JP3228947B2 - ディスクローディング装置及びディスクのアダプタ - Google Patents

ディスクローディング装置及びディスクのアダプタ

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JP3228947B2
JP3228947B2 JP54791898A JP54791898A JP3228947B2 JP 3228947 B2 JP3228947 B2 JP 3228947B2 JP 54791898 A JP54791898 A JP 54791898A JP 54791898 A JP54791898 A JP 54791898A JP 3228947 B2 JP3228947 B2 JP 3228947B2
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章 黒塚
栄一 花川
眞一 前田
弘造 江澤
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    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0317Containers with interchangeable record carriers

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、光ディスクに情報を記録および再生する記
録再生装置に対して、該光ディスクを出し入れするため
のディスクローディング装置に関する。
背景技術 オーディオディスクやビデオディスク、また、コンピ
ュータのデータ記憶装置として、光ディスクの記録再生
装置が広く用いられている。
光ディスクには、主にデータ記憶用に用いられる、カ
ートリッジに収納された記録再生可能なものと、音楽用
CDやCD−ROMの様に、裸で使用される再生専用のディス
クとがある。マルチメディア技術の進歩により、AV機器
のデジタル化とコンピュータのAV機能の充実が同時進行
し、光ディスクにおいても、AV機器とコンピュータの区
別なく、多様な情報の記録再生に広く適用可能なディス
クが要望される。
さらに、AV機器のみならず、パーソナルコンピュータ
の小型化が進むにつれて、光ディスクの記録再生装置の
薄型化が望まれている。
すなわち、光ディスクの記録再生装置に対しては、薄
型で、多様な形態の媒体に対応した装置が強く求められ
るようになっている。
しかしながら、従来、カートリッジに収納されたディ
スクと裸ディスクではローディングの方式が異なるた
め、カートリッジ専用、及び裸ディスク専用の各々のデ
ィスクローディング装置が必要であった。
(従来例1) まず、主にデータ記憶装置として用いられている、光
ディスク内蔵のカートリッジのローディング機構につい
て図面を参照しながら説明する。
一般に、この様なローディング機構持つ光ディスク装
置では、カートリッジを装置内に挿入した後、カートリ
ッジをスピンドルモータ及び光ピックアップの方向に移
動して、ディスクをターンテーブルに装着し、記録また
は再生可能な状態にする必要がある。
図41は、従来例1のディスクローディング機構の構造
を示す斜視図、図42A,Bはその動作を示す側面図、図43
は装置内の厚さ方向の寸法関係を表わす模式図である。
図41、図42A,Bにおいて、カートリッジ210は、装置前
面よりカートリッジホルダ202に導入される。この時、
カートリッジ201のシャッタ201aは、カートリッジホル
ダ202に組みこまれたシャッタオープナ210と係合して、
スライドし、カートリッジ201内のディスクの一部を露
出する。カートリッジホルダ202の両側面には4個のガ
イドローラ203があって、これらがスライダ204の両側面
に設けられたガイド溝205に挿入されており、各ガイド
ローラ203がシャーシ206に植設されたガイドポール207
に沿って、上下にのみ寸法dだけ移動可能に取り付けら
れている。
スライダ204は、カートリッジホルダ202を下からはさ
みこむような形状で、シャーシ206に植設されたガイド
ピン208に沿って矢印A方向に寸法sだけ摺動可能に取
りつけてある。スライダ204は、シャーシ206に対しスラ
イダばね209により常にA方向に付勢されており、初期
状態では、スライダばね209が最も伸びた状態で止まる
