JP3229504B2 - はんだ付けまたはスズメッキの前の金属表面の乾式フラックス処理のための方法および装置 - Google Patents

はんだ付けまたはスズメッキの前の金属表面の乾式フラックス処理のための方法および装置

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    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G5/00Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子技術におけるはん
だ付けまたはスズメッキの操作の前に一般に行なわれる
金属表面のフラックス処理の操作に関する。それは、特
に、以下のような操作の前に行なわれるフラックス処理
に適用される。
【0002】すなわち、 −回路の上に部品をはんだ付けする操作(挿入型部品、
および表面実装型部品のいずれの場合も含まれる) −コンタクト片を電子基板の上にはんだ付けし、当該基
板ともう1つの基板との接続を可能にする操作(ここで
は、例えば、混成回路、これらのコンタクトを用いて印
刷回路内に挿入される印刷回路、または、その接続端部
を用いてコネクタ内に差し込まれ得る混成若しくは印刷
回路等が挙げられる) −パッケージの底部に回路をはんだ付けする操作(その
ような回路の取り込みの間に行なわれる) −パッケージング封止の間に行なわれるはんだ付け操
作、および −印刷回路、混成回路、または通常MCM(multi
−chip module)と呼ばれる基板等の多層接
続基板の上にベアチップをはんだ付けする操作 −電子部品の端子をスズメッキする操作である。
【0003】
【従来の技術】フラックス処理の役割は、はんだ付けま
たはスズメッキされる金属表面を洗浄する(脱脂、脱酸
素、吸着される層の脱汚染等)ことにあり、これは、後
のはんだによるこれら表面のぬれを促進する目的を伴
う。
【0004】このフラックス処理操作は、レジンベース
から得られた化学フラックスを主に用いて通常行われ、
これは、酸性化合物によって補われる。はんだ付け後、
フラックス残渣が部材上に残留するので、金属合金の溶
融を可能にすることが製造者に要求される。この熱移動
は、しばしば連続オーブン内で行われる。
【0005】いずれの場合も(ウェイブまたはリフロ
ー)、前述のはんだ付け後の洗浄操作の問題が生じ、モ
ントリオールプロトコール(Montreal Pro
tocol)、および後のその改訂版によって厳しく規
定された塩素化溶媒が用いられる。
【0006】この問題は、これらの化合物に替わる解決
策を提供することを試みるために、過去数年にわたって
世界中での多くの研究の成果のための動機付けとなっ
た。
【0007】考察される解決策としては、はんだ付け前
の表面のプラズマ洗浄が挙げられ、それによって、化学
フラックスの使用、および下流での洗浄操作の実際の必
要性を避ける。考察された混合物は、特に水素が用いら
れた。
【0008】この分野においては、EPA0,427,
020号が挙げられ、これは、はんだ付けされるアセン
ブリー部品を、プロセスガスのプラズマを用いて処理す
ることを提案し、“アセンブリー部品への熱的ダメージ
を避けるという目的を伴って”この処理のために低い圧
力を用いることを勧めている。与えられた全ての例は、
図面に関連し、30〜100Paの間で変化する圧力条
件で行われる。
【0009】同様の説明を、EPA0,371,693
号に関して行なうことができ、これは、水素を含有する
マイクロ波プラズマを用いた、はんだ付け前の金属表面
の洗浄方法に関する。ここでは、“プラズマ中の残留酸
素レベルを制限することを可能とするために”低い圧力
を使用することが勧められている(さらに、例をとおし
て説明されている)。
【0010】これらのプラズマ洗浄操作を行なうための
低圧条件の使用に賛成する大多数の意見は、特に、その
ような圧力を得るための費用、および、生産ラインにお
ける対応する設備を設置することの困難性に結び付いた
欠点にかかわらず、従来の低い圧力で得られたものに匹
敵する性能を与えるプラズマを大気圧下で得ることの技
術的な困難性と間違いなく結び付く。
【0011】これに関連して、FRA2,697,45
