JP6465715B2 - スタータ金具及びそれを用いた建築物の建築方法 - Google Patents

スタータ金具及びそれを用いた建築物の建築方法 Download PDF

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Description

本発明は、最下段の外壁板を支持するスタータ金具及びそれを用いた建築物の建築方法に関する。
従来用いられていたこの種のスタータ金具としては、例えば下記の特許文献1等に示されている構成を挙げることができる。図5は従来のスタータ金具を示す斜視図である。図において、従来のスタータ金具5は、直線状に延在された長手状部材であり、平板状の固定板50と、固定板50の下部から延出された下フランジ51と、固定板50の上部から延出された上フランジ52とが設けられている。下フランジ51及び上フランジ52は、スタータ金具5の左右方向5aの全体にわたって設けられている。固定板50は、例えば胴縁等の建築物の壁基材100に固定される。下フランジ51は、壁基材100に取り付けられる最下段の外壁板(図示せず)を支持し、上フランジ52は壁基材100と外壁板との間に空隙を確保する。
登録実用新案第3166770号公報
従来のスタータ金具5は、下フランジ51及び上フランジ52が左右方向5aの全体にわたって設けられているので、スタータ金具5を容易に湾曲させることができず、平面状の壁基材にしかスタータ金具5を取り付けることができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、曲面状の壁基材に容易に取り付けることができるスタータ金具及びそれを用いた建築物の建築方法を提供することである。
本発明に係るスタータ金具は、建築物の壁基材に取り付けられ最下段の外壁板を支持するスタータ金具であって、互いに離間して直線状に並べて配置された平板状の複数の固定板と、各固定板の下部から延出された複数の下フランジと、各固定板の間に設けられて隣り合う固定板を互いに連結する連結部とを備え、複数の固定板が壁基材にそれぞれ固定されるとともに、複数の下フランジが最下段の外壁板を支持するように構成されており、各連結部の上端及び下端は開放端とされており、壁基材の曲面に沿って各連結部が湾曲される。
また、本発明に係るスタータ金具を用いた建築物の建築方法は、上記のスタータ金具を用いた建築物の建築方法であって、壁基材の曲面に沿って各連結部を湾曲させながら、各固定板を前記壁基材に固定する工程を含む。
本発明のスタータ金具及びそれを用いた建築物の建築方法によれば、連結部の上端及び下端は開放端とされており、壁基材の曲面に沿って各連結部が湾曲されるので、曲面状の壁基材に容易に取り付けることができる。
本発明の実施の形態によるスタータ金具を示す斜視図である。 図1の連結部の第1変形例を示す斜視図である。 図1の連結部の第2変形例を示す斜視図である。 図1の連結部の第3変形例を示す斜視図である。 従来のスタータ金具を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるスタータ金具1を示す斜視図である。図において、スタータ金具1には、複数の固定板10、複数の下フランジ11、複数の上フランジ12及び複数の連結部13が設けられている。
各固定板10は、互いに離間して直線状に並べて配置された平板状の板部材である。各下フランジ11は各固定板10の下部からそれぞれ延出され、各上フランジ12は各固定板10の上部からそれぞれ延出されている。下フランジ11及び上フランジ12が延出されている側を固定板10の表面と呼び、その逆側を固定板10の裏面と呼ぶ。スタータ金具1は、各固定板10の裏面が壁基材に接するように配置される。各固定板10は、図示しない建築物の壁基材にビス等により固定される。壁基材とは、例えば胴縁等である。
各下フランジ11には、各固定板10の表面に対して略垂直な方向に延在された平板状の下フランジ本体11aと、下フランジ本体11aの先端から上方に向けて突出された上向リップ11bとが設けられている。各下フランジ11は、壁基材に最下段の外壁板(図示せず)を支持する。上向リップ11bは、外壁板の下部に設けられた溝に係合される。
各上フランジ12には、各固定板10の表面に対して略垂直な方向に延在された平板状の上フランジ本体12aと、上フランジ本体12aの先端から下方に向けて突出された下向リップ12bとが設けられている。上フランジ12は、下フランジ11に支持された外壁板と壁基材との間に隙間を確保する。
下フランジ本体11a及び上フランジ本体12aには、複数の楕円状開口11c,12cが設けられている。楕円状開口11c,12cは、外壁板が取り付けられた後に通風孔又は排水口として機能する。
各連結部13は、各固定板10の間に設けられて隣り合う固定板10を互いに連結する平板状の板部である。各連結部13の上端13a及び下端13bは、開放端とされている。すなわち、下フランジ11及び上フランジ12は、各連結部13の位置に設けられていない。換言すると、各下フランジ11の間及び各上フランジ12の間には、各連結部13に対応するスリット14が形成されている。このため、各連結部13は、下フランジ11及び上フランジ12による抵抗を受けることなく独立して湾曲可能とされている。これにより、スタータ金具1が取り付けられる壁基材の外面が曲面であっても、その曲面に沿って各連結部13が湾曲可能とされている。なお、スタータ金具1の左右方向1aに沿う固定板10、下フランジ11及び上フランジ12の長さと連結部13の長さとの比率は、適宜変更可能であるが、図1では2:1とされている。
次に、図2は図1の連結部13の第1変形例を示す斜視図であり、図3は図1の連結部13の第2変形例を示す斜視図であり、図4は図1の連結部13の第3変形例を示す斜視図である。図1では、連結部13が単純な平板により構成されているように示しているが、図2〜図4に示すように連結部13の湾曲を案内する複数の貫通孔130、複数の薄肉部131又は複数の予備屈曲部132が連結部13に設けられてもよい。これら複数の貫通孔130、複数の薄肉部131又は複数の予備屈曲部132が連結部13に設けられていることで、より柔軟に連結部13を湾曲させることができる。
次に、図1〜図4のスタータ金具1を用いた建築物の建築方法を説明する。まず、建築物の壁基材の曲面に沿って各連結部13を湾曲させながら、各固定板10を壁基材に固定する。その次に、スタータ金具1の各下フランジ11に最下段の外壁板を支持させるとともに、最下段の外壁板の上に外壁板を順次積み重ねて建築物の外壁を構成する。
このようなスタータ金具1及びそれを用いた建築物の建築方法では、連結部13の上端13a及び下端13bは開放端とされており、壁基材の曲面に沿って各連結部13が湾曲可能とされているので、曲面状の壁基材に容易に取り付けることができる。また、様々な曲面の壁基材に対応でき、部品コストを低減できる。また、建築現場にて壁基材の曲面にスタータ金具1を容易に合わせることができ、施工精度を向上させることができる。
なお、実施の形態では、上フランジ12に下向リップ12bが設けられるように説明したが、下向リップ12bは省略してもよい。また、上フランジに上向リップが設けられてもよい。
また、実施の形態では、下フランジ本体及び上フランジ本体が平板状であると説明したが、これら下フランジ本体及び上フランジ本体の形状は任意である。
さらに、実施の形態では上フランジが設けられるように説明したが、上フランジは省略されてもよい。
1 スタータ金具
10 固定板
11 下フランジ
12 上フランジ
13 連結部
130 貫通孔
131 薄肉部
132 予備屈曲

