JP3236961U - 原料肉塊処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不溶性成分が含まれる食品注入液を原料肉塊に注入するのにより好適な原料肉塊処理装置を提供する。【解決手段】原料肉塊に食品注入液を注入するための注入ヘッド2と、該食品注入液を貯留する食品注入液タンク5と、液ポンプ3と、を備えた原料肉塊処理装置1において、液ポンプ3を、ポンプ用シリンダと、駆動用シリンダと、を有するものとし、ポンプ用シリンダの上部で接続配管34を接続し、接続配管34を、供給管29を介して食品注入液タンク5と、排出管27を介して注入ヘッド3と接続し、食品注入液タンク5を、ポンプ用シリンダよりも高い位置に配置する。【選択図】図1

Description

本考案は、原料肉塊装置に関し、より詳細には、注入ヘッドを備える原料肉塊処理装置に関する。
ハム、ソーセージ、ベーコン等の製品では、製品全体にわたり、均一な味であることが求められている。そこで、従来、原料肉塊の注入用インジェクタを用いて、前記製品の原料である、豚肉、牛肉、家禽肉等の原料肉塊に、所定量のピックル液や調味液といった食品注入液を注入している。
この様なインジェクタでは、送りコンベヤ(ベルトコンベヤ)の上方に多数の注入針を有する注入ヘッドを配設し、前記コンベヤで順次送られてくる前記原料肉塊が前記注入ヘッドの真下に到達したときに、該コンベヤを一時停止させるとともに、該注入ヘッドを急降下させて該注入針を該原料肉塊に刺し込み前記食品注入液を注入している。該注入ヘッドへの該食品注入液の供給は、タンクに貯留された該ピックル液を液ポンプにより送液することで行っている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009-189322号公報
近年、原材料の高騰により、食品注入液にデンプンが添加される様になってきている。デンプンは、水に対して不溶性であるため始めは食品注入液中に分散していたとしても、次第に沈殿してしまうこととなる。その結果として、この様な、デンプンを含む食品注入液においては、時間と共にデンプンが沈殿し、デンプンの濃度の高い澱み部分と、デンプンの濃度の低い上澄み部分に自然に分離してしまうこととなる。
従来のインジェクタは、液ポンプが、ポンプ用シリンダと駆動用シリンダとを有しており、タンクからの供給配管が逆止弁を介して該ポンプ用シリンダの下部に接続されていたため、該液ポンプによって、比較的デンプンの量の少ない上澄み部分が優先的に吸引されていまい、デンプンが沈殿している澱みの部分が、吸引されにくいという問題が生じていた。
その結果として、従来のインジェクタは、デンプンの様な不溶性成分が含まれる食品注入液を原料肉塊に注入するには不向きなものであった。そこで、本考案では、不溶性成分が含まれる食品注入液を原料肉塊に注入するのにより好適な原料肉塊処理装置を提供することを目的とする。
本考案は、原料肉塊に食品注入液を注入するための注入ヘッドと、該食品注入液を貯留する食品注入液タンクと、液ポンプと、を備えた原料肉塊処理装置であって、該液ポンプは、ポンプ用シリンダと、駆動用シリンダと、を有し、該ポンプ用シリンダの上部に接続配管が接続されており、該接続配管は、供給管を介して該食品注入液タンクと、排出管を介して該注入ヘッドと接続され、該食品注入液タンクは、該ポンプ用シリンダよりも高い位置に配置されていることを特徴とする原料肉塊処理装置である。
尚、本考案は、前記供給管を、内部にスクリューが設けられた配管とすることが可能である。
本考案は、液ポンプのポンプ用シリンダの上部にタンク部からの供給管が接続された接続配管を接続すると共に該タンク部を該ポンプ用シリンダよりも高い位置に配置をしたため、不溶性成分が含まれる食品注入液を原料肉塊に注入するのにより好適な原料肉塊処理装置を提供することが可能である。
本考案の実施形態の正面略図である。 本考案の実施形態の平面略図である。 本考案の実施形態の回路図である。 本考案の実施形態におけるポンプ用シリンダの部分断面略図である。
本考案の実施形態を図1乃至図4に基づき説明する。先ず、本実施形態の原料肉塊処理装置1の構成について説明する。原料肉塊処理装置1は、本実施形態においては、原料肉塊Mの注入用インジェクタであり、注入ヘッド2(注入ヘッダともいう)と、液ポンプ3と、食品注入液タンク4と、を備えている。本実施形態においては、原料肉塊装置1は、機枠5及び機枠5の上部に設けられ、原料肉塊Mを搬送するための搬送用コンベア6を更に備えている。
注入ヘッド2は、機枠5上に設けられており、その底面側に複数の注入針7からなる注入針群8が配設されていると共に注入針群8が透孔に挿入された押板9が設けられている。注入針群8は、原料肉塊Mに刺し込み可能に設けられており、注入ヘッド2に供給されたピックル液等の食品注入液を原料肉塊Mに注入するために設けられ、押板9は、その際に原料肉塊Mを押さえるために設けられている。
