JP3236015B2 - 情報処理装置及び方法 - Google Patents

情報処理装置及び方法

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JP3236015B2
JP3236015B2 JP27260590A JP27260590A JP3236015B2 JP 3236015 B2 JP3236015 B2 JP 3236015B2 JP 27260590 A JP27260590 A JP 27260590A JP 27260590 A JP27260590 A JP 27260590A JP 3236015 B2 JP3236015 B2 JP 3236015B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フォントデータをダウンロードする情報処
理装置及び方法に関する。
[従来の技術] オフィスでは、パーソナルコンピュータ、オフィスコ
ンピュータ、ファクシミリ、ワードプロセッサなど多様
なオフィスツールが導入されている。これらの機器と個
人のワークステーションを結びつけて、情報を垂直、水
平な構造で複合化させ、統合的なオフィスシステムを実
現し、オープンで透過性のある通信機器としての役割が
LANに求められ、このようなニーズに対応したものとし
てネットワークOSが挙げられる。これは、ホストシステ
ムやUNIXワークステーションとの情報交換を目的とし
て、PCネットワークをベースにした分割処理を実現する
ためのもので、各ワークステーション、サーバに各機種
に共通するプロトコルを搭載し、データファイルの共
有、異機種間の接続、周辺機器の共有を容易に実現する
ものである。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、上記従来例では、データ内容の管理が
できないため、特に文字データをダウンロードする際、
次のような欠点があった。
すなわち、自己のワークステーション上に所望の文字
データが存在しない場合、ユーザは他のワークステーシ
ョンまたはサーバ(プリンタ)に対して毎回コマンドを
発行し、一番適切な文字データをユーザが選択し、自己
のワークステーションに文字データをダウンロードする
必要があった。
上記課題を解決するために本発明の目的は、ダウンロ
ードされる装置のアウトラインフォントデータの形式に
応じて、データをダウンロードすることができる装置及
び方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置
は、 ダウンロードされる装置のアウトラインフォントデータ
の形式とダウンロードすべきアウトラインフォントデー
タの形式とが一致するか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段により一致すると判別された場合、アウト
ラインフォントデータを前記装置にダウンロードし、前
記判別手段により一致しないと判別された場合、アウト
ラインフォントデータをビットマップ展開し、ビットマ
ップ展開したデータを前記装置にダウンロードする手段
とを有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理方法は、 ダウンロードされる装置のアウトラインフォントデータ
の形式とダウンロードすべきアウトラインフォントデー
タの形式とが一致するか否かを判別する判別ステップ
と、 前記判別ステップにより一致すると判別された場合、ア
ウトラインフォントデータを前記装置にダウンロード
し、前記判別ステップにより一致しないと判別された場
合、アウトラインフォントデータをビットマップ展開
し、ビットマップ展開したデータを前記装置にダウンロ
ードするステップとを有することを特徴とする。
[実施例] 第1図は、本発明のシステム構成例を示す図である。
同図において、1は、ワークステーション、プリンタ
を結ぶLANケーブル、2〜11はそれぞれワークステーシ
ョンA〜J、12〜17はそれぞれプリンタA〜Dである。
ここで、ワークステーションA〜Dは、それぞれ、内
部にアウトラインフォントをビットマップフォントに展
開するためのフォントマネージャA〜Dを持つ。
また、ワークステーションE〜Gは、いずれも、内部
にアウトラインフォントをビットマップフォントに展開
するためのフォントマネージャAを有し、ワークステー
ションEは、フォントマネージャAによってビットマッ
プフォントに展開される細明朝体とゴシック体のアウト
ラインフォントデータを持ち、ワークステーションF
は、フォントマネージャAによってビットマップフォン
トに展開される細明朝体とゴシック体のアウトラインフ
ォントデータを持ち、ワークステーションGは、フォン
トマネージャAによってビットマップフォントに展開さ
れる太明朝体のアウトラインフォントデータを持つ。
一方、ワークステーションHおよびIは、内部にアウ
トラインフォントをビットマップフォントに展開するた
めのフォントマネージャBを有し、ワークステーション
Hは、フォントマネージャBによってビットマップフォ
ントに展開される細明朝体とゴシック体のアウトライン
フォントデータを持ち、ワークステーションIはフォン
トマネージャBによってビットマップフォントに展開さ
れる太明朝体のアウトラインフォントデータを持つ。
ワークステーションJは、内部にアウトラインフォン
トをビットマップフォントに展開するためのフォントマ
ネージャCと、フォントマネージャCによってビットマ
ップフォントに展開される太明朝体のアウトラインフォ
ントデータを持つ。
更に、プリンタA〜Bは、内部にアウトラインフォン
トをビットマップフォントに展開するためのフォントマ
ネージャAを有し、プリンタAは、フォントマネージャ
Aによってビットマップフォントに展開される細明朝体
とゴシック体のアウトラインフォントデータを持ち、プ
リンタBは、フォントマネージャAによってビットマッ
プフォントに展開される細明朝体と教科書体のアウトラ
インフォントデータを持ち、14は、フォントマネージャ
Aによってビットマップフォントに展開される太明朝体
のアウトラインフォントデータを持つ。
また、プリンタDおよびEは、内部にアウトラインフ
ォントをビットマップフォントに展開するためのフォン
トマネージャBを有し、Dは、フォントマネージャBに
よってビットマップフォントに展開される細明朝体とゴ
シック体のアウトラインフォントデータを持ち、Eは、
フォントマネージャBによってビットマップフォントに
展開される太明朝体のアウトラインフォントデータを持
っている。
また、プリンタFは、内部にアウトラインフォントを
ビットマップフォントに展開するためのフォントマネー
ジャEと、フォントマネージャBによってビットマップ
フォントに展開される太明朝体のアウトラインフォント
データを持つ。
第2図は本発明に関わるワークステーションの基本的
な構成を示すブロック図である。
第2図において、201はCPU、即ち中央処理装置であ
り、装置全体の制御及び演算処理等を行なうものであ
る。202はROM、即ち読み出し専用メモリであり、システ
ム起動プログラム及び文字パターン・データ及びフォン
トマネージャプログラム等の記憶領域である。ここで
