JP3233650B2 - 光記録媒体原盤製造装置 - Google Patents

光記録媒体原盤製造装置

Info

Publication number
JP3233650B2
JP3233650B2 JP10607191A JP10607191A JP3233650B2 JP 3233650 B2 JP3233650 B2 JP 3233650B2 JP 10607191 A JP10607191 A JP 10607191A JP 10607191 A JP10607191 A JP 10607191A JP 3233650 B2 JP3233650 B2 JP 3233650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
electron beam
optical recording
medium master
master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10607191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04335226A (ja
Inventor
伸一 横関
照夫 當摩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP10607191A priority Critical patent/JP3233650B2/ja
Priority to US07/794,053 priority patent/US5216219A/en
Publication of JPH04335226A publication Critical patent/JPH04335226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3233650B2 publication Critical patent/JP3233650B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、情報記録用体の製造装置に関
し、特に光ディスク、光カード等の光記録媒体の原盤を
作製するマスタリング工程において、記録ビームをその
表面に照射して情報の記録を行う記録媒体原盤の製造
装置に関する。
【0002】
【背景技術】映像や音声情報をディスク(円盤)状の記
録媒体に記録する方式として例えばビデオディスクの原
盤へ光学的に記録する方式がある。この方式は、基板と
なるガラス円盤に厚さ1000ないし1500Åのフォ
トレジスト膜に微少な点に集光したレ―ザビ―ムを映像
や音声情報に応じて明滅させるいわゆるビットバイビッ
ト方式で照射感光させ、しかる後にこれを現像して得ら
れるピット(へこみ)の長さ及びその繰返し周期により
情報を記録するものである。
【0003】かかる光ディスクのマスタリングにおいて
は、フォトレジスト原盤を回転させ、レ―ザ光を1ない
し数本でトレ―スして記憶するものであるから、全周の
トラック長をトレ―スしなければならず、長い時間を要
する。また、フォトレジスト原盤をレ―ザ光で露光して
いるため、より小さな光スポットを得ることは、その光
学限界により難しく、該フォトレジスト原盤の高記録密
度化は容易ではない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上述した点に鑑みてなされた
もので、短時間でかつ記録密度の高いマスタリングを可
能とする光記録媒体原盤製造装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【発明の構成】本発明は記録媒体原盤マスタリン
する光記録媒体原盤製造装置であって、真空空間を有
する筐体と、筐体内において電子線レジスト処理された
記録面を有する記録媒体原盤を保持する保持手段と、
この記録に向けて電子ビームを照射する少なくとも1
電子ビーム照射素子と、この照射素子と前記光記録
媒体原盤との間に配置され、この照射素子から出射され
る電子ビームを集束する磁界レンズと、光記録媒体原盤
に電圧を印加する電圧印加手段とを備えたことを特徴と
している。
【0006】
【0007】
【発明の作用】本発明による光記録媒体原盤製造装置
は、真空中の筐体内において、電子線レジスト処理され
た記録面を有する記録媒体原盤を保持し、記録に向
けて電子ビームを照射する少なくとも1電子ビーム
照射素子と、該照射素子と光記録媒体原盤との間に配置
される磁界レンズと、光記録媒体原盤に電圧を印加する
電圧印加手段とにより、電子ビームの集束の度合いや強
さを調整しつつマスタリングを行っている。
【0008】
【0009】
【実施例】図1に冷陰極エミッタ素子の概念図の一例を
