JP3229271B2 - 電流ドライバ回路 - Google Patents

電流ドライバ回路

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JP3229271B2 JP27394598A JP27394598A JP3229271B2 JP 3229271 B2 JP3229271 B2 JP 3229271B2 JP 27394598 A JP27394598 A JP 27394598A JP 27394598 A JP27394598 A JP 27394598A JP 3229271 B2 JP3229271 B2 JP 3229271B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非対称電流モード
出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】SCSIアーキテクチャで用いられてい
るような従来の非対称データインタフェースは、アクテ
ィブなインタフェース上にベース電流が常に存在するこ
とを要求する。インタフェースに接続された出力バッフ
ァ回路は、出力データ状態により異なる向きの電流を出
力しなければならない。あるデータ状態では、ドライバ
によって出力される電流はベース電流と同じ向きであ
る。従って、インタフェース上の正味の電流は、出力電
流にベース電流が加わったものとなる。別の状態では、
ドライバによって出力される電流は逆向きであり、従っ
てベース電流により減少する。
【0003】従来の電流ステアリング出力バッファを図
1に示す。回路は、電流スイッチによって出力ノードに
接続される電流ドライバ(ここでは整合する電流のソー
スおよびシンクからなる)を含む。出力ノードは負荷の
両端に接続される。負荷には、他のソース(図示せず)
からも電流が流れる可能性がある。第1の状態では、ス
イッチS1は閉じ、スイッチS2は開き、電流ドライバは
全負荷電流に電流Iの寄与をする。第2の状態では、ス
イッチS2は閉じ、スイッチS1は開き、電流ドライバは
全負荷電流に電流−Iの寄与をする。第3の状態では、
スイッチS1およびS2は両方とも開き、電流ドライバは
正味の負荷電流への電流寄与をしない。
【0004】いくつかのアプリケーションでは、データ
バス上に正味の対称な電流を生じるように選択された比
で、2つのデータ状態におけるドライバの出力電流が非
対称になることを要求する。例えば、非対称データバス
は−2mAのベース負荷を有し、ドライバは状態1(第
1状態)で+12mA、状態2(第2状態)で−8mA
の出力電流を有するとする。第1状態では、正味の電流
は+12mA−2mA=+10mAである。第2状態で
は、正味の電流は−8mA−2mA=−10mAであ
る。従って、非対称な電流で非対称な負荷を駆動した正
味の結果は、+10mAおよび−10mAという対称な
電流となる。
【0005】従来の非対称電流ステアリング出力バッフ
ァを図2に示す。回路は、2個の独立な電流ドライバ
(ここではCMOSデバイスとして示す)を含む。これ
らの電流ドライバは、データ状態が変化するとオン/オ
フが切り替わる。第1データ状態では、電流ソースおよ
び電流シンクのトランジスタP1およびN1は、スイッチ
1によって負荷に接続されることにより、負荷への電
流I1の寄与をする。第2データ状態では、電流ソース
および電流シンクのトランジスタP2およびN2は、スイ
ッチS2によって負荷に接続されることにより、負荷へ
の電流−I2の寄与をする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の回路は
いくつかの欠点を有する。なかでも、データ状態が変化
するときに、各電流ドライバの電流がオン/オフするこ
とによって引き起こされるスイッチングノイズが問題で
ある。複数の電流ソースが用いられる場合(例えば図2
の場合)、一般に、電流ソーストランジスタP1および
2のゲートどうしが接続されるとともにバイアス電圧
にも接続される。これにより、スイッチング中のデバイ
ス間に容量結合が生じ、これは、一時的に、バイアス基
準電圧の値に影響を及ぼし、その結果、出力電流の大き
さに影響を及ぼす。スイッチングノイズおよび結合効果
は、スイッチングバッファのバイアスおよび出力のレベ
ルに影響するだけでなく、同じ基準電圧に接続された他
のバッファのバイアスにも影響する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による出力バッフ
ァ回路は、電流スイッチによってバッファの第1および
第2の出力ノードに接続された、電流Iを供給する電流
ドライバを有する。また、本発明の回路は、電流ドライ
バに接続されたスイッチ可能シャント抵抗を有する。ド
ライバによって供給される電流は、スイッチ可能シャン
ト抵抗を通じて分路され、ドライバからの電流は一定に
保たれ、正味の負荷電流に寄与しないようにすることが
可能である。電流スイッチは、第1データ状態におい