は、文字パターンデータはフォントマネージャプログラ
ムにあったデータ形式で格納されている。また、このよ
うなROMの一部または全部は、カートリッジ形式とし、
拡張や変更が容易に行なえるようにしてもよい。203はR
AM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のない
データ記憶領域であって、様々な処理毎に各々のプログ
ラム及びデータがロードされ、実行される領域である。
204はKBC即ちキーボード制御部であり、205のKB即ちキ
ーボードよりキー入力データを受け取り、CPU201へ伝達
する。206はCRTC即ちデイスプレイ制御部、207はCRT即
ちデイスプレイ装置であり、CRT207は、CRTC206よりデ
ータを受け取り表示する。209はFD即ちフロッピーディ
スク装置あるいはHD即ちハードディスク装置等の外部記
憶装置であり、プログラム及びデータを記憶させてお
き、実行時、必要に応じて参照またはRAMへロードす
る。208は、DKC即ちディスク制御部であり、外部記憶装
置209に対するデータ伝送等の制御を行なうものであ
る。210はシステムバスであり、上述の構成要素間のデ
ータの伝送路となるべきものである。
第3図は本発明に関わるプリンタの基本的な構成を示
すブロック図である。
第3図において、301はCPU、即ち中央処理装置であ
り、この装置全体の制御及び演算処理等を行なうもので
ある。302はROM即ち読み出し専用メモリであり、システ
ム起動プログラム及び文字パターン・データ及びフォン
トマネージャプログラム等の記憶領域である。このと
き、文字パターンデータはフォントマネージャプログラ
ムにあったデータ形式で格納されている。このROMは、
本体に内蔵されるようにしてもよいし、カートリッジ形
式などにより着脱可能なものであってもよい。303はRAM
即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデ
ータ記憶領域であって、様々な処理毎に各々のプログラ
ム及びデータがロードされ、実行される領域である。30
5はPRT即ちプリンタ装置であり、304はPRTC即ちプリン
タ制御部であって、PRT305を制御する。306はシステム
バスであり、上述の構成要素間のデータの伝送路となる
べきものである。
本実施例では、あるワークステーションが、あるフォ
ントデータを用いようとするときに、そのフォントデー
タが、そのワークステーション上に存在しない場合、一
定の法則に従って、他のワークステーションからフォン
トデータをダウンロードする。
第1図の構成のシステムにおいては、例えば、ワーク
ステーションAが細明朝体を使って表示を行なおうとす
るとき、ワークステーションAには細明朝体のフォント
データがないため、デフォルトとして、ワークステーシ
ョンEから細明朝体のフォントデータをロードして、ワ
ークステーションAにおいてビットマップに展開して用
いる。
このとき、ワークステーションEが電源スイッチがオ
フであるなどの理由でLANから外されている場合は、ワ
ークステーションFから細明朝体フォントデータをロー
ドして、ワークステーションAにおいてビットマップに
展開して用いる。
また、ワークステーションAで楷書体を使って表示を
行うときは、ワークステーションEに楷書体が存在せ
ず、ワークステーションFだけに存在するので、ワーク
ステーションFから楷書体のフォントデータをロードし
て、ワークステーションAにおいてビットマップに展開
して用いる。
ワークステーションAで細明朝体とゴシック体の両方
を用いて表示を行うときは、ワークステーションEがLA
Nに接続されている限り、ワークステーションEからフ
ォントデータをロードしワークステーションAにおいて
ビットマップに展開して用いる。
以上のような動作を行なうために、本実施例では、LA
N上の各ワークステーションは、LANに接続された、また
は接続される可能性のある全てのワークステーション、
並びに全てのプリンタのフォントデータに関する情報を
テーブルとして持っている。例として、第1図の構成に
おけるワークステーションAの持つテーブルを、第4図
に示す。また、自分自身に関するデータも、同様の形式
で別個に、または一緒に持ち、参照するものとする。
第4図において、FM種別は、フォントマネージャの種
類を表し、デバイス種別は、ワークステーション(WS)
であるか、プリンタ(PR)であるかなどを表す。
第5図は、第4図に示されるテーブルを作成する際の
フローチャートである。各ワークステーション、プリン
タは電源投入後、まずステップS501で第4図の検索テー
ブルの初期化を行う。次に、ステップS502でLANに接続
されている各ワークステーション、プリンタの全てのア
ドレス情報が格納されたファイルをFDなどからメモリに
ロードする。ステップS503では、このファイル中の全て
のアドレス情報に対して、以下のステップS504〜S507の
処理が終了していればステップS508へ、未処理のアドレ
ス情報があればステップS504に進む。ステップS504で
は、アドレス情報を1つ獲得し、そのアドレス先のワー
クステーションまたは、プリンタが接続可能(システム
が立ち上がっている)ならばステップS505へ、そうでな
ければ、このアドレスに対する処理は終了とし、再度ス
テップS503へ進む。ステップS505では自分のデバイス種
別の情報、備えている書体の情報等をそのアドレスの機
器に送信する。続いてステップS506へ進み接続先のデバ
イス種別の情報、持っている書体の情報等を獲得し、ス
テップS507において、検索テーブルに登録する。そして
再度ステップS503に進む。ステップS508では、他のワー
クステーション、プリンタからのコマンド受信待ちに入
る。ステップS509においては、システム終了コマンドを
受信した場合ステップS512へ、そうでない場合ステップ
S510へ進む。ステップS512では、検索テーブルからコマ
ンド発信元のデータを削除し、再びステップS508へ進
む。一方、ステップS509においてシステム終了以外のコ
マンドを受信した場合、まず、ステップS510では相手の
書体、デバイス情報等を検索テーブルに登録する。次に
ステップS511に進み、相手に自分のデバイス情報、書体
情報を送信し、再びステップS508に進み、コマンド待ち
に入る。
なお、カートリッジやカードなどの装着交換等によ
り、装置の備える書体等に異動が生じる可能性のある場
合は、電源投入後、他装置との通信に先立ち、自分自身
に関する情報を更新するものとする。
第6図は、本実施例の動作の一例を示すフローチャー
トである。
フォントデータを持っていないあるワークステーショ
ンで、フォントデータが必要になった場合、まず、ステ
ップS601で、必要とする種類のフォントを持ったワーク
ステーションが存在するかどうかを、第4図の検索テー
ブルを用いて判断する。必要とするフォントデータをも
ったワークステーションが1つ以上存在する場合、ステ
ップS602に進み、必要とするフォントデータを持ったワ
ークステーションが存在しない場合には、ステップS609
へ進む。
ステップS602では、必要とするフォントデータを持つ
ワークステーションの中に、自分と一致するフォントマ
