JP3229739B2 - ブロー用ブラシ - Google Patents

ブロー用ブラシ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のブリスルを縦設
したブリスル本体をブラシ本体の開口部に装着したブロ
ー用ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】柔軟性を有するブリスル本体を開口部分
に固定する際、固定用の部材をブリスル本体の裏側から
当てて固定するものは、例えば実公平5−6885号公
報に示されている。ところが、上記公報に示されている
ように、ブリスル本体を取り付ける対象が枠体で構成さ
れ、枠体の裏側からブリスル本体固定用の部材を自由に
装着できる場合は問題がないが、ブラシ本体が筒状の場
合はブリスル本体の固定用部材の装着を簡単に行うこと
はできない。そこで、例えば実開昭60−173206
号公報のように、ブリスル本体の表側から固定用部材を
装着することも考えられるが、ブリスル本体が柔軟性を
有する場合は、同公報に示されているように、ブリスル
本体の裏側にそれを支えるための枠体を配置する必要が
あり、部品点数の増加の原因となるとともに、ブリスル
本体の表側に配置した固定用部材が熱膨張などで外れて
しまう恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は柔軟
性を有するブリスル本体の固定を簡単、かつ確実に行う
ことができるブロー用ブラシを提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端に温風供
給用の第1開口を形成し、一側面にブスル本体取付け
用の第2開口を形成した略筒状のブラシ本体と、複数の
ブリスルを縦設するとともに複数の温風通気孔を形成し
た耐熱柔軟性を有するブリスル本体と、前記ブラシ本体
の内部に前記温風供給用の第1開口からブラシ本体の長
手方向に沿って挿入配置され、前記ブリスル本体を前記
ブラシ本体の第2開口に固定する耐熱性の固定枠体とか
らなり、前記ブラシ本体には、前記第2開口の左右両側
に溝付きの凸条部を前記長手方向に沿って形成し、前記
ブリスル本体には、その左右両側に前記凸条部の溝に挿
入される係止部を前記長手方向に沿って形成し、前記固
定枠体には、その左右両側に前記ブラシ本体の凸条部を
受け入れる溝部を前記長手方向に沿って形成し、前記ブ
ラシ本体の左右凸条部の溝に挿入した前記ブリスル本体
の左右係止部を、前記ブラシ本体の左右凸条部とともに
前記固定材の溝部に嵌入することによって前記ブリス
ル本体を前記ブラシ本体の第2開口に固定した構成とし
たものである。
【0005】また、前記ブリスル本体には、その裏面に
前記ブリスルの縦設方向に沿った突出部を形成し、前記
固定枠体には、前記突出部と係合する切欠き部を形成す
ることもできる。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成したので、ブラシ本
体の開口縁に形成した左右凸条部の溝にブリスル本体の
左右係止部を挿入配置後、固定枠体をブラシ本体の温風
供給用開口から挿入し、固定枠体の左右の溝部にブラシ
本体の左右凸条部を挿入するように固定枠体をブラシ本
体の長手方向に沿って移動させると、ブリスル本体の左
右係止部がブラシ本体の左右凸条部とともに固定部材の
溝部に嵌入する。その結果、ブリスル本体の左右係止部
をブラシ本体の左右凸条部と固定枠体の溝部が挟み込ん
でブリスル本体の抜け止めが行われ、ブリスル本体のブ
ラシ本体への確実な固定が行われる。
【0007】また、ブリスル本体の裏面にブリスルの縦
設方向に沿った突出部を形成し、固定枠体には、前記突
出部と係合する切欠き部を形成すれば、ブリスルの根本
部分の移動防止を確実に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1はブロー用ブラシの正面図、図2は図1のII−
II断面図、図3は図1のIII方向から見た底面図、図4
は図1のIV-IV断面図である。ブロー用ブラシは、ブラ
シ本体1とブリスル本体2と固定枠体3とで構成され
る。
【0009】まず、ブラシ本体1について上記図1〜図
4、並びにブラシ本体1の構成を示す図5〜図8を参照
して説明する。ブラシ本体1は、耐熱樹脂材で構成し、
図6に示すように、基端にドライヤーの温風吹出口に接
続される温風供給用の第1開口4を形成し、図5に示す
ように一側面に比較的広い第2開口5を形成した筒状を
成している。第1開口4の近くには、温風を吐き出す温
風吐出口6を形成している。第2開口5の左右両縁に
は、ブラシ本体1の長手方向に沿って平行に延びる一対
の凸条部7,8を一体形成している。この左右凸条部
7,8には、それぞれ後述するブリスル係止部を収容す
るための溝9,10が形成されている(図7,図8参
照)。前記第2開口5の基端縁には、前記固定枠体3の
抜け止めを行うための小突起11が形成されている(図
2,図7参照)。
【0010】次にブリスル本体2について上記図1〜図
4、並びにブリスル本体2の構成を示した図9〜図12
を参照して説明する。ブリスル本体2は、耐熱性及び柔
軟性を有する部材で構成され、前記第2開口5を覆う広
さを有する平板状のブリスル基台12の表側に複数のブ
リスル13,13・・を一体形成している。複数のブリ