て、電流ドライバによって供給される電流が第1出力ノ
ードから第2出力ノードへ流れ、接続された負荷に電流
Iを供給するように設定される。第2データ状態におい
て、電流は、第2出力ノードから第1出力ノードへ流
れ、電流−Iを負荷に供給する。第3データ状態におい
て、電流スイッチは、出力ノードから電流ドライバを切
断し、電流ドライバからの電流はスイッチ可能シャント
抵抗を通じて分路され、負荷には電流が供給されないよ
うに設定される。
【0008】第2実施例では、複数の電流ドライバが設
けられる。各電流ドライバは、電流スイッチを通じて負
荷に接続されるとともに、上記のスイッチ可能シャント
抵抗にも接続される。この構成で、各電流ドライバは、
選択的に負荷に接続されて正または負の電流の寄与を
し、あるいは、電流はスイッチ可能シャント抵抗を通じ
て分路されて負荷への電流の寄与がないようにすること
が可能である。この構成により、回路の正味の出力電流
は、各ドライバによって供給される電流の一部または全
部の和または差に等しい大きさを有することが可能であ
る。相異なる大きさの電流を供給する電流ドライバを選
択することにより、指数関数的に多数の相異なる負荷電
流を規定することが可能である。例えば、それぞれ電流
Iおよび2Iを供給する2個の電流ドライバは、−3I
から3Iまでの、Iを増分とする大きさを有するディジ
タル的に可変の負荷電流を供給することが可能であり、
いずれの場合でも、電流ドライバを出入りする電流は3
Iに維持される。
【0009】本発明のもう1つの実施例では、出力バッ
ファは第1の電流を供給する第1の電流ドライバと、第
2の電流を供給する第2の電流ドライバを有する。第1
電流ドライバは、電流スイッチによってバッファの第1
および第2の出力ノードに接続される。電流スイッチ
は、負荷が2つの出力ノードの間に接続されている場合
に、第1データ状態において、第1電流が第1出力ノー
ドから第2出力ノードへ流れ、第2データ状態におい
て、第1電流が第2出力ノードから第1出力ノードへ流
れるように設定される。
【0010】第2電流ドライバは、スイッチング要素に
よって出力ノードに接続され、第1データ状態におい
て、第2電流が第1出力ノードから第2出力ノードへ流
れるようにされる。この状態において、全電流(第1電
流と第2電流の和に等しい)が、第1出力ノードから、
接続されている外部負荷を通り、第2出力ノードへ流れ
る。第2データ状態において、第2電流ドライバは、出
力ノードから切断され、第2電流は、スイッチ可能シャ
ント抵抗を通じて分路される。こうして、第2データ状
態において、部分電流(例えば、第1電流)のみが、接
続されている負荷を通して流れ、この電流は、第1デー
タ状態の場合と逆向きである。第1データ状態と第2デ
ータ状態で外部負荷に供給される電流の比は、2つの電
流ドライバの電流出力を調整することによって制御する
ことができる。
【0011】すべての構成において、本発明の回路は、
ディスクリート部品から形成することも、ICに集積化
することも可能である。回路を集積化する場合、シャン
ト抵抗の抵抗素子は能動抵抗とすることも受動抵抗とす
ることも可能であり、また、集積化することもチップの
外部に配置することも可能である。外部抵抗を用いる場
合、回路を適当な外部接続とともに製造して、所望の抵
抗をユーザが接続することができるようにすることも可
能である。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は、本発明による電流ステア
リング出力回路10の概念図である。電流ステアリング
出力回路10は、2個の出力ノード32および34と、
電流Iを供給するように設定された電流ソース20およ
び電流シンク26からなる電流ドライバとを有する。電
流ドライバは、電流スイッチによって第1および第2の
出力ノード32、34に接続され、出力ノード32、3
4に接続された負荷50を通る電流Iの向きがデータ状
態に従って選択されるようになっている。実施例では、
電流スイッチは、電流ソース20と出力ノード32、3
4との接続を切り替えることが可能な第1スイッチング
要素と、電流シンク26と出力ノード32、34との接
続を切り替えることが可能な第2スイッチング要素とか
らなる。好ましくは、第1スイッチング要素は、電流ソ
ース20を出力ノード32に選択的に接続するスイッチ
36と、電流ソース20を出力ノード34に選択的に接
続するスイッチ44とによって形成され、第2スイッチ
ング要素は、電流シンク26を出力ノード34に選択的
に接続するスイッチ40と、電流シンク26を出力ノー
ド32に選択的に接続するスイッチ46とによって形成
される。当業者に周知の他のスイッチング要素も使用可
能である。
【0013】電流ソース20は、スイッチ可能シャント
抵抗48によって電流シンク26にも接続される。スイ
ッチ可能シャント抵抗48は、非導通状態から抵抗性導
通状態へ切り替え可能である。スイッチ可能シャント抵
