JP3235940B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3235940B2
JP3235940B2 JP03410695A JP3410695A JP3235940B2 JP 3235940 B2 JP3235940 B2 JP 3235940B2 JP 03410695 A JP03410695 A JP 03410695A JP 3410695 A JP3410695 A JP 3410695A JP 3235940 B2 JP3235940 B2 JP 3235940B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に文字や図形
などの画像を形成するためのプリンタ装置に関し、特に
非動作時に電力消費の低減化が可能なプリンタ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルドットプリンタ等のプリ
ンタ装置において、装置全体に供給する電力を1つの電
源スイッチで制御する構成、すなわち、電源スイッチを
オンにすると装置全体への電力供給を開始し、電源スイ
ッチをオフにすると装置全体への電力供給を停止する構
成が一般的である。
【0003】近年、消費電力の低減化を図るために、非
動作時に印字機構部や表示ランプなど特定部分の電力供
給を制御する第2の電源スイッチを設けたプリンタ装置
が提案されている。第2の電源スイッチはリレー等で構
成され、主制御回路によって制御される。
【0004】プリンタ装置が印字出力を行わない場合、
たとえばコンピュータなどの外部ホスト装置から印字デ
ータや印字制御コード等のデータが一定時間入力されな
い場合に、主制御回路は第2の電源スイッチを動作させ
て特定部分の消費電力を抑えるオートパワーオフ制御を
行った後、主制御回路およびその周辺回路だけが通電状
態になる省電力モードに入る。この省電力モード状態に
おいて、再び外部ホスト装置からのデータ入力が開始す
ると、速やかに第2の電源スイッチを投入してプリンタ
装置を活性化し、いつでも印字可能な通常モードに復帰
する。また、通常モードに復帰する場合、使用者のパネ
ルスイッチ操作によって強制的に省電力モードを解除す
る方法もある。
【0005】このようなプリンタ装置では、省電力モー
ド時の消費電力が極めて少なくなるため、第1の電源ス
イッチを省くことが可能となり、部品点数の削減および
低価格化が図られる。
【0006】また他の先行技術として、電力消費の低減
を図ったデータ端末装置(特開昭57−155633号
公報)やプリンタ装置(特開平4−354017号公
報)が開示されている。
【0007】図4は、従来のプリンタ装置の電気的構成
の一例を示すブロック図である。このプリンタ装置は、
装置全体の動作を管理するCPU(中央処理装置)51
と、不揮発性メモリであるROM(リードオンリメモ
リ)52と、データの書替えが可能なRAM(ランダム
アクセスメモリ)53と、外部ホスト装置50と接続す
るためのインタフェイス(I/F)57と、操作スイッ
チ等の信号入力手段や表示LED(発光ダイオード)や
ブザー等の信号表示手段が組み込まれたパネル部58
と、記録媒体に画像を形成するための画像形成部59
と、画像形成部59を制御するための制御回路54など
で構成される。
【0008】CPU51は、ROM52に格納されたプ
ログラムに従って、データ入出力、データ転送、演算等
の信号処理を行う。ROM52は、CPU51の動作に
必要なプログラムおよびデータや文字コードや文字フォ
ントなど印字に必要なデータを格納している。RAM5
3は、CPU51のワークエリア、外部ホスト装置から
の受信データの一時保管や文書データの展開などに使用
される。インタフェイス57は、外部ホスト装置との間
でデータの授受を行う。このようなCPU51、ROM
52、RAM53、インタフェイス57、パネル部58
および制御回路54はアドレスバス、データバス、コン
トロールバス等から成るバスBUSによって相互に接続
されている。また、CPU51の内部には、動作タイミ
ングを決めるクロック信号66を発生するクロック回路
(不図示)が内蔵されており、制御回路54にも供給さ
