JP3231390B2 - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

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JP3231390B2 JP10303292A JP10303292A JP3231390B2 JP 3231390 B2 JP3231390 B2 JP 3231390B2 JP 10303292 A JP10303292 A JP 10303292A JP 10303292 A JP10303292 A JP 10303292A JP 3231390 B2 JP3231390 B2 JP 3231390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、挿入部先端に超音波探
触子を備えたメカニカル走査式の超音波内視鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、挿入部の先端に超音波探触子を回
転自在に設け、手元操作部から延在するフレキシブルシ
ャフト等を介して駆動部等により上記超音波探触子を回
動しながらメカニカルスキャンする超音波内視鏡が使用
されている。
【0003】このような超音波内視鏡では、例えば図8
に示すような、超音波プローブ1が内蔵されており、こ
の超音波プローブ1のフレキシブルシャフト2の先端側
には軸受け3を介して超音波探触子4が接続され、上記
フレキシブルシャフト2の後端側(手元操作部側)には
硬質シャフト5が接続されてモータ等の駆動軸と連結さ
れるようになっている。そして、図9に示すように、超
音波内視鏡の先端に上記超音波探触子4を包含する先端
キャップ6が設けられ、この超音波探触子4が上記先端
キャップ6内で回転自在に支持されている。また、上記
先端キャップ6内には、上記超音波探触子4から発せら
れた超音波が効率良く伝わるように超音波伝達媒体が封
入されている。
【0004】ところで、上記超音波内視鏡を弯曲させる
と、図9に示すように、超音波プローブ1のフレキシブ
ルシャフト2は内視鏡弯曲部内の最短距離を通ろうとす
るため、上記フレキシブルシャフト2に対して圧縮力や
摩擦力等が作用し、このフレキシブルシャフト2の回転
に抵抗が発生して、回転方向と逆方向にねじれが発生す
る。
【0005】このため、実開昭61−106208号公
報および実開昭62−142307号公報において、超
音波プローブが弯曲しても超音波探触子にスムーズに回
転力を伝達するため駆動部と超音波探触子との間に回転
力を伝達しながらフレキシブルシャフトをスラスト方向
へ移動可能とするスプライン等のスライド機構を設けた
技術が示され、また、特開昭61−168337号公報
では、超音波内視鏡を弯曲させるためのアングル操作量
を検出して回転ずれを補正するように、手元側にあるエ
ンコーダの原点信号を補正する技術が示されている。
【0006】さらに、このような超音波内視鏡として、
図10に示すように、超音波プローブ1の硬質シャフト
5をスライド軸13に固定するとともに、モータやエン
コーダ(図示せず)に接続された駆動軸11に、上記ス
ライド軸13の軸方向に形成したガイド溝14に突出さ
せてピン12を設け、上記スライド軸13が、上記ピン
12により上記駆動軸11から駆動力を伝達されるとと
もに、上記ガイド溝14にガイドされて軸方向に移動可
能とするスライド機構を設けたものが知られている。
【0007】上述のような技術を適用することにより、
超音波内視鏡を弯曲させる際、フレキシブルシャフト2
に作用する圧縮力に対して上述のスライド機構が働き、
回転を滑らかにするとともに安定させることが可能とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によるスライド機構を備えた超音波内視鏡では、回転
はスムーズになるものの、アングルのストレート状態に
比べ、フレキシブルシャフトには摩擦力や曲げによる抵
抗が発生し、回転方向とは逆方向にねじれが発生して、
超音波画像は回転方向とは逆方向に回転ずれを生じてし
まう。この回転方向のずれは単純に軸方向にフレキシブ
ルシャフトをスライドしただけでは防止することは困難
