JP3230574B2 - 光受信回路 - Google Patents

光受信回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、光受信回路に関し、特に、光信
号を電流信号に変換し、その変換された電流信号を電圧
信号に変換し、かつ増幅する光受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムにおける基幹系・
加入者系受信回路では広いダイナミックレンジが求めら
れている。さらに、PON(Passive Optical Networ
k)システムに代表される光加入者伝送システムでは、
バースト信号の受信を可能とする必要があり、従来の同
期網(連続信号を送受信するシステム)になかった「受
信レベルに対する高速応答」が求められている。
【0003】しかし、光受信回路の受光感度を向上させ
るためには、その増幅率を決めている帰還抵抗の値を大
きなものに設定する必要があり、この場合にはダイナミ
ックレンジが狭くなるという問題がある。また、前述し
た光加入者システムにおいても受光感度の向上は必須条
件であり、このような背景のもとで、高感度で広いダイ
ナミックレンジを有するバースト信号対応の受信回路の
必要性が大きくなってきた。
【0004】広いダイナミックレンジを有する従来の光
受信回路は、例えば特開平8ー102651号公報に開
示されている。図4は、従来のバースト光受信回路を示
すブロック図である。
【0005】図4に示すように、従来のバースト光受信
回路は、光信号を電流信号に変換する受光素子であるフ
ォトダイオード50と、そのフォトダイオード50によ
り変換された電流信号を電圧信号に変換し、かつ増幅す
るプリアンプ51と、そのプリアンプ51に接続された
スイッチ回路52と、そのスイッチ回路52に接続され
た複数の増幅識別回路53と、を有する。
【0006】スイッチ回路52は、バースト光受信回路
外部から各信号源の接地距離情報等を包含した制御信号
54により、出力が制御される。増幅識別回路53は、
入力振幅の大小により各々専用の識別基準電位を保持
し、かつ、信号が入力された場合に一定の出力振幅が得
られる増幅率を具備している。
【0007】従来のバースト光受信回路によれば、識別
電位と増幅率が異なる複数の増幅識別回路53を有する
ので、光入力信号の振幅の大小に係らず最適な電気信号
再生を可能とし、複数の増幅識別回路53の出力の中か
ら最適な出力を選択するスイッチ回路52を有するの
で、光入力範囲が広くなる、としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のバースト光受信
回路では、入力される光信号のレベルが高くなり、プリ
アンプに入力される電流が過剰に多くなると、プリアン
プは飽和領域動作を行い、出力波形に歪みが発生すると
いう問題がある。このような飽和領域動作の発生は帰還
抵抗の大きさに左右され、帰還抵抗が大きいと増幅率が
大きくなる代わりに飽和領域動作が発生しやすくなる。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、入力される光信号のレベルが高い場合
であっても、波形歪みを生じることなく正常に受信でき
る光受信回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、バースト信号
を受信する光受信回路において、光信号を電流信号に変
換する受光素子と、その受光素子により変換された電流
信号と同一の電流信号を複数生成する同一電流生成回路
と、その同一電流生成回路によって生成された各電流信
号を電圧信号に増幅変換し、互いに増幅率の異なる複数
のプリアンプと、そのプリアンプのピーク電圧値を検出
するピーク検出回路と、そのピーク検出回路によって検
出されたピーク電圧値に基づいて、前記複数のプリアン
プの中から飽和領域動作を起こさないプリアンプを選択
する選択回路と、その選択回路によって選択されたプリ
アンプから出力される電圧信号を出力するように切り換
える切換スイッチと、前記それぞれのバースト信号の光
レベルに応じて出力を切り換えるように、前記ピーク検
出回路にリセット信号を入力してピーク検出回路のピー
クホールド状態をリセットするリセット回路とを有する
ことを特徴とするものである。
【0011】前記選択回路は、前記ピーク検出回路によ
って検出されたプリアンプのピーク電圧値が許容範囲内