れている。
【0009】画像形成部59は、駆動部56とドライブ
回路55を有する。駆動部56は、記録媒体に印字を行
う印字ヘッドや、印字ヘッドを搭載したキャリッジ(C
R)を記録媒体の幅方向に移送するCRモータや、記録
媒体を一定量ずつ搬送するPF(ペーパフィード)モー
タなどの駆動ユニットを有する。ドライブ回路55は、
制御回路54からの制御信号に基づいて画像形成部59
の各駆動ユニットを駆動する。
【0010】このプリンタ装置には、デジタル信号を扱
うロジック系の回路に電力を供給するロジック電源61
と、モータ等の比較的大電力を必要とするユニットに電
力を供給するドライブ電源60とが設けられ、いずれも
商用電源へスイッチ等を介さずに接続される。ドライブ
電源60は電源ラインVcc3を介して画像形成部59
に電力を供給している。
【0011】一方、ロジック電源61はたとえばTTL
やCMOSに適合する直流5Vを電源ラインVcc1に
出力し、CPU51、ROM52、RAM53、インタ
フェイス57、パネル部58、制御回路54およびリレ
ー等から成る電源切断回路62に供給している。また、
電源ラインVcc1の一部は電源切断回路62を介して
電源ラインVcc2となって、パネル部58および制御
回路54の一部に接続されている。電源切断回路62
は、制御回路54からの節電信号67がハイレベルであ
るとき電源ラインVcc2へ電力を供給し、一方、節電
信号67がローレベルであるとき電源ラインVcc2へ
の電力供給を遮断する。
【0012】図5は、インタフェイス57の一例を示す
ブロック図である。外部ホスト装置50とインタフェイ
ス57とはコネクタ71を介して接続されており、ここ
ではセントロニクス準拠などのパラレルインタフェイス
方式を用いており、代表的な信号線として、データ信号
Data1〜8(正論理)、ビジー信号BUSY(正論
理)、ストローブ信号STROBE(負論理)、アクノ
リッジ信号ACK(負論理)等が規定されている。
【0013】データラッチ回路72は、データ信号Da
ta1〜8を介して外部ホスト装置50から送信される
印字コードや印字制御コードを8ビット単位で格納する
ものであり、ストローブ信号の立下り時にデータをラッ
チする。ビジーフラグ73は、フリップフロップ等で構
成され、ストローブ信号の立下りでハイレベルとなり、
そのままビジー信号として外部ホスト装置50へ出力す
るとともに、汎用入出力回路(I/O)74を経由して
CPU51に取り込まれる。外部ホスト装置50は、絶
えずビジー信号を監視しており、ローレベルになるまで
次のデータ送信を待機している。データラッチ回路72
にラッチされたデータがバスを介してCPU51に取り
込まれると、CPU51は汎用入出力回路74を介して
クリア信号CLEARを出力してビジーフラグ73をロ
ーレベルに反転させる。なお、CPU51は時間計測用
のタイマーTAを有する。
【0014】図6は、従来のプリンタ装置の動作を示す
フローチャートである。まずプリンタ装置の電源が投入
されると、ステップS101においてRAM53、イン
タフェイス57、パネル部58および制御回路54の初
期設定を行って、次のステップS102において制御回
路54を介してドライブ回路55および駆動部56を動
作させ、印字位置や印字条件等を初期化する初期動作を
行って、印字スタンバイの状態になる。この状態で外部
ホスト装置50からの印字命令を受信すると、印字動作
を開始することができる。
【0015】次にステップS103においてタイマーT
Aをスタートし、ステップS104において外部ホスト
装置50から印字データが入力されているか否かをビジ
ーフラグ73の状態に基づいて判定し、データ入力が無
ければステップS110に移行して、タイマーTAが計
時を開始してから一定時間経過するまでステップS10
4およびS110を繰り返す。
【0016】一方、ステップS104において外部ホス
ト装置50からのデータ入力があれば、ステップS10
5へ移行してタイマー動作を停止して、ステップS10
6においてRAM53に格納された受信データに基づい
て文書データを展開し、制御回路54を介してドライブ
回路55および駆動部56を動作させ、記録媒体に印字
