JP3229258B2 - 小物部品メッキ装置及び方法 - Google Patents

小物部品メッキ装置及び方法

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JP3229258B2
JP3229258B2 JP31655397A JP31655397A JP3229258B2 JP 3229258 B2 JP3229258 B2 JP 3229258B2 JP 31655397 A JP31655397 A JP 31655397A JP 31655397 A JP31655397 A JP 31655397A JP 3229258 B2 JP3229258 B2 JP 3229258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ形回路部品等の
小物部品にメッキを施す小物部品メッキ装置とメッキ方
法に関し、特に、小物部品に均一な膜厚のメッキ膜を形
成することができる小物部品メッキ装置と方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】積層セラミックコンデンサ等のチップ状
回路部品の外部電極上にメッキ膜を形成するための装置
として、従来はバレルメッキ装置が多く用いられてい
る。バレルメッキ装置は筒形の回転自在なバレル内に陰
極を設け、メッキ部品とほぼ同形状若しくは僅かに小さ
な導電性メディアと共にメッキ部品をバレル内に収納
し、このバレルを、メッキ浴槽の中に満たしたメッキ液
に浸漬する。メッキ浴槽内には前記バレルとは別に陽極
が設けられ、バレル内の陰極と陽極とに電源から直流電
圧が印加されるようになっている。また、バレルの回転
軸は駆動源に接続され、バレルがメッキ浴槽内で回転駆
動されるようになっている。メッキ部品を収納したバレ
ルを回転させながら、前記陽極と陰極間の間に直流電流
を流し、通電すると、メッキ部品の表面にメッキ膜が析
出する。
【0003】しかしながら、チップ形セラミック電子部
品の素体表面には複数の外部電極が形成されている部品
が多く、従来のバレル装置では各電極のメッキ膜の膜厚
がばらつくことがある。また、メッキ後におけるメッキ
部品とメディアとの分離が煩わしいという欠点がある。
こうした課題を解消するために、例えば、金属メッシュ
からなる陰極上にメッキ部品を載置し、この状態でメッ
キ部品をメッキ液に浸漬し、メッキを施す装置の提案が
されている(特開平8−3790号公報)。
【0004】この提案されたメッキ装置は、平板状の陰
極がメッシュまたは導電性多孔板により構成され、この
陰極上にメッキ部品を載せて、この陰極の上方に陽極を
対向させている。陰極は水平方向に往復運動させながら
メッキ液に浸漬され、この往復運動によって、陰極上で
メッキ部品のメッキを施す部分と陰極との接触部分を変
化させ、所要の部分に確実にメッキ膜を形成させようと
するものである。また、陰極の往復運動に際しは、スト
ロークの途中で陰極にストッパで衝撃を与え、この衝撃
によって陰極上のメッキ部品が反転するように試みられ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のメッキ装置
では、メッキ部品の陰極と接触する側の面とその反対側
の面とでメッキ膜の析出速度が大きく異なり、陰極と接
触する側の面でのメッキ膜が薄くなる。この結果、膜厚
のばらつきを生ずる。この不都合を解消する為に、前記
従来のメッキ装置では、金属メッシュ状の陰極を往復運
動させ、往復運動に際してストロ-クの途中で衝撃を与
えることによって、メッキ部品を反転させ、メッキ部品
の所要の部分にメッキを施すことを試みている。しか
し、このようなメッキ物の反転手段によるものでは、偶
然性に頼るところが多く、確実性に欠け、やはりメッキ
膜の厚みにばらつきが生じるという課題があった。
【0006】そこで本発明は、前記従来のメッキ装置に
おける課題に鑑みてなされたもので、その第一の目的
は、各メッキ部品間でのメッキ膜の膜厚にばらつきがな
く、均一なメッキ膜を形成することを可能とするもので
ある。特に、メッキ部品が陰極に接触する部位によっ
て、メッキ膜の膜厚にばらつきが生じないようにするも
