JP3231337B2 - 木材用の防水剤及び防腐剤組成物 - Google Patents

木材用の防水剤及び防腐剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、防水剤及び木材の防腐剤組成物に関するも
のである。アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキ
ルアセトアセテート及び第4級アンモニウム組成物が、
第4級アンモニウム系の殺生物剤組成物と組み合わせて
使用される時に、木材に優れた防水保護を与えることが
見出された。特に、これらの防水剤及び木材の防腐剤組
成物は、木材の生物学的分解及び物理的分解のどちらに
も耐性があり、更には長期間に渡る風化作用にもこの様
な耐性を保持する。
発明の背景 木材の生物学的な腐食は、木繊維についた菌及び関連
するの生物の作用に起因する。殺生物剤は、この様な生
物の増殖を抑制する木材の処理剤に添加される化学薬品
であり、従って生物学的な腐食を防止する。第4級アン
モニウム化合物(puats)は、通常木材を腐食させる生
物に対して、非常に効果的な殺生物剤であることが示さ
れている。
とりわけ、quats,特にはジデシルジメチルアンモニウ
ムクロライド(DDAC)は、 通常使用されている酸性の銅/クロム/ヒ素溶液系(CC
A)又は銅アンモニア及びヒ素塩溶液系の防腐剤のもの
と同様の、菌及び白蟻、強度の損失及び電気感度に対す
る耐性を持っているので、木材の防腐剤として通常使用
されている。Proc of the Am.Wood Pres.Assoc.,の第80
巻:191〜210頁(1984年)参照。
木材の劣化の第2の原因、即ち物理的分解は、交互に
水分に晒され乾燥させられる、木の膨潤と収縮の結果で
ある。この分解は、撥水性を有する組成物を使用して、
木が水に晒されるのを防止することによって、避けられ
る。ワックスをベースとするコンパウンドは、木に通常
使用される撥水剤であるが、第4級アンモニウム化合物
とは相溶性がない。従って、当該技術分野において、第
4級アンモニウム化合物によって与えられる生物学的な
腐食に対する優れた耐性と、効果的な撥水性の両方を合
わせ得り、長期間に渡ってその効果を失わない組成物を
開発する必要がある。
本発明者等は、脂肪酸エステルからなる防水剤組成物
を発見した。加えて、アルキルジメチルアミンオキサイ
ド、アルキルアセトアセテート及びある種のquatsが、
効果的な防水剤組成物であることを見出した。
第4級アンモニウムとアミンオキサイドの組み合わせ
は、洗浄剤組成物としての使用のために、米国特許に記
載されている。特に、Findlan等(米国特許第3,29,6145
号明細書及び同第3,484,523号明細書)の2つの特許に
は、外科用石鹸での使用に、アルキルアンモニウムクロ
ライド等のquatsと組み合わせて、アルキル基が炭素原
子8〜20からなる第3級アミンオキサイドが記載されて
いる。Green等(米国特許第4,005,193号明細書)の特許
では、重合体の第4級アンモニウム化合物が、エマルジ
ョンの状態で抗菌剤と組み合わされている。アミンオキ
サイドは、乳化剤として使用される。この組み合わせ
は、油中水系のエマルジョンでは、菌の増殖を止めるよ
うに機能する。更には、Like等(米国特許第4,336,151
号明細書)には、第4級アンモニウム化合物及びステア
リルジメチルアミンオキサイドからなる眼用の刺激のな
い消毒薬が記載されている。
Gruetzman(米国特許第4,013,804号明細書)には、ス
プレー塗装される木材の処理方法が記載されており、そ
の中で、電気吸引力に基づく効果的なスプレー塗装法が
使用され得る様に、quat化合物が処理された木材に静電
荷を与えている。撥水性と殺生物剤の効果の両方が、こ
の処理の期待される特徴であるが、しかしながら、この
処理セグメントは、別々に順々に行われ、組み合わされ
た処理剤溶液を用いて行われるものではなく、教示され
ている撥水剤は、ワックスをベースとする組成物なので