を行う。ステップS107で1行分の印字が終了したか
否かを判定し、さらにステップS108で印字データの
有無を判定して、受信データの印字を終えるまで一連の
動作を繰り返す。印字すべきデータが無くなると、ステ
ップS109でタイマーTAを再スタートする。
【0017】こうして初期動作または最後の印字動作が
終了した時点から一定時間計測して、その期間中に新た
な印字データを受信したか否かを監視している。印字デ
ータが無くなってから一定時間経過すると、ステップS
111へ移行してタイマー動作を停止して、ステップS
112でドライブ回路55の動作を停止すると、画像形
成部59での電力消費がほぼゼロになる。こうしてCR
モータやPFモータ等の通電が全て遮断され、この段階
で比較的大きな節電が可能になる。
【0018】次のステップS113において、節電信号
67をローレベルに設定して電源ラインVcc2への電
力供給を遮断する。この段階で、パネル部58の一部、
たとえば表示LED等と制御回路54の一部の通電が停
止することによって、ロジック系の一部の電力消費を低
減化している。次のステップS114において、ステッ
プS104と同様に、外部ホスト装置50から印字デー
タが入力されるまで待機する。
【0019】データ入力が再開すると、ステップS11
5において節電信号67をハイレベルに設定して電源ラ
インVcc2への電力供給を再開し、ステップS101
に戻りロジック系および駆動系の初期化を再び行って、
印字動作を準備する。
【0020】このように印字すべきデータが存在しない
状態が一定時間継続すると、ロジック系の一部および駆
動系の通電を停止することによって、省電力制御が可能
になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】図7は、外部ホスト装
置とプリンタ装置との接続方式の一例を示す回路図であ
り、外部ホスト装置の電源が切られていて、プリンタ装
置が通電している場合の入力信号の等価回路である。外
部ホスト装置50とプリンタ装置とはコネクタ71を介
して接続され、インタフェイス57の入力側には入力バ
ッファQ1(たとえばTTL−IC型番「LS14」
等)が設けられる。各信号線は、ノイズ防止のためにプ
ルアップ抵抗R1(たとえば1.5kΩ〜4.7kΩ)
で電源ライン(たとえば5V)に接続されている。同様
に、外部ホスト装置の出力側も、各信号線にプルアップ
抵抗およびプルダウン抵抗が接続されており、等価回路
的にはそれらを合成インピーダンスZで表すことができ
る。
【0022】外部ホスト装置が通電している場合には、
信号線の電圧レベルは外部ホスト装置からの出力によっ
てハイレベルまたはローレベルに安定している。また、
外部ホスト装置と接続していない場合には、プルアップ
抵抗R1の存在によって信号線はハイレベルに安定す
る。しかし、外部ホスト装置が通電しておらず、かつプ
リンタ装置が通電している状態では、図7に示すように
ホスト装置の出力側は合成インピーダンスZを通して接
地されているとみなせる。したがって、信号線の電圧レ
ベルはプルアップ抵抗R1および合成インピーダンスZ
の分圧比で決まるため、ハイレベルとローレベルの中間
的な値となる。
【0023】図8(a)はストローブ信号の電圧変化の
一例を示すグラフである。外部ホスト装置50とプリン
タ装置が接続された状態で、外部ホスト装置がデータ送
信を行っていない場合には、ストローブ信号はハイレベ
ル(図8では5Vを示す)に保持されている。この状態
で外部ホスト装置の電源がオフになると、電源電圧の低
下に伴って信号の電圧レベルは指数関数的に減少し、プ
ルアップ抵抗R1および合成インピーダンスZの分圧比
で決まる中間電位(図8では約1.8Vを示す)に落ち
着く。次に、外部ホスト装置が再び通電すると、信号レ
ベルは中間電位からハイレベルに向かって上昇し、一定
電圧に安定する。
【0024】このように外部ホスト装置がオフである場
合、合成インピーダンスZが一定の値を持つため、中間
電位として1.5V〜4Vの範囲内に収まるのが一般的
である。入力バッファQ1がTTL−ICである場合、
ローレベルの閾値は0.8V〜1.1Vである。そのた
め外部ホスト装置がオフになってもストローブ信号はロ
