JP3236134B2 - 超音波処置装置 - Google Patents

超音波処置装置

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JP3236134B2 JP16924693A JP16924693A JP3236134B2 JP 3236134 B2 JP3236134 B2 JP 3236134B2 JP 16924693 A JP16924693 A JP 16924693A JP 16924693 A JP16924693 A JP 16924693A JP 3236134 B2 JP3236134 B2 JP 3236134B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外科手術、もしくは内視
鏡下外科手術の際に血管の止血等に使用される超音波処
置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から血管の止血等の外科的処置では
小型のクリップやステイプルを用いたクリップ装置もし
くは吻合装置が用いられている。例えば米国特許第46
16650号や第4624254号に示すようにクリッ
プアプリケータに複数の金属製クリップを内蔵し、クリ
ップアプリケータの先端に挟み込んだ管を一回の操作で
クリップするようにしたものが知られている。
【0003】これらのクリップ装置もしくは吻合装置で
は金属や合成樹脂製のクリップまたはステイプルが生体
内に残ってしまう問題がある。そこで、米国特許第37
94040号に示すように、超音波振動を利用すること
により、クリップまたはステイプルを使用することなく
血管の止血を行なう構成にした装置が開発されている。
【0004】この超音波振動を用いた止血装置では出血
した血管の出血部位に超音波振動している工具の作用面
を当てて加圧し、血管の出血部位を局部的に加熱するこ
とにより、この血管の出血部位を塞ぎ、止血するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のものにあっ
ては工具の作用面に伝達される超音波振動の振幅、周波
数、工具を血管の出血部位に押し当てる際の加圧力の力
量、および超音波振動の印加時間等の条件に応じて変化
する。しかしながら、従来構成のものにあっては作業者
の手操作によって上記各パラメータを設定し、調整して
いたので、上記パラメータを適正に制御して安定に血管
の止血作業を行なうことは難しい問題がある。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、超音波振動の印加時のパラメータを適
正に制御し、安定に血管の止血作業等を行なうことがで
きる超音波処置装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は体内に挿入され
る挿入部の先端部に生体組織を挾持する挾持手段が設け
られ、超音波振動を発生する超音波振動子からの超音波
振動が振動伝達部材を介して前記挾持手段に伝達されて
前記挾持手段に挾持されている生体組織が接合される超
音波処置装置において、離間対向配置された前記挾持手
段の一対の挾持要素間の距離を検出する距離検出手段を
設けるとともに、この距離検出手段からの検出データに
もとづいて前記超音波振動子の超音波出力を制御する超
音波出力制御手段を設けたものである。
【0008】
【作用】血管の止血作業等の作業時には離間対向配置さ
れた挾持手段の一対の挾持要素間の距離を距離検出手段
によって検出するとともに、この距離検出手段からの検
出データにもとづいて超音波出力制御手段によって超音
波振動子の超音波出力を制御するようにしたものであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1(A)乃
至図2(B)を参照して説明する。図1(B)は超音波
処置装置の概略構成を示すものである。図1(B)中
で、1は超音波処置装置の本体である。この超音波処置
装置本体1には体内に挿入される挿入部2とこの挿入部
2の基端部に連結された手元側の操作部3とが設けられ
ている。
【0010】また、操作部3にはグリップ部4と引き金
