JP3231750U - 発泡合成樹脂裏打ち天然石材 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量かつ丈夫で施工が容易な天然石材を提供する。【解決手段】平板状の天然石材10からなる第1層と、第1層の裏面に接着される平板状の第1金属20からなる第2層と、第2層の裏面に接着される発泡合成樹脂30からなる第3層と、第3層の裏面に接着される平板状の第2金属40からなる第4層と、からなる発泡合成樹脂裏打ち天然石材1を構成することにより、軽量かつ丈夫な発泡合成樹脂裏打ち天然石材1を提供することができ、また、第2層及び第4層に平坦な金属板を採用したので、厚さの制御が困難な発泡合成樹脂を用いても裏面の平坦度を確保でき、施工が容易な発泡合成樹脂裏打ち天然石材1を提供できる。【選択図】図1

Description

本考案は、平板状の天然石材に、発泡合成樹脂を裏打ちした、板材に関する。
従来より、特許文献1に示すように、平板状の天然石材の裏面に、高炉スラグなどの無機質の粉末に溶解化学液を混入/混練した裏打ち材を接着したものがある。また、特許文献2に示すように、板状石材の裏面に、発泡セメント板を接合し、その裏面に、金属板を接合したものがある。さらに、特許文献3に示すように、第2アルミニウム板材の裏面に、発泡合成樹脂層を接着し、その裏面に、第1アルミニウム板材を接着したものがある。
特開平7−4001号公報 特開2013−87555号公報 特開2017−205886号公報
しかしながら、軽量かつ丈夫で施工が容易な天然石材はなかった。
本考案は、軽量かつ丈夫で施工が容易な天然石材を提供することを目的とする。
本考案は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する考案を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために括弧書きで付記するが、本考案の構成要素は該付記したものには限定されない。
まず請求項1に係る考案は、
平板状の天然石材10からなる第1層と、
前記第1層の裏面に接着される平板状の第1金属20からなる第2層と、
前記第2層の裏面に接着される発泡合成樹脂30からなる第3層と、
前記第3層の裏面に接着される平板状の第2金属40からなる第4層と、
からなることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材1である。
また請求項2に係る考案は、
請求項1に記載した発泡合成樹脂裏打ち天然石材1であって、
前記第1金属10及び前記第2金属20はアルミニウム又はアルミニウム合金であることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材1である。
また請求項3に係る考案は、
請求項2に記載した発泡合成樹脂裏打ち天然石材1であって、
前記第3層の発泡合成樹脂30に難燃剤が混入されることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材1である。
さらに請求項4に係る考案は、
請求項3に記載した発泡合成樹脂裏打ち天然石材1であって、
前記発泡合成樹脂30を構成する合成樹脂は、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、AS樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、メタクリル樹脂(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、及びポリカーボネート(PC)から選択される1種以上であることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材1である。
本考案によれば、軽量かつ丈夫な発泡合成樹脂裏打ち天然石材を提供することができる。また、第2層及び第4層に平坦な金属板を採用したので、厚さの制御が困難な発泡合成樹脂を用いても裏面の平坦度を確保でき、施工が容易な発泡合成樹脂裏打ち天然石材を提供できる。
図1は本考案に係る発泡合成樹脂裏打ち天然石材の断面斜視図である。
本考案に係る発泡合成樹脂裏打ち天然石材1は、例えば300mm×300mmや600mm×600mmなどの正方形で、厚みが6mmなどの平板であり、貼り付けて用いられることにより、例えば建物の内装壁,建物の内装床,浴室壁,家具の面材となる。なお、形は正方形には限られず、厚みも6mmには限られず、用途も上記には限定されない。
この発泡合成樹脂裏打ち天然石材1は、図1に示すように、表面側(図の上側)より、平板状の天然石材10からなる第1層と、前記第1層の裏面に接着される平板状の第1金属20からなる第2層と、前記第2層の裏面に接着される発泡合成樹脂30からなる第3層と、前記第3層の裏面に接着される平板状の第2金属40からなる第4層と、からなる。
