JP3236317U - 原料肉塊処理装置 - Google Patents

原料肉塊処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3236317U
JP3236317U JP2021004746U JP2021004746U JP3236317U JP 3236317 U JP3236317 U JP 3236317U JP 2021004746 U JP2021004746 U JP 2021004746U JP 2021004746 U JP2021004746 U JP 2021004746U JP 3236317 U JP3236317 U JP 3236317U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
liquid
injection
drive cylinder
meat mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021004746U
Other languages
English (en)
Inventor
要一 手塚
Original Assignee
要一 手塚
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 要一 手塚 filed Critical 要一 手塚
Priority to JP2021004746U priority Critical patent/JP3236317U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3236317U publication Critical patent/JP3236317U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

【課題】1個のヘッダ内を複数の給液室に仕切った場合であっても、簡単に、各給液室に均等量の食品注入液を供給できる原料肉塊処理装置を提供する。【解決手段】原料肉塊に食品注入液を注入するための注入ヘッドと、該注入ヘッドに該食品注入液を供給するための液ポンプ3と、を備えた原料肉塊処理装置において、該注入ヘッドを、複数の給液室に仕切られているものとし、液ポンプ3を、少なくとも2つのポンプ用シリンダ10A,10Bと、1つの駆動用シリンダ11と、を有するものとし、駆動用シリンダ11は、ポンプ用シリンダ10A,10B間に配設し、ポンプ用シリンダ10A,10B及び駆動用シリンダ11を、直列に配設し、ポンプ用シリンダ10A,10B及び駆動用シリンダ11のピストンロッドは、1本の貫通ロッド12として構成し、ポンプ用シリンダ10A,10Bは、各々別個の該給液室に連通させる様にする。【選択図】図3

