JP3231477U - パラソルスタンド - Google Patents

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徹哉 古田
徹哉 古田
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Abstract

【課題】鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができ、かつ、簡易な構成で低コストで製造することができるパラソルスタンドを提供する。【解決手段】パラソルスタンド5は、台部構成部12、20からなる台部10と、連結部30と、連結部30を台部10に固定するための締付け部40と、連結部30に固定される柄支持部50を有し、連結部30は、貫通穴32aが設けられた第1板状部32と、第1板状部32に対して屈曲した第2板状部34を有し、第2板状部34には、柄支持部50の軸部60に螺合するネジ穴34aが設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、パラソルスタンドに関するものであり、特に、パラソルの柄を傾斜させた状態でパラソルを取り付けることができるパラソルスタンドに関するものである。
従来におけるパラソルの柄を傾斜させた状態でパラソルを取り付けることができるものとしては、特許文献1に記載のパラソルの柄の角度調整装置や、特許文献2に記載のパラソルスタンドが存在する。
特許文献1に記載のパラソルの柄の角度調整装置においては、支柱1に第1保持体2の円弧部2aが取り付けられ、第2保持体3の円弧部3aにパラソル4の柄5が保持され、第1保持体2と第2保持体3に円弧部と直交する方向にネジ杆6が挿通されてナット7で締め付けられる。そして、第1保持体2の一方の腕部2bの外面に角形の凹部2fが形成されて他方の腕部2cの外側に凹凸2gが形成され、第2保持体3の一方の腕部3bの外側に凹凸3fが形成されて他方の腕部3cの外面は平面3gに形成されている。ネジ杆6は角形の頭部6aと軸部6bと螺子部6cで形成され、ナット7はナット部7aと腕部7bで形成されている。
また、特許文献2のパラソルスタンドにおいては、万力状のバイス部7と、傘軸4を支持する傘受部8とでスタンドが構成され、バイス部7のバイスフレーム10にボス17を突設し、その内部に球面座30が設けられている。傘受部8は連結軸23と球軸25とを有し、球軸25を球面座30で軸支することにより、傘受部8を全方位へ傾動できるようになっている
特開2007−195773号公報 特開2000−23721号公報
しかし、特許文献1の角度調整装置においては、水平面に対して直角な垂直面に沿った方向への角度は調整できるものの、パラソルの柄が傾斜した状態で、水平方向に回転させることができないという問題があった。
すなわち、魚釣り等でパラソルスタンドを使用する際には、日本のような緯度の地域においては、太陽は、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していくため、特許文献1の角度調整装置では、太陽の移動に対応してパラソルの向きを変えるには、支柱1を回転させなければならず、特許文献1の角度調整装置自体では対応することができない。
また、特許文献2のパラソルスタンドにおいては、球面座30と球軸25が設けられているので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、パラソルの向きを調整することは比較的容易にできるが、ボス17の内部に球面座30を設け、傘受部8に球軸25を設けた構成であるので、構造が複雑で製造にコストが掛かるという問題がある。
そこで、本考案は、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができ、かつ、簡易な構成で低コストで製造することができるパラソルスタンドを提供することを目的とするものである。