Claims (7)

  1. 建築物の壁基材に取り付けられ最下段の外壁板を支持するスタータ金具であって、
    互いに離間して直線状に並べて配置された平板状の複数の固定板と、
    各固定板の下部から延出された複数の下フランジと、
    各固定板の間に設けられて隣り合う前記固定板を互いに連結する連結部と
    を備え、
    前記複数の固定板が前記壁基材にそれぞれ固定されるとともに、前記複数の下フランジが前記最下段の外壁板を支持するように構成されており、
    各連結部の上端及び下端は開放端とされており、前記壁基材の曲面に沿って各連結部が湾曲される
    ことを特徴とするスタータ金具。
  2. 前記連結部には、前記連結部の湾曲を案内する複数の貫通孔又は複数の薄肉部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のスタータ金具。
  3. 前記連結部は、平板状である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスタータ金具。
  4. 前記連結部には、複数の予備屈曲部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のスタータ金具。
  5. 前記連結部の上縁及び下縁は、前記連結部を正面から見た時に直線状に延在されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスタータ金具。
  6. 前記連結部は前記複数の固定板と連続する板材からなる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスタータ金具。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスタータ金具を用いた建築物の建築方法であって、
    前記壁基材の曲面に沿って各連結部を湾曲させながら、各固定板を前記壁基材に固定する工程
    を含むことを特徴とする建築物の建築方法。
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