ネージャをもつワークステーションが存在するかどうか
を、第4図の検索テーブルを用いて判断する。ステップ
S602で、一致するフォントマネージャを持つワークステ
ーションが1つ以上存在する場合、ステップS603へ進
み、一致するフォントマネージャを持つワークステーシ
ョンが存在しない場合、ステップS604へ進む。
ステップS603では、必要とするフォントデータを持
ち、フォントマネージャの種類が一致する1つ以上のワ
ークステーションから、1つのワークステーションを選
択し、ステップS619に進む。その選択方法は、第4図の
検索テーブルにおいて最初に現れるものを選んでもよい
し、該当するワークステーションの内、その時の状態に
おいてもっとも低い負荷の作業を行っているものとして
もよい。
また、ステップS602で、フォントの種類が一致するワ
ークステーションの中に、一致するフォントマネージャ
を持つものが存在しない場合、ステップS604に進むが、
ここでは、自己のフォントマネージャのデータ形式に変
換できるフォントデータを持つワークステーションが存
在するかどうかを、第4図の検索テーブルのフォントマ
ネージャ種別と、第11図のデータ形式間の変換の難易度
を示すテーブルを用いて判断する。ステップS604で、デ
ータ形式変換可能なフォントデータを持つワークステー
ションが1つ以上存在する場合、ステップS605へ進み、
存在しない場合、ステップS607へ進む。
ステップS605では、ステップS604で得られた1つ以上
のワークステーションから1つのワークステーションを
選択する。続いてステップS606では、ステップS605で選
択されたワークステーションにおいて、フォントデータ
をデータを必要とするワークステーションの持つフォン
トマネージャのデータ形式に変換し、ステップS619に進
む。
一方、ステップS604で、所望のフォントマネージャの
データ形式に変換できるフォントデータを持つワークス
テーションが存在しない場合、ステップS607で、フォン
トデータが一致する1つ以上のワークステーションから
1つのワークステーションを選択し、ステップS608で
は、ステップS607で選択されたワークステーション上
で、フォントデータをビットマップに展開してステップ
S618に進む。
また、ステップS601で、必要とするフォントデータを
持ったワークステーションが存在しない場合は、ステッ
プS609で、一致するフォントマネージャを持つワークス
テーションが存在するかどうかを第5図の検索テーブル
を用いて、判断する。ステップS609で、一致するフォン
トマネージャを持つワークステーションが1つ以上存在
する場合、ステップS610へ進み、一致するフォントマネ
ージャを持つワークステーションが存在しない場合、ス
テップS612へ進む。
ステップS610では、一致するフォントマネージャを持
つワークステーションの中から、所望のデータに近いフ
ォントデータを持ったワークステーションを1つ以上選
択する。その選択方法は、第13図から第15図を例にとっ
て後述する。そして、ステップS611で、ステップS610で
選択したワークステーションの中から、1つのワークス
テーションを選択する。
ステップS609で、一致するフォントマネージャを持つ
ワークステーションが存在しない場合、ステップS612
で、所望とするフォントデータに近い種類のフォントデ
ータを持った1つ以上のワークステーションを選択す
る。その選択方法は、第13図から第15図を例にとって後
述する。そして、ステップS613で、ステップS612で選択
したものの中に自分のフォントマネージャのデータ形式
に変換できるフォントデータを持つワークステーション
が存在するかどうかを、第4図の検索テーブルのフォン
トマネージャ種別と、後述する第11図のフォントデータ
間の変換難易度を表すテーブルを用いて判断する。ステ
ップS613で、データ形式変換可能なフォントデータを持
つワークステーションが1つ以上存在する場合、ステッ
プS614へ進み、存在しない場合、ステップS616へ進む。
ステップS614では、ステップS613で得られた1つ以上
のワークステーションから1つのワークステーションを
選択する。ステップS615では、ステップS614において選
択されたワークステーションのフォントデータを、所望
とするフォントマネージャのデータ形式に変換し、ステ
ップS619に進む。
ステップS613で、所望のフォントマネージャのデータ
形式に変換できるフォントデータを持つワークステーシ
ョンが存在しない場合、ステップS616で、ステップS612
で選択された1つ以上のワークステーションから1つの
ワークステーションを選択する。そして、ステップS617
では、ステップS616で選択されたワークステーション上
で、フォントデータをビットマップに展開する。
次に、ステップS618においては、ステップS608、ステ
ップS617でビットマップ展開したデータを、フォントを
要求したワークステーションへダウンロードする。
また、ステップS619では、ステップS603あるいはステ
ップS611において選択されたフォントデータ、またはス
テップS606、ステップS615においてデータ形式変換され
たフォントデータを、フォント展開要求したワークステ
ーションへダウンロードする。そして、ステップS620に
おいて、ステップS619でダウンロードしたフォントデー
タを、データを要求したワークステーション上でビット
展開する。ステップS621では、ステップS618でダウンロ
ードしたビットマップデータあるいはステップS620でビ
ットマップ展開したデータの表示を行って処理を終了す
る。
ここで、以上の第6図のフローチャートの動作を、第
1図の構成においてフォントを要求したワークステーシ
ョンをワークステーションAとして、第4図の検索テー
ブルを用いて、更に具体的に説明する。
例として、ワークステーションA(フォントマネージ
ャA、フォントデータ無し)から細明朝体の展開要求が
あった場合を考える。
まず、第6図のステップS601において、細明朝体のフ
ォントデータを有するワークステーションを選択する。
ここで、ワークステーションE、ワークステーション
F、ワークステーションHが選択される。そして、1つ
以上のワークステーションが存在するので、ステップS6
02へ進む。
ステップS602では、上記ワークステーションの中か
ら、ワークステーションAとフォントマネージャが一致
するワークステーションの選択を行う。ここで、ワーク
ステーションE、ワークステーションFが選択される。
続いて、ステップS603で、ステップS602で選択されたワ
ークステーションから、1つのワークステーションを選
択する。ここで、その選択方法を、仮に、第4図の検索
テーブルにおいて最初に現れるものとすると、ワークス
テーションEに決定される。
そして、ステップS619で、ワークステーションEの細
明朝体のフォントデータをワークステーションAへダウ
ンロードする。次に、ステップS620において、ワークス
テーションA上で、ダウンロードしたフォントデータを
フォントマネージャAでビットマップ展開し、ステップ
S621でビットマップ展開したデータを表示して処理を終
了する。
第7図は、本実施例の動作の他の一例を示すフローチ
