JP3232314B2 - サッシ枠取付構造 - Google Patents

サッシ枠取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等におけるサッシ
枠と、このサッシ枠の取り付けに使用されるサッシ枠取
付用躯体周辺枠とからなるサッシ枠取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の住宅等におけるサッシ枠
部分の構造を説明するために示した図である。図4に示
す施工構造においては、住宅の壁を形成するための壁パ
ネル10に設けた開口部11に直接、四角枠状のサッシ
枠40が固定されている。更に詳しくは、内側板12
と、サッシ枠40部分の荷重を支えるとともに、内側板
12を固定した構造材13と、構造材13に固定された
外側板14とからなる壁パネル10に、その室外側から
サッシ枠40が固定されたものである。
【0003】ここでサッシ枠40は、開口部11の内周
面と開口部11の室外側である外側板14とにまたがる
L字状の固定部41を有している。そしてサッシ枠40
の固定部41を開口部11の内面と開口部11の室外側
周面である外側板14との角部に当接させた状態で、ネ
ジあるいは釘等の固定手段42によって、この固定部4
1を貫通するようにして開口部11の内面にある構造材
13に、及び開口部11の室外側周面にある外側板14
を介して構造材13にサッシ枠40が固定されるもので
ある。
【0004】更に図4に示した実施例では、サッシ枠4
0の室外側から外側板14にかけて、モルタル等で形成
されるサイディング17が設けられているとともに、こ
のサイディング17とサッシ枠40との間には、そのサ
ッシ枠40端部の部分から雨水が浸入しないようにコー
キング18が施されている。なお通常は、サッシ枠40
の室外側及び外側板14の室外面には図示しない防水シ
ートが設けられ、かつこの防水シートの室外側にサイデ
ィング17が施されるものである。
【0005】従って、図4に構造が示された従来のサッ
シ枠40部分の施工は、まず、壁パネル10に設けた開
口部11に直接、四角枠状のサッシ枠40が固定され、
その後、サイディング17が施されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のサッシ枠部分の
水密構造は、上記のように、サッシ枠40を構造材13
に固定した後に、サッシ枠40の室外側及び外側板14
の室外面に防水シートをかぶせ、この状態でサイディン
グ17の施工を行っていくものであった。しかしなが
ら、このような防水シートをかぶせてのサイディング1
7の施工は一般に煩わしいものであった。また、施工後
にサッシ枠40を交換しようとする場合には、サイディ
ング17を壊した後にサッシ枠40の交換を行い、更に
その後あらためてサイディング17を施さなければなら
ないこととなっていた。
【0007】本願の発明は、かかる課題を解決するため
になされたものであり、サッシ枠の施工において、充分
な水密性が簡単な工事で容易に確保できるようにすると
ともに、施工後においてもサッシ枠のみを容易に交換可
能とするサッシ枠取付構造を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は、サッシ枠と、このサッシ枠を取り付け
るために開口部を設けた壁パネルに固定されるサッシ枠
取付用躯体周辺枠とからなるサッシ枠取付構造であっ
て、サッシ枠取付用躯体周辺枠は、このサッシ枠取付用
躯体周辺枠を壁パネルに対して直接固定する部分である
硬質部と、この硬質部に一体に設けられ且つ硬質部より
も室外側に配置された軟質部とから形成され、軟質部は
壁パネルにより変形されることにより壁パネルとの水密
性を確保する部分と、硬質部よりも開口部内側に突出し
サッシ枠により変形されることによってサッシ枠との
水密性を確保する部分とを備え、硬質部と軟質部との境
界付近を壁パネル開口部角部に位置させて硬質部により
壁パネルの開口部内周面に固定され、サッシ枠をサッシ
