JP3230732U - ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成が簡単であり、使用に柔軟性があり、昇降が正確に制御され、自動化のレベルが高い、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置を提供する。【解決手段】ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置2であり、ロボット掃除機は、本体1を含み、本体1にクリーニング装置8が設置され、クリーニング装置8にモップドラムが含まれ、モップドラムにモップ布巾が設置される。本体1内に昇降装置2が設置され、昇降装置2に駆動装置が含まれ、駆動装置がクリーニング装置8に接続され、本体1上にドラムホルダー81が設置され、クリーニング装置8がドラムホルダー81に設置される。【選択図】図3
Description
本考案は、ロボット掃除機の技術分野に関し、特に、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置に関する。
現在の市場において、大部分のロボット掃除機は、モップ布巾が機器の底部に固定され、外部に設置される形態とされている。それは、外部に固定されて設置される形態であることから、主に、以下の欠陥が複数存在している。
1、布巾は、随時に自動化して洗浄されておらず、モップの際において、頻繁に取り外して洗浄されることが必要となる。
2、布巾が機器の底部に固定され、昇降ができず、クリーニングの効果を図るようにするため、布巾を床面と密着させる必要がある。
1、布巾は、随時に自動化して洗浄されておらず、モップの際において、頻繁に取り外して洗浄されることが必要となる。
2、布巾が機器の底部に固定され、昇降ができず、クリーニングの効果を図るようにするため、布巾を床面と密着させる必要がある。
そうすると、ロボット掃除機が障害物を超えることができない。現在は、一般的な家庭環境において、ロボット掃除機が少なくとも、15ミリの高さの障害物、又は、15ミリの高さの階段を超える必要がある。しかしながら、布巾が機器の底部に固定され、しかも、床面と密着しているので、モップ布巾を有する現在市販の掃除機は、障害物を超えないものである。
また、実際の家庭環境においては、多様な小さい段階、つまり、例えば、小さなカーペット、電気配線溝や床内装用角線などの障害物が存在しており、現在市販の掃除機に取り付けられるモップ布巾がいずれも障害物を超えず、又は、障害物により機器がシャットダウンになり、ロボット掃除機による体験に悪い影響を与え、家庭において、実際に知能ロボットを正常に使用することに深刻な影響を与えてしまう。
ロボット掃除機におけるモップ布巾は、固定されて床面に密着されることから、布巾が濡れた状態であり、長い時間に渡って床面と接触すると、木の床が傷つけられる恐れがある。
特許文献1は、機能手段としての昇降装置を有するロボットを開示しており、ロボット本体を含み、前記ロボット本体において、機能手段と昇降駆動手段とを含む機能手段としての昇降装置を有し、前記昇降駆動手段に、駆動モータ(21)、及び、駆動モータ(21)の駆動軸に接続される回転部(22)、を含み、回転部(22)に傾斜カム(24)を設け、前記機能手段の上方に固定フレーム(11)を設け、この固定フレーム(11)がロボット本体内に移動可能に接続され、この固定架(11)の先端が傾斜カム(24)の下方側の傾斜面と当接する。かかる技術的手段は、その構成が簡単であり、その操作が簡便であり、クリーニングすべきガラスを有効にクリーニングすることができ、作業の効率が高い。
特許文献1は、機能手段としての昇降装置を有するロボットが開示されているが、かかる手段は、その構成が複雑であり、使用に柔軟性が欠如し、昇降への制御が正確ではなく、昇降の自動化の度合いが十分ではない。
本考案は、係る構成が簡単であり、使用に柔軟性があり、昇降が正確に制御され、自動化のレベルが高い、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置を主な目的とする。
本考案は、上記した考案の目的を達成するように、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置を提供しており、前記本体にクリーニング装置が設置され、前記クリーニング装置にモップドラムが含まれ、前記モップドラムにモップ布巾が設けられ、前記本体内に昇降装置が設置され、前記昇降装置に駆動装置が含まれ、前記駆動装置がクリーニング装置に接続され、前記本体上にドラムホルダーが設置され、前記クリーニング装置が前記ドラムホルダーに設置される。
