JP3173365U - 仕切り面構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃パーテイション材を再利用し、遮音性や断熱性に優れ、見栄えがよく安価に施工可能な仕切り面構造を提供する。
【解決手段】間仕切り10は、一対の金属板の間にスペーサ部材を挟んで成る廃パーテイション材12に、前記金属板の外表面を覆うように仕上げ板18が重ね貼りされた仕切り面構造を有する。前記スペーサ部材は、紙又はウレタン材である。仕上げ板18は、プラスタボード、コンポジットパネル、又は構造用合板である。仕上げ板18の外表面には、内装用のクロス18aが貼られている。
【選択図】図1

Description

この考案は、建屋内の壁、間仕切り、天井、床等の仕切り面構造に関する。
従来から、オフィスのフロアの間仕切り等として使用されるパーテイション材は、遮音性、断熱性等を高くするため、スチール等の金属板の間に石膏ボード、段ボール紙、ウレタン材等のスペーサ部材を挟んだ構造のものが多く使用されている。しかし、この種のパーテイション材は、フロアのレイアウト変更があると撤去され、廃棄されるのが一般的であった。
近年、資源の有効利用の観点から、使用済みの廃パーテイション材を中古品として販売し、積極的に再利用しようとする動きがみられる。
また、廃パーテイション材のリサイクルを促進するための検討も行われている。例えば、特許文献1に開示されたパーテイション用の複合ボードのように、石膏ボードに化粧鋼板等を接着して形成する際、接着剤を線状、点状、メッシュ状等の間欠状に塗布することによって、石膏ボードと化粧鋼板等の解体分別を容易にし、リサイクル性を向上させる複合ボードが提案されている。
特開2000−218724号公報
中古品として販売される廃パーテイション材は、長年の使用によって、又は撤去作業時の取り扱いによって、表面に汚れ、キズ、凹みなどの欠陥があることが少なくない。また、廃パーテイション材の色についても自由に選択することができない。従って、見栄えが重視される応接室の壁やオフィスの間仕切り等の用途には使用しにくいという問題がある。
また、特許文献1の複合ボードは、解体分別が比較的容易になるとはいえ、解体分別のために一定の費用が発生することは避けられない。
この考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、廃パーテイション材を再利用し、遮音性や断熱性に優れ、見栄えがよく安価に施工可能な仕切り面構造を提供することを目的とする。
この考案は、一対の金属板の間にスペーサ部材を挟んで成る廃パーテイション材に、前記金属板の外表面を覆うように仕上げ板が重ね貼りされている仕切り面構造である。
前記スペーサ部材は、紙又はウレタン材が好適である。前記仕上げ板は、プラスタボード又はコンポジットパネルが好適であり、強度が必要な箇所には構造用合板を用いることもできる。また、前記仕上げ板の外表面に、撥水若しくは防水コーティング処理、又は内装用クロス仕上げや床表面材等の化粧板が施されている。
この考案の仕切り面構造は、廃パーテイション材の優れた性能(遮音性、断熱性など)を生かしながら外表面の見栄えの問題を解決し、資源の有効利用を実現することができる。しかも、廃パーテイション材を解体分別する等の特別な作業が必要なく、新品のパーテイション材やその他の遮音断熱材等を使用するよりも安価に仕切り面(壁、間仕切り、天井、床面)を施工することができる。また、仕上げ板の材質を適宜選択し、かつ各種の表面処理を施すことによって、オフィスのフロア、応接室、工場の作業場、クリーンルームなど、様々な用途に対応した仕切り面を容易に実現することができる。
この考案の仕切り面構造の一実施形態を示す正面図である。 この実施形態のA−A断面図(a)、組み立て方法を説明する模式図(b)である。
以下、この考案の仕切り面構造の一実施形態について、図面に基づいて説明する。図1、図2に示す間仕切り10は、この実施形態の仕切り面構造を備えたオフィス用の間仕切りであり、使用済みの廃パーテイション12、新規に用意した一対のランナ14,16及び二枚の仕上げ板18で構成されている。
廃パーテイション材12は、略長方形の金属板である一対のスチール板の間に、波形に成形された段ボール又は繊維状のウレタン材等のスペーサ部材を挟み込んだ複合ボードであり、高さ寸法が、床20から天井22までの距離よりも僅かに短い。
