JPH042530Y2 - - Google Patents

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JPH042530Y2
JPH042530Y2 JP10462185U JP10462185U JPH042530Y2 JP H042530 Y2 JPH042530 Y2 JP H042530Y2 JP 10462185 U JP10462185 U JP 10462185U JP 10462185 U JP10462185 U JP 10462185U JP H042530 Y2 JPH042530 Y2 JP H042530Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテレビカメラの台本保持器の改良に関
し、特に、スタジオ用テレビカメラ等の台本保持
器に適用して最適なものである。
〔考案の概要〕
本考案はテレビカメラの台本保持器において、
自在アームの基部をカメラ本体に固着し、またこ
の自在アームの先端に台本板を角度変更可能に取
付け、しかもこの自在アームは、基部に対して先
端を上下、左右、前後に位置変更可能に構成する
ことにより、台本をカメラマンの使用し易い位置
に自在に移動しかつ固定できるようにして、カメ
ラマンのカメラ操作を容易ならしめたものであ
る。
〔従来の技術〕
テレビカメラと共に使用するたとえば台本は、
通常、見開きの両面に印刷がありかつ横開きされ
るものが我国の放送局などでは使用されている。
また片面印刷のもの、さらには縦開きのものなど
が外国で使用されている。
このように台本、カメラワーク記入用のシヨツ
トカードあるいはキユーシート等(以下単に「台
本」と略す)は、各国、各放送局によつて形式、
形状、寸法などが様々に相違するため、上記台本
の載置用台本板も、それぞれに最適様式のものが
各所で適宜使用されている。
たとえば上記両面見開き形式の台本1の場合に
は、第6図に示すように、三脚2から突設のパン
棒3に台本板4を取付けて使用するものがある。
また前記片面印刷形式の台本5の場合には、同
図に示すごとく台本板4を三脚2から突設のアー
ム8に取付け、台本5はこの台本板4に設けた穴
に環状金具9にて取付けるようにしたもの、ある
いはカメラ本体10に紙挟み11を取付け、台本
5はこの紙挟みにて保持するようにしたものがあ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記両面見開き形式の台本1の場
合には、パン棒3にズーム・フオーカスのコント
ロールユニツトなどを取付けると、台本板4の取
付けがほとんど不可能となる。
また上記片面印刷形式の台本5の場合には、台
本5がビユーフアインダ12の下方に固定され
て、位置および角度の調整がほとんど不可能であ
る。特にアーム8を使用する場合は、三脚2への
アーム8の取付け方法を考えねばならず、また紙
挟み11を使用する場合は、台本5が紙挟み11
から抜け落ちないように台本5の重さに制約を生
じる。あるいはカメラ本体10に取付けた操作ボ
タンの操作に支障を与えないように、台本5の大
きさに制約が生じる。
本考案は上述の点に鑑み、台本の位置や角度が
カメラ本体に対して自在に調整できるテレビカメ
ラの台本保持器を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、自在アームの基部をカメラ本体に固
着し、この自在アームの先端にヒンジを介して台
本板を角度変更可能に取付け、この自在アームは
基部に対して先端を上下、左右、前後に位置変更
可能であるようにテレビカメラの台本保持器を構
成した。
〔作用〕
したがつて台本板は、自在アームの作用によつ
て、カメラ本体に対し所望の位置に位置決めが可
能であり、また上記台本板はヒンジの作用によつ
て、カメラ本体に対し所望の角度に角度調整が可
能である。
それ故この台本板上に載置された台本は、カメ
ラマンにとり常に使用容易な位置を占めることに
なり、カメラマンのカメラ操作は著しく改善され
る。
〔実施例〕
以下本考案をスタジオ用テレビカメラ等の台本
保持器に適用した1実施例につき第1図〜第5C
図を参照しながら説明する。
第1図および第2図に示す台本保持器は、自在
アーム15、ヒンジ16および台本板17などか
ら成り、自在アーム15の基部18がカメラ本体
10に固定されている。
上記基部18のカメラ本体10への取付け固定
