JP3194966U - ピックル液注入用インジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】各原料肉塊(原木)に、均等に食品注入液を注入する。【解決手段】上下動可能に配設されたヘッダ4と、該ヘッダに配設され、原料肉Mに差し込まれる、複数の注入針3aと、該ヘッダに食品注入液を供給する液ポンプ16A,16B,16Cと、を備えたインジェクタにおいて、前記ヘッダは、複数の給液室4a,4b,4cに仕切られており、前記液ポンプは、前記各給液室に対応して個別に設けられ、互いに独立している専用液ポンプ16A,16B,16Cである。【選択図】図3

Description

この考案は、豚肉、牛肉、家禽肉等の原料肉(原料肉塊)に、ピックル液や調味液の液状部物質などの食品注入液(「ピックル液」ということもある)を注入する、ピックル液注入用インジェクタに関するものである。
ハム、ソーセージ、ベーコン等の製品では、製品全体にわたり、均一な味であることが求められている。そこで、従来、ピックル液注入用インジェクタを用いて、前記製品の原料である、豚肉、牛肉、家禽肉等の原料肉(原木)に、所定量のピックル液や調味料を注入している(例えば、特許文献1、2参照)。このインジェクタでは、送りコンベヤ(ベルトコンベヤ)の上方に多数の注入針を有する注入ヘッダを配設し、前記コンベヤで順次送られてくる原料肉が前記注入ヘッダの真下に到達したときに、該コンベヤを一時停止させるとともに、前記注入ヘッダを急降下させて前記注入針を前記原料肉に刺し込み前記ピックル液を注入している。
近年、送りコンベヤ上に、複数、例えば、3本の原料肉を並列に載置して搬送し、各原料肉に同時に注入針を打ち込んでいる。このインジェクタは、1個のヘッダの下面に複数の注入針を設けるとともに、1台の液ポンプにより該ヘッダに食品注入液を供給している。
特許第1881207号公報 韓国登録特許第10−1246002号公報
従来例では、1台の液ポンプにより該ヘッダに食品注入液を供給しているので、針打ちされる各原料肉の硬さ等が異なると、均等に食品注入液を注入できなくなり、均一な製品を得ることが困難となる。
この考案は、上記事情に鑑み、各原料肉塊(原木)に、均等に食品注入液を注入することを目的とする。
この考案は、上下動可能に配設されたヘッダと、該ヘッダに配設され、原料肉に差し込まれる、複数の注入針と、該ヘッダに食品注入液を供給する液ポンプと、を備えたインジェクタにおいて、前記ヘッダは、複数の給液室に仕切られており、前記液ポンプは、前記各給液室に対応して個別に設けられ、互いに独立している専用液ポンプであることを特徴とする。
この発明の専用液ポンプは、液ポンプ用シリンダと、前記液ポンプ用シリンダのピストンを摺動させる駆動用シリンダとを備え、前記ポンプ用シリンダは、その両端部の上側に逆止弁付排液口が設けられ、その下側に逆止弁付給液口が設けられており、前記両端部の上側の逆止弁付排液口を介して給液室に連通していることを特徴とする。
この考案は、以上のように構成したので、各給液室には、それぞれ各専用液ポンプによりピックル液が送り込まれる。そのため、硬さ等の異なる原木を並列に並べて同時に針打ちしても、各給液室が互いに独立しているので、他の給液室の影響を受けることがないので、均等にピックル液を注入することができる。
本考案の第1実施形態を示す図で、液ポンプの側面図である。 インジェクタを示す図で、注入針を打ち込む時の平面図である。 インジェクタの側面図である。 図1の専用液ポンプの拡大断面図である。
この考案の第1実施形態を図1〜図4により説明する。ピックル液注入用インジェクタには、機枠1が設けられており、該機枠1の上部には原料肉Mを搬送するための移送用コンベヤ2が設けられ、その上方には複数の注入針3aからなる注入針群3が配設されている。この注入針群3の上部は、ヘッダ(ヘッド)4に連結され、その下部は原料肉塊押板5の透孔に挿入されている。
前記ヘッダ4は、機枠1から起立する、伸縮自在な支持管6により支持されており、その内部は、複数、例えば、3個の給液室4a,4b,4cに仕切られている。前記各給液室4a〜4cは同一に形成されている。
機枠1の近傍には、前記ヘッダ4に食品注入液を送出する液ポンプが設けられている。この液ポンプは、前記各給液室4a〜4cに対応する専用液ポンプ16A〜16Cであり、各液ポンプ16A〜16Cは互いに独立して設けられている。前記液ポンプ16A〜16Cは、その構造も機能も同一なので、以下、主として液ポンプ16Aについて説明する。
液ポンプ16Aは、ポンプ用シリンダ16aと、該ポンプ用シリンダ16aを駆動する左右の駆動用シリンダ16L,16Rを備えている。ポンプ用シリンダ16aのピストンロッド20の両端部20L,20Rは、駆動用シリンダ16L,16Rの軸心上を通るピストンロッドとなっている。
左右の駆動用シリンダ16L,16Rは、同一に形成され、ピストン17L,17Rは前記ロッド20に固定されている。駆動用シリンダ16L,16Rのシリンダ端部16f,16gには、給排パイプ22L,22Rが設けられ、この給排パイプ22L,22Rは、切替弁24を介してポンプ26及び廃液タンク28に連結されている。なお、図1において、29a,29bは絞り、25は切替弁、をそれぞれ示す。