Description

本考案は、原料肉塊処理装置に関し、より詳細には、液ポンプを備える原料肉塊処理装置に関する。
ハム、ソーセージ、ベーコン等の製品では、製品全体にわたり、均一な味であることが求められている。そこで、従来、原料肉塊の注入用インジェクタを用いて、前記製品の原料である、豚肉、牛肉、家禽肉等の原料肉塊に、所定量のピックル液や調味料を注入している。
このインジェクタでは、送りコンベヤ(ベルトコンベヤ)の上方に多数の注入針を有する注入ヘッダを配設し、前記コンベヤで順次送られてくる原料肉が前記注入ヘッダの真下に到達したときに、該コンベヤを一時停止させるとともに、前記注入ヘッダを急降下させて前記注入針を前記原料肉に刺し込み前記ピックル液を注入している。
近年、送りコンベヤ上に、複数の原料肉塊を並列に載置して搬送し、各原料肉に同時に注入針を打ち込んでいる。このインジェクタは、1個のヘッダの下面に複数の注入針を設けるとともに、1台の液ポンプにより該ヘッダに食品注入液を供給している(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009-189322号公報
しかしながら、従来のインジェクタは、1台の液ポンプにより該ヘッダに食品注入液を供給している故に、各原料肉の硬さ等が異なると、均等に食品注入液を注入できなくなり、均一な製品を得ることが困難となる。一方、1個のヘッダ内を複数の給液室に仕切り、各給液室に連通する注入針を設け、各給液室に対応する複数の液ポンプを設けることも考えられるが、この場合、液ポンプの数だけ駆動源が配設する必要があり、各液ポンプの設置に必要なスペースが大きくなるとともに、各液ポンプから均等に食品注入液を供給できるように制御するのは、困難となる。
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、1個のヘッダ内を複数の給液室に仕切った場合であっても、簡単に、各給液室に均等量の食品注入液を供給できる原料肉塊処理装置を提供することを目的とする。
本考案は、原料肉塊に食品注入液を注入するための注入ヘッドと、該注入ヘッドに該食品注入液を供給するための液ポンプと、を備えた原料肉塊処理装置であって、該注入ヘッドは、複数の給液室に仕切られており、該液ポンプは、少なくとも2つのポンプ用シリンダと、1つの駆動用シリンダと、を有しており、該駆動用シリンダは、該ポンプ用シリンダ間に配設されており、該ポンプ用シリンダ及び該駆動用シリンダは、直列に配設され、該ポンプ用シリンダ及び該駆動用シリンダのピストンロッドは、1本の貫通ロッドとして構成され、該ポンプ用シリンダは、各々別個の該給液室に連通していることを特徴とする原料肉塊処理装置である。
尚、本考案は、前記駆動用シリンダを、前記貫通ロッドに固定されたピストンを有するものとし、該ピストンが、該駆動用シリンダを、2つの室に仕切るものとし、該2つの室を、切替弁を介して、ポンプと、排液タンクと、に接続することが可能である。
本考案は、注入ヘッドに該食品注入液を供給するための液ポンプに、少なくとも2つのポンプ用シリンダと、1つの駆動用シリンダと、設け、該駆動用シリンダを、該ポンプ用シリンダとの間に配設し、該ポンプ用シリンダ及び該駆動用シリンダは、直列に配設されると共に該ポンプ用シリンダ及び該駆動用シリンダのピストンロッドは、一本の貫通ロッドにより構成するものとしたため、簡単に、各給液室に均等量の食品注入液を供給することが可能である。
本考案の実施形態の正面略図である。 本考案の実施形態の平面略図である。 本考案の実施形態における液ポンプの回路図である。 本考案の実施形態におけるポンプ用シリンダの部分断面略図である。
本考案の実施形態を図1乃至図4に基づき説明する。先ず、本実施形態の原料肉塊処理装置1の構成について説明する。原料肉塊処理装置1は、本実施形態においては、原料肉塊Mの注入用インジェクタであり、注入ヘッド2(注入ヘッダともいう)と、液ポンプ3と、を備えており、本実施形態においては、機枠4及び機枠4の上部に設けられ、原料肉塊Mを搬送するための搬送用コンベア5を更に備えている。
注入ヘッド2は、機枠4上に設けられており、その底面側に複数の注入針6aからなる注入針群6が配設されていると共に注入針群6が透孔に挿入された押板7が設けられている。注入針群6は、原料肉塊Mに刺し込み可能に設けられており、注入ヘッド2に供給されたピックル液等の食品注入液を原料肉塊Mに注入するために設けられ、押板7は、その際に原料肉塊Mを押さえるために設けられている。
又、注入ヘッド2は、機枠4より起立する、伸縮自在な支持管8によって支持されており、その内部は、複数の給液室9に仕切られている。本実施形態において、給液室9は、搬送用コンベア5で搬送される原料肉塊Mの列数に応じて、少なくとも2つ設けられる。本実施形態においては、給液室9は、2つ(以下、一方を給液室9Aと、他方を給液室9Bと表記する)設けられており、給液室9Aと給液室9Bは、同一に形成されている。
液ポンプ3は、注入ヘッド4に、前記食品注入液を送出するために設けられ、本実施形態においては、機枠4の近傍に設けられている。液ポンプ3は、少なくとも2つのポンプ用シリンダ10(以下、一方をポンプ用シリンダ10Aと、他方をポンプ用シリンダ10Bと表記する)と、1つの駆動用シリンダ11を有している。ポンプ用シリンダ10は、給液室9の数に応じて適宜な数で設けられ、駆動用シリンダ11は、ポンプ用シリンダ10Aとポンプ用シリンダ10Bとの間に設けられており、各ポンプ用シリンダ10と駆動用シリンダ11とは、直列に配設されている。尚、液ポンプ3を、原料肉塊処理装置1の何れかの箇所に設けるかは、適宜選択可能であり、例えば、機枠4内に設けてもよい。