にあり、かつ最大の増幅率が得られるプリアンプを選択
してもよい。
【0012】本発明の他の光受信回路は、光信号を電流
信号に変換する受光素子と、その受光素子により変換さ
れた電流信号と同一の第1及び第2の電流信号を生成す
る同一電流生成回路と、その同一電流生成回路によって
生成された第1の電流信号を電圧信号に増幅変換する第
1のプリアンプと、前記同一電流生成回路によって生成
された第2の電流信号を電圧信号に増幅変換し、前記第
1のプリアンプよりも増幅率の小さい第2のプリアンプ
と、第1のプリアンプに接続され、第1のプリアンプの
ピーク電圧値を検出する第1のピーク検出回路と、第2
のプリアンプに接続され、第2のプリアンプのピーク電
圧値を検出する第2のピーク検出回路と、前記第1及び
第2のピーク検出回路によって検出されたピーク電圧値
に基づいて、前記第1及び第2のプリアンプの中から飽
和領域動作を起こさないプリアンプを選択する選択回路
と、その選択回路によって選択された第1のプリアンプ
又は第2のプリアンプから出力される電圧信号を出力す
るように切り換える切換スイッチと、前記それぞれのバ
ースト信号の光レベルに応じて出力を切り換えるよう
に、前記第1及び第2のピーク検出回路にリセット信号
を入力して、ピーク検出回路のピークホールド状態をリ
セットするリセット回路と、を有することを特徴とする
ものである。
【0013】前記選択回路は、前記ピーク検出回路によ
って検出された第1のプリアンプのピーク電圧値が許容
範囲内にある場合には、前記第1のプリアンプを選択
し、許容範囲内にない場合には、前記第2のプリアンプ
を選択してもよい。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】上記プリアンプは、オペアンプと帰還抵抗
とを有する負帰還増幅回路である。
【0019】上記カレントミラー回路は、バイポーラト
ランジスタで構成してもよく、MOSトランジスタで構
成してもよい。
【0020】
【0021】本発明によれば、選択手段によって飽和領
域動作を行っていない増幅手段を選択し、切換手段によ
って、その増幅手段の出力電圧信号を回路全体の出力信
号になるように切り換えるので、受信された光信号が大
きなレベルになっても、波形歪みを生じることなく正常
に受信できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明の光受信回路を
示すブロック図である。本発明の光受信装置は、図1に
示す光受信回路1を有する。
【0023】図1に示すように、本発明の光受信回路1
は、光信号を電流信号に変換する受光素子2と、その受
光素子2により変換された入力電流信号Iinと同一に
複製された第1の電流信号I及び第2の電流信号I
を生成するカレントミラー回路3と、そのカレントミラ
ー回路3によって生成された第1の電流信号Iを電圧
信号に増幅変換し、増幅率の大きい第1のプリアンプ4
と、カレントミラー回路3によって生成された第2の電
流信号Iを電圧信号に増幅変換し、第1のプリアンプ
4よりも増幅率の小さい第2のプリアンプ5と、を有す
る。
【0024】カレントミラー回路3は、受光素子2に接
続されたPNP型のトランジスタ6と、第1の電流信号
(コレクタ電流)を出力するPNP型のトランジス
タ7と、第2の電流信号I(コレクタ電流)を出力す
るPNP型のトランジスタ8とを有する。トランジスタ
6のコレクタは受光素子2に接続され、エミッタは電流
源9に接続される。トランジスタ7のコレクタは、第1
のプリアンプ4に接続され、エミッタは電流源9に接続
される。トランジスタ8のコレクタは、第2のプリアン
プ5に接続され、エミッタは電流源9に接続される。ト
ランジスタ6のベースは、コレクタと接続されるととも
に、トランジスタ7及びトランジスタ8のベースに接続
される。
【0025】第1のプリアンプ4及び第2のプリアンプ
5は、トランスインピーダンス型の負帰還増幅回路であ
り、第1のプリアンプ4は、オペアンプ4aと帰還抵抗
R1とからなり、第2のプリアンプ5は、オペアンプ5
aと帰還抵抗R2とからなる。第1のプリアンプ4の増
幅率が第2のプリアンプ5の増幅率よりも大きくなるよ
うに、各帰還抵抗の抵抗値は、R1>R2となる。
【0026】本発明の光受信回路1は、さらに第1のプ
リアンプ4及び第2のプリアンプ5のピーク電圧値を検
出する第1及び第2のピーク検出回路10、11と、第
1のプリアンプ4で飽和領域動作(波形歪み動作)を起
