JP3231756B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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JP3231756B2
JP3231756B2 JP8431690A JP8431690A JP3231756B2 JP 3231756 B2 JP3231756 B2 JP 3231756B2 JP 8431690 A JP8431690 A JP 8431690A JP 8431690 A JP8431690 A JP 8431690A JP 3231756 B2 JP3231756 B2 JP 3231756B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタッチペンを用いた例えば電子手帳に好適な
情報処理装置及び情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、簡易ワードプロセッサ機能を備えるとともに、
多量の個人情報、例えば、電話番号を含む住所録、スケ
ジュール表等の情報の書き込み、記憶保持、読出が随時
に可能な電子手帳等と呼ばれる情報処理装置が多用され
ている。
【0003】 この情報処理装置は編集の便利さを考慮して表示画像
における設定領域を他の頁等に移動し、あるいは複写す
る編集機能が備えられている。
【0004】 このように編集機能の操作手段としてマウス、キーボ
ードあるいはタッチペン等が知られている。 マウスを用いた操作手段においては、卓上等における
本件の移動とともに、その移動開始点と終点における押
釦スイッチのON/OFFにより表示画像における設定領域を
他の頁等に移動、あるいは複写が行われる。
【0005】 次に、キーボードを用いた操作手段ではキー操作によ
り表示画像上におけるカーソルの移動、ならびに開始、
終点の設定が行われて、マウス同様に移動、あるいは複
写が行われる。
【0006】 さらに、タッチペンを用いた操作手段では周知の表示
画面へのペンダウンあるいはペンアップにより表示画像
上における設定領域を他の頁等に移動、あるいは複写が
行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の情報処理装置及び情報処
理方法において、殊に、タッチペンを用いた操作手段で
は第1頁の表示画像における設定領域を他の頁等に移動
し、あるいは複写を行う場合、設定領域を画像表示した
ままで、ペンタッチによる頁捲りを行い所望の第2の頁
の領域に移動あるいは複写する機能を備えておらず、こ
のため迅速、且つ確実に編集が行われず特に、本発明が
有する所望の第2の頁に移動あるいは複写する機能を備
えていて頁を跨ぐ様な移動や複写や切り取りの際に設定
領域の画像が頁捲りの表示が行われている最中に常に表
示されることがなく操作に不慣れなオペレータは大切な
画像データが保持されているかが分からず非常に不安な
気持ちを抱かせる事態を招来していた。
【0008】 本発明は上記の課題に鑑みてなされ、その目的とする
ところは、表示画像における設定領域を他の頁に移動
し、あるいは複写する際に設定領域を画像表示したまま
で所望の頁に移動あるいは複写が可能とされて、編集が
迅速、且つ確実となり、利便性に優れた情報処理装置及
び情報処理方法を提供するある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明の情報処理装置は、その例が図1乃至図
12に示されているように座標情報を指定する為の指示部
材と、頁毎に管理されたデータを画像として表示する表
示部とを有し、指示部材を利用して頁毎に管理されたデ
ータを処理する情報処理装置であって、第1の頁の画像
のうち、所望の領域を移動または複写する対象として指
定する領域指定手段と、第1の頁内の画像のうち、領域
指定手段により指定された領域を移動または複写する
際、移動または複写の対象となる第2の頁まで頁捲り処
理を行う頁捲り手段と、頁捲りが指示され、第2の頁が
表示部に表示された場合は、領域内の画像を、第2の頁
