JP3230796B2 - カートリッジ式化粧用ペンシル - Google Patents
カートリッジ式化粧用ペンシルInfo
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- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/02—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
- A45D40/04—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D2040/0025—Details of lipstick or like casings
- A45D2040/0031—Replacement of the stick
- A45D2040/005—Replacement of the stick by removing the old stick from the cartridge by linear, sliding movement of stick relative to the cartridge
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/20—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use
- A45D2040/204—Pencil-like cosmetics; Simple holders for handling stick-shaped cosmetics or shaving soap while in use the cosmetic being in a cartridge
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジ式化
粧用ペンシルに関し、特に、アイライナーやアイシャド
ーのような揮発性の棒状化粧料芯を化粧料芯カートリッ
ジに収容したカートリッジ式化粧用ペンシルに関する。
粧用ペンシルに関し、特に、アイライナーやアイシャド
ーのような揮発性の棒状化粧料芯を化粧料芯カートリッ
ジに収容したカートリッジ式化粧用ペンシルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の棒状化粧料芯カートリッジは、例
えば、実公昭５９−１７２１０号に開示されているよう
に、棒状化粧料芯を収納したパイプと、このパイプの後
端周囲に結合し、パイプの内径とほぼ同径且つ同軸の貫
通孔を有する筒状のパイプ保持部材と、パイプ及びパイ
プ保持部材の結合体を前進及び後退移動可能に収納した
カートリッジ筒と、貫通孔を形成するパイプ保持部材の
内壁とパイプの内壁とを押圧しつつ、貫通孔及びパイプ
内を前進移動できる弾性材料製の押圧栓と、カートリッ
ジ筒と結合体との間に配設され、結合体をカートリッジ
筒の後端方向へ常に弾力的に押圧するスプリングとから
成る。
えば、実公昭５９−１７２１０号に開示されているよう
に、棒状化粧料芯を収納したパイプと、このパイプの後
端周囲に結合し、パイプの内径とほぼ同径且つ同軸の貫
通孔を有する筒状のパイプ保持部材と、パイプ及びパイ
プ保持部材の結合体を前進及び後退移動可能に収納した
カートリッジ筒と、貫通孔を形成するパイプ保持部材の
内壁とパイプの内壁とを押圧しつつ、貫通孔及びパイプ
内を前進移動できる弾性材料製の押圧栓と、カートリッ
ジ筒と結合体との間に配設され、結合体をカートリッジ
筒の後端方向へ常に弾力的に押圧するスプリングとから
成る。
【０００３】カートリッジ筒の前端は、棒状化粧料芯の
断面輪郭よりも大きくパイプの断面輪郭よりも小さい前
端開口を有し、これにより、カートリッジ筒の前端付近
の内壁には、前端開口から続く段部が形成されている。
断面輪郭よりも大きくパイプの断面輪郭よりも小さい前
端開口を有し、これにより、カートリッジ筒の前端付近
の内壁には、前端開口から続く段部が形成されている。
【０００４】カートリッジ筒の後端は、カートリッジ式
化粧用ペンシルの芯押出し手段により適宜に延出される
芯押し棒を挿通させる後端開口を有する。
化粧用ペンシルの芯押出し手段により適宜に延出される
芯押し棒を挿通させる後端開口を有する。
【０００５】押圧栓は、カートリッジ筒の後端開口を通
じて挿通された芯押し棒によって押圧されると、結合体
を前記カートリッジ筒内を前進移動させる。
じて挿通された芯押し棒によって押圧されると、結合体
を前記カートリッジ筒内を前進移動させる。
【０００６】パイプの前端が、カートリッジ筒の前端開
口を形成する段部に到達すると、結合体の前進移動が停
止され、押圧栓が、パイプ内の化粧料芯を押圧し、化粧
料芯がこの前端開口を通じて押し出される。
口を形成する段部に到達すると、結合体の前進移動が停
止され、押圧栓が、パイプ内の化粧料芯を押圧し、化粧
料芯がこの前端開口を通じて押し出される。
【０００７】また、芯押し棒を後退させると、押圧栓と
共に結合体が、スプリングの押圧力によって後退する。
共に結合体が、スプリングの押圧力によって後退する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】このようなカートリッ
ジ式化粧用ペンシルでは、使用者の所望の化粧料芯を収
容したカートリッジに適宜に交換して使用することがで
きるという利点がある。
ジ式化粧用ペンシルでは、使用者の所望の化粧料芯を収
