JP3234919U - タイル取付金具、それを用いるタイルおよびタイル取付構造 - Google Patents

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【課題】タイルが下地材から外れて落下することがなく、取り付け作業が極めて容易で工期の短縮も可能であることに加え、形成が容易であると共にタイルの強度に影響を与えることがなく、小さいタイルにも使用することができるタイル取付金具およびそのタイル取付金具を用いたタイル取付構造を提供する。【解決手段】タイル取付金具1は、タイル50の裏面50aに沿って配される一対の線状部2a、2bを有すると共に下地材に係止するための係止部2cを備えた第1線状部2と、第1線状部2の一対の線状部2a、2bの端部にそれぞれ連続して設けられ第1線状部2が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部3a、3bを有した第2線状部3とを有し、第2線状部3は、タイル50の裏面50aにおいて裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入されて係止される。【選択図】図5

Description

本考案は、建築物等の壁面などへの乾式工法またはPC板などの先付け工法に使用して好適なタイル取付金具、それを用いるタイルおよびタイル取付構造に関するものである。
近年、タイル施工技術者の減少、工期短縮またはコスト低減などの要請から、タイルの施工方法として乾式工法やPC板などの先付け工法が一般化している。
これらの工法において下地材にタイルを金具などで固定することが行われており、例えばそのようなタイル取付金具として、本件出願人は先に実用新案登録第3182066号公報のタイル取付金具を提案している。
このタイル取付金具も、タイルが下地材から外れて落下することがなく、取り付け作業が極めて容易で、予めタイルに固定しても嵩張らず工期の短縮を図る上で極めて有効であるが、タイルの裏面に、裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成された長尺状の取付金具挿入用凹条部を形成する必要があり、そのような取付金具挿入用凹条部の形成には高価な装置と手間を要した。また、長尺状の取付金具挿入用凹条部の形成は小さなタイルには困難であり、場合によってはタイルの強度に影響を与えるおそれがあった。
第3182066号公報
そこで、本考案の課題は、タイルが下地材から外れて落下することがなく、取り付け作業が極めて容易で工期の短縮も可能であることに加え、タイル裏面に形成する取付金具挿入用凹条部が小さくて済み、形成が容易であると共にタイルの強度に影響を与えることがなく、小さいタイルにも使用することができるタイル取付金具、そのタイル取付金具を用いるタイルおよびそのタイル取付金具を用いたタイル取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するものは、下地材とタイルとの間に介在され前記下地材に前記タイルを取り付けるためのタイル取付金具であって、該タイル取付金具は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、前記タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に前記下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、該第1線状部の前記一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、前記第2線状部は、前記タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されることを特徴とするタイル取付金具である(請求項1)。
前記第2線状部は、前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で斜め下方に延在するように構成されていることが好ましい(請求項2)。前記タイル取付金具は、一本のステンレス製バネ材にて形成されていることが好ましい(請求項3)。前記第1線状部の前記係止部は正面視で頂部に設けられた環状部であることが好ましい(請求項4)。
また、上記課題を解決するものは、下地材とタイルとの間に介在され前記下地材に前記タイルを取り付けるためのタイル取付金具が固定されるタイルであって、前記タイル取付金具は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、前記タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に前記下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、該第1線状部の前記一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、前記タイル取付金具の前記第2線状部が、前記タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されることを特徴とするタイルである(請求項5)。
さらに、上記課題を解決するものは、下地材と、該下地材に取り付けられたタイルと、前記下地材と前記タイルとの間に介在され前記下地材に前記タイルを取り付けるためのタイル取付金具とを有したタイル取付構造であって、該タイル取付金具は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、前記タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に前記下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、該第1線状部の前記一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、前記タイル取付金具は、前記第2線状部が、前記タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されていると共に、前記第1線状部が前記下地材に係止されることで前記タイルが前記下地材に固定されていることを特徴とするタイル取付構造である(請求項6)。