本実施形態において、注入ヘッド2は、機枠5より起立する、伸縮自在な支持管10によって支持されており、その内部は、各原料肉塊Mに均一に前記食品注入液を注入できるよう、搬送用コンベア6で搬送される原料肉塊Mの列数に応じて、複数(本実施形態においては3つ)の給液室11に仕切られていることが好ましい。尚、本実施形態においては、各給液室11は、同一に形成されている。
液ポンプ3は、注入ヘッド4に、前記食品注入液を送出するために設けられ、ポンプ用シリンダ12と駆動用シリンダ13とを有しており、例えば、機枠5の近傍に設けられる。本実施形態において、液ポンプ3は、間隔をおいて直列に配設された1対の駆動用シリンダ13と、両駆動用シリンダ13間に、直列に隣接された直列して配設された複数、例えば、給液室11の数に応じた数、のポンプ用シリンダ12と、を有している。尚、ポンプ用シリンダ12の数は、適宜選択可能であり、単数であってもよい。
又、各ポンプ用シリンダ12及び各駆動用シリンダ13のピストンロッドは、一本の貫通ロッド14として構成されている。本実施形態においては、貫通ロッド14は、各ポンプ用シリンダ12の軸心を貫通し、その両端部は、駆動用シリンダ13の軸心上を通る様に構成されている。
本実施形態において、各駆動用シリンダ13は、同一に形成されており、そのピストン15は、貫通ロッド14に固定されている。ポンプ用シリンダ12のシリンダ端部16には、給排パイプ17が接続されており、給排パイプ17には、切替弁18を介してポンプ19及び排液タンク20に連結されている。尚、駆動用シリンダ13に接続される回路上には、この外に、作動液タンク21、可変絞り弁22、切替弁23、切替弁24、絞り25及び絞り26等が適宜設けられる。
ポンプ用シリンダ12は、その上部が、接続配管34に接続されており、ピストンロッド14に固定されたピストン28を有している。接続配管34は、供給管を介して食品注入液4と、排出管27を介して注入ヘッド2と接続されている。
本実施形態において、前記供給管は、液ポンプ分岐配管29(以下、分岐配管29と略記する)となっている。分岐配管29は、その内部にスクリュー32が設けられており、スクリュー32が回転することによって、分岐配管29内で、前記食品注入液が攪拌され、分岐配管29内での後述する不溶性成分の沈殿を防止する様になっている。そのため、原料肉塊処理装置1は、スクリュー32を回転するための駆動手段(図示せず)を備えている。
又、本実施形態において、接続配管34は、二方向へと分岐する配管となっており、ポンプ用シリンダ12の上部と接続された一端から分岐し、分岐した一方の他端が逆止弁30を介して分岐配管29と、分岐した他方の他端が逆止弁31を介して排出管27と接続されている。
そして、各接続配管34は、各々別の排出管27と接続される様に構成され、それによって、各ポンプ用シリンダ12は、各々別の給液室11に接続される様に構成されている。尚、逆止弁30は、接続配管34からの逆流を防止するために設けられており、逆止弁31は、接続配管34内への逆流を防止するために設けられている。
食品注入液タンク4には、原料肉塊Mに注入ヘッド2によって注入される前記食品注入液が貯留されている。本実施形態において、該食品注入液は、デンプン等の不溶性成分を含んでおり、そのため、食品注入液タンク4には、該不溶性成分を、該食品注入液内に分散させるための攪拌手段33が設けられている。又、食品注入液タンク4は、ポンプ用シリンダ12よりも高い位置に配置される。
次に、本実施形態の原料肉塊処理装置1の作動について説明する。搬送用コンベア6に並列に2本の原料肉塊Mを載置すると、搬送用コンベア6は、原料肉塊Mを、下流方向A1へと搬送し、原料肉塊Mが注入針群8の真下に到達すると一旦停止する。その後、注入ヘッド2が急降下し、注入針7の先端部分が押板9の透孔にガイドされながら原料肉塊Mに刺し込まれる食品注入液が原料肉塊Mに注入されることとなる。
この際、切替弁18,23,24を適宜に切り替え、一方の駆動用シリンダ13のシリンダ端部16にポンプ19から作動液タンク21内の作動液が供給され、他方の駆動用シリンダ13のシリンダ端部16からは、作動液が排液タンク20へと排出される。これによって、貫通ロッド14は、矢印A2方向又はその逆方向へと引っ張られ、ポンプ用シリンダ12のピストン28も矢印A2方向又はその逆方向へと摺動する。