ある。米国特許第4,508,568号明細書(Fox)にもまた、
ワックスとquatの処理剤が記載されており、それは溶液
中にワックスを保持するために、高い割合の界面活性剤
を必要とするのである。
飛行機の風防をコーティングするための、撥水性化合
物中での分散剤としてのquatの機能が、Tarr(米国特許
第5,221,329号明細書)に開示されている。最後に、Raj
adhyaksha等(米国特許第4,716,060号明細書)には、ア
ミド化合物が記載されており、それらが防水剤及び防腐
剤として様々な殺生物剤組成物と混合されることが提案
されている。
防水剤として機能し得る様々な化合物とquatの幾つか
の組み合わせが考えられている。特には、C12〜C18のqu
atとアミンオキサイドとの組み合わせである、織物用柔
軟剤が開示された。ケミカルアブストラクト73:67620c
(1970年)。quat組成物とアミンオキサイドからなる毛
髪用リンス液が、ケミカルアブストラクト104:135850p
(1986年)に教示されている。アミンオキサイドと水不
溶性のquatの組み合わせが、帯電防止剤を形成すること
が教示されている。ケミカルアブストラクト101:92745b
(1984年)。オクタデシルジメチルアミン及びC8C10N
(CH32Clからなる除草剤組成物が、ケミカルアブスト
ラクト117:126452bに開示されており、耐雨性の殺菌剤
がケミカルアブストラクト112:212470(1990年)に記載
されている。
殺生物作用を欠くquatを含有する繊維処理剤が、ケミ
カルアブストラクト86:44656(1977年)及び107:79448m
(1987年)に開示されている。木材の処理剤としてホウ
酸とquatの組み合わせが、ケミカルアブストラクト105:
99400b(1986年)及びケミカルアブストラクト105:1358
13(1986年)に開示されている。ケミカルアブストラク
ト107:238052w(1987年)では、木材の処理剤を製造す
るのに、quatを無機塩及び尿素で形成される樹脂と組み
合わせて使用することが教示されている。最後に、DDAC
を洗剤及び薬を送達させるためのリポソーム中で使用す
ることが、ケミカルアブストラクト120:301698x(1993
年)及びケミカルアブストラクト103:3249u(1985年)
にそれぞれ開示されている。
この様に、本発明者等が、物理的及び生物学的な腐食
の両方を避けるための木材の処理に使用するために、特
に確保された非ワックス系の防水剤と、第4級アンモニ
ウム化合物の効果的な組み合わせを記載した初めての者
なのである。この様な化学的な組み合わせにより、屋外
の風化作用に3年までの間晒されても著しい程度に保持
される、優れた初期の耐腐食性を示す。木材の処理系が
もたらされた。この保持は、予期しないほど優れてお
り、従来の非殺生物的なワックスをベースとする市販の
防水剤又は防水剤組成物単独のどちらか一方よりも優れ
ている。
図面の簡単な説明 以下の略記号は、図面全体を通して使用される。TWS:
トンプソンのウォーターシール(Thompson's Water Sea
l)(登録商標)、市販の医師の処方不要の非殺生物物
質(防水剤用に積極的に管理されている);PGHMS:プロ
ピレングリコールモノステアレート(商品名Aldo(登録
商標)でLonza社か入手可能);DDA CO3:ジデシルジメ
チルアンモニウムカーボネート(1995年8月1日に発行
された米国特許第5,438,034号明細書及び1996年6月4
日に発行された米国特許第5,523,487号明細書に従って
調製される、水/プロピレングリコール中の50%溶
液);DDAC:ジデシルジメチルアンモニウムクロライド
(水/エタノール中の80%溶液、Bardac(登録商標)、
Lonza社製);DT95:ジタローアミドエチルポリオキシエ
チレンメチルアンモニウムメトスルフェート(70%の活
性物質、Carsosoft(登録商標)DT−95);BX18:オクタ
デシルジメチルアミンオキサイド(水中の25%のペース
ト、Barlox18(登録商標)、Lonza社製);BX16:ヘキサ