ャートである。第6図に示した例では、フォントの種類
が一致するものがない場合は、まずフォントマネージャ
が一致するものを優先した(ステップS609〜610)が、
この例では、まずフォントの種類の近いものを優先する
点が第6図のものとは異なっている。
第7図の例で、フォントデータを持っていないあるワ
ークステーションで、フォントデータが必要になった場
合、まず、ステップS701で、必要とするフォント種類を
持ったワークステーションが存在するかどうかを、第4
図の検索テーブルを用いて判断する。必要とするフォン
トデータをもったワークステーションが1つ以上存在す
る場合、ステップS702に進み、必要とするフォントデー
タを持ったワークステーションが存在しない場合には、
ステップS709へ進む。
ステップS702〜S708(必要とするフォントデータをも
ったワークステーションが1つ以上存在する場合の処
理)は、ステップS602〜S608とまったく同様であるので
省略する。
ステップS701で、必要とするフォントデータを持った
ワークステーションが存在しない場合は、まず、ステッ
プS709で、所望とするフォントデータに近いデータを持
ったワークステーションを選択する。その選択方法は、
第13図及び第15図を例にとって後述する。そして、ステ
ップS710で、ステップS709で得られたワークステーショ
ンから、一致するフォントマネージャを持つワークステ
ーションが存在するかどうかを第4図の検索テーブルを
用いて、判断する。ステップS710で、一致するフォント
マネージャを持つワークステーションが1つ以上存在す
る場合、ステップS711へ進み、一致するフォントマネー
ジャを持つワークステーションが存在しない場合、ステ
ップS712へ進む。
そして、ステップS711では、ステップS710で選択した
ワークステーションの中から、1つのワークステーショ
ンを選択し、ステップS718に進む。
一方、ステップS712では、一致するフォントマネージ
ャを持つワークステーションが存在しないので、フォン
トを必要としているワークステーションの持つフォント
マネージャのデータ形式に変換できるフォントデータを
持つワークステーションが存在するかどうかを第4図の
検索テーブルのフォントマネージャ種別と、第11図のテ
ーブルを用いて判断する。ステップS712で、データ形式
変換可能なフォントデータを持つワークステーションが
1つ以上存在する場合は、ステップS713へ進み、存在し
ない場合は、ステップS715へ進む。
ステップS713では、ステップS712で得られた1つ以上
のワークステーションから1つのワークステーションを
選択し、ステップS714では、ステップS713において選択
されたワークステーションのフォントデータを所望とす
るフォントマネージャのデータ形式に変換し、ステップ
S718に進む。
また、ステップS715では、ステップS709で選択された
1つ以上のワークステーションから1つのワークステー
ションを選択する。そして、ステップS716では、ステッ
プS715で選択されたワークステーション上で、フォント
データをビットマップに展開し、ステップS717に進む。
ステップS717〜S720(ビットマップ展開したデータを
ダウンロードして、あるいは、ダウンロードしたデータ
をビットマップ展開して表示する場合の処理)は、ステ
ップS618〜S621とまったく同様であるので省略する。
次に第8図のフローチャートを用いて、他の実施例の
説明を行う。
この例では、あるワークステーションでフォントが必
要となった場合、ステップS801において、まずフォント
を要求しているワークステーションとフォントマネージ
ャの一致するワークステーションが存在するかどうかの
チェックを第4図の検索テーブルを用いて行う。そし
て、少なくとも1つ以上の一致するワークステーション
が存在すればステップS802へ進み、一致するワークステ
ーションが1つも存在しない場合にはステップS805へ進
む。
ステップS802では、ステップS801で所望のフォントマ
ネージャを持つワークステーションの中に、所望のフォ
ントデータと一致するフォントデータを持つワークステ
ーションが存在するかどうかのチェックを第4図の検索
テーブルを用いて行う。そして、少なくとも1つ以上の
一致するワークステーションが存在すればステップS803
へ進み、一致するワークステーションが存在しない場合
はステップS804へ進む。
ステップS803は、所望のフォントマネージャとフォン
トデータを持つ1つ以上のワークステーションが存在す
る場合であり、これらのワークステーションから1つの
ワークステーションを選択するステップである。その複
数のワークステーションからの選択方法は、第4図の検
索テーブルにおいて最初に現れるものであっても良い
し、その時のワークステーションの状態において最も負
荷の低い作業を行っているものであっても良い。ステッ
プS803を終えると、ステップS815に進む。
ステップS804は、フォントマネージャの一致するワー
クステーションが存在するが、その中で所望のフォント
データを持つものが存在しない場合であるので、このフ
ォントマネージャの一致するワークステーションの中か
ら所望のフォントデータに最も近いフォントデータを持
つワークステーションを選択し、ステップS815に進む。
この選択方法については第13図から第15図を例にとって
後述する。
ステップS805は、ステップS801においてフォントマネ
ージャの一致するワークステーションが存在しなかった
場合の処理であり、所望のフォントマネージャのデータ
形式に変換できるデータ形式のフォントデータを持つワ
ークステーションが存在するかどうかを、第11図の検索
テーブルを用いて行う。所望のフォントマネージャのデ
ータ形式に変換できるデータ形式のフォントデータを持
つワークステーションが少なくとも1つ以上存在する場
合にはステップS806へ進み、このようなワークステーシ
ョンが1つも存在しない場合にはステップS810へ進む。
ステップS806は、フォントマネージャの一致するワー
クステーションは存在しないが、少なくとも1つ以上
の、所望のフォントマネージャへのデータ形式変換可能
なフォントデータを有するワークステーションが存在す
る場合であり、このステップでは、これらのワークステ
ーションのうち所望のフォントデータを持つものが存在
するかどうかのチェックを行い、所望のフォントデータ
を有するワークステーションが少なくとも1つ以上存在
する場合にはステップS807へ進み、所望のフォントデー
タが存在しない場合にはステップS808へ進む。
ステップS807においては、ステップS806で得られた少
なくとも1つ以上のワークステーションのうちから1つ
のワークステーションの選択を行う。その複数のワーク
ステーションからの選択方法は、第4図の検索テーブル
において最初に現れるものであっても良いし、その時の
ワークステーションの状態において最も負荷の低い作業
を行っているものであっても良い。
また、ステップS808においては、フォントマネージャ
の一致するワークステーションが存在せず、更に所望の
フォントデータを有するワークステーションも存在しな
いが、1つ以上のワークステーションで、フォントを要
