JP3186922U - 原料肉の注入用インジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】原料肉に食品注入液を均一に注入させるとともに、液ポンプを簡単に制御できるインジェクタを提供する。
【解決手段】上下動可能に配設されたヘッダ4と、該ヘッダに配設され、原料肉Mに差し込まれる、複数の注入針3aと、該ヘッダに食品注入液を供給する液ポンプと、を備えたインジェクタにおいて、前記ヘッダは、複数の給液室4a〜4cに仕切られており、前記液ポンプは、間隔をおいて直列に配設された一対の駆動用シリンダと、前記駆動用シリンダの間に直列に連続して配設された複数のポンプ用シリンダ16aと、を備え、前記駆動用シリンダ及びポンプ用シリンダのピストンロッドは、一本の貫通ロッドにより構成され、前記各ポンプ用シリンダは、それぞれ別個の前記給液室に連通している。
【選択図】図3

Description

この考案は、豚肉、牛肉、家禽肉等の原料肉(原料肉塊)に、ピックル液や調味液等の液状部物質(食品注入液)を注入する、原料肉の注入用インジェクタに関するものである。
ハム、ソーセージ、ベーコン等の製品では、製品全体にわたり、均一な味であることが求められている。そこで、従来、原料肉の注入用インジェクタを用いて、前記製品の原料である、豚肉、牛肉、家禽肉等の原料肉に、所定量のピックル液や調味料を注入している(例えば、特許文献1、2参照)。このインジェクタでは、送りコンベヤ(ベルトコンベヤ)の上方に多数の注入針を有する注入ヘッダを配設し、前記コンベヤで順次送られてくる原料肉が前記注入ヘッダの真下に到達したときに、該コンベヤを一時停止させるとともに、前記注入ヘッダを急降下させて前記注入針を前記原料肉に刺し込み前記ピックル液を注入している。
近年、送りコンベヤ上に、複数、例えば、3本の原料肉を並列に載置して搬送し、各原料肉に同時に注入針を打ち込んでいる。このインジェクタは、1個のヘッダの下面に複数の注入針を設けるとともに、1台の液ポンプにより該ヘッダに食品注入液を供給している。そのため、各原料肉の硬さ等が異なると、均等に食品注入液を注入できなくなり、均一な製品を得ることが困難となる。
そこで、1個のヘッダ内を複数の給液室に仕切り、各給液室に連通する注入針を設け、該注入針を原料肉に打ち込むことにより、食品注入液を注入している。
特許第1881207号公報 韓国公開特許第10−1246002号公報
従来例では、各給液室に対応する液ポンプを設け、各液ポンプからヘッダの各給液室に食品注入液を供給しているので、液ポンプの数だけ駆動源が配設されている。そのため、各液ポンプの設置に必要なスペースが大きくなるとともに、各液ポンプから均等に食品注入液を供給できるように制御(操作)するのは、面倒である。
この考案は、上記事情に鑑み、簡単に、各給液室に均等量の食品注入液を供給できるようにするとともに、液ポンプ設置スペースを小さくすることを目的とする。
この考案は、上下動可能に配設されたヘッダと、該ヘッダに配設され、原料肉に差し込まれる、複数の注入針と、該ヘッダに食品注入液を供給する液ポンプと、を備えたインジェクタにおいて、前記ヘッダは、複数の給液室に仕切られており、前記液ポンプは、間隔をおいて直列に配設された一対の駆動用シリンダと、前記駆動用シリンダの間に直列に連続して配設された複数のポンプ用シリンダと、を備え、前記駆動用シリンダ及びポンプ用シリンダのピストンロッドは、一本の共通ロッドにより構成され、前記各ポンプ用シリンダは、それぞれ別個の前記給液室に連通していることを特徴とする。
この考案の前記ポンプ用シリンダは、その両端部の上側に逆止弁付排液口が設けられ、その下側に逆止弁付給液口が設けられていることを特徴とする。この考案の前記駆動用シリンダは、交互に駆動され、引っ張る時のみにポンプ用シリンダを駆動させることを特徴とする。
この考案は、以上のように構成したので、一方の駆動用シリンダを駆動させると、貫通ロッドが摺動して各ポンプ用シリンダから同時に食品注入液が各給液室に送り込まれる。そのため、各ポンプ用シリンダから送出される食品注入液量は、均一となる。又、一対の駆動用シリンダを駆動源とするので、制御が簡単となるとともに、小スペース化を図ることができる。
本考案の第1実施形態を示す図で、液ポンプの側面図である。 インジェクタを示す図で、注入針を打ち込む時の平面図である。 インジェクタの側面図である。 図1のポンプ用シリンダの拡大断面図である。
この考案の第1実施形態を図1〜図4により説明する。食品注入液の注入用インジェクタには、機枠1が設けられており、該機枠1の上部には原料肉Mを搬送するための移送用コンベヤ2が設けられ、その上方には複数の注入針3aからなる注入針群3が配設されている。この注入針群3の上部は、ヘッダ(ヘッド)4に連結され、その下部は原料肉塊押板5の透孔に挿入されている。
前記ヘッダ4は、機枠1から起立する、伸縮自在な支持管6により支持されており、その内部は、複数、例えば、3個の給液室4a,4b,4cに仕切られている。前記各給液室4a〜4cは同一に形成されている。
機枠1の近傍には、前記ヘッダ4に食品注入液を送出する液ポンプ16が設けられている。この液ポンプ16は、間隔をおいて直列に配設された一対の駆動用シリンダ16L,
16Rと、前記両駆動用シリンダ16L,16Rの間に直列に隣設された複数、例えば、3個のポンプ用シリンダ16a,16b,16cを備えている。