は、菊目状の凹凸を持つ第2図および第3図のご
とき1対の係止具のうち一方の係止具19aをカ
メラ本体10の側壁に、また他方の係止具19b
を自在アーム15の基部18に取付けて行なう。
すなわち上記カメラ本体10の側壁に対して平
行な基部18の短冊状部分18aを、たとえば鉛
直方向に対し所望量だけ傾けて、係止具19aお
よび19bを互いに係合させる。次に係止具19
b中央の透孔に、回転のみが自在なごとく保持さ
れたボルト23を、係止具19aの中央のねじ孔
24に螺入させかつ緊締して、基部18をカメラ
本体10に固定する。なお上記の緊締は、ボルト
15の頭部に大径ノブ22を設けたために、容易
かつ確実に行なうことができる。
この基部18には上下の舌片25a,25bか
ら成りかつボルト23の軸線方向に延びるアーム
25が設けられ、2つの舌片25a,25bに挟
持された平板状の第1の接手26は、舌片25
a,25bおよびこの接手26を貫くノブ22付
きのボルト27を中心に、矢印a方向に揺動自在
である。なおボルト27のねじ部は、下の舌片2
5bに設けた接手孔のねじ部とのみ螺合している
から、ノブ22を廻してボルトを緊締すれば、第
1の接手26は上下の舌片25a,25bに強く
押着され、所望の揺動角位置にて固定される。
上記第1の接手26の端部にはパイプ29が嵌
着固定され、このパイプ29に第2の接手30が
嵌合している。なおこの第2の接手30は、パイ
プ29が遊嵌する接手孔28、この接手孔28に
割りを入れるように配されたスリツト31、この
スリツト31によつて第2の接手30に形成され
る1対の板状部分32およびこれらの板状部分3
2内に設けられかつスリツト31の面に垂直な透
孔などから成り、この透孔にはノブ22付きのボ
ルト34が螺入されている。
かくして上記ボルト34が緊締されない時は、
第2の接手30はパイプ29上で矢印b方向に摺
動自在であると共に、パイプ29を中心に矢印c
方向に回動自在である。またボルト34が緊締さ
れると、ノブ22から遠い側の板状部分32(第
4図で下側の板状態部分)にのみねじが切られて
いるためにスリツト31の幅が狭まり、その結果
第2の接手30はパイプ29に固定される。
ところでこの第2の接手30には柱36の一端
が取付け固定され、またこの柱36の他端には前
記ヒンジ16が取付けられている。なおヒンジ1
6は、ほぼ直角に折曲された曲り梁38と、この
曲り梁38の両端にそれぞれ設けられかつ矢印
d,e方向にそれぞれ回転できるほぼ同一構造の
第3,第4の接手40,43とから成る。
そこで上記接手40,43のうち、柱36と曲
り梁38間に挿入された第3の接手40について
第4図を参照しながら述べると、曲り梁38の端
部には、図示のごとくフランジ44や、小径のね
じ部45が設けられている。そして曲り梁38の
上記端部は、柱36の上記他端に設けた接手孔4
6に嵌入されて、ねじ部45に螺入した丸板ナツ
ト47とフランジ44間で柱36に回動自在に保
持されている。
この場合丸板ナツト47は、曲が梁38の段付
部50に当接の後、袋ナツト51によつて締付け
るから、フランジ44と丸板ナツト47との間の
間隔は一定となる。しかも丸板ナツト47は、袋
ナツト51のロツク効果のために弛緩するおそれ
がない。
ところで柱36と曲り梁38間に所望の相対角
度位を与えた際、この角度位を不変に維持できる
ように、フランジ44および丸板ナツト47と柱
36との間には第4図に示すごとくナイロンワツ
シヤ52などを介在させて必要な摩擦力が摩擦面
に得られるようにしている。
すなわち図示のように、フランジ44と柱36
との間に1枚のナイロンワツシヤ52を、また柱
36と丸板ナツト47との間には、波ワツシヤ5
3を介在させた1対のナイロンワツシヤ52を配
して、柱36が必ずナイロンワツシヤ52を介し
てフランジ44、あるいは丸板ナツト47と接す
るようにしている。なお波ワツシヤ53は、柱3
6とフランジ44間および、柱36と丸板ナツト
47間に所要の摩擦力を発生させるため、必要な
押圧力を前記摩擦面に与えるものである。
次に台本板17側の第4の接手43は、記述の
ように上記第3の接手40とほぼ同一構造である
が、この第4の接手43では、柱36の代わりに
台本板17の支持具54が、その中央部分の接手
孔46を介して回動自在に取付けられている。
上記支持具54は帯状を折曲げ、断面を矩形状
の開断面に形成したもので、台本板17はほぼそ