容したカートリッジに適宜に交換して使用することがで
きるという利点がある。
【０００９】しかし、上述のような従来の化粧料芯カー
トリッジでは、パイプ及びパイプ保持部材から成る結合
体をカートリッジ筒内部で移動可能にするため、この結
合体とカートリッジ筒内壁との間に十分な気密性がな
い。
トリッジでは、パイプ及びパイプ保持部材から成る結合
体をカートリッジ筒内部で移動可能にするため、この結
合体とカートリッジ筒内壁との間に十分な気密性がな
い。
【００１０】このため、カートリッジに収容されている
化粧料が、長時間外気に晒されて、変質したり、化粧料
芯がアイライナーやアイシャドー等のような揮発性の化
粧料である場合、カートリッジに収容されている化粧料
が揮発してしまうという問題がある。
化粧料が、長時間外気に晒されて、変質したり、化粧料
芯がアイライナーやアイシャドー等のような揮発性の化
粧料である場合、カートリッジに収容されている化粧料
が揮発してしまうという問題がある。
【００１１】したがって、本発明の目的は、上述の問題
点をなくした、気密性の優れたカートリッジ式化粧用ペ
ンシルを提供することである。
点をなくした、気密性の優れたカートリッジ式化粧用ペ
ンシルを提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のカートリッジ式化粧用ペンシルは、化粧料芯を収容
するカートリッジ体と、このカートリッジ体を着脱可能
に装着できるペンシル本体とから成るカートリッジ式化
粧用ペンシルであって、カートリッジ体及びペンシル本
体はそれぞれ以下のように構成される。 ［カートリッジ体］カートリッジ体は、化粧料芯を収納
した化粧料芯収納手段と、化粧料芯収納手段を収容した
カートリッジ筒であって、このカートリッジ筒の前端に
前端開口を有し、カートリッジ筒の後端にペンシル本体
の芯押し棒進退移動手段により適宜に延出される芯押し
棒を挿通させる後端開口を有し、この芯押し棒により化
粧料芯がカートリッジ筒の前端開口から押し出される、
ところのカートリッジ筒と、カートリッジ筒の内部に前
記化粧料芯を気密に収容するためのシール手段とから成
る。
明のカートリッジ式化粧用ペンシルは、化粧料芯を収容
するカートリッジ体と、このカートリッジ体を着脱可能
に装着できるペンシル本体とから成るカートリッジ式化
粧用ペンシルであって、カートリッジ体及びペンシル本
体はそれぞれ以下のように構成される。 ［カートリッジ体］カートリッジ体は、化粧料芯を収納
した化粧料芯収納手段と、化粧料芯収納手段を収容した
カートリッジ筒であって、このカートリッジ筒の前端に
前端開口を有し、カートリッジ筒の後端にペンシル本体
の芯押し棒進退移動手段により適宜に延出される芯押し
棒を挿通させる後端開口を有し、この芯押し棒により化
粧料芯がカートリッジ筒の前端開口から押し出される、
ところのカートリッジ筒と、カートリッジ筒の内部に前
記化粧料芯を気密に収容するためのシール手段とから成
る。
【００１３】ここで、化粧料芯収納手段は、化粧料芯を
収納したパイプと、このパイプの後端周囲に結合し、パ
イプの内径とほぼ同径且つ同軸の貫通孔を有する筒状の
パイプ保持部材とから成る。
収納したパイプと、このパイプの後端周囲に結合し、パ
イプの内径とほぼ同径且つ同軸の貫通孔を有する筒状の
パイプ保持部材とから成る。
【００１４】カートリッジ筒は、パイプ及びパイプ保持
部材の結合体を前進後退移動可能に収納し、カートリッ
ジ筒の前端開口が、化粧料芯の断面輪郭よりも大きくパ
イプの断面輪郭よりも小さく、これにより、カートリッ
ジ筒の前端付近の内壁には、前端開口から続く段部が形
成される。
部材の結合体を前進後退移動可能に収納し、カートリッ
ジ筒の前端開口が、化粧料芯の断面輪郭よりも大きくパ
イプの断面輪郭よりも小さく、これにより、カートリッ
ジ筒の前端付近の内壁には、前端開口から続く段部が形
成される。
【００１５】また、シール手段は、（１） カートリッ
ジ筒と上記の結合体との間に配設され、この結合体をカ
ートリッジ筒の後端方向へ常に弾力的に押圧するスプリ
ングと、（２） 貫通孔を形成するパイプ保持部材の内
壁とパイプの内壁とを押圧しつつ、貫通孔及びパイプ内
を前進移動できる押圧栓であって、押圧栓が、カートリ
ッジ筒の後端開口を通じて挿通された芯押し棒によって
押圧されると、上記の結合体が押圧栓と共にカートリッ
ジ筒内を前進移動し、パイプの前端が、カートリッジ筒
の先端付近の段部に到達すると、結合体の前進移動が停
止され、押圧栓が、パイプ内の化粧料芯を押圧し、化粧
料芯がカートリッジ筒の前端開口を通じて押し出され、
芯押し棒を後退させると、結合体が押圧栓と共にスプリ
ングの押圧力によって後退する、ところの弾性材料製の
押圧栓と、（３） 第１のシール面と第２のシール面と
を有する、カートリッジ筒の後端開口付近の周囲にわた
って設けられた弾性材料製のパッキンであって、スプリ
ングの押圧力によってパイプ保持部材の後端が第１のシ
ール面に押圧され、芯押し棒の周囲が第２のシール面に
押圧される、ところのパッキンとから成る。
ジ筒と上記の結合体との間に配設され、この結合体をカ
ートリッジ筒の後端方向へ常に弾力的に押圧するスプリ
ングと、（２） 貫通孔を形成するパイプ保持部材の内
壁とパイプの内壁とを押圧しつつ、貫通孔及びパイプ内
を前進移動できる押圧栓であって、押圧栓が、カートリ
ッジ筒の後端開口を通じて挿通された芯押し棒によって
押圧されると、上記の結合体が押圧栓と共にカートリッ
ジ筒内を前進移動し、パイプの前端が、カートリッジ筒