デシルジメチルアミンオキサイド(水中の30%溶液、Ba
rlox16(登録商標)、Lonza社製);ODAA:オクタデシル
アセトアセテート(100%の純固体、Lonza社製);Pond:
ポンデローサマツ(1/4×3/4×5″の、端が木目のウェ
ーハ);SYP:南部の黄色材松(1/4×3/4×3〜1/2″の、
端が木目の(end grain)ウェーハ)。
図1は、quatのみ、PGHMSとquat、及び対照のTWSの防
水力の時間を追った結果を詳細に記録する、表1のデー
ターをグラフ表示したものである。
図2は、quatを防水剤組成物と混合することによっ
て、時間を追って達成される結果を示す、表2のデータ
ーをグラフ表示したものである。
図3は、防水剤と組み合わせた、DDAC及びDDA CO3の
機能を示す、表3のデーターをグラフ表示したものであ
る。
図4は、組み合わせた防水剤系の防水力の保持を詳細
に記録する、表4のデーターをグラフ表示したものであ
る。
図5は、防水剤系として、quatと組み合わせたCarsoq
uat868(登録商標)の機能を示す、表5のデーターをグ
ラフ表示したものである。
図6は、防水剤系として、DDA CO3とBarlox18(登録
商標)の機能を表わす、表6のデーターをグラフ表示し
たものである。
図7は、DDACと組み合わせたBX16の機能と、BX18の機
能の比較を与える、表7のデーターをグラフ表示したも
のである。
図8は、表8のデーターをグラフ表示したものであ
る。
図9は、表9のデーターをグラフ表示したものであ
る。図8及び図9は、南部の黄色材松を用いて達成され
た結果であり、一方図1〜7は、ポンデローサ(ponder
osa)マツを用いて達成された結果である。
発明の要旨 本発明は、防水を高める量の防水剤組成物と、殺生物
的に効果的な量の殺生物剤とからなる、防水剤木材用防
腐剤系を含み、防水剤は、アルキルジメチルアミンオキ
サイド、アルキルアセトアセテート及び防水性の第4級
アンモニウム化合物からなる群から選択され、殺生物剤
は少なくとも1つの殺生物性の第4級アンモニウム化合
物からなる。防水剤と殺生物成分は、0.25:1〜2:1の範
囲の比で、好ましくは1:1の比で混合される。
本発明はまた、上記に記載した通りの、防水剤木材用
防腐剤系を用いて該基体を処理することからなる、木材
基体の防水処理、保護、又は防水処理及び保護方法をも
企図している。記載される防水剤系は、浸出に対して高
い耐性を示し、従って、処理された木材の効果的な保護
期間を実質的に伸ばす。
発明の詳細な説明 I.防水剤 本発明の系で企図されている防水剤の第1のタイプ
は、アルキルアミンオキサイドである。これらのアミン
オキサイドは、下記一般式を有する。
(式中、R7は、炭素原子を8〜40含有し、飽和又は不飽
和である。R8及びR9は、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシエトキシエ
チル又はヒドロキシエチルポリエトキシエチル基であっ
てもよく、酸素が配位共有結合によって窒素に結合され
ている。)望む場合は、R8及びR9は、結合して、環状基
を形成してもよい。全ての列挙されたアミンオキサイド
は、防水機能を有しているが、アルキル基に炭素原子を
14より多く有するものが、特に効果的である。
(A)R7が18であり、R8及びR9がメチルである。オクタ
デシルジメチルアミンオキサイド、及び、(B)R7が16
であり、R8及びR9がメチルである、ヘキサデシルジメチ
ルアミンオキサイドについて、特別に言及する。
本発明で使用することが企図されている防水剤の第2
のタイプは、下記一般式を有する防水性の第4級アンモ
ニウム化合物からなる。
(式中、R11は、C12〜C30のアルキル、又はC6〜C20のア
リールで置換されたアルキルであり、R12は、C12〜C30
のアルキルである。防水性の第4級アンモニウム化合物
の中で、R″が、C12〜C30のアルキルであり、R12が、C
12〜C30のアルキル基であるのが、好ましい。Xは、塩
