JP5861903B1 - 間接照明構造体のユニット部品 - Google Patents
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Abstract
Description
この従来例の場合、灯具41が載置される野縁受38の上面から下り天井板32の表面までの距離は、下り天井板32の厚さ12.5mm+野縁受38の高さ38mm+野縁37の高さ19mm≒70mm、となって、これに、前面板11の高さには野縁受38の上縁から前面板11の天端までの距離が加算されることになる。
なお、「前」や「内」、「垂直」や「水平」、あるいは「上方向」や「下方向」は、間接照明用構造体のユニット部品を壁や下り壁(天井の段差部分)に取り付けたときの概念であり、「壁側に延伸」とは「室内側とは逆方向に延伸」する意であって、「下り天井側に延伸」をも含む概念である。
また、本願請求項2に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項1に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、少なくとも前記前面板および前記水平連結板の折り返し部分は、石膏ボードの表面の原紙を残して形成されるV字溝が直角に折り返されている、ことを特徴としている。
そして、本願請求項3に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項1または請求項2に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、前記前面板、前記水平連結板、前記内面板および前記底板の長さは石膏ボードの規格幅(W)と同一の910mmまたは1,000mmであり、前記底板補強材および前記取付補強材、または前記底板補強材、前記取付補強材および前記前面板補強材は略W/(n+0.5)(ただし、nは整数でn≧2。)ピッチに取着されている、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項4に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項2または請求項3に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、前記前面板は下方に延伸し壁側に折り返されて前記底板補強材の下面に張着される底面天井板が形成され、前記水平連結板と前記内面板の折り返し部分、該内面板と前記底板の折り返し部分、および該前面板および該底面天井板の折り返し部分は、石膏ボードの表面または裏面の原紙を残して形成されるV字溝が直角に折り返されている、ことを特徴としている。
また、本願請求項5に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項4に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、前記底板の壁側は上方に折り返されて前記取付補強材に張着される背面板が形成され、該底板と該背面板の折り返し部分は石膏ボードの裏面の原紙を残して形成されるV字溝が直角に折り返されている、ことを特徴としている。
そして、本願請求項6に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、隣接する前記底板補強材間の前記水平連結板、前記内面板および前記底板には2本の第1のスリットが前記前面板の厚さ相当分を残して等間隔に全断面に亘って貫設され、隣接する該第1のスリット間の該底板補強材で支持されていない前記底板は前記雌型ジョイント部を除き取り除かれている、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項7に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項6に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、前記水平連結板および前記内面板には隣接する前記第1のスリット間にも1つ以上の第2のスリットが略等間隔に貫設されている、ことを特徴としている。
