JP3231266B2 - 苗箱段積装置 - Google Patents
苗箱段積装置Info
- Publication number
- JP3231266B2 JP3231266B2 JP30629397A JP30629397A JP3231266B2 JP 3231266 B2 JP3231266 B2 JP 3231266B2 JP 30629397 A JP30629397 A JP 30629397A JP 30629397 A JP30629397 A JP 30629397A JP 3231266 B2 JP3231266 B2 JP 3231266B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling box
- chain
- holder
- annular chain
- annular
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、播種装置から繰
り出されてくる苗箱を、水平姿勢のまま下方の架台に対
して搬送し、多段に段積することのできる苗箱用段積装
置に関する。
り出されてくる苗箱を、水平姿勢のまま下方の架台に対
して搬送し、多段に段積することのできる苗箱用段積装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の発明としては、特公平４−７９
９３３号によって公告された育苗箱の段積装置（以下従
来技術と言う）が知られている。
９３３号によって公告された育苗箱の段積装置（以下従
来技術と言う）が知られている。
【０００３】図４（上記公報第１５図）は上記従来技術
の要部を示す斜視図で、受台２２の前後左右に配した枠
柱２４，２５，２６，２７の内側面には、右受枠４４と
左受枠４５で支持されて降下する育苗箱を受台２２上に
誘導する落下案内ガイド１０３，１０４，１０５，１０
６が配されている。
の要部を示す斜視図で、受台２２の前後左右に配した枠
柱２４，２５，２６，２７の内側面には、右受枠４４と
左受枠４５で支持されて降下する育苗箱を受台２２上に
誘導する落下案内ガイド１０３，１０４，１０５，１０
６が配されている。
【０００４】上記従来技術によれば、育苗箱用播種装置
の取出側から送り出されてくる育苗箱は、チェン３４と
チェン３５に設けられている右受手４４と、チェン４２
と４３に設けられている左受手４５により受け止めら
れ、下方の受台２２上に一枚ずつ載置されるよう構成さ
れている。
の取出側から送り出されてくる育苗箱は、チェン３４と
チェン３５に設けられている右受手４４と、チェン４２
と４３に設けられている左受手４５により受け止めら
れ、下方の受台２２上に一枚ずつ載置されるよう構成さ
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って従来技術によれ
ば、播種装置の移送台から繰り出されてくる育苗箱は、
右受手４４と左受手４５によって支持され、地表の受台
２２上に段積されるよう構成されているため、移送台の
高さ以上には段積できない欠点があった。
ば、播種装置の移送台から繰り出されてくる育苗箱は、
右受手４４と左受手４５によって支持され、地表の受台
２２上に段積されるよう構成されているため、移送台の
高さ以上には段積できない欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来技
術の欠点を除去することを目的としており、播種装置の
移送台から水平に繰り出されてくる苗箱を、環状チェー
ンと補助チェーンに回動自在に保持されているホルダー
により、播種装置の移送台上方に上昇させてから下方の
架台上に降下させることができるので、移送台の高さに
関係なく多段に苗箱を段積することのできる苗箱用段積
装置を提供せんとするものである。
術の欠点を除去することを目的としており、播種装置の
移送台から水平に繰り出されてくる苗箱を、環状チェー
ンと補助チェーンに回動自在に保持されているホルダー
により、播種装置の移送台上方に上昇させてから下方の
架台上に降下させることができるので、移送台の高さに
関係なく多段に苗箱を段積することのできる苗箱用段積
装置を提供せんとするものである。
【０００７】即ちこの発明は、播種装置の移送台から繰
り出されてくる苗箱を水平姿勢のまま架台に対して搬送
し、多段に段積する苗箱段積装置において、上記苗箱が
挿入自在なように配された相対する二枚の壁体と、該両
壁体の内面のそれぞれに回転自在に配された環状チェー
ンと、該内面のそれぞれに該環状チェーンに対して等速
で同調回転自在に並行に配された補助チェーンと、上記
環状チェーン及び上記補助チェーンに支持されて移動さ
れるホルダーとを備え、上記補助チェーンは、上記環状
チェーンよりも下方にずらせて配されており、上記ホル
ダーは、上記苗箱を上向き姿勢で支持するように、並行