の先端付近の段部に到達すると、結合体の前進移動が停
止され、押圧栓が、パイプ内の化粧料芯を押圧し、化粧
料芯がカートリッジ筒の前端開口を通じて押し出され、
芯押し棒を後退させると、結合体が押圧栓と共にスプリ
ングの押圧力によって後退する、ところの弾性材料製の
押圧栓と、（３） 第１のシール面と第２のシール面と
を有する、カートリッジ筒の後端開口付近の周囲にわた
って設けられた弾性材料製のパッキンであって、スプリ
ングの押圧力によってパイプ保持部材の後端が第１のシ
ール面に押圧され、芯押し棒の周囲が第２のシール面に
押圧される、ところのパッキンとから成る。
【００１６】ここで、パッキンが、上述のような第１の
シール面を有する第１のシール部材と、第２のシール面
を有する第２のシール部材とから成り、パイプ保持部材
の後端が、スプリングの押圧力によって第１のシール部
材の第１のシール面に押圧され、また、芯押し棒の周囲
が、第２のシール部材の前記第２のシール面に押圧され
るようにしてもよい。 ［ペンシル本体］ペンシル本体は、カートリッジ体を着
脱可能に装着するためのカートリッジ装着手段と、カー
トリッジ体に収容されている化粧料芯を押し出すための
芯押し棒を前進後退移動させるための芯押し棒進退移動
手段とから成る。
シール面を有する第１のシール部材と、第２のシール面
を有する第２のシール部材とから成り、パイプ保持部材
の後端が、スプリングの押圧力によって第１のシール部
材の第１のシール面に押圧され、また、芯押し棒の周囲
が、第２のシール部材の前記第２のシール面に押圧され
るようにしてもよい。 ［ペンシル本体］ペンシル本体は、カートリッジ体を着
脱可能に装着するためのカートリッジ装着手段と、カー
トリッジ体に収容されている化粧料芯を押し出すための
芯押し棒を前進後退移動させるための芯押し棒進退移動
手段とから成る。
【００１７】ここで、カートリッジ装着手段は、前方に
大径部、後方に小径部を有する内筒と、装着部材とから
成る。内筒の大径部は、カートリッジ体の後方部分の断
面輪郭とほぼ相似形で、この断面輪郭の外径よりもやや
大きい内径を有し、装着部材は、内筒の大径部の内壁に
設けられる。ここで、装着部材は、内筒の大径部の内壁
に取り付けた板バネであってもよく、また、内筒の大径
部の内壁に装着部材として螺旋状の突起を設け、この螺
旋状の突起に係合する螺旋状の溝をカートリッジ筒の後
方の外周面に設けてもよい。
大径部、後方に小径部を有する内筒と、装着部材とから
成る。内筒の大径部は、カートリッジ体の後方部分の断
面輪郭とほぼ相似形で、この断面輪郭の外径よりもやや
大きい内径を有し、装着部材は、内筒の大径部の内壁に
設けられる。ここで、装着部材は、内筒の大径部の内壁
に取り付けた板バネであってもよく、また、内筒の大径
部の内壁に装着部材として螺旋状の突起を設け、この螺
旋状の突起に係合する螺旋状の溝をカートリッジ筒の後
方の外周面に設けてもよい。
【００１８】また、芯押し棒進退移動手段は、内部に雌
ねじ螺旋溝を設けた螺旋筒と、芯押し棒の後部に設けら
れ、雌ねじ螺旋溝に係合する突起部と、内筒の小径部と
から成る。内筒の小径部は、芯押し棒を挿通できる大き
さの内径を有し、この小径部には、芯押し棒の後部の突
起部が前進後退移動できるガイド溝が設けられ、螺旋筒
が、内筒に回転可能に嵌合し、螺旋筒と内筒とを相対回
転させると、芯押し棒が、ガイド溝に沿って前進後退移
動する。ここで、螺旋筒と内筒との相対回転は、カート
リッジ筒の後方部分を、内筒の大径部の内部に確実に装
着（つまり、上述の装着部材を使用して、カートリッジ
筒と内筒とを一体的に結合）することによって達成され
る。
ねじ螺旋溝を設けた螺旋筒と、芯押し棒の後部に設けら
れ、雌ねじ螺旋溝に係合する突起部と、内筒の小径部と
から成る。内筒の小径部は、芯押し棒を挿通できる大き
さの内径を有し、この小径部には、芯押し棒の後部の突
起部が前進後退移動できるガイド溝が設けられ、螺旋筒
が、内筒に回転可能に嵌合し、螺旋筒と内筒とを相対回
転させると、芯押し棒が、ガイド溝に沿って前進後退移
動する。ここで、螺旋筒と内筒との相対回転は、カート
リッジ筒の後方部分を、内筒の大径部の内部に確実に装
着（つまり、上述の装着部材を使用して、カートリッジ
筒と内筒とを一体的に結合）することによって達成され
る。
【００１９】本発明のカートリッジ式化粧用ペンシル
は、カートリッジ筒の前端開口を被覆するためのキャッ
プ部材をさらに含む。
は、カートリッジ筒の前端開口を被覆するためのキャッ
プ部材をさらに含む。
【００２０】以上のように本発明のカートリッジ式化粧
用ペンシルが構成されるので、以下のようにして、化粧
料芯をカートリッジ式化粧用ペンシル内に気密に収容す
ることができる。
用ペンシルが構成されるので、以下のようにして、化粧
料芯をカートリッジ式化粧用ペンシル内に気密に収容す
ることができる。
【００２１】押圧栓が、貫通孔を形成するパイプ保持部
材の内壁とパイプの内壁とを押圧する。パイプ保持部材
の後端部が、スプリングの押圧力によって、第１のシー
ル面に押圧され、また、カートリッジ式化粧用ペンシル
の芯押し棒によって、パイプ保持部材が、第１のシール
面より前方に位置されているとき、第２のシール面が、
芯押し棒の周囲を押圧している。カートリッジ筒の前端
開口がキャップ部材によって被覆される。このようにし
て、化粧料芯がカートリッジ式化粧用ペンシル内に気密
に収容される。
材の内壁とパイプの内壁とを押圧する。パイプ保持部材
の後端部が、スプリングの押圧力によって、第１のシー
