JP3236853U - 電気グリル - Google Patents

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雅博 三浦
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サンタ株式会社
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Abstract

【課題】卓上に載置して食品を調理するための電気グリルに関し、調理中に発生する電気ヒーターの熱によって周囲の壁面等のハウジングが高熱となって危険を及ぼすことを防止する、電気グリルを提供する。【解決手段】電気ヒーターを囲繞する側面壁5を備え、側面壁5は内部に空間6を形成した二重構造である。側面壁5の上面5Cは閉鎖され、下面は外開口7されており、外気と通気可能な隙間を有する。側面壁5の上部に通気口8を有する。【選択図】図3

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 開催日 2021年12月14日 開催場所 チムニー株式会社 建設部の建設部会 公開者 サンタ株式会社 発行日 2022年1月15日 刊行物 卓上電気ロースター ラビットシリーズパンフレット 公開者 サンタ株式会社 展示日 2022年1月19日、20日 展示会名 ミートフードEXPO 焼肉ビジネスフェア2022 公開者 サンタ株式会社 ウェブサイトの掲載日 2022年1月20日 ウェブサイトのアドレス https://no1-santa.com https://no1-santa.com/products/takujo_denki.html 公開者 サンタ株式会社
本考案は、卓上に載置して食品を調理するための電気グリルに関し、特に、調理中に発生する電気ヒーターの熱によって周囲の壁面等のハウジングが高熱となって危険を及ぼすことを防止する電気グリルに関するものである。
グリルのうち、一般的な電気グリルは、所定のハウジングに電気ヒーターを内蔵させて、その上に用途に応じて焼板や網等を載置した基本構成を備える機器である。
また、前記ハウジングの一側には前記電気ヒーターに電源を供給すると共に、温度調節用コントローラーを備える。しかし、上記のような電気グリルは、フライパンに肉類や魚介類などを焼く時に発生する臭いや煙が、所定の空間に残留することになり、使用者等の目や鼻を刺激するという問題点が指摘されている。
そこで、排気装置による煙や臭い等の強制排気とは別に、電気グリルの空気カーテンで外部への流出を完全に遮断すると同時に、空気循環構造として自体的に循環させて除去する方法、或いはグリル内部に均一な空気の流動サイクルが形成された空気循環システム等の開発が行われている。
特開2004-033743号公報 特開2007―289649号公報
電気ヒーターの特徴としては、加熱に際して、ガスのような炎の立ち上がりや不完全燃焼が無く、火災や危害等の危険性が低い。熱源が電気なので、器具自体の移動・持ち運びが容易でガス設備のない場所、又は使用できない場所でも利用が可能である。電気ヒーターから伝導熱で焼板や網を加熱するため焼けムラが少なく良好な焼き具合が実現できる。さらに焼板や網上に調理用鍋を載置して使用できるので、焼き物以外の煮込み・蒸し料理等多彩なメニューを提供できる。このように、1台の電気グリルで様々な調理方法が実現可能なので、業務用としても最良である。
しかし、高温となる電気ヒーター又は焼板等から、周囲のハウジングに熱が移動することによって、側面壁や本体が高温となり易い。調理中や食事中に、使用者がハウジングのこの高温となった部分に触れて火傷する危険がある。そのため、使用上の注意を促すのみでなく、安全のため器具に何らかの対応が望まれている。
本考案は斯かる危険に着目して、電気ヒーター又は焼板等から発生する熱が周囲の壁面等のハウジングに移動して高熱となって危険を及ぼすことを防止する電気グリルを提供するものである。
本考案の電気グリルは、電気ヒーターを囲繞する側面壁を備え、側面壁は内部に空間を形成した二重構造であり、上面は閉鎖され、下面は開口されており、側面壁の上部に通気口を有することを特徴とするものである。
請求項2の考案の電気グリルは、請求項1に記載の考案において、側面壁の下面は外気と通気可能な隙間を有することを特徴とするものである。
請求項3の考案の電気グリルは、請求項1又は2に記載の考案において、通気口は側面壁の内壁に設けられていることを特徴とするものである。
本考案は、電気ヒーターを囲繞する側面壁を備え、側面壁は内部に空間を形成した二重構造であり、上面は閉鎖され、下面は開口されており、側面壁の上部に通気口を有する構成となっている。下面の開口と側面壁の上部の通気口があることによって、二重構造の空間を空気が流れ、側面壁を冷やすことができる。さらに、二重構造の空間内において、側面壁の熱で暖められた空気は上昇して通気口から排出されると、下面の開口から低温の空気が取り込まれることが繰り返されることになるので、二重構造の空間に外気が流入され続ける作用を奏する。
したがって、電気ヒーター又は焼板等から発生する熱によって高温となった側面壁を冷やし続けることができるので、側面壁の高温化が抑制され、使用者が安全に調理及び食事を行うことができるという効果を発揮する。
通気口は側面壁の内壁に設けると、暖められた外気が調理による煙や油煙等を包み込むようにエアーカーテンと成って上昇するため、煙や油煙等の拡散を防止する作用効果を奏する。
本考案の一実施形態を示す電気グリルの斜視図 図1の電気グリルの平面図 図2のa-a断面線におけるハウジングの概略断面図 テーブルの下方から吸引排気する場合の本考案の別の実施形態を示す電気グリルの使用状態図 テーブルの下方から吸引排気する場合のハウジングの断面概略図