である。
【0009】また、回転ずれを補正すべくエンコーダを
備えても、この回転位置を検出するエンコーダは、挿入
部先端部の細径化を図るため手元側操作部に設けるよう
にしているため、弯曲した際、フレキシブルシャフトと
ガイドチューブとの間に摩擦抵抗が生じ、フレキシブル
シャフトがねじれ、先端の超音波探触子の向きが手元操
作部のエンコーダでは正確に検出することができず、得
られた超音波画像は回転方向にずれてしまう。この回転
方向のずれにより、オリエンテーションがつけにくくな
るばかりか、検査するべき目的部位を見失う可能性があ
る。また、単にアングル操作のアングル量を検知して回
転ずれを補正するだけでは、弯曲部がストレートで、か
つ、軟性部が屈曲している場合には、回転ずれを生じて
しまうという不具合がある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造で、弯曲操作時や、軟性部の屈曲があっ
ても、超音波画像に回転方向のずれを生じず、安定した
超音波画像を得ることのできる超音波内視鏡を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による超音波内視鏡は、挿入部先端に回転自在な
超音波探触子を設け、手元操作部に設けた駆動部と上記
超音波探触子とをフレキシブルシャフトで連結した超音
波内視鏡において、上記駆動部と上記超音波探触子との
間に上記駆動部からの回転力を伝達しながら上記フレキ
シブルシャフトをスラスト方向に移動可能とするととも
に、このフレキシブルシャフトのスラスト方向の移動と
同期して、このフレキシブルシャフトを相対回転可能な
連結部材を設けたものである。
【0012】
【作 用】上記構成において、手元操作部に設けた駆動
部からの回転力は、フレキシブルシャフトを介して挿入
部先端の超音波探触子に伝達され、この超音波探触子が
回転させられる。
【0013】そして、超音波内視鏡の弯曲操作や屈曲等
により、上記フレキシブルシャフトに対してスラスト方
向の力が加わり、このフレキシブルシャフトがスラスト
方向に移動させられると、連結部材により、このスラス
ト方向の移動に同期して、上記フレキシブルシャフトが
上記連結部材により相対回転され、回転方向のずれが効
果的に防止される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1〜図3は本発明の第一実施例を示し、図1
(a)はフレキシブルシャフトと駆動軸との連結部の拡
大説明図、図1(b)は図1(a)の断面説明図、図2
は超音波内視鏡の全体説明図、図3は超音波内視鏡の先
端ブロックの拡大説明図である。
【0015】図2において、符号20は超音波内視鏡を
示し、この超音波内視鏡20の手元側操作部21の前方
には細長の挿入部22が延設され、また、この操作部2
1の側部にはユニバーサルコード23が延設されてお
り、このユニバーサルコード23の端部は、ユニバーサ
ルコネクタ24を介して図示しない光源装置と接続され
ている。
【0016】また、この超音波内視鏡20には、超音波
プローブ25がガイドチューブ(図示せず)等内を介し
て組み込まれており、上記挿入部22の先端部26に
は、先端キャップ27に覆われて、上記超音波プローブ
25の超音波探触子28が設けられ、上記先端キャップ
27をさらに覆うようにバルーン29が取り付けられて
いる。
【0017】さらに、上記超音波内視鏡20には、上記
バルーン29を膨脹させるためのバルーン送水管路30
および上記バルーン29を収縮させるためのバルーン吸
引管路31が設けられており、上記バルーン29への送
水は送水ボタン32の操作で、また、上記バルーン29
からの吸引は吸引ボタン33を操作することにより行な
うようになっている。ここで、上記バルーン送水管路3
0への水の供給は、上記ユニバーサルコード23内に延
在した送水チューブ34により行なわれる。
【0018】上記ユニバーサルコード23の端部に設け
られたユニバーサルコネクタ24には、光源装置から供
給される空気を取り入れるための口金35や、図示しな
い吸引器と接続される吸引口金36および給水タンク3
7と接続されるタンク接続用口金38等が設けられてい
