JP3145268U - 外壁材取付用ロングスタータ - Google Patents

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昌太 曽我部
和邦 明石
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株式会社共栄金物製作所
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Abstract

【課題】取り付け作業等が楽に行なえ、変形することがなく、外壁材の欠けを下に挟んだまま取り付けることが殆どなく、比較的安価に製造できる外壁材取付用ロングスタータを提供する。
【解決手段】ロングスタータ1は、長尺状の金属板から成り、建築物の土台側に装着される装着部2と、その下縁から斜め前下方に突出する傾斜部3と、その下縁から下方に向けた立設部4と、その下縁から土台の外側面に当接する位置まで略水平に後退させた水平部5とが、夫々、金属板の長尺方向の全長に亘り一体形成されている。立設部4及び傾斜部3の長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所には、切り起こしにより形成され、外壁材の下端を受ける外壁材受け部10を備える。これにより、水平部5が突っ張ってロングスタータ1の変形を防ぐと共に、外壁材の欠けを下に挟んだまま取り付けることが殆どなくなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物の土台の外側面躯体に固定されて外壁材を下受け支持する外壁材取付用ロングスタータに関する。
最近、建築及び改装される家屋の施工においては、その殆どが窯業系のサイディングであるパネル状の外壁材(外装材とも呼ばれる)が使用されている。外壁材は、建築する建物の下地材に沿って複数枚が面を揃えて取り付けられる。最下段の外壁材の下端縁には、スタータと呼ばれる横長形状の取付金具が使用されている。
スタータの写真図と寸法が非特許文献1の第119頁の下段に記載されている。この文献によれば、スタータには、全長が3030mmのロングスタータと、全長が84.4mmの短いスタータがある。また、この文献には、各種タイプの外壁材が多数、寸法とともに記載されており、その殆どが3030mmの横幅に統一されている。全長が3030mmのロングスタータは、1本で1枚の外壁材を下受け支持して下地材に固定するものであり、全長が84.4mmのスタータは、複数本で1枚の外壁材を下受け支持するものである。
しかしながら、全長が3030mmのロングスタータは、1本で1枚の外壁材を下受け支持して土台に沿わせて固定することができるが、その長さ故に、取り付けや取扱いが不便であり、持ち運び中に周囲に当てて変形させ易い。
また、全長が84.4mmのスタータは、全長が短いために取扱いや持ち運びが容易であるが、例えば、1枚の外壁材の下端部の両端部と中央部とを計3本のスタータで下受け支持する場合には、各スタータを夫々高さと水平の向きを揃えて取り付けるという、面倒で手間が掛かる作業が必要である。
ロングスタータに関し、例えば、特許文献1に記載のスタータ金具、特許文献2に記載の取付具等が公知である。
図11は特許文献1に記載のロングスタータであるスタータ金具60Aの取付事例と不具合を示す。このスタータ金具60Aは、ビス孔の前上方に前板部61と上板部62が設けられているため、スタータ金具60Aを土台柱にビス止めする際に、その前板部61と上板部62が邪魔になって、ビス止めの操作に手間が掛かる(課題1)。
また、このスタータ金具60Aは、外壁材C1による荷重が下板部64の基部(角部)に集中する側面形状となっている。スタータ金具60Aは、外壁材C1による通常の荷重が加わっても変形しない肉厚に設計されているが、建築物の施工後、年数が経過して、上段の外壁材を下受け支持して下地材に固定している留付け金具の留付けの緩みや若干の変形などが生じると、上段の外壁材の荷重が最下段の外壁材C1に加わって、スタータ金具60Aに過大な荷重が加わり、下板部64を下方に撓ませる。そのため、突き合って隣り合う外壁材C1相互の間に隙間が生じて、雨水が外壁材C1の内側に侵入し、これが原因で建築物内が濡れたり、カビが発生したり、下地材や土台等が腐食するおそれがあり、さらには、外壁材が脱落し易くなったり、費用がかかるメンテナンスが必要になることもある(課題2)。