部5とが設けられている。ここで、グリップ部4は例え
ば、先端にホーンが設けられた、ボルト締めランジュバ
ン型のような超音波振動子6を収容する超音波振動子ケ
ース7に突設されている。
【0011】さらに、超音波振動子6のホーンの先端に
は振動伝達部材8の基端部が接続されている。この振動
伝達部材8の先端にはねじ穴が形成されており、このね
じ穴に任意の断面形状と先端の作用面形状を有する先端
チップ9がねじ込まれている。
【0012】また、挿入部2には振動伝達部材8を挿通
する管状のシース10が設けられている。このシース1
0の先端部には略L字状の受け部材11が連結されてい
る。この受け部材11の先端部には先端チップ9の先端
の作用面と離間対向配置された受け部11aが形成され
ている。
【0013】さらに、シース10の基端部にはケース7
に対して挿入部2の軸心方向に沿ってスライド自在に装
着されたスライド部材12が接続固定されている。この
スライド部材12には引き金部5が突設されている。そ
して、グリップ部4と引き金部5との間の接離動作にと
もないシース10を介して受け部材11の受け部11a
が先端チップ9に対して挿入部2の軸心方向に沿って前
後に進退操作されるようになっており、これらの受け部
材11の受け部11aと先端チップ9とによって生体組
織を挾持する挾持部(挾持手段)13が形成されてい
る。
【0014】また、超音波振動子6には超音波振動子駆
動回路が接続されている。この超音波振動子駆動回路に
は図1(A)に示すようにアンプ14、電圧制御増幅器
15、電圧制御発振器16が設けられている。
【0015】さらに、受け部材11の受け部11aの外
面には受信用圧電素子(距離検出手段)17が装着され
ている。この受信用圧電素子17は受信器(超音波出力
制御手段)18に接続されている。この受信器18は超
音波振動子駆動回路の電圧制御増幅器15に接続されて
いる。そして、この受信器18からの出力信号に応じて
受信用圧電素子17からの検出データにもとづいて超音
波振動子6の超音波出力が制御されるようになってい
る。
【0016】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、超音波処置装置本体1を使用して例えば、血管の
止血等の処置を行なう場合には処置対象の血管に挿入部
2の先端の挾持部13を接近させ、挾持部13における
受け部材11の受け部11aと先端チップ9との間に処
置対象の血管を挿入させる。この状態で、手元側の操作
部3の引き金部5を引き、この引き金部5の操作によ
り、スライド部材12をケース7のグリップ部4側にス
ライドさせる。
【0017】これにより、受け部材11の受け部11a
が先端チップ9の生体組織接合面14側に引き寄せられ
るので、この受け部11aの動作にともない処置対象組
織が先端チップ9と受け部材11の受け部11aとの間
に挟み込まれる。
【0018】続いて、超音波振動子6を駆動する。この
超音波振動子6の駆動時には超音波振動子駆動回路から
出力される駆動信号により超音波振動子6が駆動され
る。さらに、超音波振動子6によって励振された超音波
振動によって振動伝達部材8が超音波振動されるととも
に、超音波振動子6によって励起された超音波振動がこ
の振動伝達部材8を介して先端チップ9に伝達され、こ
の先端チップ9が超音波振動される。
【0019】この超音波発振中、受け部材11と先端チ
ップ9との間の処置対象組織を適当な押し付け圧力で挟
んだ状態を適当な時間維持することで、血管の出血部位
が局部的に加熱され、この血管の出血部位が塞がれて止
血される。
【0020】さらに、血管の止血作業中、受け部材11
の受け部11aと先端チップ9との間の距離S1 に応じ
て受信用圧電素子17で検出される信号は図2(A)に
示すように変化する。この場合、受け部材11の受け部
11aと先端チップ9との間の距離S1 が小さい状態で
は受信用圧電素子17からの検出信号が大きくなり、距
離S1 が大きくなるにしたがって受信用圧電素子17か
らの検出信号が徐々に小さくなる。
【0021】そして、この受信用圧電素子17からの検
出信号は受信器18に入力され、さらにこの受信器18
からの出力信号にもとづいて電圧制御増幅器15の増幅