また、本願請求項8に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項7に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、前記内面板の前記第1のスリットおよび前記第2のスリットは該内面板の前面板側の原紙を残したV字溝で形成されている、ことを特徴としている。
そして、本願請求項9に係る間接照明用構造体のユニット部品は、請求項1または請求項2に記載の間接照明用構造体のユニット部品であって、前記前面板、前記水平連結板、前記内面板および前記底板の長さは石膏ボードの規格幅(W)と同一の910mmまたは1,000mmであり、前記底板補強材および前記取付補強材、または前記底板補強材、前記取付補強材および前記前面板補強材は略W/(m+0.5)(ただし、mは整数でm≧3。)ピッチに取着され、隣接する該底板補強材間の該水平連結板、該内面板および該底板には1本の第1のスリットが該前面板の厚さ相当分を残して等間隔に全断面に亘って貫設されている、ことを特徴としている。
(1)本願発明に係る間接照明用構造体のユニット部品(以下、本明細書では単に「ユニット部品」という。)は、横長矩形状の前面板、水平連結板および内面板が一体となり、これに軽量鉄骨(以下、本明細書では単に「軽鉄」という。)製の底板補強材に裏打ちされた底板と底板補強材の一端に固着されて上方向に延伸する取付補強材とが予め工場等で組み立てられ、その上、取付補強材の幅広部が前面板に対向して延伸する構成となっているため、壁の軽鉄下地を構成する建地部材に対して壁に直交する方向からドリルビスで取付補強板を貫通させて螺着するだけでユニット部品を取着できるので、熟練工でなくとも簡単に取り付けることができる。なお、ユニット部品の取り付け後は、底板補強材に石膏ボードの天井板を螺着し、水平補強板に石膏ボードの背面板を螺着するだけで、間接照明用構造体が完成するので、間接照明用構造体の組立自体も極めて簡単、かつ容易に施工することができる。
(2)前面板の下辺および前記底板補強材の下側を同一レベル、すなわち前面板の下辺、前面板補強材の下端および取付補強材の下端を底板補強材の下側と同一レベルとなるように形成することにより、工場等から施工現場に運搬したりしても、前面板の下辺が損傷を受けることはない。
(3)予め底板補強材の下面に底面天井板、またはそれに加えて取付補強材に背面板を張着することにより、上記(2)の効果が得られるばかりでなく、「底面天井板を張着する」あるいは「底面天井板および背面板を張着する」という現場作業を省略することができる。
(4)ユニット部品の長手方向の両端部に形成された雄型ジョイント部および雌型ジョイント部を接続することにより、特に、雄型ジョイント部に前面板補強材が取着されている場合には、この前面板補強材が前面板、水平連結板および内面板が形成する雌型ジョイント部の空間に嵌合することになるので、ユニット部品同士のジョイント部では前面板および水平連結板の目違いが生じにくくなり、折り返し部分の稜線も蛇行することなく直線的なものとなる。
(5)天井や壁が仕上がった後や石膏ボード張着作業完了後であっても、壁の石膏ボードの上から取付補強材を壁軽鉄下地の建地部材に螺着するだけでユニット部品が取着でき、簡単、かつ容易に間接照明用構造体を取り付けることができる。
(6)ユニット部品の底部は、石膏ボード製の底板とその下面に幅広部が固着される底板補強材とからなり、それらに石膏ボード製の天井板が螺着されて間接照明用構造体の底部となるので、従来よりも底部の厚みを小さくでき、ユニット部品の底部に載置した照明具を目線の高さから見えないような前面板の高さとすることにより、前面板の高さは従来よりも小さくすることが可能となる。
(7)前面板および水平連結板の折り返し部分を石膏ボードの表面の原紙を残してV字溝を形成して直角に折り返すようにすることで、折り返し部分の稜線はよりシャープな線となって仕上がりもきれいなものとなる。
(8)ユニット部品の長さを石膏ボードの規格幅に一致させることにより、建築に用いられる基準寸法(モジュール)に合致することから、ユニット部品としての無駄となる部分が少なくなる。
(9)取付補強材、底板補強材および前面板補強材をその溝内に石膏ボードを埋入した軽量溝型鋼とし、または軽量角パイプとした場合には、その両面から石膏ボードを螺着しても、螺着に際しての締め付け過ぎによる石膏ボードのひび割れが生じない。
