JP4446790B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであり、特に、その電力供給の開始要因が、装置の電源停止状態からの電源投入あるいは一部の電力供給が停止された省電力状態からの復帰のいずれであるかを判定するその回路技術に関するものである。
従来の画像形成装置において、その省電力化を目的として、装置の未操作状態が所定の時間経過した場合等の所定の条件を満たすと、省電力状態に移行して、電力供給が停止されても支障のない部分への電力供給は停止され、残りの部分への電力供給は停止されず、また、その停止した電力供給の復帰要求時には、復帰キーの押下や外部インターフェースからのデータ受信等の所定の指示により、再び電力供給が復帰する省電力化機能を備えた画像形成装置がある。
例えば、装置の主制御を行うメイン基板とは、別に表示手段や操作手段となる液晶ディスプレイ(略称、LCD[Liquid Crystal Display])や復帰キー等の制御を行う操作表示基板を備えた画像形成装置においては、その省電力状態時に、電力供給が停止されても支障のない部分である液晶ディスプレイへの電力供給が停止され、操作表示基板の省電力化がなされている。なお、省電力化を目的とした電子装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−345166号公報
確かに、上記構成から成る画像形成装置であれば、装置の未操作状態が所定の時間経過した場合等の所定の条件を満たすと、省電力状態に移行して液晶ディスプレイへの電力供給が停止されるため、操作表示基板の省電力化を図ることが可能である。
しかしながら、更なる操作表示基板の省電力化を図るには、該操作表示基板に接続された液晶ディスプレイ以外の部分へ電力供給を停止することが有効である。しかし、実際には、装置の電源停止状態からの電源投入あるいは省電力状態からの復帰時に、ユーザにその状態を知らせるため、電力供給の開始要因に応じて液晶表示パネルへ異なる画像を表示させる必要がある。よって、操作表示基板に配置された中央演算処理装置(以下、CPU[Central Processing Unit]と呼ぶ)や特定用途向け集積回路(以下、ASIC[Application Specific Integrated Circuit]と呼ぶ)等から成る操作表示制御部は、電力供給の開始要因を判定し、該開始要因に応じて液晶表示パネルへの表示画像を制御する必要があるため、操作表示基板上の操作表示制御部には電力が供給され続けなければならず、操作表示基板の更なる省電力化は困難であった。
なお、その開始要因による液晶表示パネルへの表示内容は、電源投入による電力供給の開始時には、例えば、装置全体の主制御を行うメイン基板が起動するまでには若干時間がかかるので、ユーザに対して、装置が起動中であるかどうか不安を与えないようにするため、操作表示基板上の操作表示制御部は、まず、装置全体の制御を行うメイン基板からの指示を待たずに、直ちにロゴタイプや起動メッセージ等の初期画面を液晶表示パネルに表示させる。
また、省電力状態からの復帰時には、例えば、ユーザに復帰動作が早期に完了した印象与え、かつ省電力状態移行直前の状態が分かるようにするため、操作表示基板上の操作表示制御部は、省電力状態移行直前の画面を液晶表示パネルに表示させる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、電力投入状況の判別に支障をきたすことなく、更なる装置の省電力化を図るとともに、その電力供給の開始要因が、装置の電源停止状態からの電源投入あるいは一部の電力供給が停止された省電力状態からの復帰のいずれであるか判定し、該電力供給の開始時にその開始要因に応じた画像を表示手段に表示させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、省電力化機能を備えた画像形成装置であって、表示手段と、復帰キーと、操作表示制御部と、電源と、コンデンサと、を備え、前記表示手段と前記操作表示制御部には、前記電源の第1の出力が供給され、前記復帰キーには、前記電源の第2の出力が供給され、省電力状態に移行すると、前記第1の出力による電力供給を一時停止し、前記第2の出力による電力供給を続け、前記復帰キーにより省電力状態から通常状態への復帰指示があれば、前記第1の出力による電力供給を再開し、前記第2の出力により前記コンデンサが充電され、前記操作表示制御部は、前記電源からの前記第1の出力による電力供給に際し、前記コンデンサが充電されているか否かによって、その電力供給が電源停止状態からの電源投入か省電力状態からの復帰かを判別し、電源停止状態からの電源投入であれば前記表示手段に所定の画面を表示させ、省電力状態からの復帰であれば前記表示手段に省電力状態移行直前の画面を表示させる