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、パラソルスタンドであって、台部(10)と、パラソルの柄を支持する柄支持部(50)と、台部と柄支持部を連結する連結部(30)と、連結部を台部に固定するための締付け部(40)とを有し、締付け部は、ネジ溝が周設された軸部(44)を有し、連結部は、軸部を挿通するための貫通穴(32a)が設けられた第1板状部(32)と、第1板状部から連設され、第1板状部に対して屈曲した第2板状部(34)を有し、第1板状部の上面と第2板状部の上面は鈍角をなし、台部には、台部の上面側から軸部を螺合するためのネジ穴(15a、17a)が、台部の上面に対して垂直方向に設けられ、連結部が台部に取り付けられた状態では、軸部は、台部の上面に第1板状部の下面が接した状態で、第1板状部の貫通穴に上方から挿通されているとともに、台部のネジ穴に螺合され、柄支持部は、第2板状部の上面に対して着脱自在となっていることを特徴とする。
第1の構成のパラソルスタンドにおいては、第1板状部の上面と第2板状部の上面が鈍角をなし、柄支持部が台部のネジ穴の軸線に対して傾斜するので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができる。また、パラソルスタンドは、連結部を用いてパラソルを傾斜させる構成であるので、低コストで製造することが可能となる。
また、第2には、パラソルスタンドであって、台部(10)と、パラソルの柄を支持する柄支持部(50)と、台部と柄支持部を連結する連結部(30)と、連結部を台部に固定するための締付け部(40)とを有し、台部には、台部の上面から上方に突出した軸部でネジ溝が周設された軸部が、台部の上面に対して垂直方向に設けられ、連結部は、軸部を挿通するための貫通穴(32a)が設けられた第1板状部(32)と、第1板状部から連設され、第1板状部に対して屈曲した第2板状部(34)を有し、第1板状部の上面と第2板状部の上面は鈍角をなし、締付け部には、軸部と螺合するためのネジ穴が設けられ、連結部が台部に取り付けられた状態では、軸部は、台部の上面に第1板状部の下面が接した状態で、第1板状部の貫通穴に下方から挿通されて第1板状部の上面から上方に突出しているとともに、締付け部が第1板状部の上側で軸部に螺合され、柄支持部は、第2板状部の上面に対して着脱自在となっていることを特徴とする。
第2の構成のパラソルスタンドにおいては、第1板状部の上面と第2板状部の上面が鈍角をなし、柄支持部が台部の軸部の軸線に対して傾斜するので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができる。また、パラソルスタンドは、連結部を用いてパラソルを傾斜させる構成であるので、低コストで製造することが可能となる。
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、柄支持部は、柄支持部を第2板状部に固定するための第2軸部で、下方に突出するとともにネジ溝が周設された第2軸部(60)を有し、連結部の第2板状部には、第2軸部が螺合する第2ネジ穴(34a)が設けられ、第2ネジ穴の軸線(J3)は、第2板状部の上面に対して略直角に形成され、連結部が台部に取り付けられた状態では、第2ネジ穴の軸線は、台部の上面に対する垂直方向に対して傾斜していることを特徴とする。
また、第4には、上記第3の構成において、柄支持部は、柄を挿入するための柄挿入部(52)を有し、柄挿入部に挿入された柄を柄挿入部に固定するための固定手段(56、57、70、80)が設けられ、上記第2軸部は、柄挿入部の下端から突出していることを特徴とする。
第4の構成のパラソルスタンドによれば、固定手段が設けられているので、パラソルの柄を柄挿入部に固定することができる。
なお、第5の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、上記第3の構成において、柄挿入部が、略筒状を呈する筒状ユニット(54)と、筒状ユニットの下方の端部を閉鎖する端部構成部(58)とを有し、固定手段が、筒状ユニットの外側から内側まで貫通する穴部でネジ溝が形成された穴部(55a、56a、55b、57a)と、該穴部に螺合する第3軸部(74、84)を有する第2締付け部(70、80)を有し、柄が柄挿入部に挿入されるとともに、第2軸部が該穴部に螺合された状態で、第2締付け部を締め付けることにより、柄が柄挿入部に固定されることを特徴とするものとしてもよい。