示す。図において、冷陰極エミッタ素子1は、Si(1
00)基板2を異方性エッチングすることによって形成
した円錐形の電界放射エミッタ3を有し、その周りのS
i基板2の主面上に例えばSiO2等の絶縁層4が円柱
状に積層された構造となっている。絶縁層4における積
層の間には、エミッタ3に対してゲ―トを担う電極層5
が積層されており、さらに、その上部にはアノ―ドを担
う電極層6が積層されている。これら電極層5及び6
は、Mo,W,Ta等からなり、絶縁層4に比し内径の
若干小なる円柱状に形成されている。
【0010】このような開放キャビティ構造のエミッタ
素子1は、少なくともそのエミッタ3−アノ―ド6間に
おいて真空状態を保ち、アノ―ド6に高い電位が加わる
と陰極であるエミッタ3からアノ―ド6に向けて電子e
- が放出される一方、電子e- はゲ―ト5により制御さ
れ、その一部がゲ―ト5に入り他の大部分がゲ―ト5を
通過しさらにアノ―ド6を通過する。こうして、冷陰極
エミッタ素子1は、真空三極管素子の如く動作する。
【0011】かかるエミッタ素子1から電子ビ―ムを得
るには、外部空間を真空状態に保ち、放射された電子e
- を誘発するが如き出射先の構成を施し、微小電子銃の
如く動作させることによりなされる。また、エミッタ素
子1はそのアノ―ド6の内径が1um以下に小さく形成
することが可能であり、放射される電子の走行時間を極
めて短くできる、という特長を持つ。
【0012】図2は、この冷陰極エミッタ素子1を用い
て光ディスク原盤をカッティングする場合の概略図を示
したものである。図において、図示せぬ真空空間を有す
る筐体内に、冷陰極エミッタ素子1に相対し、原盤10
が配され、放射される電子ビ―ム11が原盤10の記録
面上の任意位置に照射されるように構成されている。定
電圧源12はエミッタ3及びアノ―ド6にそれぞれ負及
び正の電位を与えるものであり、入力端子13からゲ―
ト5に供給される記録信号に応じてエミッタ3から放出
する電子を供給する。
【0013】一方、原盤10は、その記録面上に、電子
ビ―ムに感応する例えばPMMA(ポリメチルメタアク
リレ―ト)等の電子線レジスト剤が塗布されている。ま
た、原盤10に電極層を有するか、もしくは原盤10を
固定する支持台を電極として、定電圧源14によりかか
る電極部15へ所定の正電圧が印加されており、電極部
15は冷陰極エミッタ素子1に対して、電子を吸収する
が如きいわゆるコレクタとしての役目を担っている。
【0014】冷陰極エミッタ素子1は、ゲ―ト5が所定
電圧を保持する限りエミッタ3からはほとんど電子が放
出されないので、記録信号のいわゆる2値信号によって
電子の放射をオンオフ制御できる一方、出射先である原
盤10側ではコレクタとして電子を収集し誘い込む作用
を伴うので、原盤10へ向けて照射軸の略直線的な電子
ビ―ムを発生させることができ、かつ原盤10上にピッ
トを形成するための電子スポットを明滅させることがで
きる。
【0015】こうした光ディスク原盤のカッティングに
おいて、冷陰極エミッタ素子1からの電子ビ―ムは、収
束せずに発散するので、原盤10上に大きな電子スポッ
トとなり、記録密度の高い光ディスクが得られないとと
もに、冷陰極エミッタ素子1を複数個用いてカッティン
グする場合、これらエミッタ素子を高密度化すると、隣
接素子どうしのクロスト―クを生じることがある。
【0016】図3は、上記冷陰極エミッタ素子における
高密度化の弊害を鑑みて構成された第1の実施例を説明
するための図で、図2におけるアノ―ド6を換えたもの
である。図において、図2と同等部分には同一の符号が
付されている。本実施例におけるアノ―ド20は、磁界
レンズ21を包み込むような形状となっており、磁界レ
ンズ21は、その内部で巻回されたプリントコイル22
を有している。磁界レンズ21は、電子ビ―ムの指向性
を定める偏向手段であり、周知の偏向回路と原理的に大
きな違いはない。
【0017】このように構成される冷陰極エミッタ素子
1´においては、上記図2における電子ビ―ム11と異
なり、エミッタ3から放射された電子ビ―ムを磁界レン
ズ21のインダクタンス特性に応じて集束させることが
できる。そして、この集束された電子ビ―ム23は、原
盤10上に微小なスポットとして照射されることとな
り、記録密度の高い光ディスク原盤が得られるととも
に、冷陰極エミッタ素子を高密度化してもクロスト―ク
の生じない微細な電子ビ―ムを得ることができる。
【0018】一方、いわゆる電子線リソグラフィ技術と
して、他に半導体集積回路を作製するための、EBES
(電子ビ―ム露光システム:ElectronBeam Exposure Sy
stem )等の電子線露光技術があるが、これを光ディス