好ましくは、前記駆動装置は、滑り部が含まれる。
好ましくは、前記滑り部は、その素材が金物の素材である。
好ましくは、前記クリーニング装置には凸部が設けられ、前記駆動装置が前記凸部により前記クリーニング装置の昇降を制御する。
好ましくは、前記クリーニング装置には凸部が設けられ、前記駆動装置が前記凸部により前記クリーニング装置の昇降を制御する。
好ましくは、前記クリーニング装置は、その両側にそれぞればねが設けられ、前記ばねは、一端がクリーニング装置に接続され、他端が前記本体に接続される。
好ましくは、前記本体には、ばね位置制限機構が設けられ、前記ばねは、他端が前記ばね位置制限機構に接続される。
好ましくは、前記ドラムホルダーは、その両側にそれぞれ回転軸が設けられ、前記ドラムホルダーの下方にベースが設けられ、前記ベースが前記回転軸を介して前記ドラムホルダーに接続される。
好ましくは、前記ドラムホルダーは、その素材がプラスチックの素材である。
本考案が提供する技術的手段の有益な効果は、以下の通りである。
(1)本考案は、昇降装置により、ロボット掃除機がモップ過程に障害物を有効に超えるように制御し、掃除機が停止した時にモップドラムが本体におけるソフトウェアの制御により上昇し、ドラム布巾が床面から離れ、一方、モップが必要となる際に、本体におけるソフトウェアの制御により、モップドラムが下がり、モップにより作業できることになり、その昇降に柔軟性があり、操作が簡便である。
(2)本考案は、昇降への制御が正確であり、昇降を制御する形態が多様であり、確実性が強い。
(3)本考案は、クリーニング装置がドラムホルダーに吊り下げられており、本考案に係る昇降装置が駆動装置により効果的にこのクリーニング装置の昇降を制御し、その操作が簡便であり、ロボットのクリーニング装置が昇降装置により、精巧で早く作業することができる。
(1)本考案は、昇降装置により、ロボット掃除機がモップ過程に障害物を有効に超えるように制御し、掃除機が停止した時にモップドラムが本体におけるソフトウェアの制御により上昇し、ドラム布巾が床面から離れ、一方、モップが必要となる際に、本体におけるソフトウェアの制御により、モップドラムが下がり、モップにより作業できることになり、その昇降に柔軟性があり、操作が簡便である。
(2)本考案は、昇降への制御が正確であり、昇降を制御する形態が多様であり、確実性が強い。
(3)本考案は、クリーニング装置がドラムホルダーに吊り下げられており、本考案に係る昇降装置が駆動装置により効果的にこのクリーニング装置の昇降を制御し、その操作が簡便であり、ロボットのクリーニング装置が昇降装置により、精巧で早く作業することができる。
本考案の実施例又は従来技術における技術的手段をより明確に説明するためには、以下に、実施例又は従来技術を説明することに必要な図面を簡単に紹介していく。また、以下の説明における図面が本考案の幾つかの実施例に過ぎず、進歩性を有する労働がないことを前提として、これらの図面に示されている構成に基づいて他の図面を取得することが当業者にとって明らかである。
本考案に係る目的の達成、機能性の特徴及び利点については、その実施例を、図面を参照しながら、詳しく説明する。
以下には、本考案の実施例の図面を参照しながら、本考案の実施例の技術的手段を明確に、完全に説明する。もちろん、説明する実施例が本考案の実施例の一部だけに過ぎず、実施例の全体ではない。本考案の実施例に基づいて、進歩性を有する労働がないことを前提としてなされる他の実施例の全ても、本考案が保護しようとする範囲に含まれている。
なお、本考案の実施例において、方向に関連する指向(例えば、上、下、左、右、前、後……)が存在している場合に、この方向による指向が、特定する姿態(例えば、図面に示されているように)で各部件間の相対する位置関係、運動状況などだけを解釈するためのものであり、これらの特定する姿態に変化が発生した場合に、この方向による指向も、それに伴い、変わるわけである。
本考案では、明確な規定や限定が無い限り、「接続」や「固定」などの表現を広く理解しなければならない。例えば、「固定」は、固定して接続されてもよいし、着脱可能に接続されてもよいし、又は、一体とされてもよいし、機械接続又は電気接続であってもよい。また、明確な限定がない限り、直接に接続されてもよく、中間媒体を介して間接に接続されてもよく、二つの素子における連通や二つの素子における相互関係であってもよい。当業者にとっては、具体的な場合によって、本考案における上記した表現の具体的な意味を理解することが可能である。