また、第6の構成として、以下の構成としてもよい。すなわち、上記第1、第3から第5までのいずれかの構成において、台部が、第1台部構成部(12)と第2台部構成部(20)を有し、第1台部構成部は、細長の第3板状部(13)と、第3板状部の上面に固定され、ネジ穴(15a、17a)が設けられた部材であるネジ穴形成部(15、17)を有し、第2台部構成部は、略細長長方形状の第4板状部(22)と、第4板状部の両側の長手辺から連設された脚部で、第1台部構成部の第3板状部が第4板状部に対して直交した状態で配置するための切欠部(25)が設けられた脚部(24、26)を有し、第4板状部の上面が、台部の上面として第1板状部の下面に接し、第4板状部には、第3板状部を第2台部構成部の一対の切欠部内に配置した状態で、ネジ穴形成部のネジ穴に対応する位置に第2貫通穴(22a)が設けられ、締付け部の軸部が第2台部構成部の第2貫通穴に挿通された状態でネジ穴形成部のネジ穴に螺合されていることを特徴とするものとしてもよい。
また、第7の構成において、以下の構成としてもよい。すなわち、上記第2から第5までのいずれかの構成において、台部が、第1台部構成部(12)と第2台部構成部(20)を有し、第1台部構成部は、細長の第3板状部(13)と、第3板状部の上面に固定され上方に突出した突出部で、ネジ溝が周設された第3軸部を有し、該第3軸部が第3板状部の上面に対して垂直方向に設けられた突出部を有し、第2台部構成部は、略細長長方形状の第4板状部(22)と、第4板状部の両側の長手辺から連設された脚部で、第1台部構成部の第3板状部が第4板状部に対して直交した状態で配置するための切欠部(25)が設けられた脚部(24、26)を有し、第4板状部の上面が、台部の上面として第1板状部の下面に接し、第4板状部には、第3板状部を第2台部構成部の一対の切欠部内に配置した状態で、第3軸部が挿通する第2貫通穴(22a)が設けられ、第3軸部が第2台部構成部の第2貫通穴に挿通して第4板状部よりも上方に突出した状態で、締付け部が、第1板状部の上側で第3軸部に螺合されていることを特徴とするものとしてもよい。
本考案に基づく請求項1のパラソルスタンドによれば、第1板状部の上面と第2板状部の上面が鈍角をなし、柄支持部が台部のネジ穴の軸線に対して傾斜するので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができる。また、パラソルスタンドは、連結部を用いてパラソルを傾斜させる構成であるので、低コストで製造することが可能となる。
また、請求項2のパラソルスタンドによれば、第1板状部の上面と第2板状部の上面が鈍角をなし、柄支持部が台部の軸部の軸線に対して傾斜するので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができる。また、パラソルスタンドは、連結部を用いてパラソルを傾斜させる構成であるので、低コストで製造することが可能となる。
パラソルスタンドの斜視図である。 パラソルスタンドの分解斜視図である。 連結部を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(a)のA−A断面図である。
本考案においては、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができ、かつ、簡易な構成で低コストで製造することができるパラソルスタンドを提供するという目的を以下のようにして実現した。
本考案に基づくパラソルスタンド5は、図1〜図3に示すように構成され、パラソルスタンド5は、台部10と、台部10の上面に回転可能に設けられる連結部30と、連結部30を台部10に取り付けるための締付け部40と、連結部30に固定されるとともに、パラソルの柄を支持するための柄支持部50を有している。パラソルスタンド5は、主として魚釣り用のパラソルを支持するためのパラソルスタンドである。
ここで、台部10は、台部構成部12と、台部構成部20とを有し、台部構成部12と台部構成部20は互いに直角に直交した状態で設けられる。
台部構成部(第1台部構成部)12は、細長の略板状を呈し、細長長方形状の板状を呈する板状部(第3板状部)13と、板状部13の長手方向の略中央の一方の面に固定された溶接ナット15と、板状部13の長手方向の一方の端部側の該一方の面に固定された溶接ナット17とを有している。
板状部13の他方の端部側(つまり、溶接ナット17が設けられている側と反対側の端部側)には、円形の貫通穴(つまり、板状部13の一方の面から他方の面に向けて貫通した穴)14が設けられ、この貫通穴14は、台部構成部12を設置面に固定する際にネジや釘を挿通するのに用いられる。