抗48は、スイッチと直列接続された受動抵抗、イネー
ブルまたはディスエーブルとなることが可能な能動抵
抗、あるいは、同じ結果を達成するその他の素子の任意
の組合せとすることが可能である。実施例では、スイッ
チ可能シャント抵抗48は、1個以上のスイッチが直列
接続された能動抵抗である。
【0014】出力ノード32、34の間に接続された負
荷50を通る電流Iの向きは、スイッチ36、40、4
4、および46の状態を調整することによって選択され
る。第1データ状態では、スイッチ36および40は導
通であり、スイッチ44および46は非導通である。こ
の状態では、電流Iが、出力ノード32から負荷50を
通りノード34へ流れる。第2データ状態では、スイッ
チ36および40は非導通であり、スイッチ44および
46は導通である。この状態では、電流−Iが負荷50
を流れる。
【0015】第3データ状態では、スイッチ36、4
0、44、および46は非導通であり、スイッチ可能シ
ャント抵抗48が導通状態になる。この状態では、電流
Iは負荷50をバイパスし、ノード56からスイッチ可
能シャント抵抗48を通りノード58へ(これは「シャ
ント」電流路(分路)を規定する)流れる。こうして、
第3データ状態では、回路10は負荷に電流を供給しな
い。好ましくは、スイッチ可能シャント抵抗48の抵抗
値は、ノード56と58の間のシャント電流路の抵抗
が、電流が負荷を流れているときのノード56と58の
間の期待される抵抗にほぼ等しくなるように選択され
る。
【0016】当業者には認識されるように、出力回路1
0は、チップに集積化することも、ディスクリート部品
から形成することも、あるいは両者の組合せとすること
も可能である。特に、回路を集積化する場合、スイッチ
可能シャント抵抗の抵抗素子は、外部素子とすることも
可能であり、また、レーザトリミングのような精密製造
技術によって、あるいは、適当な回路により「調整」さ
れる能動デバイスによって、チップ上に形成することも
可能である。
【0017】この構成は、従来の非対称電流ステアリン
グ出力回路よりすぐれたいくつかの利点を有する。従来
の非対称電流出力回路とは異なり、本発明による回路に
おける電流ドライバは、データ状態が変わるときにオン
/オフされない。従って、内部ノード電圧はスイッチン
グノイズの影響を受けないため、ドライバが定常状態に
達するのを待つ必要がない。このため、スイッチングは
非常に高速に行うことが可能である。また、ドライバか
らの電流は停止せず、単に内部的に流路が変わるだけで
あるため、内部ノードへの容量結合によって引き起こさ
れるバイアス電圧に対する影響は大幅に低減される。
【0018】図4に、それぞれ負荷50に接続された図
3の電流ステアリング出力回路10を複数個含む電流ス
テアリング出力回路11を示す。この構成は、可変ある
いは非対称の出力電流を提供する。第1電流I1を供給
し電流ソース20および電流シンク26からなる第1ド
ライバは、上記のように、スイッチ36、40、44、
および46によって負荷50に接続されるとともに、ス
イッチ可能シャント抵抗48に接続される。第2電流ド
ライバは、電流ソース22および電流シンク28からな
り、第2電流I2を供給するように設定される。第2電
流ドライバは、スイッチ38、39、42、および43
からなる電流スイッチによって出力ノード32、34に
接続される。第2スイッチ可能シャント抵抗48′が、
電流ソース22と電流シンク28の間に接続される。電
流ソース23および電流シンク29として図示される、
電流Inを供給するさらに別の電流ドライバも、同様に
負荷50に接続される。
【0019】この構成により、回路の正味の出力電流
は、各ドライバによって供給される電流の一部または全
部の和または差に等しい大きさを有することが可能とな
る。相異なる大きさの電流を供給する電流ドライバを選
択することにより、指数関数的に多数の相異なる負荷電
流を規定することが可能である。例えば、電流I1の大
きさがIであり、電流I2の大きさが2Iである場合、
回路11は、次の表に示されるように、−3Iから3I
までの大きさの出力電流を供給することができる。
【表1】 各ドライバの全電流は常に一定であるため、電流路の漂
遊インダクタンス(すなわち、ボンディングワイヤ、パ
ッケージリードなど)の両端の電圧降下は0に低減され
る。換言すれば、V=L×(di/dt)=0であり、
これは、上記のように、本発明の回路が、従来の回路よ
りもはるかに少ないノイズしか発生しないことを意味す
る。
【0020】図5は、本発明の第2実施例による非対称
電流出力回路12の概念的な概略図である。非対称電流
出力回路12は、2個の出力ノード32および34と、
2個の電流ドライバを有する。この実施例は、上記の図
4の回路の変形版である。第1電流ドライバは、第1電
流I1を供給するように設定された電流ソース20およ
び電流シンク26からなる。第2電流ドライバは、第2
電流I2を供給するように設定された電流ソース22お
よび電流シンク28からなる。実施例では、電流ソース