6号には、−その内容は本明細書中に取り込まれている
−、はんだ付け前における金属表面の大気圧下でのプラ
ズマフラックス処理方法が提案されており、プラズマを
発生させるために、マイクロ波、または処理される部材
の上方に配置された誘電体層に適切に設けられたスロッ
トを通して移動するコロナ放電が用いられている。この
出願は、当該問題に対する都合のよい解決策を提供する
が、提案されたプロセスは、とりわけ以下のような点に
関して解決すべきであるという事実が示された。
【0012】−その効率(プラズマを発生させるために
入力される電力と、処理される支持体と実際に相互反応
する製造された化学種の密度との比)、または、得られ
るエネルチー密度(コロナ放電の場合に、誘電体の単位
面積当たり数ワット(W)にしか達しない)が高められ
るならば、より短時間の処理を可能にするであろう、 −また、“幾何学的”要素を制限する事実:通常のコロ
ナ放電の場合には、電極/試料の距離は完全に決定的と
なり、非常に小さく保たれなければならない。これは、
表面構造が比較的複雑な基体の場合に問題を引き起こ
す。マイクロ波放電の場合には、プラズマ源によって制
限された所定寸法のプラズマ発生場所の形成を生じさせ
る、 −さらに、この開示において定義により得られたプラズ
マは、電子部品の上に使用するのが困難なイオン性の化
学種および電子(すなわち電荷を有する化学種)を含
む。
【0013】これに平行して、FRA2,692,73
0号において、−この内容はこの明細書中に取り込まれ
ていると仮定される−、実質的に大気圧下で作用し、改
善されたエネルギー密度を与える、励起されたまたは不
安定なガス分子の製造のためのデバイスが提案された。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これに関連して、この
発明の目的は、以下のことを可能にする、はんだ付けま
たはスズメッキ前の金属表面の乾式フラックス処理のた
めの改善された方法を提供することにある。
【0015】すなわち、 −実質的に大気圧下で作用すること、 −処理される対象物と、この処理を行なうために用いら
れるデバイスとの距離についての高い融通性を得るこ
と、 −部材と、電荷を有する化学種との間の接触を避けるこ
と、 −高められた処理速度を達成することを可能にする改善
されたエネルギー密度を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段および作用】これを目的と
して、本発明の方法に係る、合金を用いたはんだ付けま
たはスズメッキ前の金属表面の乾式フラックス処理方法
は、大気圧に近い圧力において、励起されたまたは不安
定な化学種を含み、かつ、電荷を有する化学種が実質的
に存在しない気相処理雰囲気で、フラックスされる表面
を処理することを特徴とする。
【0017】本発明によれば、“金属表面”という用語
は、はんだ付けまたはスズメッキのような操作を含む任
意のタイプの表面を意味することを意図され、例えば、
スチール、銅、アルミニウム、スズ、鉛、スズ/鉛、ス
ズ/鉛/銀、または、コバー(Kovar)等の合金に
かかわらない。もちろん、ここに挙げた種類は説明のた
めのみであり、何等限定するものではない。
【0018】本発明において、はんだ付けまたはスズメ
ッキする“合金”は、そのような操作(例えば、リフロ
ーはんだ付けまたはウェーブはんだ付け機の中、さらに
はウェーブスズメッキが挙げられる)に予想される任意
の組成物から構成することができ、例えば、Sn−P
b、Sn−Pb−Ag、Pb−In等である。
【0019】本発明において、“大気圧に近い圧力”の
表現は、0.1×105 Paないし3×105 Paの範
囲にある圧力を意味することを意図される。
【0020】本発明において、“電荷を有する化学種”
とは、イオンまたは電子を意味することを意図される。
それゆえ、本発明の気相処理雰囲気は、電荷を有する化
学種、すなわちイオンまたは電子を実質的に含まない点
において、従来のプラズマ雰囲気とは異なる。
【0021】処理雰囲気は、主ガス混合物から、場合に
よっては近傍ガス混合物から都合よく得ることができ、
主ガス混合物は、励起されたまたは不安定な気相種の製
造のための少なくとも1つのデバイスのガス出口で得ら
れる。そのデバイス内では、不活性ガスおよび/または