また、本考案における「第一」や「第二」などの記載は、説明という目的しかに用いられず、相対する重要性を指示したり示唆したり、又は、係る技術特徴の数を暗示的に示すように理解するためのものではない。従って、「第一」や「第二」の特徴が限定されている場合には、少なくとも一つの当該特徴が含まれていると明示したり、又は、暗示したりすることが可能である。また、当業者にとって実現可能ということを前提として、技術的手段の組み合わせに、互いに矛盾又は実現できないことがある場合に、このような技術的手段の組み合わせが存在しておらず、本考案が保護しようとする範囲に含まれていない。
本考案は、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置を提供する。
図1乃至図8を参照すると、本考案の一実施例では、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置は、本体1を含む。この本体1にクリーニング装置8が設置され、このクリーニング装置8にモップドラム7を含む。このモップドラム7にモップ布巾が設けられ、前記本体1内に昇降装置2が設置され、前記昇降装置2に駆動装置が含まれ、この駆動装置がクリーニング装置8に接続される。
前記本体1上にドラムホルダー81が設置され、前記クリーニング装置8がこのドラムホルダー81に設置される。
本実施例では、好ましくは、前記駆動装置に滑り部3が含まれる。
本実施例では、さらに、好ましくは、前記滑り部3は、その素材が金物素材である。つまり、前記駆動装置が金物の滑り部3である。
本実施例では、好ましくは、前記駆動装置は、さらに、駆動モータ、固定ホルダー、ねじ、及び、金物滑り部3が含まれる。
本実施例では、前記クリーニング装置8が前記ドラムホルダー9に取り付けられる。好ましくは、前記ドラムホルダー81は、その両側にそれぞれ、回転軸4が設けられ、このドラムホルダー81の下方にベース9が設けられ、このベース9が回転軸4を介して前記ドラムホルダーに接続する
さらに、好ましくは、前記ドラムホルダー81は、その素材がプラスチック素材である。
本考案に係る前記クリーニング装置8は、この昇降装置の制御により、モップドラム7又はモップドラム7に位置するモップの上がり及び下がりが図れる。
現在、係るモップ装置は、昇降システムによりモップドラムに位置する布巾の上がりと下がりを実現でき、モップしようとする時に本体のソフトウェアの制御により、モップ布巾が下がって床面と密着するようにして、モップの機能を図る一方、モップが必要とならない場合に、本体のソフトウェアの制御により、モップドラムが上がって床面から離れるようにすることができる。
本実施例では、本考案のクリーニング装置8は、前記金物ドラムホルダー81に吊り下げされ、前記昇降装置2がこの金物ドラムホルダー81により前記モップドラム7を上昇させることができる。
前記クリーニング装置8は、金物ドラムホルダー81に固定されておらず、外力により上昇しようとすると、このクリーニング装置8が上昇できるため、ソフトウェアや他の機構により制御されていない。そして、本考案に係る掃除機が、実際の作業過程に、問題を解決し、ランダムに処理して障害物又は階段を越えることに役立ち、前記クリーニング装置8が床面をクリーニングする際に障害物があっても自動的に上昇することが可能となる。
本実施例では、前記クリーニング装置8に凸部31が設置され、前記駆動装置、つまり、金物滑り部3がこの凸部31を介して前記クリーニング装置8の昇降を制御する。
この凸部31を設置することにより、前記昇降装置2と前記クリーニング装置8との接続をより強固にして、クリーニング装置8をより効果的に昇降させることができる。
さらに、好ましくは、前記凸部31がこのクリーニング装置8の周縁の中央位置に設置される。
図5を参照すると、図5により説明することは、前記昇降装置2が稼働していない際に、前記滑り部3が最低の位置に位置し、前記クリーニング装置8のモップドラム7が自在に床面6と接触する。この時に、前記クリーニング装置8は、稼働している状態にあり、又は、稼働に備えた状態にある。
図6を参照すると、図6により説明することは、前記昇降装置2の滑り部3が上昇することにより、前記クリーニング装置8が上昇し、そして、このクリーニング装置8のモップドラム7が床面6から離れて、適当な高さまで達すると、稼働が停止する。
本考案のもう一つの実施例では、前記クリーニング装置8は、その両側にそれぞればね5が設けられ、前記ばね5は、一端がクリーニング装置8に接続され、他端が前記本体1に接続される。