第1層の天然石材1は、例えば大理石,御影石,ライムストーン,テラゾー,火山岩,クォーツサイトなどを、厚み4mmの平板状に加工したものである。
第2層の第1金属20は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金の薄板であり、他にステンレス,チタン,ガルバリウム,鉄などであってもよい。この第1金属20は、天然石材1の裏面に、接着剤11により接着される。この接着剤11は、例えばエポキシ樹脂系接着剤である。この第1金属20が裏打ちされることにより、発泡合成樹脂裏打ち天然石材1の寸法精度や強度が確保される。
第3層の発泡合成樹脂30は、ポリエチレン樹脂(PE),ポリプロピレン樹脂(PP),ポリスチレン樹脂(PS),AS樹脂,ABS樹脂,ポリ塩化ビニル樹脂(PVC),メタクリル樹脂(PMMA),ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET),及びポリカーボネート(PC)から選択される1種以上などの合成樹脂を発泡させたものである。この発泡合成樹脂30は、第1金属20の裏面に、接着剤21により接着される。この接着剤21は、例えばエポキシ樹脂系接着剤である。この発泡合成樹脂30が裏打ちされることにより、発泡合成樹脂裏打ち天然石材1を施工した場合の断熱性,緩衝性,防音性などが確保される。この発泡合成樹脂30には、難燃性を確保するために、難燃剤を混入してもよい。この難燃剤は、例えばハロゲン系難燃剤.ノンハロゲン系(リン系)難燃剤,ノンハロゲン系(ノンリン系)難燃剤などである。
第4層の第2金属40は、第1金属20と同様に、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金の薄板であり、他にステンレス,チタン,ガルバリウム,鉄などであってもよい。なお、第1金属20と第2金属40の厚みは、同じであっても異なってもよい。この第2金属40は、発泡合成樹脂30の裏面に、接着剤31により接着される。この接着剤31は、例えばエポキシ樹脂系接着剤である。この第2金属40が裏打ちされることにより、発泡合成樹脂裏打ち天然石材1の寸法精度や強度が確保されると共に、裏面が平滑であるため、貼り付ける際の施工が容易になる。
本例では、第2層から第4層の厚みを2mmとして、予め貼り合わせた複合板として、第1層の裏面に接着剤11で該複合板を接着することにより、発泡合成樹脂裏打ち天然石材1を構成しているが、これに限らず、第1層から第4層を順次貼り合わせてもよく、第1層及び第2層を予め貼り合わせたものと、第3層及び第4層を予め貼り合わせたものとを接着してもよく、第1層と、第2層から第4層を予め貼り合わせたものとを接着してもよい。
1…発泡合成樹脂裏打ち天然石材
10…(第1層の)天然石材
20…(第2層の)第1金属
30…(第3層の)発泡合成樹脂
40…(第4層の)第2金属

Claims (4)

  1. 平板状の天然石材からなる第1層と、
    前記第1層の裏面に接着される平板状の第1金属からなる第2層と、
    前記第2層の裏面に接着される発泡合成樹脂からなる第3層と、
    前記第3層の裏面に接着される平板状の第2金属からなる第4層と、
    からなることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材。
  2. 請求項1に記載した発泡合成樹脂裏打ち天然石材であって、
    前記第1金属及び前記第2金属はアルミニウム又はアルミニウム合金であることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材。
  3. 請求項2に記載した発泡合成樹脂裏打ち天然石材であって、
    前記第3層の発泡合成樹脂に難燃剤が混入されることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材。
  4. 請求項3に記載した発泡合成樹脂裏打ち天然石材であって、
    前記発泡合成樹脂を構成する合成樹脂は、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリスチレン樹脂(PS)、AS樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、メタクリル樹脂(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、及びポリカーボネート(PC)から選択される1種以上であることを特徴とする発泡合成樹脂裏打ち天然石材。
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