JP3234460B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JP3234460B2
JP3234460B2 JP21219495A JP21219495A JP3234460B2 JP 3234460 B2 JP3234460 B2 JP 3234460B2 JP 21219495 A JP21219495 A JP 21219495A JP 21219495 A JP21219495 A JP 21219495A JP 3234460 B2 JP3234460 B2 JP 3234460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データ処理装置
に係り、詳しくは、文字、図表、写真などの静止画像を
2値データに変換する画像データ処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、ファクシミリには、
ラインセンサ31が設けられている。ラインセンサ31
は、例えば密着式イメージセンサであって、原稿を紙送
りの方向(副走査方向)に垂直な方向(主走査方向)に
複数の画素に分割し、1ライン毎に各画素の濃淡を読み
取って画像信号としてデータ変換器32に出力する。ま
た、ファクシミリにはモータ33が設けられている。モ
ータ33はステッピングモータであって、原稿を所定の
間隔で1ライン毎に紙送りする。
【0003】データ変換器32は、ラインセンサ31か
ら入力した画像信号に対して歪み補正処理等の処理を行
った後に2値データに変換し、コーデック34に出力す
る。コーデック34は、入力した2値データを圧縮し、
モデム35に出力する。モデム35は、圧縮された2値
データを入力し、そのデータを変調して相手先へ送信す
る。
【0004】逆に、相手先から送信されたデータは、モ
デム35により復調され、コーデック34に出力され
る。コーデック34は、入力したデータを伸長し、その
伸長したデータをプリンタ36に出力する。プリンタ3
6は、入力したデータに基づいて印字を行い、原稿を作
成して出力する。
【0005】また、ファクシミリにはCPU37が設け
られている。CPU37は、表示器39に設けられたキ
ー(図示略)の操作に基づいてデータ変換器32、コー
デック34、モデム35、及びプリンタ36に命令(コ
マンド)を出力してそれぞれを制御する。また、CPU
37は、データ変換器32の動作に合わせてラインセン
サ31及びモータ33の動作を制御する。
【0006】データ変換器32にはメモリ38が接続さ
れている。メモリ38はSRAMよりなり、後述する歪
み補正データ、多値データ、誤差データ、2値データが
格納される。データ変換器32は、メモリ38から補正
データ等を読み出し、それらに基づいて画像信号を2値
データに変換するようになっている。
【0007】図4に示すように、データ変換器は各部4
1〜49よりなり、1チップ上に集積化されている。ラ
インセンサ31から入力された画像信号は、アナログ部
41に入力される。画像信号はアナログ値であって、例
えば画素が黒色の場合にはLレベル、白色の場合にはH
レベル、灰色の場合にはその中間のレベルを示す。アナ
ログ部41は所定ビット数(例えば16ビット)のA/
Dコンバータよりなり、画像信号を量子化して複数の階
調(64階調)の多値データに変換する。その変換され
た多値データは、歪み補正部42に出力される。
【0008】歪み補正部42は、メモリ38に予め格納
された歪み補正データを読み出し、入力した1ライン分
の多値データに対してその歪み補正データに基づいて階
調補正を行い、その補正結果の多値データをガンマ補正
部43に出力する。歪み補正データ(シェーディングデ
ータ)は、光学系で生じた歪みを数値的に補正するため
のデータである。この歪み補正データは、例えば白基準
板をラインセンサ31によって取り込み、アナログ部4
1によって量子化された1ライン分の多値データが全て
同一の値になるようにして作成される。そして、メモリ
38は、格納された歪み補正データの消失を防ぐため
に、図示しないバッテリによってバックアップされてい
る。
【0009】ガンマ補正部43は、ガンマ補正メモリ部