スル13,13・・は、図1に示すようにブラシ本体1
の長手方向に沿って縦方向に一列に配列した列を横方向
に複数列配置している。この列の間には、複数の温風通
気孔14,14・・を形成している。ブリスル基台12
の裏側には、図9,図12に示すように縦方向のブリス
ル13,13・・の根本部分を結ぶようにして突出部1
5,15・・を一体形成している。この突出部15,1
5・・の基端15a,15a・・(中央の基端15bを
除く)は、ブラシ本体1に装着した際の外れ止め用に、
ブリスル基台12よりも少し突出している。中央の基端
15bは、図2,図9に示すように、固定枠体3の係止
片26配置用に切り取られて短くなっている。ブリスル
基台12の左右両側には、図9,図12に示すように一
対の肉厚の係止部16,17を一体形成している。この
係止部16,17は、図3,図4に示すように、ブラシ
本体1の一対の凸条部7,8に形成した溝9,10には
め込まれる。ブリスル基台12の先端には、図9〜図1
1に示すように複数の係止爪18,18・・を一体形成
している。この係止爪18,18・・は、図2に示すよ
うにブラシ本体1と固定枠体3の間に挟まれてブリスル
本体2の抜け止めを行う。
【0011】次に固定枠体3について上記図1〜図4、
並びに固定枠体3の構成を示した図13〜図16を参照
して説明する。固定枠体3は、耐熱性部材で一体形成さ
れ、左右に平行に配置した一対の縦枠部材19,20を
複数の横枠部材21,21・・にて連結した構成として
いる。縦枠部材19,20は、図14〜図16に示すよ
うに、横面に溝部22,23を形成した横断面C字状を
しており、図3,図4に示すように前記溝部22,23
にブラシ本体1の凸条部7,8と、ブリスル本体2の係
止部16,17を収容するようにしている。横枠部材2
1,21・・は、図14,図16に示すように、ブリス
ル本体2を凸状態に維持するために円弧形状を成してい
る。横枠部材21,21・・の各々の上面には、中央に
位置する角型の切欠き部24とその両側に位置する複数
のU字型の切欠き部25,25・・を形成している。前
記角型の切欠き部24は、固定枠体3をブラシ本体1に
挿入する際、ブラシ本体1の小突起11(図7参照)を
避けるために形成され、複数のU字型の切欠き部25,
25・・は、ブリスル13の根本部分における折れ曲が
りを防止するために、ブリスル13の根本の裏側に形成
した突出部15,15を受け入れるように形成している
(図3,図4参照)。また、基端側の横枠部材21に
は、図14,図15に示すように係止片26を一体形成
している。この係止片26は、図2に示すようにブラシ
本体1の小突起11と係合し、ブラシ本体1に挿入配置
した固定枠体3の抜け止めを行う。
【0012】次に、上記構成の組立てについて説明す
る。まず、ブリスル本体2の一方の係止部16をブラシ
本体1の一方の溝7にはめ込んだ後、ブリスル基台12
を屈曲させて蒲鉾状にして他方の係止部17をブラシ本
体1の一方の溝8にはめ込み仮固定する。このとき、ブ
リスル本体2の先端に配置した係止爪18,18、並び
に基端に配置した突出部15,15・・の基端15a,
15a・・をブラシ本体1の第2開口5内に収めるよう
にしておく。この状態で、固定枠体3の先端をブラシ本
体1の第1開口4から差し込み、左右の溝22,23を
ブラシ本体1の凸条部7,8に当てがいながら固定枠体
3をブラシ本体1内に徐々に差し込む。固定枠体3の先
端がブラシ本体1の先端に達するまで差し込むと、図2
に示すように固定枠体3の基端に設けた係止片26がブ
ラシ本体1に設けた小突起11を乗り越えこの小突起1
1に係止され、固定枠体3の抜け止めが行われるととも
に、ブリスル本体2の先端に設けた係止爪18,18が
ブラシ本体1と固定枠体2に挟み込まれてブリスル本体
2の固定が行われる。また、図4に示すように、固定枠
体2の縦枠部材19,20が、その溝部22,23に入
れられた凸条部7,8の溝9,10の一部を塞ぐように
しているので、凸条部7,8の溝9,10に配置したブ
リスル本体2の係止部16,17の抜け止めを縦枠部材
19,20によって行うことができる。このようにし
て、固定枠体3をブラシ本体1の第1開口4から挿入す
る簡単な作業によって、柔軟性を有するブリスル本体2
を、ブラシ本体1の一側面に確実に取付け固定すること
ができる。
【0013】ブラシ本体1に取り付けられたブリスル本
体2は、固定枠体3によって裏側から支持されて中央が
凸なる蒲鉾形状に保持される。ここで、ブリスル本体2
の裏側にブリスル13の列に沿って形成した突出部1
5,15の各々が、固定枠体3の横枠部材21,21に
形成したU字状の切欠き25,25に受け入れられるこ
とによって、ブリスル13の根本部分を確実に保持固定
することができる。特に、ブリスル13がブリスル基台
12と一体にかつ同じ柔軟性部材にて構成されている場
合、上記突出部15を設けないと、ブリスル13は左右
の力が加わったときにその根本部分から折れ曲がりやす
いが、本実施例のように突出部15を設け、しかも上述
のように横枠部材21に形成した切欠き25,26によ
ってその根本部分を確実に保持固定すれば、ブリスル1
3の折れ曲がりを防止することができる。また、ブリス
ル本体2の裏側にブリスル13の列に沿って形成した突
出部15,15は、ブリスル基台12のブリスル列方向
への変形を防止する作用も奏する。このように、固定枠