還元ガスおよび/または酸化ガスを含有する初期ガス混
合物が存在し、近傍ガス混合物はデバイス内を通過しな
い。
【0022】励起されたまたは不安定な気相種を含む処
理雰囲気の主成分は、デバイスの出口で得られ、電荷を
有する化学種をこの主成分中に実質的に含まないことを
可能にするので、この配置は、“後放電”と呼ぶことが
できる。処理雰囲気の近傍成分は、デバイスを通過せ
ず、そのような化学種のフォーティオリ(fotior
i)を含まない。
【0023】さらに、この配置は、雰囲気の主成分が発
生する場所を、その成分が利用される場所から分離する
ことを明らかに可能にし、これは、デバイスの汚染の点
から、わずかではない利点を与える(表面のフラックス
処理の操作に起因する種々の放出物が、例えば、電極等
のデバイスの内側を汚染することを避ける)。最終的
に、デバイス内(例えば、電極間の放電の間)で処理さ
れない部材は、上述の“距離”の点におけるより優れた
融通性から利益を受ける。
【0024】不活性ガスは、例えば、窒素、アルゴン、
ヘリウム、またはこれらの不活性ガスの混合物を含有す
ることができる。還元ガスは、例えば、水素、CH4
さらにアンモニア、またはこれらの還元ガスの混合物を
含むことができる。酸化ガスとしては、例えば、酸素、
CO2 、さらに、N2 O、H2 O、またはこれらの酸化
ガスの混合物等が挙げられる。当然ながら、列挙された
各範疇のガスは一例にすぎず、何等限定するものではな
い。
【0025】本発明の装置は、励起されたまたは不安定
な化学種を含むもう1つのガス混合物をデバイスのガス
出口で得るために、初期ガスを“励起する”ことを可能
にする任意のデバイスを含むことができ、ガス出口での
ガス混合物は、電荷を有する化学種を実質的に含まな
い。例えば、そのような励起は、コロナ放電のような電
子放射によって得ることができる。
【0026】当業者に完全に明らかとなるように、本発
明のフラックス処理方法は、単一のデバイスまたは処理
される部材の幅にわたって平行に配置された複数のデバ
イスのガス出口で得られる主混合物を用いた処理、さら
に直列に配置された複数のデバイスのガス出口で得られ
た主混合物を連続して用いる処理を行なうことを可能に
する。
【0027】同様に当業者に完全に明らかになるよう
に、本発明の方法は、被処理部材の一方の面のみを処理
する場合、および被処理部材の両方の面を処理すること
が必要な場合のいずれにも、使用者の要求に応じて適用
することができる。後者の場合、必要なデバイスは、部
材の各面に対向して配置することが適切であろう。
【0028】本発明の近傍混合物は、任意のガスまたは
ガス混合物から構成することができ、必要ならば、試料
の周囲に保護雰囲気を維持することが可能な不活性ガス
または不活性ガスの混合物とすることができ、さらに、
還元ガスまたは酸化ガス、これらの3種類のカテゴリー
の1つのガスの混合物でもよい。
【0029】本発明の特徴の1つによれば、近傍混合物
はシランSiH4 を含有する。シランを含む近傍混合物
の存在は、処理される部材の表面に存在するある種の金
属酸化物に対するその還元作用のために好ましく使用さ
れ、また、部材の上方に存在する雰囲気からの残留酸素
との相互作用において、酸素“スカベンジャー”または
トラッパーとして用いられる初期ガス混合物により、残
留酸素レベルを最小にするという目的を伴う。
【0030】本発明の他の態様によれば、処理される表
面は、室温と、後のはんだ付けまたはスズメッキ操作を
行うのに用いられる合金の融点との間の温度に加熱され
る。それゆえ、この上限は、用いられる合金に依存し、
例えば、通常用いられるSn63−Pb37、またはS
n62−Pb36−Ag2合金の場合には、180℃付
近であろう。
【0031】本発明の態様の1つによれば、処理される
金属表面を有する部材は、包囲構造体(例えば、トンネ
ルまたは基本的なフードのセット)で画定され、周囲の
雰囲気から隔てられた内部空間を通過する搬送システム
によって、デバイスのガス出口の前方に運ばれ、場合に
よっては、部材に幅にわたって平行に配置された複数の
デバイスのガス出口の前方、および/または、直列に配
置された複数のデバイスのガス出口前方に運ばれ、前記
構造体は、デバイスに密着するように、またはデバイス