ク原盤のマスタリングに応用するには、電流量が小さ
く、情報記録速度(転送速度)が遅い、という問題を有
する。
【0019】図4は、かかる問題を解消すべくなされた
第2の実施例を示すものであり、冷陰極エミッタ素子を
複数個用いて記録ヘッドを構成した概略図である。な
お、図1ないし図3と同等部分には同一の符号を付して
いる。図において、記録ヘッド30を形成するユニット
内に4つの冷陰極エミッタ素子1a,1b,1c,1d
の中心(エミッタの先端)が、それぞれ正方形の頂点と
なるように配置され形成されている。上述の如く、冷陰
極エミッタ素子から出射される電子ビ―ムは細くかつク
ロスト―クをなくすことが可能なので、該ユニットにお
いて冷陰極エミッタ素子どうしを近接して配置,形成す
ることができる。 また、これら冷陰極エミッタ素子の
各エミッタには共通して定電圧電源12より負の電位が
印加され、各ゲ―トは記録信号を供給するための入力端
子13a,13b,13c,13dに接続されている。
各冷陰極エミッタ素子はこのゲ―ト入力端子に供給され
る4つの記録信号により個別に制御される。
【0020】従来の如く、タ―ンテ―ブル上に積載する
光ディスク原盤を回転させ、スピンドルサ―ボのシステ
ムによる回転制御とともに、この記録ヘッド30を当該
原盤のトラック32上にトレ―スさせることにより、一
度に4つのピットを記録できることは勿論のこと、各電
子ビ―ムによる電子スポットすなわち記録ピットの大き
さを十分小さくすることができる。よって、例えば特開
平2−267733号公報にも見られるような、1の読
取光スポット31(図4)の中に複数の記録ピットを包
含せしめて一度に4つの記録ピットを読取る方法に適し
た記録ピットの形成することができる。また、各記録ピ
ット及びエミッタ素子の配置や数も正方形状にするばか
りでなく、上記文献にも記載されているような、正三角
形状(図5に示す)にしたり、もしくはこうした正三角
形状となるべく2つの記録ピットの配置(図6に示す)
をなすことも容易に可能である。
【0021】さらに、記録トラック分だけの冷陰極エミ
ッタ素子を線状に配置して記録ヘッドを構成することも
容易である。図7及び図8は、その線状記録ヘッドアレ
イによる光ディスク原盤のマスタリングを説明するため
の図である。なお、図1ないし図3と同等部分には同一
の符号を付している。図7において、線状記録ヘッドア
レイ301は、少なくとも記録すべきトラックの数だけ
の冷陰極エミッタ素子Ei (i=0,1,2,……,
w:(w−1)はトラック数)を有し、これら冷陰極エ
ミッタ素子Ei は所定トラック間隔をもって線状に配置
されている。また、上記図4における記録ヘッドと同様
に、これら冷陰極エミッタ素子の各エミッタには、定電
圧源12より負の電圧が印加され、各ゲ―トは記録信号
を供給するための入力端子Ii に接続されている。各エ
ミッタ素子はこれら信号入力端子に供給される駆動信号
により個別に制御される。
【0022】こうした線状記録ヘッドアレイ301を、
光ディスク原盤上、半径方向に固定し、図示の如く、矢
印方向に光ディスク原盤10を1回転させれば原盤1枚
のカッティングがなされることとなる。図8にはその全
体の構成が示されている。図において、光ディスク原盤
10はモ―タ302によって回転駆動されるタ―ンテ―
ブル303に載置される。光ディスク原盤10には定電
圧源14により正の電圧が印加されるよう施されてお
り、また、その主面上の半径位置には上記線状記録ヘッ
ドアレイ301が固定に配設されている。
【0023】記録情報信号は、入力端子304を介して
走査制御回路305に供給される。走査制御回路305
は、マイクロコンピュ―タやシフトレジスタ、駆動回
路、タイミング生成回路、メモリ等からなり、記録情報
信号に応じて線状記録ヘッドアレイ301を駆動し光デ
ィスク原盤10上を電子線走査すべく所定の処理がなさ
れる。すなわち、線状記録ヘッドアレイ301に対しそ
の入力端子Ii を介する信号ラインのうち照射すべきト
ラックを指定する信号ラインを選択して駆動信号を供給
する一方、モ―タ301に対しその駆動信号に時間的に
対応しかつ照射すべきトラック方向における記録位置を
指定するいわゆる角度信号φを供給する。こうして、モ
―タ302は角度信号φに応じた角度分だけ回動して光
ディスク原盤10と線状記録ヘッド301との相対的な
半径位置を定めるとともに、記録ヘッド301は定めら
れた半径位置で駆動信号に応じた電子線ビ―ムの照射を
なすのである。従って光ディスク原盤を1回転させるこ
とにより1枚のカッティングがなされるので大幅にその
記録時間が短縮される。
【0024】以上、第2の実施例においては、電子ビ―
ムの微細な冷陰極エミッタ素子を複数個用いてこれを記