請求項1に記載したタイル取付金具によれば、タイルが下地材から外れて落下することがなく、取り付け作業が極めて容易で工期の短縮も可能であることに加え、タイル裏面に形成する取付金具挿入用凹条部が小さくて済み、形成が容易であると共にタイルの強度に影響を与えることがなく、小さいタイルにも使用することができる。
請求項2に記載したタイル取付金具によれば、タイルの裏面に設けられた取付金具挿入用凹条部内に挿入され係止可能なタイル取付金具をより容易に作製できる。
請求項3に記載したタイル取付金具によれば、より強靱性および強度性に優れたタイル取付金具が構成される。
請求項4に記載したタイル取付金具によれば、頂部の環状部を用いて容易かつ確実に下地材にタイルを係止させることができる。
請求項5に記載したタイルによれば、タイルが下地材から外れて落下することがなく工期の短縮も可能なタイルとなる。
請求項6に記載したタイル取付構造によれば、タイルが下地材から外れて落下することがなく工期の短縮も可能なタイル取付構造となる。
本考案のタイル取付金具の一実施例の斜視図である。 図1に示したタイル取付金具の正面図である。 図2の右側面図である。 本考案のタイルの一実施例の背面図である。 図1に示したタイル取付金具を裏面に取り付けたタイルの背面図である。 本考案のタイル取付構造を説明するための縦断面図である。 本考案のタイルの他の実施例の背面図である。
本考案では、下地材90とタイル50との間に介在され下地材90にタイル50を取り付けるためのタイル取付金具1であって、タイル取付金具1は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、タイル50の裏面50aに沿って配される一対の線状部2a,2bを有すると共に下地材90に係止するための係止部2cを備えた第1線状部2と、第1線状部2の一対の線状部2a,2bの端部にそれぞれ連続して設けられ第1線状部2が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部3a3bを有した第2線状部3とを有し、第2線状部3は、タイル50の裏面50aにおいて裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入されて係止されることで、タイル50が下地材90から外れて落下することがなく、取り付け作業が極めて容易で工期の短縮も可能であることに加え、タイル50の裏面50aに形成する取付金具挿入用凹条部51が小さくて済み、形成が容易であるとタイル50の強度に影響を与えることがなく、小さいタイルにも使用することができるタイル取付金具1、そのタイル取付金具1を用いるタイル50およびそのタイル取付金具1を用いたタイル取付構造を実現した。
本考案のタイル取付金具を図1ないし図6に示した一実施例を用いて説明する。
この実施例のタイル取付金具1は、下地材90とタイル50との間に介在され下地材90にタイル50を取り付けるためのタイル取付金具1であって、タイル取付金具1は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、タイル50の裏面50aに沿って配される一対の線状部2a,2bを有すると共に下地材90に係止するための係止部2cを備えた第1線状部2と、第1線状部2の一対の線状部2a,2bの端部にそれぞれ連続して設けられ第1線状部2が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部3a,3bを有した第2線状部3とを有し、第2線状部3は、タイル50の裏面50aにおいて裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入されて係止されるものである。以下、各構成について順次詳述する。
この実施例のタイル取付金具1は、図6に示すように、下地材90とタイル50との間に介在され、下地材90にタイル50を取り付けるためのものである。
この実施例のタイル取付金具1は、ステンレス製バネ材からなる一本の金属製線状体を屈曲または湾曲して形成されており、タイル50を保持した状態でも経時的に変形または分断しない剛性と強度を備えている。
第1線状部2は、図2または図3に示すように、タイル取付金具1の上部付近に設けられ下地材90に係止するための係止部(この実施例では環状部)2cを有している。この実施例の係止部2cは、正面視(図2参照)の頂部に設けられており、例えば図6に示すように、この係止部(この実施例では環状部)2c内にビス70を打ち込んでタイル取付金具1およびタイル50を下地材90に固定したり、この係止部2cにピアノ線などを取り付けてピアノ線を下地材90に固定することでタイル取付金具1およびタイル50を下地材90に固定し、タイル50の落下を防止させることができるよう構成されている。
また、第1線状部2は、図5または図6示すように、タイル50の裏面50aに沿って配されるため、タイル取付金具1をタイル50の裏面50aに固定しても、ステンレス製バネ材からなる金属製線状体の太さ分(この実施例では約0.4mm)裏面50a側に突出するのみで嵩張らないことから、予めタイル取付金具1を固定させたタイル50の保管または搬送も容易なものとなる。
この実施例の第1線状部2は、図2に示すように、一対の線状部2a,2bを有しており、一対の線状部2a,2bがタイル50の裏面50aに配される。また、この実施例の第1線状部2の係止部2cは環状部に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば略三角形状、略半円形状、略半楕円形状などに形成されていてもよい。
