JP3230371U - 檜皮パネル - Google Patents

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佐々木 真
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有限会社ひわだや
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Abstract

【課題】檜皮の風合いを生かし、かつ、多様なデザインのバリエーションが得られる檜皮パネルを実現する。【解決手段】基材の表面に檜皮チップ1A、1Bを積層した檜皮パネル10であり、檜皮チップ1A、1Bは檜皮表面の粗い皮を削りとり、形状を略長方形にしたもので、片面(例えば表面)1Aおよび他面(例えば裏面)1Bを利用する。檜皮チップの他面1Bで構成された第一の檜皮チップ列11の端部を覆うように檜皮チップの片面1Aで構成された第二の檜皮チップ列12が積層されている。また、第二の檜皮チップ列12の端部を覆うように檜皮チップの片面1Aで構成された第三の檜皮チップ列13が積層されている。【選択図】図3

Description

本考案は、建物の内装、家具や什器や日用品の表面仕上げ、装飾パネルなどに使用される檜皮パネルに関する。
この種のパネルとしては、下地ベースに天然樹皮を目地を設けて積層した天然樹皮ボードが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来の技術において、目地を設けて天然樹皮を積層したものにおいては、目地を完全に見えなくするのは不可能であり天然樹皮の風合いを減じていた。また、平面的にならざるを得なかった。
また、目地を設けないものとして、形状を略長方形の檜皮チップの長辺又は短辺を突き合わせて横一列に並べて第一の檜皮チップ列とし、第一の檜皮チップ列の端部を覆うように第二の檜皮チップ列を積層した檜皮パネルが知られている(例えば、特許文献2参照。)
この技術においては、ほぼ同じテクスチャーの檜皮チップが並べられるため、デザインのバリエーションが限定的なものであった。
特開2004−306548号公報 実願2018−001323号公報
以上述べた従来の天然樹皮ボードでは、目地を設けるため天然樹皮の風合いが損なわれ、また、平面的になり趣の無いものになっていた。
また、従来の檜皮ボードではデザインのバリエーションが限定的なものであった。
本考案はこのような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、檜皮の風合いを生かし、かつ、多様なデザインのバリエーションが得られる檜皮パネルを実現することを目的としている。
本考案は上記目的を達成するためのものであり、基材の表面に檜皮チップを積層した檜皮パネルにおいて、檜皮チップは檜皮表面の粗い皮を削りとり厚さを1〜3mmとされ、形状を略長方形にされたものであり、檜皮チップが横一列に並べられた檜皮チップ列の端部を覆うように、他の檜皮チップ列が設けられており、檜皮チップの表面と裏面とが規則的に配置されたものである。
檜皮チップ1は厚さが1〜2mmになされていることが好ましい。より好ましくは1.4〜1.9mmである。
また、本考案では正方形も長方形に含まれるものとする。
檜皮チップの木部側を裏面とし反対面を表面とすると、裏面の明度と表面の明度に大きな差がある。そのため、檜皮チップの表面と裏面を規則的に配置することにより多くのデザインバリエーションが得られる。
檜皮チップに表面と裏面とを規則的に配置するとは、表面と裏面との明度差を利用してボーダー模様や市松模様、周囲に縁を有する模様等が得られるように配置することである。
さらに、檜皮チップは表面が凸状に湾曲しており、裏面が凹状に湾曲している。そのため、例えば檜皮チップの表面側を横一列に並べた檜皮チップ列の端部を覆うように、桧皮チップの裏面側を横一列に並べた檜皮チップ列を積層すると、凸状の凹凸面に凹状の凹凸面が重なることになり、積層部分にあたかも編目のような模様が得られ、檜皮チップの同じ面を積層したものとは趣のことなるものとなる。
上記の問題解決手段によれば、檜皮チップが略長方形となされているので、突き合わせて配置することができるので目地を設ける必要がないことに加え、様々なデザインバリエーションを実現することができる。
本考案の檜皮パネルの構成方法を示す正面図である。 本考案の檜皮パネルの構成方法を示す断面図である。 本考案の檜皮パネルの第一の実施の形態を示す断面図である。 本考案の檜皮パネルの第二の実施の形態を示す断面図である。 本考案の檜皮パネルの第三の実施の形態を示す断面図である。
以下、本考案の基本的な構成を図1、図2に基づいて説明する。