上の画像と共に表示するようになす第1の領域内画像表
示手段と、領域内の画像を指示部材により指示された場
合は、指示部材の動きに伴って、領域内の画像が頁内を
移動して表示されるようになす第2の領域内画像表示手
段と、指示部材により領域内の画像の移動先又は複写先
を指定し、領域指定手段により指定された領域内の画像
を第2の頁内の所望の位置に確定する確定手段とを有
し、第1の領域内画像表示手段は、頁捲り手段により頁
捲りを順次処理中、第1の頁から第2の頁に到達するま
での間に通過する頁上に、領域内の画像を、各頁の画像
と共に表示するようになしたものである。
【0010】 第2の本発明の情報処理装置は、第1の発明でおいて
第1の領域内画像表示手段は、領域内の画像が、頁捲り
動作中、通過する頁の同一座標上に常に表示することを
特徴としたものである。
【0011】 第3の本発明の情報処理装置は第1の発明において、
領域指定手段は、画像を表示する表示手段上に重ね合わ
されて配置された透明タブレットに対する手書き入力操
作によって領域を指定することを特徴としたものであ
る。
【0012】 本発明の情報処理方法は、その例が図1乃至図12に示
されているように、座標情報を指定する為の指示部材
と、頁毎に管理されたデータを画像として表示する表示
部とを有し、指示部材を利用して頁毎に管理されたデー
タを処理する情報処理方法であって、第1の頁の画像の
うち、所望の領域を移動または複写する対象として指定
する領域指定処理ステップと、第1の頁内の画像のう
ち、領域指定処理ステップにより指定された領域を移動
または複写する際、該移動または複写の対象となる第2
の頁まで頁捲り処理を行う頁捲り処理ステップと、頁捲
りが指示され、第2の頁が上記表示部に表示された場合
は、上記領域内の画像を、上記第2の頁上の画像と共に
表示するようになす第1の領域内画像表示処理ステップ
と、領域内の画像を指示部材により指示された場合は、
指示部材の動きに伴って、領域内の画像が、頁内を移動
して表示されるようになす第2の領域内画像表示処理ス
テップと、指示部材により領域内の画像の移動先又は複
写先を指定し、領域指定処理ステップにより指定された
領域内の画像を第2の頁内の所望の位置に確定する確定
処理ステップとを有し、第1の領域内画像表示処理ステ
ップは、頁捲り処理ステップにより頁捲りを順次処理
中、第1の頁から第2の頁に到達するまでの間に通過す
る頁上に、領域内の画像を、各頁の画像と共に表示する
ようになしたものである。
【0013】 本発明の情報処理装置及び情報処理方法によれば、頁
毎に管理されたデータを処理する際に、第1の頁の表示
画像の領域が指定され、続いて、設定された領域を移動
または複写する対象となる第2の頁まで頁捲り動作が行
われる。さらに指定された領域内の画像を第2の頁に確
定する。
【0014】 この場合、領域内の設定領域を他の頁に移動し、ある
いは複写する際に、設定領域を画像表示したままで所望
の頁に移動あるいは複写できるものが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の情報処理装置及び情報処理方法の一形
態例を図1乃至図12を参照して詳細に説明する。 先ず、図5および図6に示される一形態例の構成なら
びに動作を説明する。 なお、文中ならびに図中の煩瑣を避けるため同一の構
成要素には同一の符号を付した。
【0016】 図5に示される例は本発明の情報処理装置が電子手帳
(以下、装置と記載する)に適用された場合の外観構成
である。
【0017】 この装置はワードプロセッサ機能と、電話/住所/氏
名等の住所録、メモ、時刻/カレンダ表示、録音/再
生、プッシュホン電話用のデュアルトーン発生等の機能
と、これらの情報の記憶、読出、修正等に係る編集機能
を備えている。
【0018】 図5において、二つ折り畳みが行われる筐体A,Bを有
しており、筐体BにはLCD等のディスプレイ部1が設け
られている。このディスプレイ部1は外装体の内部に配
設されるマイクロプロセッサ(MPU)等を備えた信号処
理部(図2参照)20に接続されており、ここでの信号処
理にもとづく画像が表示される。
【0019】 さらに、ディスプレイ部1の表面には表示画像を容易