本考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、電気グリル1は、ハウジング2に内蔵する電気ヒーターを備え、その用途に応じて電気ヒーター上に焼板3を載置し、肉類・魚貝類・野菜などを焼板3で焼く調理を行ったり、或いは、焼板3上にさらに調理用鍋を載置し鍋料理や蒸し料理を行ったりできる。さらに、前記電気ヒーターに電気を供給すると共に、スイッチ等を備える電源ボックス4が設けられている。
ハウジング2を形成する周囲の側面壁5は、図1及び図3に示すように、内壁5Aと外壁5Bとで二重に構成し、内壁5Aと外壁5Bとの間に所定の空間6が形成されている。
内壁5Aと外壁5Bの上端においては、上面5Cで閉鎖されており、内壁5Aと外壁5Bの下端においては、開口7が形成されている下面5Dが設けられている。下面5Dは、ハウジング2の四隅に下設した脚9よりも上方に位置するため、設置面との間に空隙が生じ、破線矢印Aに示すように外気が下面の開口7から空間6に流入できるようになっている。
また、側面壁5の上部に通気口8が設けてあり、図3の実施態様では、側面壁5には内壁5Aの上部に設けられている。空間6で熱せられた空気は破線矢印Bに示すように通気口8から外へ排出できるようになっている。
したがって、下面の開口7と側面壁5の内壁5Aの上部の通気口8があることによって、二重構造の空間6を空気が流れ、側面壁5を冷やすことができる。さらに、二重構造の空間6内において、側面壁5の熱で暖められた空気は上昇して通気口8から空間6の外へ排出されると、下面の開口7から低温の空気が取り込まれることになるので、二重構造の空間6に外気が流入し続ける作用を奏する。
さらに、側面壁5の内壁5Aに設けた通気口8からは、暖められて排出した外気が調理による煙や油煙等を包み込むようにエアーカーテンと成って上昇するため煙や油煙等の拡散を防止する作用をも奏する。
業務用の電気グリルにおいて、上方に個別の吸引排気装置を設置してある場合が多い。電気グリル1は、このような俗称上引き排気装置との協働による、強制的な吸引排気を行うことにより、二重構造の空間6に流入排気する空気の速度が高くなる。そのため、側面壁5の高温化が抑制される作用と、エアーカーテンによる煙や油煙等の拡散を防止する作用とがより向上する。
テーブルの下方から吸引排気する場合でも、煙や油煙等に加えて外気を通気口8から吸引し、開口7から排出できるようになっている。このような場合でも、二重構造の空間6に流入排気する空気の速度が高くなるので、側面壁5の高温化がより抑制される作用が実現できる。
このような俗称下引き排気装置との協働については、例えば、図4のようにテーブル11上に電気グリルの嵌め込み枠12を設け、その嵌め込み枠12に電気グリル10を設置すれば、テーブル11の下方から吸引排気する場合にも対応可能である。
このような俗称下引き排気装置との協働した場合の空気の流れについて、図5を用いて説明する。破線矢印Cに示すように外気が側面壁5の上部の通気口8から空間6に流入できるようになっている。空間6で熱せられた空気は破線矢印Dに示すように下面の開口7からから空間6の外へ排出できるようになっている。
このように、既存の個別の排気装置が上引きタイプであっても、下引きタイプであっても、本発明の側面壁5の高温化がより抑制される作用が得られるようになっている。
電気ヒーターは、ニクロム線が金属パイプで包まれた構造のシーズヒーターが加熱エレメントとして最適で、電源ボックス4と一体化してハウジング2の中間部に適宜手段で架設して支持される。
焼板3は、当該加熱エレメントの上面に直接載置するか、または接した状態となっている。焼板3は、電気ヒーターによって下方から支持されており、側壁面とは直接接していない位置とすることができる。これにより、電気ヒーター又は焼板3等から発生する熱が直接ハウジング2に伝導しないようにすることができる。
上記電気ヒーター及び焼板3は側面壁5の中間部に位置し、その上部は空間になっているため、調理による煙や油煙等が側面壁5の上端から拡散する前に、側面壁5の内壁5Aに設けた通気口8から暖められて排出した外気で包み込むエアーカーテンを形成できる。
以上、本考案を一実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明したが、上記の実施形態に限定されるものではなく、考案の思想を逸脱することない範囲の他の実施の形態にも適用可能である。
上記実施形態では、例えば、図面では四角型の電気グリルで説明したが、これに限定されることはない。例えば、他の角型及び丸型の電気グリルでも同様の作用効果を有する。
上記実施形態では、電気ヒーター上に焼板3を載置した場合について説明したが、これに限定されることはない。電気ヒーター上に、例えば焼き網等を載置してもよい。
1 電気グリル
2 ハウジング
3 焼板
4 電源ボックス
5 側面壁
5A 内壁
5B 外壁
5C 上面
5D 下面
6 空間
7 開口
8 通気口
9 脚
10 電気グリル
11 テーブル
12 嵌め込み枠

Claims (3)

  1. 電気ヒーターを囲繞する側面壁を備え、
    側面壁は内部に空間を形成した二重構造であり、
    上面は閉鎖され、下面は開口されており、
    側面壁の上部に通気口を有することを特徴とする電気グリル。
  2. 側面壁の下面は外気と通気可能な隙間を有することを特徴とする請求項1に記載の電気グリル。
  3. 通気口は側面壁の内壁に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気グリル。
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