求しているワークステーションの有するフォントマネー
ジャのデータ形式に変換可能な場合であり、そのフォン
トデータのうち種類の近いものを有するワークステーシ
ョンの選択を行う。その選択方法は、第13図から第15図
を例にとって後述する。ステップS809においては、ステ
ップS807あるいはステップS808において選択されたワー
クステーションのフォントデータを、所望のフォントマ
ネージャのデータ形式へ変換する。ステップS810は、フ
ォントマネージャの一致するワークステーションが存在
せず、更にこのフォントマネージャのデータ形式に変換
可能なフォントデータが1つも存在しない場合である。
このステップでは、所望のフォントデータを有するワー
クステーションが存在するかどうかのチェックを、第5
図の検索テーブルを用いて行い、所望のフォントデータ
を有するワークステーションが少なくとも1つ以上存在
する場合にはステップS811へ進み、存在しない場合には
ステップS812へ進む。
ステップS811では、所望のフォントデータを有する複
数のワークステーションのうちから1つのワークステー
ションの選択を行う。その複数のワークステーションか
らの選択方法は、第4図の検索テーブルにおいて最初に
現れるものであっても良いし、その時のワークステーシ
ョンの状態において最も負荷の低い作業を行っているも
のであっても良い。
また、ステップS812は、フォントマネージャの一致す
るワークステーションが存在せず、更に所望のフォント
データを有するワークステーションが存在せず、フォン
トを要求しているワークステーションのフォントマネー
ジャへのデータ形式の変換もできない場合である。そし
てこのステップでは、複数のワークステーションの中か
ら、所望のフォントデータの代わりとなる種類の近いフ
ォントデータを持つワークステーションを1つ選択す
る。その選択方法は、第13図から第15図を例にとって後
述する。
ステップS813においては、ステップS811あるいはステ
ップS812で選択されたワークステーション上でビットマ
ップ展開を行う。ステップS814においては、ステップS8
13でビットマップ展開を行ったデータをフォントを要求
したワークステーションへダウンロードする。
一方、ステップS815においては、ステップS803あるい
はステップS804において選択されたフォントデータある
いはステップS809においてデータ形式変換されたデータ
をフォント要求したワークステーションへダウンロード
する。そしてステップS816において、ステップS815でダ
ウンロードしたフォントデータを所望のフォントマネー
ジャでビットマップ展開する。
ステップS817においては、ステップS814でダウンロー
ドしたビットマップデータあるいはステップS816におい
てビットマップ展開したデータの表示を行って処理を終
了する。
ここで、以上の第8図のフローチャートの動作を、第
1図の構成においてフォントを要求したワークステーシ
ョンをワークステーションAとして、第4図の検索テー
ブルを用いて、更に具体的に説明する。
例として、ワークステーションA(フォントマネージ
ャA、フォントデータ無し)から太明朝体の展開要求が
あった場合を考える。
まず第8図のステップS801において、ワークステーシ
ョンAのフォントマネージャと一致するワークステーシ
ョンの選択を行う。このとき、ワークステーションE、
ワークステーションF、ワークステーションGが選択さ
れる。そして、少なくとも1つ以上のワークステーショ
ンが選択されたのでステップS802へ進む。ステップS802
では上記ワークステーションの中からワークステーショ
ンAが要求したフォントデータが存在するかどうかをチ
ェックする。ここではワークステーションGが選択され
る。そして、ステップS803では、ステップS802で選択さ
れたワークステーションから1つを選択するが、この時
はワークステーションGのみであるのでワークステーシ
ョンGに決定される。
そしてステップS815において、ワークステーションG
のフォントデータをワークステーションAへダウンロー
ドする。そしてステップS816において、ワークステーシ
ョンA上でダウンロードしたフォントデータをフォント
マネージャAでビット展開を行い、ステップS817におい
てビット展開したデータを表示して処理を終了する。
次に第9図のフローチャートを用いて、更に他の実施
例の説明を行う。
第8図に示した例では、フォントマネージャの一致す
るワークステーションがない場合は、フォントを要求し
ているワークステーションのフォントマネージャで扱え
るデータ形式に変換可能なものを優先した(ステップS8
01、S805)が、この例では、フォントの種類が一致する
ものを優先する点が異なっている。
第9図のステップS901において、まずフォントを要求
しているワークステーションのフォントマネージャと一
致するフォントマネージャを持つワークステーションが
存在するかどうかのチェックを第4図の検索テーブルを
用いて行う。そして、少なくとも1つ以上のワークステ
ーションとフォントマネージャが一致すれば、ステップ
S902に進み、一致するフォントマネージャが1つも存在
しない場合にはステップS905へ進む。
ステップS902〜S904(フォントマネージャが一致する
ワークステーションが1つ以上存在する場合の処理)
は、ステップS802〜S804とまったく同様なので省略す
る。
ステップS905は、ステップS901においてフォントマネ
ージャの一致するワークステーションが存在しなかった
場合の処理であり、要求したフォントデータを有するワ
ークステーションが存在するかどうかのチェックを、第
4図の検索テーブルを用いて行う。そして、少なくとも
1つの、所望のフォントデータを有するワークステーシ
ョンが存在すればステップS906へ進み、所望のフォント
データを有するワークステーションが存在しない場合に
はステップS911へ進む。
ステップS906では、ステップS905において選択された
ワークステーションの有する所望のフォントデータのう
ち、フォントデータを要求しているワークステーション
のフォントマネージャのデータ形式に変換できるフォン
トデータが存在するかどうかを、第11図の検索テーブル
を用いて行う。データ形式変換可能なフォントデータが
少なくとも1つ以上存在する場合にはステップS907へ進
み、変換可能なフォントデータが1つも存在しない場合
にはステップS909へ進む。
ステップS907においては、ステップS906においてデー
タ形式変換可能なフォントデータを有するとして選択さ
れた複数のワークステーションの中から1つのワークス
テーションを選択する。その複数のワークステーション
からの選択方法は、第4図の検索テーブルにおいて最初
に現れるものであっても良いし、その時のワークステー
ションの状態において最も負荷の低い作業を行っている
ものであっても良い。そして、ステップS908において、
ステップS907で選択されたフォントデータを所望のフォ
ントマネージャのデータ形式へ変換する。
一方、ステップS909においては、種類の一致するフォ
ントは、ステップS906において所望のフォントマネージ
ャのデータ形式には1つも変換できないことがわかった