前記駆動用及びポンプ用シリンダ16L,16R,16a〜16cのピストンロッド20は、1本の貫通ロッド20により構成されており、前記貫通ロッド20は、ポンプ用シリンダ16a〜16cの軸心を貫通し、その両端部20L,20Rは、駆動用シリンダ16L,16Rの軸心上を通るピストンロッドとなっている。
一対の駆動用シリンダ16L,16Rは、同一に形成され、ピストン17L,17Rは前記貫通ロッド20に固定されている。前記ポンプ用シリンダ16a〜16c側のシリンダ端部16f,16gには、給排パイプ22L,22Rが設けられ、この給排パイプ22L,22Rは、切替弁24を介してポンプ26及び廃液タンク28に連結されている。なお、図1において、29a,29bは絞り、25は切替弁、をそれぞれ示す。
ポンプ用シリンダ16a〜16cは、同一に形成され、ピストン17a〜17cは前記貫通ロッド20に固定されている。各ポンプ用シリンダ16a〜16cの両端部上側には、シリンダ内への逆流を防止する逆止弁30が設けられており、前記左右一対の逆止弁30は、連結管31a,31b,31cを介して連結され、前記各連結管31a〜31cは、対応するそれぞれの前記給液室4a,4b,4cに連結されている。
各ポンプ用シリンダ16a〜16cの両端部下側には、シリンダからの逆流を防止する逆止弁34が設けられており、前記両逆止弁34は、連結管36a,36b,36cを介して共通管38に連結され、該共通管38は食品注入液タンク32に連通している。
次に、本実施形態の作動について説明する。移送用コンベヤ2に並列に3本の原料肉(「原木」ともいう)Mを載置すると、該移動用コンベヤ2は、矢印A2方向に移動し、前記原木Mがインジェクタの注入針群3の真下に到達すると、停止する。
そうすると、ヘッダ4が急降下し、注入針3aの先端は、原料肉塊押板5の透孔を通り案内されながら原木Mに打ち込まれるので、前記原木Mに食品注入液が注入される。
この時、切替弁24,25の切替により、一方の駆動用シリンダ16Lにポンプ26から作動液が送られ、他方の駆動用シリンダ16Rからは作動液が廃液タンク28内に排出される。そのため、ピストン17Lは、矢印A16方向に貫通ロッド20を引っ張るので、ポンプ用シリンダ16a〜16cのピストン17a〜17cも同方向に摺動する。
前記ピストン17a〜17cが摺動すると、各シリンダ16a〜16c内の食品注入液は、逆止弁30、連結管31a〜31cを介してヘッダ4の各給液室4a〜4cに圧送されるとともに、前記各シリンダ16a〜16c内には、逆止弁34、共通管38を介して食品注入液タンク28から食品注入液が吸入される。
前記注入針の打ち込みが完了すると、ヘッド4が上昇し注入針3aが原木Mから抜けるとともに、該ヘッド4は元の位置に戻る。そうすると、移送用コンベヤ2が駆動し、前記原木Mを次の打ち込み位置に移動させ、前述の要領で食品注入液の注入が行われる。この時には、切替弁24,25の切替により、他方の駆動用シリンダ16Rにポンプ26から作動液が送られ、一方の駆動用シリンダ16Lからは作動液が廃液タンク28内に排出される。この様な工程を繰返し、前記原木Mの全長に渡って食品注入液の注入が行なわれる。
この液ポンプ16は、駆動用シリンダ16L,16Rを交互に作動させるとともに、貫通ロッド20を引っ張ることのよりポンプ用シリンダ16a〜16cを作動させるので、制御が簡単であるとともに、各ポンプ用シリンダ16a〜16cは均一な吸液及び排液を行うことができる。そのため、ヘッダ4の各給液室4a〜4cに均一量の食品注入液を供給することができる。又、従来例に比べ、各ポンプ用シリンダに別個の駆動源を設ける必要がないので、設置スペースを小さくすることができる。
この考案の実施形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、ヘッダを4個以上の給液室に仕切ることもできる。
3 注入針群
3a 注入針
4 ヘッダ
4a〜4c 給液室
16 液ポンプ
16a〜16c ポンプ用シリンダ
16L 駆動用シリンダ
16R 駆動用シリンダ
17L ピストン
18R ピストン
20 貫通ロッド
M 原料肉

Claims (3)

  1. 上下動可能に配設されたヘッダと、該ヘッダに配設され、原料肉に差し込まれる、複数の注入針と、該ヘッダに食品注入液を供給する液ポンプと、を備えたインジェクタにおいて
    前記ヘッダは、複数の給液室に仕切られており、
    前記液ポンプは、間隔をおいて直列に配設された一対の駆動用シリンダと、前記駆動用シリンダの間に直列に連続して配設された複数のポンプ用シリンダと、を備え、
    前記駆動用シリンダ及びポンプ用シリンダのピストンロッドは、一本の貫通ロッドにより構成され、
    前記各ポンプ用シリンダは、それぞれ別個の前記給液室に連通していることを特徴とするインジェクタ。
  2. 前記ポンプ用シリンダは、その両端部の上側に逆止弁付排液口が設けられ、その下側に逆止弁付給液口が設けられていることを特徴とする請求項1記載のインジェクタ。
  3. 前記駆動用シリンダは、交互に駆動され、引っ張る時のみにポンプ用シリンダを駆動させることを特徴とする請求項1記載のインジェクタ。
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