を含むように接続される。
【0032】両面処理に関しても、上述と同様の説明を
行うことができる(この場合には、部材の各表面の前方
で、デバイスの必要な数および配置を用いることで十分
である)。
【0033】本発明の態様の1つによれば、初期ガスが
変換されるデバイスは、第1の電極と第2の電極との間
で発生する電子放射の場所であり、誘電体材料の層は、
少なくとも1つの電極の表面に、他方の電極に対向して
配置され、初期ガス混合物は、電極へ向かって放電を横
切って通過する。
【0034】デバイス内で用いられる電力は、標準化さ
れた誘電体の単位面積当たり、1W/cm2 を越えるこ
とが好ましく、10W/cm2 を越えることがより好ま
しい。
【0035】本発明の態様の1つによれば、搬送手段に
沿って被処理部材に連続的に対面する処理雰囲気は、以
下の領域に分けられる。
【0036】a)励起されたまたは不安定なガス種を製
造するための少なくとも1つのデバイスが、その前に前
記構造物内でデバイスによって変換されるガス混合物と
は異なる初期ガス混合物を変換する領域、および/また
は b)励起されたまたは不安定なガス種を製造するための
デバイスの少なくとも1つのレベルで用いられる近傍ガ
ス混合物が、その前に前記構造体内でのデバイスのレベ
ルで用いられるガス混合物とは異なる領域 本発明の態様の1つによれば、上述の工程a)および
b)は、同一のデバイス内とすることができる。
【0037】それゆえ、例えば、1つのデバイスから次
のデバイスへ増加した還元力を有する混合物を使用する
ことが可能である。
【0038】本発明の態様の1つによれば、前記構造体
を離れ、はんだ付けまたはスズメッキ操作が行なわれる
機械内に部材が搬入され、必要ならば、部材は、前記構
造体の出口と前記機械の入口との間で保護雰囲気の下に
維持される。この場合、保護雰囲気は、実質的に不活性
な雰囲気を意味することを意図され、その雰囲気中の残
留酸素濃度は、数100ppmを越えず、さらには10
0ppmである。
【0039】本発明のもう1つの態様によれば、はんだ
付けまたはスズメッキ操作は、デバイスの下流の実際に
包囲する構造体(例えば、トンネル)内で行なわれる。
【0040】また、本発明は、本発明の方法を行なうの
に適切な、はんだ付けまたはスズメッキの前の金属表面
の乾式フラックス処理のための装置に係り、前記装置
は、フラックス処理される金属表面部を有する部材を搬
送するための手段が横切る内部空間を画定する包囲構造
体を具備し、この構造体は周囲の雰囲気から隔離され、
励起されたまたは不安定なガス種を製造するために直列
におよび/または平行して配置された1またはこれ以上
のデバイスを取り囲むように、または前記デバイスを密
閉するように接続されており、軸を有し、かつ外部電極
と内部電極との間に形成された少なくとも1つの管状ガ
ス流路を含み、少なくとも1つの電極は他の電極に対向
した誘電体被覆を有し、これらの電極は、高電圧・高周
波数の電源に接続され、外部電極は誘電体を包囲し、初
期ガスと称されるガスのための入口と、主ガスと称され
るガスのための出口とを有し、この入口および出口は、
軸に平行に延び、実質的に直径上で他方に対向し、前記
ガス出口は、包囲構造体の内側に向かって開いている。
場合によっては、前記デバイス内を通過しない、いわゆ
る近傍ガスを注入するための少なくとも1つの手段を備
え、デバイスは、必要ならば、処理される部材を加熱す
るための加熱手段を有する。
【0041】本発明のその他の特徴および利点は、以下
の説明、および限定されない例によって与えられたいく
つかの態様から明らかになるであろう。
【0042】
【実施例】図1は、励起されたまたは不安定なガス種を
製造するためのデバイス4のガス出口6の前方に、搬送
ベルト2によって運ばれ、フラックス処理される金属表
面部を有する部材1を示す。
【0043】搬送システム2は、密閉されるようにデバ
イス4に都合よく接続されたトンネル3によって画定さ
れた内部空間31を横切る。
【0044】デバイス4の出口6で得られる主ガス混合
物は、模式的に8で示される。主ガス混合物8は、その
ガス入口5を通してデバイスに流入する初期ガス混合物
7から得られる。
【0045】また、図1に示した態様は、近傍ガス混合
物9,10のための入口の存在を示す。近傍ガス混合物