ーレベルにならず、プリンタ装置が誤ってデータを受信
するという事態は回避できている。
【0025】図8(b)はストローブ信号の電圧変化の
他の例を示すグラフである。外部ホスト装置50の機種
によっては、電源がオンまたはオフになると瞬間的にロ
ーレベル(図8では約0.2V)を出力するものが存在
する。これは外部ホスト装置の電源がオン時またはオフ
時にパワーオンリセットが動作して、そのときストロー
ブ信号を一瞬ローレベルにすることが原因と推測され
る。図8(b)に示す波形を見ると、プリンタ装置が通
常のデータ転送時に受け取るストローブ信号の波形と区
別するのが困難であり、外部ホスト装置のオン時または
オフ時にデータ信号Data1〜8から誤ったデータを
受信してしまう。ただし、使用者が外部ホスト装置の電
源を切るときは、同時にプリンタ装置の電源も切ること
が殆どの場合であるため、上述の問題が顕在化せずに見
過ごされてきた。
【0026】ところが、図4〜図6で示したプリンタ装
置は、外部ホスト装置からのデータ転送が所定時間途絶
えると省電力モードに突入し、データ転送が開始すると
省電力モードを解除する機能を有する。そのため、この
ようなプリンタ装置が上述のような外部ホスト装置に接
続されていると、省電力モード状態にあるプリンタ装置
は、外部ホスト装置の電源がオンまたはオフになる度に
ストローブ信号のレベル反転によって省電力モードが解
除されることになり、不所望の動作を行うことになる。
【0027】さらに、プリンタ装置が通常の印字待機モ
ードにある場合に、使用者が時間経過による省電力モー
ド突入を期待して外部ホスト装置のみ電源を切ると、プ
リンタ装置はストローブ信号のレベル反転によって1バ
イト分の誤ったデータを取り込んでしまい、その後一定
時間が経過しても未印字データがRAMに残っている限
り省電力モードへ突入しないため(図6ステップS10
8参照)、いつまで経ってもプリンタ装置が通電した状
態が続いてしまう。
【0028】本発明の目的は、外部ホスト装置の機種に
依存せずに、誤ったデータ受信を防止し、また省電力モ
ードの突入および解除を安定に行うことができるプリン
タ装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部ホスト装
置から送信されるデータ信号およびストローブ信号を受
信するためのインタフェイス手段と、記録媒体に画像を
形成するための画像形成手段と、インタフェイス手段お
よび画像形成手段との間で信号を送受し、所定のプログ
ラムに従って信号処理を行う主制御手段とを備えたプリ
ンタ装置において、主制御手段が信号レベルの変化を判
断するためのしきい値より高いレベルのしきい値を設定
し、ストローブ信号のレベル変化を監視するコンパレー
タと、データ入力からの経過時間を計測するタイマー
と、コンパレータの出力とタイマーの計測時間とから、
データ入力が通常のデータ転送によるものか、外部ホス
ト装置の通電状態の変化によるものかを判断する判断手
段とを備えることを特徴とするプリンタ装置である。ま
た本発明は、外部ホスト装置から送信されるデータ信号
およびストローブ信号を受信するためのインタフェイス
手段と、記録媒体に画像を形成するための画像形成手段
と、インタフェイス手段および画像形成手段との間で信
号を送受し、所定のプログラムに従って信号処理を行う
主制御手段と、主制御手段の指令によって電力供給を停
止または制限するための電力供給制御手段とを備え、外
部ホスト装置からの信号入力が所定時間途絶えたとき前
記電力供給制御手段が動作して省電力モードに移行し、
外部ホスト装置からのデータ入力再開によって省電力モ
ードが解除されるプリンタ装置において、ストローブ信
号のレベル変化を監視する信号監視手段を備え、省電力
モードに移行した状態で、外部ホスト装置からのデータ
入力再開から所定時間経過後に信号監視手段の出力を判
定して、ストローブ信号がハイレベルであれば省電力モ
ードを解除することを特徴とするプリンタ装置である。
【0030】本発明に従えば、コンパレータは、主制御
手段が信号レベルの変化を判断するためのしきい値より
高いレベルのしきい値によってストローブ信号のレベル
変化を監視するため、ストローブ信号が中間電位である