(10)水平連結板、内面板および底板の隣接する底板補強材の間に2本の第1のスリットを前面板の厚さ相当分を残して等間隔に全断面に亘って貫設し、底板補強材で支持されていない独立片となった底板を取り除くことで、前面板を外方向に突き出す凸曲面とすることが可能となる。その上、第1のスリットは前面板の厚さ相当分を残して前面板自体には溝が入らない状態となっているので、前面板が形成する凸曲面は角張ることなくスムーズな状態の曲面となり、さらに底板は底板補強材で支持されているので、底板に荷重を掛けても底板を介して底板補強材に外力が伝わり当該荷重に十分耐えることができる。
(11)さらに、水平連結板および内面板の第1のスリット間にも1つ以上の新たな第2のスリットを貫設することにより、前面板の曲面を小さな曲率半径とすることができることから、あらゆる凸曲面のニーズに対応することができる。
(12)内面板の第1のスリットおよび第2のスリットを前面板側の原紙を残したV字溝で形成することとした場合には、底板が連接されていない内面板同士のいわゆる「出入りの暴れ」を防ぐことができる。
(13)水平連結板、内面板および底板の隣接する底板補強材の間に1本の第1のスリットを前面板の厚さ相当分を残して等間隔に全断面に亘って貫設した場合には、独立片となったそれぞれの底板も底板補強材で支持されているので、前面板を外方向に向けて凹んだ状態の凹曲面とすることが可能となる。その上、第1のスリットは前面板の厚さ相当分を残して前面板自体には溝が入らない状態となっているので、前面板が形成する凹曲面は角張ることなくスムーズな状態の曲面となる。
ユニット部品1は、石膏ボード製で横長矩形状の前面板11と、前面板11の上辺に沿って折り返されて壁側に延伸する石膏ボード製で横長矩形状の水平連結板12と、水平連結板12の延伸側の辺に沿って折り返されて垂下する石膏ボード製で横長矩形状の内面板13と、内面板13の下辺に沿って折り返されて内側に水平に延伸する石膏ボード製で横長矩形状の底板14と、前面板11が下方に延伸し壁側に折り返されて水平に延伸する石膏ボード製で横長矩形状の底面天井板15と、底板14の下面の短手方向に沿って幅広部側が固着される軽量溝形鋼製の底板補強材22と、底板補強材11の前面板とは反対側の一端、すなわち底板14の辺縁に相当する箇所が直角に折り返されるように上方向に延伸する軽量溝形鋼製の取付補強材23と、底板補強材11の前面板側である他端が直角に折り返されるように上方向に延伸する軽量溝形鋼製の前面板補強材21と、から構成されていて、前面板11、水平連結板12および内面板13は前面板補強材21を囲繞し、底面天井板15は底板補強材11の下面に張着されている。なお、これらの構成部材は予め工場等で組み立てられてユニット化されている。
(1)現場の壁軽鉄下地の建地35のピッチをユニット部品1の取付補強材23のピッチに合わせて配置する。
(2)ユニット部品1が所定の高さとなるようにして壁軽鉄下地の建地35に取付補強材23を当接させて、取付補強材23の上からドリルビスで壁軽鉄下地の建地35に螺着させる。なお、取付補強材23と壁軽鉄下地の建地35がずれているような場合には、壁軽鉄下地の建地35をずらして合わせることができる。
(3)ユニット部品1が固定されると他のユニット部品1を接続して固定する。その後、石膏ボード張り作業に移行し、壁や天井の石膏ボード張り作業とともに、取付補強材23に石膏ボードが張着されて背面板31となる。
以上の工程を経て、間接照明用構造体が形成され、その後は仕上げ作業に移行し、最終工程で図示外の灯具が底板14に載置される。
(1)吊りボルト39に嵌着金具を介して軽量溝形鋼の野縁受38を吊設して、さらに野縁受38と直交するように野縁受38から嵌着金具を介して軽量形鋼の野縁37を吊設して天井および下り天井の軽鉄下地を組み立てる。
(2)天井の軽鉄下地を構成する野縁受38に直交してまたは野縁受38に平行に定規となる定規野縁受33を天井の段差部分の位置に合わせて固着する。図8は定規野縁受33を野縁受38に直交して固着する例を示していて、定規野縁受33を野縁受38に載置して嵌着金具で固定している。定規野縁受33を野縁受38に平行に固着する場合は、野縁受38に直交して複数の捨て野縁受を固着し、さらに、この複数の捨て野縁受から定規野縁受33を吊設するようにする。この定規野縁受33の固着の位置如何により、ユニット部品5の平面的な位置の精度は決定される。