溶接ナット(ネジ穴形成部)15は、略直方体を呈し、ネジ穴15aが上側から下側に向けて(つまり、鉛直方向に)貫通して設けられている。ネジ穴15aには、締付け部40の軸部44が螺合される。なお、板状部13におけるネジ穴15aの下側には、貫通穴が設けられ、締付け部40の軸部44が長い場合でも、板状部13が邪魔にならないようになっている。溶接ナット15は、板状部13に溶接により固定されている。
溶接ナット(ネジ穴形成部)17は、溶接ナット17と同様の構成であり、ネジ穴17aが上側から下側に向けて貫通して設けられている。ネジ穴17aには、締付け部40の軸部44が螺合される。なお、板状部13におけるネジ穴17aの下側には、貫通穴が設けられている。
板状部13の一方の端部側には、溶接ナット17に隣接して、円形の貫通穴(つまり、板状部13の一方の面から他方の面に向けて貫通した穴)19が設けられ、この貫通穴19は、台部構成部12を設置面に固定する際にネジや釘を挿通するのに用いられる。
次に、台部構成部(第2台部構成部)20は、断面略逆U字状の細長の板状を呈し、略細長長方形状の板状部22と、板状部22の一方の長辺から連設された脚部24と、板状部22の他方の長辺から連設された脚部26とを有している。
板状部(第4板状部)22は、板状を呈し、長手方向の直線に沿って、上側から下側に貫通する貫通穴22a、22b、22cが間隔を介して設けられている。すなわち、貫通穴(第2貫通穴)22aは、板状部22の長手方向の略中央に設けられ、略円形を呈している。貫通穴22bは、板状部22の一方の端部側に設けられ、貫通穴22cは、板状部22の他方の端部側に設けられ、貫通穴22b、22cは、いずれも板状部22の長手方向に伸びた長穴状を呈している。
板状部22の上面22−1は、台部10の上面に当たり、平面状に形成され、板状部13の上面における貫通穴22aの周囲の領域が、連結部30を台部10に取り付けた際に、連結部30の第1板状部32の下面が接する領域となる。
なお、台部10を組み立てた状態(つまり、台部構成部20と台部構成部12に対して直角として、脚部24、26の切欠部25等内に台部構成部12を配置するとともに、ネジ穴15a又はネジ穴17aの上側に貫通穴22aを配置した状態)では、ネジ穴15aの軸線J1やネジ穴17aの軸線は、上面22−1に対して垂直方向となる。つまり、上面22−1に対する垂直方向にネジ穴15a、17aが形成されている。以上のようにして、台部10には、台部10の上面(つまり、上面22−1)から軸部44を螺合するためのネジ穴15a、17aが上面22−1に対して垂直方向に形成されている。
また、脚部24は、板状部22の長辺から下方に向けて湾曲する湾曲部24aと、湾曲部24aから連設され、板状部22の方向に対して直角方向の細長板状をなす板状部24bを有している。
脚部24(具体的には、板状部24b)には、板状部13を配置するための略細長長方形状の切欠部25が設けられている。この切欠部25は、板状部24bの長手方向の略中央に設けられ、切欠部25の長手方向の長さL25と上下方向の長さM25は、台部構成部20に対して直交した板状部13を配置できる長さに形成され、長さL25は、板状部13の短手方向の長さL13以上の長さを有し、長さM25は、板状部13の厚みM13以上の長さを有している。
また、脚部26は、板状部22の長辺から下方に向けて湾曲する湾曲部26aと、湾曲部26aから連設され、板状部22の方向に対して直角方向の細長板状をなす板状部26bを有している。
脚部26(具体的には、板状部26b)には、板状部13を配置するための略細長長方形状の切欠部(図示せず)が設けられている。この切欠部は、板状部26bの長手方向の略中央に設けられ、切欠部25と同様に構成され、該切欠部の長手方向の長さと上下方向の長さは、板状部13を配置できる長さに形成されている。
次に、連結部30は、板状部材を直線を介して鈍角に屈曲した形状を有し、第1板状部32と、第1板状部32に対して屈曲した第2板状部34とを有している。つまり、連結部30は、への字形状の板状を呈している。
すなわち、第1板状部32は、方形状に半円形状を合わせた形状の板状を呈し(つまり、互いに平行な2つの直線からなる辺部と、2つの辺部に対して直角の辺部と、2つの辺部から連設された半円状の辺部を有した板状を呈している)、第1板状部32の上側と下側の両側の面は平面状を呈し、互いに平行(略平行としてもよい)となっている。
第1板状部32には、円形の貫通穴32aが設けられている。貫通穴32aは、第1板状部32の幅方向の略中央となる位置に設けられている。この貫通穴32aには、締付け部40の軸部44が挿通される。