体3は、ブリスル本体2の支持と固定の両機能を果たす
ことができる。
【0014】このように構成された、ブローブラシをド
ライヤーに接続して使用すると、第1開口を介して供給
された温風もしくは冷風は、その一部が温風吐出口6を
通ってブリスル13の根本方向に吹き出されるが、その
ほとんどが固定枠体3の横枠部材21間を通り、ブリス
ル基台12の温風通気孔14を通ってブリスル13,1
3の間に吹き出される。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブラシ本
体の温風供給用の開口を介して挿入配置した固定枠体に
よって、柔軟性を有するブリスル本体の固定と支持の両
方を同時に行うことができるので、構成の簡素化を図り
つつ確実にブリスル本体を固定することができる。
【0016】また、ブリスル本体の裏面にブリスルの縦
設方向に沿った突出部を形成し、固定枠体には、前記突
出部と係合する切欠き部を形成すれば、ブリスルの根本
部分からの折れ曲がりを効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロー用ブラシの一実施例を示す正面
図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII方向から見た底面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】同実施例のブラシ本体1の正面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図5のVII方向から見た底面図である。
【図8】図5のVIII−VIII断面図である。
【図9】同実施例のブリスル本体2の背面図である。
【図10】図9のX方向から見た上面図である。
【図11】図9のXI方向から見た側面図である。
【図12】図9のXII−XII断面図の上下反転図ある。
【図13】同実施例の固定枠体3の正面図である。
【図14】図13のXIV方向から見た底面図である。
【図15】図13のXV方向から見た側面図である。
【図16】図13のXVI−XVI断面図である。
【符号の説明】 1 ブラシ本体 2 ブリスル本体 3 固定枠体 4 第1開口 5 第2開口 7 凸条部 8 凸条部 9 溝 10 溝 12 ブリスル基台 13 ブリスル 14 温風通気孔 15 突出部 16 係止部 17 係止部 22 溝部 23 溝部 24 切欠き部 25 切欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭63−9455(JP,B2) 実公 昭63−34561(JP,Y2) 実公 平5−6885(JP,Y2) 実公 平1−17203(JP,Y2) 実公 平7−47047(JP,Y2) 実公 平7−47048(JP,Y2) 特許2742058(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 20/50 A45D 2/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に温風供給用の第1開口を形成し、
    一側面にブリスル本体取付け用の第2開口を形成した略
    筒状のブラシ本体と、複数のブリスルを縦設するととも
    に複数の温風通気孔を形成した耐熱柔軟性を有するブリ
    スル本体と、前記ブラシ本体の内部に前記温風供給用の
    第1開口からブラシ本体の長手方向に沿って挿入配置さ
    れ、前記ブリスル本体を前記ブラシ本体の第2開口に固
    定する耐熱性の固定枠体とからなり、前記ブラシ本体に
    は、前記第2開口の左右両側に溝付きの凸条部を前記長
    手方向に沿って形成し、前記ブリスル本体には、その左
    右両側に前記凸条部の溝に挿入される係止部を前記長手
    方向に沿って形成し、前記固定枠体には、その左右両側
    に前記ブラシ本体の凸条部を受け入れる溝部を前記長手
    方向に沿って形成し、前記ブラシ本体の左右凸条部の溝
    に挿入した前記ブリスル本体の左右係止部を、前記ブラ
    シ本体の左右凸条部とともに前記固定材の溝部にはめ
    込むことによって前記ブスル本体を前記ブラシ本体の
    第2開口に固定したことを特徴とするブロー用ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記ブリスル本体には、その裏面に前記
    ブリスルの縦設方向に沿った突出部を形成し、前記固定
    枠体には、前記突出部と係合する切欠き部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のブロー用ブラシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2742058B2 (ja) 1988-07-26 1998-04-22 松下電工株式会社 ヘアーカール器のブラシアタッチメント

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JP2742058B2 (ja) 1988-07-26 1998-04-22 松下電工株式会社 ヘアーカール器のブラシアタッチメント

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