JP2017040135A - 内装仕上構造 - Google Patents

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村田 嘉平
Kahei Murata
嘉平 村田
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Toppan Printing Co Ltd
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【課題】化粧層付きマグネットシート材などの磁性体及び可撓性を有する装飾シートの使用の自由度を向上させる。【解決手段】内装仕上構造は、下地基材パネル3Aの上に厚さ25μm以上200μm以下の範囲の厚さの鉄箔3Baを設けた下地材3と、その下地材3に着脱可能に磁着した着磁性及び可撓性を有する装飾シート4と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、内装材の表面が、着磁性及び可撓性を有する装飾シートから構成される内装仕上構造に技術に関する。
化粧層を有するマグネットシート材が、室内壁面材などとして使用されることがある。例えば、特許文献1に記載のように、化粧層付きマグネットシート材は、鉄板などの強磁性体からなる棚や装飾品などに磁着されて表面を形成する。
特許文献1では、現場施工における、化粧層付きマグネットシート材の加工は容易になる。しかし、化粧層付きマグネットシート材を適用できる場所は、貼り付ける下地として、鉄板などの構造体から構成されている面に限定されて、使用の自由度が低い。
特許第5700847号公報
本発明は、上記のような点に着目したもので、化粧層付きマグネットシート材などの磁性体及び可撓性を有する装飾シートの使用の自由度を向上させること目的とする。
課題を解決するために、本発明の一態様は、下地基材パネルの上に厚さ25μm以上200μm以下の範囲の厚さの鉄箔を設けた下地材と、その下地材に着脱可能に磁着した着磁性及び可撓性を有する装飾シートと、を備える内装仕上構造である。
本発明の態様によれば、下地材が下地基材パネルの上に厚さ25μm以上200μm以下の範囲の厚さの鉄箔を設けた構成とすることで、通常の下地パネルと同等の施工で設けることが可能となる。この結果、本発明の態様によれば、着磁性及び可撓性を有する装飾シートの使用範囲が拡大する。
下地材の施工状態を示す概念図である。 装飾シートの取り付けを説明する概念図である。 鉄箔シートの構成を説明する断面図である。 装飾シートの構成を説明する断面図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、本発明を適用する内装部分が壁面の場合を例にして説明するが、ドア、枠材、キッチン扉、床材などを対象としても良い。
本実施形態の内装仕上構造は、例えば、図1に示すように、壁躯体1に受け材2を介して、下地材3が釘などで取り付けられ、その下地材3の上に、図2に示すように、装飾シート4が取り付けられて構成されている。
<下地材3>
下地材3は、図1に示すように、石膏ボードを下地基材パネル3Aとし、その表面に鉄箔シート3Bが貼り付けられて構成されている。下地基材パネル3Aは、合板などの木質系材料であっても良い。
鉄箔シート3Bは、図3に示すように、鉄箔3Baと、その片面に貼り付けられた表面保護層3Bbと、反対の面に貼り付けられた裏打ち層3Bcとから構成される。
表面保護層3Bbは、紙またはコート紙、壁紙、オレフィン系化粧シートなどの化粧シートから構成される。表側の表面保護層3Bbに化粧シートを使用した場合には、装飾シート4を貼り付けなくても使用可能となる。
裏打ち層3Bcには、紙または樹脂フィルムを用いる。
裏打ち層3Bcは省略することも可能だが、裏打ち層3Bcがある方が鉄箔シートを取り扱う際に箔の変形等のトラブルを減らすことができる。
また、下地基材パネルへ3Aへの接着加工に使用する接着剤の選択肢を増やすことができる。
鉄箔シート3Bの積層には、接着剤を用いるなどの公知の手段を利用することができる。
鉄箔3Baは、鉄箔本体とその表面形成された亜鉛鍍金とからなる。亜鉛鍍金はなくても構わない。
鉄箔3Baの厚さは25μm以上200μm以下とする。磁力と加工適性のバランスを考慮すると30μm以上80μm以下がより好ましい。
鉄箔3Baの厚さは、下地材3の丸鋸などでの加工のし易さから上限を200μmとし、装飾シート4の磁力による固定を考慮して下限を25μmとした。
<装飾シート4>
装飾シート4は、下地材3に着脱可能に磁着した着磁性及び可撓性を有するシートである。
装飾シート4は、図4に示すように、可撓性を有する磁性体シート4aと、その表面に積層した化粧シート4bとから構成される。
磁性体シート4aは、塩素化ポリエチレンなどの樹脂に、磁性材料である酸化鉄を混練して製膜したものである。
化粧シート4bは、適用する内装部位に適した公知の化粧シート4bを採用すればよい。
ここで、装飾シート4は、化粧シート4b内に磁性材料を混練して、化粧シート4bが磁性体シート4aを兼ねていても良い。
磁性材料としては上述の酸化鉄などの公知の磁性材料を採用すればよい。
<装飾シート4の施工>
次に、装飾シート4の施工例について説明する。
まず、図1に示すように、下地材3を突き付け施工で躯体に取り付ける。このとき、従来のように下地材3を現場にて加工して当該下地材3を取り付ける。
本実施形態では、下地材3が下地基材パネル3Aに鉄箔3Baをラッピングした構成となっているので、下地材3を丸鋸などで容易に切断することが可能となる。なお鉄板を施工する場合には、新たに板金業者による施工が必要となる。
このように、内装材とした場合、金属用のカッター等を用いないでも通常の木工のラインで加工することができる。ちなみに、鉄板だと切断などの加工時に火花が発生して木粉に引火する懸念がある。
また、鉄箔3Baでラッピングした石膏ボードは、ボード職人がビスや釘で従来同様に施工するため、新たな手間が発生しない。
上述のように鉄箔3Baラッピング石膏ボードを取り付けたら、その下地材3の上に、装飾シート4を磁力によって貼り付ける。
以上のような構成であれば、磁力を使って容易に内装の表面材(装飾シート4)を交換することができる。すなわち、模様替え、汚損時のメンテナンスが容易となる。
また、装飾シート4を磁力で貼り合わせるだけであるので、室内の壁全てに鉄箔ラッピング石膏ボードを利用した場合を想定すると、従来の石膏ボードに壁紙を貼る場合と比較して表面材の施工が飛躍的に簡単になり、大幅に時間や手間を省くことができると言う効果を有する。
3 下地材
3A 下地基材パネル
3B 鉄箔シート
3Ba 鉄箔
3Bb 表面保護層
3Bc 裏打ち層
4 装飾シート
4a 磁性体シート
4b 化粧シート

Claims (5)

  1. 下地基材パネルの上に厚さ25μm以上200μm以下の範囲の厚さの鉄箔を設けた下地材と、
    その下地材に着脱可能に磁着した着磁性及び可撓性を有する装飾シートと、
    を備える内装仕上構造。
  2. 下地基材パネルは、石膏若しくは木質系材料からなることを特徴とする請求項1に記載した内装仕上構造。
  3. 上記装飾シートは、可撓性を有する磁性体シートと、その磁性体シートの上に形成された化粧シートとからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した内装仕上構造。
  4. 上記装飾シートは、磁性材料が練り込まれている化粧シートからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した内装仕上構造。
  5. 上記下地材は、上記鉄箔の上に表面保護層を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載した内装仕上構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020082726A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 彩碁科技股▲ふん▼有限公司 上絵基板構造及びその作製方法

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