20、22はソースバイアス電圧VSOURCE24によって
制御され、電流シンク26、28はシンクバイアス電圧
SINK30によって制御される。
【0021】第1電流ドライバは、上記の図3の実施例
で説明したように、スイッチ36、40、44、および
46からなる電流スイッチによって第1および第2の出
力ノード32、34に接続される。
【0022】出力ノード32、34の間に接続された負
荷50を通る電流I1の向きは、スイッチ36、40、
44、および46の状態を選択することによって決定さ
れる。第1データ状態では、スイッチ36および40は
導通であり、スイッチ44および46は非導通である。
この状態では、電流I1は、ノード32から負荷50を
通りノード34へ流れる。第2データ状態では、スイッ
チ36および40は非導通であり、スイッチ44および
46は導通である。この状態では、電流I1は、ノード
34から負荷50を通りノード32へ流れる。この実施
例では、電流I 1は常に負荷50を流れ、従って、分路
は不要である。
【0023】第2電流ソース22は、スイッチ38によ
って第1出力ノード32に切り替え可能な形で接続さ
れ、第2電流シンク28は、スイッチ42によって第2
出力ノード34に切り替え可能な形で接続される。電流
ソース22は、スイッチ可能シャント抵抗48によって
電流シンク28にも接続される。
【0024】第1データ状態では、スイッチ38および
42は導通であり、スイッチ可能シャント抵抗48は非
導通である。この状態では、電流I2は、ノード52か
らスイッチ38、負荷50、およびスイッチ42を通り
ノード54へ(これは「負荷」電流路を規定する)流れ
る。こうして、第1データ状態で負荷50を流れる全電
流はI1+I2である。第2データ状態では、スイッチ3
8および42は非導通であり、スイッチ可能シャント抵
抗48は導通状態にされる。この状態では、電流I2
負荷50をバイパスし、ノード52からスイッチ可能シ
ャント抵抗48を通りノード54へ(すなわち、シャン
ト電流路を通って)流れる。こうして、第2データ状態
では、負荷50を流れる全電流は−I1である。好まし
くは、スイッチ可能シャント抵抗48の抵抗値は、ノー
ド52と54の間のシャント電流路の抵抗が、ノード5
2と54の間の負荷電流路の期待される抵抗にほぼ等し
くなるように選択される。
【0025】バッファ10は、ノード32および34に
接続されたすべてのスイッチを非導通状態にすることに
より「三状態(トライステート)化」することも可能で
ある。これは実質的に、バッファを、接続されている負
荷から切断し分離する。バッファ10が三状態化されて
いるときには、スイッチ可能シャント抵抗もまた非導通
にして、電力を節約することも可能である。
【0026】第1データ状態と第2データ状態の出力電
流の比は、電流ドライバを適当に設定することによって
設定可能である。例えば、ベース負荷電流が−2mAで
あり、所望の出力は、正味の電流で±10mAである場
合、電流ソース20および電流シンク26は電流I1
8mAを供給するように設定され、電流ソース22およ
び電流シンク28は電流I2=4mAを供給するように
設定される。第1データ状態では、バッファ10は負荷
50を通る電流I1+I2=12mAを出力する。負荷に
おける−2mAのベース電流のために、正味の結果とし
ては、負荷電流は10mAとなる。第2データ状態で
は、電流I2はスイッチ可能シャント抵抗48を通って
分路され、バッファは負荷50を通る電流として−I1
=−8mAを出力する結果、正味の負荷電流は−8mA
−2mA=−10mAとなる。
【0027】従来の非対称電流出力バッファとは異な
り、電流ソース20、22および電流シンク26、28
からなる電流ドライバは常にオンである。これにより、
ノード52、54、56および58における内部電圧は
ほぼ一定に保たれる。その理由は、電流は電流のソース
およびシンクの内部インピーダンスを通って常に流れ、
一定の電圧降下を生じているためである。この安定性
は、ノード52と54の間の負荷電流路の抵抗とシャン
ト電流路の抵抗が等しいときには向上する。そのとき、
いずれのデータ状態でもノード52からノード54まで
の電圧降下が等しくなり、電流ソース22および電流シ
ンク28の動作点が等しくなるためである。
【0028】この安定性は、スイッチングを非常に高速
に行うことが可能であることを意味する。その理由は、
電流ドライバが定常状態ノード電圧に達するまでの追加
時間が不要であるからである。さらに、内部ノード電圧
の安定性により、ソースとシンクの基準電圧24、30
に影響を及ぼす可能性のある内部ノードと外部ノード6
0、62の間の容量結合の効果が低減される。最後に、
バッファ10は電源に対して常に一定のインピーダンス
を示すことにより常に一定の電流を引き込むため、回路
の非対称性によって引き起こされるdi/dt項は、従
来の非対称ドライバに比べて大幅に低減され、これによ
りグラウンドバウンスレベルが低減される。