枠取付用躯体周辺枠の硬質部を介して壁パネルに固定可
能に形成したことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図示例に従って説明
する。まず図1に従って、本発明の概略を説明する。こ
こで図1は、本発明の実施例のサッシ枠取付構造を説明
するための斜視図である。またこの説明にあたって、従
来例と同一あるいは近似した部分は、同一の名称を付す
るとともに同一の符号を付して説明する。
【0010】本発明は、室内と室外とを隔てる壁パネル
10に設けた開口部11の周囲の構造材13に対して躯
体周辺枠20を固定し、その後サッシ枠40をこの躯体
周辺枠20に対して室内側から挿入し、更にこのサッシ
枠40を躯体周辺枠20に直接固定するか、あるいは躯
体周辺枠20を介して構造材13に固定するものであ
る。またサッシ枠40の内周には窓枠60が開閉自在に
軸支してある。
【0011】図2及び図3は、本発明の実施例に係るサ
ッシ枠取付構造を説明するための平面断面概略図であ
る。このうち、図2はサッシ枠40を取り付けていない
状態の図であり、図3は、サッシ枠40を取り付けた状
態の図である。そして、図2及び図3とも、開口部11
の側辺部分の構造を例として説明している。また、図2
及び図3において、紙面上方が室外側,下方が室内側に
なっている。
【0012】ここで、壁パネル10は、内側板12と、
サッシ枠40の部分の荷重を支えるとともに、内側板1
2を固定する構造材13と、構造材13の室外側に固定
された外側板14とからなっている。またこの壁パネル
10には、躯体周辺枠20及びサッシ枠40を固定する
ための開口部11が開設してある。更にここで、構造材
13は開口部11の周囲全体に四角枠状に設けられてい
る。またここで、以下の説明の便宜のため、壁パネル1
0の開口部11の内面である構造材13表面をサッシ枠
側面10Aとし、外側板14の室外側を室外面10Bと
し、かつサッシ枠側面10Aと室外面10Bとの間を角
部10Cとする。
【0013】また、この壁パネル10の開口部11の内
周面に躯体周辺枠20が固定され、かつこの躯体周辺枠
20の内周面にはサッシ枠40が固定されるものであ
る。本実施例の躯体周辺枠20は、図2及び図3からは
明らかでないが、図2及び図3に示した紙面の表裏方向
に連続した帯板状に形成され、図2及び図3にはその断
面形状が示されている。
【0014】この躯体周辺枠20は、一体に形成した硬
質部21と軟質部とから構成され、全体形状が縦部分と
斜部分とからなる断面裏イ字状の帯状体として形成され
ている。ここで硬質部21は、全体が長い帯板状に形成
され、躯体周辺枠20の全体のうちの縦部分に相当する
ものである。
【0015】この硬質部21は、帯板状に形成した硬質
部本体21Lと、この硬質部本体21Lから室内側に延
設された帯板状のサッシ枠固定部21Gとから一体に形
成されている。この硬質部本体21L及びサッシ枠固定
部21Gの構造材13側の面は面一をなすが、サッシ枠
固定部21Gの厚さの方が硬質部本体21Lの厚さより
も薄く形成されている。
【0016】また、このように形成される帯板状の硬質
部21は、その幅方向を部屋の内外方向に向けて配置さ
れた状態で、この硬質部21が前記構造材13のサッシ
枠側面10Aにネジ止め若しくは釘打ち等の方法により
固定され、これにより、躯体周辺枠20全体が壁パネル
10の構造材13に保持されるものである。一方、軟質
部は、硬質部本体21Lの室外側に延設させた膨張部2
5と、この膨張部25の更に室外側に延設させた部分で
あって躯体周辺枠20の全体のうちの斜部分に相当する
ように形成させた室外側軟質部22とからなっている。
膨張部25は、硬質部21の板厚よりも大きい幅の帯板
状に形成され、図2に示すようにサッシ枠40側に丸み
を帯びて膨らんだ形状になっており、壁パネル10とサ
ッシ枠40との間に挟まれることによって収縮させられ
る部分である。なお、この膨張部25は、壁パネル10
とサッシ枠40との間に挟まれることによって収縮しや
