JP3230253B2 - 非磁性金属分離ベルトコンベヤ - Google Patents

非磁性金属分離ベルトコンベヤ

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JP3230253B2 JP30417291A JP30417291A JP3230253B2 JP 3230253 B2 JP3230253 B2 JP 3230253B2 JP 30417291 A JP30417291 A JP 30417291A JP 30417291 A JP30417291 A JP 30417291A JP 3230253 B2 JP3230253 B2 JP 3230253B2
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丈義 野中
正男 藤原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば都市ごみからアル
ミニウム屑を分離するために用いて好適な非磁性金属分
離ベルトコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図3は従来例のアルミニ
ウム分離ベルトコンベヤを示すものであるが、このベル
トコンベヤは全体として1で示され、このベルト10は
一端部で駆動ローラ11に、他端部で非金属性でなる
(例えばプラスチックでなる)筒体60に巻装されてい
る。駆動ローラ11は電動機14によりベルト15を介
して所定の回転速度で矢印方向に駆動される。従って従
動ローラである筒体60は矢印A’で示す方向に所定の
回転速度で回転する。筒体60にはこれに同心的に希土
類磁石回転子7を内蔵しており、これはその外周縁部で
交互にS極43、 N極43’と図示するように磁化され
ており、これは回転軸46のまわりに電動機44により
ベルト45を介して矢印B’方向に所定の回転速度で回
転するように構成されている。なお筒体60と希土類磁
石回転子7とは同軸であるが、軸46とは分離した軸の
まわりに回転駆動されるようになっている。なお、駆動
ローラ11、即ち筒体60の回転速度よりは回転子7の
回転速度の方が十分に大きくなるように設定されてい
る。
【0003】筒体60の下方には分別されて排出される
ごみ収容器Vが配設され、これは隔壁23、24を備え
ているが、このごみを分別して回収するための隔壁2
5、26を備えている。従って図において右方からアル
ミニウム回収空間C、通常のごみ回収空間D及び鉄屑回
収空間Eを画成している。
【0004】従来例は以上のように構成されるのである
が、今ベルト10の一端部の上方から都市ごみが供給さ
れたものとする。これらは更に高密度で存在するのであ
るが、図においては散在的に示す。即ちベルト10の上
方走行部においては、例えばアルミ缶m、鉄屑f、紙屑
gが図において右方へと移送され、これが筒体60の最
上方に至ると、これに内蔵する回転磁石7の高速回転に
より、その外周縁部に設けたN極、S極がベルト10に
対して相対的にN極、S極の位置を高速に変化させるの
で交流磁界が発生し、これがアルミニウム屑mに渦電流
を誘起し、この渦電流による磁束と高速で回転する回転
子7の磁極N、Sの磁束によりアルミニウム屑mは反撥
力を受けて筒体60のほぼ最上端部より軌跡cを描い
て、アルミニウム屑収容空間Cへと放物線cを描いて排
出される。
【0005】また紙屑gは高速で回転する回転体7の磁
束の影響を何等受ける事なく筒体60に巻回されるベル
ト10より自由落下して、dの軌跡を経て通常のごみ屑
収容空間Dへと排出される。次に鉄屑fは回転磁石7の
磁極43又は43’に強く吸引されながらベルト10に
吸着して最もベルト10上での滞留時間が長く、eで示
す軌跡を経て鉄屑回収空間Eへと排出される。
【0006】以上のようにして都市ごみ屑からアルミニ
ウム屑、非金属性のごみ屑、例えば紙屑、プラスチック
屑など及び鉄屑が回収される事になる。
【0007】然るに都市ごみ屑内には雑多なごみ屑が存
在し、例えば鉄でなるワッシャwが含まれているとする
と、これが筒体60の最下点においてベルト10から離
脱する事なく、図示する位置で回転運動を行ない、いつ
までたってもベルト10から離脱する事がなく、これで
は後続する鉄屑の排出を妨害するのみならずこのような
形状のごみが例えばエッジを有する物であれば、これに