のである。本発明の第二の目的は、メッキ部品の陰極に
接する側とその反対側とで析出するメッキ膜の厚みのば
らつきが無いようにしたものであり、これによって、メ
ッキ部品の部位によってメッキ膜の膜厚のばらつきが生
じないようにするこにある。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明では、前記の目的を達成
するため、陰極7における電界強度分布の偏りを、無く
するため、陰極7の中央部の導体の電界強度とその周辺
部の導体の電界強度との差が小さくなるような手段を用
いた。これにより、メッキ部品aが陰極7に接触する部
位の違いによって生じるメッキ膜の膜厚のばらつきを解
消し、メッキ部品aが陰極7に接触する部位に係わら
ず、均一な膜厚のメッキ膜を施すことを可能とした。
【0008】本発明による小物部品メッキ装置は、メッ
キ液11を溜めるメッキ浴槽2と、このメッキ浴槽2の
メッキ液11に浸漬され、メッキを施すメッキ部品aが
接触する陰極7と、メッキ浴槽2のメッキ液11に浸漬
された陽極6と、これら陽極6と陰極7とに電流を流す
電源10とを有する。陰極7としては、メッキ液が通過
可能な薄板状のものを使用し、メッキ部品aをこの陰極
7に接触させる。そして、少なくともメッキ部品aが接
触する面側において、陰極7の中心部の導体の電界強度
とその周辺部の導体の電界強度との差を小さくするよう
な電界形成手段を備えることを特徴とする。なお、前記
のようなメッキ液11が通過可能な薄板状の陰極7は、
例えば、メッシュ状、多孔質状、不織布状の何れかであ
って、導電性を有するものからなる。
【0009】ここで、陰極7の中心部における電界強度
とその周辺部の電界強度との差を小さくするような電界
の差異を形成する第一の電界形成手段としては、陰極7
のメッキ部品aが接触する面と反対側の面の少なくとも
一部の導体を絶縁被膜14で覆い、且つ陰極7の周辺部
に比べて中央部における絶縁被膜14の被覆比率を大き
くすることをあげることができる。
【0010】その第二の手段としては、前記と同様に、
陰極7のメッキ部品aが接触する面と反対側の面の中央
部の導体を縁被膜14で覆い、陰極7の周辺部は絶縁被
膜14で覆わないことである。陰極7に電流を流しなが
らメッキを行うと、陰極7の中央部に比べて周辺部の電
界強度が大きくなる。このため、主として陰極7の中央
部に接触するメッキ部品aに比べて、主として陰極7の
周辺部に接触するメッキ部品aのメッキ膜の膜厚が厚く
なる。
【0011】これに対して、前記のようにメッキ部品a
と接触する側と反対側の導体の表面が絶縁被膜14で覆
われている陰極7を用いてメッキすることにより、絶縁
被膜14を設けた部分では、メッキ部品aと接触する導
体の表面に電界が集中し、電界強度が大きくなる。そし
て、前記絶縁被膜14の被覆比率を陰極7の周辺部に比
べて中央部を大きくしたり、或いは中央部のみに絶縁被
膜14を設けることで、チップ状部品aが接触する側に
おいて、陰極7の中央部の導体の電界強度とその周辺部
の導体の電界強度との差が小さくなる。これによって、
メッキ部品aが接触する陰極7の部位に係わらず、均一
な膜厚のメッキ膜を施すことができる。
【0012】陰極7の中心部の電界強度とその周辺部の
電界強度との差を小さくするような電界の差異を形成す
る第三の手段としては、陰極7の周辺部と中央部とを互
いに絶縁し、陰極7の周辺部に比べてその中央部に大き
な電界強度を生じさせるよう電源10から前記周辺部と
中央部とに電流を流すものである。この電流の違いによ
って、陰極7の中央部の導体の電界強度とその周辺部の
導体の電界強度との差が小さくなるので、やはりメッキ
部品aが接触する陰極7の部位に係わらず、均一な膜厚
のメッキ膜を施すことができる。
【0013】このようなメッキ装置とメッキ方法では、
陽極6を、前記陰極7のメッキ部品aが接触したのと反
対側の面側に対向するよう配置するのがより効果的であ
る。これによって、陽極6と陰極7との間でメッキ液中
に流れる電流は、陰極7側において、陽極6と対向した
絶縁被膜14を避けるように流れる。そして、陽極6と
メッキ部品aとが直接対向しておらず、陰極7の絶縁被
膜14側を介して陽極6に対向しているため、メッキ部