9,10、および主ガス混合物8から得られた気相雰囲
気は、本発明の処理雰囲気30を構成する。
【0046】図1に示した態様は、励起されたまたは不
安定なガス種(図示せず)の製造のための付加的なデバ
イスを11,12に示し、このデバイスは第1のデバイ
ス4と直列に配置され、連続的に部材1に対面する。
【0047】それゆえ、デバイスは、13および29で
示されるような、近傍ガス混合物のための他の入口を補
足的に具備することができる。
【0048】さらに、必要とあれば、部材1を加熱する
ための手段(図示せず)を装置に設けてもよい。この加
熱手段は、例えば、トンネル内の赤外線ランプ、または
対流加熱(トンネルの壁を加熱する)により構成するこ
とができる。または、加熱された基体キャリア上に部材
を設置してもよい。
【0049】図2に示すように、この態様のためのデバ
イスは円筒形状である。それは、例えば、金属ブロック
15の内壁面によって形成された第1の管状電極14を
具備し、その内側には、セラミックス等の誘電体の管1
6を含むアセンブリーが同心円状に配置されている。図
2中には、誘電体管16の内壁面に、説明のために誇張
した厚さで第2の電極17が示されているが、これは金
属被覆法により堆積される。
【0050】それゆえ、誘電体16および第2の電極1
7を具備するアセンブリーは、第1の電極14とともに
管状のガス流路18を画定し、その内側には、冷却剤が
循環する内部体積19が存在する。冷却剤としては、電
気的に不活性な特徴からフレオンが好ましく、脱イオン
水でもよい。内側のガス流路18は、1m未満、典型的
には50cm未満の軸方向の大きさと、3mmを越えな
い厚さ、典型的には2.5mm未満の半径方向の厚さと
を有する。
【0051】ブロック15は、2つの対向する長手方向
の細長い隙間20および21を有し、これらは、それぞ
れ励起される初期ガスの流路18内への入口、および励
起されたまたは不安定なガス種を含む主ガスフラックス
流のための出口を形成する。
【0052】細長い隙間20および21は、空洞部18
の軸方向の長さ全域にわたって延び、図2に示される態
様においては、厚さeを越えない高さを有し、典型的に
は実質的に厚さと同等である。母材15は、好ましく
は、第1の電極14の周囲に水等の冷却剤の流路のため
の複数の導管22を有する。ガス入口20は、ブロック
15とつながり、初期ガス源26から発生した初期ガス
を0.1×105 Pa〜3×105 Paの圧力で流入す
るための管25を有するケーシング24内に形成された
均一化チャンバーまたは高圧チャンバー23と連通す
る。電極14および17は、好ましくは15kHzを越
える周波数で作動し、約10kWの電力を供給する高電
圧および高周波の発電機27と接続されている。また、
発電機から供給されたこの電力は、誘電体表面領域につ
いて(すなわち、誘電体電極の単位面積について)、そ
れを標準化して表すことが好ましい。
【0053】励起されたガス種を含有し、ガス出口21
で利用されるガスフラックス流は、例えば金属表面をフ
ラックス処理するためのユーザーステーション28に送
られる。
【0054】図1で説明したような装置に、図2で説明
したような単一のデバイスを取り付け、以下に示す本発
明の4つの実施例と、2つの比較例とを行なうために使
用した。
【0055】第1の例は実施例であり、0.3×50×
50mmの寸法を有するエレクトロニクスグレードの銅
のサンプルを、熱酸化(200℃の空気中で5分間加熱
する)に供する前に、水中での20%硝酸溶液を用いて
酸洗いした。この酸化処理は、銅サンプル表面に、紫色
に変化した異なる層の出現を引き起こした。なお、酸化
前の基体は、本来的には“サーモン色”である。
【0056】その後、以下の条件にしたがって、サンプ
ルを上述の装置で処理した: −操作電力(発電機から発生した電力):1000W、
誘電体の15W/cm2の電力に相当する −窒素中に65%の水素を含有する初期ガス混合物(1
0m3 /hの窒素、および18m3 /hの水素に等しい
流量を用いて得た) −近傍ガス混合物:窒素により、トンネルの内側で20
ppmより低い酸素分圧を維持することが可能となった −サンプルは150℃の温度まで加熱した −単一方向への通過における処理:サンプルは、コンベ