率が制御される。この場合、受信用圧電素子17からの
検出信号が大きい状態では電圧制御増幅器15の増幅率
が低下され、受信用圧電素子17からの検出信号が小さ
くなるにしたがって電圧制御増幅器15の増幅率が徐々
に大きくなる。したがって、超音波振動子6からの超音
波出力は図2(B)に示すように受け部材11の受け部
11aと先端チップ9との間の距離S1 が小さい状態で
は比較的低出力状態に制御され、距離S1 が大きくなる
にしたがって増加される。
【0022】そこで、上記構成のものにあっては超音波
処置装置本体1における受け部材11の受け部11aの
外面に受信用圧電素子17を装着し、血管の止血作業等
の作業時にはこの受信用圧電素子17からの検出信号に
応じて超音波振動子6からの超音波出力を制御するよう
にしたので、受け部材11の受け部11aと先端チップ
9との間の距離S1 に応じて超音波出力を調整し、受け
部材11の受け部11aと先端チップ9との間の距離S
1 が変化した場合でもその距離S1 に応じて適正な超音
波出力を超音波振動子6から出力させることができる。
そのため、受け部材11の受け部11aと先端チップ9
との間の距離S1 に関係なく、常に一定の血管の加熱効
果を得ることができるので、安定に血管の止血作業等を
行なうことができる。
【0023】また、図3および図4は本発明の第2の実
施例を示すものである。この実施例ではシース10内に
レーザプローブ21が配設されている。このレーザプロ
ーブ21の先端部は振動伝達部材8の先端チップ9の先
端位置に合わせて位置決めされた状態で配置されてい
る。さらに、このレーザプローブ21の基端部はレーザ
変位計22に連結されている。そして、先端チップ9の
先端位置に対応するレーザプローブ21の先端面位置と
受け部材11の受け部11aとの間の距離S1 がレーザ
変位計22によって計測されるようになっている。
【0024】また、レーザ変位計22は超音波振動子駆
動回路の電圧制御増幅器15に接続されている。そし
て、先端チップ9と受け部材11の受け部11aとの間
の距離S1 の検出データにもとづいてレーザ変位計22
からの出力信号に応じて超音波振動子6の超音波出力が
図4に示すように制御されるようになっている。
【0025】そこで、上記構成のものにあっては超音波
処置装置本体1のシース10内にレーザプローブ21を
配設し、このレーザプローブ21の先端部を振動伝達部
材8の先端チップ9の先端位置に合わせて配置するとと
もに、このレーザプローブ21の基端部をレーザ変位計
22に連結し、先端チップ9と受け部材11の受け部1
1aとの間の距離S1 の検出データにもとづいてレーザ
変位計22からの出力信号に応じて超音波振動子6の超
音波出力を図4に示すように制御するようにしたので、
この場合も第1の実施例と同様に受け部材11の受け部
11aと先端チップ9との間の距離S1 に応じて超音波
出力を調整し、受け部材11の受け部11aと先端チッ
プ9との間の距離S1 が変化した場合でもその距離S1
に応じて適正な超音波出力を超音波振動子6から出力さ
せることができる。そのため、受け部材11の受け部1
1aと先端チップ9との間の距離S1 に関係なく、常に
一定の血管の加熱効果を得ることができるので、安定に
血管の止血作業等を行なうことができる。
【0026】また、図5(A)〜(C)は本発明の第3
の実施例を示すものである。これは、第1の実施例の受
信器18を電圧制御発振器16に接続し、この受信器1
8からの出力信号にもとづいて電圧制御発振器16の発
振周波数を制御するようにしたものである。
【0027】ここで、受け部材11の受け部11aと先
端チップ9との間の距離S1 に応じて受信用圧電素子1
7で検出される信号は図5(B)に示すように変化す
る。この場合、受け部材11の受け部11aと先端チッ
プ9との間の距離S1 が小さい状態では受信用圧電素子
17からの検出信号が大きくなり、距離S1 が大きくな
るにしたがって受信用圧電素子17からの検出信号が徐
々に小さくなる。
【0028】そして、この受信用圧電素子17からの検
出信号は受信器18に入力され、さらにこの受信器18
からの出力信号にもとづいて電圧制御発振器16の発振
周波数が制御される。この場合、受信用圧電素子17か