ル面に押圧され、また、カートリッジ式化粧用ペンシル
の芯押し棒によって、パイプ保持部材が、第１のシール
面より前方に位置されているとき、第２のシール面が、
芯押し棒の周囲を押圧している。カートリッジ筒の前端
開口がキャップ部材によって被覆される。このようにし
て、化粧料芯がカートリッジ式化粧用ペンシル内に気密
に収容される。
【００２２】
【発明の実施の形態】本発明は、化粧料芯を収容するカ
ートリッジ体と、このカートリッジ体を着脱可能に装着
できるペンシル本体とから成るカートリッジ式化粧用ペ
ンシルであり、以下、図面を参照して、本発明の実施の
形態について説明する。 ［カートリッジ体］図１、２及び３に示すように、カー
トリッジ体は、（１） 化粧料芯１８を収納したパイプ
１７と、（２） このパイプ１７の後端周囲に結合し、
パイプ１７の内径とほぼ同径且つ同軸の貫通孔を有する
筒状のパイプ保持部材１６と、（３） パイプ１７及び
パイプ保持部材１６の結合体を前進及び後退移動可能に
収納したカートリッジ筒１０であって、このカートリッ
ジ筒１０の前端が、化粧料芯１８の断面輪郭よりも大き
くパイプの断面輪郭よりも小さい前端開口を有し、これ
により、カートリッジ筒１０の前端付近の内壁には、前
端開口から続く段部１１が形成され、また、カートリッ
ジ筒１０の後端が、カートリッジ式化粧用ペンシルの芯
押出し手段（２０、２１、２２、２６、２７）により適
宜に延出される芯押し棒２２を挿通させる後端開口を有
する、ところのカートリッジ筒１０と、（４） カート
リッジ筒１０と結合体（１６、１７）との間に配設さ
れ、この結合体をカートリッジ筒１０の後端方向へ常に
弾力的に押圧するスプリング１２と、（５） 貫通孔を
形成するパイプ保持部材１６の内壁とパイプ１７の内壁
とを押圧しつつ、この貫通孔及びパイプ１７内を前進移
動できる押圧栓１５であって、この押圧栓１５が、カー
トリッジ筒１０の後端開口を通じて挿通された芯押し棒
２２によって押圧されると、結合体（１６、１７）をカ
ートリッジ筒１０内を前進移動させ、パイプ１７の前端
が、カートリッジ筒１０の前端開口を形成する段部１１
に到達すると、結合体（１６、１７）の前進移動が停止
され、押圧栓１５が、パイプ１７内の化粧料芯１８を押
圧し、化粧料芯１８が前端開口を通じて押し出され、一
方、芯押し棒２２を後退させると、押圧栓１５と共に結
合体（１６、１７）が、スプリング１２の押圧力によっ
て後退する、ところの弾性材料製の押圧栓１５と、
（６） 第１のシール面１３′と第２のシール面１３″
とを有する、カートリッジ筒１０の後端開口付近の周囲
にわたって設けられた弾性材料製のパッキン１３であっ
て、スプリング１２の押圧力によってパイプ保持部材１
６の後端が、第１のシール面１３′に押圧され、また、
芯押し棒の周囲が、第２のシール面１３″に押圧され
る、ところのパッキン１３とから成り、（７） 本発明
のカートリッジ体に着脱可能に装着し、カートリッジ筒
１０の前端開口を被覆する、キャップ部材３０を更に含
む。
ートリッジ体と、このカートリッジ体を着脱可能に装着
できるペンシル本体とから成るカートリッジ式化粧用ペ
ンシルであり、以下、図面を参照して、本発明の実施の
形態について説明する。 ［カートリッジ体］図１、２及び３に示すように、カー
トリッジ体は、（１） 化粧料芯１８を収納したパイプ
１７と、（２） このパイプ１７の後端周囲に結合し、
パイプ１７の内径とほぼ同径且つ同軸の貫通孔を有する
筒状のパイプ保持部材１６と、（３） パイプ１７及び
パイプ保持部材１６の結合体を前進及び後退移動可能に
収納したカートリッジ筒１０であって、このカートリッ
ジ筒１０の前端が、化粧料芯１８の断面輪郭よりも大き
くパイプの断面輪郭よりも小さい前端開口を有し、これ
により、カートリッジ筒１０の前端付近の内壁には、前
端開口から続く段部１１が形成され、また、カートリッ
ジ筒１０の後端が、カートリッジ式化粧用ペンシルの芯
押出し手段（２０、２１、２２、２６、２７）により適
宜に延出される芯押し棒２２を挿通させる後端開口を有
する、ところのカートリッジ筒１０と、（４） カート
リッジ筒１０と結合体（１６、１７）との間に配設さ
れ、この結合体をカートリッジ筒１０の後端方向へ常に
弾力的に押圧するスプリング１２と、（５） 貫通孔を
形成するパイプ保持部材１６の内壁とパイプ１７の内壁
とを押圧しつつ、この貫通孔及びパイプ１７内を前進移
動できる押圧栓１５であって、この押圧栓１５が、カー
トリッジ筒１０の後端開口を通じて挿通された芯押し棒
２２によって押圧されると、結合体（１６、１７）をカ
ートリッジ筒１０内を前進移動させ、パイプ１７の前端
が、カートリッジ筒１０の前端開口を形成する段部１１
に到達すると、結合体（１６、１７）の前進移動が停止
され、押圧栓１５が、パイプ１７内の化粧料芯１８を押
圧し、化粧料芯１８が前端開口を通じて押し出され、一
方、芯押し棒２２を後退させると、押圧栓１５と共に結
合体（１６、１７）が、スプリング１２の押圧力によっ
て後退する、ところの弾性材料製の押圧栓１５と、
（６） 第１のシール面１３′と第２のシール面１３″
とを有する、カートリッジ筒１０の後端開口付近の周囲
にわたって設けられた弾性材料製のパッキン１３であっ
て、スプリング１２の押圧力によってパイプ保持部材１
６の後端が、第１のシール面１３′に押圧され、また、
芯押し棒の周囲が、第２のシール面１３″に押圧され
る、ところのパッキン１３とから成り、（７） 本発明
のカートリッジ体に着脱可能に装着し、カートリッジ筒