又、各ポンプ用シリンダ10及び駆動用シリンダ11のピストンロッドは、1本の貫通ロッド12として構成されており、本実施形態においては、貫通ロッド12は、駆動用シリンダ11の軸心を貫通し、各ポンプ用シリンダ10の軸心上を通るピストンロッドとなっている。尚、貫通ロッド12を、ポンプ用シリンダ10の数に応じて、ポンプ用シリンダ10の軸心を貫通するものとすることも可能である。
駆動用シリンダ11は、貫通ロッド12に固定されたピストン13と、ピストン13によって仕切られた2つの室14(以下、一方を室14A、他方を室14Bと表記する)を有している。各室14には、給排パイプ15又は給排パイプ16が接続されており、給排パイプ15,16には、切替弁17を介してポンプ18及び排液タンク19に連結されている。尚、駆動シリンダ11に接続される回路上には、この外に、作動液タンク20、可変絞り弁21、切替弁22、切替弁23、絞り24及び絞り25等が適宜設けられる。
ポンプ用シリンダ10は、貫通ロッド12に固定されたピストン26を有している。又、ポンプ用シリンダ10は、両端部の一方側に、一対の逆止弁27が、他方側に、一対の逆止弁28が各々設けられている。
逆止弁27は、ポンプ用シリンダ10内への逆流を防止するために設けられており、連結管29を介して、給液室9に連結されている。各ポンプ用シリンダ10は、各々別の給液室9に接続されており、本実施形態においては、ポンプ用シリンダ10Aは、連結管29Aを介して給液室9Aと、ポンプ用シリンダ10Bは、連結管29Bを介して給液室9Bと、接続されている。
逆止弁28は、ポンプ用シリンダ10からの逆流を防止するために設けられており、連結管30を介して共通管31と連結され、共通管31は、食品注入液タンク32に連通している。
次に、本実施形態の原料肉塊処理装置1の作動について説明する。搬送用コンベア5に並列に2本の原料肉塊Mを載置すると、搬送用コンベア5は、原料肉塊Mを、下流方向A1へと搬送し、原料肉塊Mが注入針群6の真下に到達すると一旦停止する。その後、注入ヘッド2が急降下し、注入針6aの先端部分が押板7の透孔にガイドされながら原料肉塊Mに刺し込まれる食品注入液が原料肉塊Mに注入されることとなる。
この際、切替弁17,22,23を適宜に切り替え、駆動用シリンダ11の一方の室14、例えば、室14A、にポンプ18から作動液タンク20内の作動液が供給され、他方の室14、例えば、室14Bからは、作動液が排液タンク19へと排出される。これによって、貫通ロッド12は、矢印A2方向へと引っ張られ、ポンプ用シリンダ10のピストン26も矢印A2方向へと摺動する。
ピストン26が摺動すると、各ポンプ用シリンダ10内の前記食品注入液は、逆止弁27及び連結管29を介して、各ポンプ用シリンダ10と接続されている注入ヘッド2の各給液室9へと圧送されると共に各ポンプ用シリンダ10内に、逆止弁28、連結管30及び共通管31を介して、新たな食品注入液が、食品注入液タンク32から吸引される。
原料肉塊Mへの食品注入液の注入が完了すると、注入ヘッド2が上昇し、注入針6aが原料肉塊Mから抜けると共に注入ヘッド2が元の位置へと戻る。そうすると、搬送用コンベア5が原料肉塊Mを搬送し、原料肉塊Mを次の注入位置へ移動させ、前述の要領で食品注入液の注入が行われる。
この際、切替弁17,22,23を適宜に切り替え、駆動用シリンダ11の他方の室14、例えば、室14B、にポンプ18から作動液が送られ、一方の室14Aからは、排液タンク19へと作動液が排出される。この様な工程を繰り返し行うことにより、原料肉塊Mの全長に亘って食品注入液の注入が行われる。
このため、本実施形態の原料肉塊処理装置1においては、1つの駆動用シリンダ11によって、複数のポンプ用シリンダ10を作動させることが可能であるので、簡単に各給液室7に均等の量の食品注入液を供給することが可能となる。
本考案を上記実施形態に基づき説明したが、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(1)ポンプ用シリンダ10の数は、給液室9の数に応じて、適宜選択可能であり。3以上であってもよく、その場合、ポンプ用シリンダ10は、駆動用シリンダ11が設けられている箇所を除いて、互いに直列して設けられ、隣接していることが望ましい。
(2)注入ヘッド2の数は、適宜選択可能であり、その場合、液ポンプ3を注入ヘッド2の数に応じて複数設けることが可能である。
1 原料肉塊処理装置 2 注入ヘッド 3 液ポンプ
4 機枠 5 搬送用コンベア 6 注入針群
6a 注入針 7 押板 8 支持管
9 給液室 10 ポンプ用シリンダ 11 駆動用シリンダ
12 貫通ロッド 13 ピストン 14 室
15 給排パイプ 16 給排パイプ 17 切替弁
18 ポンプ 19 排液タンク 20 作動液タンク
21 可変絞り弁 22 切替弁 23 切替弁
24 絞り 25 絞り 26 ピストン
27 逆止弁 28 逆止弁 29 連結管
30 連結管 31 共通管 32 食品注入液タンク
M 原料肉塊

