JP3230069B2 - 米の洗浄方法及びその装置 - Google Patents

米の洗浄方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米の洗浄に関するもの
で、詳しくは長期にわたり保存でき、水を付加して再加
熱することにより風味のある米飯をきわめて容易に得る
ことのできる貯蔵飯を製造する際の米の洗浄方法及びそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の貯蔵飯の製造方法としては、例え
ば、特公昭52−37055 号の貯蔵飯の製造方法や、特
公昭52−14300 号の冷蔵用米飯の製造方法などがある。
【0003】これらの製造方法は、いずれも生米を洗米
機にて水で洗浄し、そのあと一定時間水に浸して吸水さ
せ、これに水を適量加えて所定時間加熱して炊き上げ、
米澱粉を充分にアルファー(α)化させて急速に冷却
し、更に一旦凍結させてから0℃〜10℃で一定時間放置
して貯蔵飯を得るものである。これら貯蔵飯は、一度米
を普通に炊いた状態のものを冷却凍結するから、米の澱
粉分子が水分子と結合して、それらを媒介にして互に連
なった状態、すなわち、アルファー化状態から再び澱粉
分子同士が寄り集まり束を作り、新しい澱粉分子の配列
が生まれ、水分子が離れて、いわゆる離漿現象が生ず
る。このような澱粉分子の配列の変化を一般に老化と称
し、澱粉分子がβ化したと呼び、新しい澱粉分子の配列
が生じていることを意味して、消化出来ないβ澱粉に戻
ると言う意味ではない。この再配列による澱粉分子は、
再加熱しても容易に炊きたてのようなアルファー化状態
にもどり難いから、上記の貯蔵飯は味が著しく低下する
結果になる。
【0004】上記事情から本出願人は、生米のβ澱粉を
アルファー化し冷却しても離漿現象が生じないで、澱粉
分子と水分子とが結合してそれらを媒介にして互に連な
っている状態を保持するが、水分子が最低値となってい
るアルファー化処理米を得ることができる貯蔵飯の製造
方法(特開平1−304856号公報、特開平3−123456号公
報)を提供しているが、この場合も水で生米を洗浄する
から、大量の水を使用し、それらがすべて洗米排水とな
り、更に、米に含まれるビタミン類、その他栄養分も逃
げてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本出願人により貯蔵飯
の製造方法は、長期にわたり保存でき、水を付加して再
加熱することにより、炊きたてのごはんと同様な風味の
ある貯蔵飯を容易に得ることが出来る点ですぐれてい
る。しかし、本出願人の製造方法は、前記、の貯蔵
飯の製造方法と全く同様に水を使用することにより米を
洗米するため、大量の水道水が必要になる。このため、
その使用した水道水がすべて洗米排水となり、公共水域
にそのまま流すことは出来ず、地域あるいは水量によっ
てはそのまま下水道にも流すことが出来ないものであ
る。従って、その排水処理設備が必要になり、その維持
管理も必要になって来る。
【0006】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、水を使用しないで米を洗米することができる
米の洗浄方法及びその装置を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の米の洗浄方法は、ネット上を所定量づつ流
通している米にエアーを吹き付けかつ前記ネットを介し
てエアーを吸引して米ぬかを粗取りするエアー吹付工程
と、米ぬかを粗取りした後の前記ネット上を流通してい
る米に蒸気を吹き付けかつ前記ネットを介してエアーを
吸引して蒸気による水滴と共に米ぬかを除去する蒸気洗
浄工程と、洗浄されたあとの前記ネット上を流通してい
る米にエアーを吹き付けかつ前記ネットを介してエアー
を吸引して残留している蒸気によるミスト及び米ぬかを
除去する仕上洗浄工程と、からなるものであり、また、
米の洗浄装置は、ネットを境にして加圧室と減圧室とを
分割してなる洗浄部と、該洗浄部に米を定量的に供給し
かつ流通させる定量供給部と、前記加圧室に米の流通方
向に順次エアー吹出管、蒸気吹出管、エアー吹出管を設
置してなるエアー及び蒸気供給部と、前記減圧室内を吸
引減圧する減圧発生部と、からなるものである。
【0008】
【作用】上記構成の洗浄方法によれば、流通状態の米に
エアーを吹き付けかつ吸引すると付着力の弱い米ぬかを