１０の前端開口を被覆する、キャップ部材３０を更に含
む。
【００２３】ここで、パッキン１３は、第１のシール面
１３′及び第２のシール面１３″を有するように成形さ
れてもよいが、上述のような第１のシール面１３′を有
する第１のシール部材と、第２のシール面１３″を有す
る第２のシール部材とをそれぞれカートリッジ筒１０の
後端開口付近の内周にわたって設け、パイプ保持部材１
６の後端が、スプリング１２の押圧力によって第１のシ
ール部材の第１のシール面１３′に押圧され、また、芯
押し棒の周囲が、第２のシール部材の第２のシール面１
３″に押圧されるようにしてもよい。
１３′及び第２のシール面１３″を有するように成形さ
れてもよいが、上述のような第１のシール面１３′を有
する第１のシール部材と、第２のシール面１３″を有す
る第２のシール部材とをそれぞれカートリッジ筒１０の
後端開口付近の内周にわたって設け、パイプ保持部材１
６の後端が、スプリング１２の押圧力によって第１のシ
ール部材の第１のシール面１３′に押圧され、また、芯
押し棒の周囲が、第２のシール部材の第２のシール面１
３″に押圧されるようにしてもよい。
【００２４】ここで、パッキン１３は、図１及び２にお
いては、尾栓１４によってカートリッジ筒１０の内壁に
押し付けられて設けているが、この尾栓１４を使用する
ことなく、単にパッキン１３をカートリッジ筒１０の内
壁に接着してもよい。
いては、尾栓１４によってカートリッジ筒１０の内壁に
押し付けられて設けているが、この尾栓１４を使用する
ことなく、単にパッキン１３をカートリッジ筒１０の内
壁に接着してもよい。
【００２５】キャップ部材３０は、図１に示すように、
有底筒状で、その有底部内側面上に、このキャップ部材
３０をカートリッジ筒に装着したときに、カートリッジ
筒１０の前端開口を塞ぐことのできる栓部を形成しても
よい。
有底筒状で、その有底部内側面上に、このキャップ部材
３０をカートリッジ筒に装着したときに、カートリッジ
筒１０の前端開口を塞ぐことのできる栓部を形成しても
よい。
【００２６】また、キャップ部材３０は、有底筒状のキ
ャップ部材の開口付近の内壁に周囲突起を設けて、この
キャップ部材をカートリッジ筒１０に装着したときに、
カートリッジ筒１０の外周面にわたってこの周囲突起が
密着するようにしてもよい。
ャップ部材の開口付近の内壁に周囲突起を設けて、この
キャップ部材をカートリッジ筒１０に装着したときに、
カートリッジ筒１０の外周面にわたってこの周囲突起が
密着するようにしてもよい。
【００２７】さらに、キャップ部材３０は、カートリッ
ジ筒１０の前端開口に係合してこの前端開口のみを塞ぐ
ような栓部（図示せず）を有するものであってもよい。
ジ筒１０の前端開口に係合してこの前端開口のみを塞ぐ
ような栓部（図示せず）を有するものであってもよい。
【００２８】押圧栓１５には、NBRのような弾性材料が
使用され、圧縮成型法により、パイプ１７及びパイプ保
持部材１６の内径よりもやや大きい外径を有するように
製造される。
使用され、圧縮成型法により、パイプ１７及びパイプ保
持部材１６の内径よりもやや大きい外径を有するように
製造される。
【００２９】パッキン１３には、NBRのような弾性材料
が使用され、圧縮成型法により、上述のような第１のシ
ール面１３′及び第２のシール面１３″を有するように
製造されてもよいが、第１のシール面１３′を有する第
１のシール部材と、第２のシール面１３″を有する第２
のシール部材とをそれぞれ別々に製造してもよい。ここ
で、第２の面１３″を有する部分（及び、第２のシール
部材）の内径は、芯押し棒の外径よりもやや小さい。 ［ペンシル本体］ペンシル本体は、カートリッジ体を着
脱可能に装着するためのカートリッジ装着手段と、カー
トリッジ体に収容されている化粧料芯を押し出すための
芯押し棒を前進後退移動させるための芯押し棒進退移動
手段とから成る。
が使用され、圧縮成型法により、上述のような第１のシ
ール面１３′及び第２のシール面１３″を有するように
製造されてもよいが、第１のシール面１３′を有する第
１のシール部材と、第２のシール面１３″を有する第２
のシール部材とをそれぞれ別々に製造してもよい。ここ
で、第２の面１３″を有する部分（及び、第２のシール
部材）の内径は、芯押し棒の外径よりもやや小さい。 ［ペンシル本体］ペンシル本体は、カートリッジ体を着
脱可能に装着するためのカートリッジ装着手段と、カー
トリッジ体に収容されている化粧料芯を押し出すための
芯押し棒を前進後退移動させるための芯押し棒進退移動
手段とから成る。
【００３０】図１、２及び３に示すように、カートリッ
ジ装着手段は、前方に大径部２５、後方に小径部２６を
有する内筒２４と、装着部材とから成る。大径部２５
は、カートリッジ体の後方部分の断面輪郭とほぼ相似形
で、断面輪郭の外径よりもやや大きい内径を有し、装着
部材は、大径部２５の内壁に設けられる。
ジ装着手段は、前方に大径部２５、後方に小径部２６を
有する内筒２４と、装着部材とから成る。大径部２５
は、カートリッジ体の後方部分の断面輪郭とほぼ相似形
で、断面輪郭の外径よりもやや大きい内径を有し、装着
部材は、大径部２５の内壁に設けられる。
【００３１】芯押し棒進退移動手段は、内部に雌ねじ螺
旋溝２１を設けた螺旋筒２０と、芯押し棒２２の後部に
設けられ、雌ねじ螺旋溝２１に係合する突起部２３と、
内筒２４の小径部２６とから成る。
旋溝２１を設けた螺旋筒２０と、芯押し棒２２の後部に
設けられ、雌ねじ螺旋溝２１に係合する突起部２３と、