に視認可能な透明タッチセンサ等と呼称される静電容量
型の入力タブレット2が積層して設けられている。
【0020】 また入力タブレット2と共働で任意のデータ等の入力
を行なうためのペン3が設けられており、このペン3が
手で取出された後、その先端が入力タブレット2の表面
に触れることによる機能選択や移動の軌跡が係る図形、
文字等の情報(信号)がコード4等を介して信号処理部
20に入力される。
【0021】 さらに所定の機能を遂行するため信号処理部20に接続
されるキースイッチ5a,5b,5c,5dおよび6a,6b,6c,6dが設
けられている。
【0022】 また、スピーカ7と、電池収容部8が設けられてお
り、この電池収容部8にはロック機構9の解除によって
開閉される蓋の内部に電源用の電池が収容され、この電
源部は装置全体の通電のON/OFFを行うための電源スイッ
チ10に接続されている。
【0023】 さらに、音声等をRAM等に録音、所謂、固体素子録音
を行う際のマイクロフォン11と、録音キー12a、再生キ
ー12b、停止キー12c、音量調整用キー12dからなる操作
キー群12を備えており、この操作キー群12の切替え操作
により、マイクロフォン11に対する送話内容が録音さ
れ、あるいは所望の時にスピーカ7から放音される。
【0024】 さらに点線で示した位置に機能拡張あるいは外部記憶
媒体であるROM、RAM等のICカードが挿入、且つ接続され
るソケット13と、プリンタ、モデム等の外部機器との接
続を行なう拡張用ソケット14が設けられている。
【0025】 また、筐体A,B間には蝶番15を備え、この蝶番15には
筐体A,B間の各部に対する信号電送用のフレキシブル基
板等が内蔵されている。このフレキシブル基板により、
筐体A,Bが二つに折り畳む場合に、分割された筐体A,Bで
電気的障害等を生起することなく、蝶番15の開閉動作が
自由に行われる。
【0026】 なお、この装置は使用時等における筐体A,Bを広げた
状態のサイズは約縦29cm、横約20.5cmである。また携帯
時等における折り畳まれた状態の厚さは約4cmであり、
ディスプレイ部1のサイズは約15cm×10cmである。
【0027】 次に、この装置に内蔵される信号処理部の構成を図6
にもとづいて説明する。
【0028】 信号処理部20はCPU21とバスライン22が連接されてお
り、さらにバスライン22にROM23が接続されている。こ
のROM23には、この装置全体を制御するためのシステム
プログラムが記憶され、さらにワードプロセッサ機能用
の仮名/漢字変換プログラムおよび、そのための辞書デ
ータ、さらに手書入力に対する認識プログラムおよび、
そのための辞書データ等が該当する領域(アドレス)に
書込まれている。
【0029】 さらにバスライン22にはワーキング用のRAM24と、電
池26により常時作動するバックアップRAM25とタイマー2
7が接続されている。
【0030】 このタイマー27は併設される水晶振動子28の周波数を
もとに図示しないタイミングゼネレータから出力される
クロックを計数して現時点の時刻および年月日に係るデ
ータを連続してバスライン22に出力している。
【0031】 続いて、上記の信号処理部20の構成を図5の外観構成
図に示した各部との接続関係を含めて説明する。
【0032】 先ず、ディスプレイ部1を制御するディスプレイコン
トローラ29がバスライン22に接続され、さらにディスプ
レイコントローラ29にはV−RAM30が接続されている。
【0033】 このディスプレイコントローラ29を介してCPU21の制
御動作で作成された画像データがV−RAM30に書込まれ
る。さらに書込まれた表示画像データがディスプレイコ
ントローラ29を通じてディスプレイ部1に供給され、こ
こで画像表示が行われる。
【0034】 さらに入力タブレット2およびペン3が接続されるタ
ブレットインターフェース回路31がバスライン22に接続
されている。このタブレットインターフェース回路31か
らペン3の先端が入力タブレット2に触れる際の静電量
変化に対応する信号が入力される。
【0035】 これにより所望の機能選択ならびに入力タブレット2