化物、臭化物、フッ化物、ヨウ化物等のハロゲン化物、
又は、カーボネート、メトスルフェート、エトスルフェ
ート、アセテート、プロピオネート、水酸化物、エチル
ヘキサノエート、若しくは、米国特許第5,399,762号明
細書又は同第5,559,155号明細書に開示されている他の
対陰イオンであり得る。) この様に、炭素原子の合計数は、R11+R12≧24であ
る。R11がC12〜C18のアルキル基であり、R12がC12〜C18
のアルキル基であるのがより好ましい。2種類の好まし
い防水性の第4級アンモニウム化合物は、ジ(C12
C18)ジメチルアンモニウムクロライド、及び、ジタロ
ーアミドエチルポリオキシエチレンメチルアンモニウム
メトスルフェートである。
本発明で使用することが企図されている防水剤の最後
のタイプは、下記一般式を有するアルキルアセトアセテ
ートからなる。
(式中、R10は、炭素原子を8〜40含有、好ましくは炭
素原子を12〜20含有するアルキル基であり、飽和又は不
飽和である。好ましいアルキルアセトアセテート中で、
R10は、C18である。) Lonza社から入手可能なオクタデシルアセトアセテー
トに特別に言及する。
また、エステル若しくは少量の低分子量のポリオレフ
ィン又は他のワックス又は樹脂と、お互いに上記したも
ののいづれかとの組み合わせも、本発明によって企図さ
れている。
これらの防水剤は、湿潤状態下で、基体からquat分子
が移行するのを妨げる。更には、表面の腐食問題がquat
の水保持特性に関連する場合、防水剤が水が入ってくる
のを押しのける(displace)か又は防止するのである。
II.殺生物剤 第4級アンモニウム化合物は、本発明の処理系で殺生
物剤として使用するのに特に企図されている。
殺生物剤の第4級アンモニウム化合物は、下記一般式
を有する。
(式中、R11は、C1〜C20のアルキル、又は、C6〜C20
アリールで置換されたアルキルであり、R12は、C6〜C20
のアルキル基である。Xは、塩化物、臭化物、フッ化
物、ヨウ化物等のハロゲン化物、又は、カーボネート、
ボレート、カルボキシレート、メトスルフェート、エト
スルフェート、アセテート、プロピオネート、水酸化
物、エチルヘキサノエート、若しくは、米国特許第5,39
9,762号明細書又は同第5,559,155号明細書に開示されて
いる他の対陰イオンであり得る。)1つの例は、ジデシ
ルジメチルアンモニウムクロライドである。他の例は、
ジデシルジメチルアンモニウムカーボネートである。
殺生物特性を有する第4級アンモニウム化合物として
は、R11が、C6〜C18のアルキル基又はベンジル基であ
り、R12が、C6〜C18のアルキル基であるもの等が挙げら
れる。この様に、炭素の合計数は、R11+R12=16〜24で
ある。R11がC8〜C12のアルキル基であり、R12がC8〜C12
のアルキル基であるのが好ましい。R11がベンジルであ
る場合、R12はC12〜C16のアルキル基であるのが好まし
い。
R11がC8のアルキル、C9のイソアルキル、C10のアルキ
ル、C12のアルキル又はベンジル基であり、かつ、R12
C10のアルキル、C12、C14のアルキル、又は、C16のアル
キル基である。quatについて特別に言及する。好ましい
塩化物quatは、R11及びR12がn−C10基である、ジデシ
ルジメチルアンモニウムクロライドである。このquat
は、80%の水/エタノール溶液(Bardac(登録商標)22
80;Lonza社製)の形態で、有用に塗工され得る。
有用なカーボネートquatは、上記に示された一般式を
有する(式中、R11は、メチル、C8のアルキル、C9のイ
ソアルキル、C10のアルキル、C12のアルキル、C14のア
ルキル、C16のアルキル又はベンジル基であり、かつ、R
12がC10のアルキル、C12のアルキル、C14のアルキル、
又は、C16のアルキル基である。)。
好ましいカーボネートquatは、R11及びR12がn−C10
アルキル基である。ジデシルジメチルアンモニウムカー
ボネートである。70〜80%(重量で)の溶液状のジデシ
ルジメチルアンモニウムカーボネートは、僅かに果物の