状態を検知できる。そこで、コンパレータの出力とタイ
マーの計測時間との関係を調べることによって、データ
入力が通常のデータ転送に起因するものか、それとも外
部ホスト装置の通電状態変化に起因するものかを判断で
きる。
【0031】すなわち、通常のデータ転送の際にはスト
ローブ信号のレベル変化期間は数μ秒オーダーという極
めて短い時間であるのに対して、外部ホスト装置の電源
操作の際には、ストローブ信号のレベル変化期間は数秒
から数時間継続する。したがって、ストローブ信号のレ
ベル変化を敏感に察知して、そのレベル変化期間の長短
を比較することによって、信号の意味を識別することが
可能になり、データ信号の誤入力を防止できる。
【0032】また本発明に従えば、プリンタ装置が省電
力モードに移行した状態で、外部ホスト装置からのデー
タ入力再開から所定時間経過後に信号監視手段の出力を
判定することによって、前述と同様に、データ入力が通
常のデータ転送に起因するものか、それとも外部ホスト
装置の通電状態変化に起因するものかを区別することが
できる。
【0033】所定時間経過後にストローブ信号がハイレ
ベルであれば、通常のデータ転送によるレベル反転があ
ったと見做され、省電力モードを解除する。一方、所定
時間経過後もストローブ信号がローレベル状態であれ
ば、外部ホスト装置の電源操作によるレベル変化と判断
され、省電力モードを継続する。こうして省電力モード
の突入および解除を安定に行うことができる。
【0034】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の電気的構成を示
すブロック図である。このプリンタ装置は、装置全体の
動作を管理するCPU(中央処理装置)1と、不揮発性
メモリであるROM(リードオンリメモリ)2と、デー
タの書替えが可能なRAM(ランダムアクセスメモリ)
3と、外部ホスト装置19と接続するためのインタフェ
イス(I/F)7と、操作スイッチ等の信号入力手段や
表示LED(発光ダイオード)やブザー等の信号表示手
段が組み込まれたパネル部8と、記録媒体に画像を形成
するための画像形成部9と、画像形成部9を制御するた
めの制御回路4などで構成される。
【0035】CPU1は、ROM2に格納されたプログ
ラムに従って、データ入出力、データ転送、演算等の信
号処理を行う。ROM2は、CPU1の動作に必要なプ
ログラムおよびデータや文字コードや文字フォントなど
印字に必要なデータを格納している。RAM3は、CP
U1のワークエリア、外部ホスト装置からの受信データ
の一時保管や文書データの展開などに使用される。イン
タフェイス7は、外部ホスト装置19との間でデータの
授受を行う。さらに、インタフェイス7には、ストロー
ブ信号のレベル変化を監視する電圧監視回路15が設け
られる。
【0036】このようなCPU1、ROM2、RAM
3、インタフェイス7、パネル部8および制御回路4は
アドレスバス、データバス、コントロールバス等から成
るバスBUSによって相互に接続されている。また、C
PU1の内部には、動作タイミングを決めるクロック信
号16を発生するクロック回路(不図示)が内蔵されて
おり、制御回路4にも供給されている。
【0037】画像形成部9は、駆動部6とドライブ回路
5を有する。駆動部6は、記録媒体に印字を行う印字ヘ
ッドや、印字ヘッドを搭載したキャリッジ(CR)を記
録媒体の幅方向に移送するCRモータや、記録媒体を一
定量ずつ搬送するPF(ペーパフィード)モータなどの
駆動ユニットを有する。ドライブ回路5は、制御回路4
からの制御信号に基づいて画像形成部9の各駆動ユニッ
トを駆動する。
【0038】このプリンタ装置には、デジタル信号を扱
うロジック系の回路に電力を供給するロジック電源11
と、モータ等の比較的大電力を必要とするユニットに電
力を供給するドライブ電源10とが設けられ、いずれも
商用電源へスイッチ等を介さずに接続される。ドライブ
電源10は電源ラインVcc3を介して画像形成部9に
電力を供給している。
【0039】一方、ロジック電源11はたとえばTTL
やCMOSに適合する直流5Vを電源ラインVcc1に
出力し、CPU1、ROM2、RAM3、インタフェイ
ス7、パネル部8、制御回路4およびリレー等から成る