録ヘッドとすることにより、従来のマスタリング方法と
あまり変わらずに比較的簡単な構成で記録密度もしくは
記録容量を向上させることができるとともに、該記録ヘ
ッドからは大電流が得られ、転送速度の向上に寄与する
こととなる。
【0025】図9は、第3の実施例を示すためのもので
あり、さらに記録時間を短縮せんとする光ディスク原盤
作製の原理図である。図において、図1ないし図3と同
等部分は同一の符号が付されている。本実施例において
は、多数の冷陰極エミッタ素子を二次元的に配列または
分布させて形成したいわゆる電子線源パネルにて光ディ
スク原盤をカッティングする。
【0026】かかる電子線源パネル40は、少なくとも
記録すべき光ディスクの記録容量を十分満たすだけの上
記冷陰極エミッタ素子が、例えばうず巻状もしくは同心
円状に配置されており、これらエミッタ素子の配線の一
例を図10に示す。図10において、冷陰極エミッタ素
子E rθ(r=0,1,2,……,n,θ=0,1,
2,……,m)は、電子線源パネル40の内層面上にお
いて同心円状に並んでいるものとし、これら素子の各エ
ミッタeは全て共通に負電位が定電圧源12より印加さ
れているものとする。各ゲ―トgは電子線源パネル40
の半径方向を同一とする冷陰極素子E0θ,E1θ,E2
θ, ……,Enθについて共通接続され、これら共通
接続線はそれぞれ入力端子g0,g1,g2,……,gn
へ導出されている。また、各アノ―ドaは、同一半径の
円周となる冷陰極エミッタ素子Er0,Er1,……,Erm
について共通接続され、これら共通接続線は、入力端子
0,a1,……,am に導出されている。但し、nは半
径方向に並ぶ素子の数、mは円周方向に並ぶ素子の数で
あり、かかる電子線源パネル40が有する冷陰極エミッ
タ素子の数は(n−1)×(m−1)である。
【0027】一方、図9の如き走査制御回路42におい
ては、記録情報信号が入力端子41を経由して供給され
ると、順次その記録情報信号を処理して上述の如き、電
子線源パネル40において駆動すべき素子の半径情報及
び角度情報を電子線源パネル40へ供給する。すなわ
ち、走査制御回路42は、供給される記録情報信号に基
づいて、上記半径情報を表わすrの値及び角度情報を表
わすθの値を求めて、これに応じて電子線源パネル40
の入力端子gr及びaθに駆動信号を与える。 そして、
アノ―ド電圧供給端である入力端子aθに駆動信号が供
給され角度θを有する1の半径方向における冷陰極エミ
ッタ素子列が選択されて駆動可能となり、かつ、ゲ―ト
電圧供給端である入力端子gr には上記駆動信号に対応
する記録情報信号が供給され半径距離rを有する1の円
周方向における冷陰極エミッタ素子列が選択され電子ビ
―ムの放射を可能とする。
【0028】こうして、半径方向及び円周方向の素子列
が定まると、中心から距離rを隔てかつ角度θを有する
1の冷陰極エミッタ素子Er θのみが駆動して電子ビ―
ムを出射することとなる。そして、これら入力端子gr
及びaθを指定する動作を直列的に行なうことにより該
記録情報信号を高速転送することが可能となり、また、
電子線源パネル40においても転送された記録情報信号
を即座に電子ビ―ムに変換することができる。こうする
ことにより、記録情報を電気的に記録することができる
ので、記録時間の短い記録ピットの形成をなし得る。
【0029】なお、上記第3の実施例におけるが如き電
子線源パネルの駆動は、他の方法によってもなし得るこ
とは勿論である。また、本発明は光ディスクに限定され
ることなく光カ―ドにおけるマスタリング工程に適用し
ても良い。特に図7で説明した線状記録ヘッドアレイに
ついては有用である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体原盤マスタリングする光記録媒体原盤製造
装置であって、真空空間を有する筐体と、筐体内におい
て電子線レジスト処理された記録面を有する記録媒体
原盤を保持する保持手段と、記録に向けて電子ビーム
を照射する少なくとも1電子ビーム照射素子と、
射素子と前記光記録媒体原盤との間に配置され、照射素
子から出射される電子ビームを集束する磁界レンズと、
光記録媒体原盤に電圧を印加する電圧印加手段とを備え
るように構成したので、従来のマスタリング方式を大き
く変えることなく比較的簡単な構成で高記録密度でかつ
大電流の供給を可能とし、記録(製造)時間の短い光記
録媒体の原盤のマスタリングを成すことができる。ま
た、これにより原盤のマスタリングに機械的な工程要素
がほとんど含まなくなるので、極めて微細かつ正確な記
録ピットを形成できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に適用される冷陰極エミッタ素子の概