また、前記操作表示制御部からの指示に基づいて、前記コンデンサを放電させる手段を有するとよい。
上記のように、本発明に係る画像形成装置であれば、電力投入状況の判別に支障をきたすことなく、更なる装置の省電力化を図れるとともに、その電力供給の開始要因が、装置全体の電源停止からの電源投入あるいは省電力状態からの復帰のいずれか判定することが可能となるとともに、該電力供給の開始時に開始要因に応じた画像を表示手段に表示させることが可能となる。
以下では、本発明を複写機に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。図1に示すように、本実施形態の複写機1は、原稿を自動搬送する原稿搬送部11と、原稿搬送部11から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部12と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部13と、画像データに基づいて用紙への画像出力を行う画像形成部14(プリンタヘッドや感光ドラムから成るプリント部141と、該プリント部141で得られた画像出力を用紙に定着させる定着部142とを含む)と、画像形成部14に給紙を行う給紙部15と、画像形成部14で画像出力された用紙の排紙先となる排紙部16と、を有して成る。
給紙部15は、画像形成部14への給紙元となる複数段(本実施形態では3段)の用紙収納部151と、各用紙収納部151から画像形成部14への共通した用紙搬送経路となる用紙搬送部152と、を有して成る。
次に、上記構成から成る複写機1における原稿複写動作について説明する。複写機1における原稿複写動作では、まず原稿搬送部11から原稿取込部12に原稿が搬送され、原稿取込部12による該原稿の取込み(画像データの生成)が行われる。生成された画像データは、図示していないメモリ部に一旦格納された後、再び読み出されて画像形成部14に送出される。その後、画像形成部14では、入力された画像データに基づく用紙への画像形成処理並びに定着処理が行われる。
なお、本実施形態の複写機1は、液晶ディスプレイや復帰キー等の制御を行う操作表示基板上の操作表示制御部への電力供給が停止された場合において、その電力供給の開始要因が、電源停止状態からの電源投入あるいは省電力状態からの復帰のいずれであるか判定する手段に特徴を有している。そこで、以下では、図2を参照にしながら、本実施形態の複写機1における電力供給の開始要因の判定動作について詳細な説明を行う。
図2は、本発明に係る複写機1における電力供給の開始要因判定に関係した回路構成部分を示す図である。本図に示すように、本実施形態の複写機1は、各部に電力を供給する電源21と、複写機1の主制御を行うメイン基板22と、操作表示部13の制御を行う操作表示基板23と、を有して成る。
操作表示基板23は、液晶ディスプレイ24と、操作表示基板の制御を行う操作表示制御部25と、電源21の出力の復帰を行う復帰キー26と、抵抗R1と、抵抗R2と、ダイオードDVと、コンデンサC1と、コンデンサC1の放電を行う放電部30と、放電部30によるコンデンサC1の放電後も所定の期間だけ蓄電圧を保持し、操作表示制御部25へ蓄電圧を送出し続ける信号保持回路部29と、を有して成る。
操作表示制御部25は、操作表示基板23の制御を行うASIC251およびCPU252を有して成る。
また、放電部30は、抵抗R3と、トランジスタTrと、を有して成り、信号保持回路部29は、セレクト回路27と、遅延タイプフリップフロップ回路28と、を有して成る。
電源21の出力Vddは、メイン基板22と、液晶ディスプレイ24と、操作表示制御部25と、に供給されている。電源21の出力Vbakは、メイン基板22と、復帰キー26の一端と、に供給されている。なお、未操作状態が所定の時間経過した場合等の所定の条件を満たし、省電力状態に移行すると、出力Vddは、電力供給を停止するが、出力Vbakは、そのまま電力供給を続ける。
出力Vbakが供給される復帰キー26のもう一端は、抵抗R1を介して接地され、復帰キー26と抵抗R1との間の接続ノードから電源21にKeyIn信号が入力されている。省電力状態にKeyIn信号が電源21に入力されると、出力を停止していた出力Vddが復帰し、電力供給が再開される。復帰キー26は、通常、開放され、復帰キー26が押下された時、復帰キー26が閉結されて通電状態となる。なお、復帰キー26は、外部インターフェースからのデータ受信等の所定の指示をメイン基板が受け、図示していない信号により閉結されてもよい。