よう、ロックアーム(図示せず)により係止されている
(図42A参照)。
クランパ214は、支持アーム215により回動自在に保持
され、カートリッジホルダ202の上面中央の開口202aの
位置に、モータ211の軸に連結されたターンテーブル212
に相対するよう配置されている。クランパ214とターン
テーブル212は、各々に内蔵した磁石と磁性体片の吸着
力によって引き付けあっている。
支持アーム215は、スライダ204に設けたカム(図示せ
ず)により、そのカムの位置に応じて回動し、クランパ
214を昇降する。初期状態では、挿入されるカートリッ
ジ201と干渉しない位置まで、クランパ214は持ち上げら
れている(図42A参照)。
前記ロックアームは、カートリッジ201の挿入によ
り、カートリッジの1つの角に押されて解除される。ロ
ックアームが解除されると、スライダ204は、スライダ
ばね209によりA方向にスライドし、ガイド溝205に沿っ
てガイドローラ203が移動し、カートリッジホルダ202
は、シャーシ206の方向(矢印B)に寸法dだけ移動す
る。同時に前記支持アーム215がスライダ204により回動
し、クランパ214はターンテーブル212の方向へ移動す
る。カートリッジの降下により、カートリッジ201内の
ディスクは、ターンテーブル212に乗り、上からクラン
パ214が吸着して回転可能な状態に装着され、光ピック
アップ213に対し、記録再生可能な距離まで接近する
(図42B参照)。
カートリッジを装置より取り出すときは、ローディン
グモータ216により、スライダ204が、スライダばね209
の引張力に逆らって引き戻され、クランパ214とカート
リッジホルダ202は、初期状態の位置まで上昇する。こ
れによりディスクはターンテーブルから離され、カート
リッジが取り出し可能な状態となる。
図43に示すように、カートリッジ201の挿入時は、タ
ーンテーブル212とクランパ214の間に、カートリッジ20
1の厚さを超える距離(寸法D)が必要である。
(従来例2) 次に、音楽CDや、CD−ROMのような裸ディスク用の光
ディスク装置のローディング機構について図面を参照し
ながら説明する。
第2の従来例を図44から図45A,B,Cに示す。
53はメインシャーシであり、ディスクモータ56と、こ
の軸に取り付けられたターンテーブル58と、記録円盤で
あるディスク45の中心穴45aと係合するターンテーブル5
8上のセンターコーン58aと、ガイドシャフト55によって
Y1−Y2方向に摺動自在に設けられリニアモータ用のコイ
ル43aが取り付けられたヘッド43と、リニアモータ用の
磁気ヨーク54とが取り付けられている。メインシャーシ
53の一端部53aには回動支点用の穴53bが設けられ、その
穴53bに回動支軸51が通されている。
同じくクランプレバー47の一端部47aに回動支点用の
穴47bが設けられ、その穴47bにも回動支軸51が通され、
この回動支軸51は筐体42内の突起部52に固定されてい
る。
トレイ41は裏面に構成されたラック41aと減速用のギ
アユニットが取り付けられたローディングモータ57の出
力歯車が噛み合い運動することにより、Y1−Y2方向に平
行移動できるように筐体42の内部に取り付けられてい
る。また、トレイ41にはディスク45を載置し保持できる
皿状の窪み46が形成されている。この窪み46の内側に小
径の窪みを形成して、小径の窪みに小径ディスク60も載
置可能にしている。
さらに、メインシャーシ53とクランプレバー47の後部
にはカム50が係合している。このカム50はギヤードモー
タ49により駆動される。カム50の回転位置によりメイン
シャーシ53とクランプレバー47が回動支軸51を中心に回
動し、接近または離反するように構成されている。44は
挿入口、41bは開口、48はクランパである。ローディン
グモータ57、ギヤードモータ49の動作は通常のマイクロ
コンピュータ制御等で行われる。また、それぞれのモー
タによって駆動されるカム50またはトレイ41の位置検出
は通常のマイクロスイッチ等で行われる。これらの詳細
は図示せず、説明も省略する。
図45A、B、Cに、この従来例のディスクローディン
グ装置の動作を示す。
すなわち、ディスク45を円盤記録再生装置で使用する
場合、イジェクト/ロードスイッチ(図示せず)を押す
とマイコン制御によりローディングモータ57の駆動力で