また、第2板状部34は、第1板状部32の辺部(直線状の辺部)33から連設され、第1板状部32の場合と同様に、方形状に半円形状を合わせた形状の板状を呈し(つまり、互いに平行な2つの直線からなる辺部と、2つの辺部に対して直角の辺部と、2つの辺部から連設された半円状の辺部を有した板状を呈している)、第2板状部34の上側と下側の両側の面は平面状を呈し、互いに平行(略平行としてもよい)となっている。
第2板状部34には、一方の面から他方に面に向けて貫通したネジ穴(第2ネジ穴)34aが設けられている。ネジ穴34aは、第2板状部34の幅方向(互いに平行な2つの辺部に直角な方向)の略中央となる位置に設けられている。このネジ穴34aには、柄支持部50の軸部60が螺合される。
この第2板状部34は、第1板状部32に対して屈曲しており、具体的には、第1板状部32の上面と第2板状部34の上面がなす角度αは、鈍角(約170度)となっている。
なお、貫通穴32aの軸線J2は、第1板状部32の上面に対して垂直方向であり、ネジ穴34aの軸線J3は、第2板状部34の上面に対して垂直方向であり、2つの軸線がなす角度は、180−α度となる。
連結部30を製造する際には、平板状の部材(貫通穴32aとネジ穴34aが設けられた部材)を折曲げ加工して製造する。
また、締付け部40は、把手部(ノブ)42と、把手部42から連設された軸部44とを有し、軸部44には、ネジ溝が周設されている。この締付け部40は、ノブボルトにより構成されている。締付け部40の軸部44を連結部30の貫通穴32aに挿通した状態で、ネジ穴15aに螺合することにより、連結部30が台部構成部20の上面に固定される。
また、柄支持部50は、本体部52と、本体部52の下端に固定され、柄支持部50を第2板状部34に取り付けるための軸部60と、締付け部70、80を有している。
ここで、本体部(柄挿入部)52は、パラソルの柄を挿入して保持するための部材であり、筒状ユニット54と、端板部58とを有し、筒状ユニット54は、筒状部55と、筒状部55の外周面に固定されたナット56、57を有している。
筒状部55は、円筒形状を呈し、内側の略円柱形状の空間はパラソルの柄を挿入可能な大きさに形成されている。また、筒状部55の周面のナット56、57の位置には、ナット56、57のネジ穴に対応した位置に貫通穴55a、55bが形成されている。
ナット56には、ネジ穴56aが設けられ、ナット57には、ネジ穴57aが設けられている。締付け部70、80とナット56、57は、本体部52に挿入された柄を本体部52に固定するための固定手段として機能する。
また、端板部(端部構成部)58は、筒状部55の下端の開口を閉鎖するように、筒状部55の下端に固定され、端板部58の下面(外側の面)は平面状となっている。端板部58は板状(略板状としてもよい)を呈し、筒状部55の軸線(中心線)に対して直角をなしている。
また、軸部(第2軸部)60は、端板部58に固定して設けられ、端板部58から下方に突出している。つまり、軸部60は、本体部52の下端から突出している。軸部60の軸線J3は、端板部58に対して直角であり、筒状部55の軸線と一致している。これにより、軸部60を第2板状部34のネジ穴34aに螺合した状態では、筒状部55の軸線は、第2板状部34の上面に対して垂直となり、柄支持部50に支持される柄も第2板状部34の上面に対して垂直となる。
また、締付け部(第2締付け部)70、80は、締付け部40と同様の構成である。つまり、締付け部70は、把手部72と軸部(第3軸部)74を有し、締付け部80は、把手部82と軸部(第3軸部)84を有し、軸部74、84には、ネジ溝が周設されている。
軸部74は、ナット56のネジ穴56aに螺合し、筒状部55の貫通穴55aに挿通され、軸部84は、ナット57のネジ穴57aに螺合し、筒状部55の貫通穴55bに挿通される。パラソルの柄が筒状部55に挿入された状態で、締付け部70、80を筒状ユニット54に取り付けて、軸部74、84の先端が柄に接するまで締め付けることにより、柄が柄支持部50に固定される。
ここで、ネジ穴56a及び貫通穴55aとで、筒状ユニット54の外側から内側まで貫通する穴部でネジ溝が形成された穴部が構成され、同様に、ネジ穴57a及び貫通穴55bとで、筒状ユニット54の外側から内側まで貫通する穴部でネジ溝が形成された穴部が構成される。