44に格納されたガンマ補正データを読み出し、そのガ
ンマ補正データに基づいて歪み補正部42から入力した
多値データに対してガンマ補正を行い、その補正結果の
多値データをフィルタ部45に出力する。ガンマ補正デ
ータは、ラインセンサ31の光電変換特性と、人が実際
に視覚上感じる光の強度変化とのずれを補正するための
ものである。
【0010】フィルタ部45は、メモリ38に格納され
た2ライン分の多値データと、ガンマ補正部43から入
力した1ライン分の多値データとに基づいて3×3のマ
トリックスよりなる空間フィルタを構成し、フィルタ処
理を施した多値データを二値化部46及び中間調部47
に出力する。この空間フィルタは、多値データに対して
エッジ強調、平滑化等のフィルタ処理を行うものであ
る。また、フィルタ部45は、メモリ38に格納された
2ライン分の多値データのうち、先の1ライン分の多値
データを新たに入力する1ライン分の多値データに順次
書き換える。これにより、メモリ38には新たに入力し
た1ライン分の多値データと、そのラインの1つ前の1
ライン分の多値データとの2ライン分の多値データが格
納される。
【0011】値化部46は、入力した多値データを予
め設定されたしきい値に基づいて2値データに変換し、
解像度変換部48に出力する。その2値データは、例え
ば、多値データがしきい値よりも大きい場合には
「1」、多値データがしきい値データよりも小さい場合
には「0」となる。そして、2値データが「0」の場合
には、プリンタ36は印字を行って原稿を黒色にし、2
値データが「1」の場合にはプリンタ36は印字を行わ
ず原稿は白色になる。
【0012】一方、中間調部47は、入力した多値デー
タに対して誤差拡散処理を施し、疑似的に中間調を表す
ようにした2値データを作成する。誤差拡散処理は、入
力した多値データの中間調を疑似的に表現するために、
多値データを2値化する際に生じる誤差を周辺部の画素
の多値データに加算するようにしたものであり、その誤
差データが一時的にメモリ38に格納される。
【0013】解像度変換部48は、メモリ38に格納さ
れた1ライン分の画素に対する2値データを読み出し、
その2値データに基づいて二値化部46、又は中間調部
47から入力した2値データに対して、原稿の大きさに
応じて縮小処理を行い、その処理結果を出力制御部49
に出力する。縮小処理は、所定のライン間隔で2値デー
タを間引くことによって、相手先へ送信するデータ量を
削減するために行われる。このとき、データの間引きで
消失する図形がないようにするために、解像度変換部4
9は、複数のデータの相関をとるようにしている。
【0014】出力制御部49は、コーデック34及びモ
デム35に合わせて2値データのフォーマットを制御し
て出力する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、データ変換
器32には、フィルタ部45に供給する複数ライン分多
値データ、中間調部47に供給する誤差データ及び解像
度変換部48に供給する2値データに加えて、歪み補正
部42に供給する歪み補正データを格納するメモリ38
が接続される。このメモリ38は、データの保持が容易
なSRAMが用いられるため、回路規模が大きく、デー
タ変換器32と1チップ構成とすることは困難であっ
た。このようなデータ変換器32及びメモリ38を接続
する際には、それらの間で各データを高速に受け渡しで
きるようにするため、多数の入出力端子を設ける必要が
あり、データ変換器32及びメモリ38の周辺回路が複
雑になるという問題を有している。従って、データ変換
器32やメモリ38自体のコストが高くなると共に、フ
ァクシミリの組立に要するコストアップを招いている。
【0016】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、コストダウンを図るこ
とができる画像データ処理装置を提供することにある。
【0017】請求項1に記載の発明は、複数ラインより
なる画像データを1ライン単位で取り込み、各ラインの
画像データを1画素毎に量子化して多値データに変換し
た後、その多値データを2値データに変換して出力する
画像データ処理装置であって、取り込んだ各ラインの画