トレイ41がY2方向に移動し、筐体42の外部に出て図45A
の状態になる。このときクランプレバー47とメインシャ
ーシ53は回動支軸51を中心にそれぞれ離反した位置にあ
る。
この状態でディスク45をトレイ41の窪み46に載置して
イジェクト/ロードスイッチ(図示せず)を押すとロー
ディングモータ57の駆動力によりトレイ41が挿入口44を
通して筐体42内に平行移送され図45Bの状態になる。
次にカム50が回転しクランプレバー47とメインシャー
シ53は図45Cのように回動支軸51を中心にそれぞれ接近
し、ディスク45がクランパ48とディスクモータ56のター
ンテーブル58に挟まれてセンターコーン58aと係合して
回転可能になる。この装置でディスク45からの情報の再
生または記録がヘッドによって行われる。
ディスク45を装置から取り出す時は以上の動作と全く
逆の動作が行われる。
しかしながら、上記のような従来のディスクのディス
クローディング装置では、次のような問題点がある。
上記従来例1では、カートリッジをいったん水平に挿
入した後、スピンドルモータの方向に降下させることに
より、ディスクをターンテーブル212に載せ、光ピック
アップで記録再生可能な状態にするため、カートリッジ
が降下した後の空間は、カートリッジの全面積にわたっ
て、図43に示す様に寸法Dの厚みが余剰空間となる。さ
らに、カートリッジの上方にクランパ214を退避する必
要があり、装置の薄型化を阻害する。
また、音楽用CD、情報用CD−ROMのような裸ディスク
を直接ローディングすることが不可能であり、裸ディス
クをキャディと呼ばれるカートリッジに入れてから、こ
のカートリッジをローディングしなければならない。こ
の場合、ディスク交換の度に、キャディをディスクロー
ディング装置から取り出す必要があり、操作が複雑にな
ってしまう。
また、カートリッジの規格上、ディスクローディング
装置における該カートリッジの位置決め穴の位置や大き
さ等は共通でも、カートリッジのシャッタ構造の違いか
ら、カートリッジによっては、シャッタ先端の寸法が異
なることがある。このようなカートリッジを挿入する
と、カートリッジをホルダ202に挿入装着しても、シャ
ッタオープナ210が回動経路の終端まで回動しない。こ
の状態では、シャッタオープナ210が振動し易く、衝撃
を受けると、シャッタオープナ210がシャッタからはず
れ、装置内でシャッタが閉じてしまうという問題が生じ
る。
上記従来例2では、カートリッジに収納されたディス
クは使用できない。また、トレイ41の下にローディング
モータ57を配置するので、光ヘッドやディスクモータを
薄型化しても装置全体を薄型化できない。トレイに裸デ
ィスクを乗せるだけでは装置の姿勢では使用できない。
また、小径のディスクを使用するため、トレイ41に大
径及び小径の窪みを2段に形成すると、トレイ41の厚み
が増すので、トレイ41を装置内で搬送する際、ターンテ
ーブル58が退避する距離が大きくなり、装置の薄型化を
妨げる。
特にノートサイズのパーソナルコンピュータ用のディ
スクローディング装置としては、厚み20mm以下のものが
要求されるので、上記従来例1および上記従来例2のい
ずれに示すトレイであっても、この要求を満たすことは
実現不可能である。
そこで、本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑みな
されたもので、カートリッジ内蔵のディスクと裸ディス
クの両方には対応することができ、かつ装置内に大きな
余剰空間を作る事なく、薄型化が可能なディスクローデ
ィング装置を提供することにある。
本発明の目的は、シャッタ先端の寸法が異なるカート
リッジでも、該カートリッジを装着した状態で、開かれ
たシャッタを確実に保持して、衝撃を受けても、シャッ
タが閉じることのないディスクローディング装置を提供
することにある。
本発明の目的は、カートリッジ内蔵のディスクはもと
より、裸ディスクの交換を容易に行い得るディスクロー
ディング装置を提供することにある。
本発明の目的は、ディスクローディング装置に装着さ
れるディスクのアダプタであって、小径ディスクもカー
トリッジと同様の操作感で直接出し入れできるように
し、また、小径ディスクを交換の度に、抜き出す必要が
ないディスクのアダプタを提供することにある。
本発明の目的は、電力が供給されない状態であって