なお、台部構成部12、20と、連結部30と、柄支持部50は、金属製であり、具体的には、ステンレス製である。
上記構成のパラソルスタンド5の使用方法について説明する。上記構成のパラソルスタンド5を組み立てるには、台部構成部12の板状部13を台部構成部20の切欠部25等内に配置して、台部構成部20が台部構成部12の長手方向の略中央の位置で直交した状態とし、連結部30の第1板状部32の下面(つまり、第2板状部34が第1板状部32に対して斜め上向きとなる状態における第1板状部32の下側の面)が台部構成部20の板状部22の上面22−1に接するとともに、貫通穴32aの位置と貫通穴22aの位置を合わせた状態で、締付け部40の軸部44を貫通穴32aに挿通して、ネジ穴15aに螺合して締め付ける。このようにして、連結部30が台部10に取り付けられる。その後、柄支持部50の軸部60を第2板状部34のネジ穴34aに螺合して柄支持部50を第2板状部34に固定する。
なお、軸部44をネジ穴15aに螺合するとしたが、ネジ穴17aに螺合させてもよい。すなわち、台部構成部20が台部構成部12の長手方向の溶接ナット17側の端部位置で直交した状態とし、貫通穴32aの位置と貫通穴22aの位置を合わせた状態で、締付け部40の軸部44を貫通穴32aに挿通して、ネジ穴17aに螺合する。
パラソルスタンド5を設置面に固定するには、台部10における貫通穴14、17、22b、22cの少なくとも2つにネジや釘を挿通するとともに、該ネジや釘により設置面に固定する。
次に、パラソルを挿着する場合には、パラソルの柄を筒状部55に挿入した後に、締付け部70、80により締め付けて、パラソルを柄支持部50に固定する。
パラソルにより形成された日陰内で魚釣り等を行っている状態で、太陽が移動することにより、日陰が移動した場合には、連結部30を台部10(具体的には、台部構成部20)に対して回転させることにより、パラソルの向きを移動させることができる。連結部30を回転させるには、柄支持部50が連結部30に固定されているので、柄支持部50をつかんで連結部30を軸部44を中心に回転させればよく、連結部30が台部構成部20に強固に固定されている場合には、締付け部40の締付けを緩めた後に、連結部30を回転させ、その後、締付け部40を締め付けるようにしてもよい。
パラソルスタンド5は、上記のように構成され、第1板状部32の上面と第2板状部34の上面が鈍角をなし、軸線J3が軸線J1(つまり、台部10の上面に対する垂直方向)に対して傾斜している(つまり、柄支持部50が軸線J1に対して傾斜している)ので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができる。
また、本実施例のパラソルスタンド5は、連結部30を用いてパラソルを傾斜させる構成であり、連結部30をはじめ台部10や柄支持部50等複雑な構造を有するものは用いられないので、低コストで製造することが可能となる。
なお、第1板状部32の上面と第2板状部34の上面がなす角度αは、約170度としたが、これには限られず、例えば、150度〜175度の角度であってもよく、少なくとも鈍角であればよい。
また、上記の説明においては、台部10は、上記のように2つの台部構成部12、20により構成されるとしたが、上記の構成でなくてもよく、台部の上面に、台部の上面側から軸部44を螺合するためのネジ穴が台部の上面に対して垂直方向に設けられた構成であればよい。つまり、上面に第1板状部32の下面が接するための平面が設けられた台部であって、該平面に軸部44を螺合するためのネジ穴が設けられた構成であればよい。
また、上記の説明では、台部10にネジ穴15a、17aが設けられ、締付け部40に軸部44が設けられているとしたが、ネジ穴と軸部の関係を逆にしてもよい。すなわち、台部に、台部の上面から上方に突出した軸部でネジ溝が周設された軸部が、台部の上面に対して垂直方向に設けられ(例えば、溶接ナット15、17の代わりに、軸部を有するボルトをボルトの軸部の先端を上向きとして立設した状態で設ける)、締付け部には、ナットのように該軸部と螺合するネジ穴が設けられ、連結部が台部に取り付けられた状態では、軸部は、台部の上面に第1板状部32の下面が接した状態で、第1板状部32の貫通穴に下方から挿通されて第1板状部32の上面から上方に突出しているとともに、締付け部が第1板状部32の上側で軸部に螺合されて第1板状部32の上面に接している構成としてもよい。