らの検出信号が大きい状態、すなわち受け部材11の受
け部11aと先端チップ9との間の距離S1 が小さい状
態では図5(C)に示すように電圧制御発振器16の発
振周波数が上昇され、受信用圧電素子17からの検出信
号が小さくなる、すなわち受け部材11の受け部11a
と先端チップ9との間の距離S1 が大きくなるにしたが
って電圧制御発振器16の発振周波数が徐々に下降され
る。
【0029】したがって、超音波振動子6からの超音波
の出力周波数は受け部材11の受け部11aと先端チッ
プ9との間の距離S1 が小さい状態では発振周波数が高
くなり、受け部材11の受け部11aと先端チップ9と
の間の距離S1 が大きくなるにしたがって超音波振動子
6からの超音波の出力周波数が低下するので、受け部材
11の受け部11aと先端チップ9との間の距離S1
小さい状態でも生体組織が穿孔しにくくなり、安全性を
高めることができる。
【0030】また、図6(A)は本発明の第4の実施例
を示すものである。これは、超音波処置装置本体1の振
動伝達部材8の外周面にリング状のOリング装着溝31
を形成し、このOリング装着溝31にOリング32を装
着してこのOリング32によってシース10と振動伝達
部材8との間を気密にシールするようにしたものであ
る。この場合、Oリング装着溝31は振動伝達部材8に
おける振動の節となる位置に配置されている。
【0031】そこで、上記構成のものにあってはOリン
グ32によってシース10と振動伝達部材8との間を気
密にシールすることができるので、患者の腹腔内を気腹
させた状態で患者の腹壁内に例えばトラカールを穿刺さ
せ、このトラカールの内腔内に超音波処置装置本体1の
挿入部2を挿入した際に、シース10と振動伝達部材8
との間から患者の体内の気腹ガスが漏洩することを防止
することができる。
【0032】なお、図6(B)に示すようにシース10
の内周面にリング状のOリング受部材41を装着し、こ
のOリング受部材41の内周面のOリング装着溝42に
Oリング43を装着してこのOリング43によってシー
ス10と振動伝達部材8との間を気密にシールする構成
にしてもよい。
【0033】また、図7は本発明の第5の実施例を示す
ものである。これは、超音波処置装置本体1のシース1
0をスライド部材12に対して着脱可能に設けるととも
に、振動伝達部材8を前後に2分割された前後2組の振
動伝達部材構成体8A,8Bを着脱可能に連結させて形
成したものである。この場合、シース10の基端部には
スライド部材12に対して着脱可能に連結される連結部
51が形成されている。
【0034】そこで、上記構成のものにあっては超音波
処置装置本体1を使用しない場合にはスライド部材12
に対してシース10を取り外すとともに、先端側の振動
伝達部材構成体8Aを後端側の振動伝達部材構成体8B
から取り外すことにより、超音波処置装置本体1を消毒
し易くすることができる。なお、シース10および先端
側の振動伝達部材構成体8Aを使い捨て部品によって形
成する構成にしてもよい。
【0035】また、図8は本発明の第6の実施例を示す
ものである。これは、シース10を前後に2分割された
前後2組のシース構成体10A,10Bによって形成す
るとともに、振動伝達部材8を前後に2分割された前後
2組の振動伝達部材構成体8A,8Bによって形成し、
先端側のシース構成体10Aと振動伝達部材構成体8A
とを一体的に組み付けて一体化した先端側着脱ユニット
を設けたものである。
【0036】この場合、後端側のシース構成体10Bの
先端部には先端側のシース構成体10Aの連結穴61が
形成されている。さらに、先端側のシース構成体10A
の後端部には連結穴61内に挿入される円筒状の連結部
62が形成され、この連結部62の外周面にOリング6
3が嵌着されている。
【0037】また、先端側の振動伝達部材構成体8Aの
後端部には後端側の振動伝達部材構成体8Bのテーパ状
連結穴64が形成されている。さらに、後端側の振動伝
達部材構成体8Bの先端部には先端側の振動伝達部材構
成体8Aのテーパ状連結穴64内に挿入されるテーパ状
連結部65が形成されている。なお、前後2組の振動伝
達部材構成体8A,8Bは振動の腹の部分で分割されて
いる。