も、カートリッジ内蔵のディスクあるいは裸ディスクを
容易に取り出すことが可能なディスクローディング装置
を提供することにある。
本発明の目的は、クランパを備えながらも、装置内に
大きな余剰空間を作る事なく、薄型化が可能なディスク
ローディング装置を提供することにある。
本発明の目的は、カートリッジの厚みばらつきを吸収
して、カートリッジをヘッドユニットに対し正確に位置
決めすることが可能でありながらも、装置内に大きな余
剰空間を作る事なく、薄型化が可能なディスクローディ
ング装置を提供することにある。
本発明の目的は、上記の課題を解決するもので、水平
設置でも垂直設置でも使用可能なディスクローディング
装置を提供することにある。
発明の開示 上記課題を解決するために、本発明のディスクローデ
ィング装置は、カートリッジを着脱自在に保持するホル
ダと、前記ホルダを搬送する搬送手段と、前記カートリ
ッジが前記ホルダに挿入されるときに、該カートリッジ
のシャッタを開くシャッタ開閉手段と、前記搬送手段に
よって所定位置まで搬送されてきた前記カートリッジ内
のディスクの中心近傍を保持する保持部を有し、該保持
部によって保持されたディスクを回転させる回転駆動手
段とを備え、前記搬送手段による搬送のときには、前記
シャッタ開閉手段によって前記カートリッジのシャッタ
が開かれた状態で、該シャッタによって閉じられていた
該カートリッジの開口部が前記回転駆動手段の保持部の
部位を通過する。
本発明によれば、ホルダ後部に設けられたシャッタ開
閉手段でカートリッジの先端がクランプ部を通過するま
でに、シャッタの開動作を完了させるので、クランプ部
を通過する時にはすでにシャッタは開状態となる。この
ため、ディスクモータとクランパの退避位置が接近して
設置することができ、クランプ動作の際、ディスクモー
タ、クランパとカートリッジの相対移動量は少なくてす
む。カートリッジの全厚みをクランプ部で逃げる必要は
なく薄型のディスクローディング装置が実現できる。
1実施形態では、前記シャッター開閉手段は、前記ホ
ルダに回動自在に支持されたアームであって、前記カー
トリッジが該ホルダに挿入されるときに、前記アームの
先端が該カートリッジのシャッタに引っかかって、該シ
ャッタが開かれ、前記搬送手段による搬送のときには、
前記アームが回動され、該アームの先端が前記回転駆動
手段の保持部を避けて移動する。
この場合、ホルダがカートリッジのアーム先端は、回
転駆動手段の保持部と干渉することがない。このため、
回転駆動手段の保持部であるターンテーブルとクランパ
の間隙を小さくできる。
1実施形態では、前記搬送手段による搬送のときに
は、前記アームの部分が該ホルダのガイドに引っかかり
移動することによって、該アームが回動する。
1実施形態では、前記ホルダによって前記カートリッ
ジが保持され、前記アームの先端が該カートリッジのシ
ャッタに引っかかった状態で、該アームの先端を該カー
トリッジのシャッタの側に付勢する付勢手段を備える。
この場合、アームが該アームの移動経路の終端まで移
動しなくても、アームがカートリッジのシャッターから
はずれることなく、確実に、シャッターの開動作を行
う。
本発明のディスクローディング装置は、ディスクを収
納したカートリッジ及びディスク単体のいずれをも保持
するホルダを備え、前記ホルダは、前記カートリッジの
両側を挟み込む一対の挟持体を有し、前記一体の挟持体
は、前記カートリッジの幅よりも開かれた入り口部分
と、この入り口部分から挿入された前記カートリッジの
両側を挟み込む保持部分とを有し、少なくとも前記保持
部分にディスク単体の両縁が挿入されるそれぞれのスリ
ットを形成している。
本発明によれば、カートリッジは、一対の挟持体に挟
み込まれて挟持され、裸ディスクは、各挟持体の保持部
分のスリットによって保持される。
1実施形態では、前記一対の挟持体は、一対の入り口
レバーと一対のディスクホルダを備え、前記一対の入り
口レバーの先端が前記カートリッジの幅よりも開かれた
状態で、該各入り口レバーの先端を枢支し、前記一対の
入り口レバーの後端と前記一対のディスクホルダの先端
を相互に枢支して、該各ディスクホルダを弾性的に保持
し、少なくとも前記一対のディスクホルダに、ディスク
単体の両縁が挿入されるそれぞれのスリットを形成して
いる。
この場合、カートリッジの挿入に際し、カートリッジ
によって、一対の入り口レバーが押し広げられる。これ