る。上記給水タンク37には、上記ユニバーサルコネク
タ24の口金35と連通される加圧管路39と、上記ユ
ニバーサルコード23内の送水チューブ34と連通され
る給水管路40とが設けられており、上記給水タンク3
7内の水は、上記ユニバーサルコネクタ24の口金35
から取り入れられた空気により加圧され、上記給水管路
40を通じて上記ユニバーサルコード23の送水チュー
ブ34に給水される。
【0019】また、上記給水管路40の中途部には、シ
リンジ41等が接続できるように、例えば、ルア口金等
の形状の外部開口部42が形成され、この給水管路40
の分岐した部分に、送水源方向を決定(外部開口部42
のシリンジ41等から送水するか、あるいはタンク内か
ら送水するかを決定)する切り替えコック43が設けら
れている。この切り替えコック43は、通常、タンク内
と上記ユニバーサルコード23内の送水チューブ34と
が連通するように設定され、光源装置のポンプ(図示せ
ず)が故障したり、上記ユニバーサルコネクタ24の口
金35と光源装置のソケット部(図示せず)のゴムの劣
化等により十分な送水圧が得られない場合に、上記切り
替えコック43を外部開口部42側と送水チューブ34
とが連通するように切り替え、上記外部開口部42にシ
リンジ41等を接続して送水できるようにしたものであ
る。
【0020】また、図3に示すように、上記超音波内視
鏡20の先端部26には、先端キャップ27内に前記超
音波プローブ25の超音波探触子28が超音波伝達媒体
とともに封入されており、上記超音波探触子28は、先
端部26の先端ブロック44に、滑り軸受け45a,4
5bによって回転自在に支持され、この滑り軸受け45
bを介して接続された超音波プローブ25を構成するフ
レキシブルシャフト46の回転により回転させられるよ
うになっている。
【0021】さらに、上記先端キャップ27内側と上記
超音波プローブ25のフレキシブルシャフト46側と
は、Oリング47,48によってシールされている。ま
た、上記先端ブロック44の後端側近傍には、弯曲の際
に上記超音波プローブ25のフレキシブルシャフト46
が傾き、上記滑り軸受け45a,45bのかじりが発生
するのを防止するために、スペーサ49が設けられてい
る。
【0022】一方、図1に示すように、上記超音波内視
鏡20に内蔵された上記超音波プローブ25のフレキシ
ブルシャフト46の基端には硬質シャフト50が取り付
けられている。
【0023】また、図示しない駆動部の駆動軸51内に
は、連結部材としてのスライド軸52が、上記駆動軸5
1内面と上記スライド軸52外面との間に摺動可能なク
リアランスを設けてスライド自在に挿入されており、こ
のスライド軸52内には、上記超音波プローブ25の硬
質シャフト50が挿入されてビス等により固定されてい
る。
【0024】上記スライド軸52の外側表面には、所定
のねじれ角(スライドストロークSと回転角A)に設定
された螺旋状溝53が形成されており、この螺旋状溝5
3内に、上記駆動軸51からピン54が突出して設けら
れている。上記螺旋状溝53の螺旋の形状および方向
は、弯曲の際に上記超音波プローブ25の超音波探触子
28が、回転遅れ(位相ずれ)を生じるのをキャンセル
するように設定されており、例えば、アングル操作時
に、上記フレキシブルシャフト46が10mmスライドし
回転遅れが90度発生する場合には、図1中のスライド
ストロークSを10mm、回転角Aを90度に設定する。
【0025】また、上記超音波プローブ25のフレキシ
ブルシャフト46は多重多条のコイルからなっており、
回転の追従性を向上させるために、内側コイル46aと
外側コイル46bとは1点もしくは数点でスポット溶接
55が施されている。
【0026】上記構成の超音波内視鏡20でアングルを
かけると、超音波プローブ25のフレキシブルシャフト
46は、この超音波内視鏡20の操作部21側にスライ
ドするとともに、回転方向にスライド軸52の螺旋状溝
53にガイドされ、駆動軸51に対し回転方向に回転さ
せられる。
【0027】また、上記超音波内視鏡20の先端部26
に配設されている上記超音波プローブ25の超音波探触
子28には、挿入部22内のガイドチューブ(図示せ
ず)との摩擦や上記フレキシブルシャフト46自体の弯