好ましくは、前記本体1にばね位置制限機構51が設けられ、前記ばね5の他端がこのばね位置制限機構51に接続される。
本実施例では、前記クリーニング装置8により床面をクリーニングする際に、床面6に対するクリーニング装置8の摩擦力が、前記クリーニング装置8の両側に設置されている各ばね5により下方へ生じた摩擦力である。このばね5により、床面に対する前記モップドラム7の一定の摩擦力が発生しており、モップで床面をクリーニングする効果が図れる。
本実施例では、上記した図7は、前記クリーニング装置8がまだ上昇されていない時の状態を示す模式図である。上記した図8は、前記クリーニング装置8が上昇した状態を示す模式図である。
以上に説明したのは、本考案の好ましい実施例に過ぎず、これらにより本考案の保護範囲を限定するものではない。本考案の趣旨において、本考案の明細書及びその図面によりなされた均等置換、又は、他の関連性を有する技術分野を直接や間接に利用してなされたものは、いずれも、本考案による保護範囲に含まれている。
1 本体
2 昇降装置
3 金物滑り部
31 凸部
4 回転軸
5 ばね
51 ばね位置制限機構
6 床面
7 モップドラム
8 クリーニング装置
9 ドラムホルダー
81 ドラムホルダー
2 昇降装置
3 金物滑り部
31 凸部
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5 ばね
51 ばね位置制限機構
6 床面
7 モップドラム
8 クリーニング装置
9 ドラムホルダー
81 ドラムホルダー
Claims (9)
- 本体を含み、前記本体にクリーニング装置が設置され、前記クリーニング装置にモップドラムが含まれ、前記モップドラムにモップ布巾が設けられ、
前記本体内に昇降装置が設置され、前記昇降装置に駆動装置が含まれ、前記駆動装置がクリーニング装置に接続され、
前記本体上にドラムホルダーが設置され、前記クリーニング装置が前記ドラムホルダーに設置される、ことを特徴とする、ロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。 - 前記駆動装置は、滑り部が含まれる、ことを特徴とする、請求項1に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
- 前記滑り部は、その素材が金物の素材である、ことを特徴とする、請求項2に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
- 前記クリーニング装置には凸部が設けられ、前記駆動装置が前記凸部により前記クリーニング装置の昇降を制御する、ことを特徴とする、請求項1に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
- 前記凸部は、前記クリーニング装置における周縁の中央位置に設置される、ことを特徴とする、請求項4に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
- 前記クリーニング装置は、その両側にそれぞればねが設けられ、
前記ばねは、一端がクリーニング装置に接続され、他端が前記本体に接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。 - 前記本体には、ばね位置制限機構が設けられ、前記ばねは、他端が前記ばね位置制限機構に接続される、ことを特徴とする、請求項6に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
- 前記ドラムホルダーは、その両側にそれぞれ回転軸が設けられ、前記ドラムホルダーの下方にベースが設けられ、前記ベースが前記回転軸を介して前記ドラムホルダーに接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
- 前記ドラムホルダーは、その素材がプラスチックの素材である、ことを特徴とする、請求項1に記載のロボット掃除機におけるモップドラムに用いられる昇降装置。
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CN115349781A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-11-18 | 深圳市探博智能机器人有限公司 | 洗拖机器人的滚筒控制方法、系统、洗拖机器人和介质 |
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