JP3236748U - ケーシングチューブ - Google Patents

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祐介 富江
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三喜工業株式会社
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Abstract

【課題】軽量化したケーシングチューブを提供する。【解決手段】ケーシングチューブ1は、場所打ち杭工法において孔壁保護に用いられ、一重管部2の少なくとも一端のジョイント部4、5同士を軸線方向に連結して地中に貫入されるものであり、一重管部2は、外径が600~1500mmの範囲にて、肉厚を15~22mmの範囲に設定した。また、ジョイント部の肉厚は、一重管部2の肉厚に対して1.2~1.7の比率の範囲に設定できる。連結される2本のケーシングチューブのジョイント部4、5が雌雄嵌合するように構成され、ジョイント部4、5には一重管部2の外径に応じてその周方向に等間隔にロックピン挿通用のロックピン孔を設けることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、場所打ち杭工法、特にオールケーシング工法など(マルチドリル施工及び低空頭場所杭打ち施工などへの適用の場合も含む。)において掘削した孔壁を保護するために使用されるケーシングチューブに関する。
場所打ち杭工法とは、現場において機械又は人力によって掘削した孔の中に鉄筋コンクリート杭体を築造する工法をいい、オールケーシング工法、リバースサーキュレーション工法、アースドリル工法及び深礎工法の4つの工法がある。
これらの工法のうち特にオールケーシング工法は、掘削装置を用いて地盤に鉛直方向に掘削する際、掘削孔内の周囲の地盤が崩落して当該掘削孔が埋めってしまうのを防ぐため、掘削装置の前進とともに掘削孔内に円筒状のケーシングチューブを挿入することが行われる。掘削孔が1本のケーシングの長さ以上の深さとなる場合には、複数のケーシングチューブを用意し、先行ケーシングチューブが掘削孔内に挿入される度に当該ケーシングチューブ後端(上端)のジョイント部に後行ケーシングチューブのジョイント部を突き合わせ又は嵌合させて軸線方向に順次連結される。そうして、所定の深さまで掘削した後、掘掘削孔内に鉄筋カゴを建て込み、ケーシングチューブを引き抜きながらコンクリートを打設し、杭体を築造する。
特開平8-2100073号公報
しかしながら、従来多用されているケーシングチューブは、その外径やこれが受ける土圧などにもよるが、通常中間の一重管部が25mmの肉厚を有し、両端のジョイント部の肉厚が45mm程度の高重量の円管であったため、コンクリート打設に伴いケーシングチューブを引き抜く際、杭打ち機がバランスを崩し、場合によっては杭打ち機自体が転倒する危険性があった。
本考案は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果なし得たものであり、軽量化したケーシングチューブを提供することを目的とする。
前記目的は、場所打ち杭工法において孔壁保護に用いられ、一重管部の少なくとも一端のジョイント部同士を軸線方向に連結して地中に貫入されるケーシングチューブであって、前記一重管部の外径が600~1500mmの範囲にて、当該一重管部の肉厚を15~22mmの範囲に設定したことを特徴とするケーシングチューブによって達成される。
前記ジョイント部の肉厚は、前記一重管部の肉厚に対して1.2~1.7の比率の範囲に設定できる。これにより、ジョイント部においても軽量化が図られる。また、前記ジョイント部は、連結される2本のケーシングチューブのジョイント部が雌雄嵌合するように構成されており、当該ジョイント部には前記幹部の外径に応じてその周方向に等間隔に8~12のロックピン挿通用のロックピン孔を設けることができる。これにより、複数本のケーシングチューブの軽量化とともにケーシングチューブ同士の連結又は分離を短時間で容易に行うことができる。また、前記ジョイント部は、前記一重管部よりも小さい内径を有することが好ましく、当該ジョイント部の開口方向中間領域から前記一重管部側の端部に向けて連続的に拡径するように形成された傾斜面を内周面に備えていることがより好ましい。
本考案によれば、ケーシングチューブ一重管部の肉厚を所定の外径の範囲で一定の薄肉に設定することとしたので、ケーシングチューブ及びその連結体の軽量化が図られ、これによりコンクリート打設に伴いケーシングチューブを引き抜く際、掘削機がバランスを崩し転倒するのを防止できる。また、ケーシングチューブの軽量化により、1回の輸送量を増すことができるため、輸送コストの削減が図られる。
本考案のケーシングチューブの一実施形態を示す断面図である。 本考案のケーシングチューブ2本を連結した際のジョイント部を示す断面図である。 図2に示すジョイント部に用いられるロック締結具の一例を示す断面図である。