ので、ステップS905において選択されたフォントデータ
を持つ複数のワークステーションの中から1つのワーク
ステーションの選択を行う。その複数のワークステーシ
ョンからの選択方法は、第4図の検索テーブルにおいて
最初に現れるものであっても良いし、その時のワークス
テーションの状態において最も負荷の低い作業を行って
いるものであっても良い。そして、ステップS910におい
て、ステップS909で選択されたワークステーション上で
要求されたフォントデータのビットマップ展開を行う。
ステップS911においては、フォントマネージャの一致
するものが存在せず、かつ、所望のフォントデータを有
するワークステーションが存在しない場合であり、変わ
りとなるフォントデータを少なくとも1つ以上選択する
ステップSである。その選択方法においては、第13図か
ら第15図を例にとって後述する。
ステップS912においては、ステップS911で選択された
少なくとも1つ以上のフォントデータのうちから所望の
フォントマネージャのデータ形式に変換可能なフォント
データが存在するかどうかを判定する。変換可能なフォ
ントデータが少なくとも1つ以上存在する場合はステッ
プS913へ進み、1つも存在しない場合はステップS915へ
進む。
ステップS913においては、ステップS912で選択された
データ形式が変換可能なフォントデータを持つ複数のワ
ークステーションの中から1つのワークステーションの
選択を行う。その複数のワークステーションからの選択
方法は、第4図の検索テーブルにおいて最初に現れるも
のであっても良いし、その時のワークステーションの状
態において最も負荷の低い作業を行っているものであっ
ても良い。そして、ステップS914において、選択された
フォントデータを所望のフォントマネージャのデータ形
式へ変換する。
一方、ステップS915は、ステップS912で変換可能なデ
ータが存在しない場合の例であり、この時はステップS9
11で選択されたフォントデータを持つ複数のワークステ
ーションの中から1つのワークステーションの選択を行
う。その複数のワークステーションからの選択方法は、
第4図の検索テーブルにおいて最初に現れるものであっ
ても良いし、その時のワークステーションの状態におい
てもっとも負荷の低い作業を行っているものであっても
良い。そしてステップS916においてステップS915で選択
されたワークステーション上でビットマップ展開を行
う。
ステップS917においては、ステップS910あるいはステ
ップS916でビットマップ展開を行ったデータを、フォン
トを要求したワークステーションへダウンロードする。
また、ステップS918においては、ステップS903あるい
はステップS904において選択されたフォントデータ、ス
テップS908あるいはステップS914においてデータ形式変
換されたデータを、フォント要求したワークステーショ
ンへダウンロードする。そしてステップS919において、
ステップS918でダウンロードしたフォントデータを所望
のフォントマネージャでビットマップ展開を行う。
ステップS920においては、ステップS917でダウンロー
ドしたビットマップデータあるいはステップS918におい
てビットマップ展開したデータの表示を行って処理を終
了する。
ここで、以上の第9図のフローチャートの動作を、第
1図の構成においてフォントを要求したワークステーシ
ョンをワークステーションDとして、更に具体的に説明
する。
ワークステーションDから細明朝体の展開要求があっ
た場合、まず第9図のステップS901において、ワークス
テーションDとフォントマネージャが一致するワークス
テーションの選択を行う。ここでは、ワークステーショ
ンDのフォントマネージャと一致するフォントマネージ
ャを持つワークステーションが存在しないので、ステッ
プS905へ進む。
ステップS905ではワークステーションDの要求した細
明朝体のフォントデータを有するワークステーションが
存在するかどうかをチェックし、該当するワークステー
ションを選択する。このとき、ワークステーションE、
ワークステーションF、ワークステーションHが選択さ
れる。そして1つ以上の一致するフォントデータが存在
するのでステップS906へ進む。
ステップS906においては、ワークステーションDの持
つフォントマネージャのデータ形式に変換可能なフォン
トデータが存在するかどうかのチェックを第11図を用い
て行う。このときフォントマネージャDへ変換可能なフ
ォントマネージャはフォントマネージャBのみであるの
でワークステーションHが選択される。そして、変換可
能なフォントデータを持つワークステーションが存在し
たのでステップS907へ進む。
ステップS907ではステップS906で選択されたワークス
テーションの中から1つのワークステーションの選択を
行なうが、ステップS906で選択されたのはワークステー
ションHのみなので、ワークステーションHに決定され
る。そしてステップS908において、ワークステーション
Hの持つフォントマネージャBのデータ形式の細明朝体
フォントデータを、フォントマネージャDのデータ形式
に変換する。
そしてステップS918において、ワークステーションD
へ変換されたデータをダウンロードし、ステップS919に
おいてダウンロードしたデータをワークステーションD
上のフォントマネージャDにおいてビットマップ展開を
行う。最後にステップS920においてビットマップ展開し
たデータの表示を行って処理を終了する。
次に第10図のフローチャートを用いて、印刷を行なう
場合の実施例の説明をする。
第10図のステップS1001において、まず所望のフォン
トデータと一致するフォントデータを持つプリンタが存
在するかどうかのチェックを第4図のごとき検索テーブ
ルを用いて行う。フォントデータの一致するプリンタが
少なくとも1つ以上存在すればその全てのプリンタを選
択の対象とし、ステップS1002に進む。フォントデータ
の一致するプリンタが1つも存在しない場合には、ステ
ップS1005へ進む。
ステップS1002では、ステップS1001でフォントデータ
の一致するプリンタのうちから、所望のフォントマネー
ジャと一致するフォントマネージャを持つものが存在す
るかどうかのチェックを、第4図の検索テーブルを用い
て行う。一致するフォントマネージャを持つものが少な
くとも一つ以上存在すれば、そのフォントマネージャを
持つプリンタを選択の対象とし、ステップS1004に進
む。フォントマネージャが一致するプリンタが一つも存
在しない場合には、ステップS1003に進む。
ステップS1003では、ステップS1002までで選択の対象
になっているフォントを有するプリンタが1つ以上存在
するが、その中に所望のフォントマネージャを持つもの
が1つもないときである。ここでは、例えばそのうち第
4図の検索テーブルの中で最初に現れるプリンタを選
び、ステップS1018に進む。
ステップS1004では、ステップS1002までで選択の対象
になっているフォント、ならびにフォントマネージャを
持つプリンタが1つ以上存在するときで、複数のプリン
タが候補となっている場合は、第4図の検索テーブルの
中で最初に現れるプリンタを選び、ステップS1018に進
む。
ステップS1005では、所望のフォントデータが他のワ