除去でき、そのあとの米に蒸気を吹き付けかつ吸引する
と米の表面に微細な水滴が付着して、米粒の表面から米
ぬかを浮き上げ付着力の強い米ぬかも除去でき、そのあ
と更に、エアーを吹き付けかつ吸引すると残留している
米ぬか、水滴及び米ぬか臭がエアーと共にネットを通過
して吸引され、米粒の表面から米ぬかが除去されると共
に米ぬか臭も除去される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳述する。図1は本発明の米の洗浄方法を具体化した洗
浄装置のフローシート図、図2は洗浄部の組立状態を示
す斜視図である。図において、1は本発明の米の洗浄装
置を示し、この米の洗浄装置1は、ネット2を境にして
加圧室3と減圧室4とを分割してなる洗浄部5と、該洗
浄部5に米Rを定量的に供給しかつ流通させる定量供給
部6と、前記加圧室3に米Rの流通方向に順次エアー吹
出管7、蒸気吹出管8、エアー吹出管9を設置してなる
エアー及び蒸気供給部10と、前記減圧室4内を吸引減圧
する減圧発生部11とからなる。この水の洗浄装置1は、
後述の米Rの貯留タンク42の直下、あるいは米Rを浸漬
して水切りする後述の浸漬タンク61の直上に設けられ
る。
【0010】前記洗浄部5は、幅広のトヨ12にフタ13を
取り付け、トヨ13の底板14に大きな孔14aをあけ、その
孔14aに前記ネット2を張り、更にネット2を境として
底板14の外側にコーン状フード15を取り付け、トヨ12の
側板16にエアー吹出管7、9及び蒸気吹出管8を貫通さ
せるための切欠部16a、16b、16cを設けてなり、トヨ
12とフタ13とで囲う空間が前記加圧室3を形成し、トヨ
12のネット2とコーン状フード15とで囲う空間が減圧室
4を形成する。ネット2は、ステンレスネットが使用さ
れ、そのメッシュは米が通過しない程度であれば良く、
また多孔板のよなものでも良い。
【0011】前記定量供給部6は、受入タンク17の下部
に所定の傾斜を持った通路18に振動機19、19を取り付け
てなり、受入タンク17から通路18に入った米を振動機1
9、19により通路18を振動させて、一定量の米を洗浄部
5に供給するものである。米の供給量の調整は振動機1
9、19の振動強度の変化により行なう。
【0012】前記エアー及び蒸気供給部10は、前記フタ
13に取り付け、トヨ12の側板16の切欠部16a、16c、16
bにそれぞれ嵌めたエアー吹出管7、9及び蒸気吹出管
8にブロアー31及びボイラー59を接続している。エアー
吹出管7、9、蒸気吹出管8には無数の小孔が穿けら
れ、その小孔からエアー及び蒸気が吹き出されるように
なっている。
【0013】なお、エアー吹出管7から陰イオンを含ん
だエアーを吹き付けたり、あるいはエアー吹出管7の代
りに陰イオン照射装置を設けたりしても良い。前記減圧
発生部11は、減圧室4に真空ポンプ20を接続しており、
なおかつ、これら減圧室4と真空ポンプ20との間には米
ぬか除去タンク21が設置されている。この米ぬか除去タ
ンク21の下部にはロータリーバルブ22が取り付けられて
おり、更にこのロータリーバルブ22の下方には、除去さ
れた米ぬか24を受けるための容器23が置いてある。従っ
て、減圧室4内に入った米ぬか24は、真空ポンプ20を通
過して外部に排出されることなく、容器23内に回収され
る。
【0014】次に、この米の洗浄装置1は、図3に示す
ような貯蔵飯の製造装置41に組み込まれる。この貯蔵飯
の製造装置41は、貯留タンク42から米を受け入れて洗米
する洗浄部本体43と、洗米後の米を貯留し常温の水にて
20〜120 分間浸漬すると共に水切りする浸漬水切部44
と、浸漬水切後の米を常時一定量貯留するタンク45の底
板及び側板の多孔より0.25Kg/cm2〜1.5 Kg/cm2の蒸気を
吹き込み、かつ内部に米を一定量排出する定量フィーダ
ー47を有すると共に、排出口48を一時的に塞いで米を計
量する計量機49を有してなる蒸し機50と、計量された蒸
し米を袋51にて受け入れ開封のままハッチ52内の中に入
れて該ハッチ52を閉じ、690mmHg 以上の真空状態を10〜
30秒間保持したあと、ハッチ52内に無菌エアーを入れ大
気圧とし、袋51を密封してハッチ52内から取り出す真空
冷却包装部53と、ハッチ52から取り出した袋詰めした蒸
し米を24〜48時間放置してアルファー化した米澱粉を熟
成させる熟成ヤード54と、米粒同士が付着して1つの塊