アー2の作用によって、2mm/sの速度で移動した −処理は実質的に大気圧下で行なった −処理されるサンプルとデバイスのガス出口との距離:
10mm この操作法にしたがって処理したサンプルは、優れた表
面状態を示し、初期のサーモン色へのもどりを有した。
【0057】第2の例は比較例であり、上述のFRA
2,697,456号に記載のマイクロ波−放電プラズ
マフラックス処理装置を用いて行なった。0.3×20
×20mmの寸法で同等のグレードの銅サンプルを、硝
酸中での酸洗いおよび予備熱酸化後に、マイクロ波プラ
ズマ放電により第1の例と同様の条件で処理した。処理
は、1リットル/分で注入されたAr−3%H2 の混合
物を用い、各サンプルは150℃の温度まで加熱し、プ
ラズマを発生させるために200Wの電力を用いた。各
サンプルを酸洗いするのに要した時間は約2分であり、
より小さいサンプルについての第1の例で得られた時間
より長い処理である。さらに、このマイクロ波プラズマ
法は、プラズマを用いること(必ず含まれるので)の欠
点、および、電荷を有する化学種もまた有するので、敏
感な電子部品が存在する場合には問題を引き起こすこと
が指摘される。
【0058】第3の例は実施例であり、サンプルを予備
酸化する工程を除いて、第1の例と同様の手順を用い
た。ここで、酸化は、いわゆる“沸騰水”法を用いた電
子技術における回路のための通常の汚染標準試験にした
がって行なった。この方法によれば、化学洗浄(硝酸)
の後、基体を10分間沸騰水に浸漬する。酸化は、熱酸
化の場合よりも“穏やか”であり、はんだ付けまたはス
ズメッキの前の電子回路が通常直面する、より典型的な
酸化のレベルである。
【0059】ここでの処理後のサンプルもまた、優れた
表面状態を示し、その初期のサーモン色を回復した。
【0060】第4の例は実施例であり、第3の例(硝酸
での洗浄、沸騰水による予備酸化、本発明にしたがった
フラックス処理)で得られた銅サンプルを、ウェーブス
ズメッキタイプの機械中でスズ−鉛はんだを用いた湿式
プロセスに供することによって評価した。なお、これら
の機械の入口に一般的に存在する化学的予備フラックス
処理は意図的に避けた。
【0061】そのような条件の下で行なわれたはんだの
堆積の観察により、銅の上への堆積物の優れたぬれ結果
(非常に小さい接触角)、堆積物の優れた連続性、およ
び堆積物の優れた表面の質(その鏡状の外観により実証
された)が示された。
【0062】こうして、この第4の例は、はんだ付け後
に洗浄操作を行なう必要性に導くような、通常の予備フ
ラックス処理薬品を用いずに、はんだの堆積(はんだ付
けまたはスズメッキ操作が含まれるかどうかにかかわら
ず)が実行可能であることを示した。
【0063】第5の例は比較例であり、第3の例と同様
のサンプルを、本発明の処理を行なわず、20%の硝酸
溶液で単に酸洗いした。これは、沸騰水中での予備酸化
工程後、スズメッキによってこれらのサンプルを評価す
る前に行なった。
【0064】得られた結果は、納得のいくものではな
く、スズ−鉛の堆積物は、不連続(島の発生)であっ
て、接触角は前述の場合より大きかった。これらの結果
は、硝酸による酸洗いの効果が、第4の例で得られたよ
うな本発明の効果より劣ることを示す。
【0065】第6の例は、本発明の実施例であり、エポ
キシプリント回路タイプの回路を使用し、これらの回路
の導電性トラックを予備スズメッキした後、回路の適切
な導電性トラックの上に滴下された接着剤を用いて、電
子部品(抵抗、コンデンサー、SOT23タイプおよび
SOタイプ)を固定した。
【0066】回路は、まず、第1の例で説明したような
本発明のフラックス処理に供した。回路と、励起された
または不安定なガス種を製造するためのデバイスのガス
出口との距離は、10mmとした。その後、通常のウェ
ーブはんだ機械内に回路を通過させ、部品(電気的接続
を得る)をはんだ付けする操作によって、本発明にした
がって行なわれたフラックス処理操作を評価した。機械
の入口に存在する化学的予備フラックス処理工程は意図
的に避けた。装置を離れたはんだ接続部の観察により、
優れたぬれが示され、それによって、フラックス残渣を
除去するためにはんだ付け後に一般に下流で行なわれ
る、回路の洗浄操作を必要とする化学的手段による通常
のフラックス処理の使用を避け、本発明の乾式フラック
