JP3233832B2 - 掘削用のローラカッタ - Google Patents
掘削用のローラカッタInfo
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- JP3233832B2 JP3233832B2 JP24089495A JP24089495A JP3233832B2 JP 3233832 B2 JP3233832 B2 JP 3233832B2 JP 24089495 A JP24089495 A JP 24089495A JP 24089495 A JP24089495 A JP 24089495A JP 3233832 B2 JP3233832 B2 JP 3233832B2
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- Japan
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- arrangement
- excavation
- roller cutter
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- axis direction
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Description
削用のロ−ラカッタに関し、特に、掘削チップの配列を
改善して、トラッキングを減少させ得るようにしたもの
である。
は、堀上げ装置又は掘下げ装置のサドルブロックに回転
可能に組込まれるものであり、カッタ本体に埋め込まれ
た掘削チップがカッタ本体の軸方向に平行な列をなして
配置されたものが多く、周方向では、等ピッチ配列や不
等ピッチ配列がみられる。
特公平2−58433号公報で開示されているように、
周方向及び軸方向で配置距離を異ならせたランダム配列
も知られている。
平行列をなした配列では、掘削チップの回転軌跡が規則
的であることから、トラッキングを起こして、掘削能率
がよくないという問題点を有する。
チップの相互間距離にある程度の幅を持たせることによ
り成立することから、トラッキングの防止には、有効で
あるが、掘削チップの密度分布が不均一で、取付け穴の
計算プログラムも複雑となる問題点を有する。そして、
最適間隔より離れた最大限界のもの及び近すぎる最小限
界のものが含まれているため、カッタ負荷にバラッキを
生じるという問題点を有する。
みなされたもので、カッタ本体の短径端部分及び大径端
部分を除いたほぼ大部分に及ぶ中央領域部分に埋め込ま
れた掘削チップの配列を改善するように構成されてい
る。
側の端面視では、短径端側から大径端側に向かうZ軸方
向に対し、複数条の約1回転で終わる渦巻き状配列が採
用されたものである。そして、この配列では、掘削チッ
プによる渦巻き始点がZ軸方向でそれぞれ等間隔で偏位
しているものである。したがって、この配列によって構
成される基本形の三角形格子は、頂角コ−ナから底辺角
コ−ナに至るまでの距離が左右で異なる形態の規則格子
で配置されているものである。
グザグ配置が組込まれてもよく、パタ−ン途中で反転し
た配列も含むようにしてもよい。
の埋め込みによるZ軸方向位置が少しづつ、偏位して配
列されているため、被掘削面に対してまんべんなく掘削
するように機能する。したがって、複雑な取付け穴の計
算プログラムも必要なく、不規則なランダム配列のもの
と同様に、トラッキングの防止が期待できるものであ
る。
一実施例について、図を参照しながら説明する。
径側の端面視で示した概念的な説明図で、掘削チップ1
〜71が截頭円錐形をなすカッタ本体101の外周面に
設けられた取付け穴内で、その一部を突出させるように
埋め込まれている。そして、掘削チップ1〜71の配列
は、短径側の端面視で、渦巻き状配列が採用される。こ
の場合、渦巻き状配列は、短径端部分及び大径端部分を
除いたほぼ全域に及ぶ中央領域部分CRに適用され、図
示の場合、渦巻きの傾斜角は、反時計回りで15°にな
っている。なお、短径端部分及び大径端部分に埋め込ま
れる掘削チップは、一般的には、軸方向で偏位しない周
方向の等ピッチ配列が適用されるとともに、特殊な場合
には、特公昭61−44913号公報にみられる不等ピ
ッチ配列が適用される。
掘削チップ1〜71を埋め込んだ4条の渦巻き状配列で
あり、掘削チップが1条から4条まで、4つ飛びの番号
で示されている。
に適用された渦巻き状配列は、まず、掘削チップ1〜4
で始まる渦巻き始点が短径端側から大径端側に向かうZ
軸方向の中央領域CRで、それぞれ等間隔の偏位量ΔZ
で偏位するように割り付けられ、次いで、次点の掘削チ
ップ5〜9に対する取付け穴が前述した偏位量ΔZを確
保しながら、周方向で一定角度、図示場合では、反時計
回りで、15°の傾き角で割り付けられる。以下、掘削
チップ10〜14、15〜19、……の順にそれぞれ割
り付けられる。この場合、偏位量ΔZは、掘削チップの
大きさ、分布密度、総数などによって決定されるが、通
常、チップ直径の1/5〜1/20程度に設定される。
終るようになっているが、これは、掘削チップの分布密
度を高くする関係からである。
巻き状配列は、1条目では、掘削チップ1−5−9……
−65−69、2条目では、掘削チップ2−6−10…
…−66−70、3条目では、掘削チップ3−7−11
……−67−71、4条目では、掘削チップ4−8−1
2……−68として例示されている。
渦巻き状配列は、図2(b)でみられるように、基本形
としての三角形格子ABCが構成される。そして、この
三角形格子ABCは、回転方向θでは、偏位量ΔZの存
在から左右の傾斜角度θBA及びθACが異なっているた
め、Z軸方向では、同一位置になくそれぞれ偏位した位
置にあって、まんべんなく掘削面を掘削できる。この場
合、前期傾斜角度θBA及びθACは、図2(c)でみられ
るように、回転方向θにおける角度である。
部分的にZ軸方向のジグザク配置を含めたものであり、
掘削チップ1〜71のうち、掘削チップ9−10−18
−19−27−28−36−37−45−46−54−
55−63−64をジグザグ配置としたものである。こ
れは、掘削チップ1〜71のうち、その割付け番号を9
で割ったときに、余り0及び余り1となったものに対し
て、周方向の配列角度を本来の設定角度位置を基準にし
て、余り0のものを反時計方向に、余り1のものを時計
方向に、それぞれ矢印で示されるように偏位させたもの
である。例えば、実施例では、+5°及び−5°で前
