JPS627208Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS627208Y2
JPS627208Y2 JP10955881U JP10955881U JPS627208Y2 JP S627208 Y2 JPS627208 Y2 JP S627208Y2 JP 10955881 U JP10955881 U JP 10955881U JP 10955881 U JP10955881 U JP 10955881U JP S627208 Y2 JPS627208 Y2 JP S627208Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
tube
core
chuck
cartridge body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10955881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5814807U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10955881U priority Critical patent/JPS5814807U/ja
Publication of JPS5814807U publication Critical patent/JPS5814807U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS627208Y2 publication Critical patent/JPS627208Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、化粧芯等の定寸繰り出し容器の改良
に関するものである。
[従来の技術] 従来より、アイライナー・眉墨等の化粧芯を収
容する容器としては、定寸繰り出し機構を有した
定寸繰り出し容器や繰り出し棒によつて化粧芯を
出没させる繰り出し容器等が見られる。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、定寸繰り出し容器は、操作性が良い為
に求められており、幾つかの提案もなされている
が、いずれもその構造が複雑であり、生産性が悪
くコストも高くなつてしまうものであつた。ま
た、繰り出し棒によつて化粧芯を出没させる繰り
出し容器に於いては、化粧芯の交換時に化粧芯単
体を繰り出し棒に装着させる操作をしなければな
らず、化粧芯を折損させてしまつたり、手を汚し
てしまつたりする事があつた。
上記の様な事故を防ぐ為に、化粧芯を保護筒に
収容してカートリツジ化したものも見られる。こ
の場合も、化粧芯の交換時に、繰り出し棒が上昇
した状態にあると、化粧芯を装着すると同時に繰
り出し棒によつて化粧芯が押し出されてしまい、
化粧芯を折損してしまつたり、手を汚してしまつ
たりする事があつた。
[問題を解決する為の手段] 先端筒6は、先端に開口した摺動孔7を有し、
後端に締リング10を止着している。
該先端筒6をスプリング16により弾発した状
態で摺動自在にしかし抜脱不能に連結した中筒1
2は、貫通孔14が穿設され、更に先端筒6を前
後に摺動させた時、前記締リング10により先端
が拡開するチヤツク15を止着している。
外筒17は、該中筒12に連結している。
該外筒17に着脱自在に装着されるカートリツ
ジ体19は、前記摺動孔7及び貫通孔14内を摺
動可能となつた化粧芯21と、該化粧芯21を保
持し前記チヤツク15に握持される保持筒20を
摺動自在に内装している。
前記先端筒6に被嵌するキヤツプ1は、先端筒
6が当接する止めリング4が内壁に止着されてお
り、更に先端筒6より露出した化粧芯21が当接
するストツパー2を弾性支持された状態で内装し
ている。
また、外筒17を中筒12に抜脱可能に連結す
る。あるいは、外筒17の後端にカートリツジ体
19を抜脱可能に装着した尾栓18を抜脱可能に
連結しても良い。
また外筒17の底面あるいは尾栓18の底面に
押し棒23を立設し、カートリツジ体19の後端
に前記押し棒23が侵入する挿入孔24を穿設
し、先端を化粧芯21が破壊可能な薄い膜25で
被つても良い。
また、化粧芯21が硬質の場合には、カートリ
ツジ体19に化粧芯21のみを内装させ、前記チ
ヤツク15に化粧芯21を握持させても良い。
[作 用] 外筒17内に化粧芯21が内装されたカートリ
ツジ体19を装着した状態では、保持筒20及び
化粧芯21は、チヤツク15とカートリツジ体1
9の間で遊動可能となつている。そして、キヤツ
プ1が下方に位置した状態で、以後使用する毎に
外筒17をキヤツプ1の方向に押圧すれば、前回
使用して短かくなつた化粧芯21がキヤツプ1の
ストツパー2に当接するまで繰り出され、毎回化
粧芯21が一定量露出された状態で使用する事が
できる。
また、化粧芯21の交換の場合には、キヤツプ
1を上方にして外筒17を押圧すればチヤツク1
5が拡開し、保持筒20及び化粧芯21が重力に
より降下し、カートリツジ体19内に収納され
る。そして、外筒17あるいは尾栓18を抜脱し
てカートリツジ体19共に新規の物と交換すれば
良い。
[実施例] 先ず、本考案実施例1を第1図乃至第4図及び
第7図によつて説明する。
有底筒状のキヤツプ1には、ストツパー2が上
下摺動自在に内装されている。このストツパー2
は、キヤツプ1の底面との間に弱いスプリング等
の緩衝材3を挾持して上方に弾発されているが、
キヤツプ1中程に止着された止めリング4によつ
て抜脱が阻止されている。この止めリング4の上
方には、板状スプリング5が抜脱不能に内装され
ている。
このキヤツプ1が被嵌し、板状スプリング5に
抱持される先端筒6は、先端より摺動孔7が貫通
して穿設されている。この摺動孔7の開口部は窄