図12はスタータ金具60Aの別の不具合を示す。外壁材C1をスタータ金具60Aに取り付ける際に外壁材C1が前板部61に当たるなどして外壁材C1の後下端縁に小さな欠けが生じることがあり、係止部65と下板部64が長尺方向に長い形状であるため、外壁材C1の欠けによるこぼれCa(小片)は、下板部64の上に落下する可能性が高い。このため、これに気が付かずに外壁材C1をスタータ金具60Aで支持すると、外壁材C1と下板部64との間に上記の欠けによるこぼれCaが挟まって、外壁材C1の安定した水平姿勢が得られない(課題3)。
また、特許文献2に記載の取付具、及び非特許文献1に記載のロングスタータも、上記の課題2及び課題3と同じ課題を有する。
「外壁材総合カタログ2008年版」、クボタ松下電工外装株式会社、2008年、第119頁 登実第3129221号公報 特開2007−40022号公報
本考案は、上記課題を解決するものであり、取り付け作業と持ち運びが楽に行なえ、外壁材による過大な荷重が加わっても変形することがなく、外壁材の取り付け施工において、外壁材の欠けを下に挟んだまま取り付けることが殆どなく、プレス成形で比較的安価に製造できる、外壁材取付用ロングスタータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の考案は、建築物の躯体に外壁材を取り付けるための長尺状の金属板から成る外壁材取付用ロングスタータであって、建築物の土台側に装着される装着部と、該装着部の下縁から斜め前下方に突出する傾斜部と、該傾斜部の下縁から下方に向けた立設部と、該立設部の下縁から土台の外側面又は土台に装着された水切りの装着面に当接する位置まで略水平に後退させた水平部とが、夫々、前記金属板の長尺方向の全長に亘り一体形成されており、前記立設部及び前記傾斜部の長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所には、切り起こしにより形成され、外壁材の下端を受ける外壁材受け部を備え、前記外壁材受け部は、前記水平部の面に連続する略水平前方に延出する水平延出部と、これら水平延出部の前端縁から斜め前方上方に向けた係止部と、を有するものである。
請求項2の考案は、請求項1に記載の外壁材取付用ロングスタータにおいて、前記水平部の後端縁が下方に折曲されて、建築物の土台の外側面に当接する当接部が形成されているものである。
請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載の外壁材取付用ロングスタータにおいて、前記金属板の長尺方向の全長が1850mm±100mmの範囲であり、前記係止部が該全長方向に略等間隔をおいた9箇所乃至12箇所に形成されているものである。
請求項1の考案によれば、ロングスタータの水平部の後端縁が土台の側壁に当接するように形成されているので、外壁材受け部に最下段の外壁材よりも大きな荷重が加わっても、水平部全体が土台の側面に突っ張って、外壁材受け部や傾斜部が下方や後下方に反ったり変形するのが抑えられる。また、外壁材受け部は、長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所に形成されているので、外壁材の取り付け作業中に外壁材に欠けなどが生じても、欠けによるこぼれが外壁材受け部上に落下することが殆どなく、こぼれを下に挟んだまま外壁材が取り付けられることが殆どない。
請求項2の考案によれば、ロングスタータの水平部の後端縁が下方に折曲されて、建築物の土台の外側面に当接する板面部分よりなる当接部が形成されているので、前述した突っ張りによる変形防止の作用が更に効果的になる。また、長尺方向の全長に及ぶ長さの水平部と当接部が設けられるので、ロングスタータ全体の剛性が向上し、変形が防止される。
請求項3の考案によれば、ロングスタータの長尺方向の全長が1850mm±100mmの範囲であるので、従来のロングスタータよりも、取り付け作業と持ち運びを楽に行なうことができる。また、プレス成形で比較的安価に製造できる。
(第1の実施形態)