となっているアルファー化処理米をもみほぐして単粒化
するほぐし機55と、を主要構成要素としてなる。
【0015】この貯蔵飯の製造装置41によれば、米が貯
留されている貯留タンク42の下部にあるバルブ56を開い
て搬送装置57を作動させ、更にバルブ58を開いて、洗浄
部本体43の受入タンク17に米を供給する。
【0016】受入タンク17に供給された米を洗浄部本体
43の定量供給部6の振動機19、19により、通路18を振動
させてこの通路18から洗浄部5の加圧室3に定量的に供
給する。加圧室3に入った米はブロアー31からエアー吹
出管7を通過してエアーを平均的に吹き付け、米に付着
して米ぬか24のうち比較的付着力の弱いものを粗取りす
る。次に、ボイラー59から0.25Kg/cm2〜1.5 Kg/cm2の蒸
気が蒸気吹出管8により平均的に吹き付けられ、米の表
面に当り、一部熱を失って米の表面に付着して、米ぬか
24が浮き上がるようになり、更に、この状態の米にエア
ー吹出管9によりエアーを吹き付け、同時に減圧室4は
真空ポンプ20により減圧しているから、エアー及び蒸気
と共に米ぬか、水滴及び米ぬか臭がネット2を通過して
減圧室4を経由して米ぬか除去タンク21内に入り、米ぬ
か、水滴は除去されてロータリーバルブ22から容器23内
に米ぬか24や水滴などが入る。一方、米は、米ぬかを除
去されて、すなわち、洗米されて浸漬タンク61内に入
る。
【0017】次に所定量の米の入った浸漬タンク61内に
水を張り、20〜120 分間浸漬させて米に充分水を吸収さ
せてから、浸漬タンク61から水を抜くことで米の水切を
行なう。水切の終った米は、切換弁62を開いて作動して
いるコンベアー63から蒸し機50のタンク45内に投入され
る。タンク45内に一定量の米が投入されたら、ボイラー
59からタンク45の外側にある蒸気室64及び蒸気吹出し管
65に0.25〜1.5Kg/cm2の蒸気を送り込み、タンク45の底
板及び側板の多孔並びに蒸気吹出し管65から蒸気を吹き
出し、米を蒸す。この間、定量フィーダー47はモータに
より回転させ、排出管66の排出口から蒸された米が排出
される。なお、米がタンク45内に入り排出口48から排出
されるまで、米が所定時間蒸し機50内に滞流するように
する。この滞流時間は、米の浸漬時間、すなわち、米が
事前にどの程度水を吸収しているか、蒸気圧、澱粉のア
ルファー化度などのファクターにより大きく変化する。
【0018】蒸し米が排出され袋51内に蒸し米を入れる
が、その際、設定した計量値どおり計量機49により排出
管66の排出口48を一時的に塞ぐ。この排出口48を塞いで
いる間に、蒸し米の入った袋51に脱酸素剤供給機67から
脱酸素剤68を供給すると共に、開封状態で真空冷却包装
機53の工程69の位置にあるハッチ52内にフタを開きセッ
トし、更に空の袋51を排出口48の下にセットする。尚、
排出口48から蒸し米が排出され、袋51に入る際蒸し米に
無菌エアー発生機70により無菌エアーを吹き付けると、
蒸し米の温度が80〜70℃にいっきに低下するから、次の
真空冷却部包装機53の負担を大きく低下させることが可
能になる。特に夏場において有利となる。
【0019】次に、工程69にあるハッチ52は、フタを閉
じ工程70に進み真空発生機60により減圧してゆき急速に
温度を下げて、690mmHg 以上の真空状態を10〜30秒間保
持すると、蒸し米の温度は約20℃程度にまで低下する。
【0020】次に、ハッチ52は工程71に進み、無菌エア
ー発生機70によりハッチ52内に無菌エアーを送り大気圧
にしてから、ハッチ52内のシール機により袋51を密封す
る。ハッチ52は工程72に進み、フタが開いて蒸し米の入
った袋51は、搬送コンベアー73上に落とされ熟成ヤード
54に搬送される。
【0021】この熟成ヤード54にて常温で24Hr〜48Hr置
かれ、その間に袋51内の蒸し米は熟成しアルファー化状
態が安定化すると共に、米粒同士が付着し一つの塊とな
っている。従って、ほぐし機55の上コンベアー74及び下
コンベアー75の間にアルファー化処理米入りの袋51を通
すことで、塊をほぐし米粒を単粒化して、さらさら状態
にして、新米のような感じにして見映えを良くし、製品
ヤード76内に製品77として保管する。
【0022】次に、本発明方法による効果を証明するた
め、本発明方法により洗浄した米と従来方法によって洗
浄した米とを比較する目的で、同一銘柄米にて米ぬかの