第2線状部3は、図5または図6に示すように、タイル50の裏面50aにおいて正面視でU字形または馬蹄形(半円形の馬蹄形、半円形以上の馬蹄形、半円形以下の馬蹄形を含む。)に形成され、かつ裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方、この実施例では、裏面50aの延在方向に対して斜め40°上方に向かって形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入されて固定される部位である。
この第2線状部3は、第1線状部2の一対の線状部2a,2bの端部にそれぞれ連続して設けられ先端間に延在する一対の湾曲部3a,3bを有している。これらの一対の湾曲部3a,3bは、U字形または馬蹄形の取付金具挿入用凹条部51内の湾曲部に対応してより確実に係止される。
第2線状部3は、図3または図6に示すように、第1線状部2が延在する方向に対して側面視で斜め下方に延在するように構成されている。具体的には、この実施例の第2線状部3は、第1線状部2の延在する方向に対して130°(図3中X°)の方向に延在するように構成されている。これにより、U字形または馬蹄形の取付金具挿入用凹条部51内により確実に係止される。ただし、第2線状部は、取付金具挿入用凹条部内に挿入され係止可能は角度の延在するように形成されたものは広く本考案の範疇に包含される。
なお、この実施例のタイル取付金具1は一本の金属製線状体を屈曲または湾曲して形成されているため、第2線状部3の中央部は分断し重なっている。これにより、一対の湾曲部3a,3b同士が重なってより確実に係止される。ただし、本考案のタイル取付金具には、第2線状部3の中央部が分断していないものも包含される。
つぎに、本考案のタイル取付金具を用いるタイルを図4ないし図6に示した一実施例を用いて説明する。
この実施例のタイル50は、下地材90とタイル50との間に介在され下地材90にタイル50を取り付けるためのタイル取付金具1が固定されるタイル50であって、タイル取付金具1は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、タイル50の裏面50aに沿って配される一対の線状部2a,2bを有すると共に下地材90に係止するための係止部2cを備えた第1線状部2と、第1線状部2の一対の線状部2a,2bの端部にそれぞれ連続して設けられ第1線状部2が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部3a,3bを有した第2線状部3とを有し、タイル取付金具1の第2線状部3が、タイル50の裏面50aにおいて裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入されて係止されることを特徴とするタイルである。以下、各構成について順次詳述するが、タイル取付金具1の構成については前述した通りであり、同一符号を付し説明を省略する。
この実施例のタイル50は陶磁質タイルであるが、これに限定されるものではなく壁面等の下地材90に張設されるものであればどのような材質のものでもよく、例えば石材タイルなどであってもよい。また、この実施例のタイル50は矩形のタイルであるが、これに限定されるものではなく、例えば円形、楕円形、菱形などの形態を有するタイルであってもよい。
タイル50の裏面50aには、図3または図6に示すように、裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部51が設けられている。この取付金具挿入用凹条部51は、タイル50を壁面等の下地材90に張設する際にタイル取付金具1の第2線状部3を挿入するための部位である。
さらに、本考案のタイル取付金具1を用いたタイル取付構造を図6に示した一実施例を用いて説明する。
この実施例のタイル取付金具1を用いたタイル取付構造は、下地材90と、下地材90に取り付けられたタイル50と、下地材90とタイル50との間に介在され下地材90にタイル50を取り付けるためのタイル取付金具1とを有したタイル取付構造であって、タイル取付金具1は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、タイル50の裏面50aに沿って配される一対の線状部2a,2bを有すると共に下地材90に係止するための係止部2cを備えた第1線状部2と、第1線状部2の一対の線状部2a,2bの端部にそれぞれ連続して設けられ第1線状部2が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部3a,3bを有した第2線状部3とを有し、タイル取付金具1は、第2線状部3が、タイル50の裏面50aにおいて裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入されて係止されていると共に、第1線状部2が下地材90に係止されることでタイル50が下地材90に固定されていることを特徴とするタイル取付構造である。以下、各構成について順次詳述するが、タイル取付金具1およびそれを取り付けたタイル50については前述した通りであり詳述を省略する。
下地材90はタイル50を取り付けるためのものであり、この実施例の下地材90は木質系下地材であるが、タイル50を張設するものであればどのようなものでもよく、例えばコンクリート製躯体、ベースボード、パネル工法におけるセメント板などでもよい。
そして、この実施例のタイル取付金具1を用いたタイル取付構造では、予めタイル取付金具1の第2線状部3が、タイル50の裏面50aにおいて裏面50a側から表面50b側に向かって斜め上方に形成された取付金具挿入用凹条部51内に挿入され、さらに接着剤(この実施例ではエポキシ樹脂)71にて固着されることでタイル50に固定されている。これにより、第2線状部3の係止力を高めタイル50の落下をより防止することができる。