(3)ユニット部品5の底板補強材22の下面と下り天井の野縁37の下面のレベルが同一となる(面一になる)ように定規野縁受33に取付補強材23をレベル調整しながら押しつけ、螺着して固定する。なお、この場合、ユニット部品5同士のジョイント部分に位置する取付補強材23と定規野縁受33を、野縁受同士が垂直面で直交する箇所に使用する市販の「下り壁上部止金具」を使用してユニット部品5のレベルを微調整しながら仮固定し、仮固定後にそれぞれの取付補強材23を定規野縁受33に螺着することで容易に所定のレベルでユニット部品5を固着することができる。
(4)ユニット部品5の底面天井板15については、図1よりも内側(図1の左側)に延伸しているので、延伸している先端部を下り天井の野縁37であるMバーにビス止めする。これによりユニット部品5は間接照明用構造体としての強度を有するようになる。そして、下り天井板32および天井板36を張着すると、天井段差部の間接照明用構造体が完成する。
なお、ユニット部品5に代えて予め背面板を張着したユニット部品2を使用しても良いことは勿論である。
(1)所定の曲率半径を有する第1の曲線定規野縁受341により、ユニット部品6はの所定の曲率半径を有する間接照明用構造体のユニット部品となっている。
(2)吊りボルト39に嵌着金具を介して軽量溝形鋼の野縁受38を吊設して、さらに野縁受38と直交するように野縁受38から嵌着金具を介して軽量形鋼の野縁37を吊設して天井および下り天井の軽鉄下地を組み立てる。
(3)天井の軽鉄下地を構成する野縁受38に直交してまたは野縁受38に平行に定規となる第2の曲線定規野縁受342を天井の段差部分の位置に合わせて固着する。なお、第2の曲線定規野縁受342は第1の曲線定規野縁受341と同一形状である。図9は第2の曲線定規野縁受342を野縁受38に直交して固着する例を示していて、第2の曲線定規野縁受342は野縁受38に載置して嵌着金具で固定している。第2の曲線定規野縁受342を野縁受38に平行に固着する場合は、野縁受38に直交して捨て複数の野縁受を固着し、さらに、この複数の野縁受から第2の曲線定規野縁受342を吊設するようにする。この第2の曲線定規野縁受342の定規野縁受33の固着の位置如何により、ユニット部品3の平面的な位置の精度は決定される。
(4)ユニット部品6の底板補強材22の下面と下り天井の野縁37の下面のレベルが同一となるように第2の曲線定規野縁受342に取付補強材23をレベル調整しながら押しつけ、螺着して固定する。なお、前述と同様に、ユニット部品6同士のジョイント部分に位置する取付補強材23を微調整しながら仮固定し、仮固定後にそれぞれの取付補強材23を第2の曲線定規野縁受342に螺着することで容易に所定のレベルでユニット部品6を固着することができる。
(5)底面天井板15、背面板31、下り天井板32および天井板36を張着する。
なお、ユニット部品6に代えてユニット部品4を使用しても良いことは勿論であるし、ユニット部品5と組み合わせることにより、平面的に見て様々な曲線や直線を有する天井の段差部の施工も可能であることは勿論である。
2 実施例2に係るユニット部品
3 実施例3に係るユニット部品
4 実施例4に係るユニット部品
5 実施例5に係るユニット部品
6 実施例6に係るユニット部品
7 雄型ジョイント部
8 雌型ジョイント部
11 前面板
12 水平連結板
13 内面板
14 底板
15 底面天井板
21 前面板補強材
22 底板補強材
23 取付補強材
231 取付補強材本体
232 取付補強材の埋入体
25 第1のスリット
26 第2のスリット
261 V字溝
262 内面板の原紙
31 背面板
33 定規野縁受
341 第1の曲線定規野縁受
342 第2の曲線定規野縁受
Claims (9)
- 間接照明用構造体の構成部品として室内の壁面上部や天井の段差部分に設置される軽量鉄骨下地およびそれに張着される石膏ボードからなるユニット部品であって、
石膏ボード製で横長矩形状の前面板と、
前記前面板の上辺に沿って折り返されて壁側に延伸する石膏ボード製で横長矩形状の水平連結板と、
前記水平連結板の延伸側の辺に沿って折り返されて垂下する石膏ボード製で横長矩形状の内面板と、
前記内面板の下辺に沿って折り返されて内側に水平に延伸する石膏ボード製で横長矩形状の底板と、
断面が幅広部および幅狭部からなる軽量鉄骨であって前記底板の下面の短手方向に幅広部が固着される底板補強材と、
前記底板補強材の前記前面板とは反対側の一端が直角に折り返されるように上方向に延伸する取付補強材と、からなり、
前記前面板および前記内面板は互いに密着して固着され、または前記底板補強材の他端が直角に折り返されるように上方向に延伸する前面板補強材の両側を前記前面板および前記内面板が密着して固着され、