念図
【図2】 冷陰極エミッタ素子を用いた場合の光ディス
ク原盤のマスタリングの原理図
【図3】 第1の実施例による光ディスク原盤のマスタ
リングの原理図
【図4】 第2の実施例による記録ヘッドの構成を説明
するための図
【図5】 第2の実施例の変形例を説明するための図
【図6】 第2の実施例の変形例を説明するための図
【図7】 第2の実施例による線状記録ヘッドアレイの
構成を説明するための図
【図8】 図7の線状記録ヘッドアレイによる光ディス
ク原盤のマスタリングの原理図
【図9】 第3の実施例による光ディスク原盤のマスタ
リングの原理図
【図10】 第3の実施例の電子線源パネルにおける素
子配線を説明するための図
【主要部分の符号の説明】
1……冷陰極エミッタ素子 2……Si(100)基板 3……エミッタ 4……絶縁層 5……ゲ―ト 6……アノ―ド 10……光ディスク原盤 11……電子ビ―ム 12……定電圧源 13……入力端子 14……定電圧源 15……電極部 20……アノ―ド 21……磁界コイル 22……プリントコイル 23……電子ビ―ム 1´……冷陰極エミッタ素子 30……記録ヘッド 31……読取光スポット 32……トラックライン 1a,1b,1c,1d……冷陰極エミッタ素子 13a,13b,13c,13d……ゲ―ト電圧入力端
子 301……線状記録ヘッドアレイ E0〜E8……冷陰極エミッタ素子 I0〜I6 ……信号入力端子 302……モ―タ 303……タ―ンテ―ブル 304……入力端子 305……走査制御回路 40……電子線源パネル 41……入力端子 42……走査制御回路 Erθ,E00〜E21 ……冷陰極エミッタ素子 g0〜g2……ゲ―ト電圧入力端子 a0〜a1 ……アノ―ド電圧入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−180535(JP,A) 特開 昭50−141302(JP,A) 特開 昭60−178623(JP,A) 特開 平2−267733(JP,A) 特公 昭63−40016(JP,B2) 米国特許5216219(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/26 H01J 37/073 H01L 21/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光記録媒体原盤にマスタリングする光記
    録媒体原盤製造装置であって、 真空空間を有する筐体と、 前記筐体内において電子線レジスト処理された記録面を
    有する光記録媒体原盤を保持する保持手段と、 前記記録面に向けて電子ビームを照射する少なくとも1
    つの電子ビーム照射素子と、 前記照射素子と前記光記録媒体原盤との間に配置され、
    前記照射素子から出射される電子ビームを集束する磁界
    レンズと、 前記光記録媒体原盤に電圧を印加する電圧印加手段と、
    を備えたことを特徴とする光記録媒体原盤製造装置。
  2. 【請求項2】 前記光記録媒体原盤は電極層を有し、前
    記電圧印加手段は当該電極層に電圧を印加することを特
    徴とする請求項1に記載の光記録媒体原盤製造装置。
  3. 【請求項3】 前記電子ビーム照射素子は、所定の電圧
    が印加されるアノード及びエミッタと、前記アノード及
    びエミッタの間に配置されたゲートとを有し、前記ゲー
    トに供給される記録信号に基づいて前記エミッタから放
    射される電子を制御することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の光記録媒体原盤製造装置。
  4. 【請求項4】 前記電子ビーム照射素子は複数であり、
    前記記録面と平行な面内に二次元的に配列されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    光記録媒体原盤製造装置。
JP10607191A 1991-05-10 1991-05-10 光記録媒体原盤製造装置 Expired - Fee Related JP3233650B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10607191A JP3233650B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 光記録媒体原盤製造装置