の表面のペン3の先端の移動の軌跡に係る図形、文字等
の情報(信号)がバスライン22を通じてCPU21に供給さ
れる。
【0036】 さらに固体素子録音処理回路32がバスライン22に接続
されており、ここではマイクロフォン11から入力される
音声信号がA/D変換等の処理が施され、続いて、バスラ
イン22を介してCPU21の制御によりバックアップRAM25に
記憶(録音)保持される。
【0037】 またバックアップRAM25に記憶された音声信号は固体
素子録音処理回路32にてD/A変換等の処理が施され、そ
の後、加算器33を通じてスピーカ7に供給される。 さらに、加算器33とバスライン22とにダイアラ回路34
が接続されている。
【0038】 このダイアラ回路34に予め電話番号記憶されたバック
アップRAM25からCPU21で読み出した任意の電話番号等の
データが供給されると、所謂、プッシュホン電話方式に
係るデュアルトーン信号を発生し、このデュアルトーン
信号が加算器33を介してスピーカ7に供給される。
【0039】 次に、キーインターフェース回路35がバスライン22に
接続されている。このキーインターフェース回路35の他
方にはキースイッチ5a乃至5d、6a乃至6d、10および操作
キー群12からの切替え信号が直接または電源回路36に介
して供給される。
【0040】 ここではCPU21が読み取り可能な所定の信号に変換さ
れてバスライン22に供給される。なお電源スイッチ10お
よびキースイッチ6a〜6dと停止キー12cを除く操作キー
群12は電源回路36を介してインターフェース回路35に接
続されており、これらのキースイッチが操作されると、
先ず、電源回路36が起動され、その後、操作されるキー
スイッチからの切替え信号がインターフェース回路35に
供給される。
【0041】 さらにインターフェース回路37,38がバスライン22に
夫々接続されており、これらの他方は機能拡張あるいは
外部記憶のためのROM、RAM等のIC回路がソケット13と、
外部機器との接続を行うための拡張用ソケット14に接続
されている。
【0042】 以下、上記の構成ならびに動作のもとにROM23に記憶
されたプログラムの遂行による表示画像の一部、すなわ
ち設定領域を他の頁等に複写し、あるいは設定領域を他
の頁等に移動する場合を図1乃至図4の流れ図および図
7乃至図12の表示画像(描画)例にもとづいて説明す
る。
【0043】 先ず、電源スイッチ10をONにするとディスプレイ部1
には図7Aに示されるように装置の機能に対応し、その処
理可能なアイコン群42が画像表示される。
【0044】 ここで、ディスプレイ部1の画面右側のアイコン群42
中の「カク」アイコン51にペン3の先端を触れた後、こ
のアイコン群42の右側に表示される「アクション」、
「コネクション」、「レポート」の中の「レポート」の
部分にペン3の先端を触れると図7Aに示すレポート画像
50がディスプレイ部1に画像表示される。
【0045】 次に、図7Aに示す様にレポート画面40の上側に表示さ
れているアイコン群42の中の所望の「ズケイ(図形」)
にアイコン52にペン3の先端をペンダウンさせる。
【0046】 ここで「ズケイ」アイコン52が白黒反転する。そし
て、ペン3の先端をタブレット2上から離すことなくペ
ン3の先端を表示させたい位置に移動(ドラッキング)
させる。
【0047】 この場合、十字状の位置指示カーソルfが連続的に表
示されて、ペン3の先端がタブレット2上でドラッキン
グ位置を明確に目視することができる。
【0048】 この後、ペン3の先端をタブレット2の面からペンア
ップすると図7Bに示される「ズケイ」アイコン52におけ
る処理内容(機能)を示すウィンドウを呼ばれる図形プ
レート45が自動的に引き出されて表示される。この図形
プレート45を図7Bを用いて説明する。
【0049】 この図形プレート5には機能キー47を有し、この機能
キー47には「取消し」キー47a、「消去」キー47b、「複
写」キー47c、「移動」キー47d、「描く」キー47eを備
えている。
【0050】 「取消」キー47aは現在描画している前の画面を取り
消す場合に用いられ、さらに「消去」キー47bは描いた