電源切断回路12に供給している。また、電源ラインV
cc1の一部は電源切断回路12を介して電源ラインV
cc2となって、パネル部8および制御回路4の一部に
接続されている。電源切断回路12は、制御回路4から
の節電信号17がハイレベルであるとき電源ラインVc
c2へ電力を供給し、一方、節電信号17がローレベル
であるとき電源ラインVcc2への電力供給を遮断す
る。
【0040】図2は、本発明に係るインタフェイス7の
一例を示すブロック図である。外部ホスト装置19とイ
ンタフェイス7とはコネクタ21を介して接続されてお
り、ここではセントロニクス準拠などのパラレルインタ
フェイス方式を用いており、代表的な信号線として、デ
ータ信号Data1〜8(正論理)、ビジー信号BUS
Y(正論理)、ストローブ信号STROBE(負論
理)、アクノリッジ信号ACK(負論理)等が規定され
ている。
【0041】データラッチ回路22は、データ信号Da
ta1〜8を介して外部ホスト装置19から送信される
印字コードや印字制御コードを8ビット単位で格納する
ものであり、ストローブ信号の立下り時にデータをラッ
チする。ビジーフラグ23は、フリップフロップ等で構
成され、ストローブ信号の立下りでハイレベルとなり、
そのままビジー信号として外部ホスト装置19へ出力す
るとともに、汎用入出力回路(I/O)24を経由して
CPU1に取り込まれる。外部ホスト装置19は、絶え
ずビジー信号を監視しており、ローレベルになるまで次
のデータ送信を待機している。データラッチ回路22に
ラッチされたデータがバスを介してCPU1に取り込ま
れると、CPU1は汎用入出力回路24を介してクリア
信号CLEARを出力してビジーフラグ23をローレベ
ルに反転させる。なお、CPU1は時間計測用のタイマ
ーTA、TBを有する。
【0042】さらに、ストローブ信号のレベル変化を監
視するため、他の信号の閾値レベルより高い基準レベル
V1で比較するコンパレータ15aを含む電圧監視回路
15が設けられ、その出力は汎用入出力回路24を介し
てCPU1に取込まれる。
【0043】図3は、本発明に係るプリンタ装置の動作
を示すフローチャートである。まずプリンタ装置の電源
が投入されると、ステップS201においてRAM3、
インタフェイス7、パネル部8および制御回路4の初期
設定を行って、次のステップS202において制御回路
4を介してドライブ回路5および駆動部6を動作させ、
印字位置や印字条件等を初期化する初期動作を行って、
印字スタンバイの状態になる。この状態で外部ホスト装
置19からの印字命令を受信すると、印字動作を開始す
ることができる。
【0044】次にステップS203においてタイマーT
Aをスタートし、ステップS204において外部ホスト
装置19から印字データが入力されているか否かをビジ
ーフラグ23の状態に基づいて判定し、データ入力が無
ければステップS210に移行して、タイマーTAが計
時を開始してから一定時間経過するまでステップS20
4およびS210を繰り返す。
【0045】一方、ステップS204において外部ホス
ト装置19からのデータ入力があれば、ステップS20
5へ移行してタイマー動作を停止して、ステップS20
6においてRAM3に格納された受信データに基づいて
文書データを展開し、制御回路4を介してドライブ回路
5および駆動部6を動作させ、記録媒体に印字を行う。
ステップS207で1行分の印字が終了したか否かを判
定し、さらにステップS208で印字データの有無を判
定して、受信データの印字を終えるまで一連の動作を繰
り返す。印字すべきデータが無くなると、ステップS2
09でタイマーTAを再スタートする。
【0046】こうして初期動作または最後の印字動作が
終了した時点から一定時間計測して、その期間中に新た
な印字データを受信したか否かを監視している。印字デ
ータが無くなってから一定時間経過すると、ステップS
211へ移行してタイマー動作を停止して、ステップS
212でドライブ回路5の動作を停止すると、画像形成
部9での電力消費がほぼゼロになる。こうしてCRモー
タやPFモータ等の通電が全て遮断され、この段階で比
較的大きな節電が可能になる。
【0047】次のステップS213において、節電信号