【0029】この回路の好ましい実施例を図6に示す。
すべての回路要素はMOSトランジスタである。しか
し、バイポーラトランジスタのような他のデバイスも使
用可能である。好ましくは、電流ドライバはCMOSデ
バイスである。電流ソース20、22はpチャネルトラ
ンジスタ70、72として実装される。両方のトランジ
スタのゲートどうしが接続され、ソースバイアス電圧V
SOURCE24へとドライブされる。両方のトランジスタと
も等しいバイアス電圧を有するため、流出する電流間の
比はデバイスサイズによって決定される。電流シンク2
6、28はnチャネルトランジスタ76、78として実
装される。電流ソースの場合と同様に、トランジスタ7
6、78のゲートどうしが接続され、シンクバイアス電
圧VSINK30へとドライブされる。トランジスタのサイ
ズは、トランジスタ70から流出する電流がトランジス
タ76に流入し、トランジスタ72から流出する電流が
トランジスタ78に流入するように選択される。
【0030】スイッチ36、38、40、42、44、
および46は、それぞれ、トランジスタ86、88、9
0、92、94、および96として実装される。スイッ
チ可能シャント抵抗48は、ゲート電圧VRES99によ
ってバイアスされたトランジスタ98として実装される
のが好ましい。VRES99(抵抗基準電圧)は、ディジ
タルバイアス信号であることが好ましい。しかし、アナ
ログ基準電圧も使用可能である。トランジスタ98の抵
抗は、デバイスの寸法と、加えられるバイアス電圧によ
って決定される。別法として、スイッチ可能シャント抵
抗48は、図2に示されるように、適当なスイッチング
要素と直列接続された受動(非スイッチ可能)抵抗とし
て実装されることも可能である。スイッチ可能シャント
抵抗48は、回路とともに集積化することも可能であ
り、あるいは、回路は、外部抵抗を接続することが可能
な接点を有することも可能である。
【0031】スイッチトランジスタ88および92は固
有の抵抗を有するため、図6に示されるように、トラン
ジスタ98と直列に整合スイッチトランジスタ100、
102を設け、負荷電流路とシャント電流路の抵抗の整
合を良くすると有効である。これらの追加トランジスタ
100、102は、トランジスタ88および92と同様
の寸法を有する場合、トランジスタ88および92と同
様の固有抵抗を挿入することになる。その場合、シャン
トトランジスタ98は、負荷50の期待される抵抗に等
しい抵抗値を有するように設計することができる。
【0032】トランジスタスイッチ86、88、90、
92、94、96、100、および102は、互いに独
立に動作することも、グループとして動作することも可
能である。好ましい構成では、これらのスイッチは、ス
イッチング信号S1〜S4によってバイアスされる2個ず
つの4セットにグループ化される。スイッチング信号S
1〜S4がアクティブのときはスイッチは導通状態とな
り、アクティブでないときは非導通状態となる。図6に
示されるように、トランジスタ86および88のゲート
はいずれもS1によってバイアスされ、トランジスタ9
4および100のゲートはS2によってバイアスされ、
トランジスタ96および102のゲートはS3によって
バイアスされ、トランジスタ90および92のゲートは
4によってバイアスされる。第2データ状態では、S1
およびS4はイナクティブであり、S 2およびS3はアク
ティブである。スイッチング信号S1〜S4をイナクティ
ブにセットすることによって、バッファ10を三状態モ
ードにすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、デ
ータ状態が変化するときに、各電流ドライバの電流がオ
ン/オフすることによって引き起こされるスイッチング
ノイズの問題を生じない電流ドライバ回路が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電流ステアリング出力回路の概念図であ
る。
【図2】2個の電流ドライバを有し非対称出力を行う従
来の電流ステアリング出力回路の概略図である。
【図3】本発明による電流ステアリング出力回路の概念
図である。
【図4】図3の回路を複数個含む電流ステアリング出力
回路の図である。
【図5】本発明の第2実施例による非対称電流ステアリ
ング差動出力回路の概念図である。
【図6】図5の出力回路の一実施例の概略図である。
【符号の説明】