図形の消去に用いられる。
【0051】 「複写」キー47cはレポート画面40の所望の設定領域
の画像を複写する場合に用いられ、表示画像と同一の頁
あるいは他の頁に設定領域の画像を複写することができ
る。
【0052】 「移動」キー47dは所望の設定領域の画像を切り出し
て同一の表示画像の頁あるいは他の頁に移動する場合に
用いられる。
【0053】 「描く」キー47eはレポート画面40に図形、文字等を
追加して描く時に用いられる。
【0054】 そして、この図形プレート45の機能キー47の下段には
第1の図形選択キー48aが設けられている。この図形選
択キー48aは図示される正方形、円、楕円、消ゴム等の
図形がV−RAM30に予め記憶して用意されており、この
いずれかにペン3の先端が触れると、対応する正方形、
円、等の図形がレポート画面40上に自由に画像表示でき
るとともに、消しゴムを用いて、その表示画像を消去す
ることができる。
【0055】 また矢印や十字は円や正方形の大きさを指定する際に
用いられる。ペンの図形はフリーペンであり、これは自
由な絵柄を描くときに用いられる。
【0056】 さらに、この図形の選択キー48aの下段には前記の図
形選択キー48aで選択された画像に処理、例えば、円の
表示画像に網点を施すための第2の図形選択キー48bを
有している。
【0057】 この第2の図形選択キー48bでは夫々図示される太
線、網点等の図形が選択される。これにより図形選択キ
ー48aで選択された画像に、例えば、円の表示画像に網
点を施すことができる。
【0058】 さらに、アイコン群42の右下にはレポート画面40の前
後の頁を捲るため頁捲りキー49a,49bが設けられてお
り、ここにペン3の先端を触れることによりレポート画
面40の前後の選択された頁が画像表示される。
【0059】 ここで、図1の流れ図を用いて説明する。先ず、ステ
ップ101で上記の図7Bのように表示される図形プレート4
5がレポート画面40中に引き出されたか否かが判断され
る。YESの場合は、次のステップ102に進む。NOの場合は
所定の他の処理を行いステップ101の処理前に戻る。
【0060】 ステップ102ではCPU21の制御により上記の図形プレー
ト45が画像表示される。
【0061】 さらに、この後のステップ103でレポート画面40中の
現在表示されているアクティブ「見える領域」の図形を
アンドウ領域にコピーする(古いアンドウ領域の内容は
消える)。ここでは図7Bに示される図形が画像表示され
る。
【0062】 この場合、図形プレート45を引き出した時のレポート
画面40が白紙であれば白紙の状態がV−RAM30の退避領
域に格納される。この状態で「ズケイ」アイコン52が消
去される(図7B参照)。
【0063】 次のステップ104ではCPU21が図形プレート45のいづれ
かのキーが押圧されたか否かが判断される。
【0064】 ここでは「複写」キー47cの選択が判断され、YESの場
合は図形50の後述する複写の処理が施される。この場
合、「複写」キー47cの位置が白黒反転する。
【0065】 またNOの場合は、次のステップ105に進み、ここでは
「移動」キー47dの選択が判断される。YESの場合は後記
される図形50の移動の処理が行われる。ここで「移動」
キー47dが白黒反転する。またNOの場合は、次のステッ
プ106に進み図形プレート45の格納が判断される。
【0066】 ここでYESの場合はエンドに到り、ここまでのプログ
ラムが終了する。NOの場合は他の処理を行いステップ10
4の処理前に戻り再び上記のステップ104ならびにステッ
プ105の処理がCPU21の制御により遂行される。
【0067】 以下ステップ104のYESの場合における複写について説
明する。 ステップ104で、YESの場合ステップ107において機能
キー47における「消去」キー47b、「複写」キー47c、
「移動」キー47d、「描く」キー47eの選択を有効とし、
「取消」キー47aの選択を不可にする様にCPU21で制御処
理が行われる。
【0068】 さらにステップ108でレポート画面40の図形50に係る