ピストン28が摺動すると、各ポンプ用シリンダ12内の前記食品注入液が、各ポンプ用シリンダ12に接続された一方の接続配管34、逆止弁31及び排出管27を介して、各ポンプ用シリンダ12と接続されている注入ヘッド2の各給液室11へと圧送されると共に各ポンプ用シリンダ12内に、分岐配管29、逆止弁30及び各ポンプ用シリンダ12に接続された他方の接続配管34を介して、新たな食品注入液が、食品注入液タンク4から吸引される。
原料肉塊Mへの食品注入液の注入が完了すると、注入ヘッド2が上昇し、注入針7が原料肉塊Mから抜けると共に注入ヘッド2が元の位置へと戻る。そうすると、搬送用コンベア6が原料肉塊Mを搬送し、原料肉塊Mを次の注入位置へ移動させ、前述の要領で食品注入液の注入が行われる。
その後、切替弁18,23,24を適宜に切り替え、他方の駆動用シリンダ13のシリンダ端部16にポンプ19から作動液が送られ、一方の駆動用シリンダ13のシリンダ端部16からは、排液タンク20へと作動液が排出される。この様な工程を繰り返し行うことにより、原料肉塊Mの全長に亘って食品注入液の注入が行われる。
この際、ポンプ用シリンダ12の上部に供給管(分岐配管29)と接続された接続配管34が接続されると共に食品注入液タンク4がポンプ用シリンダ12よりも高い位置に設けられていることが重要となる。前記不溶性成分は、始めは、食品注入液中に分散していても、次第に沈殿をするものであるため、該不溶性成分を含む食品注入液は、時と共に上澄み部分と澱み部分とに分離することとなる。
本実施形態の原料肉塊処理装置1においては、この様になっていることで、ポンプ用シリンダ12は、前記食品注入液を下方より吸引することになり、多少、該不溶性成分が沈殿していたとしても、該食品注入液の澱み部分を優先して吸引することになる。そのため、注入ヘッド2に該不溶性成分と共に該食品注入液を送ることが可能となり、該不溶性成分が含まれる該食品注入液を原料肉塊Mに注入するのにより好適なものとなっている。
更に、本実施形態においては、分岐配管29を、内部にスクリュー32を設けられるものとしたため、前記食品注入液が液ポンプ3に吸引される直前まで、該食品注入液を攪拌しておくことが可能となっており、前記不溶性成分が含まれる該食品注入液を原料肉塊Mに注入するのに更に好適なものとなっている。
本考案を上記実施形態に基づき説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(1)上記実施形態においては、各ポンプ用シリンダ12は、各々別の給液室11に接続するものとしたが、注入ヘッド2が複数設けられた原料肉塊処理装置(図示せず)においては、各々別の注入ヘッド2と接続されるものであってもよい。又、注入ヘッド2の数に応じて、複数の液ポンプ3を設けることも可能である。
(2)上記実施形態においては、駆動用シリンダ13は、液ポンプ3の両端に1対設けられているが、ポンプ用シリンダ12とポンプ用シリンダ12との間に設けることも可能である。この場合、ピストンロッド14を、駆動用シリンダ13の軸心を貫通し、各ポンプ用シリンダ12の軸心上を通るものとすることが可能である。
(3)駆動用シリンダ13及びポンプ用シリンダ12のピストンロッドを一本の貫通ロッド14として構成したが、駆動用シリンダ13及びポンプ用シリンダ12毎にピストンロッドを分割して設けることも可能である。この場合において、隣接する各ピストンロッドを連結するカバーを設けることも可能である。
1 原料肉塊処理装置 2 注入ヘッド 3 液ポンプ
4 食品注入液タンク 5 機枠 6 搬送用コンベア
7 注入針 8 注入針群 9 押板
10 支持管 11 給液室 12 ポンプ用シリンダ
13 駆動用シリンダ 14 貫通ロッド 15 ピストン
16 シリンダ端部 17 給排パイプ 18 切替弁
19 ポンプ 20 排液タンク 21 作動液タンク
22 可変絞り弁 23 切替弁 24 切替弁
25 絞り 26 絞り 27 排出管
28 ピストン 29 液ポンプ分岐配管 30 逆止弁
31 逆止弁 32 スクリュー 33 攪拌手段
34 接続配管 M 原料肉塊

Claims (2)

  1. 原料肉塊に食品注入液を注入するための注入ヘッドと、
    該食品注入液を貯留する食品注入液タンクと、
    液ポンプと、を備えた原料肉塊処理装置であって、
    該液ポンプは、ポンプ用シリンダと、駆動用シリンダと、を有し、該ポンプ用シリンダの上部に接続配管が接続されており、
    該接続配管は、供給管を介して該食品注入液タンクと、排出管を介して該注入ヘッドと接続され、
    該食品注入液タンクは、該ポンプ用シリンダよりも高い位置に配置されていることを特徴とする原料肉塊処理装置。
  2. 前記供給管は、内部にスクリューが設けられた配管であることを特徴とする請求項に記載の原料肉塊処理装置。
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