ランナ14,16は、断面U字型に加工された一対の金属フレームであり、例えば、LGSと呼ばれる軽鉄材等が好適である。U字の両端の間隔は廃パーテイション12の厚みとほぼ等しく、廃パーテイション材12の上端部及び下端部に各々嵌合可能になっている。
仕上げ板18は、ここではプラスタボード又はコンポジットパネルが使用され、一方の表面に内装用のクロス18aが貼られている。高さ寸法は、床20から天井22までの距離とほぼ同じである。
間仕切り10は、廃パーテイション材12、一対のランナ14,16及び二枚の仕上げ板18を使用し、次の手順で施工される。
まず、図2(b)に示すように、ランナ14をU字の両端部を上向きにして床20に置き、その底部を床20にピン24で固定する。同様に、ランナ16をU字の両端部を下向きにしてランナ14と対向する天井22の位置に配置し、その底部を天井22にピン24で固定する。
次に、固定したランナ14,16に複数の廃パーテイション材12を一枚ずつ順番に取り付ける。取り付けは簡単で、廃パーテイション材12の上端部を天井22側のランナ16の内側に差し込んで嵌合させ、下端部を床20側のランナ14の内側に落として嵌合させる。必要に応じて支柱26を設けて補強してもよい。複数の廃パーテイション材12を隙間なく並べ、最後の一枚に余りが生じたときには、その余りの部分を切断し寸法の調整をする。
この後、廃パーテイション材12の両面に、クロス18aを外向きにした二枚の仕上げ板18を当て、適当な箇所にビス28を打ち込んで一体に重ね貼りする。その結果、仕上げ板18によって廃パーテイション材12及びランナ18,20の外表面が覆われ、キズや凹みなどの欠陥が目隠しされ、見栄えのよい間仕切り10が形成される。
以上説明した間仕切り10によれば、廃パーテイション材12の優れた性能(遮音性、断熱性など)をそのまま生かしながら、外表面に仕上げ板18を重ね貼りして見栄えの問題を解決し、資源の有効利用を実現することができる。特に、仕上げ板18であるコンポジットパネル等の外表面に貼り付けるクロス18aの色を適宜選択することによって、オフィス内の机や椅子などの色調に合わせることも容易である。また、廃パーテイション材12を解体分別する等の特別な作業が必要なく、新品のパーテイション材や断熱材、遮音材を使用するよりも安価に壁面を施工することができる。
なお、この考案の仕切り面構造は、上記実施形態の間仕切りに限定されるものではなく、例えば、部屋の壁や天井の面、床構造に適用ことも可能である。その場合、上記の間仕切り10と異なり、廃パーテイション材の片面だけを仕上げ板で覆うようにすればよい。また、廃パーテイション材の固定方法は、廃パーテイション材の大きさ、重量、必要な固定強度に鑑みて、図1、図2のランナを用いた方法以外の方法を選択することができる。例えば、廃パーテイション材は外表面が金属板なので、天井や壁の基板部分にビス止めして強く固定することも可能である。特定の廃パーテイション材を出入口のドアや引き違いとして可動式に取り付けてもよい。
また、仕上げ板の材質を適宜選択し、かつ各種の表面処理を施すことによって、オフィスのフロア、応接室、工場の作業場、クリーンルームなど、様々な用途に対応した壁面等の仕切り面構造を得ることができる。例えば、オフィスの間仕切りの場合、廃パーテイション材の表面が金属板なので、外表面に設ける仕上げ板を薄くしておけば、マグネット式の掲示板として利用できる。また、絵画等を飾るための壁掛けフックを設けたいとき、タッピングねじ式の壁掛けフックを金属板にしっかりと取り付けることができる。さらに、衛生面が重視される食品工場のクリーンルームを施工する場合、仕上げ板としてアルミニウムパネルを用い、表面に撥水又は防水コーティングの処理を行うとよい。また、床面に使用する際には、仕上げ版として構造用合板を用い、床表面材等の化粧板を表面に貼って仕上げる。
10 間仕切り
12 廃パーテイション材
14,16 ランナ
18 仕上げ板

Claims (4)

  1. 一対の金属板の間にスペーサ部材を挟んで成る廃パーテイション材に、前記金属板の外表面を覆うように仕上げ板が重ね貼りされていることを特徴とする仕切り面構造。
  2. 前記スペーサ部材は、紙又はウレタン材である請求項1記載の仕切り面構造。
  3. 前記仕上げ板は、プラスタボード、コンポジットパネル、又は構造用合板である請求項1又は2記載の仕切り面構造。
  4. 前記仕上げ板の外表面に、撥水若しくは防水コーティング処理、又は内装用クロス仕上げや化粧板が施されている請求項1乃至3のいずれか記載の仕切り面構造。
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