り付ける際に、従来のように具と汁をそれぞれ掬う2種類のスプーンを使うことなく、1つのスプーンで具と汁が盛り付けられるので使い勝手が良い。
本考案に係るスプーンの平面図である。 図1のスプーンの正面図である。 図1のA-A端面図である。 図4はスプーンの使用方法の説明図である。 図5はスプーンの使用方法の説明図である。 図6はスプーンの使用方法の説明図である。 図7はスプーンの使用方法の説明図である。 図8は本考案の変形例を示す平面図である。 図9は本考案の他の変形例を示す平面図である。
以下、本考案の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図3を用いて本考案の一実施例に係るスプーンを説明する。図1はスプーンの平面図、図2は図1の正面図、図3は図1のA-Aの端面図である。
図1乃至図3において、1はプラスチック、陶器、金属、木材などの材質で形成された穴あきのスプーンであり、この内、2は手で持つ柄部、3は柄部2の先端に設けられた掬い部である。掬い部3には柄部2側の下に1または複数の穴が形成されている。この実施例では、1個の楕円形の穴が形成されている。
次に、図4乃至図7を参照して上記した穴あきのスプーン1の使用方法を説明する。
図4に示す如く、具10と液体11の入った鍋または容器12にスプーン1の掬い部3を入れ具10と液体11を掬い、図5に示す如く、そのまま上に上げると、掬い部3の液体11が穴4から零れ落ち、具10が掬い部3の先端付近と底面および側面に表面張力によりくっつく。
図6に示す如く、スプーン1を掬い部3が上方で柄部2を下方に傾けると掬い部3の液体11は穴4の向きに流れ出る。穴4のサイズにより掬い部3の液体が多いときは液体11が一気に抜けずに溜まるようになっている。掬い部3の底面は平坦で液体が流れやすく、壁5は液体の逆流を防止し、穴4は液体が流れる方向にあり掬い部3の底面と側面に接しているため液体の流れが停滞せずに排出される。掬い部3の側面と側面の幅は壁5の方向に狭まっているので、具10が移動しにくく穴4が塞がりにくい。
図7に示す如く、スプーン1の掬い部3に具10が残り液体を出し切る。掬い部3の底面は先端から壁5の方向に長尺のため、液体が樋のように底面に伝わり、具10に纏わり付いている液体が流れに誘引され落ち切るまで流れが継続する。
掬い部3の穴の数は1個に限定されず、図6に示す如く、スプーンを掬い部が上方で柄部を下方に傾けて掬い部の液体が多いときは、一旦液体が溜まるように考慮し、複数個の穴の組み合わせとしても良い。図9のスプーンは他の図よりサイズが大きく、スプーンのサイズが小さいほど穴の数が少ない方が望ましい(図8乃至図9のスプーン参照)。
本考案は、食事で使用するスプーンや料理を取り分けるスプーンの掬い部に適用可能である。
1 スプーン
2 柄部
3 掬い部
4 穴
5 壁
10 具
11 液体
12 鍋や容器

Claims (3)

  1. 柄部の先端に掬い部を設けたスプーンであり、掬い部の柄部側は掬い部の底面に対し起立した壁の形状を持ち、壁の底面側に穴を設けたことを、特徴とするスプーン。
  2. 穴は1つまたは複数個で、穴を1つ設けた場合は掬い部の底面と側面に接する位置、穴を複数個設けた場合は全ての穴が掬い部の底面に接し穴の並びの方向における両端の穴が掬い部の側面に接する位置にあることを、特徴とする請求項1記載のスプーン。
  3. 掬い部の先端は半ドーム型を伏せた形状で、掬い部の底面は平坦で先端から壁の方向に長尺であり、短尺側の幅は壁に向かい狭まる形状を、特徴とする請求項1または2記載のスプーン。
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