点が押圧されたか否かが判断される。NOの場合は次のス
テップ109に進み、所望のレポート画面40を画像表示す
るため頁捲りキー49a,49bの選択が判断される。YESの場
合は選択される頁捲りがCPU21の指示により遂行され
る。
【0069】 またNOの場合は、次のステップ110に進み、ここで図
形プレート45の格納が判断される。ここでYESの場合は
エンドに進み、ここまでのプログラムは終了する。NOの
場合は他の処理を行いステップ108の処理前に戻り再び
上記のステップ108以降の処理がCPU21の制御により遂行
される。
【0070】 上記のステップ108においてYESの場合はステップ111
に進み、ここでペン3の先端が入力タブレット2に当接
した位置を開始点座標(x0,y0)としてRAM24の該当する
アドレスに書き込む指示がCPU21の制御により行われる
(図7B参照)。
【0071】 次に、ステップ112でペン3が入力タブレット2の表
面からペンアップされたか否かが判断される。NOの場合
はステップ113においてペン3の先端の移動に伴う開始
点から現在の位置までを対角線とする四角形R内の図形
50aを画像表示する(図8A参照)。
【0072】 続いて、ステップ114でペン3の先端が入力タブレッ
ト2からペンアップされた位置を終了点座標(x1,y1
としてRAM24の該当するアドレスに書き込む指示がCPU21
の制御により行われる。
【0073】 さらに、ステップ115で上記の開始点座標(x0,y0)と
終点座標(x1,y1)を対角線とする四角形Rに含まれる
領域の画像をV−RAM30の複写領域に書き込む。さら
に、この四角形Rに含まれる領域の周囲を点線で囲む。
【0074】 次のステップ116で機能キー47における「取消」キー4
7a以外の選択を不可にする処理が行われる。この場合、
「取消」キー47a以外の「消去」キー47b、「複写」キー
47c、「移動」キー47d、「描く」キー47eはドットが低
減して表示され、この時点での選択可能な「取消」キー
47aが容易に視認できる(図8A参照)。
【0075】 この後のステップ117で「取消」キー47aが押圧された
か否かが判断される。YESの場合はステップ118に進み、
ここでステップ115において表示された点線を消去して
ステップ107の処理前に戻る(図8B参照)。
【0076】 NOの場合はステップ119に進み、所望のレポート画面4
0を画像表示するため頁捲りキー49a,49bの選択が判断さ
れる。
【0077】 YESの場合はステップ120に進む。またNOの場合はステ
ップ121に進む。そして、前記のステップ120では所望の
頁を画像表示するための頁捲りがCPU21の制御により遂
行される。
【0078】 さらにステップ122に進んで捲られた頁、ここでは図
形54が画像表示されたレポート画面40に、元の頁のレポ
ート画面40の開始点座標(x0,y0)と終点座標(x1,y1
を対角線とした四角形Rを破線で表示するとともに、V
−RAM30の複写領域に記憶された図形50aを読み出して画
像表示する(図9A参照)。
【0079】 ステップ121では開始点座標(x0,y0)と終了点座標
(x1,y1)を対角線とする四角形Rにペン3の先端がペ
ンダウンされたか否かが判断される。
【0080】 NOの場合は他の処理を行いステップ117の処理前に進
む。YESの場合はステップ123に進み、ここでペンダウン
点座標(x2,y2)をRAM24の所定アドレスに書き込んで登
録する(図9B参照)。
【0081】 続いて、ステップ124でペンアップされたか否かが判
断される。NOの場合はステップ125に進む。YESの場合は
ステップ126に進む。
【0082】 ステップ125ではペン3の先端の移動にしたがって、
四角形内Rの図面50aの移動がCPU21の制御により行われ
る。
【0083】 ステップ126ではペンアップされた点をペンアップ点
座標(x3,y3)としてRAM24の所定アドレスに書き込んで
登録する。続いて、ステップ127で開始点座標(x0,y0
と終了点座標(x1,y1)を対角線とする四角形Rの点線
を消去する。
【0084】 この後、ステップ128で座標(x0+x3−x2)と座標(y