以下、図1及び図2を参照しながら、本考案のケーシングチューブの一実施形態について詳細に説明する。但し、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本考案の主題を逸脱しない範囲で本考案に含まれるものとする。
図1は、本考案のケーシングチューブの一実施形態を示す断面図である。この図に示すように、本実施形態のケーシングチューブ1は、一重管部2と、その一端に固定されるメスジョイント部4と、他端に固定されるオスジョイント部5とからなる。なお、以下では、両端にメスジョイント部4及びオスジョイント部5を有するケーシングチューブ1について説明するが、本考案は最初に掘削孔に挿入されるファーストチューブや孔底側の一端にカッティングエッジが取り付けられているケーシングチューブのように一端のみにジョイント部4(又は5)を備えるものにも適用可能である。
一重管部2は、築造される杭体(不図示)の杭径の設計値などによって種々の外径のものが使用されるが、本考案においては、その外径Dが600~1500mmの範囲とされる。通常この外径の範囲で使用されるケーシングチューブの外径としては、780、980、1180及び1480mm(呼称径800、1000、1200及び1500)などが挙げられる。その長さについては特に制限はなく、計画される杭体の全長や使用可能な作業ヤードの広さなどを考慮して、例えば1m、2m、3m、・・・、6mなどに適宜設定できる。
一重管部2の肉厚(T1)は、前記外径の範囲において15~22mmの範囲(例えば19mm)で一定とされる。この肉厚の範囲は、水平方向の回転力及び鉛直方向の引き抜き力などを考慮した強度解析によって求めたものである。
メスジョイント部4は、一重管部2よりも小さい内径を有し、その一端の開口端部が周方向に軸線方向所定の幅で拡径され薄肉に形成され、他端が全周を溶接により形成された溶接部6を介して一重管部2に固定されている。メスジョイント部4の一重管部2側の端部の肉厚(T2)は、前記一重管部2のそれ(T1)に対して1.2~1.7の比率の範囲に設定するのが好ましい。なお、図1及び図2では、簡便に一重管部2の内径側にのみ溶接部6を表しているが、これに限定されず、内外より突き合わせ溶接を行うことなどでもよい。
また、オスジョイント部5は、一重管部2よりも小さい内径を有し、その一端の外径側が軸線方向所定の幅で周方向に縮径され薄肉に形成され、他端が全周を溶接により形成された溶接部6を介して一重管部2に固定されている。オスジョイント部5の一重管部2側の端部の肉厚(T2)もまたメスジョイント部4と同様に、前記一重管部2のそれ(T1)に対して1.2~1.7の比率の範囲に設定するのが好ましい。なお、図1及び図2では、簡便に一重管部2の内径側にのみ溶接部6を表しているが、これに限定されず、内外より突き合わせ溶接を行うことなどでもよい。
図2は、本考案の別の実施形態のケーシングチューブ2本について、一方のケーシングチューブ1におけるメスジョイント部4と他方のケーシングチューブ1におけるオスジョイント部5とを連結したジョイント部3の断面図を示している。この図に示すように、2本のうちの一方のケーシングチューブ1に他方のケーシングチューブ1を連結する場合、前者のメスジョイント部4又はオスジョイント部5がそれぞれ、後者のオスジョイント部5又はメスジョイント部4に雌雄嵌合され、ジョイント部3が形成される。
図2において、一方のケーシングチューブ1のメスジョイント部4は、その開口方向中間領域から一重管部2側の端部に向けて連続的に拡径するように形成された傾斜面4cを内周面に備えている。メスジョイント部4がこのような傾斜面を内周面に備え、この傾斜面の傾斜に合わせて一重管部2との溶接部6を設け段差を生じないようにすることで、ケーシングチューブ1内におけるアタッチメントなどの装置の通過の際に内側に張り出したメスジョイント部4が支障にならない利点がある。なお、本実施形態のようにメスジョイント部4の内周面に傾斜面を設ける場合、メスジョイント部4の肉厚(T2)は、この傾斜面を含まない中間領域の最大肉厚を指すものとする。また、メスジョイント部4は、一重管部2の端部に対し、当該一重管部2の内外において突き合わせ溶接によって固定されている(溶接部6,6)。
また、図2において、他方のケーシングチューブ1のオスジョイント部5もまた、その開口方向中間領域から一重管部2側の端部に向けて連続的に拡径するように形成された傾斜面5cを内周面に備えている。オスジョイント部5もこのような傾斜面を内周面に備え、この傾斜面の傾斜に合わせて一重管部2との溶接部6を設け段差を生じないようにすることで、メスジョイント部4の場合と同様に、ケーシング内におけるアタッチメントなどの装置の通過の際に支障にならない利点がある。なお、本実施形態のようにオスジョイント部5の内周面に傾斜面を設ける場合、オスジョイント部5の肉厚(T2)は、この傾斜面を含まない中間領域の最大肉厚を指すものとする。また、オスジョイント部5は、一重管部2の端部に対し、これらの内外において突き合わせ溶接によって固定されている(溶接部6,6)。