こさない場合には、第1のプリアンプ4を選択し、第1
のプリアンプ4で飽和領域動作を起こす場合には、第2
のプリアンプ5を選択する選択回路12と、その選択回
路12によって選択された第1のプリアンプ4又は第2
のプリアンプ5から出力される電圧信号を出力するよう
に切り換える切換スイッチ13と、を有する。
【0027】選択回路12は、予め基準電圧VRが設定
され、その基準電圧VRとプリアンプのピーク電圧値P
1とP2とを比較することにより、飽和領域動作を起こ
すか、起こさないかを判断する。
【0028】次に、本発明の光受信回路1の動作を説明
する。まず、入力された光信号は、受光素子2によって
受信され入力電流信号Iinに変換される。そして、カ
レントミラー回路3によって、変換された電流信号を複
製した第1の電流信号I及び第2の電流信号Iが生
成される。
【0029】次いで、生成された第1の電流信号I
第1のプリアンプ4に入力され、第2の電流信号I
第2のプリアンプ5に入力される。第1の電流信号I
は、第1のプリアンプ4により電圧信号に変換され、か
つ所定の増幅率で増幅される。第2の電流信号Iは、
第2のプリアンプ5により電圧信号に変換され、かつ所
定の増幅率で増幅される。
【0030】次いで、第1のピーク検出回路10によっ
て、第1のプリアンプ4の出力振幅値であるピーク電圧
値P1が検出されるとともに、第2のピーク検出回路1
1によって、第2のプリアンプ5のピーク電圧値P2が
検出される。
【0031】次いで、選択回路12によって、第1のピ
ーク検出回路10によって検出されたピーク電圧値P1
が基準電圧値VRを越えているか否かを判断することに
より、第1のプリアンプ4が飽和領域動作をしているか
否かを検出する。選択回路12による判断の結果、ピー
ク電圧値P1が基準電圧値VRを越えている場合、第1
のプリアンプ4は飽和領域動作を行っていると判断し、
出力信号を第2のプリアンプ5の出力電圧信号V2にな
るように切換スイッチ13により切り換える。
【0032】図2は、入力電流信号及びプリアンプの出
力電圧信号の波形を示す波形図である。図2において、
受光素子2によって光信号から電流信号に変換されたも
のを入力電流信号とする。
【0033】前述した第1及び第2の電流信号I、I
が、それぞれ第1のプリアンプ4、第2のプリアンプ
5に入力されると、第1のプリアンプ4の増幅率が第2
のプリアンプ5の増幅率よりも大きいため、各プリアン
プから出力される電圧信号V1、V2は図2に示すよう
になる。
【0034】第1のプリアンプ4の出力電圧信号V1及
び第2のプリアンプ5の出力電圧信号V2をそれぞれ第
1のピーク検出回路10及び第2のピーク検出回路11
に入力し、各々のピーク電圧値を検出したものが図2に
示すP1、P2となる。これらのピーク電圧値P1、P
2に対し、選択回路12は、予め基準電圧VRを設定し
ておき、P1の値がVRを下回わらない場合には、第1
のプリアンプ4を選択し、第1のプリアンプ4の出力電
圧信号V1を回路全体の出力とする。P1の値がVRを
下回わった場合には、選択回路12は第2のプリアンプ
5を選択し、第2のプリアンプ5の出力電圧信号V2を
回路全体の出力とするように、切換スイッチ13によっ
て切り換える。このとき、第2のプリアンプ5の特性
(増幅率)からその増幅率が小さいため、出力電圧信号
V2は波形歪みを起こすことなく出力される。
【0035】また、図1に示す回路の最大入力電流は、
第2のプリアンプ5の増幅率により決まり、その出力波
形に歪みを生じない振幅レベルまで入力されることにな
る。
【0036】本発明の光受信回路1によれば、第1のプ
リアンプ4が飽和領域動作を行っていても、増幅率が小
さく、飽和領域動作を行っていない第2のプリアンプ5
の出力電圧信号V2が出力されるので、入力される光信
号のレベルが高い場合であっても、波形歪みを生じるこ
となく正常に受信することができる。その結果、光伝送
システムの信頼性が向上する。
【0037】上述した一連の回路動作は、無入力時の状
態から信号が入力された場合でも同じ動きをするため、
いわゆるバースト信号の受信(パケット信号受信)にも
適用することができる。ただし、この場合にはピーク検
出回路のピークホールド状態をリセットする必要があ
り、無信号入力状態のレベルに引き戻す動作が付随す
る。この場合、ピーク検出回路10、11に図2に示す
リセット信号を入力するリセット回路14(図1参照)
が設けられる。
【0038】図3は、本発明の他の形態の光受信回路を