風味の匂いがする黄色/橙色の液体である。この配合物
は、約160゜Fの引火点を有し、カルボキシルを含有する
化合物と反応する。このカーボネートquatは、米国特許
第5,523,487号明細書及び同第5,438,034号明細書に開示
された方法で製造される。
1又はそれ以上のカーボネートquat単独、若しくは、
対応する塩化物quatと組み合わせた1又はそれ以上のカ
ーボネートquatは、本発明の防水剤木材用防腐剤系で配
合され得る。
本発明の防水剤及び防腐剤系の2つの主要な成分であ
る、防水剤及び殺生物剤は、防水剤に処理された木材が
水に晒されるのを防止させて、殺生物剤に菌の増殖等の
生物学的な腐食に逆らうように機能させる量で混合され
るべきである。一般的には、殺生物剤に対する防水剤が
1:1の割合が、効果的であることが判っているが、0.25:
1〜1:0.25の範囲が、機能的な範囲にあることが期待さ
れる。効果的であると判っている防水剤の濃度は、0.25
〜4wt%、より著しくは0.5〜2wt%である。効果的であ
ると判っている殺生物剤の濃度は、0.25〜4wt%、より
著しくは0.5〜2wt%である。
好ましい態様の説明 下記の実施例は、本発明を限定せずに説明するもので
ある。全ての部及び%は、他の断りがない限り重量によ
って与えられる。
処理溶液は、適当な重量の防水剤と第4級アンモニウ
ム化合物とを混合し、熱水浴で加温して、互いに成分を
溶融/溶解させて、次いで充分に攪拌しながら温かい
(40〜50℃)水を用いて希釈することによって、調製さ
れた。
木材処理 処理された木材は、ポンデローサマツ又は南部の黄色
材松(SYP)の端が木目のウェーハのどちらか一方であ
った。ポンデローサマツ片の寸法は、5″×0.75″×0.
25″であり、SYPは、3.5″×0.75″×0.25″である。処
理前に試料を周囲状態(ambient conditions)で平衡さ
せ、重量を測定した。次いで、試料を添加漏斗を備えた
真空デシケータ中に置き、15分間0.1気圧の圧力(真
空)まで排気した。処理溶液をその試料に添加したとこ
ろ、デシケーター中の圧力が、大気圧まで増加した。試
料を、溶液中に5分間保持させ、次いで取り出し、吸い
取って、一定の重量になるまで空気乾燥させた。ミネラ
ルスピリットの中で入手可能な対照のTWS物質は、単に
1分間浸漬させる手順を経て、試料に塗工された。
浸漬実験を、重量を測定された試料を脱イオン水中に
30分間浸すことによって行われた。試料を取り出し、表
面の水を吸い取って、試料の重量を測定し、吸収された
水の重量%をそれぞれの試料ごとに計算した。
膨潤実験の後、試料を空気乾燥させ、次いで風雨に晒
すために合板製の平らな小片の上に、屋外で置いた。定
期的に、試料を実験室に戻して、一定の重量になるまで
空気乾燥させ、再度30分間浸漬させ、水吸収率を測定し
た。入手可能な最後の測定の水吸収率を、表に載せる。
データーは幾つかの表に報告されている。木材は変り得
るので、それぞれの表のグループ分けに合った試料のみ
を使用するように注意を払った。
防水性計算 与えられた時間水の中に浸した際の、木製の試料によ
って吸収される水の量によって、防水性能を判断した。
防水性指数(WRインデックス)を、下記式を使用して、
処理された試料をそれに合った未処理の対照試料と比較
することによって、計算した。
正の指数は、組成物の防水性の程度を示す。より高い
数ほど、低い数よりも優れている。吸水を全て防止する
配合物は、100点を有するであろう。或る木工所の製品
塗工では、指数60が要求される。正数は、防水性の程度
を示すが、より高い数ほど優れた物質を意味する。60か
それより大きい指数は、特に優れた防水剤であることを
意味する。この基準によって、全ての確認された物質
は、優れた防水剤である。防水特性は、非殺生物的防水
剤である、ミネラルスピリッツの中で入手可能な医師の
処方不要の市場のトンプソンのウォーターシール(Thom
pson's Waterseal)(登録商標)、及び、米国特許出願