メスジョイント部4とオスジョイント部5とを嵌合し、それぞれの薄肉部分が重なった部分の合計肉厚は、前記T2に略同等とし、ジョイント部3全体として肉厚(T2)は一重管部2の肉厚(T1)に対して1.2~1.7の比率の範囲に設定するのが好ましい。
ジョイント部3において、前記したメスジョイント部4とオスジョイント部5の薄肉部分には、図2に示すように、周方向に等間隔にロックピン10を取り付け可能なロックピン孔(4a、5a)がそれぞれ周方向に等間隔に複数設けられている。そして、図2に示すようにケーシングチューブ1,1を連結した場合、メスジョイント部4及びオスジョイント部5のそれぞれのロックピン孔(4a、5a)はその位置が合致するようになっている。その状態で、ロックピン孔(4a、5a)の内周面は、厚さ方向に連続するテーパー状に形成されている。なお、メスジョイント部4及びオスジョイント部5の各ロックピン孔(4a、5a)の位置を容易に合致させるよう、一方のジョイント部(4又は5)の内周面にその軸線方向に平行に少なくとも1つの回り止め用の突起又は突条を設け、他方のジョイント部(5又は4)の内周面に当該回り止め用の突起などがちょうど嵌り込む凹部又は凹溝を設けることができる。
メスジョイント部4とオスジョイント部5の薄肉部分の周方向に等間隔に設けられるロックピン孔(4a、5a)の数は、一重管部2の外径に応じて8~12設けるのが好ましい。例えば、ロックピン孔(4a、5a)の数は、以下のように設定できる。
一重管部2の外径が780mm又は980mmの場合、8
一重管部2の外径が1180mmの場合、10
一重管部2の外径が1480mmの場合、12
オスジョイント部5におけるテーパー状のロックピン孔5aにはそれぞれ、図3に例示するように、小径側の開口に座繰り孔5bが設けられている。この座繰り孔5bにロックピンナット11が組み込まれている。ロックピンナット11の外周と座繰り孔5bの外側の外周とは溶接により固定されている(溶接部13)。ロックピンナット11の中央部には、厚さ方向に貫通しその内周面に雌ねじ部12が形成された貫通孔が設けられている。
ロックピン10は、図3に示すように、ロックピン10は、環状本体14と、取付ボルト15と、抜止め用リング17から主に構成される。環状本体14は、メスジョイント部4及びオスジョイント部5のテーパー状のロックピン孔4a、5aにちょうど収まるように外周がテーパー状に形成されている。取付ボルト15は、環状本体14の軸心に同心に設けられたボルト受け入れ孔14cに組み込まれるようになっている。取付ボルト15の外周には雄ネジ部15aが形成されており、これがロックピンナット11の前記した貫通孔の雌ネジ部12に螺合するようになっている。また取付けボルト15は、頭部16を備え、その天面には取付ボルト15の軸心と中心を同じくする係合孔16aが設けられ、頭部16の下端側には鍔部16bが全周に亘り張り出すように設けられている。この鍔部16bは、環状本体14の2段座繰り孔14bに収まり、鍔部16bの上から抜止め用リング17が1段座繰り孔14aにはめ込まれる。抜止め用リング17は、その上端外周が環状本体14の上端部と溶接(溶接部18)により固定されている。これにより、取付ボルト15は抜け落ちることなく、回転可能とされている。
連結するケーシングチューブ1同士をこれらのジョイント部を雌雄嵌合させて、ロックピン孔(4a、5a)をそれぞれ合わせ、それぞれのロックピン孔(4a、5a)にロックピン10を取り付け、それぞれの取り付けボルト15の頭部16における係合孔16aに所定の工具を差し込んで取付ボルト15を回転させロックピンナット11に螺合することで、メスジョイント部4及びオスジョイント部5が固定され、これらのケーシングチューブ1、1を連結することができる。
以上説明したように、本考案によれば、ケーシングチューブの一重管部及びジョイント部をそれぞれ従来品よりも肉薄としたことで、幾つかメリットが得られ、又は期待できる。以下、このメリットについて説明する。
(1)ケーシングチューブの軽量化
例えば、一重管部の肉厚25mm、ジョイント部の肉厚45mm、外径1000mmの従来のケーシングチューブは、全長2mにて重量が1540kgであるのに対し、本考案における例えば一重管部の肉厚19mm、ジョイント部の肉厚25mmの同じ外径及び全長のケーシングチューブは、重量940kgであり、600kg(重量比約40%)の軽量化が図れる。また、外径1000mmで連結長22mのケーシングチューブ連結体においても、従来品が17.4tであるのに対し、本考案のケーシングチューブは10.4tであり、7tの軽量化が図られる。これにより、杭打ち機の負担が軽減される。これによりコンクリート打設に伴うケーシングチューブ引き抜き工程において、掘削機がバランスを崩し難くなることが期待できる。