品aの陰極7に接していない面のメッキ膜の析出が極端
に速くならず、その双方の面に均一にメッキ膜を析出さ
せることができる。さらに、メッキ部品aを陰極7に対
して、その面方向に相対移動させることにより、メッキ
部品aのメッキ膜を施すべき部位が陰極7に満遍なく接
触し、やはりメッキ膜の膜厚の均一化が図れる。
【0014】陰極7のメッキ部品aが接触する面を、複
数の区画に仕切り、この仕切られた各区画の中に分離し
てメッキ部品aを配置することにより、メッキ部品aの
陰極7上の重なり合いが起こらず、しかもメッキ部品a
を陰極7上に適当に分散することができる。これによっ
て、メッキ部品aのメッキ膜の析出速度の均一化が図れ
る。前記の仕切は、メッキ部品aを陰極7上で保持する
保持部材17に代えることができ、これにより同様にし
て、メッキ膜の析出速度の均一化が図れる。
【0015】前記のようなメッキ方法により、メッキ部
品aにメッキを施すに当たり、陽極6と陰極7との対向
距離を変えることによって、メッキ膜の析出速度を制御
することができる。すなわち、陽極6と陰極7との間隔
を広くすると、陰極7側のメッキ部品aの近傍の電界強
度はそれだけ弱くなり、メッキ部品aのメッキ膜の析出
速度が遅くなる。他方、陽極6と陰極7との間隔を狭く
すると、陰極7側のメッキ部品aの近傍の電界強度はそ
れだけ強くなり、メッキ部品aのメッキ膜の析出速度が
速くなる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1に本発明による小物部品メッキ装置の例を示す。図
1に示すように、湯浴槽1の中にメッキ浴槽2が設けら
れ、このメッキ浴槽2の中にはメッキ液11が満たされ
ている。このメッキ液11は、湯温槽1の中に満たされ
た温湯により、所定の温度に維持される。
【0017】メッキ浴槽2内のメッキ液11には、一対
の陽極6と陰極7とが浸漬されている。図2にこの陽極
6と陰極7のみを示す。陽極6は金属板からなる。他
方、陰極7は、枠縁状のフレーム15の間に金属線13
を張ったもので、網やパンチングメタル等、メッキ液が
通過可能なものからなる。
【0018】図3は、パンチングメタルからなる陰極7
の例を示すが、この図に示すように、陰極7のフレーム
15に張られた金属線13の下面側が絶縁被膜14で覆
われている。陰極7が網でできている場合は、金属線1
3が上下に交錯するよう編まれているが、やはり同様に
して下面側のみが絶縁被膜14で覆われる。このような
絶縁被膜14は、陰極7の金属線13の全体、すなわち
陰極7の下面全面に施してもよいが、図4の例では、中
央部の正方形の部分の金属線13のみに絶縁被膜14が
施され、その周囲の部分には絶縁被膜14が施されてお
らず、上面も下面も導体である金属線13の表面が露出
している。
【0019】図2及び図4の例では、陽極6及び陰極7
は、何れも正方形であるが、それらは矩形、円形、或い
は楕円形等、必要に応じて適宜な形状をとることができ
る。また、その金属線13の下面側に施される絶縁被膜
14を形成する領域も、陰極7の全体形状の如何に係わ
らず、図4に示すような正方形の他、矩形、円形、或い
は楕円形等、必要に応じて適宜な形状をとることができ
る。さらに、この図4の例のように、陰極7の片面の中
央部のみに絶縁被膜14を設けるのではなく、陰極7の
片面の周辺部から中央部にいくに従って、絶縁被膜14
の被覆比率が次第に大きくなるようにしてもよい。
【0020】図1に示すように、陽極6と陰極7とは、
水平に保持された状態で上下に対向し、メッキ浴槽2の
内部に満たされたメッキ液11に浸漬されている。図1
に示した例では、湯浴槽1に駆動体3が取り付けられ、
この駆動体3に連結部材4を介して水平にアーム5が取
り付けられている。このアーム5から垂直に垂下された
支持部材8、9を介して陽極6と陰極7とが上下に対向
するよう保持され、且つメッキ浴槽2内のメッキ液11
に浸漬されている。図1において矢印で示すように、駆
動体3は連結部材4を介してアーム5を、水平方向に往
復駆動するもので、これによって陽極6と陰極7とが水
平方向に往復移動させられる。この陰極7の水平方向の
往復移動に伴うメッキ部品aの慣性力により、陰極7に
対してメッキ部品aが水平方向に相対移動する。これに