ス処理を行ない得ることを確認した。
【0067】以上、特定の態様に関して本発明を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明
の範囲内で改良および変更を行い得ることが当業者には
明かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための適切な装置の一
例を示す断面図。
【図2】本発明の方法を実施するために適切な、励起さ
れたまたは不安定なガス種の製造のためのデバイスの一
例を示す断面図。
【符号の説明】
1…部材,2…搬送システム,3…トンネル,4…デバ
イス,5…ガス入口 6…ガス出口,7…初期ガス混合物,8…主ガス混合
物,9…近傍ガス混合物 10…近傍ガス混合物,11…付加的デバイス,12…
付加的デバイス 13…ガス入口,14…第1の電極,15…金属ブロッ
ク 16…セラミック管,17…第2の電極,18…ガス流
路,20…細長い溝 21…細長い溝,22…導管,23…チャンバー,24
…ケーシング 25…管,26…初期ガス源,27…発電機,28…ユ
ーザーステーション 29…ガス入口,30…処理雰囲気,31…内部空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01T 19/00 H01T 19/00 (72)発明者 ステファーヌ・ラビア フランス国、91190 ジフ・シュール・ イベット、アブニュ・ドゥ・ジェネラ ル・ルクレール 160、レジデンス・デ ュ・パルク・デュ・シャトー・ドゥ・ク ールセル 14 (56)参考文献 特開 平4−220169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/34 B23K 1/20 B23K 3/00 B23K 31/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)不活性ガスおよび/または還元ガス
    および/または酸化ガスを含有する初期ガス混合物を、
    励起されたまたは不安定なガス種を製造するための少な
    くとも1つのデバイスを通過させ、デバイスのガス出口
    において主ガス混合物を得る工程、 b)前記主ガス混合物から得られ、励起されたまたは不
    安定な化学種を含有し、電荷を有する化学種が実質的に
    存在しない気相処理雰囲気で、大気圧に近い圧力におい
    て、フラックス処理される表面を処理する工程、を具備
    する、合金を用いたはんだ付けまたはスズメッキ前の金
    属表面の乾式フラックス処理方法。
  2. 【請求項2】 前記気相処理雰囲気が、主ガス混合物
    と、前記デバイスを通過しない近傍ガス混合物とから得
    られる請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 近傍混合物が、シランSiH4 を含有す
    る請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 処理される金属表面を有する部材が、周
    囲の雰囲気から隔離された包囲構造体により画定された
    内部空間を通過する搬送手段によってデバイスのガス出
    口の前方に移動し、前記構造体は前記デバイスを密封す
    るように、または前記デバイスを含むように接続されて
    いる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 処理される金属表面を有する部材は、周
    囲の雰囲気から隔離された包囲構造体により画定された
    内部空間を通過する搬送手段によって、部材の幅にわた
    って平行に配置された複数のデバイスのガス出口の前方
    に、および/または、直接に配置された複数のデバイス
    のガス出口の前方に連続して移動し、前記構造体は前記
    デバイスを密封するように、または前記デバイスを含む
    ように接続されている請求項1ないし3のいずれか1項
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 初期ガス混合物が変換されるデバイス
    は、第1の電極と第2の電極との間に発生する電子放射