示すブロック図である。本発明の他の光受信装置は、図
3に示す光受信回路20を有する。
【0039】図3に示すように、他の形態の光受信回路
20は、光信号を電流信号に変換する受光素子21と、
その受光素子21により変換された電流信号と同一に複
製された電流信号を複数(n個)生成するカレントミラ
ー回路22と、そのカレントミラー回路22によって生
成された各電流信号I,I,・・・Iを電圧信号
に増幅変換し、互いに増幅率の異なる複数(n個)のプ
リアンプPA1,PA2・・・PAnと、各プリアンプ
PA1,PA2・・・PAnのピーク電圧値を検出する
複数(n個)のピーク検出回路D1,D2・・・Dn
と、複数のプリアンプPA1,PA2・・・PAnの中
から飽和領域動作を起こさないプリアンプを選択する選
択回路23と、その選択回路23によって選択されたプ
リアンプから出力される電圧信号を出力するように切り
換える切換スイッチ24と、を有する。
【0040】カレントミラー回路22は、各プリアンプ
に接続された複数(n個)のトランジスタT1,T2・
・・Tnを有する。各トランジスタT1,T2・・・T
nのベースは、受光素子2に接続されたトランジスタT
0のベースに接続される。
【0041】選択回路23は、予め基準電圧VRが設定
され、その基準電圧VRと各プリアンプのピーク電圧値
とを比較することにより、飽和領域動作を起こすか、起
こさないかを判断し、プリアンプのピーク電圧値が許容
範囲内にあり、かつ最大の増幅率が得られる最適なプリ
アンプを選択する。
【0042】なお、バースト信号の受信(パケット信号
受信)にも適用することができるように、ピーク検出回
路D1,D2・・・Dnにリセット信号を入力するリセ
ット回路25が設けられる。
【0043】他の形態の光受信回路20によれば、選択
回路23により複数あるプリアンプPA1,PA2・・
・PAnの中から最適なプリアンプを選択することがで
きるので、波形歪みを生じることがなく、かつ増幅率の
高い電圧信号を出力することができる。
【0044】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、カレ
ントミラー回路3、22にはPNP型のトランジスタが
用いられているが、バイポーラトランジスタにはベース
電流が流れるため、入力電流Iinを複製した電流
、I・・・に誤差が生じるおそれがある。そこ
で、PNPトランジスタの代わりにPチャネルMOSト
ランジスタを用いてもよい。この場合、ベース電流分は
発生せず、精度が改善された電流の複製が可能となる。
【0045】また、他の実施の形態では、プリアンプ等
の数には特に制限はない。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、選択手段によって飽和
領域動作を行っていない増幅手段を選択し、切換手段に
よって、その増幅手段の出力電圧信号を回路全体の出力
信号になるように切り換えるので、受信された光信号が
大きなレベルになっても、波形歪みを生じることなく正
常に受信できる。その結果、光伝送システムの信頼性が
向上する。
【0047】また、ピーク検出回路のピークホールド状
態をリセットするリセット回路を有することにより、バ
ースト信号(パケット信号)のような不連続信号を受信
した場合でも、それぞれのバースト信号の光レベルに応
じて出力を切り換えることにより、正常な受信動作を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光受信回路を示すブロック図である。
【図2】入力電流信号、プリアンプの出力電圧信号及び
リセット信号の波形を示す波形図である。
【図3】本発明の他の形態の光受信回路を示すブロック
図である。
【図4】従来のバースト光受信回路を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1:光受信回路 2:受光素子 3:カレントミラー回路 4:第1のプリアンプ 5:第2のプリアンプ 10:第1のピーク検出回路 11:第2のピーク検出回路 12:選択回路 13:切換スイッチ 14:リセット回路 20:光受信回路 21:受光素子 22:カレントミラー回路 PA1,PA2・・・PAn:プリアンプ D1,D2・・・Dn:ピーク検出回路 23:選択回路 24:切換スイッチ 25:リセット回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/28 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/08 H04B 10/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バースト信号を受信する光受信回路におい