に伴い、一対のディスクホルダの先端が広げられ、これ
らのディスクホルダの先端間に、カートリッジを通過さ
せることができる。
1実施形態では、前記カートリッジ及び前記ディスク
単体のいずれかが前記ホルダに挿入されたことを検出す
る第1検出手段と、前記一対の挟持体の状態を検出する
第2検出手段とを備える。
この場合、一対の挟持体の状態は、カートリッジを保
持するときに変化し、この状態が第2検出手段によって
検出される。第1及び第2検出手段の検出出力に基づい
て、カートリッジ及びディスク単体のいずれがホルダに
挿入されたかを判定することができる。
本発明のディスクのアダプタは、ディスク単体を着脱
自在に保持するアダプタであって、前記ディスクが嵌合
する凹部と、前記凹部に前記ディスクを導入する導入部
と、前記凹部と前記導入部間に設けられ、前記ディスク
が前記導入部から前記凹部へと導入されるときに、前記
ディスクの縁によって前記凹部の外側に押されて移動
し、前記ディスクが前記凹部に嵌合すると、前記ディス
クの縁の近傍まで復帰する弾性部とを備え、前記凹部に
嵌合した前記ディスクの中央部を外部から保持し、前記
ディスクに対して外部から記録又は再生を行うための開
口が形成されている。
本発明によれば、直径の異なるディスクを使用可能と
し、また、アダプタをホルダに装着したままで、ディス
クの交換を可能とする。
本発明のディスクローディング装置は、カートリッジ
を着脱自在に保持するホルダと、前記ホルダを移動自在
に支持するガイドとを備え、前記ホルダは、ロック部材
を有し、前記ロック部材は、前記ホルダに挿入されてき
た前記カートリッジに連動し該ホルダから突出して、前
記ガイドに引っかかる。
本発明によれば、カートリッジの挿入に連動してホル
ダをガイドにロックする機構を構成し、カートリッジ挿
入中に、例えばカートリッジのシャッタを開く動作等に
よる負荷でホルダがガイドに押し込まれることを防止し
て、ホルダを固定することができ、カートリッジをホル
ダに確実に装着することを可能にする。
1実施形態では、前記ホルダは、前記カートリッジの
両側を挟み込む一対の挟持体を有し、前記ロック部材を
前記一対の挟持体に付設している。
本発明のディスクローディング装置は、カートリッジ
を着脱自在に保持するホルダと、前記ホルダを移動自在
に支持するガイドとを備え、前記ホルダは、ロック部材
を有し、前記ロック部材は、前記ホルダに挿入されてき
た前記カートリッジに連動し該ホルダから突出して、前
記ガイドに引っかかり、該カートリッジが該ホルダに装
着されたときには該カートリッジの凹部に嵌合して該ホ
ルダに引っ込み、前記ガイドから外れる。
本発明によれば、カートリッジの挿入に連動してホル
ダをガイドにロックする機構を構成し、カートリッジ挿
入中に、例えばカートリッジのシャッタを開く動作等に
よる負荷でホルダがガイドに押し込まれることを防止し
て、ホルダを固定することができ、カートリッジをホル
ダに確実に装着することを可能にする。更に、カートリ
ッジがホルダに装着されたときには、ロック部材が該カ
ートリッジの凹部に嵌合するので、カートリッジをホル
ダ内で正確に位置決めすることができる。同時に、ロッ
ク部材がガイドから外れるので、カートリッジをホルダ
内で正確に位置決めした後に、カートリッジをホルダと
共に確実にローディングできる。
1実施形態では、前記ホルダは、前記カートリッジの
両側を挟み込む一対の挟持体を有し、前記ロック部材を
前記一対の挟持体に付設している。
本発明のディスクローディング装置は、カートリッジ
を着脱自在に保持するホルダと、前記ホルダに設けら
れ、該ホルダによって保持されている前記カートリッジ
の近傍に配置された弾性部材と、前記弾性部材を変形さ
せ、この変形された弾性部材を前記カートリッジに引っ
かける操作部とを備え、前記弾性部材が元の形に復帰す
るときの弾性力によって、該弾性部材に引っかかってい
る前記カートリッジが前記ホルダより排出される。
本発明によれば、カートリッジを強制的に排出するた
めの強制イジェクト機能を実現する。この強制イジェク
ト機能を用いない通常動作では、弾性部材は、カートリ
ッジに引っかからない。強制イジェクト機能を用いると
きは、操作部によて、弾性部材を変形させ、この変形さ
れた弾性部材をカートリッジに引っかける。この変形し
た弾性部材が元の形に復帰するときの弾性力によって、