0+y3−y2)を対角線とする四角形内にV−RAM30の複写
領域に記憶された表示画面を読み出して画像表示する
(図10参照)。
【0085】 この後ステップ107の処理前に戻り、前記の処理が繰
り返されて複写に係るプログラムが遂行される。
【0086】 このようにして、この装置である電子手帳で設定領域
を他の頁等に複写する際に、設定領域Rが画像表示され
たままで行えることになり、その編集が迅速、且つ確実
となり、その利便性が向上する。
【0087】 次に、上記のステップ105において「移動」キー47dの
選択がYESである場合は表示画像の設定領域が他の頁に
移動されるプログラムが遂行される。
【0088】 この場合、図3乃至図4の流れ図のステップ140乃至
ステップ162に示されるように上記の複写に係るステッ
プ107乃至ステップ127のプログラムと同様の処理手順の
遂行により、図形を切り出した部分図形等が所望の頁に
移動させることが出来る。
【0089】 この移動の処理手順に対応した表示画像を前記した複
写時の図7B、図8A、図8B、図9Aに対応して図11A、図11
B、図12A、図12Bに示した。
【0090】 ここで図形50の移動部分である図形50bが他の頁の図
形55に移動されて、新たな図形56が移動された頁に画像
表示される。
【0091】 図形50bの設定領域が切り出される場合は、先ず、V
−ROM30の図形50bに相当するアドレスの情報が消去され
る。そして図形50bが退避領域に一時記憶される。
【0092】 次に、移動した頁の図形55における設定領域のアドレ
スの情報が消去されるとともに退避領域に記憶されてい
る図形50bがアドレスに記憶される。このような置換
(スワップ)による新たな図形56が以後V−ROM30に記
憶されることになる。
【0093】 このようにして、この装置である電子手帳で設定領域
を他の頁等に移動する際に、設定領域を画像表示したま
まで、その編集が迅速、且つ確実となり、その利便性が
向上する。
【0094】 なお、本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得るこ
とは明白である。
【0095】
【発明の効果】
本発明の情報処理装置及び情報処理方法によれば頁毎
に管理されたデータを処理する際に、第1の頁の表示画
像の設定領域が指定され、続いて、設定領域を移動また
は複写する対象となる第2の頁まで頁捲り動作が行われ
る。さらに設定領域内の画像を上記第2の頁に確定す
る。
【0096】 これにより、表示画像における設定領域を他の頁に移
動あるいは複写する際に、設定領域を画像表示したまま
で所望の頁に移動あるいは複写が行われ、頁を跨ぐ様な
移動や複写あるいは切り取りの際に操作に不慣れな操作
者も安心して上記各種処理を行うことが出来る効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報処理方法の1形態例を示す設定領域の複写
に係わる流れ図(I)である。
【図2】 本発明の情報処理方法の1形態例を示す設定領域の複写
に係わる流れ図(II)である。
【図3】 本発明の情報処理方法の1形態例を示す設定領域の移動
に係わる流れ図(I)である。
【図4】 本発明の情報処理方法の1形態例を示す設定領域の移動
に係わる流れ図(II)である。
【図5】 本発明の情報処理装置の1形態例を示す外観斜視図であ
る。
【図6】 本発明の情報処理装置の系統図である。
【図7】 本発明の情報処理方法を説明するための複写時の表示画
面図(I)である。
【図8】 本発明の情報処理方法を説明するための複写時の表示画
面図(II)である。
【図9】 本発明の情報処理方法を説明するための複写時の表示画
面図(III)である。
【図10】 本発明の情報処理方法を説明するための複写時の表示画
面図(IV)である。
【図11】 本発明の情報処理方法を説明するための移動時の表示画
面図(I)である。
【図12】 本発明の情報処理方法を説明するための移動時の表示画
面図(II)である。
【符号の説明】
1……ディスプレイ部、2……入力タブレット、3……
ペン、21……CPU、22……バスライン、23……ROM、24…
…RAM、27……タイマー、29……ディスプレイコントロ
ーラ、30……V−RAM、40……レポート画面、45……図
形プレート

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座標情報を指定する為の指示部材と、頁毎
    に管理されたデータを画像として表示する表示部とを有
    し、該指示部材を利用して上記頁毎に管理されたデータ
    を処理する情報処理装置であって、 第1の頁の画像のうち、所望の領域を移動または複写す
    る対象として指定する領域指定手段と、 上記第1の頁内の画像のうち、上記領域指定手段により
    指定された領域を移動または複写する際、該移動または
    複写の対象となる第2の頁まで頁捲り処理を行う頁捲り
    手段と、 該頁捲りが指示され、上記第2の頁が上記表示部に表示
    された場合は、上記領域内の画像を、上記第2の頁上の
    画像と共に表示するようになす第1の領域内画像表示手
    段と、 上記領域内の画像を上記指示部材により指示された場合
    は、上記指示部材の動きに伴って、上記領域内の画像が
    頁内を移動して表示されるようになす第2の領域内画像
    表示手段と、指示部材により上記領域内の画像の移動先
    又は複写先を指定し、上記領域指定手段により指定され
    た領域内の画像を上記第2の頁内の所望の位置に確定す
    る確定手段とを有し、 上記第1の領域内画像表示手段は、 上記頁捲り手段により上記頁捲りを順次処理中、上記第
    1の頁から上記第2の頁に到達するまでの間に通過する
    頁上に、上記領域内の画像を、各頁の画像と共に表示す
    るようになすことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記第1の領域内画像表示手段は、上記領
    域内の画像が、上記頁捲り動作中、通過する頁の同一座
    標上に常に表示することが特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記領域指定手段は、上記画像を表示する
    表示手段上に重ね合わされて配置された透明タブレット
    に対する手書き入力操作によって領域を指定することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】座標情報を指定する為の指示部材と、頁毎
    に管理されたデータを画像として表示する表示部とを有
    し、該指示部材を利用して上記頁毎に管理されたデータ
    を処理する情報処理方法であって、 第1の頁の画像のうち、所望の領域を移動または複写す
    る対象として指定する領域指定処理ステップと、 上記第1の頁内の画像のうち、上記領域指定処理ステッ
    プにより指定された領域を移動または複写する際、該移
    動または複写の対象となる第2の頁まで頁捲り処理を行
    う頁捲り処理ステップと、 該頁捲りが指示され、上記第2の頁が上記表示部に表示
    された場合は、上記領域内の画像を、上記第2の頁上の
    画像と共に表示するようになす第1の領域内画像表示処
    理ステップと、 上記領域内の画像を上記指示部材により指示された場合
    は、上記指示部材の動きに伴って、上記領域内の画像
    が、頁内を移動して表示されるようになす第2の領域内
    画像表示処理ステップと、 指示部材により上記領域内の画像の移動先又は複写先を
    指定し、上記領域指定処理ステップにより指定された領
    域内の画像を上記第2の頁内の所望の位置に確定する確
    定処理ステップとを有し、 上記第1の領域内画像表示処理ステップは、 上記頁捲り処理ステップにより上記頁捲りを順次処理
    中、上記第1の頁から上記第2の頁に到達するまでの間
    に通過する頁上に、上記領域内の画像を、各頁の画像と
    共に表示するようになすことが特徴とする情報処理方
    法。
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