08/074,314号の主題であるPGHMSとquatの組み合わせの
両方と比較される。
実験結果 データーは、9つの表及び図面に集約される。それぞ
れの表において、各欄に、防水剤(WR)の名前、殺生物
剤又はquat(B)の名前、組成物中のそれぞれの量
(%)、30分間の浸漬後に最初に処理された試料の水吸
収率、計算された防水性指数(WRインデックス)、及
び、与えられた時間風化させた後の吸収率(%)が与え
られている。風化の日数の関数として、水吸収率(%)
(30分間浸漬)を示している、表中のデーターに対応す
る図もまた載せられている(図1〜9参照)。
各一連の試料(与えられた表で示される)では、末端
が向き合った(endfaced)木材の試料の釣り合った1セ
ットが使用された。それぞれのシリーズの対照は、その
シリーズの実験結果計算の根拠として使用される。
一般に、TWS等の先行技術の化合物は、本出願の組み
合わせと、最初は同程度の効果があるが、目下教示され
る木材の防腐剤系のみが、風化が長期間に渡っても効果
的であることを、結果は示している。この様に下記に示
す各表で明らかな様に、TWS、DT95、PGHMS及びBX18とDD
A CO3の全ては、初期の測定時間では同様の防水特性を
示すが、3年後では、TWS又はPGHMS及びDDA CO3で処理
された木材は、未処理の対照と同様のプロフィールを有
するのに対して、本明細書で開示される新規な組み合わ
せは、3年後でも優れた挙動をした。
これらのデーターは、quat単独はそれほど良くない防
水剤であり、時間が経過するに連れてそれらが有する機
能は速く失われることを示している。更には、PGHMS及
びDDA CO3を組み合わせると、初期に防水性能を保持す
るのが助けられる。
これらのデーターは、BX18及びDT95は両方ともquatと
組み合わせると効果的であることを示しており、時間が
経過しても防水特性を著しく保持することを示してい
る。驚いたことに、BX18又はDT95とDDA CO3を混合する
この系は、DDA CO3と混合されたTWS又はPGHMSよりも著
しく長く、防水性能を保持するのである。
これらのデーターは、DT95と組み合わせた、DDAC及び
DDA CO3の両方とも効果的であり、特には長期間風化さ
せた後も効果的であることを示している。
これらのデーターは、防水剤と殺生物剤が1:1の比で
効果的であることを示している。
これらのデーターは、DDACと組み合わせた868は、効
果的な防水剤であり、時間が経過しても特性を保持する
のに優れていることを示している。
これらのデーターは、BX18は、示されたWR:B比の範囲
で効果的な防水剤であることを示している。
これらのデーターは、C16及びC18の化合物は両方とも
効果的であることを示している。
これらのデーターは、ポンデローサマツと同様南部の
黄色材松の両方でも、BX18を用いて優れた結果が達成さ
れ得ることを示している。再度、表VIIIのデーターは、
本発明の防水剤系の長期間の効果を強調している。
このデーターは、DDACと共に用いたODAAもまた、南部
の黄色材松で効果的であることを示している。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルキルアミンオキサイド、アルキルアセ
    トアセテート及び防水性の第4級アンモニウム化合物か
    らなる群から選択される防水剤、及び、少なくとも1つ
    の殺生物性の第4級アンモニウム化合物からなる殺生物
    剤からなる防水剤木材用防腐剤系であって、該防水性の
    第4級アンモニウム化合物が、C12〜C30のアルキル又は
    C6〜C20のアリールで置換されたアルキル、C12〜C30
    アルキルの第4級アンモニウム組成物であり、該殺生物
    性の第4級アンモニウム化合物が、C8〜C12のアルキル
    又はC6〜C20のアリールで置換されたアルキル、C8〜C10
    のアルキルの第4級アンモニウム組成物である、前記防
    水剤木材用防腐剤系。
  2. 【請求項2】アルキルアミンオキサイドが下記一般式を