該弾性部材に引っかかっているカートリッジがホルダよ
り排出される。
この構成により、ディスクローディング装置の薄型化
が実現できる。
本発明のディスクローディング装置は、カートリッジ
を着脱自在に保持するホルダと、前記ホルダによって保
持されている前記カートリッジのシャッタを開くシャッ
タ開閉手段と、前記シャッタが開かれた前記カートリッ
ジ内のディスクの中心近傍を保持する保持部を有し、該
保持部によって保持されたディスクを回転させる回転駆
動手段とを備え、前記シャッタによって閉じられていた
前記カートリッジの開口部に重なる範囲に、前記回転駆
動手段の保持部を作動させるための機構の少なくとも1
部分を配置している。
本発明によれば、カートリッジの開口部に重なる範囲
に、回転駆動手段の保持部を作動させるための機構の少
なくとも1部分を配置している。このカートリッジの開
口部の厚みは、該カートリッジの全体の厚みよりも薄
い。このため、カートリッジの開口部に回転駆動手段の
保持部の少なくとも1部分を配置すれば、該保持部をデ
ィスクにより近づけることができ、ディスクローディン
グ装置の薄型化が実現できる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の実施形態のディスクローディング装
置の構成を示す分解斜視図である。
図2は、本実施形態のディスクローディング装置の内
部構成を示す平面図である。
図3A〜Dは、カートリッジと裸ディスクの斜視図であ
る。
図3E、Fは、カートリッジの側面及び断面図である。
図4は、本実施形態のディスクローディング装置にお
けるホルダの内部構成を示す分解斜視図である。
図5は、図4のホルダの組み立てた状態の斜視図であ
る。
図6A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装置
におけるディスククランプ機構を示す2面図である。
図7は、図6A〜Cのディスククランプ機構におけるク
ランプレバーを示す斜視図である。
図8A〜Cは、図6A〜Cのディスククランプ機構の動作
を説明するための図である。
図9A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置に
おけるベース部を示す構成図である。
図10は、本実施形態のディスクローディング装置を適
用した記録再生装置を示すブロック図である。
図11は、本実施形態のディスクローディング装置にお
けるスイッチ周辺の回路図である。
図12A〜Dは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるメディア挿入時の様子を示す外観斜視図であ
る。
図13A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
におけるローディング動作を示す平面図(その1)であ
る。
図14A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
におけるローディング動作を示す平面図(その2)であ
る。
図15A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
におけるローディング動作を示す平面図(その3)であ
る。
図16A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す上部平面詳細図(そ
の1)である。
図17A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す上部平面詳細図(そ
の2)である。
図18A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す下部平面詳細図(そ
の1)である。
図19A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す下部平面詳細図(そ
の2)である。
図20A〜Dは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す側面断面図(メディ
ア未装着)である。
図21A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるカートリッジ挿入時のホルダ動作を示す平面
図(その1)である。