より、メッキ部品aの陰極7と接触する部位が絶えず変
わる。
【0021】陽極6と陰極7には電源10が接続され、
陽極6に正の、陰極7に負の電位を印加する。このよう
な小物部品メッキ装置では、図1に示すように、陰極7
の上面にメッキ部品aを載せ、これらメッキ部品aを陰
極7の導体に接触させると共に、その下面側に陽極6を
対向させた状態でメッキ浴槽2内のメッキ液11に浸漬
する。そして、前記電源10により、陽極6と陰極7と
に電流を流す。これによって、陽極6と陰極7との間
に、電解液であるメッキ液11を介して電界が発生す
る。
【0022】図3は、この電界の状態を模式的に示して
いる。陰極7を構成している金属線13は、陽極6と対
向する側が絶縁被膜14で覆われ、表面が絶縁されてい
るので、陰極7側では電界が金属線13の間を通ってメ
ッキ部品aが載せられている上面側に回り込む。これに
よって、メッキ部品aのメッキ膜を施そうとする部分に
は、陽極6が対向した下面側だけでなく、上面側にもメ
ッキ膜が析出する。この場合、陽極6を陰極7の上面
側、すなわちメッキ部品aを載せた側に対向した場合に
比べて、メッキ膜の上下におけるメッキ膜の析出速度が
平均化され、メッキ膜の析出速度にばらつきが生じな
い。これによって、メッキ膜はメッキ部品の上下両面に
均一に析出する。
【0023】このとき、駆動体3によりアーム5を図1
において矢印で示すように往復移動させる。これによっ
て、陰極7に対してメッキ部品aが水平方向に相対移動
するため、メッキ部品aの陰極7と接触する部位が絶え
ず変わり、メッキ部品の所要の位置にメッキ膜が満遍な
く析出する。
【0024】前記の例では、陰極7の上にメッキ部品a
を何の制約もなく雑然と載せた状態でメッキを施してい
る。これに対し、図5及び図6の例では、仕切16を設
けて陰極7上を複数の区画に仕切り、これら区画に分離
してメッキ部品aを配置している。すなわち、この例で
は、図5に示すように、陰極7のフレーム15に囲まれ
た内側の寸法に適合した格子状の仕切16を用意し、図
6に示すように、この仕切16を陰極7のフレーム15
に囲まれた内側の金属線13が張られた部分の上に載せ
て、その部分を仕切る。この仕切16により仕切られた
各区画部分にメッキ部品aを1つずつ或いは複数収納
し、前述と同様にして図1に示すような装置でメッキ部
品にメッキを行う。
【0025】このようにして、陰極7のフレーム15に
囲まれた内側の金属線13が張られた部分の上を適当に
仕切り、仕切られた区画にメッキ部品aを配置してメッ
キを行うことにより、メッキ部品aを互いに干渉させ
ず、陰極7上に分散してメッキを行うことが出来る。こ
れによって、各メッキ部品a間のメッキ膜の析出速度の
ばらつきを解消し、均一な膜厚のメッキ膜を施すことが
できる。なお、陰極7の陽極6と対向する面側の中央部
に、金属線13の下面側を覆う絶縁被膜14を有するこ
とは、前述の例と同様である。
【0026】図7〜図10で示した例は、前記の仕切1
6に代えて、メッキ部品aを1つずつ保持する保持孔1
8を有する板状の保持部材17により、メッキ部品aを
整列して保持し、この状態で陰極7上に配置している。
すなわち、この例では、陰極7のフレーム15に囲まれ
た内側の寸法に適合した板状の保持部材17を用意し、
この保持部材17に縦横に設けた保持孔18にメッキ部
品aを嵌め込んで保持している。この保持部材17は、
シリコーンゴム等のメッキ液に侵されにくく、且つ弾力
性を有する板状の部材からなり、図10に示すように、
その厚さはメッキ部品aの高さより薄い。図9から明ら
かなように、保持部材17の保持孔18は、メッキ部品
aのメッキを施す両端部分を避けて、その中央を保持す
るもので、図示のものは2つの円形の孔を連ねた如き形
をしている。
【0027】図7に示すように、この保持部材17の保
持孔18の中にメッキ部品aを嵌め込み、そのメッキ部
品aの中央部を保持し、メッキ部品aを配列する。この
状態で、図8に示すように、この保持部材17を陰極7
のフレーム15に囲まれた内側の金属線13が張られた
部分の上に載せて、メッキ部品aを接触させ、前述と同
様にして図1に示すような装置でメッキ部品にメッキを
行う。