すくさせるために、膨張部25の内部に図示しない空隙
を形成させてもよい。
【0017】室外側軟質部22は、硬質部21と同様に
帯板状であるが、図2に示すように全体にサッシ枠40
の側に傾斜させて配置されている。また、この室外側軟
質部22のサッシ枠40側には、躯体周辺枠20の斜部
分の上部を形成するために、斜め上方にサッシ枠外側鍔
部22Dが突設してあるとともに、反サッシ枠40側に
は、サッシ枠外側鍔部22Dをそのまま斜め下方に延設
するように構造材外側鍔部22Cが設けてある。
【0018】このような各部において、壁パネル10に
より変形されることにより壁パネル10との水密性を確
保する部分には構造材外側鍔部22Cが相当し、サッシ
枠40により変形されることによりサッシ枠40との水
密性を確保する部分には、サッシ枠外側鍔部22D及び
膨張部25が相当する。次に、サッシ枠40について説
明する。
【0019】サッシ枠40には、サッシ枠40を壁パネ
ル10の構造材13に固定するために、サッシ枠40の
室内側端部から壁パネル10方向に若干延設した延設部
40Aと、この延設部40Aから室内方向に向かって直
角に折曲させて形成した折曲部40Bとを設けてある。
この延設部40Aの壁パネル10側面からの突出長さ
は、前記した躯体周辺枠20の硬質部21の硬質部本体
21Lとサッシ枠固定部21Gとの段差にほぼ一致する
長さである。また更に、折曲部40Bの室内から室外方
向に向かった長さは、サッシ枠固定部21Gの幅とほぼ
同じに形成してある。なお、このサッシ枠40の室内側
には、そのサッシ枠40を躯体周辺枠20に固定した
後、室内側から延設部40Aと折曲部40Bとを角にし
て図示しない木枠が固定されるものである。
【0020】次に、図2及び図3を使用して、構造材1
3に躯体周辺枠20を固定し、更にこの躯体周辺枠20
にサッシ枠40を固定した状態について説明する。まず
最初に、壁パネル10の構造材13に躯体周辺枠20を
固定する場合について説明する。このときには、図2に
示すように、躯体周辺枠20を、壁パネル10のサッシ
枠側面10A及び室外面10Bとにまたがった角部10
Cに位置させる。またこの際、壁パネル10の角部10
Cには、躯体周辺枠20の硬質部21と室外側軟質部2
2との境界付近が当接するようにする。
【0021】このような状態で躯体周辺枠20を壁パネ
ル10のサッシ枠側面10A及び室外面10Bとに押し
つけながら、躯体周辺枠20の硬質部21の硬質部本体
21Lを壁パネル10のサッシ枠側面10Aにネジ止め
若しくは釘打ち等の方法によって固定する。すると、躯
体周辺枠20の室外側軟質部22の構造材外側鍔部22
Cが、構造材の室外面10Bに圧接させられるととも
に、硬質部本体21Lが壁パネル10のサッシ枠側面1
0Aに圧接固定され、更にサッシ枠固定部21Gも壁パ
ネル10のサッシ枠側面10Aに当接する。
【0022】その結果、躯体周辺枠20と壁パネル10
との間の水密に関しては、室外側軟質部22の構造材外
側鍔部22C及び硬質部本体21Lとによって確保され
ている。次に、このように壁パネル10に固定された躯
体周辺枠20に、サッシ枠40を固定する場合について
説明する。
【0023】このときには、躯体周辺枠20によって形
成された四角形状の開口部11の室内側から、サッシ枠
40を開口部11内に差し込むことによって固定を行
う。更に具体的には、図2及び図3に示すように、サッ
シ枠40の室外側の角部を躯体周辺枠20の硬質部21
の反構造材13側の面に当接させ、更にその状態でサッ
シ枠40を室外側に押し込む。
【0024】すると、サッシ枠40の周面である押圧面
41Aが硬質部21の反構造材13側の面を経て、やが
て膨張部25に達することとなる。この状態から更にサ
ッシ枠40を室外側に押し込むと、サッシ枠40の室外
側の角部及び押圧面41Aによって膨張部25を壁パネ
ル10側に収縮させながら、やがてサッシ枠40の室外
側先端が室外側軟質部22のサッシ枠外側鍔部22Dに
達することとなる。そして、この状態から更にサッシ枠