また、復帰キー26と抵抗R1間との接続ノードには抵抗R2の一端が接続され、抵抗R2のもう一端がダイオードDVのアノードに接続されている。ダイオードDVのカソードは、コンデンサC1を介して接地されている。ダイオードDVのカソードとコンデンサC1の接続ノードには、抵抗R3の一端とセレクト回路27の入力端子271が接続されている。
また、抵抗R3のもう一端は、トランジスタTr1のコレクタに接続されている。トランジスタTr1のエミッタは、接地されている。セレクト回路27の出力端子273は遅延タイプフリップフロップ回路28のデータ入力端子281に接続されている。遅延タイプフリップフロップ回路28の出力端子282から信号Q1が、セレクト回路27の入力端子272およびCPU252に入力される。クロック信号clkが、遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子283に入力される。なお、遅延タイプフリップフロップ回路は、クロック信号clkがLレベルからHレベルに変化したときに、入力端子281の入力状態を出力端子282から信号Q1として出力するフリップフロップである。
CPU252からのリセット信号resetnが、トランジスタTr1のベースとセレクト回路27の切替端子274に入力されている。操作表示制御部25から液晶ディスプレイ24に表示画面の制御信号S1が送出される。
次に、本実施形態の複写機1において、操作表示基板25への電力供給の開始要因が、電源停止状態からの電源投入あるいは省電力状態からの復帰のいずれからであるかを判定する判定動作について以下に説明する。
まず、電力供給の開始要因の判定は、図2に示すように、遅延タイプフリップフロップ回路28の出力端子282から出力された信号Q1をCPU252が判定することにより行われる。CPU252は、信号Q1がLレベルの場合には、開始要因が電源投入によるものと判定し、信号Q1がHレベルの場合には、開始要因が省電力状態からの復帰によるものと判定する。
次に、複写機1の電源投入による電力供給の開始時におけるその開始要因の判定動作について以下に説明する。図3は、電源停止状態からの電源投入時における電力供給の開始要因の判定動作を説明する回路信号のチャート図である。図2および図3に示すように、電源21が投入されると、まず、電源21から出力Vddおよび出力Vbakが出力される。そして、操作表示基板23においては、液晶ディスプレイ24と、操作表示制御部25のASIC251やCPU252と、が起動し、復帰キー26の端部に電力が供給される。
続いて、CPU252より予め設定された期間分Lレベル31のリセット信号resetnがトランジスタTrのベースおよびセレクト回路27の切替端子274に送出される。この時、コンデンサC1に電荷が蓄えられていないため、コンデンサC1の蓄電圧を示す信号D1は、Lレベル32を示す。Lレベル32の信号D1は、セレクト回路27の入力端子271に入力された後、出力端子273から遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子281に入力される。クロック信号clkがLレベルからHレベル33に変化すると、遅延タイプフリップフロップ回路28により入力端子281の入力状態であるLレベルの信号が入力され、出力端子282からLレベル34の信号Q1が出力される。
その後、CPU252からHレベル35のリセット信号resetnがトランジスタTrのベースおよびセレクト回路27の切替端子274に送出される。この時、セレク回路27の入力は、入力端子271から入力端子272に切り替わる。また、トランジスタTrがオンし、コンデンサC1は、抵抗R3を経由して接地される。なお、コンデンサC1には、電荷が蓄えられていないため、信号D1は、Lレベル36を示す。
続いて、切り替えられたセレク回路27の入力端子272には、Lレベル37の信号Q1が入力され、出力端子273から遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子281にLレベルの信号が入力される。クロック信号clkがLレベルからHレベル38に変化すると、遅延タイプフリップフロップ回路28により入力端子281の入力状態であるLレベルの信号が入力され、出力端子282からLレベル39の信号Q1が出力される。セレクト回路27の入力が入力端子272に切り替わっているため、Lレベル39の信号Q1が再び、セレクト回路27に入力され、セレクト回路27と遅延タイプフリップフロップ回路28によってLレベル39の信号Q1の出力が繰り返される。