まつて内壁に段部8aを構成している。また、後
部よりは、摺動孔7と連続して拡開孔9が穿設さ
れている。この拡開孔9の開口部には、締リング
10が止着されている。この締リング10の内側
壁は、拡開孔9の方向に広がつたテーパー部11
aになつている。
この先端筒6の後端は、中筒12に穿設された
作動孔13へ摺動自在に挿入されている。この中
筒12には、作動孔13の底面より前記先端筒6
の摺動孔7と同径の貫通孔14が穿設されてい
る。この作動孔13の底面には、前記貫通孔14
と同径のチヤツク15を植設している。このチヤ
ツク15は、先端に複数の割りの入つたコレツト
チヤツクになつている。そしてチヤツク15は、
前記先端筒6の締リング10を貫通しており、外
壁に締リング10のテーパー部11aに当接する
テーパー部11bが突出して締リング10及び先
端筒6を抜脱不能にし、締リング10によつて、
チヤツク15の先端が締まる様構成されている。
また、チヤツク15先端の内径は窄まつて、内壁
に段部8bを構成している。そして、先端筒6の
締リング10と中筒12の作動孔13底面との間
にスプリング16を挾持して先端筒6を弾発し、
チヤツク15先端を締めた状態にしている。
中筒12の後方には、外筒17が止着され、こ
の外筒17の後端には尾栓18が抜脱可能に止着
されている。この尾栓18の底面には、カートリ
ツジ体19の一端が止着されている。
このカートリツジ体19には、ほぼ同じ長さか
らなる保持筒20に保持された化粧芯21が摺動
自在に挿入されている。この化粧芯21は、貫通
孔14・チヤツク15・摺動孔7に対して摺動自
在になつている。しかし、摺動孔7の段部8a及
び締まつた状態のチヤツク15内壁の段部8bに
は先端が当接し、拡開したチヤツク15に対して
は摺動自在なり、チヤツク15先端に抱持される
様に構成されている。
尚、先端筒6はキヤツプ1を被嵌させ、先端筒
6を止めリング4に当接させた際、キヤツプ1と
中筒12の間には、中筒12及び外筒17を押圧
してスプリング16を圧縮させ先端筒6を押し込
みチヤツク15を拡開孔9内に突入させ、チヤツ
ク15を拡開させるストローク分の間隙を有して
いる。
この実施例であると、キヤツプ1が被嵌された
状態でキヤツプ1を下方にすると、保持筒20及
び化粧芯21が重力により落下し、チヤツク15
の段部8aに当接し、使用しない状態でキヤツプ
1を抜脱しても化粧芯21が露出しない様になつ
ている。また、使用中に先端筒6を誤まつて押圧
してチヤツク15が拡開してしまつた場合にも、
保持筒20の先端が先端筒6の段部8aに当接し
て保持筒20及び化粧芯21の脱落を防止してい
る。尚、化粧芯21の交換時には、尾栓18を外
筒17より抜脱してカートリツジ体19と共に新
規の物と交換すれば良い。
次に、本考案実施例2を第5図によつて説明す
る。
中筒12には、有底筒状の外筒17を着脱自在
に螺着している。この外筒17には、化粧芯21
を保持した保持筒20を摺動自在に内装したカー
トリツジ体19を着脱自在に保持するガイド筒2
2を挿入止着している。
この実施例の場合、化粧芯21の交換は、中筒
12と外筒17の螺合を解除して、カートリツジ
体19と共に交換すれば良い。
次に、本考案実施例3を第6図及び第8図によ
つて説明する。
有底筒状の外筒17の底面あるいは、ガイド筒
22の底面に押し棒23を立設する。このガイド
筒22に保持されるカートリツジ体19は底面に
保持筒20後端部が覗く挿入孔24が穿設されて
いる。また、カートリツジ体19の先端は、保持
筒20及び化粧芯21を内装した状態で薄い膜2
5が被つている。
この実施例の場合、化粧芯21の交換時に、中
筒12より外筒17を抜脱して新規のカートリツ
ジ体19を挿入し、外筒17を中筒12に装着す
ると、カートリツジ体19は中筒12に押圧さ
れ、ガイド筒22の底まで押し込まれる。その際
に、押し棒23は挿入孔24を通つて保持筒20
を前方に押し出し、化粧芯21が膜25を破り、
保持筒20及び化粧芯21が摺動可能となる。
尚、本考案実施例2及び実施例3は共にキヤツ
プ1を被嵌させた状態で先端筒6を押圧し、チヤ
ツク15を拡開させる構成は実施例1と同様であ
り、作用及び効果も同様である。
また、硬度の硬い化粧芯21や芯自体が被覆さ
れ使用時にその被覆を取り去つて使する化粧芯2
1の場合等は、化粧芯21を保持筒20に保持さ
せずにチヤツク15に直接握持させる事も可能で
ある。
[考案の効果] 本考案は以上説明した様に、キヤツプ1を下方
向に向け、キヤツプ1方向に外筒17を押圧する
という操作のみで一定量の化粧芯21を先端筒6
より露出させる事ができ、収納の際にも同様にキ
ヤツプ1を上向きにして押圧を行なうだけである
ので、化粧芯21に触れる事なく化粧芯21の出
没を行なえるものである。また、キヤツプ1が被
嵌した状態では化粧芯21は緩衝材3によつて弾
発されたストツパー2に当接している為、衝撃等
によつて化粧芯21が折損してしまう様な事もな
い。更に、化粧芯21の露出量も、キヤツプ1の
ストツパー2の位置を移動する事によつて任意の
設定が可能になつている。加えて、化粧芯21を
消費し終わつた場合も、カートリツジ体19ごと
交換できる為、交換時に手や周囲を汚してしまう
心配もなく等、数多くの利点を有する考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例1の側断面図。第2図
は、実施例1を倒立させた状態の側断面図。第3
図は、実施例1をキヤツプ方向に押圧した状態の
側断面図。第4図は、実施例1の使用状態の側断
面図。第5図は、本考案実施例2の要部断面図。
第6図は、本考案実施例3の要部断面図。第7図
は、実施例1及び実施例2のカートリツジ体の一
部断面斜視図。第8図は、実施例3のカートリツ
ジ体の一部断面斜視図。 1…キヤツプ、2…ストツパー、3…緩衝材、
4…止めリング、5…板状スプリング、6…先端