17をローレベルに設定して電源ラインVcc2への電
力供給を遮断する。この段階で、パネル部8の一部、た
とえば表示LED等と制御回路4の一部の通電が停止す
ることによって、ロジック系の一部の電力消費を低減化
している。次のステップS214において、ステップS
204と同様に、外部ホスト装置19から印字データが
入力されるまで待機する。
【0048】データ入力が再開すると、ステップS21
5においてタイマーTBをスタートして、ステップS2
16において一定時間経過するまで待機した後、次のス
テップS218で電圧監視回路15のコンパレータ15
aの出力を判定する。
【0049】コンパレータ15aの基準レベルV1は、
外部ホスト装置19の電源がオンの時とオフの時を明確
に区別できるように設定することが好ましく、また電源
電圧変動に対する余裕を見て、図8(a)(b)に示す
ように、5V−0Vで動作する論理回路の場合、4V
(80%)〜4.5V(90%)の範囲に設定するのが
好ましい。
【0050】図8(c)はコンパレータ15aの出力波
形を示すグラフである。基準レベルを4Vに設定する
と、図8(a)(b)に示すストローブ信号の信号レベ
ルは、外部ホスト装置の電源状態変化によっていずれも
4Vを通過しており、明確に検知することができる。
【0051】さらに、ステップS216においてタイマ
ーTBによる計測時間は、通常のデータ転送によるスト
ローブ信号のレベル反転と区別するため、余裕を見て3
00μ秒程度に設定することが好ましい。
【0052】ステップS218において、コンパレータ
15aの出力がハイレベル「H」であれば、ステップS
214のデータ入力開始から所定の計測時間を経過して
もストローブ信号は基準レベルより低い状態にあること
となり、外部ホスト装置19の電源操作があったと判定
してステップS220に移行する。ステップS220で
もコンパレータ15aの出力を判定し、ハイレベルであ
れば、外部ホスト装置19の電源OFFが継続している
と判断して、出力がローレベルになるまで待機する。コ
ンパレータ15aの出力がローレベルであれば、ステッ
プS214へ移行して、省電力モードを継続するととも
にデータ入力の有無を待機する。
【0053】一方、ステップS218でコンパレータ1
5aの出力がローレベル「L」であれば、ステップS2
14のデータ入力開始の際に、ストローブ信号のパルス
幅が所定の計測時間より短いことになり、データ転送に
よるレベル反転があったと判断できる。そこで、ステッ
プS219に移行して、省電力モードから復帰するため
に、節電信号17をハイレベルに設定して電源ラインV
cc2への電力供給を再開し、ステップS201に戻り
ロジック系および駆動系の初期化を再び行って、印字動
作を準備する。
【0054】このようにステップS204において印字
すべきデータが存在しない状態が一定時間継続すると、
ロジック系の一部および駆動系の通電を停止することに
よって、省電力制御が可能になる。さらに、省電力モー
ドに入った状態では、ステップS214〜S218にお
いて、ストローブ信号のレベル変化および期間を監視す
ることによって、外部ホスト装置の機種に依存せずに省
電力モードの継続および解除を確実に行うことができ
る。
【0055】以上の説明では省電力モードでの誤動作を
防止する例を説明したが、プリンタ装置が通常の印字待
機状態においてもステップS214〜S218の判定手
法を用いることによって、ストローブ信号のレベル変化
が外部ホスト装置の電源状態に起因するものか通常のデ
ータ転送に起因するものかを識別することが可能にな
り、誤ったデータ受信を確実に防止することができる。
【0056】また、経過時間計測用に2つのタイマーT
A、TBを使用する例を示したが、1つのタイマーで兼
用しても構わない。
【0057】また以上の説明において、電源遮断回路1
2としてリレー等の機械的遮断器を使用する例を示した
が、遮断器の代わりに、CPU1をHALT(ホルト)
状態にしたり、各部に供給されるクロック信号16を停
止したりすることによって周辺回路やドライブ段での電
力消費を抑制する節電方式を使用した場合においても本
願発明を適用できることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、デ