10 電流ステアリング出力回路 11 電流ステアリング出力回路 12 非対称電流出力回路 20 電流ソース 22 電流ソース 23 電流ソース 24 ソースバイアス電圧 26 電流シンク 28 電流シンク 29 電流シンク 30 シンクバイアス電圧 32 出力ノード 34 出力ノード 36 スイッチ 38 スイッチ 39 スイッチ 40 スイッチ 42 スイッチ 43 スイッチ 44 スイッチ 46 スイッチ 48 スイッチ可能シャント抵抗 50 負荷 60 外部ノード 62 外部ノード 70 pチャネルトランジスタ 72 pチャネルトランジスタ 76 nチャネルトランジスタ 78 nチャネルトランジスタ 86 トランジスタ 88 トランジスタ 90 トランジスタ 92 トランジスタ 94 トランジスタ 96 トランジスタ 98 トランジスタ 99 抵抗基準電圧 100 整合スイッチトランジスタ 102 整合スイッチトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New J ersey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ビジャット サコーバヒ パテル アメリカ合衆国,18031 ペンシルヴァ ニア,ブレイニグスヴィル,クロス ク リーク サークル 8009 (72)発明者 ワイネ イー.ワーナー アメリカ合衆国,18036 ペンシルヴァ ニア,クーパースバーグ,フリント ヒ ル ロード 3574 (56)参考文献 特開 平7−163184(JP,A) 特開 平6−152353(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/00 - 17/70 H03F 3/345

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の出力ノードを有する電
    流ドライバ回路において、該回路は、 電流を生成する電流ドライバと、 前記電流ドライバを前記第1および第2の出力ノードに
    接続するスイッチング手段と、 前記電流ドライバの両端に接続され、非導通状態から抵
    抗性導通状態に切り替え可能なスイッチ可能シャント抵
    抗とからなり、 第1データ状態において、前記電流ドライバは前記スイ
    ッチング手段によって前記第1および第2の出力ノード
    に接続されるとともに前記スイッチ可能シャント抵抗が
    非導通状態になることにより、前記電流は、前記第1お
    よび第2の出力ノードの間に接続された負荷を流れ、 第2データ状態において、前記電流ドライバは前記スイ
    ッチング手段によって前記第1および第2の出力ノード
    から切断されるとともに前記スイッチ可能シャント抵抗
    が抵抗性導通状態になることにより、前記電流は、前記
    スイッチ可能シャント抵抗を流れることを特徴とする電
    流ドライバ回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング手段は電流スイッチか
    らなることにより、前記第1データ状態において、前記
    負荷を流れる電流の向きは変更可能であることを特徴と
    する請求項1に記載の電流ドライバ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電流ドライバ回路を複
    数個含む回路アセンブリにおいて、 前記第1出力ノードを相互接続し、 前記第2出力ノードを相互接続したことを特徴とする回
    路アセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電流ドライバ回路を含
    むことを特徴とする集積回路。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ可能シャント抵抗は抵抗素
    子およびスイッチからなることを特徴とする請求項4に
    記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ可能シャント抵抗はMOS
    トランジスタからなることを特徴とする請求項4に記載
    の集積回路。
  7. 【請求項7】 第1および第2の出力ノードならびに第
    1および第2の分路ノードを有する電流ドライバ回路を
    含む集積回路において、該電流ドライバ回路は、 電流を生成する電流ドライバと、 前記電流ドライバを前記第1および第2の出力ノードに
    接続する第1スイッチング手段と、 前記電流ドライバを前記第1および第2の分路ノードに
    接続する第2スイッチング手段とからなり、 第1データ状態において、前記電流ドライバは前記第1
    スイッチング手段によって前記第1および第2の出力ノ
    ードに接続されるとともに前記第2スイッチング手段に
    よって前記第1および第2の分路ノードから切断される
    ことにより、前記電流は、前記第1および第2の出力ノ
    ードの間に接続された負荷を流れ、 第2データ状態において、前記電流ドライバは前記第1
    スイッチング手段によって前記第1および第2の出力ノ
    ードから切断されるとともに前記第2スイッチング手段
    によって前記第1および第2の分路ノードに接続される
    ことにより、前記電流は、前記第1および第2の分路ノ
    ードの間に接続された抵抗を流れることを特徴とする集
    積回路。
  8. 【請求項8】 前記第1スイッチング手段は電流スイッ