曲によりねじりが加わっているが、上記駆動軸51との
連結側では、上記駆動軸51より、上記超音波プローブ
25が連結されたスライド軸52の方が位相が進んでい
るため、先端の抵抗による位相ずれがキャンセルされ
る。
【0028】このように、本実施例によれば、アングル
操作時および軟性部を屈曲させた際においても、画像の
回転方向のずれが有効にキャンセルされるとともに、超
音波プローブのフレキシブルシャフトにストレスも掛か
らず、安定した画像を得ることが可能となる。
【0029】次に、図4〜図6は本発明の第二実施例を
示し、図4はスライド軸の形状説明図、図5はスライド
軸と駆動軸との連結部の断面説明図、図6は図5のVI
−VI線断面図である。尚、この第二実施例は、駆動軸
に対するスライド軸の相対回転量をスライド軸の外形形
状により行なうようにしたことが前記第一実施例とは異
なる。
【0030】すなわち、図4に示すように、連結部材と
してのスライド軸61は、正方形断面の軸を回転方向に
所定量ねじった形状に形成されており、このスライド軸
61内には、超音波プローブ25の硬質シャフト50が
挿入されてビス等により固定されている。また、図5お
よび図6に示すように、駆動軸62内には、上記スライ
ド軸61が、回転しながらスライドできるように挿入さ
れており、この駆動軸62の端面には、上記スライド軸
61の回転量を規制するため方形状の開口部62aが形
成されている。
【0031】上記スライド軸61のねじれ部分のねじり
角および軸方向長さは、前記第一実施例と同様、ねじり
角度は回転ずれを生じる角度量で、軸方向長さは、アン
グル時および軟性部を屈曲させたときに超音波プローブ
25のフレキシブルシャフト46が操作部21側にスラ
イドする分のストロークをとる。
【0032】上記構成の超音波内視鏡でアングルをかけ
ると、超音波プローブ25のフレキシブルシャフト46
は、この超音波内視鏡20の操作部21側にスライドす
るとともに、回転方向にスライド軸61のねじれと駆動
軸62の開口部62aとにガイドされ、駆動軸62に対
し回転方向に回転させられる。
【0033】また、上記超音波内視鏡の先端部26に配
設されている上記超音波プローブ25の超音波探触子2
8には、挿入部22内のガイドチューブ(図示せず)と
の摩擦や上記フレキシブルシャフト46自体の弯曲によ
りねじりが加わっているが、上記駆動軸62との連結側
では、上記駆動軸62より、上記超音波プローブ25が
連結されたスライド軸61の方が位相が進んでいるた
め、先端の抵抗による位相ずれがキャンセルされる。
【0034】なお、他の構成および作用は、前記第一実
施例と同様であるため説明を省略する。
【0035】この第二実施例によれば、前記第一実施例
で述べた効果に加え、駆動軸に対するスライド軸の相対
回転量をスライド軸の外形形状により行なうようにした
ため、駆動軸からの動力をスライド軸へ確実に安定して
伝達することが可能となる。
【0036】次に、図7は本発明の第三実施例によるス
ライド軸と駆動軸との連結部の縦断面説明図である。
尚、この第三実施例は、前記第二実施例と同様、駆動軸
に対するスライド軸の相対回転量をスライド軸の外形形
状により行なうようにしたものであるが、スライド軸の
断面形状を異なった形状にしたものである。
【0037】すなわち、図7に示すように、連結部材と
してのスライド軸65は、楕円形状の断面の軸を回転方
向に所定量ねじった形状に形成されており、このスライ
ド軸65内には、超音波プローブ25の硬質シャフト5
0が挿入されて、ビス等により固定されている。また、
駆動軸66内には、上記スライド軸65が、回転しなが
らスライドできるように挿入されており、この駆動軸6
6の端面には、上記スライド軸65の回転量を規制する
ため、長円形状の開口部66aが形成されている。上記
スライド軸65のねじれ部分のねじり角および軸方向長
さは、前記第二実施例と同様に設定する。
【0038】上記構成の超音波内視鏡でアングルをかけ
ると、超音波プローブ25のフレキシブルシャフト46
は、この超音波内視鏡20の操作部21側にスライドす
るとともに、回転方向にスライド軸65のねじれと駆動
軸66の開口部66aとにガイドされ、駆動軸66に対
し回転方向に回転させられる。