像データを1画素毎に多値データに変換するアナログ部
(41)と、予め白基準データとして作成される歪み補
正データを格納する歪み補正メモリ部(2)と、前記歪
み補正データに基づいて、入力した多値データに対して
階調補正を行って第1の多値データを生成する歪み補正
部(42)と、前記第1の多値データに対するガンマ補
正における係数データを格納するガンマ補正メモリ部
(44)と、前記係数データに基づいて、前記第1の多
値データに対しガンマ補正を行って第2の多値データを
生成するガンマ補正部(43)と、1ライン分の前記第
2の多値データ及び予め記憶された複数ライン分の多値
データに基づいて空間フィルタを構成し、前記1ライン
分の第2の多値データに対して前記空間フィルタに基づ
フィルタ処理を行って第3の多値データを生成する
ィルタ部(45)と、前記第3の多値データを入力し、
その多値データ所定のしきい値に基づいて2値データ
に変換する値化部(46)と、前記第3の多値データ
を入力し、その多値データに対して誤差拡散処理で算出
された誤差データを加算し、中間調に対応する2値デー
タを生成する中間調部(47)と、前記値化部(4
6)又は中間調部(47)により変換された2値データ
を入力し、予め記憶された別ラインの2値データを参照
し、その2値データのデータ量の縮小処理を行う解像度
変換部(48)と、前記フィルタ部(45)、中間調部
(47)、及び解像度変換部(48)の処理に用いられ
る複数ライン分の多値データ、誤差データ、及び2値デ
ータを一時的に保持し、それら各データが前記フィルタ
部(45)、中間調部(47)、及び解像度変換部(4
8)によって1ライン分の多値データを処理する毎に書
き換えられるデータメモリ部とを同一の半導体チップ上
に形成したことを要旨とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像データ処理装置において、前記データメモリ部
は、DRAMよりなり、前記フィルタ部、中間調部、及
び解像度変換部は、前記DRAMのリフレッシュ間隔よ
りも短い間隔で該メモリ部に記憶したデータの読み出し
を行うようにしたことを要旨とする。
【0019】
【0020】従って、請求項1に記載の発明によれば、
取り込んだ各ラインの画像データはアナログ部によって
1画素毎に多値データに変換される。補正メモリ部に
は、予め補正データが記憶され、その補正データに基づ
いて多値データに対する補正処理が補正部によって施さ
れる。フィルタ部には、補正部により処理された1ライ
ン分の多値データが入力され、予め記憶された複数ライ
ン分の多値データに基づいて入力された1ライン分の多
値データに対してフィルタ処理が行われる。値化部に
はフィルタ処理後の多値データが入力され、その処理後
の多値データに対して所定のしきい値に基づいて2値デ
ータに変化される。中間調部には、フィルタ処理後の多
値データが入力され、中間調を表す多値データが2値化
されると共に、2値化で生じた誤差分が周辺画素に拡散
されて2値データが生成される。解像度変換部には、
値化部又は中間調部により変換された2値データが入力
され、その2値データの縮小処理を行って縮小データが
生成される。データメモリ部には、フィルタ部、中間調
部、及び解像度変換部の処理に用いられる複数ライン分
の多値データ、誤差データ、及び縮小データが一時的に
記憶され、それら各データがフィルタ部、中間調部、及
び解像度変換部によって1ライン分の多値データを処理
する毎に書き換えられる。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、データメ
モリ部は、DRAMよりなり、そのDRAMに記憶され
たデータはフィルタ部、中間調部、及び解像度変換部に
よってDRAMのリフレッシュ間隔よりも短い間隔で読
み出されリフレッシュされる。
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1及び図2に従って説明する。尚、本形態に
おいて、図3及び図4に示した従来例と同じ構成部材に
ついては符号を等しくしてその詳細な説明を省略する。
【0024】図2は、本形態のファクシミリの概略構成
図であり、図1は、本形態のデータ変換器1のブロック