筒、7…摺動孔、8…段部、9…拡開孔、10…
締リング、11…テーパー部、12…中筒、13
…作動孔、14…貫通孔、15…チヤツク、16
…スプリング、17…外筒、18…尾栓、19…
カートリツジ体、20…保持筒、21…化粧芯、
22…ガイド筒、23…押し棒、24…挿入孔、
25…膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 先端に開口した摺動孔7を有し、後端に
    締リング10を止着した先端筒6と、 該先端筒6をスプリング16により、弾発し
    た状態で摺動自在にしかし抜脱不能に連結し貫
    通孔14が穿設され、先端筒6を前後に摺動さ
    せた時、前記締リング10により先端が拡開す
    るチヤツク15を止着した中筒12と、 該中筒12に連結された外筒17と、 該外筒17内に着脱自在に装着され、前記摺
    動孔7及び貫通孔14内を摺動可能となつた化
    粧芯21と、該化粧芯21を保持し、前記チヤ
    ツク15に握持される保持筒20を摺動自在に
    内装したカートリツジ体19と、 前記先端筒6に被嵌し、先端筒6が当接する
    止めリング4が止着され、更に先端筒6より露
    出した化粧芯21が当接するストツパー2を弾
    性支持するキヤツプ1と、 より構成される事を特徴とする定寸繰り出し
    容器。 [2] 前記外筒17を中筒12に抜脱可能に連
    結した事を特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の定寸繰り出し容器。 [3] 前記外筒17の後端に、前記カートリツ
    ジ体19が着脱自在に装着された尾栓18を抜
    脱可能に連結した事を特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の定寸繰り出し容器。 [4] 前記外筒17の底面あるいは尾栓18の
    底面に押し棒23が立設し、カートリツジ体1
    9の後端に、前記押し棒23が侵入する挿入孔
    24を穿設し、前端を薄い膜25で被つた事を
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項又は
    第3項記載の定寸繰り出し容器。 [5] 前記カートリツジ体19には化粧芯21
    のみ内装され、前記チヤツク15は化粧芯21
    を握持する事を特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項・第2項・第3項及び第4項のいず
    れか1項に記載の定寸繰り出し容器。
JP10955881U 1981-07-23 1981-07-23 定寸繰り出し容器 Granted JPS5814807U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10955881U JPS5814807U (ja) 1981-07-23 1981-07-23 定寸繰り出し容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10955881U JPS5814807U (ja) 1981-07-23 1981-07-23 定寸繰り出し容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5814807U JPS5814807U (ja) 1983-01-29
JPS627208Y2 true JPS627208Y2 (ja) 1987-02-19

Family

ID=29903938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10955881U Granted JPS5814807U (ja) 1981-07-23 1981-07-23 定寸繰り出し容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5814807U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5814807U (ja) 1983-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2104729T3 (es) Cartucho de rellenado para vainas de lapiz.
CH652974A5 (de) Fuellminenstift mit auswechselbarem minenvorratsbehaelter.
JPS627208Y2 (ja)
US3918819A (en) Writing implement
KR100397300B1 (ko) 2중척식 샤프펜슬 및 그 내부필기기구
KR950010819A (ko) 화장재료용 용기
JP2541897Y2 (ja) ノツク式化粧料容器
JP3230796B2 (ja) カートリッジ式化粧用ペンシル
JPS6111018Y2 (ja)
JPS6323180Y2 (ja)
JPS635916Y2 (ja)
US3138142A (en) Writing instrument unit
JPS6234791Y2 (ja)
JPH0349017U (ja)
JPS5825942Y2 (ja) カ−トリッジ式化粧用塗布具
JPS6328039B2 (ja)
JPS5830714Y2 (ja) 多芯室型筆記具
JPS5835514Y2 (ja) シヤ−プペンシル
JPS5927211Y2 (ja) 棒状化粧品
JPS6212638Y2 (ja)
JPS6312812Y2 (ja)
JPH0226699Y2 (ja)
JPS5923036Y2 (ja) ポケツト付き筆記具
JPS6322982Y2 (ja)
JPH055029Y2 (ja)