【0038】また、先端側の振動伝達部材構成体8Aの
後端部外周面にはリング状のばね受部66が突設されて
いる。さらに、先端側のシース構成体10Aの内周面に
はリング状のばね受部67が突設されている。そして、
先端側の振動伝達部材構成体8Aの外周面にはばね受部
66,67間に配置されるコイルばね68が装着されて
いる。
【0039】そこで、上記構成のものにあっては超音波
処置装置本体1を使用しない場合には先端側のシース構
成体10Aと振動伝達部材構成体8Aとを一体的に組み
付けて一体化した先端側着脱ユニットを超音波処置装置
本体1から取り外すことにより、超音波処置装置本体1
を消毒し易くすることができる。
【0040】さらに、先端側着脱ユニットを複数種類準
備しておくことにより、処置の種類に応じて適切な先端
側着脱ユニットを超音波処置装置本体1に適宜選択的に
交換して装着することができ、使い勝手を高めることが
できる。
【0041】また、先端側着脱ユニットの振動伝達部材
構成体8Aをステンレスによって形成し、先端側のシー
ス構成体10Aとともに一体的に組み付けて一体化した
使い捨て部品によって形成する構成にしてもよい。な
お、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば離間対向配置された挾持
手段の一対の挾持要素間の距離を検出する距離検出手段
を設けるとともに、この距離検出手段からの検出データ
にもとづいて超音波振動子の超音波出力を制御する超音
波出力制御手段を設けたので、超音波振動の印加時のパ
ラメータを適正に制御し、安定に血管の止血作業等を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示すもので、(A)
は超音波処置装置の概略構成図、(B)は超音波処置装
置本体の概略構成図。
【図2】 (A)は受け部材の受け部と先端チップとの
間の距離と受信用圧電素子による検出信号との関係を示
す特性図、(B)は受け部材の受け部と先端チップとの
間の距離と超音波出力との関係を示す特性図。
【図3】 本発明の第2の実施例の超音波処置装置を示
す概略構成図。
【図4】 受け部材の受け部と先端チップとの間の距離
と超音波出力との関係を示す特性図。
【図5】 本発明の第3の実施例を示すもので、(A)
は超音波処置装置の概略構成図、(B)は受け部材の受
け部と先端チップとの間の距離と受信用圧電素子による
検出信号との関係を示す特性図、(C)は受け部材の受
け部と先端チップとの間の距離と電圧制御発振器の発振
周波数との関係を示す特性図。
【図6】 (A)は本発明の第4の実施例の要部構成を
示す縦断面図、(B)は第4の実施例の変形例を示す縦
断面図。
【図7】 本発明の第5の実施例の超音波処置装置の要
部の概略構成図。
【図8】 本発明の第6の実施例の超音波処置装置の要
部の縦断面図。
【符号の説明】
2…挿入部、6…超音波振動子、8…振動伝達部材、9
a…生体組織接合面、13…挾持部(挾持手段)、17
…受信用圧電素子(距離検出手段)、18…受信器(超
音波出力制御手段)、21…レーザプローブ(距離検出
手段)、22…レーザ変位計(超音波出力制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/12 320 A61B 17/11 A61B 1/00 300 A61B 18/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内に挿入される挿入部の先端部に生体
    組織を挾持する挾持手段が設けられ、超音波振動を発生
    する超音波振動子からの超音波振動が振動伝達部材を介
    して前記挾持手段に伝達されて前記挾持手段に挾持され
    ている生体組織が接合される超音波処置装置において、
    離間対向配置された前記挾持手段の一対の挾持要素間の
    距離を検出する距離検出手段を設けるとともに、この距
    離検出手段からの検出データにもとづいて前記超音波振
    動子の超音波出力を制御する超音波出力制御手段を設け
    たことを特徴とする超音波処置装置。
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