このように、ネジ穴と軸部の関係を逆にした場合でも、第1板状部32の上面と第2板状部34の上面が鈍角をなし、柄支持部50(具体的には、ネジ穴34aの軸線J3)が台部の軸部の軸線(具体的には、軸線J1)に対して傾斜するので、鉛直方向に対して傾斜した軸を中心に移動していく太陽に対応して、容易にパラソルの向きを調整することができる。また、連結部30を用いてパラソルを傾斜させる構成であるので、低コストで製造することが可能となる。
5 パラソルスタンド
10 台部
12 台部構成部
13 板状部
14 貫通穴
15 溶接ナット
15a ネジ穴
17 溶接ナット
17a ネジ穴
19 貫通穴
20 台部構成部
22 板状部
22−1 上面
24 脚部
24a 湾曲部
24b 板状部
25 切欠部
26 脚部
26a 湾曲部
26b 板状部
22a 貫通穴
22b 貫通穴
22c 貫通穴
30 連結部
32 第1板状部
32a 貫通穴
34 第2板状部
34a ネジ穴
40 締付け部
42 把手部
44 軸部
50 柄支持部
52 本体部
54 筒状ユニット
55 筒状部
55a 貫通穴
55b 貫通穴
56 ナット
56a ネジ穴
57 ナット
57a ネジ穴
58 端板部
60 軸部
70 締付け部
72 把手部
74 軸部
80 締付け部
82 把手部
84 軸部
J1 軸線
J2 軸線
J3 軸線

Claims (4)

  1. パラソルスタンドであって、
    台部(10)と、パラソルの柄を支持する柄支持部(50)と、台部と柄支持部を連結する連結部(30)と、連結部を台部に固定するための締付け部(40)とを有し、
    締付け部は、ネジ溝が周設された軸部(44)を有し、
    連結部は、軸部を挿通するための貫通穴(32a)が設けられた第1板状部(32)と、第1板状部から連設され、第1板状部に対して屈曲した第2板状部(34)を有し、第1板状部の上面と第2板状部の上面は鈍角をなし、
    台部には、台部の上面側から軸部を螺合するためのネジ穴(15a、17a)が、台部の上面に対して垂直方向に設けられ、
    連結部が台部に取り付けられた状態では、軸部は、台部の上面に第1板状部の下面が接した状態で、第1板状部の貫通穴に上方から挿通されているとともに、台部のネジ穴に螺合され、
    柄支持部は、第2板状部の上面に対して着脱自在となっていることを特徴とするパラソルスタンド。
  2. パラソルスタンドであって、
    台部(10)と、パラソルの柄を支持する柄支持部(50)と、台部と柄支持部を連結する連結部(30)と、連結部を台部に固定するための締付け部(40)とを有し、
    台部には、台部の上面から上方に突出した軸部でネジ溝が周設された軸部が、台部の上面に対して垂直方向に設けられ、
    連結部は、軸部を挿通するための貫通穴(32a)が設けられた第1板状部(32)と、第1板状部から連設され、第1板状部に対して屈曲した第2板状部(34)を有し、第1板状部の上面と第2板状部の上面は鈍角をなし、
    締付け部には、軸部と螺合するためのネジ穴が設けられ、
    連結部が台部に取り付けられた状態では、軸部は、台部の上面に第1板状部の下面が接した状態で、第1板状部の貫通穴に下方から挿通されて第1板状部の上面から上方に突出しているとともに、締付け部が第1板状部の上側で軸部に螺合され、
    柄支持部は、第2板状部の上面に対して着脱自在となっていることを特徴とするパラソルスタンド。
  3. 柄支持部は、柄支持部を第2板状部に固定するための第2軸部で、下方に突出するとともにネジ溝が周設された第2軸部(60)を有し、連結部の第2板状部には、第2軸部が螺合する第2ネジ穴(34a)が設けられ、第2ネジ穴の軸線(J3)は、第2板状部の上面に対して略直角に形成され、連結部が台部に取り付けられた状態では、第2ネジ穴の軸線は、台部の上面に対する垂直方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のパラソルスタンド。
  4. 柄支持部は、柄を挿入するための柄挿入部(52)を有し、柄挿入部に挿入された柄を柄挿入部に固定するための固定手段(56、57、70、80)が設けられ、上記第2軸部は、柄挿入部の下端から突出していることを特徴とする請求項3に記載のパラソルスタンド。
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