除去試験を行なった。
【0023】実施例1 新潟産コシヒカリ1Kgをネットの張ってあるフルイに入
れて、米を均一厚みになるようにならし、3秒間づつフ
ルイ上部から米にエアー、蒸気、エアーの順で吹き付け
ると共にフルイ下部から真空ポンプにて吸引し、300 メ
ッシュのろ布にて吸引エアーをろ過し、乾燥してからろ
過後のろ布及びろ布上にある米ぬかの重量とろ過前のろ
布の重量とを測定する。
【0024】実施例2 秋田産秋田小町1Kgを実施例1と同様に測定する。 実施例3 宮城産ササニシキ1Kgを実施例1と同様に測定する。
【0025】比較例1 5.0 Kg購入した新潟産コシヒカリのうち1Kgを実施例1
で使用し、残りの4Kgのうちから約1Kgを取り、正確な
重量を計り、容器に入れてこれに水を1.5 L入れてしゃ
もじで右回転20回、左回転20回の攪拌を行ない水を捨て
る。この操作を合計3回行ない、ざるに米を上げて室内
で6時間ほどさらし、そのあとデシケーターに12時間放
置し、洗米後の米の正確な重量を図る。
【0026】比較例2 実施例2の秋田産秋田小町で比較例1と同様に測定す
る。 比較例3 実施例3の宮城産ささにしきで比較例1と同様に測定す
る。
【0027】その結果を表1に示す。
【0028】
【表1】 この表1からは、正確な洗浄効果の差は認められなかっ
た。従って、実施例、比較例ともに差がないといえる。
【0029】なお、本実施例では、米についてのみ述べ
たが、他の穀物であっても使用できることはいうまでも
ない。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の米の洗浄
方法によれば、流通状態の米にエアーを吹き付けかつ吸
引すると付着力の弱い米ぬかを除去でき、そのあとの米
に蒸気を吹き付けかつ吸引すると米の表面に微細な水滴
が付着して、米粒の表面から米ぬかを浮き上げ付着力の
強い米ぬかも除去でき、そのあと更に、エアーを吹き付
けかつ吸引すると残留している米ぬか、水滴及び米ぬか
臭がエアーと共にネットを通過して吸引され、米粒の表
面から米ぬかが除去されると共に米ぬか臭も除去され
る。従って、大量の水道水を使用せず、洗米排水も出な
いから、排水処理設備が必要なく、その維持管理も必要
ない。また、水による米の栄養分の流出もない。
【0031】また、本発明の水の洗浄装置によれば、き
わめて効率良く米の洗浄を行なうことが出来、そのメリ
ットはかぎりなく大きなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の米の洗浄方法を具体化した洗浄装置の
フローシート図。
【図2】本発明の洗浄部の組立状態を示す斜視図。
【図3】本発明の米の洗浄装置を貯蔵飯の製造装置に組
み込んだフローシート図。
【符号の説明】
1 米の洗浄装置 2 ネット 3 加圧室 4 減圧室 5 洗浄部 6 定量供給部 7、9 エアー吹出管 8 蒸気吹出管 10 エアー及び蒸気供給部 11 減圧発生部 24 米ぬか R 米

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット上を所定量づつ流通している米に
    エアーを吹き付けかつ前記ネットを介してエアーを吸引
    して米ぬかを粗取りするエアー吹付工程と、米ぬかを粗
    取りした後の前記ネット上を流通している米に蒸気を吹
    き付けかつ前記ネットを介してエアーを吸引して蒸気に
    よる水滴と共に米ぬかを除去する蒸気洗浄工程と、洗浄
    されたあとの前記ネット上を流通している米にエアーを
    吹き付けかつ前記ネットを介してエアーを吸引して残留
    している蒸気によるミスト及び米ぬかを除去する仕上洗
    浄工程と、からなることを特徴とする米の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 ネットを境にして加圧室と減圧室とを分
    割してなる洗浄部と、該洗浄部に米を定量的に供給しか
    つ流通させる定量供給部と、前記加圧室に米の流通方向
    に順次エアー吹出管、蒸気吹出管、エアー吹出管を設置
    してなるエアー及び蒸気供給部と、前記減圧室内を吸引
    減圧する減圧発生部と、からなることを特徴とする米の
    洗浄装置。
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