する上記補助チェーン及び上記環状チェーンに該ホルダ
ーの下部及びその上側がそれぞれ回動自在に支持されて
おり、該上向き姿勢で該苗箱を上記移送台の上方に上昇
させてから上記架台の上方に搬送し、該架台に対して降
下させるように構成したことを特徴とするものである。
り出されてくる苗箱を水平姿勢のまま架台に対して搬送
し、多段に段積する苗箱段積装置において、上記苗箱が
挿入自在なように配された相対する二枚の壁体と、該両
壁体の内面のそれぞれに回転自在に配された環状チェー
ンと、該内面のそれぞれに該環状チェーンに対して等速
で同調回転自在に並行に配された補助チェーンと、上記
環状チェーン及び上記補助チェーンに支持されて移動さ
れるホルダーとを備え、上記補助チェーンは、上記環状
チェーンよりも下方にずらせて配されており、上記ホル
ダーは、上記苗箱を上向き姿勢で支持するように、並行
する上記補助チェーン及び上記環状チェーンに該ホルダ
ーの下部及びその上側がそれぞれ回動自在に支持されて
おり、該上向き姿勢で該苗箱を上記移送台の上方に上昇
させてから上記架台の上方に搬送し、該架台に対して降
下させるように構成したことを特徴とするものである。
【０００８】またこの発明は、補助チェーンの下辺を、
環状チェーンの下辺上位に配したことを特徴とするもの
である。
環状チェーンの下辺上位に配したことを特徴とするもの
である。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は播種装置Ａと本願発明にか
かる苗箱用段積装置Ｂの関係を示す側面図であり、播種
装置Ａの移送台ａから段積装置Ｂに対し苗箱Ｐが繰り出
されている。苗箱用段積装置Ｂは、水平に繰り出された
苗箱Ｐが挿入自在なよう一定間隔に配された二枚の壁体
１の内面には、スプロケット２を介し矢符の方向に回転
自在な環状チェーン３と、その環状チェーン３に対して
等速で同調回転自在な補助チェーン４が並行に配されて
いる。（なお段積装置Ｂの前部壁体は、後部壁体１と同
一につき省略した。）
かる苗箱用段積装置Ｂの関係を示す側面図であり、播種
装置Ａの移送台ａから段積装置Ｂに対し苗箱Ｐが繰り出
されている。苗箱用段積装置Ｂは、水平に繰り出された
苗箱Ｐが挿入自在なよう一定間隔に配された二枚の壁体
１の内面には、スプロケット２を介し矢符の方向に回転
自在な環状チェーン３と、その環状チェーン３に対して
等速で同調回転自在な補助チェーン４が並行に配されて
いる。（なお段積装置Ｂの前部壁体は、後部壁体１と同
一につき省略した。）
【００１０】図２は前後２枚の壁体を削除した本発明の
斜視図であり、環状チェーン３と補助チェーン４はスプ
ロケット２を介し同調回転自在であり、環状チェーン３
に対しては苗箱Ｐの支持自在なホルダー５が回動自在に
螺子止めされており、ホルダー５の下部は補助チェーン
４に対し回動自在に螺子止めされている。
斜視図であり、環状チェーン３と補助チェーン４はスプ
ロケット２を介し同調回転自在であり、環状チェーン３
に対しては苗箱Ｐの支持自在なホルダー５が回動自在に
螺子止めされており、ホルダー５の下部は補助チェーン
４に対し回動自在に螺子止めされている。
【００１１】図３は他の実施例の斜視図であり、ホルダ
ー５が環状チェーン３と補助チェーン４に案内されて上
向き姿勢のまま下辺に達したとき、ホルダー５が上下反
転して下向きになるよう、環状チェーン３の下辺上方に
補助チェーン４の下辺が位置して張設されている。
ー５が環状チェーン３と補助チェーン４に案内されて上
向き姿勢のまま下辺に達したとき、ホルダー５が上下反
転して下向きになるよう、環状チェーン３の下辺上方に
補助チェーン４の下辺が位置して張設されている。
【００１２】この発明では、播種装置Ａから繰り出され
てくる苗箱Ｐを、環状チェーン３と補助チェーン４によ
って支持されているホルダー５上面で受け止め、播種装
置Ａの上方に上昇させてから下方の架台６に降下自在な
よう構成されているので、播種装置Ａの移送台ａの高さ
に関係なく高く段積できるようになった。
てくる苗箱Ｐを、環状チェーン３と補助チェーン４によ
って支持されているホルダー５上面で受け止め、播種装
置Ａの上方に上昇させてから下方の架台６に降下自在な
よう構成されているので、播種装置Ａの移送台ａの高さ
に関係なく高く段積できるようになった。
【００１３】またこの発明によるときは、環状チェーン
３と補助チェーン４で上向きに保持されているホルダー
５を、下辺において上下反転させ下向きに支持すること
もできるので、装置を低く小型に構成できるようになっ
た。
３と補助チェーン４で上向きに保持されているホルダー
５を、下辺において上下反転させ下向きに支持すること
もできるので、装置を低く小型に構成できるようになっ
た。
【００１４】
【発明の効果】このように本発明によるときは、苗箱の
挿入自在な二枚の壁体内面に、スプロケットを介し回転
自在に張設された環状チェーンと補助チェーンにより、