    有する、請求項1記載の防水剤木材用防腐剤系。 (式中、R7は、C8〜C40で、飽和又は不飽和である。R8
    及びR9は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
    ヒドロキシエチル、ヒドロキシエトキシエチル及びヒド
    ロキシエチルポリエトキシエチルからなる群から独立に
    選択される。又は、R8及びR9は結合して、環状基を形成
    している。)
  3. 【請求項3】R7がC16であり、R8及びR9がメチルであ
    る、請求項2記載の防水剤木材用防腐剤系。
  4. 【請求項4】アルキルアセトアセテートが下記一般式を
    有する、請求項1記載の防水剤木材用防腐剤系。 (式中、R10は、C8〜C40のアルキルであり、飽和又は不
    飽和である。)
  5. 【請求項5】R10がC18である、請求項4記載の防水剤木
    材用防腐剤系。
  6. 【請求項6】該防水性の第4級アンモニウム化合物が、
    ジ(C12〜C18)ジメチルアンモニウム化合物である、請
    求項1記載の防水剤木材用防腐剤系。
  7. 【請求項7】該防水性の第4級アンモニウム化合物が、
    ジ(C12〜C18)ジメチルアンモニウムクロライドであ
    る、請求項1記載の防水剤木材用防腐剤系。
  8. 【請求項8】該防水性の第4級アンモニウム化合物が、
    ジタローアミドエチルポリオキシエチレンメチルアンモ
    ニウムメトスルフェートである、請求項1記載の防水剤
    木材用防腐剤系。
  9. 【請求項9】該殺生物性の第4級アンモニウム組成物
    が、下記一般式を有する、C8〜C12のアルキル又はC6〜C
    20のアリールで置換された、C8〜C10のアルキルの第4
    級アンモニウムクロライドからなる、請求項1記載の防
    水剤木材用防腐剤系。 (式中、R11は、C8〜C12のアルキル又はC6〜C20のアリ
    ールで置換されたアルキル基であり、R12は、C8〜C10
    アルキル基である。)
  10. 【請求項10】該殺生物性の第4級アンモニウム組成物
    が、下記一般式を有する、C8〜C12のアルキル又はC6〜C
    20のアリールで置換された、C8〜C10のアルキルの第4
    級アンモニウムカーボネートからなる、請求項1記載の
    防水剤木材用防腐剤系。 (式中、R13は、C8〜C12のアルキル又はアリールで置換
    されたアルキル基であり、R14は、C8〜C10のアルキル基
    である。)
  11. 【請求項11】該殺生物性の第4級アンモニウム組成物
    が、下記一般式を有する、C8〜C12のアルキル又はC6〜C
    20のアリールで置換されたアルキル、C8〜C10のアルキ
    ルの第4級アンモニウムカーボネートからなる、請求項
    1記載の防水剤木材用防腐剤系。 (式中、R13は、C6〜C12のアルキル又はC6〜C20のアリ
    ールで置換されたアルキル基であり、R14は、C8〜C10
    アルキル基である。)
  12. 【請求項12】R13及びR14がそれぞれデシルである、請
    求項13記載の防水剤木材防腐剤系。
  13. 【請求項13】混合される殺生物性及び防水性化合物並
    びに溶媒100重量部を基準として、殺生物性の第4級ア
    ンモニウム化合物約0.25〜約4重量部、防水性の第4級
    アンモニウム化合物約0.25〜約4重量部、及び、溶媒約
    92〜約99.5重量部からなる、請求項1記載の防水剤木材
    用防腐剤系。
  14. 【請求項14】請求項13の防水剤木材用防腐剤系を用い
    て、基体を処理することからなる、木材基体の保護方
    法。
  15. 【請求項15】請求項13の防水性の木材用防腐剤系を用
    いて、基体を処理することからなる、木材基体の防水処
    理及び保護方法。
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