内筒２４の小径部２６とから成る。
【００３２】小径部２６は、芯押し棒２２を挿通できる
大きさの内径を有し、小径部２６には、芯押し棒２２の
後部の突起部２３が前進後退移動できるガイド溝２７が
設けられ、螺旋筒２０が、内筒２４に回転可能に嵌合
し、螺旋筒２０と内筒２４とを相対回転させると、芯押
し棒２２が、ガイド溝２７に沿って前進後退移動する。
大きさの内径を有し、小径部２６には、芯押し棒２２の
後部の突起部２３が前進後退移動できるガイド溝２７が
設けられ、螺旋筒２０が、内筒２４に回転可能に嵌合
し、螺旋筒２０と内筒２４とを相対回転させると、芯押
し棒２２が、ガイド溝２７に沿って前進後退移動する。
【００３３】ここで、装着部材として、板バネ２８が大
径部２５の内壁に取り付けられ、カートリッジ筒１０の
後方部分を着脱可能に確実に装着する。 ［作用動作］次に、本発明のカートリッジ式化粧用ペン
シルの作用動作を図４、５及び６を参照して説明する。
径部２５の内壁に取り付けられ、カートリッジ筒１０の
後方部分を着脱可能に確実に装着する。 ［作用動作］次に、本発明のカートリッジ式化粧用ペン
シルの作用動作を図４、５及び６を参照して説明する。
【００３４】最初、押圧栓１５の後方面には芯押し棒２
２の先端部分が接触し、押圧栓１５の前方面はパイプ１
７内の化粧料芯１８の後方端面に接触している。このと
き、パッキン１３の第１のシール面１３′にパイプ保持
部材の後方面がスプリングの弾性力によって押圧され、
パッキン１３の第２のシール面１３″は、芯押し棒２２
の周囲にわたって押圧している（図４）。
２の先端部分が接触し、押圧栓１５の前方面はパイプ１
７内の化粧料芯１８の後方端面に接触している。このと
き、パッキン１３の第１のシール面１３′にパイプ保持
部材の後方面がスプリングの弾性力によって押圧され、
パッキン１３の第２のシール面１３″は、芯押し棒２２
の周囲にわたって押圧している（図４）。
【００３５】次に、螺旋筒２０とカートリッジ筒１０と
を相対的に回転させると、芯押し棒２２の後部に設けた
突起部２３が螺旋筒２０内部の雌ねじ螺旋溝２１に係合
しつつ、内筒２４のガイド溝２７に沿って前進移動す
る。このとき、芯押し棒２２によって、押圧栓１５と、
パイプ保持部材１７と、パイプ１７内の化粧料芯１８と
が一体となって前進移動し、パイプ１７の先端部がカー
トリッジ筒１０の先端開口付近の段部１１に到達する
と、パイプ１７及びパイプ保持部材１６の前進移動が停
止される（図５）。また、パイプ保持部材１６の後方面
がパッキン１３の第１のシール面１３′から離れるが、
パッキン１３の第２のシール面１３″は、芯押し棒２２
の周囲にわたって押圧している（図５）。
を相対的に回転させると、芯押し棒２２の後部に設けた
突起部２３が螺旋筒２０内部の雌ねじ螺旋溝２１に係合
しつつ、内筒２４のガイド溝２７に沿って前進移動す
る。このとき、芯押し棒２２によって、押圧栓１５と、
パイプ保持部材１７と、パイプ１７内の化粧料芯１８と
が一体となって前進移動し、パイプ１７の先端部がカー
トリッジ筒１０の先端開口付近の段部１１に到達する
と、パイプ１７及びパイプ保持部材１６の前進移動が停
止される（図５）。また、パイプ保持部材１６の後方面
がパッキン１３の第１のシール面１３′から離れるが、
パッキン１３の第２のシール面１３″は、芯押し棒２２
の周囲にわたって押圧している（図５）。
【００３６】次に、螺旋筒２０とカートリッジ筒１０と
をさらに相対的に回転させると、芯押し棒２２は、内筒
２４のガイド溝２７に沿って前進移動し、押圧栓１５を
押圧して、押圧栓１５がパイプ１７内部へと進入しつ
つ、パイプ１７内の化粧料芯１８を押圧し、カートリッ
ジ筒１０の先端開口から押し出す（図６）。
をさらに相対的に回転させると、芯押し棒２２は、内筒
２４のガイド溝２７に沿って前進移動し、押圧栓１５を
押圧して、押圧栓１５がパイプ１７内部へと進入しつ
つ、パイプ１７内の化粧料芯１８を押圧し、カートリッ
ジ筒１０の先端開口から押し出す（図６）。
【００３７】図６の状態から、螺旋筒２０とカートリッ
ジ筒１０とを相対的に回転させて芯押し棒２２を後退さ
せると、化粧料芯１８をパイプ１７から押し出したまま
の状態で、押圧栓１５と、パイプ保持部材１６とが後退
移動する。パイプ保持部材１６の後方面がパッキン１３
の第１のシール面１３′に到達してもなお螺旋筒２０と
カートリッジ筒１０とを相対的に回転させると、芯押し
棒２２のみが後退移動する。
ジ筒１０とを相対的に回転させて芯押し棒２２を後退さ
せると、化粧料芯１８をパイプ１７から押し出したまま
の状態で、押圧栓１５と、パイプ保持部材１６とが後退
移動する。パイプ保持部材１６の後方面がパッキン１３
の第１のシール面１３′に到達してもなお螺旋筒２０と
カートリッジ筒１０とを相対的に回転させると、芯押し
棒２２のみが後退移動する。
【００３８】以上の動作において、パッキン１３の第２
のシール面１３″は、常に、芯押し棒２２の周囲に押圧
している。 ［製造方法］図１に示す本発明のカートリッジ式化粧用
ペンシルは、以下のようにして製造される。
のシール面１３″は、常に、芯押し棒２２の周囲に押圧
している。 ［製造方法］図１に示す本発明のカートリッジ式化粧用
ペンシルは、以下のようにして製造される。
【００３９】PP製の中空パイプに化粧料を充填した後、
この化粧料を充填したパイプを所定の長さに切断し、化
粧料芯を収納したパイプとする。
この化粧料を充填したパイプを所定の長さに切断し、化
粧料芯を収納したパイプとする。