従って、CPU252によりLレベルの信号Q1が所定の時間読み込まれ、電力供給の開始要因が電源停止状態からの電源投入であると判定される。そして、操作表示制御部25から液晶ディスプレイ24に、電源投入時用の画像の制御信号S1が送出され、例えば、ロゴタイプや起動メッセージ等の初期画面が液晶ディスプレイ24に表示される。
次に、複写機1の省電力状態からの復帰時における電力供給の開始要因の判定動作について以下に説明する。図4は、省電力状態からの復帰時における電力供給の開始要因の判定動作を説明する回路信号のチャート図である。図2および図4に示すように、省電力状態において、電源21は出力Vddを停止し、出力Vbakを供給し続けているため、操作表示基板23には、復帰キー26の一端のみ出力Vbakが供給されている。
まず、省電力状態から通常状態に復帰するため、復帰キー26が押下されると、復帰キー26が通電状態となり、KeyIn信号が電源21に入力される。電源21の出力Vddが復帰し、液晶ディスプレイ24および操作表示制御部25のCPU252やASIC251に出力Vddが供給される。そして、CPU252からLレベル41のリセット信号resetnが送出される。復帰キー26が通電状態となったため、出力Vbakにより抵抗R2およびダイオードDVを介してコンデンサC1が充電され、信号D1はLレベルからHレベル42に変化する。ここで、復帰キー26が放されるとコンデンサC1の充電は停止されるが、コンデンサC1に蓄えられた電荷は、トランジスタTrがオフしているため、抵抗R3およびトランジスタTrを介して接地された放電経路から放電されず、信号D1は、Hレベル42に保たれる。
続いて、セレクト回路27の入力端子271にHレベル42の信号D1が入力され、出力端子273から遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子281にHレベルの信号が入力される。クロック信号clkがLレベルからHレベル43に変化すると、遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子281にHレベルの信号が入力され、出力端子282からHレベル44の信号Q1が出力される。
続いて、前述のように電源21の出力Vddが復帰したため、CPU252に出力Vddが供給され、CPU252から予め設定された期間分Lレベルのリセット信号resetnが送出された後、Hレベル45のリセット信号resetnが送出される。そして、セレクト回路27の入力が、入力端子271から入力端子272に切り替わり、この時の入力信号であるHレベル46の信号Q1が入力端子272に入力され、出力端子273から遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子281にHレベルの信号を入力する。クロック信号clkがLレベルからHレベル47に変化すると、遅延タイプフリップフロップ回路28の入力端子281にHレベルの信号が入力され、出力端子282からHレベル48の信号Q1が出力される。
また、リセット信号resetnがHレベル45になっているために、トランジスタTrがオンし、抵抗R3およびトランジスタTrを介して接地された放電経路によりコンデンサC1の電荷が放電されて、信号D1は、Lレベル49となる。しかし、既にセレクト回路27の入力端子271から入力端子272に切り替わっているため、Hレベル48の信号Q1が再び、セレクト回路27の入力端子272に入力され、セレクト回路27と遅延タイプフリップフロップ回路28によってHレベルの信号Q1の出力が繰り返され、Hレベル48の信号Q1が保たれる。
従って、CPU252によりHレベルの信号Q1が所定の時間読み込まれ、電力供給の開始要因が省電力状態からの復帰であると判定される。そして、操作表示制御部25から液晶ディスプレイ24に、省電力状態からの復帰時用の画像の制御信号S1が送出され、例えば、省電力状態移行直前の画面が液晶ディスプレイ24に表示される。