【0028】このようにして、陰極7のフレーム15に
囲まれた内側の金属線13が張られた部分の上にメッキ
部品aを縦横に配置してメッキを行うことにより、メッ
キ部品aを互いに干渉させず、陰極7上に分散してメッ
キを行うことが出来る。これによって、やはり各メッキ
部品a間のメッキ膜の析出速度のばらつきを解消し、均
一な膜厚のメッキ膜を施すことができる。
【0029】メッキ部品aの一方の側面を陰極7に接触
させてメッキ膜を施した後、次に、保持部材17にメッ
キ部品aを保持したまま、保持部材17を上下反転させ
て、メッキ部品aの他方の側面を陰極7に接触させる。
そして、前回と同じ条件でメッキ部品aにメッキ膜を施
す。これによって、メッキ部品aの双方の側面に均一な
膜厚のメッキ膜を施すことができる。なお、陰極7の陽
極6と対向する面側の中央部に、金属線13の下面側を
覆う絶縁被膜14を有することは、前述の例と同様であ
る。
【0030】図11に、本発明による小物部品メッキ装
置に使用する陰極7の他の例を示す。この陰極7は、フ
レーム15に張られた外側の金属線13aの内側にエポ
キシ樹脂系等の絶縁部材19を介して、金属線13dを
張ったものである。外側の金属線13aと内側の金属線
13dとは互いに絶縁されており、これにより、メッキ
液中で陽極6と陰極7との間に直流電流を流したとき、
陰極7の中央部の電界強度と周辺部の電界強度との差が
小さくなるように、外側と内側の金属線13a、13d
に個別に電流を流すことができる。
【0031】図13は、このような陰極7を使用してメ
ッキを施す装置の例を示す。この基本的な構成は、図1
に示したものと同じであり、同じ部分は同じ符号で示し
てある。ここでは、陰極7の外側の金属線12aと内側
の金属線12dとを電源10の負極に接続し、外側の金
属線12aには、抵抗器22によって電流を制限して流
す。この抵抗器22は可変抵抗器であり、その抵抗値を
調整することにより、外側の金属線12aに流す電流を
調整する。なお、外側の金属線12aを内側の金属線1
2dに比べて抵抗値を大きくすることにより、前記のよ
うな抵抗器22を省略することもできる。
【0032】図12に、本発明による小物部品メッキ装
置に使用する陰極7の他の例を示す。この陰極7は、フ
レーム15に張られた外側の金属線13aの内側に、金
属線13dを配置、前記フレーム15の内側に設けられ
た井桁状のフレーム20によって金属線13dを固定し
たものである。なお、符号21は、金属線13aと目の
細かい金属線13dとの間のギャップであり、これによ
り外側と内側の金属線13a、13dの絶縁を図る。従
って、この陰極7でもまた、メッキ液中で陽極6と陰極
7との間に直流電流を流したとき、陰極7の中央部の電
界強度と周辺部の電界強度との差が小さくなるように、
外側と内側の金属線13a、13dに個別に電流を流す
ことができる。例えば、図13に示したように、外側と
内側の金属線13a、13dに個別に電流を流すことが
できるような電源回路を使用する。
【0033】なお、フレーム15や金属線13a、13
bの形状は、図11〜図12に示すような正方形に限ら
ず、円形、楕円形等、適宜の形状でよいことは、前述の
陰極7と同じである。また、金属線13a、13b、1
3cの全体、または中央部の金属線13b、13cの下
面にのみ、前記陰極7と同様の絶縁被膜14を設けても
よい。
【0034】
【実施例】次に、本発明のより具体的な実施例につい
て、具体的な数値をあげならがら詳細に説明する。 (実施例1)図1に示すような小物部品メッキ装置を使
用し、電流密度を500C/dm2としてメッキ部品a
である積層セラミックコンデンサの両端に半田メッキを
施した。なお、陰極7はパンチングメタル製のものを使
用し、その金属線13の下面の全体にわたって絶縁被膜
14を設けた。水洗したメッキ部品aから無作為に10
0個取り出し、蛍光X線法に従って、積層セラミックコ
ンデンサの両端の半田メッキ膜の膜厚を測定したとこ
ろ、その平均値は4.53μmであり、メッキ膜のばら
つき(CV値=標準偏差/平均値)は9.0%であっ
た。
【0035】(実施例2)前記と同じ図1で示すような
小物部品メッキ装置を使用し、電流密度を500C/d
2 としてメッキ部品aである積層セラミックコンデン