【００４０】前方部分にパイプの断面形状と相似の中空
前方筒を有し、それに続いてパイプの内径とほぼ同径の
中空円筒部を有するPC又はABS製のパイプ保持部材を射
出成型法によって製造し、このパイプ保持部材の中空前
方筒内にパイプの後端周囲を一体に固着させて、パイプ
及びパイプ保持部材の結合体とする。
前方筒を有し、それに続いてパイプの内径とほぼ同径の
中空円筒部を有するPC又はABS製のパイプ保持部材を射
出成型法によって製造し、このパイプ保持部材の中空前
方筒内にパイプの後端周囲を一体に固着させて、パイプ
及びパイプ保持部材の結合体とする。
【００４１】パイプ保持部材の中空円筒部の内径よりも
やや大きい外径を有するNBR製の押圧栓をパイプ保持部
材の後方から挿入し、化粧料芯に当接させる。
やや大きい外径を有するNBR製の押圧栓をパイプ保持部
材の後方から挿入し、化粧料芯に当接させる。
【００４２】前端開口及びこの前端開口を形成する段部
を設け、その後方内壁にスプリングの厚み程度の周囲段
部を設け、先細りのPC又はABS製のカートリッジ筒を射
出成型法により製造し、スプリングをパイプの前方外周
を取り巻いた結合体をカートリッジ筒の後端開口から挿
入する。
を設け、その後方内壁にスプリングの厚み程度の周囲段
部を設け、先細りのPC又はABS製のカートリッジ筒を射
出成型法により製造し、スプリングをパイプの前方外周
を取り巻いた結合体をカートリッジ筒の後端開口から挿
入する。
【００４３】第１のシール面及び第２のシール面を有す
る環状のNBR製のパッキンが、カートリッジ筒の後端開
口付近の所定の位置に接着され、さらに芯押し棒を通過
できる大きさの貫通孔を有する尾栓によって確実に固定
される。
る環状のNBR製のパッキンが、カートリッジ筒の後端開
口付近の所定の位置に接着され、さらに芯押し棒を通過
できる大きさの貫通孔を有する尾栓によって確実に固定
される。
【００４４】
【発明の効果】以上のように本発明が構成されるので、
使用者の所望とする化粧料芯を収容した化粧料芯カート
リッジに適宜に交換して使用することができ、カートリ
ッジに収容した化粧料が、長時間外気に晒されて、変質
したり、化粧料芯がアイライナーやアイシャドー等のよ
うな揮発性の化粧料である場合、カートリッジに収容し
た化粧料が揮発しないような気密性を有することができ
る。
使用者の所望とする化粧料芯を収容した化粧料芯カート
リッジに適宜に交換して使用することができ、カートリ
ッジに収容した化粧料が、長時間外気に晒されて、変質
したり、化粧料芯がアイライナーやアイシャドー等のよ
うな揮発性の化粧料である場合、カートリッジに収容し
た化粧料が揮発しないような気密性を有することができ
る。
【図１】図１は、本発明のカートリッジ式化粧用ペンシ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図２】図２は、本発明のカートリッジ式化粧用ペンシ
ルのカートリッジ装着部の拡大断面図である。
ルのカートリッジ装着部の拡大断面図である。
【図３】図３は、図１のA-A線断面図である。
【図４】図４は、図１の本発明のカートリッジ式化粧用
ペンシルに収容した化粧料を繰り出すところを示す。
ペンシルに収容した化粧料を繰り出すところを示す。
【図５】図５は、図１の本発明のカートリッジ式化粧用
ペンシルに収容した化粧料を繰り出しているところを示
す。
ペンシルに収容した化粧料を繰り出しているところを示
す。
【図６】図６は、図１の本発明のカートリッジ式化粧用
ペンシルに収容した化粧料を繰り出したところを示す。
ペンシルに収容した化粧料を繰り出したところを示す。
１０・・・カートリッジ筒 １１・・・段部 １２・・・スプリング １３・・・パッキン １３′・・・第１のシール面 １３″・・・第２のシール面 １４・・・尾栓 １５・・・押圧栓 １６・・・パイプ保持部材 １７・・・パイプ １８・・・化粧料芯 ２０・・・螺旋筒 ２１・・・雌ねじ螺旋溝 ２２・・・押し棒 ２３・・・突起部 ２４・・・内筒 ２５・・・内筒の大径部 ２６・・・内筒の小径部 ２７・・・ガイド溝 ２８・・・板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A45D 40/20
Claims (5)
- 【請求項１】 化粧料芯を収容するカートリッジ体と、
前記カートリッジ体を着脱可能に装着できるペンシル本
体とから成るカートリッジ式化粧用ペンシルであって、 前記ペンシル本体が、 前記カートリッジ体を着脱可能に装着するためのカート
リッジ装着手段と、 前記カートリッジ体に収容されている前記化粧料芯を押
し出すための芯押し棒を前進後退移動させるための芯押
し棒進退移動手段とから成り、 前記カートリッジ体が、 （１） 前記化粧料芯を収納したパイプと、 （２） 前記パイプの後端周囲に結合し、前記パイプの
内径とほぼ同径且つ同軸の貫通孔を有する筒状のパイプ
保持部材と、 （３） 前記パイプ及び前記パイプ保持部材の結合体を
前進後退移動可能に収納したカートリッジ筒であって、 前記カートリッジ筒の前端が、前記化粧料芯の断面輪郭
よりも大きく前記パイプの断面輪郭よりも小さい前端開
口を有し、これにより、前記カートリッジ筒の前端付近
の内壁には、前記前端開口から続く段部が形成され、 前記カートリッジ筒の後端が、前記ペンシル本体の前記
芯押し棒進退移動手段により適宜に延出される前記芯押
し棒を挿通させる後端開口を有する、ところのカートリ
ッジ筒と、 （４） 前記カートリッジ筒と前記結合体との間に配設