よりベルト10が切り裂かれる事になる。またこの切り
裂きがベルト10が回転する事により全長が切り裂かれ
る事になりこのベルトは使用不能となるおそれがある。
あるいはワッシャwのように円板状で一定位置で回転せ
ずとも、鉄屑によっては定位置で磁極に吸い付いた状態
でベルト10をすり減らすということもある。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題に
鑑みてなされ、都市ごみの中にいかなる形状の鉄屑が存
在していたとしても、これによりベルトを何等損傷させ
る事がない非磁性金属分離ベルトコンベヤを提供する事
を目的とする。
【0009】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、一端部
で駆動ローラに、他端部で非金属性の筒体に巻回される
エンドレスベルトと前記筒体内に内蔵され、周縁部が
交互にN極とS極とに磁化されている回転磁石とから成
り、前記回転磁石を前記筒体の回転速度より大きい回転
速度で同方向に回転させるようにして、前記エンドレス
ベルトの他端部より非磁性金属のごみ成分を他成分のご
み成分とは異なった軌跡で排出させるようにして分離す
る非磁性金属分離ベルトコンベヤにおいて、前記筒体の
下方で該筒体の排出側端部より前記駆動ローラ側に偏倚
して従動ローラを配設し、これにも前記エンドレスベル
トを巻回させるようにしたことを特徴とする非磁性金属
分離ベルトコンベヤ、によって達成される。
【0010】
【作用】筒体の下方でこの排出側端部より内方に偏倚し
て従動ローラを配設しており、これにもベルトを巻回さ
せているのでベルトは筒体の中に内蔵される回転磁石の
影響をこの直下方まで受ける事がなく最上点から例えば
回転角90°の位置において回転磁石の磁束の影響から離
脱する事により磁性金属としての例えば、鉄屑は紙屑等
より内側の軌跡を描いて鉄屑収容空間に回収される。通
常のごみ層はこれより外側の軌跡を描いて通常のごみ層
収容空間に回収される。また非磁性金属としてのアルミ
ニウム屑は従来とほぼ同様な軌跡を経てアルミニウム屑
回収室へと排出される。ワッシャのような鉄屑がベルト
に吸着したまま離れることがなく、ベルトを損傷させる
ということはなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例による非磁性金属分離
ベルトコンベヤについて図面を参照して説明する。な
お、従来例の図3に対応する部分については同一の符号
を付しその詳細な説明は省略する。
【0012】図1において本実施例のアルミニウム分離
ベルトコンベヤは全体として71で示され、本実施例で
はベルト72は従来の駆動ローラ11及び筒体60の外
に更に従動ローラ73に巻装されている。この従動ロー
ラ73は筒体60の最右端より図において左方の下方に
配設されており、すなわち内側に配設されており従って
ベルト72は図示するような形で、駆動ローラ11、筒
体60及び従動ローラ73に巻回される。またベルト7
2は以上のような巻回形状により角度αの領域で回転磁
石7の磁極43、43’に近接するように構成される。
すなわちこの角度α外では大きく離隔している。下方に
は隔壁80、81、82、83で室G、H、Jを画成す
るごみ収容器V’が配設されている。
【0013】第1実施例は以上のように構成されるが、
次にこの作用について説明する。
【0014】電動機14及び44は従来と同様な回転速
度で回転駆動される。これによりベルト72は矢印で示
す方向に走行するが、アルミニウム屑mは角度αの範囲
内において回転磁石7の外周縁部の磁極43、43’の
交流磁束により渦電流が生じ、この磁気反力により図示
するような軌跡cで水平方向の速度成分を得てごみ収容
器V’のアルミニウム屑回収空間Gへと導かれる。また
非金属の紙屑g等は図示するようにベルト72において
筒体60と従動ローラ73との間の上方走行領域の端部
において、ほぼベルト72の水平方向成分の初速度で飛
び出して収容室Hへと排出される。鉄屑fは角度αの領
域内ではベルト72に吸着され、矢印eで示す軌跡を経
て、ごみ収容室Jに導かれるが、筒体60の直下方は勿
論の事、最上点から角度αの領域以外の領域においては
ベルト72は回転磁石60から相離隔する位置にあるの
で回転磁石7の周縁部磁石43、43’の磁束を殆ど受
ける事なく、従って確実に軌跡eを経て収容室Jへと排