ータ入力が通常のデータ転送に起因するものか、それと
も外部ホスト装置の通電状態変化に起因するものかを明
確に区別できるため、誤ったデータ受信を防止できる。
また、プリンタ装置が外部ホスト装置からのデータ入力
によって解除される省電力モード機能を有する場合に
は、省電力モードの突入および解除を安定に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気的構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明に係るインタフェイス7の一例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明に係るプリンタ装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】従来のプリンタ装置の電気的構成の一例を示す
ブロック図である。
【図5】図4のインタフェイス57の一例を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来のプリンタ装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】外部ホスト装置とプリンタ装置との接続方式の
一例を示す回路図である。
【図8】図8(a)はストローブ信号の電圧変化の一例
を示すグラフであり、図8(b)はストローブ信号の電
圧変化の他の例を示すグラフであり、図8(c)はコン
パレータ15aの出力波形を示すグラフである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 制御回路 5 ドライブ回路 6 駆動部 7 インタフェイス 8 パネル部 9 画像形成部 10 ドライブ電源 11 ロジック電源 12 電源遮断回路 15 電圧監視回路 15a コンパレータ 16 クロック信号 17 節電信号 19 外部ホスト装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部ホスト装置から送信されるデータ信
    号およびストローブ信号を受信するためのインタフェイ
    ス手段と、 記録媒体に画像を形成するための画像形成手段と、 インタフェイス手段および画像形成手段との間で信号を
    送受し、所定のプログラムに従って信号処理を行う主制
    御手段とを備えたプリンタ装置において、 主制御手段が信号レベルの変化を判断するためのしきい
    値より高いレベルのしきい値を設定し、ストローブ信号
    のレベル変化を監視するコンパレータと、 データ入力からの経過時間を計測するタイマーと、 コンパレータの出力とタイマーの計測時間とから、デー
    タ入力が通常のデータ転送によるものか、外部ホスト装
    置の通電状態の変化によるものかを判断する判断手段と
    を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 外部ホスト装置から送信されるデータ信
    号およびストローブ信号を受信するためのインタフェイ
    ス手段と、 記録媒体に画像を形成するための画像形成手段と、 インタフェイス手段および画像形成手段との間で信号を
    送受し、所定のプログラムに従って信号処理を行う主制
    御手段と、 主制御手段の指令によって電力供給を停止または制限す
    るための電力供給制御手段とを備え、 外部ホスト装置からの信号入力が所定時間途絶えたとき
    前記電力供給制御手段が動作して省電力モードに移行
    し、外部ホスト装置からのデータ入力再開によって省電
    力モードが解除されるプリンタ装置において、 ストローブ信号のレベル変化を監視する信号監視手段を
    備え、 省電力モードに移行した状態で、外部ホスト装置からの
    データ入力再開から所定時間経過後に信号監視手段の出
    力を判定して、ストローブ信号がハイレベルであれば省
    電力モードを解除することを特徴とするプリンタ装置。
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