され、前記結合体を前記カートリッジ筒の後端方向へ常
に弾力的に押圧するスプリングと、 （５） 前記貫通孔を形成する前記パイプ保持部材の内
壁と前記パイプの内壁とを押圧しつつ、前記貫通孔及び
前記パイプ内を前進移動できる押圧栓であって、 前記押圧栓が、前記後端開口を通じて挿通された前記芯
押し棒によって押圧されると、前記結合体が前記押圧栓
と共に前記カートリッジ筒内を前進移動し、 前記パイプの前端が、前記段部に到達すると、前記結合
体の前進移動が停止され、前記押圧栓が、前記パイプ内
の前記化粧料芯を押圧し、前記化粧料芯が前記前端開口
を通じて押し出され、 前記芯押し棒を後退させると、前記結合体が前記押圧栓
と共に前記スプリングの押圧力によって後退する、とこ
ろの弾性材料製の押圧栓と、 （６） 第１のシール面と第２のシール面とを有する、
前記後端開口付近の周囲にわたって設けられた弾性材料
製のパッキンであって、 前記スプリングの押圧力によって前記パイプ保持部材の
後端が前記第１のシール面に押圧され、 前記芯押し棒の周囲が前記第２のシール面に押圧され
る、ところのパッキンとから成る、カートリッジ式化粧
用ペンシル。 - 【請求項２】 前記パッキンが、前記第１のシール面を
有する第１のシール部材と、前記第２のシール面を有す
る第２のシール部材とから成り、 前記パイプ保持部材の後端が前記スプリングの押圧力に
よって前記第１のシール部材の前記第１のシール面に押
圧され、 前記芯押し棒の周囲が前記第２のシール部材の前記第２
のシール面に押圧される、請求項１記載のカートリッジ
式化粧用ペンシル。 - 【請求項３】 前記カートリッジ装着手段が、前方に大
径部、後方に小径部を有する内筒と、装着部材とから成
り、前記大径部が、前記カートリッジ体の後方部分の断
面輪郭とほぼ相似形で、前記断面輪郭の外径よりもやや
大きい内径を有し、前記装着部材が、前記大径部の内壁
に設けられ、 芯押し棒進退移動手段が、内部に雌ねじ螺旋溝を設けた
螺旋筒と、芯押し棒の後部に設けられ、前記雌ねじ螺旋
溝に係合する突起部と、前記内筒の前記小径部とから成
り、前記小径部が、前記芯押し棒を挿通できる大きさの
内径を有し、前記小径部には、前記芯押し棒の後部の前
記突起部が前進後退移動できるガイド溝が設けられ、前
記螺旋筒が、前記内筒に回転可能に嵌合し、前記螺旋筒
と前記内筒とを相対回転させると、前記芯押し棒が、前
記ガイド溝に沿って前進後退移動する、 ところの請求項１又は２記載のカートリッジ式化粧用ペ
ンシル。 - 【請求項４】前記装着部材が、前記大径部の内壁に取り
付けた板バネから成る、請求項３記載のカートリッジ式
化粧用ペンシル。 - 【請求項５】前記カートリッジ体に着脱可能に装着し、
前記カートリッジ筒の前記前端開口を被覆する、キャッ
プ部材からさらに成る、請求項１又は２記載のカートリ
ッジ式化粧用ペンシル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34755895A JP3230796B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | カートリッジ式化粧用ペンシル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34755895A JP3230796B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | カートリッジ式化粧用ペンシル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168422A JPH09168422A (ja) | 1997-06-30 |
| JP3230796B2 true JP3230796B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=18391041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34755895A Expired - Fee Related JP3230796B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | カートリッジ式化粧用ペンシル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3230796B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6175678B2 (ja) * | 2013-08-26 | 2017-08-09 | 株式会社トキワ | 化粧料容器 |
| KR101479109B1 (ko) * | 2013-09-10 | 2015-01-07 | 김태훈 | 밀폐성이 향상된 다용도 용기 |
| CN109247692B (zh) * | 2018-12-04 | 2023-07-25 | 宁波杰立化妆品包装用品有限公司 | 按压式液体眼线笔 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP34755895A patent/JP3230796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09168422A (ja) | 1997-06-30 |
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