図において、1は檜皮チップ、2は基材であり、基材2の表面に檜皮チップ1が積層されている。檜皮チップ1の形状は長方形であり、檜皮チップ1の長辺を突き合わせて横一列に並べられて第一の檜皮チップ列11となされ、第一の檜皮チップ列11の端部を覆うように第二の檜皮チップ列12が積層されている。また、第二の檜皮チップ列12の端部を覆うように第三の檜皮チップ列13が積層され、檜皮パネル10が構成されている。
檜皮チップの大きさは縦10mm〜100mm、横10mm〜100mmとすることができる。また、檜皮チップ1は接着剤で基材2に接着されている。接着剤としては、木工用接着剤が好適に使用できる。
檜皮パネル10の幅は、第一の檜皮チップ列11に配置する檜皮チップ1の幅や数 を調整することにより決めることができる。また、檜皮パネルの長さは、檜皮チップ 列の数を調整することにより決めることができる。
図3に檜皮チップの表面と裏面を横に帯状に配置した第一の実施の形態を示す。
1Aは檜皮チップの片面(例えば表面)であり、1Bは檜皮チップの他面(例えば裏面)を示しており、檜皮チップの他面1Bで構成された第一の檜皮チップ列11の端部を覆うように檜皮チップの片面1Aで構成された第二の檜皮チップ列12が積層されている。また、第二の檜皮チップ列12の端部を覆うように檜皮チップの片面1Aで構成された第三の檜皮チップ列13が積層されている。以下、檜皮チップの他面1Bで構成された檜皮チップ列、檜皮チップの片面1Aで構成された檜皮チップ列、檜皮チップの他面1Bで構成された檜皮チップ列が積層され檜皮パネル10が形成されている。
このように、檜皮パネルの横方向のボーダー模様が形成されている。ボーダー模様の幅は任意であり、必要に応じたデザインとすることができる。
また、檜皮チップの表面と裏面が積層されたボーダー模様の境目にあたかも編目のような模様が得られる。
図4に檜皮チップの表面と裏面を規則的に配置した第二の実施の形態を示す。
図では檜皮パネル10の縦方向にボーダー模様としたものを示している。ボーダー模様の幅は任意であり、必要に応じたデザインとすることができる。
この実施の形態では、第一の檜皮チップ列11を左から檜皮チップの他面1B、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの他面1B、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの他面1Bで形成し、第二の檜皮チップ列12、第三の檜皮チップ列13というように順次積層して檜皮ボード10が形成されている。
図5に檜皮チップの表面と裏面を規則的に配置するした第三の実施の形態を示す。
図では檜皮パネル10を四等分して市松模様となした例を示している。市松模様の大きさは任意であり、市松模様においても必要に応じたデザインとすることができる。
この実施の形態では、第一の檜皮チップ列11と第二の檜皮チップ列12を左から檜皮チップの片面1A、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの他面1B、檜皮チップの他面1B、檜皮チップの他面1Bで形成し、第三の檜皮チップ列13は逆に檜皮チップの他面1B、檜皮チップの他面1B、檜皮チップの他面1B、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの片面1A、檜皮チップの片面1A、で形成していく。次の檜皮チップ列は第三のチップ列13と同様に形成する。
その上の檜皮チップ列は第一の檜皮チップ列11と第二の檜皮チップ列12と同様に形成する。
基材2に厚さ5.5mmの合板を使用し、檜皮チップ1としては平均厚さ1.6mmに調整したものを使用した。檜皮チップ1は、長さ30mm、幅30mmとした。第一の檜皮チップ列11と第二の檜皮チップ列12はそれぞれ12mmが表面から見えるように配置した。
檜皮チップの表面と裏面を規則的に配置することにより、多くのデザインバリエーションが得られる。
10 檜皮パネル
1 檜皮チップ
1A 檜皮チップの片面
1B 檜皮チップの他面
2 基材
11 第一の檜皮チップ列
12 第二の檜皮チップ列

Claims (1)

  1. 基材の表面に檜皮チップを積層した檜皮パネルにおいて、前記檜皮チップは檜皮表面の粗い皮を削りとり厚さを1〜3mmとされ、形状を略長方形にされたものであり、前記檜皮チップが横一列に並べられた檜皮チップ列の端部を覆うように、他の檜皮チップ列が設けられており、檜皮チップの表面と裏面とが規則的に配置されていることを特徴とする檜皮パネル。
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