また、図2に示すように、信号保持回路部29(すなわち、セレクト回路27および遅延タイプフリップフロップ回路28)が除かれた構成においても、電力供給の開始要因の判定は可能である。前述のように、電源投入時には、コンデンサC1に電荷が保持されていないため、Lレベルの信号D1がCPU252に入力される。CPU252によりLレベルの信号D1が所定の時間読み込まれ、電力供給の開始要因が電源投入によるものであると判定される。省電力状態からの復帰時には、復帰キー26の押下により、コンデンサC1に電荷が蓄えられ、信号D1はHレベルとなる。Hレベルのリセット信号resetnにより、トランジスタTrがオンして、コンデンサC1に蓄えられ電荷が放電されるまでの間に、Hレベルの信号D1がCPU252に検出される。CPU252によりHレベルの信号D1が所定の時間読み込まれ、電力供給の開始要因が省電力状態からの復帰であると判定される。なお、復帰キーの押下に伴い、リセット信号resetnは、回路で予め設定されたリセット期間分のLレベルを指示した後、Hレベルに変化する。通常、Lレベルのリセット信号resetnが指示されるのは、数百msecである。従って、コンデンサC1が電荷を保持しておくべき時間は、1sec持てばよい。
また、信号保持回路部29(すなわち、セレクト回路27および遅延タイプフリップフロップ回路28)および放電部30(すなわち、トランジスタTrおよび抵抗R3)が除かれた構成においても、電力供給の開始要因の判別は可能である。コンデンサC1に電荷が保持されていないため、Lレベルの信号D1がCPU252に検出される。CPU252によりLレベルの信号D1が所定の時間読み込まれ、電力供給の開始要因が電源投入によるものであると判定される。省電力状態からの復帰時には、コンデンサC1に電荷が蓄えられ、Hレベルの信号D1がCPU252に入力される。CPU252によりHレベルの信号D1が所定の時間読み込まれ、電力供給の開始要因が省電力状態からの復帰であると判定される。なお、電源投入時における開始要因の判定おいて、トランジスタTrを有していない構成であるため、コンデンサC1の残留電荷により、Hレベルの信号D1であるとCPU252に認識され、省電力状態からの復帰と誤判定される可能性がある。この場合、CPU252による信号D1の信号レベルの判定において、CPU252の信号レベルの判定閾値を調節して、Hレベルに誤判定されるのを防ぐとよい。
本発明は、複写機の他にも、プリンタやファクシミリなどの画像形成装置全般に広く適用が可能であり、その電力供給の開始要因が、電源停止状態からの電源投入あるいは一部の電力供給が停止された省電力状態からの復帰のいずれであるか判定が可能となる回路に関して有用な技術である。
は、本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、本発明に係る複写機1における電力供給の開始要因判定に関係した回路構成部分を示す図である。 は、電源停止状態からの電源投入時における電力供給の開始要因の判定動作を説明する回路信号のチャート図である。 は、省電力状態からの復帰時における電力供給の開始要因の判定動作を説明する回路信号のチャート図である。
符号の説明
1 複写機
11 原稿搬送部
12 原稿取込部
13 操作表示部
14 画像形成部
141 プリント部
142 定着部
15 給紙部
151 用紙収納部
152 用紙搬送部
16 排紙部
21 電源
22 メイン基板
23 操作表示基板
24 液晶ディスプレイ
25 操作表示制御部
251 特定用途向け集積回路(ASIC)
252 中央演算処理装置(CPU)
26 復帰キー
27 セレクト回路
28 遅延タイプフリップフロップ回路

Claims (2)

  1. 省電力化機能を備えた画像形成装置であって、
    表示手段と、復帰キーと、操作表示制御部と、電源と、コンデンサと、
    を備え、
    前記表示手段と前記操作表示制御部には、前記電源の第1の出力が供給され、
    前記復帰キーには、前記電源の第2の出力が供給され、
    省電力状態に移行すると、前記第1の出力による電力供給を一時停止し、前記第2の出力による電力供給を続け、
    前記復帰キーにより省電力状態から通常状態への復帰指示があれば、前記第1の出力による電力供給を再開し、前記第2の出力により前記コンデンサが充電され、
    前記操作表示制御部は、前記電源からの前記第1の出力による電力供給に際し、前記コンデンサが充電されているか否かによって、その電力供給が電源停止状態からの電源投入か省電力状態からの復帰かを判別し、電源停止状態からの電源投入であれば前記表示手段に所定の画面を表示させ、省電力状態からの復帰であれば前記表示手段に省電力状態移行直前の画面を表示させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記操作表示制御部からの指示に基づいて、前記コンデンサを放電させる手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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