Claims (2)

  1. 原料肉塊に食品注入液を注入するための注入ヘッドと、
    該注入ヘッドに該食品注入液を供給するための液ポンプと、を備えた原料肉塊処理装置であって、
    該注入ヘッドは、複数の給液室に仕切られており、
    該液ポンプは、少なくとも2つのポンプ用シリンダと、1つの駆動用シリンダと、を有しており、
    該駆動用シリンダは、該ポンプ用シリンダ間に配設されており、
    該ポンプ用シリンダ及び該駆動用シリンダは、直列に配設され、
    該ポンプ用シリンダ及び該駆動用シリンダのピストンロッドは、1本の貫通ロッドとして構成され、
    該ポンプ用シリンダは、各々別個の該給液室に連通していることを特徴とする原料肉塊処理装置。
  2. 前記駆動用シリンダは、前記貫通ロッドに固定されたピストンを有しており、
    該ピストンは、該駆動用シリンダを、2つの室に仕切っており、
    該2つの室は、切替弁を介して、ポンプと、排液タンクと、に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の原料肉塊処理装置。
JP2021004746U 2021-12-13 2021-12-13 原料肉塊処理装置 Active JP3236317U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021004746U JP3236317U (ja) 2021-12-13 2021-12-13 原料肉塊処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021004746U JP3236317U (ja) 2021-12-13 2021-12-13 原料肉塊処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3236317U true JP3236317U (ja) 2022-02-10

Family

ID=80159139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021004746U Active JP3236317U (ja) 2021-12-13 2021-12-13 原料肉塊処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3236317U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7302885B2 (en) Apparatus for injecting fluid into meat products
CN1725955B (zh) 用于将液体注入肉中的装置和方法
KR20110118662A (ko) 껍질 없는 기다란 육류 제품들을 생산하기 위한 기기 및 방법
JP3236317U (ja) 原料肉塊処理装置
US6386099B1 (en) Continuous high-speed pickle injector
JP3237014U (ja) 原料肉塊処理装置
JP5811490B2 (ja) 無針型液体注入装置及び方法
JP3205738U (ja) ピックル液注入用インジェクタ
US6454559B1 (en) Food patty-molding apparatus having mold plate with multiple rows of cavities
JP3236961U (ja) 原料肉塊処理装置
US2587024A (en) Apparatus for treating meat and the like
JP3236361U (ja) 原料肉塊処理装置
JP2002223693A (ja) 有針型ピックルインジェクター及びそれを用いたインジェクション方法
JP3194966U (ja) ピックル液注入用インジェクタ
KR101246002B1 (ko) 식품 주입액의 육괴주입용 인젝터
JP3186922U (ja) 原料肉の注入用インジェクタ
US9596864B2 (en) Massaging press roller
JP2012010618A (ja) ピックル液注入方法及びその装置
JP3636288B2 (ja) 連続高速処理ピックルインジェクター
US3661073A (en) Apparatus for curing meat
EP1240827B1 (en) Continuous pickle injector
TWI426869B (zh) 食品注入液之肉塊注入用注射器
JP5213930B2 (ja) ピックル液注入方法及びその装置
JP6049842B2 (ja) 原料肉塊の処理方法及びその装置
JP3240849U (ja) 原料肉塊の処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3236317

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150