前記前面板の下辺および前記底板補強材の下側は同一レベルとなるように形成され、
前記前面板、前記水平連結板、前記内面板および前記底板の長手方向の一端縁には前記底板補強材および前記取付補強材、またはそれらに加えて前記前面板補強材が取着されるとともに、平面から見て一直線状となっている該一端縁は該底板補強材の長手方向に沿った中心線に略一致して雄型ジョイント部が形成され、該前面板、該水平連結板、該内面板および該底板の長手方向の平面から見て一直線状となっている他端縁は該底板補強材よりも外側に突き出した状態となって雌型ジョイント部が形成され、一の前記ユニット部品と他の前記ユニット部品とは雄型ジョイント部と雌型ジョイント部が嵌合して接続され、
前記底板補強材、前記前面板補強材および前記取付補強材は軽量溝型鋼、または軽量角パイプであり、該軽量溝型鋼にあってはその溝内に石膏ボードが埋入されている、ことを特徴とする間接照明用構造体のユニット部品。 - 少なくとも前記前面板および前記水平連結板の折り返し部分は、石膏ボードの表面の原紙を残して形成されるV字溝が直角に折り返されている、ことを特徴とする請求項1に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 前記前面板、前記水平連結板、前記内面板および前記底板の長さは石膏ボードの規格幅(W)と同一の910mmまたは1,000mmであり、前記底板補強材および前記取付補強材、または前記底板補強材、前記取付補強材および前記前面板補強材は略W/(n+0.5)(ただし、nは整数でn≧2。)ピッチに取着されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 前記前面板は下方に延伸し壁側に折り返されて前記底板補強材の下面に張着される底面天井板が形成され、前記水平連結板と前記内面板の折り返し部分、該内面板と前記底板の折り返し部分、および該前面板および該底面天井板の折り返し部分は、石膏ボードの表面または裏面の原紙を残して形成されるV字溝が直角に折り返されている、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 前記底板の壁側は上方に折り返されて前記取付補強材に張着される背面板が形成され、該底板と該背面板の折り返し部分は石膏ボードの裏面の原紙を残して形成されるV字溝が直角に折り返されている、ことを特徴とする請求項4に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 隣接する前記底板補強材間の前記水平連結板、前記内面板および前記底板には2本の第1のスリットが前記前面板の厚さ相当分を残して等間隔に全断面に亘って貫設され、隣接する該第1のスリット間の該底板補強材で支持されていない前記底板は前記雌型ジョイント部を除き取り除かれている、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 前記水平連結板および前記内面板には隣接する前記第1のスリット間にも1つ以上の第2のスリットが略等間隔に貫設されている、ことを特徴とする請求項6に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 前記内面板の前記第1のスリットおよび前記第2のスリットは該内面板の前面板側の原紙を残したV字溝で形成されている、ことを特徴とする請求項7に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
- 前記前面板、前記水平連結板、前記内面板および前記底板の長さは石膏ボードの規格幅(W)と同一の910mmまたは1,000mmであり、前記底板補強材および前記取付補強材、または前記底板補強材、前記取付補強材および前記前面板補強材は略W/(m+0.5)(ただし、mは整数でm≧3。)ピッチに取着され、隣接する該底板補強材間の該水平連結板、該内面板および該底板には1本の第1のスリットが該前面板の厚さ相当分を残して等間隔に全断面に亘って貫設されている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の間接照明用構造体のユニット部品。
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