回路図である。本形態において従来例と異なるのは以下
の点である。
【0025】〔1〕従来例のデータ変換器32が、本形
態ではデータ変換器1に置き換えられている。 〔2〕従来例のメモリ38が、本形態では歪み補正メモ
リ部2及びデータメモリ部3としてデータ変換器1に内
蔵されている。データメモリ部3は、フィルタ部45の
処理で用いられるそれぞれ1ライン分の多値データが格
納されるラインメモリ4,5と、中間調部47の処理で
用いられる1ライン分の画素に対応する誤差データが格
納される誤差メモリ6と、解像度変換部48の処理で用
いられる1ライン分の画素に対応する2値データが格納
される縮小メモリ7とから構成されている。
【0026】歪み補正メモリ部2はSRAMよりなり、
歪み補正データを格納するのに十分な容量(例えば2K
ビット)を備えている。歪み補正データは、取り込んだ
白基準板の画像データに基づいて予め白基準データとし
て作成され歪み補正メモリ部2に格納される。そして、
歪み補正部42は、歪み補正メモリ部2に格納された歪
み補正データに基づいて、読み取った原稿の複数の多値
データに対して階調補正する。
【0027】データメモリ部3はDRAMよりなり、ラ
インメモリ4,5、誤差メモリ6、及び縮小メモリ7か
ら構成されている。各ラインメモリ4,5は、それぞれ
原稿の1ライン分の画素の多値データを格納するのに十
分な容量を備えている。
【0028】フィルタ部45は、ガンマ補正部43から
入力した1ライン分の多値データをラインメモリ4、5
に交互に書き込むようになっている。例えば、n−2番
目に入力した多値データラインメモリ4に、n−1番
目に入力した多値データラインメモリ5に格納するよ
うにしている。このとき、フィルタ部45は、ラインメ
モリ4、5に格納されたn−2番目、n−1番目の1ラ
イン分の多値データを取り込み、n−1番目に入力され
多値データに対してフィルタ処理を行い、二値化部4
6及び中間調部47に出力する。そして、ガンマ補正回
路43からn番目の多値データを取り込み、ラインメモ
リ4に書き込むようにしている。
【0029】誤差メモリ6は、所定の数の画素に対応す
る誤差データを格納するのに十分な容量を備えている。
中間調部47は、まず誤差メモリ6から誤差データを読
み出し、2値化する多値データに加算した後、誤差デー
タが加算された多値データを2値化し、その際に生じた
誤差を誤差メモリ6に書き込む。誤差拡散処理を水平方
向(主走査方向)に行う場合には、適数画素に対応する
誤差データが誤差メモリ6に格納され、垂直方向(副走
査方向)に行う場合には適数ライン分の画素に対応した
誤差データが誤差メモリ6に格納される。例えば、n番
目のラインの多値データに対して垂直方向に1画素だけ
誤差拡散処理を施す場合、n−1番目のラインの多値デ
ータから生成された1ライン分の誤差データが誤差メモ
リ6に格納され、n番目のラインの多値データに対応し
て順次読み出されることになる。そして、n番目のライ
ンの多値データから生成される誤差データが、誤差メモ
リ6に新たに書き込まれることになる。
【0030】縮小メモリ7は、1ライン分の2値データ
を格納するのに十分な容量を備えている。解像度変換部
48は、1ライン分の2値データに対して縮小処理を行
う毎に、縮小メモリ7に対して、1ライン分の2値デー
タの読み出しと、新たな1ライン分の2値データの書き
込みとを行う。例えば、n番目のラインの2値データを
縮小処理する場合には、縮小メモリ7に格納されるn−
1番目の1ライン分の2値データを取りだし、n番目及
びn−1番目の2値データに基づいてn番目のラインの
2値データの縮小処理を行う。これと同時に、縮小メモ
リ7には、n−1番目の2値データに変わってn番目の
2値データが格納される。
【0031】DRAMにより構成されるデータメモリ部
3においては、データのリフレッシュ動作が必要であ
る。ところが、通常DRAMでは、データの書き込み及
び読み出しを行うことがリフレッシュ動作となるため、
各部45,47,48が各メモリ4〜7に対してデータ
の書き込み及び読み出しを行う間隔が、DRAMで必要
なリフレッシュ間隔よりも短ければ、リフレッシュ動作
そのものは必要ない。
【0032】上記したように、本実施の形態のファクシ