    チからなることを特徴とする請求項7に記載の集積回
    路。
  9. 【請求項9】 第1および第2の出力ノードを有する非
    対称電流ドライバ回路において、該回路は、 第1電流を生成する第1電流ドライバと、 前記第1および第2の出力ノードの間に負荷が接続され
    ている場合に、第1データ状態において、前記第1電流
    が前記第1出力ノードから前記第2出力ノードへ流れ、
    第2データ状態において、前記第1電流が前記第2出力
    ノードから前記第1出力ノードへ流れるように、前記第
    1電流ドライバを前記第1および第2の出力ノードに接
    続する電流スイッチと、 第2電流を生成する第2電流ドライバと、 前記第2電流ドライバの両端に接続され、非導通状態か
    ら抵抗性導通状態に切り替え可能なスイッチ可能シャン
    ト抵抗と、 前記第2電流ドライバを前記第1および第2の出力ノー
    ドに選択的に接続するスイッチングアセンブリとからな
    り、 前記第1データ状態において、前記第2電流ドライバは
    前記スイッチングアセンブリによって前記第1および第
    2の出力ノードに接続されるとともに前記スイッチ可能
    シャント抵抗が非導通状態になることにより、前記第1
    および第2の出力ノードの間に負荷が接続されている場
    合に、前記第2電流は、前記第1出力ノードから前記第
    2出力ノードへ流れ、 前記第2データ状態において、前記第2電流ドライバは
    前記スイッチングアセンブリによって前記第1および第
    2の出力ノードから切断されるとともに前記スイッチ可
    能シャント抵抗が抵抗性導通状態になることにより、前
    記第2電流は、前記スイッチ可能シャント抵抗を流れる
    ことを特徴とする非対称電流ドライバ回路。
  10. 【請求項10】 前記第1電流ドライバは、第1電流ソ
    ースおよび第1電流シンクからなり、 前記電流スイッチは、前記第1電流ソースを前記第1お
    よび第2の出力ノードのうちの一方の出力ノードに切り
    替え可能な形で接続する第1スイッチング手段と、前記
    第1電流シンクを前記第1および第2の出力ノードのう
    ちの一方の出力ノードに切り替え可能な形で接続する第
    2スイッチング手段とからなり、 前記第2電流ドライバは、第2電流ソースおよび第2電
    流シンクからなり、 前記スイッチングアセンブリは、前記第2電流ソースを
    前記第1出力ノードに接続する第1スイッチと、前記第
    2電流シンクを前記第2出力ノードに接続する第2スイ
    ッチとからなり、 前記第1データ状態において、前記第1電流ソースは前
    記第1出力ノードに接続され、前記第1電流シンクは前
    記第2出力ノードに接続され、前記第1スイッチおよび
    前記第2スイッチは導通であり、 前記第2データ状態において、前記第1電流ソースは前
    記第2出力ノードに接続され、前記第1電流シンクは前
    記第1出力ノードに接続され、前記第1スイッチおよび
    前記第2スイッチは非導通であることを特徴とする請求
    項9に記載の電流ドライバ回路。
  11. 【請求項11】 前記第2電流ソースと前記スイッチ可
    能シャント抵抗の間に接続された第3スイッチと、前記
    スイッチ可能シャント抵抗と前記第2電流シンクの間に
    接続された第4スイッチとをさらに有することを特徴と
    する請求項10に記載の電流ドライバ回路。
  12. 【請求項12】 前記第1スイッチング手段は、前記第
    1電流ソースと前記第1出力ノードの間に接続された第
    3スイッチと、前記第1電流ソースと前記第2出力ノー
    ドの間に接続された第4スイッチとからなり、 前記第2スイッチング手段は、前記第1電流シンクと前
    記第1出力ノードの間に接続された第5スイッチと、前
    記第1電流シンクと前記第2出力ノードの間に接続され
    た第6スイッチとからなることを特徴とする請求項10
    に記載の電流ドライバ回路。
  13. 【請求項13】 前記第2電流ソースと前記スイッチ可
    能シャント抵抗の間に接続された第7スイッチと、前記
    スイッチ可能シャント抵抗と前記第2電流シンクの間に
    接続された第8スイッチとをさらに有することを特徴と
    する請求項12に記載の電流ドライバ回路。
  14. 【請求項14】 前記第1電流ソースは第1MOSトラ
    ンジスタからなり、 前記第2電流ソースは第2MOSトランジスタからな
    り、 前記第1MOSトランジスタおよび前記第2MOSトラ
    ンジスタのゲート電圧はソース基準電圧に等しいことを
    特徴とする請求項10に記載の電流ドライバ回路。
  15. 【請求項15】 前記第1電流シンクは第3MOSトラ
    ンジスタからなり、 前記第2電流シンクは第4MOSトランジスタからな