40を室外側に押し込むと、サッシ枠40の室外側の角
部及び押圧面41Aによって室外側軟質部22のサッシ
枠外側鍔部22Dを壁パネル10側に変形させながらサ
ッシ枠40が開口部11内に差し込まれることとなる。
【0025】このようにして、壁パネル10の開口部1
1に固定した躯体周辺枠20の所定位置までサッシ枠4
0が押し込まれると、躯体周辺枠20とサッシ枠40と
の関係が、図3に示したような位置となる。一方、サッ
シ枠40を壁パネル10の開口部11に押し込んでいく
と、サッシ枠40の延設部40Aが、やがて、硬質部2
1の硬質部本体21Lの室内側に衝接することとなる。
従って、硬質部21の硬質部本体21Lとサッシ枠固定
部21Gとの段差部分にサッシ枠40の延設部40Aと
折曲部40Bとによって形成される角部が一致するよう
に位置することとなる。
【0026】このように、硬質部21のサッシ枠固定部
21Gにサッシ枠40の折曲部40Bを位置させた後
に、サッシ枠40の折曲部40Bに設けたサッシ枠固定
用ネジ孔40Fから木ネジ47を挿入し、サッシ枠固定
部21Gを介してサッシ枠40を壁パネル10の構造材
13に固定するものである。このような状態になると、
躯体周辺枠20とサッシ枠40との水密に関しては、サ
ッシ枠40の押圧面41Aと室外側軟質部22のサッシ
枠外側鍔部22D及び膨張部25とによって各々確保さ
れるものである。
【0027】また、躯体周辺枠20とサッシ枠40とを
以上のように形成することによって、次のような効果も
ある。即ち、サッシ枠40の壁パネル10への固定が確
実に行なわれるとともに、硬質部21のサッシ枠固定部
21Gを介してサッシ枠40を壁パネル10に固定する
ことによって、サッシ枠40が軟質部22に押しつけら
れることとなるので、躯体周辺枠20との間の水密性を
更に向上させることができる。
【0028】なお、以上の説明において、硬質部21の
硬質部本体21Lにサッシ枠固定部21Gを延設したも
のとして説明したが、例えば、実施例において、サッシ
枠固定部21Gを硬質部21と同一厚さに形成するとと
もに、サッシ枠40の延設部40Aを設けず、実施例に
おける折曲部40Bをサッシ枠40の押圧面41Aに沿
った形で延設させ、サッシ枠40を硬質部21を介して
壁パネル10に固定するように形成することもできる。
【0029】またこのように、構造材13に躯体周辺枠
20を固定し、更にこの躯体周辺枠20にサッシ枠40
を固定した後には、図3に示すように、断熱材等の中間
部材17Aを介してサイディング17が壁パネル10に
固定されるものである。またこの際、サイディング17
と躯体周辺枠20との水密性は、上記室外側軟質部22
のサッシ枠外側鍔部22Dとサイディング17との間
に、従来と同様のコーキング18を施すことによって確
保される。また図示を省略するものの、躯体周辺枠20
の室内側には、例えば木枠等を設けて、体裁を向上させ
ることもできる。
【0030】一旦施工したサッシ枠40を交換する際に
は、前述したサッシ枠40が躯体周辺枠20のみに固定
されていることから、サッシ枠40を躯体周辺枠20か
ら室内側に抜き取り、その後前述したと同様な手順によ
って室内側から新たなサッシ枠40を躯体周辺枠20に
差し込んで固定することによって行うことができる。上
述のように本実施例の躯体周辺枠20によれば、躯体周
辺枠20の壁パネル10への取り付け及び躯体周辺枠2
0へのサッシ枠40の取り付けのみによって、躯体周辺
枠20の室外側軟質部22及び膨張部25が変形し、こ
の変形によって水密性が確保されるので、従来のような
複雑な防水処理が不要になり、躯体周辺枠20の施工の
みによって、充分な水密構造が達成されることになる。
特に、サッシ枠40に延設部40A及び折曲部40Bを
設け、更に躯体周辺枠20にサッシ枠固定部21Gを設
けたことによって、サッシ枠40の壁パネル10への固
定が確実に行なわれるとともに、このサッシ枠固定部2
1Gを介してサッシ枠40を壁パネル10に固定するこ
とによってサッシ枠40が軟質部22に押しつけられる