サの両端に半田メッキを施した。陰極7はパンチングメ
タル製のものを使用し、その金属線13の下面の中央円
形部分に絶縁被膜14を設けた。水洗したメッキ部品a
から無作為に100個取り出し、蛍光X線法に従って、
積層セラミックコンデンサの両端の半田メッキ膜の膜厚
を測定したところ、その平均値は4.55μmであり、
メッキ膜のばらつき(CV値=標準偏差/平均値)は
9.6%であった。
【0036】(実施例3)前記と同じ図1で示すような
小物部品メッキ装置を使用し、電流密度を500C/d
2 としてメッキ部品aである積層セラミックコンデン
サの両端に半田メッキを施した。陰極7はパンチングメ
タル製のものを使用し、その金属線13の下面の全体に
絶縁被膜14を設けた。また、図5及び図6に示すよう
な仕切16を用いて陰極7の上を仕切り、各区画に1つ
ずつメッキ部品aである積層セラミックコンデンサを収
納した。水洗したメッキ部品aから無作為に100個取
り出し、蛍光X線法に従って、積層セラミックコンデン
サの両端の半田メッキ膜の膜厚を測定したところ、その
平均値は4.50μmであり、メッキ膜のばらつき(C
V値=標準偏差/平均値)は9.2%であった。
【0037】(実施例4)前記、実施例2で用いた装置
を使用し、電流密度を500c/dm2 とし、メッキ部
品aである積層セラミックコンデンサの両端に半田メッ
キを施した。陰極7はパンチィングメタル製のものを使
用し、その金属線13の下面の中央円形部分に絶縁被膜
14を形成した。この際、陽極6と陰極7との対向する
距離を3cm、9cm、14cmと変えてメッキを行っ
た。これらのメッキ部品aを水洗し、無作為に100個
取り出して蛍光X線法に従って積層セラミックコンデン
サの両端の半田メッキ膜の膜厚を測定した。その平均値
とメッキ膜のばらっき(CV値=標準偏差/平均値)は
表1の通りであった。
【0038】
【表1】
【0039】(実施例5)図13で示すような小物部品
メッキ装置を使用し、メッキ部品aとして積層セラミッ
クコンデンサの両端に半田メッキを施した。陰極7はパ
ンチングメタル製のものを使用し、図11に示すよう
に、周辺部の金属線13aと中央部の金属線13dとを
互いに絶縁したものを使用した。そして、周辺部の金属
線13aの電流密度を300C/dm2 とし、中央部の
金属線13dの電流密度を500C/dm2 とした。こ
の陰極7の金属線13a、13dの下面には、絶縁被膜
14を設けた。水洗したメッキ部品aから無作為に10
0個取り出し、蛍光X線法に従って、積層セラミックコ
ンデンサの両端の半田メッキ膜の膜厚を測定したとこ
ろ、その平均値は4.42μmであり、メッキ膜のばら
つき(CV値=標準偏差/平均値)は12.0%であっ
た。
【0040】(実施例6)図1で示すような小物部品メ
ッキ装置を使用し、電流密度を500C/dm2として
メッキ部品aである積層セラミックコンデンサの両端に
半田メッキを施した。陰極7はパンチングメタル製のも
のを使用し、その金属線13の下面側全面に絶縁被膜を
設けた。また、図7〜図10に示すような保持部材17
の保持孔18にメッキ部品aである積層セラミックコン
デンサを収納した。そして、保持部材17を上下反転
し、メッキ部品aの両面を陰極7にそれぞれ接触させる
よう、2回にわけてメッキ工程を行った。
【0041】水洗したメッキ部品aから無作為に100
個取り出し、蛍光X線法に従って、積層セラミックコン
デンサの両端の半田メッキ膜の膜厚を測定したところ、
その平均値は4.62μmであり、メッキ膜のばらつき
(CV値=標準偏差/平均値)は10.0%であった。
その上下面のメッキ膜の膜厚の平均の比は、90%であ
った。
【0042】(比較例)陽極6を上に、絶縁被膜を設け
ていない陰極7を下に配置し、前記実施例1と同じ条件
でメッキを行った。その結果、積層セラミックコンデン
サの両端のメッキ膜の膜厚の平均は4.50μmであ
り、メッキ膜のばらつき(CV値=標準偏差/平均値)
は18.0%であった。その上下面のメッキ膜の膜厚の
平均の比は、64%であった。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、メ
ッキ物の各部位や各メッキ物間のメッキ膜の膜厚のばら