の中心位置を、この支持具54の両端部にねじを
用いて固定されている。なお上記両端部は、支持
具54の前記中央部分に平行である。
ところで台本57が台本板17上に載置される
と、この台本57は自在アーム15とヒンジ16
の作用によつて、カメラ本体10に対し所望の位
置および角度に保持させることができる。
すなわち台本板17は、第5A図に示すごとく
カメラ本体10の側方位置に、また第5B図に示
す如くカメラ本体10の後方位置に、あるいは第
5C図に示すごとくカメラ本体10の下方位置に
所望の傾角を与えて保持することができる。
特に第4の接手43は、台本板17のそれぞれ
の所望位置で、この台本板17の矢印e方向への
回転を第4図に示すごとく可能にするから、台本
板17をたとえば90°回転して縦、横を入れ替え
たり、あるいはさらに台本17上の台本57の取
付位置を変更するなどすれば、たとえ台本57の
形式、形状、寸法などが種々に異なつても、台本
保持器の使用に常に支障を生じるおそれが全くな
い。
以上本考案を1実施例につき説明したが、上記
実施例は本考案を限定するものでは決してなく、
本考案の技術的思想に基いて種々の変更が可能で
ある。たとえば自在アーム15の代わりに、多関
節の可撓継手、あるいは蔓巻き状部材で構成され
た可撓継手を使用することができる。
またヒンジ16は、その回動部材に所定の摩擦
を与えるようにすれば、自在軸継手に類似する構
造のヒンジを採用することができる。さらに係止
具19aは、実施例とは異なつてカメラ本体10
の側壁だけではなく、後壁などにも取付けるよう
にすれば、台本57のカメラ本体10に対する保
持位置の選択は、実施例の場合よりも著しく拡大
する。
また上述の実施例では、この考案をスタジオ用
テレビカメラ等の台本保持器に適用した場合を述
べたが、この考案は屋外、スタジオ用に限らず、
また広く各種テレビカメラに適用が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のような構成であるから、カメラ
マンはテレビカメラと共に使用する台本を、常に
使用と易い位置および角度にセツトすることがで
きる。したがつてカメラ操作が極めて容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5C図は、この考案をスタジオ用テ
レビカメラ等の台本保持器に適用した実施例を示
すもので、第1図は同上台本保持器を備えたテレ
ビカメラの斜視図、第2図は同上台本保持器の斜
視図、第3図は同上台本保持器の側面図、第4図
は第3図における−線断面図、第5A図〜第
5C図は同上台本保持器の使用諸態様を示した斜
視図である。なお第6図は従来のテレビカメラに
おける台本保持器の諸態様を示した斜視図であ
る。 なお図面に用いた符号において、10……カメ
ラ本体、15……自在アーム、16……ヒンジ、
17……台本板、18……基部、57……台本、
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自在アームの基部をカメラ本体に固着し、この
    自在アームの先端にヒンジを介して台本板を角度
    変更可能に取付け、この自在アームは基部に対し
    て先端を上下、左右、前後に位置変更可能に構成
    してあるテレビカメラの台本保持器。
JP10462185U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH042530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10462185U JPH042530Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10462185U JPH042530Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

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Publication Number Publication Date
JPS6213073U JPS6213073U (ja) 1987-01-26
JPH042530Y2 true JPH042530Y2 (ja) 1992-01-28

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