出される事になる。従来例の図3に示すように例えばワ
ッシャwが混在していたとしても、これも通常の鉄材ご
みfと同様Jへと排出され従来のように筒体60の最下
点に対応するベルト上の一定位置で吸引されながら回転
する事により進行しないということがなく、またこのよ
うな形状の鉄屑で、これがエッジを有するものであって
もこれによりベルト10が切り裂かれるという事もな
く、よってベルト72の寿命を大巾に長期化するもので
ある。
【0015】図2は本発明の第2実施例を示すものであ
るがアルミニウム分離ベルトコンベヤは全体として91
で示され図1の実施例に対応する部分については同一の
符号を付しその詳細な説明を省略する。
【0016】本実施例では回転磁石92の構造は図1と
同様であるが筒体60とは偏心して配設されており、従
って筒体60の最下点に対応するベルト部分は回転磁石
92の磁極から十分に離れているのであるが、このよう
な場合においても従動ローラ73を図示するように配設
する事によりワッシャwのような鉄屑によって損傷され
る恐れは未然に防止されることができる。
【0017】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定される事なく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0018】例えば以上の実施例ではアルミニウム分離
ベルトコンベヤのみを示したが、この供給端部の上方に
風選機を配設し、あらかじめアルミニウム屑を含む方の
重い成分のごみ屑と、これ以外の軽い成分のごみ屑とを
分離して更に回収効率を上げるようにしてもよい。
【0019】また以上の実施例では都市ごみで大きな成
分比を占めるアルミニウム屑について説明したが非磁性
金属であれば同じ原理で回収は可能である。例えば真鍮
や銅屑を回収する事も出来る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明の非磁性金属分
離ベルトコンベヤによれば、鉄屑でワッシャのようなご
み又は類似形状でエッジを有するような鉄屑が存在して
いたとしてもベルトを損傷する事を未然に防止する事が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるアルミニウム分離ベ
ルトコンベヤの側面図である。
【図2】第2実施例のアルミニウム分離ベルトコンベヤ
の側面図である。
【図3】従来例のアルミニウム分離ベルトコンベヤの側
面図である。
【符号の説明】
7 回転磁石 60 筒体 72 ベルト 73 従動ローラ 92 回転磁石
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部で駆動ローラに、他端部で非金属
    性の筒体に巻回されるエンドレスベルトと前記筒体内
    に内蔵され、周縁部が交互にN極とS極とに磁化されて
    いる回転磁石とから成り、前記回転磁石を前記筒体の回
    転速度より大きい回転速度で同方向に回転させるように
    して、前記エンドレスベルトの他端部より非磁性金属の
    ごみ成分を他成分のごみ成分とは異なった軌跡で排出さ
    せるようにして分離する非磁性金属分離ベルトコンベヤ
    において、前記筒体の下方で該筒体の排出側端部より
    記駆動ローラ側に偏倚して従動ローラを配設し、これに
    も前記エンドレスベルトを巻回させるようにしたことを
    特徴とする非磁性金属分離ベルトコンベヤ。
JP30417291A 1991-10-23 1991-10-23 非磁性金属分離ベルトコンベヤ Expired - Fee Related JP3230253B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105728187A (zh) * 2016-05-03 2016-07-06 湖北力帝机床股份有限公司 多级涡电流分选一体机

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CN105728187A (zh) * 2016-05-03 2016-07-06 湖北力帝机床股份有限公司 多级涡电流分选一体机

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