つきが小さく、均一な膜厚のメッキ膜を施すことが可能
となる。これによって、メッキ部品の品質の向上を図る
ことができ、製品の品質の向上、歩留まりの向上などを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメッキ装置の例を示す概略縦断側
面図である。
【図2】同メッキ装置の陽極と陰極の例を示す斜視図で
ある。
【図3】同メッキ装置の陽極と陰極の例を示す要部拡大
縦断側面図である。
【図4】同メッキ装置の陰極の例を示す底面図である。
【図5】同メッキ装置の陰極のとそれに載せる仕切の例
を示す斜視図である。
【図6】同メッキ装置の陽極、陰極及びその陰極の上に
載せた仕切の例を示す斜視図である。
【図7】同メッキ装置の陰極のとそれに載せる保持部材
の例を示す斜視図である。
【図8】同メッキ装置の陽極、陰極及びその陰極の上に
載せた保持部材の例を示す斜視図である。
【図9】同メッキ装置の保持部材の例を示す要部拡大平
面図である。
【図10】図9のA−A…断側面図である。
【図11】同メッキ装置の陰極の他の例を示す平面図で
ある。
【図12】同メッキ装置の陰極の他の例を示す底面図で
ある。
【図13】本発明によるメッキ装置の他の例を示す概略
縦断側面図である。
【符号の説明】
2 メッキ浴槽 6 陽極 7 陰極 10 電源 11 メッキ液 13 金属線 13a 金属線 13d 金属線 14 絶縁被膜 16 仕切 17 保持部材 a メッキ部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−127822(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 17/08,17/16 H01G 13/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキ液(11)を溜めるメッキ浴槽
    (2)と、このメッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に
    浸漬され、メッキを施すメッキ部品(a)が接触する陰
    極(7)と、メッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に浸
    漬された陽極(6)と、これら陽極(6)と陰極(7)
    とに電流を流す電源(10)とを有する小物部品メッキ
    装置において、前記メッキ部品(a)が接触する陰極
    (7)は、メッキ液が通過可能な薄板状のものからな
    り、少なくともメッキ部品aが接触する面側において、
    前記陰極(7)の中心部の導体の電界強度とその周辺部
    の導体の電界強度との差を小さくするような電界形成手
    段を備えることを特徴とする小物部品メッキ装置。
  2. 【請求項2】 メッキ液(11)を溜めるメッキ浴槽
    (2)と、このメッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に
    浸漬され、メッキを施すメッキ部品(a)が接触する陰
    極(7)と、メッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に浸
    漬された陽極(6)と、これら陽極(6)と陰極(7)
    とに電流を流す電源(10)とを有する小物部品メッキ
    装置において、前記陰極(7)は、メッキ液が通過可能
    な薄板状のものからなると共に、そのメッキ部品(a)
    と接触するのと反対側の面の少なくとも一部の導体が絶
    縁被膜(14)に覆われており、且つ陰極(7)の周辺
    部に比べて中央部における絶縁被膜(14)の被覆比率
    が大きくなっていることを特徴とする小物部品メッキ装
    置。
  3. 【請求項3】 メッキ液(11)を溜めるメッキ浴槽
    (2)と、このメッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に
    浸漬され、メッキを施すメッキ部品(a)が接触する陰