前記ポンプ用シリンダ16aのピストンロッド20には、ピストン17aが固定されている。前記ポンプ用シリンダ16aの両端部上側には、シリンダ16a内への逆流を防止する逆止弁30が設けられており、前記左右一対の逆止弁30は、連結管を介して連通管31aに連結され、前記連通管31aは、前記給液室4aの中央部に連結されている。
ポンプ用シリンダ16aの両端部下側には、シリンダからの逆流を防止する逆止弁34が設けられており、前記両逆止弁34は連結管26aを介して連通管38に連結され、該連通管38は食品注入液タンク32に連通している。
次に、本実施形態の作動について説明する。
移送用コンベヤ2に並列に3本の原料肉(原木)Mを載置すると、該移動用コンベヤ2は、矢印A1方向に移動し、前記原木Mがインジェクタの注入針群3の真下に到達すると、停止する。
そうすると、ヘッダ4が急降下し、注入針3aの先端は、原料肉塊押板5の透孔を通り案内されながら原木Mに打ち込まれるので、前記原木Mに食品注入液が注入される。
この時、切替弁24,25の切替により、一方の駆動用シリンダ16Lにポンプ26から作動液が送られ、他方の駆動用シリンダ16Rからは作動液が廃液タンク28内に排出される。そのため、ピストン17Lは、矢印A16方向にロッド20を引っ張るので、液ポンプ16Aのポンプ用シリンダ16aのピストン17aも同方向に摺動する。
前記ピストン17aが摺動すると、シリンダ16a内の食品注入液は、逆止弁30、連通管31aを介してヘッダ4の給液室4aに圧送されるとともに、前記シリンダ16a内には、逆止弁34、連通管38を介して食品注入液タンク28から食品注入液が吸入される。
液ポンプ16B,16Cも前記液ポンプ16Aと同様に作動し、連通管31b,31cを介してヘッド4の給液室4b,4cに食品注入液を圧送する。
前記注入針の打ち込みが完了すると、ヘッド4が上昇し注入針3aが原木Mから抜けるとともに、該ヘッド4は元の位置に戻る。
そうすると、移送用コンベヤ2が駆動し、前記原木Mを次の打ち込み位置に移動させ、前述の要領で食品注入液の注入が行われる。この時には、切替弁24,25の切替により、他方の駆動用シリンダ16Rにポンプ26から作動液が送られ、一方の駆動用シリンダ16Lからは作動液が廃液タンク28内に排出される。
この様な工程を繰返し、前記原木Mの全長に渡って食品注入液の注入が行なわれる。
この液ポンプ16Aは、駆動用シリンダ16L,16Rを交互に作動させ、ロッド20を引っ張ることによってポンプ用シリンダ16aを作動させるので、制御が簡単である。
また、各液ポンプ16A,16B,16Cは、互いに独立してヘッダ4の各給液室4a〜4cにピックル液を圧送する。そのため、硬さ等の異なる原木を並列に並べて同時に針打ちしても、各給液室が互いに独立しているため、他の給液室の影響を受けることがないので、従来例と異なり、原木に均等にピックル液を注入することができる。
この考案の実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、次の様に構成することもできる。
(1)ヘッダを3個以上の給液室に仕切る。例えば、4個の給液室を設ける。
(2)複数に仕切られた給液室を複数列配設する。例えば、背中合わせに2列6個の給液室を設ける。
(3)液ポンプの連通管を給液室の中央部に連結固定する代わりに、給液室の前側・後側・左側、又は、右側に連結固定する。
(4)原料肉塊(原木)をコンベヤで自動的に移送する代わりに、注入針の真下に垂直方向に間隔をおいて原木載置部を設け、手動により該原木載置部に原料肉(原木)を載置して注入針を打ち込んだ後、手動により該原木を前記載置部から降ろすこともできる。
3 注入針群
3a 注入針
4 ヘッダ
4a 給液室
4b 給液室
4c 給液室
16A 液ポンプ
16B 液ポンプ
16C 液ポンプ
16a ポンプ用シリンダ
16L 駆動用シリンダ
16R 駆動用シリンダ
17L ピストン
18R ピストン
20 ピストンロッド
M 原料肉

Claims (2)

  1. 上下動可能に配設されたヘッダと、該ヘッダに配設され、原料肉に差し込まれる、複数の注入針と、該ヘッダに食品注入液を供給する液ポンプと、を備えたインジェクタにおいて、
    前記ヘッダは、複数の給液室に仕切られており、
    前記液ポンプは、前記各給液室に対応して個別に設けられ、互いに独立している専用液ポンプであることを特徴とするピックル液注入用インジェクタ。
  2. 前記専用液ポンプは、液ポンプ用シリンダと、前記液ポンプ用シリンダのピストンを摺動させる駆動用シリンダとを備え、
    前記ポンプ用シリンダは、その両端部の上側に逆止弁付排液口が設けられ、その下側に逆止弁付給液口が設けられており、
    前記両端部の上側の逆止弁付排液口を介して給液室に連通していることを特徴とする請求項1記載のピックル液注入用インジェクタ。
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