    の場所であり、誘電体材料の層が、少なくとも1つの電
    極の表面に、他方の電極に対向して配置され、初期ガス
    混合物は、電極の間の放電を横切って移動する請求項4
    または5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記デバイス内で用いられ、誘電体の単
    位面積当たりに標準化された電力が、1W/cm2 を越
    え、好ましくは10W/cm2 を越える請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 処理される部材が連続して対面する処理
    雰囲気が、搬送手段に沿って、 励起されたまたは不安定なガス種を製造するための少な
    くとも1つのデバイスが、その前に構造体内でのデバイ
    スによって変換されるガス混合物とは異なる初期ガス混
    合物を変換する領域に分割される請求項5に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 処理される部材が連続して対面する処理
    雰囲気が、搬送手段に沿って、 a)励起されたまたは不安定なガス種を製造するための
    少なくとも1つのデバイスが、その前に前記構造体内で
    のデバイスによって変換されるガス混合物とは異なる初
    期ガス混合物を変換する領域、および/または b)励起されたまたは不安定なガス種を製造するための
    デバイスの少なくとも1つのレベルで用いられる近傍ガ
    ス混合物が、その前に前記構造体内でのデバイスのレベ
    ルで用いられるガス混合物とは異なる領域のような領域
    に分割される請求項5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記段階a)およびb)が同一のデバ
    イス内で行なわれる請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記構造体を離れて、はんだ付けまた
    はスズメッキが行なわれる機械内に部材が搬入され、こ
    の部材は、保護雰囲気に保たれた前記構造体の出口と前
    記機械の入口との間にある請求項4ないし10のいずれ
    か1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記はんだ付けまたはスズメッキ操作
    が、前記デバイスの下流において、同一構造体内で行な
    われる請求項4ないし10のいずれか1項に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 フラックス処理される金属表面を有す
    る部材のための搬送手段が横切る内部空間を画定する包
    囲構造体を具備し、前記構造体は、周囲の雰囲気から隔
    離され、励起されたまたは不安定なガス種を製造するた
    めに直列におよび/または平行に配置された1またはこ
    れ以上のデバイスを取り囲むように、または前記デバイ
    スを密閉するように接続されており、軸を有し、かつ外
    部電極と内部電極との間に形成された少なくとも1つの
    管状ガス流路を含み、少なくとも1つの電極は他方の電
    極に対向した誘電体被覆を有し、これらの電極は、高電
    圧・高周波数の電源に接続され、外部電極は誘電体を包
    囲し、初期ガスと称されるガスのための入口と、主ガス
    と称されるガスのための出口とを有し、この入口および
    出口は、軸に平行に延び、実質的に直径上で他方に対向
    し、前記ガス出口は、前記構造体の内側に向かって開い
    ている請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法
    を行なうのに適切な、はんだ付けまたはスズメッキ前の
    金属表面の乾式フラックス処理のための装置。
  14. 【請求項14】 前記構造体が、デバイス内を通過しな
    い、いわゆる近傍ガスの注入のための少なくとも1つの
    手段を具備する請求項13に記載の装置。
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