ミリによれば、以下の作用及び効果を得ることができ
る。 データメモリ部3のラインメモリ4,5、誤差メモリ
6、及び縮小メモリ7では、1ライン分の画素のデータ
を処理する毎にそれらに格納される多値データ又は2値
データが書き換えられる。即ち、フィルタ部45、中間
調部47、解像度変換部48の処理に必要な多値データ
又は2値データについては、歪み補正部42、ガンマ補
正部43に用いられる歪み補正データ又はガンマ補正デ
ータのように長い時間保持する必要がない。そのため、
データメモリ部3にはSRAMを用いる必要がなく、時
間と共にデータが自動的に消失するDRAMを用いるこ
とができる。
【0033】データメモリ部3とデータ変換器1とを
同一チップ上に集積化すれば、データメモリ部3とデー
タ変換器1とを接続するために入出力端子を設ける必要
がない。従って、従来のデータ変換器32のように、メ
モリ38と接続するために入出力端子が不要となり、そ
の分だけデータ変換器1の面積増大を抑えることができ
る。
【0034】尚、本発明は上記実施の形態の他、以下の
ように実施してもよい。 1)上記形態では、センサ31により入力した画像デー
タを量子化して6ビットの多値データとしたが、画像デ
ータを任意のビット数の多値データに量子化するように
してもよい。その際、変更した多値データのビット数に
対応して各メモリ部2,3,44の容量を変更すること
はいうまでもない。
【0035】2)上記形態において、歪み補正メモリ部
2及びガンマ補正メモリ部44を、データ変換器1の外
部から補正データの読み出し・書き込みをそれぞれ行う
ことができるようにしてもよい。例えば、メモリ部2,
44に格納された補正データを読み出し、その補正デー
タに基づいて任意の補正データを作成する。その作成し
た補正データをメモリ部2,44に格納しておき、歪み
補正部42、ガンマ補正部43においてその格納した補
正データに基づいて補正処理を行う。
【0036】3)上記形態では、歪み補正メモリ部2を
SRAMにより構成し、歪み補正データを格納するよう
にしたが、歪み補正メモリ部2を周知のROM(PRO
M,EEPROM等)を用いて歪み補正データを格納す
るようにしてもよい。
【0037】4)上記形態では、中間調部47におい
て、中間調処理として誤差拡散処理を用いて中間調を2
値データに変換するようにしたが、ディザ法等を用いて
2値データに変換するようにしてもよい。
【0038】5)上記形態では、フィルタ部45におい
て3×3のマトリックスよりなる空間フィルタを作成し
てフィルタ処理を行うようにしたが、3×3以外のマト
リックスの空間フィルタを作成してフィルタ処理を行う
ようにしてもよい。その場合、ラインメモリ4,5に、
更に1ライン分以上のラインメモリを追加して複数ライ
ンの多値データを記憶させるようにする。
【0039】6)上記形態では、1ライン分の画素に対
応した誤差データを格納する誤差メモリ6を設け、その
誤差データに基づいて誤差拡散処理を行うようにした
が、複数のライン分の画素に対応した誤差データを格納
する誤差メモリを設け、それらの誤差データに基づいて
誤差拡散処理を行うようにしてもよい。
【0040】7)上記形態では、1ライン分の画素に対
応した2値データを格納する縮小メモリ7を設け、その
2値データに基づいて縮小処置を行うようにしたが、複
数のライン分の画素に対応した2値データを格納する縮
小メモリを設け、それらの2値データに基づいて縮小処
理を行うようにしてもよい。
【0041】8)上記形態では、画像データ処理装置を
ファクシミリに用いたが、スキャナ、複写機、OCR等
に用いて実施してもよい。 以上、本発明の実施の各形態について説明したが、各形
態から把握できる請求項以外の技術的思想について、以
下にそれらの効果と共に記載する。
【0042】イ)請求項1〜3に記載の画像データ処理
装置において、中間調部47は、入力した多値データに
対して誤差拡散処理を行い、データメモリ部3に誤差デ
ータを格納した画像データ処理装置。この構成による
と、中間調の画素の多値データを容易に2値データに変
換することが可能となる。
【0043】ロ)請求項1〜3、上記イに記載の画像デ
ータ処理装置において、更に、外部に接続されたコーデ