    り、 前記第3MOSトランジスタおよび前記第4MOSトラ
    ンジスタのゲート電圧はシンク基準電圧に等しいことを
    特徴とする請求項14に記載の電流ドライバ回路。
  16. 【請求項16】 前記第1スイッチング手段は、前記第
    1電流ソースと前記第1出力ノードの間に接続された第
    3スイッチと、前記第1電流ソースと前記第2出力ノー
    ドの間に接続された第4スイッチとからなり、 前記第2スイッチング手段は、前記第1電流シンクと前
    記第1出力ノードの間に接続された第5スイッチと、前
    記第1電流シンクと前記第2出力ノードの間に接続され
    た第6スイッチとからなることを特徴とする請求項15
    に記載の電流ドライバ回路。
  17. 【請求項17】 前記第2電流ソースと前記スイッチ可
    能シャント抵抗の間に接続された第7スイッチと、前記
    スイッチ可能シャント抵抗と前記第2電流シンクの間に
    接続された第8スイッチとをさらに有することを特徴と
    する請求項16に記載の電流ドライバ回路。
  18. 【請求項18】 前記第1ないし第8スイッチはそれぞ
    れMOSトランジスタからなることを特徴とする請求項
    17に記載の電流ドライバ回路。
  19. 【請求項19】 前記スイッチ可能シャント抵抗は、抵
    抗基準電圧によってバイアスされたMOSトランジスタ
    からなることを特徴とする請求項15に記載の電流ドラ
    イバ回路。
  20. 【請求項20】 第1および第2の出力ノードを有する
    非対称電流出力回路を含む集積回路において、該電流出
    力回路は、 第1電流ソースと、 前記第1電流ソースと前記第1出力ノードの間に接続さ
    れた第1スイッチと、 前記第1電流ソースと前記第2出力ノードの間に接続さ
    れた第2スイッチと、 第1電流シンクと、 前記第1出力ノードと前記第1電流シンクの間に接続さ
    れた第3スイッチと、 前記第2出力ノードと前記第1電流シンクの間に接続さ
    れた第4スイッチと、 第2電流ソースと、 前記第2電流ソースと前記第1出力ノードの間に接続さ
    れた第5スイッチと、 第2電流シンクと、 前記第2出力ノードと前記第2電流シンクの間に接続さ
    れた第6スイッチと、 前記第2電流ソースと前記第2電流シンクの間に接続さ
    れ、非導通状態から抵抗性導通状態に切り替え可能なス
    イッチ可能シャント抵抗とからなることを特徴とする集
    積回路。
  21. 【請求項21】 前記スイッチ可能シャント抵抗は、 抵抗素子と、 前記第2電流ソースと前記抵抗素子の間に直列接続され
    た第7スイッチと、 前記抵抗素子と前記第2電流シンクの間に直列接続され
    た第8スイッチとからなることを特徴とする請求項20
    に記載の集積回路。
  22. 【請求項22】 前記第1ないし第8スイッチはそれぞ
    れ第1ないし第8MOSトランジスタからなることを特
    徴とする請求項21に記載の集積回路。
  23. 【請求項23】 前記第1MOSトランジスタおよび前
    記第5MOSトランジスタのゲートは第1スイッチング
    信号に接続され、 前記第2MOSトランジスタおよび前記第7MOSトラ
    ンジスタのゲートは第2スイッチング信号に接続され、 前記第3MOSトランジスタおよび前記第8MOSトラ
    ンジスタのゲートは第3スイッチング信号に接続され、 前記第4MOSトランジスタおよび前記第6MOSトラ
    ンジスタのゲートは第4スイッチング信号に接続される
    ことを特徴とする請求項22に記載の集積回路。
  24. 【請求項24】 前記第1電流ソースは第9MOSトラ
    ンジスタからなり、 前記第2電流ソースは第10MOSトランジスタからな
    り、 前記第9MOSトランジスタのゲートは前記第10MO
    Sトランジスタのゲートに接続され、 接続された前記第9MOSトランジスタおよび前記第1
    0MOSトランジスタのゲートは、ソース基準電圧にバ
    イアスされることを特徴とする請求項23に記載の集積
    回路。
  25. 【請求項25】 前記第1電流シンクは第11MOSト
    ランジスタからなり、 前記第2電流シンクは第12MOSトランジスタからな
    り、 前記第11MOSトランジスタのゲートは前記第12M
    OSトランジスタのゲートに接続され、 接続された前記第11MOSトランジスタおよび前記第
    12MOSトランジスタのゲートは、シンク基準電圧に
    バイアスされることを特徴とする請求項24に記載の集
    積回路。
  26. 【請求項26】 前記抵抗素子は、抵抗基準電圧によっ
    てバイアスされる第13MOSトランジスタからなるこ
    とを特徴とする請求項25に記載の集積回路。
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