【0039】また、上記超音波内視鏡の先端部26に配
設されている上記超音波プローブ25の超音波探触子2
8には、挿入部22内のガイドチューブ(図示せず)と
の摩擦や上記フレキシブルシャフト46自体の弯曲によ
りねじりが加わっているが、上記駆動軸66との連結側
では、上記駆動軸66より、上記超音波プローブ25が
連結されたスライド軸65の方が位相が進んでいるた
め、先端の抵抗による位相ずれがキャンセルされる。
【0040】なお、他の構成および作用は、前記第二実
施例と同様であるため説明を省略する。
【0041】この第三実施例によれば、スライド軸およ
び駆動軸の加工を容易にするとともに、細径化すること
が可能となる。
【0042】尚、本発明は、観察光学系を有する超音波
内視鏡および観察光学系の無い超音波内視鏡のいずれに
おいても適応可能である。
【0043】また、上記各実施例に限られるものではな
く、超音波プローブのフレキシブルシャフトの先端にミ
ラーを用いたミラー反射タイプでもよく、スライド軸の
形状は長円、長方形、多角形、スプライン等でもよく、
駆動軸の形状もスライド軸の形状に合わせ種々変更可能
である。
【0044】さらに、ねじれ角度、ストロークも挿入部
の特性に合わせ選択して使用することにより、いかなる
使用状況においても安定した超音波画像を得ることが可
能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波内視鏡において、駆動部と超音波探触子との間に駆
動部からの回転力を伝達しながらフレキシブルシャフト
をスラスト方向に移動可能とするとともに、このフレキ
シブルシャフトのスラスト方向の移動と同期して、この
フレキシブルシャフトを相対回転可能な連結部材を設け
たので、簡単な構造で、弯曲操作時や、軟性部の屈曲が
あっても、超音波画像に回転方向のずれを生じず、安定
した超音波画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例によるフレキシブルシャフ
トと駆動軸との連結部の拡大説明図
【図2】本発明の第一実施例による超音波内視鏡の全体
説明図
【図3】本発明の第一実施例による超音波内視鏡の先端
ブロックの拡大説明図
【図4】本発明の第二実施例によるスライド軸の形状説
明図
【図5】本発明の第二実施例によるスライド軸と駆動軸
との連結部の断面説明図
【図6】図5のVI−VI線断面図
【図7】本発明の第三実施例によるスライド軸と駆動軸
との連結部の縦断面説明図
【図8】従来技術による超音波プローブの説明図
【図9】従来技術による超音波内視鏡の弯曲時の作用説
明図
【図10】従来技術によるスライド機構を備えた超音波
内視鏡の説明図
【符号の説明】
20 超音波内視鏡 21 操作部 22 挿入部 25 超音波プローブ 26 先端部 28 超音波探触子 45a 滑り軸受け 45b 滑り軸受け 46 フレキシブルシャフト 50 硬質シャフト 51 駆動軸 52 スライド軸 53 螺旋状溝 54 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−49753(JP,A) 特開 昭61−64240(JP,A) 特開 平2−265536(JP,A) 特開 平2−277446(JP,A) 特開 平3−9734(JP,A) 特開 平5−285143(JP,A) 実開 昭61−106208(JP,U) 実開 昭62−142307(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部先端に回転自在な超音波探触子を
    設け、手元操作部に設けた駆動部と上記超音波探触子と
    をフレキシブルシャフトで連結した超音波内視鏡におい
    て、 上記駆動部と上記超音波探触子との間に上記駆動部から
    の回転力を伝達しながら上記フレキシブルシャフトをス
    ラスト方向に移動可能とするとともに、このフレキシブ
    ルシャフトのスラスト方向の移動と同期して、このフレ
    キシブルシャフトを相対回転可能な連結部材を設けたこ
    とを特徴とする超音波内視鏡。
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