    極(7)と、メッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に浸
    漬された陽極(6)と、これら陽極(6)と陰極(7)
    とに電流を流す電源(10)とを有する小物部品メッキ
    装置において、前記陰極(7)は、メッキ液が通過可能
    な薄板状のものからなると共に、そのメッキ部品(a)
    と接触するのと反対側の面の中央部の導体が絶縁被膜
    (14)で覆われていると共に、陰極(7)の周辺部が
    絶縁被膜(14)で覆われていないことを特徴とする小
    物部品メッキ装置。
  4. 【請求項4】 絶縁被膜(14)は、陰極(7)の下面
    側に設けられ、陰極(7)の上面にメッキ部品(a)が
    載せられることを特徴とする請求項2または3に記載の
    小物部品メッキ装置。
  5. 【請求項5】 メッキ液(11)を溜めるメッキ浴槽
    (2)と、このメッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に
    浸漬され、メッキを施すメッキ部品(a)が接触する陰
    極(7)と、メッキ浴槽(2)のメッキ液(11)に浸
    漬された陽極(6)と、これら陽極(6)と陰極(7)
    とに電流を流す電源(10)とを有する小物部品メッキ
    装置において、前記陰極(7)は、メッキ液が通過可能
    な薄板状のものからなると共に、この陰極(7)の周辺
    部と中央部との導体が互いに絶縁されており、前記電源
    (10)は、前記陰極(7)の周辺部の導体に比べてそ
    の中央部の導体に大きな電流を流すものであることを特
    徴とする小物部品メッキ装置。
  6. 【請求項6】 メッキ液(11)が通過可能な薄板状の
    陰極(7)は、メッシュ状、多孔質状、不織布状の何れ
    かであって、導電性を有するものであることを特徴とす
    る請求項1〜5の何れかに記載の小物部品メッキ装置。
  7. 【請求項7】 陰極(7)のメッキ部品(a)が接触す
    る面が、複数の区画に仕切られており、この仕切られた
    各区画の中に分離してメッキ部品(a)が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の小物
    部品メッキ装置。
  8. 【請求項8】 メッキ部品(a)が保持部材(17)に
    より保持された状態で、陰極(7)に接触するようその
    片面に配置されていることを特徴とする請求項1〜6の
    何れかに記載の小物部品メッキ装置。
  9. 【請求項9】 陽極(6)を、陰極(7)のメッキ部品
    (a)が接触するのと反対側の面に対向するよう配置し
    たことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の小物
    部品メッキ装置。
  10. 【請求項10】 メッキ液(11)を溜めたメッキ浴槽
    (2)に、陰極(7)と陽極(8)とを浸漬すると共
    に、これら陽極(6)と陰極(7)とに電流を流し、メ
    ッキ部品(a)を陰極(7)に接触させて同メッキ部品
    (a)にメッキを析出させる小物部品メッキ方法におい
    て、前記請求項1〜9の何れかに記載された小物部品メ
    ッキ装置を使用し、少なくとも前記メッキ部品(a)が
    接触する面側において、陰極(7)の中央部の導体の電
    界強度とその周辺部の導体の電界強度との差が小さくな
    るように電源(10)から陰極(7)に電流を流しなが
    らメッキを行うことを特徴とする小物部品メッキ方法。
  11. 【請求項11】 陽極(6)と陰極(7)との対向距離
    を変えることによって、メッキ膜の析出速度を制御する
    ことを特徴とする請求項10に記載の小物部品メッキ方
    法。
  12. 【請求項12】 メッキ部品(a)が陰極(7)、
    (7)に対して、その面方向に相対移動させられること
    を特徴とする請求項10または11に記載の小物部品メ
    ッキ方法。
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