US07/794,053 US5216219A (en) 1991-05-10 1991-11-19 Disk manufacturing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10607191A JP3233650B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 光記録媒体原盤製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04335226A JPH04335226A (ja) 1992-11-24
JP3233650B2 true JP3233650B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=14424371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10607191A Expired - Fee Related JP3233650B2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 光記録媒体原盤製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3233650B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007334362A (ja) * 2007-08-06 2007-12-27 Fujitsu Ltd 電子ビーム装置
JP2007304627A (ja) * 2007-08-06 2007-11-22 Fujitsu Ltd 電子ビーム装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04335226A (ja) 1992-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4903675B2 (ja) 収差評価方法、収差補正方法、電子線描画装置、電子顕微鏡、原盤、スタンパ、記録媒体、及び構造物
US20060076509A1 (en) Electron beam irradiating method and manufacturing method of magnetic recording medium
US6987722B2 (en) Data storage devices with wafer alignment compensation
JP2000515661A (ja) 磁気トランスデューサヘッド構造の磁極先端を正確にディメンショニングするための方法および装置
US7065034B2 (en) Optical disc and apparatus for manufacturing a master disc therefor
JP2000339786A (ja) 情報記録媒体及び情報記録媒体の記録方法
US5270990A (en) Tracking error signal detecting apparatus using an electron beam and apparatus for effecting recording/reproduction of information by the utilization of a plurality of electron beams
US5216219A (en) Disk manufacturing apparatus
JP3233650B2 (ja) 光記録媒体原盤製造装置
WO2011013219A1 (ja) パターンドメディア用原盤の製造方法及び磁気記録媒体の製造方法
JPH0766575B2 (ja) 電子ビームによる情報再生装置
JPH04335228A (ja) 光ディスク製造装置
JPH04335227A (ja) 光ディスク製造装置
JP3471774B2 (ja) 電子線描画装置およびその方法
JPH0997482A (ja) 情報記録再生装置及び露光装置
JP2002324312A (ja) マスター情報担体の製造方法
JPS62245530A (ja) 微細ビ−ム利用超高密度記録方式
JP2004177783A (ja) 電子ビーム描画方法
KR19990036438A (ko) 자기 변환 헤드 구조체의 폴 팁의 정밀 치수 결정 방법 및 장치
JPS59221846A (ja) 電子ビ−ム記録再生装置
JPH11288530A (ja) 電子ビームを用いたパターン描画方法
JPH11288532A (ja) 露光装置、露光方法及び記録媒体
JPH11328750A (ja) 電子ビームを用いた露光装置及び原盤並びに情報記録媒体
JP4439144B2 (ja) ディスク原盤の製造装置
JP2706240B2 (ja) 電子ビームの照射状態検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees