JP3210318B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンピュータ(以下CPUと記す)等の情報処
理装置及び情報処理方法の描画プログラムに於ける取消
動作に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明はCPU等の情報入力装置の描画プログラムに於
ける取消動作に関し、表示手段に重ね合わされた入力手
段に対する描画入力操作によって図形情報が入力される
情報処理装置において、入力手段に対する入力操作に応
じて、図形情報の描画モードが選択されるモード選択手
段と、入力手段に対する描画入力操作によって入力され
た図形情報を、表示手段に表示するために記憶する表示
用記憶手段と、表示用記憶手段に記憶された図形情報が
複写される退避用記憶手段と、モード選択手段により、
図形情報の描画モードが変更された時点で、それまで入
力された図形情報が確定されたものと見なして、前記表
示用記憶手段に記憶された図形情報を退避用記憶手段へ
複写する制御手段とを具備することにより表示用記憶手
段の内容を退避用記憶手段に複写するようになすことで
登録キー等を操作することなく取消を容易に成す様にし
たものである。
〔従来の技術〕
従来からCPU等では文字或は図形等の情報データを入
力する場合、キーボードやマウスを用いて入力するのが
一般的であり、キーボード或はマウスを用いてCPUに入
力した情報データをアンドウ(undo)釦を用いて取り消
す機能を有している。この様なアンドウ機能は例えば、
マウス等を用いてディスクに所定の図形を入力し、この
所定の図形が不用になってクリア釦を押圧し、画面上か
ら消去した場合に、再び、アンドウ釦を押圧するとクリ
アした所定の画像情報データが画面上に表わる様に成さ
れている。即ち、現在描画している直前の描画データを
退避メモリに退避させて記憶させ、アンドウ釦が押圧さ
れた場合にはメモリの退避格納領域から直前の描画デー
タを取り出して表示させる必要がある。この様なアンド
ウ機能を行わせる従来の最も一般的な方法は入力装置の
例えば、キーボード中に登録釦を設けて、描画している
データのうち、所定位置毎に登録釦を押圧して固定し、
所定位置以後の描画が不用になった時には取消釦を押圧
し、登録して固定した直後迄の描画データに戻す様にし
ていた。
更に、登録釦を設けずに、例えば、マウスを用いて描
画する場合にマウスに設けたキーを“オン”状態にして
1ストロークを描画し終った時点でキーを“オフ”状態
にした時に登録が成されて、固定が行なわれるものもあ
り、この様なものでは「取消」操作が成されると、最後
に固定した描画データを取り出すことが出来る様に成さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
叙上の従来構成に於いて登録釦をキーボード中に設け
て、アンドウ機能を行なうものでは描画を行なっている
間にどこで登録をすべきかを常に意識しながら行なう煩
わしさがあり、大変不便なものである。
更に、マウスの切換動作毎に描画データを固定するも
のを考えるとマウス等では描画する速度が或る程度制限
される。即ち、1ストロークを描く場合にマウスに設け
たキーをオン,オフさせて、描画データを固定するため
に、描画データをメモリに退避させる為の速度はあまり
早くなることはない。又、CPUが他に重い処理作業を並
行しなければならない時や記憶容量の小さな情報処理装
置及び情報処理方法では充分な処理時間が確保出来なく
なる。例えば、入力手段としてペン等を用いて描画を行
なう場合には、描画速度はかなり早く、特に対人間相手
の様なリアルタイム処理では描画時に線切れやデータの
欠落を起す問題があった。
本発明は叙上の如き問題点を解決するために成された
もので、その目的とするところは、処理速度の遅いCPU
を用いても登録キーを用いずに、アンドウ処理の様な取
消動作が確実に行なえる情報処理装置及び情報処理方法
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の情報入力装置の第1の発明はその例が第1図
乃至第4図に示されている様に、表示手段に重ね合わさ
れた入力手段に対する描画入力操作によって図形情報が
入力される情報処理装置において、入力手段に対する入
力操作に応じて、図形情報の描画モードが選択されるモ
ード選択手段と、入力手段に対する描画入力操作によっ
て入力された図形情報を、表示手段に表示するために記
憶する表示用記憶手段と、表示用記憶手段に記憶された
図形情報が複写される退避用記憶手段と、モード選択手
段により、図形情報の描画モードが変更された時点で、
それまで入力された図形情報が確定されたものと見なし
て、前記表示用記憶手段に記憶された図形情報を退避用
記憶手段へ複写する制御手段とを具備することを特徴と
する情報処理装置としたものであり、第2の発明は直前
の命令を取り消すめの取消手段を設け、制御手段は、前
記取消手段の指示に基づいて、前記退避用記憶手段に記
憶されている確定済みの図形情報と、前記表示用記憶手
段に記憶されている図形情報とを互いに交換して再度記
憶させることを特徴とする第1の発明に記載の情報処理
装置としたものであり。第3の発明は、表示手段に重ね
合わされた入力手段に対する描画入力操作によって図形
情報が入力される情報処理方法において、入力手段に対
する入力操作に応じて、図形情報の描画モードを選択す
るモード選択処理ステップと、入力手段に対する描画入
力操作によって入力された図形情報を、表示手段に表示
するために表示用記憶手段に記憶する記憶処理ステップ
と、モード選択処理ステップにより、図形情報の描画モ
ードが変更された時点で、それまで入力された図形情報
が確定されたものと見なして、表示用記憶手段に記憶さ
れた図形情報を退避用記憶手段へ複写する制御処理ステ
ップとを具備することを特徴とする情報処理方法とした
ものである。
〔作用〕
本発明の情報処理装置及び情報処理方法によれば処理
速度の遅いCPUを用いても登録キーを用いずにアンドウ
処理の様な取消動作を確実に行なって描画時に線切れや
データ欠落を発生させない様にしたものが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の情報処理装置及び情報処理方法を第1
図乃至第4図について詳記する。第1図及び第2図の流
れ図と画面状態説明図を説明するに先だち、第3図及び
第4図によって、本発明の情報入力装置を説明する。本
例の第3図はこの情報入力装置を電子手帳装置に適用し
た場合の正面図を示す。この図において、(1)は液晶
等からなる表示部、即ち、ディスプレイ部であってこの
ディスプレイ部(1)には後述するCPU等からの画像デ
ータが表示されると共に、この表面には入力部いわゆる
透明タッチセンサ等からなる入力タブレット(2)が設
けられている。また(3)はこの入力タブレット(2)
と共働で任意のデータ等の入力を行なうペンであってペ
ン(3)を介してCPUではタブレットとペン先との静電
容量変化等を取り出す検知手段を有し、ペン先がタブレ
ット(2)に当接していなくても座標検出が出来ると共
にカーソルがペン先の対向位置に表示される様に成され
ている。このペン(3)を取出してそのペン先で入力タ
ブレット(2)に接触することにより、その接触状態や
接触位置等の情報がコード(4)等を介してCPUに供給
され、任意のデータ等の入力が行なわれる。さらに(5
a)(5b)(5c)(5d)及び(6a)(6b)(6c)(6d)
はそれぞれ所定のキースイッチであって、これらからの
信号もCPUに供給される。
また(7)はスピーカを示す。(8)は電池収容部で
あってロック機構(9)の解除によって開閉される蓋の
内部に電源用の電池が収容される。さらに(10)は電源
スイッチである。
さらに破線はこの電子手帳装置の側面に設けられる機
構等の位置を示し、まず(11)はマイクロフォンであ
る。また(12)は後述する固体録音の為の操作キーであ
って、このキー(12)の操作によってマイクロフォン
(11)に供給される音声信号が録音され、上述のスピー
カ(7)から放音される。さらに(13)はROM,RAM等のI
Cカードの挿入接続されるソケット、(14)は外部機器
等との接続を行なう拡張用ソケット等の位置をそれぞれ
示している。
また(15)は信号を伝達するフレキシブル基板等を内
蔵する蝶番であって、この蝶番(15)によってこの装置
は電気的な障害等を受けることなく2つ折に折畳む事が
できる。なおこの装置の使用に当たっては、広げられた
状態の大きさは縦が約29cm,横が約20.5cm、畳まれたと
きの厚さが約4cmとされ、ディスプレイ部(1)の大き
さは約15cm×10cmである。
さらにこの装置において、内蔵されるハードウェアの
構成は第4図に示すようになっている。図において、
(21)はCPU、(22)はそのバスラインであってこのバ
スライン(22)を介して各種の機能IC等が接続されてい
る。そしてまず(23)はROMであって、このROM(23)に
は装置全体のシステムプログラムの他、例えばワードプ
ロセッサ機能用の仮名−漢字変換プログラム及びそのた
めの辞書データ、さらに手書入力に対する認識プログラ
ム及びそのための辞書データ等が書込まれている。
また(24)はワーキング用のRAM、(25)は電源(2
6)の併設されたバックアップRAMである。
さらに(27)はタイマーICであって、このIC(27)も
電源(26)にて駆動されると共に、水晶振動子(28)か
らのクロックを計数して常時その時点の年月日及び時刻
のデータを出力している。
以下には第3図の正面図に現われる各部との接続関係
を含めて説明する。まず(29)はディスプレイ部(1)
を制御するディスプレイコントローラであって、このコ
ントローラ(29)はCPU(21)によって制御されると共
に、CPU(21)で作成された表示データがディスプレイ
コントローラ(29)を介してV−RAM(30)に書込ま
れ、この書込まれたデータがディスプレイコントローラ
(29)を通じてディスプレイ部(1)に供給される。
さらに(31)はディスプレイ部(1)と一体化され
た、入力タブレット(2)及びペン(3)のインターフ
ェース回路であって、このインターフェース回路(31)
にて入力タブレット(2)に書かれたデータ等がCPU(2
1)に供給される。
また(32)は固体録音の処理回路であって、マイクロ
フォン(11)からの音声信号がAD変換等の処理が施され
てCPU(21)を通じてバックアップRAM(25)に記憶され
る。またバックアップRAM(25)に記憶された音声信号
データは処理回路(32)にてDA変換等の処理が施され、
混合器(33)を通じてスピーカ(7)に供給される。
さらに(34)はダイアラ回路であって、CPU(21)か
ら任意の電話番号等のデータが供給されると、いわゆる
プッシュホンのデュアルトーンに相当する音響信号が発
生され、この信号が混合器(33)を通じてスピーカ
(7)に供給される。
また(35)はキーインターフェース回路であって、上
述の(5a)〜(5d),(6a)〜(6d),(10)及び(1
2)等のキースイッチ群からの信号が直接または電源回
路(36)を通じて供給され、所定の変換された信号がCP
U(21)に供給される。なお電源スイッチ(10)及びキ
ースイッチ(6a)〜(6d)とストップ釦を除く操作キー
(12)は電源回路(36)を介してインターフェース回路
(35)に供給され、これらのキースイッチが操作される
とまず電源回路(36)が起動され、その後キー操作の情
報がインターフェース回路(35)に供給されるようにな
っている。
さらに(37)(38)はICカード及び拡張時の外部機器
とのインターフェース回路であって、それぞれソケット
(13)(14)に接続される。
以下に本例の動作を第1図の流れ図及び第2図の画面
例に基づいて説明する。
叙上の本例の装置に於いて、第3図に示す電源スイッ
チ(10)を押圧するとディスプレイ部(1)には第2図
Aに示す様な各種の処理可能なアイコン群(42)が表示
される。ここでディスプレイ部(1)の画面右側のアイ
コン群(42)中の「カク」アイコン(51)にペン先を触
れ、このアイコン群(42)の左側に表記される「アクシ
ョン」,「コネクション」,「レポート」等の記載され
た文字のうち「レポート」部分にペン(3)の先端を触
れると第2図Aに示すレポート画像(50)がディスプレ
イ部(1)に表示される。次に第2図Aに示す様にレポ
ート画面(50)の上側に表示されているアイコン群(4
2)のうち「ヅケイ」と書かれた図形アイコン(52)に
ペン先を触れる。このペン(3)は前記した様にペン先
が入力タブレット兼用のディスプレイ部(1)のパネル
面に接近すると十字状の位置指示カーソルが表示される
ので、ペン先位置がタブレット(2)のどの位置にある
かを極めて明確に目視することが出来て、所望のアイコ
ン(52)にペン(3)をダウンさせた後にペン先をタブ
レット(2)から離すことなくペン先を表示させたい位
置に移動させて(ドラッギング)ペン先をタブレット
(2)の面から離せば所望のアイコン(52)の処理用表
示形態が大型化された図形アイコンのウィンドウ(以下
図形用プレートと記す)(45)が自動的に表示される
(第1図第1ステップST1)。
この状態で図形用アイコン(52)は消去される(破線
で示してある)。この図形プレート(45)について第2
図Aで説明する。図形プレート(45)中の「取消」キー
(46)は現在描画している前の画面を取り消す機能を有
するキーであり、その他の機能キー(47)中には「描
く」キー,「移動」キー,「消去」キーがあり、「描
く」キーはレポート画面(50)に図形,文字等を描く時
にペンタッチされるが、本例では「ヅケイ」のアイコン
(52)からレポート画面(50)中に引き出された時に、
アクティブ状態(ハッチングでアクティブ状態を示して
ある)に成される。「移動」キーは図形を移動させると
きに切り出して移動させるキーであり、「複写」キーは
レポート画面に描いて切り出した図形を複写する場合に
用いられ、現在描画している頁以外にも複写することが
出来る。「消去」キーは描いた図形を消去するときに用
いられる。更に図形を描く機能を有する図形パターン
(48)内には正方形,円,ダ円,消ゴム,等のキーが有
り、これらにペンタッチさせれば、正方形,円,等の図
形をレポート画面(50)上に自由に描けると共に、消ゴ
ムを用いて消去出来る。矢印や十字は円や正方形の大き
さを指定する場合に用いられ、筆の絵柄は太筆で画くと
きに用いられる。第2図Aでハッチングで示されたアク
ティブ状態に成っているキー(43)はフリーペンであっ
て、自由な絵柄を描くときに用いる。(44)は太い線や
細い線をキーで描こうとするペン(3)の線の太さを指
定するための図形で、第2図Aでは中太の線が指定され
てハッチングで示す様にアクティブ状態に成っている。
ぬりつぶしパターン(49)は描かれた図形を図に示す様
な模様で塗りつぶす時に指定するキー群である。
上述の如き図形プレート(45)を第1図の第1ステッ
プST1によってレポート画面(50)中に引き出す。次に
第2ステップST2ではレポート画面(50)中の現在表示
されているアクティブ「見える領域」の図形をアンドウ
領域にコピーする(古いアンドウ領域の内容は消え
る)。即ち、図形プレート(45)を引き出した時のレポ
ート画面(50)が白紙であれば白紙の状態をV−RAM(3
0)等のメモリの退避領域に格納する。次の第3ステッ
プST3ではCPU(21)は図形パターン(48)のいづれかの
キーが押されたか否かを判断する。第3ステップST3
図形パターン(48)のキーのいづれかがペン(3)でタ
ッチされた“YES"では第4ステップST4に進められ、ペ
ンタッチされた図形パターンが変ったか否かを判断し、
“NO"であれば第2ステップに戻されるが“YES"であれ
ば第5ステップST5に進められて、図形パターンを変っ
た新しいものに変えて、第2ステップST2に戻される。
第3ステップST3で図形パターン(48)のいづれのキー
もペンタッチされていなければ、CPU(21)は第6ステ
ップST6に進められる。第6ステップST6では「取消」キ
ー(46)にペン(3)先端でタッチされたか否かを判断
する。ペン(3)が取消キー(46)にタッチされた場合
には第7ステップST7に進められる。第7ステップST7
はアンドウ領域即ち、メモリの退避領域に第2ステップ
ST2で格納した図形と現在レポート画面(50)に見えて
いる領域の図形とをスワップして第3ステップST3に戻
される。第6ステップST6で「取消」キー(46)にペン
タッチされていなければ、第8ステップST8で図形プレ
ート(45)中の線の太さの種類のいづれの線が選択され
たかを判断し、線太パターン(44)が選択されていれば
第9ステップST9でタッチされた描画線の太さに変えて
第3ステップST3に戻される。第8ステップST8で線の太
さの種類が選択されていなければ第10ステップST10に進
んで図形プレート(45)中のぬりつぶしパターン(49)
にペンタッチされたか否かを判断する。第10ステップST
10でぬりつぶしパターン(49)のいづれかにペンタッチ
されている場合には第11ステップST11で、該当のぬりつ
ぶしパターンに変えて、第3ステップST3に戻される。
第10ステップST10で“NO"であれば、同じく図形プレー
ト(45)中のその他の機能キー(47)のいづれかにペン
タッチされたか否かを第12ステップST12で判断し、“YE
S"であれば第13ステップST13でその他の機能キー「移
動」,「複写」,「消去」に対応した機能の実行が成さ
れて第3ステップST3に戻される。第12ステップST12
“NO"であれば更に第14ステップでページ「描画領域」
即ち、レポート画面(50)の記録領域中にペン(3)が
タッチされて所定の図形や文字が画かれたか否かを判断
する。ここで描画が成されれば第15ステップST15に進ん
でその時の描画を行なって第3ステップに戻される。第
14ステップST14が“NO"であれば第16ステップST16に進
んで図形プレート(45)がアイコン群(42)中にしまわ
れたか否かを判断し、“NO"であれば第3ステップST3
戻されるが“YES"であればエンドに至る。上述のフロー
チャートに於いて、「取消」動作、即ちアンドウ動作の
例を第2図A,B及びCの画面例に基づいて説明する。第
2図Aは第1ステップST1によって図形プレート(45)
がレポート画面(50)中に引き出され、次の第2ステッ
プST2でレポート画面の例えば、第1頁目には何も記載
されていない状態であるために、この白紙状態の頁がメ
モリの退避領域に転送される。今、第3ステップST3
至第15ステップST15迄の所定のステップが選択されて、
第2図Aに示す様にレポート画面(50)に「最初の図
形」と云う文字(60)が描画されたとする。次に、第3
ステップST3乃至第15ステップST15の所定のループを経
て第3ステップST3に戻され、ここで、第2図Bに示す
様に図形パターン(48)中の楕円にペン(3)の先端を
触れてレポート画面(50)に楕円(61)を描画したとす
るとこの時点で登録が行なわれ、「最初の図形」の文字
(60)はメモリの退避領域に格納されて、第3ステップ
ST3では“YES"状態と成る。ここで第4ステップST4では
ペンタッチされた「最初の図形」の文字(60)の周囲を
楕円(61)で囲繞して変化しているために“YES"状態と
なり、第5ステップST5に進められて図形パターンは新
しいものに変えられ、第2ステップではアンドウ領域即
ち、メモリの退避領域に「最初の図形」の文字(60)が
転送されて、古い例えば白紙状態であったメモリ退避領
域の内容は消去されることになる。この結果、レポート
画面(50)には第2図Bに示す「最初の図形」の文字
(60)と楕円(61)の描画パターンが表示される。次に
この状態で第3ステップST3を経て第6ステップST6
「取消」キー(46)に第2図Cの様にペン(3)の先端
がタッチされると、第7ステップST7に進められて、ア
ンドウ領域の図形〔文字(60)〕とレポート画面(50)
に見える図形〔楕円(61)〕が入れ変えられて、楕円
(61)がメモリの退避領域に格納され、「最初の図形」
の文字(60)が第2図Cの様にレポート画面(50)上に
映出される様になる。
上述の状態では図形パターン(48)の異なるパターン
(フリペンキーと楕円キー)に触れた場合を説明した
が、例えば、始めにフリペンキー(43)に触れ、再びフ
リペンキー(43)に触れてもこの時点で登録が成される
ので、例えば始めにフリペンキー(43)にペンタッチし
「最初の図形」とレポート画面(50)上に描画し、次に
フリペンキー(43)に再びペンタッチして登録を行えば
「最初の図形」の文字はメモリの退避領域に格納され
る。ここで例えば「です」と描画し、この「です」を取
り消したい時には「取消」キー(46)にペンタッチすれ
ばレポート画面(50)上には「最初の図形」が表示され
るので、この最初の図形の文字に続いて、「です」の代
りに「である。」等と描画して「最初の図形である」と
云う一連の文章にすることができるので、同じ図形パタ
ーン(48)中の同じパターンを2度ペンタッチすること
も意味がある。本例は叙上の様に動作させたのでペンを
図形パターン(48)にタッチする毎にメモリの退避領域
への転送が行なわれると共に図形の変換が行なわれるの
でCPUの速度が遅く、CPUが他に重い処理を並行に行なっ
ている様な場合にも、描画時に線切れやデータの欠落を
起すことのない情報処理装置及び情報処理方法が得られ
る。尚、本発明は叙上の実施例に限定されることなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは
明らかである。
〔発明の効果〕
本発明の情報処理装置及び情報処理方法によれば処理
装置の遅いCPUを用いても図形パターンキーに触れれば
アンドウ処理の様な取消動作の登録と、図形パターンの
変換が行なえると共に描画時に線切れや欠落のない情報
処理装置及び情報処理方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報処理装置及び情報処理方法の一実
施例を示す流れ図、第2図は本発明の情報処理装置及び
情報処理方法の一実施例を示す画面例の図、第3図は本
発明の情報処理装置及び情報処理方法の一実施例を示す
筐体の正面図、第4図は本発明の情報処理装置及び情報
処理方法のハードウェアを示す系統図である。 (1)はディスプレイ部、(3)はペン、(21)はCP
U、(45)は図形プレート、(50)はレポート画面であ
る。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示手段に重ね合わされた入力手段に対す
    る描画入力操作によって図形情報が入力される情報処理
    装置において、 前記入力手段に対する入力操作に応じて、図形情報の描
    画モードが選択されるモード選択手段と、 前記入力手段に対する描画入力操作によって入力された
    図形情報を、前記表示手段に表示するために記憶する表
    示用記憶手段と、 前記表示用記憶手段に記憶された図形情報が複写される
    退避用記憶手段と、 前記モード選択手段により、図形情報の描画モードが変
    更された時点で、それまで入力された図形情報が確定さ
    れたものと見なして、前記表示用記憶手段に記憶された
    図形情報を前記退避用記憶手段へ複写する制御手段と を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】直前の命令を取り消すための取消手段を設
    け、 前記制御手段は、前記取消手段の指示に基づいて、前記
    退避用記憶手段に記憶されている確定済みの図形情報
    と、前記表示用記憶手段に記憶されている図形情報とを
    互いに交換して再度記憶させることを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】表示手段に重ね合わされた入力手段に対す
    る描画入力操作によって図形情報が入力される情報処理
    方法において、 前記入力手段に対する入力操作に応じて、図形情報の描
    画モードを選択するモード選択処理ステップと、 前記入力手段に対する描画入力操作によって入力された
    図形情報を、前記表示手段に表示するために表示用記憶
    手段に記憶する記憶処理ステップと、 前記モード選択処理ステップにより、図形情報の描画モ
    ードが変更された時点で、それまで入力された図形情報
    が確定されたものと見なして、前記表示用記憶手段に記
    憶された図形情報を退避用記憶手段へ複写する制御処理
    ステップと を具備することを特徴とする情報処理方法。
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