そして、タイル取付金具1の第1線状部2の係止部2cが下地材90に係止されることで下地材90に固定されている。具体的には、この係止部(この実施例では環状部)2c内にビス70が打ち込まれることでタイル取付金具1およびタイル50が下地材90に固定されている。
つぎに、図8に示した本考案のタイルの他の実施例を用いて説明する。
この実施例のタイル60と前述したタイル50との基本的な相違点は、タイル50が図4に示すように長手方向を上下方向として下地材90に固定するものであることから、裏面視でU字形または馬蹄形の取付金具挿入用凹条部51が一つ長手方向の上部中央付近に設けられているのに対して、この実施例のタイル60は、長手方向を横方向として下地材90に固定するものであることから、裏面視でU字形または馬蹄形の取付金具挿入用凹条部51が長手方向に沿って2つ離隔して設けられている点である。このように複数のU字形または馬蹄形の取付金具挿入用凹条部51を有するものも本考案のタイルの範疇に包含される。また、長手方向を横方向として下地材90に固定されるタイルであって、一つのU字形または馬蹄形の取付金具挿入用凹条部51を有するものも本考案のタイルの範疇に包含される。なお、タイル50と同一構成部分について同一符号を付し説明を省略する。
以上のように、本考案のタイル取付金具、それを用いるタイルおよびタイル取付構造では、タイル取付金具が、金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、第1線状部の一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、第2線状部が、タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されるため、タイルが下地材から外れて落下することがなく、取り付け作業が極めて容易で工期の短縮も可能であることに加え、タイル裏面に形成する取付金具挿入用凹条部が小さくて済み、形成が容易であるとタイルの強度に影響を与えることがなく、小さいタイルにも使用することができる。
1 タイル取付金具
2 第1線状部
2a,2b 一対の線状部
2c 係止部
3 第2線状部
3a,3b 湾曲部
50 タイル
50a 裏面
50b 表面
51 取付金具挿入用凹条部
90 下地材

Claims (6)

  1. 下地材とタイルとの間に介在され前記下地材に前記タイルを取り付けるためのタイル取付金具であって、
    該タイル取付金具は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、
    前記タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に前記下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、
    該第1線状部の前記一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、
    前記第2線状部は、前記タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されることを特徴とするタイル取付金具。
  2. 前記第2線状部は、前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で斜め下方に延在するように構成されている請求項1に記載のタイル取付金具。
  3. 前記タイル取付金具は、一本のステンレス製バネ材にて形成されている請求項1または2に記載のタイル取付金具。
  4. 前記第1線状部の前記係止部は正面視で頂部に設けられた環状部である請求項1ないし3のいずれかに記載のタイル取付金具。
  5. 下地材とタイルとの間に介在され前記下地材に前記タイルを取り付けるためのタイル取付金具が固定されるタイルであって、
    前記タイル取付金具は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、前記タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に前記下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、該第1線状部の前記一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、
    前記タイル取付金具の前記第2線状部が、前記タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されることを特徴とするタイル。
  6. 下地材と、該下地材に取り付けられたタイルと、前記下地材と前記タイルとの間に介在され前記下地材に前記タイルを取り付けるためのタイル取付金具とを有したタイル取付構造であって、
    該タイル取付金具は金属製線状体を屈曲または湾曲して形成され、前記タイルの裏面に沿って配される一対の線状部を有すると共に前記下地材に係止するための係止部を備えた第1線状部と、該第1線状部の前記一対の線状部の端部にそれぞれ連続して設けられ前記第1線状部が延在する方向に対して側面視で一方側に突出するように設けられた湾曲部を有した第2線状部とを有し、
    前記タイル取付金具は、前記第2線状部が、前記タイルの裏面において裏面側から表面側に向かって斜め上方に向かって形成され裏面視においてU字形または馬蹄形に形成された取付金具挿入用凹条部内に挿入されて係止されていると共に、前記第1線状部が前記下地材に係止されることで前記タイルが前記下地材に固定されていることを特徴とするタイル取付構造。
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