進、後退させることにより、ジグザグ配置を得たもので
ある。このジグザグ配置は、周方向の展開図で示した図
4では、2重丸の掘削チップで示され、Z軸方向にみら
れるジグザグ配置がより一層明らかにされている。
中で反転させたもので、図示では略中間部分で反転させ
た2パタ−ン配置の実施例を示した説明図である。すな
わち、図5では、展開角0°〜170°までの領域にみ
られるパタ−ンAは、170°〜360°にみられるパ
タ−ンBを反転させたものである。したがって、パタ−
ンBは、例えば、図4の後半部分にみられるパタ−ンと
ほぼ一致しており、また、パタ−ンA、Bは、170°
付近を基準にして左右方向で対称配置になっている。こ
の実施例の場合も、前述したトラッキングの防止を配慮
したものである。
カッタ本体の外周面に配置される掘削チップの配列をZ
軸方向で偏位量ΔZを持つ複数条の渦巻き状配列にした
ものである。したがって、回転掘削作用に伴って、まん
べんなく掘削できることになり、トラッキングを防止で
きるものである。
を加えたこと及び反転領域を備えたことによっても、ト
ラッキングをより防止できることが期待できる。
プの渦巻き状配列における一実施例を示す短径側の端面
視からの概念的な説明図、
図で、(a)は正面図、(b)は周方向からの展開図、
(c)は角度関係を示す平面図、
例を示す短径側の端面視からの概念的な説明図、
の実施例を示す周方向を展開した概念的な説明図
実施例を示す周方向を展開した概念的な説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】 截頭円錐形をなす回転可能なカッタ本体
の外周面には、多数個からなる掘削チップが、その一部
を突出するようにして埋め込まれている掘削用のロ−ラ
カッタにおいて、 前記掘削チップは、短径端部分及び大径端部分を除いた
ほぼ大部分に及ぶ中央領域部分では、短径側端面視で、
短径端側から大径端側に向かうZ軸方向に向かって、複
数条の約1回転で終わる渦巻き状配列になっており、ま
た、この複数条の渦巻きは、掘削チップによる渦巻き始
点がZ軸方向で、それぞれ等間隔の偏位量を持つように
順次割付けられるようになっており、しかも、渦巻き配
列によって構成された基本の三角形格子は、Z軸方向で
は、頂角コ−ナから底辺角コ−ナに至るまでの距離が左
右で異なる位置関係でそれぞれ規則配列されていること
を特徴とする掘削用のロ−ラカッタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載された渦巻き状配列に
は、Z軸方向で部分的に偏位させたジグザク配置の掘削
チップが含まれている請求項1記載の掘削用のロ−ラカ
ッタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載された渦巻き状配列は、
そのパタ−ン途中で反転配列を含んでいる請求項1及び
請求項2記載の掘削用のロ−ラカッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24089495A JP3233832B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 掘削用のローラカッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24089495A JP3233832B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 掘削用のローラカッタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960466A JPH0960466A (ja) | 1997-03-04 |
JP3233832B2 true JP3233832B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=17066274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24089495A Expired - Lifetime JP3233832B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 掘削用のローラカッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3233832B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6696787B2 (en) | 1997-12-01 | 2004-02-24 | Hitachi, Ltd. | AC drive type plasma display panel having display electrodes on front and back plates, and image display apparatus using the same |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP24089495A patent/JP3233832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6696787B2 (en) | 1997-12-01 | 2004-02-24 | Hitachi, Ltd. | AC drive type plasma display panel having display electrodes on front and back plates, and image display apparatus using the same |
US6784616B2 (en) | 1997-12-01 | 2004-08-31 | Hitachi, Ltd. | AC drive type plasma display panel having display electrodes on front and back plates, and image display apparatus using the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0960466A (ja) | 1997-03-04 |
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