    て、 光信号を電流信号に変換する受光素子と、 その受光素子により変換された電流信号と同一の電流信
    号を複数生成する同一電流生成回路と、 その同一電流生成回路によって生成された各電流信号を
    電圧信号に増幅変換し、互いに増幅率の異なる複数のプ
    リアンプと、 各プリアンプのピーク電圧値を検出するピーク検出回路
    と、 そのピーク検出回路によって検出されたピーク電圧値に
    基づいて、前記複数のプリアンプの中から飽和領域動作
    を起こさないプリアンプを選択する選択回路と、 その選択回路によって選択されたプリアンプから出力さ
    れる電圧信号を出力するように切り換える切換スイッチ
    と、 前記それぞれのバースト信号の光レベルに応じて出力を
    切り換えるように、前記ピーク検出回路にリセット信号
    を入力してピーク検出回路のピークホールド状態をリセ
    ットするリセット回路と、 を有することを特徴とする光受信回路。
  2. 【請求項2】前記選択回路は、前記ピーク検出回路によ
    って検出されたプリアンプのピーク電圧値が許容範囲内
    にあり、かつ最大の増幅率が得られるプリアンプを選択
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の光受信回路。
  3. 【請求項3】バースト信号を受信する光受信回路におい
    て、 光信号を電流信号に変換する受光素子と、 その受光素子により変換された電流信号と同一の第1及
    び第2の電流信号を生成する同一電流生成回路と、 その同一電流生成回路によって生成された第1の電流信
    号を電圧信号に増幅変換する第1のプリアンプと、 前記同一電流生成回路によって生成された第2の電流信
    号を電圧信号に増幅変換し、前記第1のプリアンプより
    も増幅率の小さい第2のプリアンプと、 第1のプリアンプに接続され、第1のプリアンプのピー
    ク電圧値を検出する第1のピーク検出回路と、 第2のプリアンプに接続され、第2のプリアンプのピー
    ク電圧値を検出する第2のピーク検出回路と、 前記第1及び第2のピーク検出回路によって検出された
    ピーク電圧値に基づいて、前記第1及び第2のプリアン
    プの中から飽和領域動作を起こさないプリアンプを選択
    する選択回路と、 その選択回路によって選択された第1のプリアンプ又は
    第2のプリアンプから出力される電圧信号を出力するよ
    うに切り換える切換スイッチと、 前記それぞれのバースト信号の光レベルに応じて出力を
    切り換えるように、前記第1及び第2のピーク検出回路
    にリセット信号を入力して、ピーク検出回路のピークホ
    ールド状態をリセットするリセット回路と、 を有することを特徴とする光受信回路。
  4. 【請求項4】前記選択回路は、前記ピーク検出回路によ
    って検出された第1のプリアンプのピーク電圧値が許容
    範囲内にある場合には、前記第1のプリアンプを選択
    し、許容範囲内にない場合には、前記第2のプリアンプ
    を選択する、 ことを特徴とする請求項3に記載の光受信回路。
  5. 【請求項5】前記プリアンプは、オペアンプと帰還抵抗
    とを有する負帰還増幅回路であることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1つの項に記載の光受信回路。
  6. 【請求項6】前記同一電流生成回路は、バイポーラトラ
    ンジスタで構成されるカレントミラー回路であることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載の
    光受信回路。
  7. 【請求項7】前記同一電流生成回路は、MOSトランジ
    スタで構成されるカレントミラー回路であることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1つの項に記載の光受
    信回路。
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