ークステーション中に存在するか否かを第4図の検索テ
ーブルを用いて調べ、存在すればステップS1007に進
み、存在しなければステップS1006に進む。
ステップS1006では、第4図の検索テーブルを用い
て、所望のフォントデータに最も近いフォントデータを
持つワークステーションを選ぶ。最も近いフォントデー
タの選び方は後述する。
ステップS1007では、ステップS1005またはステップS1
006で選択されたワークステーションのフォントマネー
ジャに一致するフォントマネージャを持つプリンタが存
在するかどうかを調べ、少なくとも一つ以上存在すれば
ステップS1008に進み、一つも存在しない場合はステッ
プS1012に進む。
ステップS1008では、ステップS1005、ステップS1007
で選ばれた所望のフォントを有するワークステーション
とこのワークステーションとフォントマネージャが一致
するプリンタとの組の中から、印字データと同一のフォ
ントマネージャのものが存在するか否かを調べ、少なく
とも一つ以上存在する場合にはそのフォントマネージャ
を持つワークステーションとプリンタを選択の対象に
し、ステップS1010に進む。一つも存在しない場合には
ステップS1009に進む。
ステップS1009では、選択の対象となっているワーク
ステーション並びにプリンタのうちから1つを選択す
る。その選択方法は、第4図の検索テーブル中で一番最
初に出てくるものであっても良いし、その時のワークス
テーションの状態において、最も負荷の低い作業を行っ
ているものであっても良い。そしてステップS1011に進
む。
また、ステップS1010では、選択の対象となっている
ワークステーション、ならびにプリンタのうちから1つ
を選択する。その選択方法は、第4図の検索テーブル中
一番最初に出てくるものであっても良いし、その時のワ
ークステーションの状態において、最も負荷の低い作業
を行っているものであっても良い。そしてステップS101
1に進む。
ステップS1011では、選択されたワークステーション
中に存在するフォントデータをLANの回線を通じてプリ
ンタにダウンロードする。
ステップS1012では所望のフォントマネージャがプリ
ンタ中に存在するかどうかを第4図に示した検索テーブ
ルを用いて調べ、少なくとも一つ以上存在すればそのフ
ォントマネージャを持つプリンタを検索の対象としてス
テップS1014に進み、存在しなければステップS1013に進
む。
ステップS1013では、デフォルトとしてテーブル上に
登録されているプリンタを選び、このプリンタが選択で
きない場合は、このプリンタと同じフォントマネージャ
を持つプリンタを選んでステップS1014に進む。
ステップS1014では、検索テーブル上のワークステー
ションのフォントデータが、所望のプリンタのフォント
マネージャのフォントデータ形式に変換可能であればス
テップS1015に進み、変換不可能であればステップS1016
に進む。
ステップS1015では、選択されたワークステーション
上のフォントデータを、印字を行なうプリンタのフォン
トマネージャのデータ形式に変換する。
ステップS1016では、選択されたワークステーション
上でフォントデータをビットマップデータに変換する。
ステップS1017では、ステップS1015で変換したフォン
トデータあるいはステップS1016でビットマップ展開さ
れたデータをプリンタにダウンロードする。
ステップS1018では、プリンタに内蔵されたフォント
データやダウンロードされたフォントデータ、ダウンロ
ードされたビットマップを用いて印字データを印字して
処理を終了する。
なお、上記実施例では、ネットワーク上のプリンタか
ら1つのプリンタを選択したが、ネットワーク上に複数
のプリンタが存在しても、設置位置等の関係で、各ワー
クステーションが実質的に使用可能なプリンタが固定さ
れている場合に、このプリンタにないフォントを使用し
たい場合には、前述した自分のワークステーションにな
いフォントによる表示の場合と同様に、このプリンタの
フォントマネージャのデータ形式に基づいて他の装置を
選択して、選択した装置からフォントデータをこのプリ
ンタへダウンロードするものとする。
第11図はフォントデータの形式の変換の容易さを表し
た図である。
同図において、3次ベジェは3次ベジェ曲線+直線で
表されたフォントデータ、直線は直線のみで表されたフ
ォントデータ、3次Bスプラインは3次Bスプライン曲
線+直線で表されたフォントデータ、2次ベジェは2次
ベジェ+直線で表されたフォントデータ、円弧は円弧+
直線で表されたフォントデータをそれぞれ表し、A〜E
は、それぞれのデータ形式に対応するフォントマネージ
ャの種類である。
この図は、行方向の項目から、列方向の項目への変換
の容易さを表したものであり、ここで、◎は元のデータ
の精度を損なわずに変換が可能なもの、○は元のデータ
を近似して変換することが可能なもの、×は変換が不可
能、または負荷が大きく容易には変換できないものを表
す。
次に、1つのフォントから、他のフォントへの変換方
法を例を挙げて説明する。第12図は、ベジェ曲線を直線
に変換する例を示している。
第12図において1200は表示しようとするベジェ曲線で
あり、また、1201は曲線の開始点である端点、1202、12
03は中間点、1204は曲線の終了点である端点である。
ベジェ曲線1200は端点1201、中間点1202、中間点120
3、端点1204を用いて、以下の式により表される。すな
わち、 端点1201(X0,Y0) 中間点1202(X1,Y1) 中間点1203(X2,Y2) 端点1204(X3,Y3) とすると、ベジェ曲線1900は、 X(t)=X0t3+X1t2(1−t)+X2t(1−t)+X3(1−t) Y(t)=Y0t3+Y1t2(1−t)+Y2t(1−t)+Y3(1−t) t=0→1 となる。
次にこの式で表されるベジェ曲線を直線に変換する。
第12図で、1205は、端点1201と中間点1202の中点、12
06は、中間点1202と中間点1203の中点、1207は、中間点
1203と端点1204の中点である。更に、1208は、1205と12
06の中点、1209は、1206と1207の中点である。そして、
1210は1208と1209の中点である。ベジェ曲線1200を直線
に近似するとき、点1201、点1205、点1208、点1209、点
1207、点1204を結ぶ直線を書くことにより、近似直線を
描くことが可能である。点1210は点1208と点1209を結ぶ
線分上にある。近似を更に細かく行いたいときは点120
1、点1205、点1208、点1210を4点としたベジェ曲線と
点1210、点1209、点1207、点1204を4点としたベジェ曲
線をそれぞれ直線に近似することにより、更に細かい近
似を行うことができる。このように、ベジェ曲線は再帰
的に表現することが可能であり、直線に近似することも
容易である。
この変換式を用いて、直線とベジェ曲線で表されたフ
ォントデータを直線のみで表されたフォントデータに変
換することができる。
次に第13図のフローチャートを用いて、書体の選択方
法について説明を行う。
第13図のステップS1301において、まず、書体の選択
方法を自動とするかユーザ自らが判断して行なう(手