苗箱の支持自在なホルダーを任意の高きに上昇させるこ
とができるので、苗箱を播種装置の高さに関係なく架台
上に高く段積できるようになった。
挿入自在な二枚の壁体内面に、スプロケットを介し回転
自在に張設された環状チェーンと補助チェーンにより、
苗箱の支持自在なホルダーを任意の高きに上昇させるこ
とができるので、苗箱を播種装置の高さに関係なく架台
上に高く段積できるようになった。
【００１５】またこの発明によるときは、上向きに支持
されているホルダーを下降させ、下辺において、上下反
転させて下向きに支持することもできるので、装置を取
扱いの容易な小型に形成することもできるようになっ
た。
されているホルダーを下降させ、下辺において、上下反
転させて下向きに支持することもできるので、装置を取
扱いの容易な小型に形成することもできるようになっ
た。
【図１】播種装置と苗箱用段積装置の関係を示す側面図
【図２】一部を欠切した本願発明の要部を示す斜視図
【図３】他の実施例の要部を示す斜視図
【図４】従来技術の要部を示す斜視図
１ 壁体 ２ スプロケット ３ 環状チェーン ４ 補助チェーン ５ ホルダー ６ 架台 Ａ 播種装置 ａ 移送台 Ｂ 苗箱用段積装置 Ｐ 苗箱 Ｒ リブ
Claims (2)
- 【請求項１】 播種装置の移送台から繰り出されてくる
苗箱を水平姿勢のまま架台に対して搬送し、多段に段積
する苗箱段積装置において、 上記苗箱が 挿入自在なように配された相対する二枚の壁
体と、 該両壁体の内面のそれぞれに 回転自在に配された環状チ
ェーンと、 該内面のそれぞれに該環状チェーンに対して等速で同調
回転自在に並行に配された補助チェーンと、 上記環状チェーン及び上記補助チェーンに支持されて移
動されるホルダーとを備え、 上記補助チェーンは、上記環状チェーンよりも下方にず
らせて配されており、 上記 ホルダーは、上記苗箱を上向き姿勢で支持するよう
に、並行する上記補助チェーン及び上記環状チェーンに
該ホルダーの下部及びその上側がそれぞれ回動自在に支
持されており、該上向き姿勢で該苗箱を上記移送台の上
方に上昇させてから上記架台の上方に搬送し、該架台に
対して降下させるように構成したことを特徴とする苗箱
段積装置。 - 【請求項２】 補助チェーンの下辺を、環状チェーンの
下辺上位に配したことを特徴とする請求項１項に記載の
苗箱用段積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30629397A JP3231266B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 苗箱段積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30629397A JP3231266B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 苗箱段積装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103681A JPH11103681A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3231266B2 true JP3231266B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17955362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30629397A Expired - Fee Related JP3231266B2 (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 苗箱段積装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3231266B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4770078B2 (ja) * | 2001-07-11 | 2011-09-07 | 井関農機株式会社 | 育苗施設 |
| JP5963348B2 (ja) * | 2012-04-23 | 2016-08-03 | 株式会社スズテック | 育苗容器段積取出装置 |
-
1997
- 1997-10-01 JP JP30629397A patent/JP3231266B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11103681A (ja) | 1999-04-20 |
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Legal Events
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