(2)転倒事故防止(安定度)
車両系建設機械構造規格第3条(安定度)では、「くい打ち機及びくい抜機は作業時における当該建設機械の安定に関し最も不利となる状態において、水平かつ堅固な面の上で、5度まで傾けても転倒しない前後及び左右の安定度を有するものでなければならない。」と規定されている。また、日本車輛製造社の安定度の基準では、「杭吊り旋回作業時9度以上、走行状態時9度以上」と定められている。
日本車輛製造社の計算システムを用い、同一のアースドリル機を用いることとし同一条件で地表面(GL)上5.8mの位置で、同サイズの従来のケーシングチューブと本考案のケーシングチューブとをそれぞれ連結し、遠心力が働かない程度で旋回させた場合の前方安全度を求めたところ、前者が8.2度であるのに対し、後者は9.6度との結果が得られた。この結果から、本考案のケーシングチューブは法定安定度及び日本車輛製造社の基準の双方を満たす高い安定度を示しており、本考案のケーシングチューブを用いる場合の方が、従来品を用いる場合と比較してより安定した走行が可能であり、またより転倒事故を防止できることが明らかとなった。
(3)掘削深度
ケーシングチューブを軽量化したことにより、掘削孔の掘削深度をさらに深くすることができる。例えば、地中障害物撤去MRT工法における従来のケーシングチューブの最大連結長は22mであり、重量換算すれば、理論上、本考案のケーシングチューブの場合、連結長を34mまで伸ばすことが可能である。
(4)ファーストチューブの食い込み(貫入)性
本考案のケーシングチューブは、ファーストチューブとしても使用可能であり、薄肉化により地中への食い込み(貫入)性の向上だけでなく、同じ外形であっても内径が従来品よりも大きいため、単位長さ当たりの掘削量の増加が期待できる。
(5)ケーシングチューブ内の装置の通過に支障が生じない
すでに述べたように本考案のケーシングチューブは、ジョイント部の内周面に傾斜面を設けることが好ましい。これにより、一重管部との間で段差がなくなり、掘削孔内に設けたケーシングチューブ内をアタッチメントなどの装置を上下動させる際に引っかかることがない。
(6)ロックピン孔数低減
本考案のケーシングチューブのロックピン孔数は8であり、同じ外径1000mmの従来のケーシングチューブのロックピン孔数14よりも少なくでき、それにより強度的な問題は生じない。これにより、ロックピンの取付け取り外し時間の削減(約6割の時間短縮)が可能となる。
(7)輸送コストの低減
外径1000mm、全長2mの従来のケーシングチューブは大型トラック(最大積載荷重13.8t)で輸送する場合、8本までしか積載できなかったが(積載荷重12.3t)、本考案のケーシングチューブの場合、14本まで積載可能である(積載荷重13.2t)。これにより、輸送トラック台数の低減、さらに輸送コストの削減が可能となる。
1 ケーシングチューブ
2 一重管部
3 ジョイント部
4 メスジョイント部
4a (テーパー状)ロックピン孔
4c 傾斜面
5 オスジョイント部
5a (テーパー状)ロックピン孔
5b 座繰り孔
5c 傾斜面
6 溶接部
10 ロックピン
11 ロックピンナット
12 メスネジ部
13 溶接部
14 環状本体
14a 1段座繰り孔
14b 2段座繰り孔
14c ボルト受け入れ孔
14d テーパー面
15 取付ボルト(オスネジ部)
16 頭部
16a 係合孔
16b 鍔部
17 抜止め用リング
18 溶接部

Claims (5)

  1. 場所打ち杭工法において孔壁保護に用いられ、一重管部の少なくとも一端のジョイント部同士を軸線方向に連結して地中に貫入されるケーシングチューブであって、
    前記一重管部の外径が600~1500mmの範囲にて、当該一重管部の肉厚を15~22mmの範囲に設定したことを特徴とするケーシングチューブ。
  2. 前記ジョイント部の肉厚は、前記一重管部の肉厚に対して1.2~1.7の比率の範囲にある請求項1に記載のケーシングチューブ。
  3. 前記ジョイント部は、連結される2本のケーシングチューブのオスジョイント部とメスジョイント部とが雌雄嵌合するように構成されており、嵌合部分には前記一重管部の外径に応じてその周方向に等間隔に8~12のロックピン取付用のロックピン孔が設けられている請求項1又は2に記載のケーシングチューブ。
  4. 前記ジョイント部は、前記一重管部よりも小さい内径を有している請求項1~3のいずれか1項に記載のケーシングチューブ。
  5. 前記ジョイント部は、その開口方向中間領域から前記一重管部側の端部に向けて連続的に拡径するように形成された傾斜面を内周面に備えている請求項4に記載のケーシングチューブ。

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