動)かの選択を行う。手動を選択した場合は、ステップ
S1302に進み、そうでない場合はステップS1304へ進む。
ステップS1302では、第4図の検索テーブルに存在す
る書体名をすべて表示し、ステップS1303において表示
された書体の中からユーザが選択を行い、処理を終了す
る。
一方、ステップS1304においては、ファミリー情報が
登録されているファイルをメモリにロードする。ステッ
プS1305においてロードしたファミリー情報を参照し、
所望の書体にファミリーが存在すればステップS1306
へ、存在しなければステップS1309へ進む。
ステップS1306においては、第4図の検索テーブルと
ファミリー情報から、第14図に示すようなファミリー検
索テーブルを作成する。
ステップS1307では、ファミリー検索テーブルにおい
て、少なくとも1つ以上の書体に対して、その書体を有
するデバイスが存在すれば、ステップS1308に進み、そ
うでない場合ステップS1309へ進む。
ステップS1308では第14図のファミリー検索テーブル
を用い、最もウエイトの近い書体を選択する。その際、
ウエイトの小さいものであっても良いし、大きいもので
あっても良い。
ステップS1309においては、フレンド情報が登録され
ているファイルをロードする。続いてステップS1310に
おいて、ロードしたフレンド情報を参照し、所望の書体
にフレンドが存在すればステップS1311へ、存在しなけ
ればステップS1314へ進む。
ステップS1311においては、第4図の検索テーブルと
ロードしたフレンド情報から、第15図に示すようなフレ
ンド検索テーブルを作成する。ステップS1311におい
て、少なくとも一つ以上の書体がフレンド検索テーブル
中に存在すれば、ステップS1312に進み、そうでない場
合はステップS1314へ進む。
ステップS1312では、第15図のフレンド検索テーブル
を用いて書体を選択する。その際の選択方法は、第15図
のフレンド検索テーブルにおいて最初に現れる書体であ
っても良いし、その時のワークステーションの状態にお
いてもっとも負荷の低い作業を行っているワークステー
ションの書体であっても良い。
ステップS1314においては、自分のワークステーショ
ン内にフォントデータが存在するかどうかのチェック
を、第4図の検索テーブルを用いて行なう。少なくとも
一つ以上の書体が自分の中に存在すれば、ステップS131
5に進み、そうでない場合ステップS1316へ進む。
ステップS1315では、第4図の検索テーブルを用いて
書体を選択する。その際の選択方法は、第4図の検索テ
ーブルにおいて最初に現れる自分の中の書体であっても
良いし、最後に現れる自分の中の書体であっても良い。
また、ステップS1316では、第4図の検索テーブルを
用いてシステム全体から書体を選択する。その際の選択
方法は、第4図の検索テーブルにおいて最初に現れる書
体であっても良いし、その時のワークステーションの状
態においてもっとも負荷の低い作業を行っているワーク
ステーションの書体であっても良い。
以上で書体の選択処理を終了する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ダウンロード
される装置のアウトラインフォントデータの形式に応じ
て、データをダウンロードすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のシステム構成例を示す図、 第2図は、実施例のワークステーションのブロック構成
図、 第3図は、実施例のプリンタのブロック構成図、 第4図は、検索テーブルの例を示す図、 第5図は、検索テーブルの作成処理のフローチャート、 第6図〜第10図は、所望のフォントがないときの出力処
理のフローチャート、 第11図は、フォント間の変換の容易さを表す図、 第12図は、ベジェ曲線を直線に変換する方法を説明する
図、 第13図は、書体の選択手順を示すフローチャート、 第14図は、ファミリーテーブルの例を示す図、 第15図は、フレンド−テーブルの例を示す図である。 1……LANケーブル 2〜11……ワークステーション 12〜17……プリンタ 201、301……CPU 202、302……ROM 203、303……RAM 204……KBC 205……KB 206……CRTC 207……CRT 208……DKC 209……外部記憶装置 210、306……バス 304……PRTC 305……PRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダウンロードされる装置のアウトラインフ
    ォントデータの形式とダウンロードすべきアウトライン
    フォントデータの形式とが一致するか否かを判別する判
    別手段と、 前記判別手段により一致すると判別された場合、アウト
    ラインフォントデータを前記装置にダウンロードし、前
    記判別手段により一致しないと判別された場合、アウト
    ラインフォントデータをビットマップ展開し、ビットマ
    ップ展開したデータを前記装置にダウンロードする手段
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段により一致しないと判別され
    た場合、ダウンロードされる装置のアウトラインフォン
    トデータの形式にダウンロードすべきアウトラインフォ
    ントデータの形式を変更可能であるか否かを判定する判
    定手段を有し、 前記ダウンロードする手段は、前記判定手段により変更
    可能でないと判定された場合、アウトラインフォントデ
    ータをビットマップ展開し、ビットマップ展開したデー
    タを前記装置にダウンロードすることを特徴とする請求
    項第1項記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】ダウンロードされる装置のアウトラインフ
    ォントデータの形式とダウンロードすべきアウトライン
    フォントデータの形式とが一致するか否かを判別する判
    別ステップと、 前記判別ステップにより一致すると判別された場合、ア
    ウトラインフォントデータを前記装置にダウンロード
    し、前記判別ステップにより一致しないと判別された場
    合、アウトラインフォントデータをビットマップ展開
    し、ビットマップ展開したデータを前記装置にダウンロ
    ードするステップとを有することを特徴とする情報処理
    方法。
  4. 【請求項4】前記判別ステップにより一致しないと判別
    された場合、ダウンロードされる装置のアウトラインフ
    ォントデータの形式にダウンロードすべきアウトライン
    フォントデータの形式を変更可能であるか否かを判定す
    る判定ステップを有し、 前記ダウンロードするステップは、前記判定ステップに
    より変更可能でないと判定された場合、アウトラインフ
    ォントデータをビットマップ展開し、ビットマップ展開
    したデータを前記装置にダウンロードすることを特徴と
    する請求項第3項記載の情報処理方法。
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