ック34,モデム35に対する2値データのフォーマッ
トを制御する出力制御部49が同一のチップ上に形成さ
れた画像データ処理装置。この構成によれば、容易に2
値データのフォーマットを制御して出力することが可能
となる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、コ
ストダウンを図ることが可能な画像データ処理装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の一形態のデータ変換器のブロック回路
図。
【図2】 一形態のファクシミリのブロック図。
【図3】 従来のファクシミリのブロック図。
【図4】 従来のデータ変換器のブロック回路図。
【符号の説明】
2…補正メモリ部としての歪み補正メモリ部 3…データメモリ部 41…アナログ部 42…補正部としての歪み補正部 43…補正部としてのガンマ補正部 44…補正メモリ部としてのガンマ補正メモリ部 45…フィルタ部 46…2値化部 47…中間調部 48…解像度変換部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/407 H04N 1/40 B

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ラインよりなる画像データを1ライ
    ン単位で取り込み、各ラインの画像データを1画素毎に
    量子化して多値データに変換した後、その多値データを
    2値データに変換して出力する画像データ処理装置であ
    って、 取り込んだ各ラインの画像データを1画素毎に多値デー
    タに変換するアナログ部(41)と、予め白基準データとして作成される歪み補正データを格
    納する歪み補正メモリ部(2)と、 前記歪み補正データに基づいて、入力した多値データに
    対して階調補正を行って第1の多値データを生成する歪
    み補正部(42)と、 前記第1の多値データに対するガンマ補正における係数
    データを格納するガンマ補正メモリ部(44)と、 前記係数データに基づいて、前記第1の多値データに対
    しガンマ補正を行って第2の多値データを生成するガン
    マ補正部(43)と、 1ライン分の前記第2の多値データ及び予め記憶された
    複数ライン分の多値データに基づいて空間フィルタを構
    成し、前記1ライン分の第2の多値データに対して前記
    空間フィルタに基づく フィルタ処理を行って第3の多値
    データを生成するフィルタ部(45)と、 前記第3の多値データを入力し、その多値データ所定
    のしきい値に基づいて2値データに変換する値化部
    (46)と、 前記第3の多値データを入力し、その多値データに対し
    て誤差拡散処理で算出された誤差データを加算し、中間
    調に対応する2値データを生成する中間調部(47)
    と、 前記値化部(46)又は中間調部(47)により変換
    された2値データを入力し、予め記憶された別ラインの
    2値データを参照し、入力された2値データのデータ量
    の縮小処理を行う解像度変換部(48)と、 前記フィルタ部(45)、中間調部(47)、及び解像
    度変換部(48)の処理に用いられる複数ライン分の多
    値データ、誤差データ、及び2値データを一時的に保持
    し、それら各データが前記フィルタ部(45)、中間調
    部(47)、及び解像度変換部(48)によって1ライ
    ン分の多値データを処理する毎に書き換えられるデータ
    メモリ部とを同一の半導体チップ上に形成した画像デー
    タの処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像データ処理装置に
    おいて、 前記データメモリ部は、DRAMよりなり、 前記フィルタ部(45)、中間調部(47)、及び解像
    度変換部(48)は、前記DRAMのリフレッシュ間隔
    よりも短い間隔で該メモリ部(3)に記憶したデータの
    読み出しを行うようにした画像データの処理装置。
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