こととなるので、躯体周辺枠20との間の水密性を更に
向上させることができる。
【0031】またサッシ枠40の取り付け及び交換が容
易に行えるとともに、いずれも室内側から行えるので、
安全な施工が行えるものである。なお、上記室外側軟質
部22、膨張部25及び構造材外側補助鍔部22Eの材
料としては、塩化ビニール,ウレタン又はゴム等が採用
できる。硬質部21としては、硬質プラスチックはもと
より、アルミ又はアルミ合金等が使用できるが、これら
に限られるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るサ
ッシ枠取付構造によれば、サッシ枠部分の施工におい
て、充分な水密性が簡単な工事で容易に確保できるよう
にするとともに、施工後においてもサッシ枠のみを容易
に交換可能なものとできる。特に、サッシ枠をサッシ枠
取付用躯体周辺枠の硬質部を介して壁パネルに固定可能
に形成したことにより、サッシ枠と躯体周辺枠との間の
水密性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のサッシ枠取付構造を説明する
ための斜視図である。
【図2】本発明の実施例のサッシ枠取付構造を説明する
ための平面断面概略図で、サッシ枠を取り付けていない
状態の図である。
【図3】本発明の実施例のサッシ枠取付構造を説明する
ための平面断面概略図で、サッシ枠を取り付けた状態の
図である。
【図4】従来の住宅等におけるサッシ枠部分の構造を説
明するための図である。
【符号の説明】
10 壁パネル 10A サッ
シ枠側面 10B 室外面 10C 角部 11 開口部 12 内側
板 13 構造材 14 外側
板 17 サイディング 17A 中間
部材 18 コーキング 20 躯体周辺枠 21 硬質
部 21G サッシ枠固定部 21L 硬質
部本体 22 室外側軟質部 22C 構造
材外側鍔部 22D サッシ枠外側鍔部 25 膨張
部 40 サッシ枠 40A 延設
部 40B 折曲部 40F サッ
シ枠固定用ネジ孔 41 固定部 41A 押圧
面 47A スペーサー 60 窓枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 協一 富山県高岡市早川70番地 三協アルミニ ウム工業株式会社内 (72)発明者 上田 浩四郎 東京都江東区木場2丁目7番23号 新日 軽株式会社内 (72)発明者 大橋 光雅 栃木県宇都宮市平出工業団地20番地2号 明治アルミ工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−99104(JP,U) 実公 平3−24730(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/56 - 1/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠と、このサッシ枠を取り付ける
    ために開口部を設けた壁パネルに固定されるサッシ枠取
    付用躯体周辺枠とからなるサッシ枠取付構造であって、
    サッシ枠取付用躯体周辺枠は、このサッシ枠取付用躯体
    周辺枠を壁パネルに対して直接固定する部分である硬質
    部と、この硬質部に一体に設けられ且つ硬質部よりも室
    外側に配置された軟質部とから形成され、軟質部は壁パ
    ネルにより変形されることによって壁パネルとの水密性
    を確保する部分と、硬質部よりも開口部内側に突出して
    サッシ枠により変形されることによってサッシ枠との水
    密性を確保する部分とを備え、硬質部と軟質部との境界
    付近を壁パネル開口部角部に位置させて硬質部により壁
    パネルの開口部内周面に固定され、サッシ枠をサッシ枠
    取付用躯体周辺枠の硬質部を介して壁パネルに固定可能
    に形成したことを特徴とするサッシ枠取付構造。
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