図1(a)は本考案の第1の実施形態に係る外壁材取付用のロングスタータ1の構成を斜めから示し、図1(b)はその一部を拡大して示す。図2はロングスタータ1の一部を拡大した正面を、図3は図2のA−A線断面を、図4は図2のB−B線断面を示す。このロングスタータ1は、建築物の土台の外側面に装着して最下段の外壁材を下受け支持する長尺状の金属板から成る建築金物であり、ステンレス鋼板、鍍金鋼板、塗工鋼板、ガルバリウム鋼板等の金属板を材料とするプレス成形品である。図1〜図4に示すように、ロングスタータ1は、建築物の土台の外側面に装着する板面部分よりなる装着部2と、装着部2の下縁から斜め前下方に突出する傾斜部3と、傾斜部3の下縁から下方に向けた立設部4と、立設部4の下縁から土台の外側面に当接する位置まで略水平に後退させた水平部5と、水平部5の後縁から下方に向けた当接部6とを備え、これらが夫々、金属板の長尺方向の全長に亘り一体形成されている。そして、装着部2の長尺方向に所定間隔を設けた箇所にビス孔2aが夫々開設されている。水平部5は、土台に水切りが装着されている場合、立設部4の下縁から水切りの装着面に当接する位置まで略水平に後退させたものとなっている。
更に、立設部4及び傾斜部3の長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所には、外壁材受け部10が、夫々形成されている。外壁材受け部10は、水平延出部8と係止部9とからなり、立設部4の下端部から傾斜部3の高さ途中箇所に至る正面横長視矩形の内側部分が、金属板の切り起こしにより形成され、水平部5の面に連続する水平延出部8が前方に向けて折曲形成されると共に、各水平延出部8の前端縁から斜め前方上方には、係止部9が折曲形成される。なお、傾斜部3及び立設部4には、外壁材受け部10を切り起こしたことによって、開口部7が形成される。
外壁材受け部10は、施工する最下段の外壁材を下受け支持して係止するものである。傾斜部3は、外壁材を前記土台の外壁面から前方に浮かして取り付けるためのスペーサとして機能し、外壁材をロングスタータ1に取り付ける作業が円滑に行なわれるように傾斜面となっている。装着部2の長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所には、ロングスタータ1を建築物の土台の外壁面にビス止めして装着するためのビス孔2aが開設されており、ビス孔2aは、外壁材受け部10よりも数多く設けられている。
ロングスタータ1の長尺方向の全長L(図1(a)参照)は、必ずしも限定されるものではないが、最適とされる長さは1850mmである。この全長のロングスタータ1は、従来の3030mmのロングスタータと比較すると、6割程度の全長であり、このような全長に設定する理由は、取り付け作業と持ち運びが楽に行なえること、プレス成形で比較的安価に製造できることなどが挙げられる。また、この全長のロングスタータ1は、全長3030mmの従来のものと比べて1本当たりの重量も大幅に軽減される。
外壁材受け部10の横幅W(図2参照)は、60mmが好適とされ、図3に示す傾斜部3の前方に向けた突出高さS1は、約4mmとされ、立設部4の前面位置から水平延出部8の前端に至る突出長さS2は約5mmとされている。この突出高さS1と突出長さS2は、現在市販の外壁材の取付施工に対応させた寸法となっているが、この寸法に限定されるものではない。
ロングスタータ1の全体高さH1(図3参照)は、約28mmであり、当接部6の高さH2は3mmとされているが、この寸法に限定されるものではない。
図5は外壁材受け部10の配置を示す。全長Lが1850mmのロングスタータ1に設けられる外壁材受け部10は、例えば、ロングスタータ1の左右両端から各25mm中央方向に寄った箇所に各1つ設けられ、更にこれら箇所から50mm毎に等間隔をおいた箇所に夫々設けられる。外壁材受け部10の箇所数は、9箇所に限定されるものではなく、例えば、10〜12箇所に設けてもよい。
図6は外壁材の建築物への取付事例を、図7はその側面断面を示す。建築物において、下地材44が、土台41とその上部の躯体42とに取り付けられる。下地材44の表面には防水シート43が貼り付けられる。外壁材20、21は、面方向に突き合わせた状態で下地材44に沿った外側位置に配設される。図示していないが、外壁材20、21は、横方向にも同様に突き合わせて配設される。ロングスタータ1は、最下段の外壁材20の下端部を下地材44に支持固定する。
ロングスタータ1は、長尺形状を有する水切り30上部の装着面30aと防水シート43とを挟んだ状態で、建築物の土台41の外側面に沿う位置に水平姿勢でビスB1で止められる。最下段の外壁材20は、その下端部を土台41に固定されたロングスタータ1に下受けした状態で取り付けられる。外壁材20の上端部は、下地材44及び躯体42にビスB2、B3で装着された留付け金具50によって支持固定される。
上段の外壁材21は、その下端部を留付け金具50に下受けして係止され、外壁材21の上端部もこれと同じ留付け金具50で下地材44に固定される。留付け金具50は、左右両端部50aが前方に立ち上げられており、外壁材21を下地材44から前方に浮かした姿勢で下地材44に取り付ける。
ロングスタータ1は、長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所に、外壁材受け部10が、前方に切り起こしにより形成されており、これら複数の外壁材受け部10によって外壁材20を下受して支持する。このため、外壁材受け部10は、従来技術のロングスタータのような長尺方向に連続した形状になっておらず、外壁材20の取り付け作業中に外壁材20に欠けなどが生じても、欠けによるこぼれが外壁材受け部10の上に落下する可能性は極めて小さい。そのため、こぼれを下に挟んだまま外壁材20が取り付けられることが殆どない。
図8は外壁材の建築物への取付事例におけるロングスタータ1の付近を拡大した側面断面を示す。ロングスタータ1は、建築物の土台41側に沿わせて水平姿勢でビスB1で固定され、水平部5の後端縁が土台41側に当接する。このため、外壁材受け部10に最下段の外壁材20よりも大きな荷重が加わった場合でも、水平部5全体が土台41側に突っ張って、外壁材受け部10や傾斜部3が下方や後下方に反ったり変形するのが抑えられる。
下地材44に取り付けられたロングスタータ1は、上記の水平部5の後端に加え、当接部6が下地材44に当接した状態にあるため、最下段の外壁材20から外壁材受け部10に荷重が加わると、水平部5とその後端の当接部6が土台41との間で突っ張って、前述した突っ張りによる変形防止の作用が更に効果的になる。また、ロングスタータ1は、長尺方向の全長に及ぶ長さの水平部5と当接部6が設けられるので、全体の剛性が向上し、変形が防止される。
外壁材20は、下端縁に沿った内側箇所に低段部20aが形成され、この低段部20aに沿った下面中央に上下逆さV形状の被係合溝20bが形成されている。最下段の外壁材20をロングスタータ1と留付け金具50によって下地材44に支持固定する施工では、この低段部20aを、ロングスタータ1の係止部9と水平延出部8と立設部4とによって囲まれた部分に突入させて、低段部20aの下面を水平延出部8の上面に載せ置くと共に、被係合溝20bに係止部9を係合させる。下地材44に沿って配設された最下段の外壁材20と下地材44との間には、ロングスタータ1の立設部4が下地材44の前方に立設される。立設部4は、外壁材20を下地材44の前方に浮かして配置させるスペーサになり、外壁材20の上部も下地材44から前方に浮かされる。このため、外壁材20の背面と下地材44との間に通気空間45が形成される。
また、上段の外壁材21と下地材44との間にも同様の通気空間45が形成される(図6及び図7参照)。通気空間45は、ロングスタータ1の内側面に結露が発生するのを極力抑え、結露が発生した場合でも、通気空間45内の通気性を良好にすることにより結露を蒸散させ、水滴を下方から外部に排出させる。
(第2の実施形態)
図9は本考案の第2の実施形態に係るロングスタータ1Aの側面断面を示す。本実施形態のロングスタータ1Aは、第1の実施形態と基本構造は同じであるが、建築物の土台の外側面に当接する当接部が形成されていない点が異なる。
このロングスタータ1Aは、水平部5の後端縁が下地材44に当接する形状になっている。このため、最下段の外壁材20から加わる荷重によって立設部4と外壁材受け部10とが下方や下後方に撓んだりするのを、水平部5が、突っ張って防止すると共に、ロングスタータ1A全体の剛性を高めて変形を防止する。
(第3の実施形態)
図10(a)は本考案の第3の実施形態に係るロングスタータ1Bの一部の正面を、図10(b)は図10(a)のA−A線断面を示す。本実施形態のロングスタータ1Bは、第1の実施形態と基本構造は同じであるが、装着部2に開設されているビス孔2aとその周囲の部分と、傾斜部3の前方に向けた突出高さS3とが異なる。このロングスタータ1Bは、下地材44にビスB1で取り付けられた後、最下段の外壁材20から加わる荷重によってビスB1が下地材44から抜け出さないように、装着部2に開設されているビス孔2aの周囲面2bの下部を前方に傾斜させて、ビスB1を斜め下方に向けて下地材44内に螺入するようにしてある。
傾斜部3は、最下段の外壁材20の背面と下地材44との間に設けられている通気空間45が更に広くなるように、前方に向けた突出高さS3を14mmとしている。このように、通気空間45を広くすることにより、建築物を建てる地域の自然環境や建築物の種類に応じて、外壁材20の内側の通気性を向上することができる。
なお、本考案は、上記の実施形態の構成に限られず、考案の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、ロングスタータ1(1A、1B)の取り付けは、建築物の土台への取り付けに限定されず、例えば、土台等に取り付けた木材である胴縁や、木材片である補助胴縁に取り付けてもよい。
(a)は本考案の第1の実施形態に係るロングスタータを一部破断した斜視図、(b)は同ロングスタータの一部を拡大した斜視図。 同ロングスタータの一部を拡大した正面図。 図2のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 同ロングスタータの全体正面図。 同ロングスタータを用いた外壁材の取付事例を示す破断斜視図。 図6の側面断面図。 図7の一部分を拡大した側面断面図。 本考案の第2の実施形態に係るロングスタータの側面断面図。 (a)は本考案の第3の実施形態に係るロングスタータの一部分を示した正面図、(b)は(a)のA−A線断面図。 従来のロングスタータの取付状態における側面断面図。 同ロングスタータの別の取付状態における側面断面図。
符号の説明
1、1A、1B ロングスタータ
2 装着部
3 傾斜部
4 立設部
5 水平部
6 当接部
8 水平延出部
9 係止部
10 外壁材受け部
20 最下段の外壁材
41 土台
42 躯体

Claims (3)

  1. 建築物の躯体に外壁材を取り付けるための長尺状の金属板から成る外壁材取付用ロングスタータであって、
    建築物の土台側に装着される装着部と、
    該装着部の下縁から斜め前下方に突出する傾斜部と、
    該傾斜部の下縁から下方に向けた立設部と、
    該立設部の下縁から土台の外側面又は土台に装着された水切りの装着面に当接する位置まで略水平に後退させた水平部とが、夫々、前記金属板の長尺方向の全長に亘り一体形成されており、
    前記立設部及び前記傾斜部の長尺方向に所定間隔をおいた複数箇所には、切り起こしにより形成され、外壁材の下端を受ける外壁材受け部を備え、
    前記外壁材受け部は、前記水平部の面に連続する略水平前方に延出する水平延出部と、これら水平延出部の前端縁から斜め前方上方に向けた係止部と、を有することを特徴とする外壁材取付用ロングスタータ。
  2. 前記水平部の後端縁が下方に折曲されて、建築物の土台の外側面に当接する当接部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の外壁材取付用ロングスタータ。
  3. 前記金属板の長尺方向の全長が1850mm±100mmの範囲であり、前記係止部が該全長方向に略等間隔をおいた9箇所乃至12箇所に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の外壁材取付用ロングスタータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016183505A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 日新製鋼株式会社 スタータ金具及びそれを用いた建築物の建築方法

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