図22A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
におけるカートリッジ挿入時のホルダ動作を示す平面図
(その2)である。
図23A〜Eは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるカートリッジロック機構とホルダロック機構
の部分の拡大図である。
図24は、本実施形態のディスクローディング装置にお
けるシャッタ先端部の寸法が異なるカートリッジが装着
されたときのホルダの平面図である。
図25A〜Dは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す側面断面図(カート
リッジ装着時)である。
図26A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるカートリッジ厚み公差吸収機構を示す原理図
である。
図27A〜Cは、本実施形態のディスクローディング装
置における大型ディスク挿入時のホルダ動作を示す平面
図(その1)である。
図28は、本実施形態のディスクローディング装置にお
ける大型ディスク挿入時のホルダ動作を示す平面図(そ
の2)である。
図29Aは本実施形態のディスクローディング装置にお
ける大型ディスクを保持した状態の部分拡大図であり、
図29Bはディスクホルダとディスクの側面図である。
図39A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
におけるディスク保持部の部分断面図である。
図31Aは本実施形態のディスクローディング装置にお
けるディスクホルダとディスクの側面図、図31Bはディ
スクが挿入される様子を示す側面図である。
図32A〜Dは、本実施形態のディスクローディング装
置におけるローディング動作を示す側面断面図(大型デ
ィスク装着時)である。
図33A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
における未通電時のカートリッジ取り出し操作を示す上
部平面詳細図(その1)である。
図34A,Bは、本実施形態のディスクローディング装置
における未通電時のカートリッジ取り出し操作を示す上
部平面詳細図(その2)である。
図35A〜Dは、本実施形態のディスクローディング装
置における未通電時のカートリッジ取り出し操作を示す
側面断面図である。
図36A〜Dは、本実施形態のディスクローディング装
置における未通電時のカートリッジ取り出し操作係合部
を示す側面断面図である。
図37は、本発明のアダプタの第1実施形態を示す斜視
図である。
図38は、本発明のアダプタの第2実施形態を示す斜視
図である。
図39A〜Cは、図37のアダプタにディスクが挿入され
ていく状態を示す平面図及び断面図である。
図40A〜Cは、図37のアダプタをホルダに装着する様
子を示す平面図である。
図41は、従来例1のディスクローディング機構を示す
斜視図である。
図42A,Bは、図41のディスクローディング機構を示す
側面図である。
図43は、図41のディスクローディング機構の厚さ方向
の寸法関係を表わす模式図である。
図44は、従来例2のディスクローディング機構を示す
斜視図である。
図45A〜Cは、従来例2のディスクローディング機構
を示す側面図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明のディスクローディング装置の実施形態
について図を参照しながら構成を説明する。
本実施形態のディスクローディング装置は水平および
垂直設置での使用が可能であるが、説明の都合上、ディ
スクローディング装置を水平設置した状態で以後の説明
を行う。
本実施形態では、直径12cmの音楽用CDやCD−ROMのよ
うな裸ディスク(以下、大型ディスクという)、8cmシ
ングルCDのように、大型ディスクよりも直径の小さい裸
ディスク(以下小型ディスクという)、カートリッジに
収納された大型ディスク(以下カートリッジという)を
対象とする。また、これら3種類の形態の記録メディア
を総称して、単にメディアと呼ぶ。ローディング機構で
考慮するのはメディアの形態であって、その記録再生方
式や記録密度などは、上記の例に限るものではない。
まず、ディスクローディング装置の全体の構成を説明
し、続いて各部分の構成を詳しく説明する。
(ディスクローディング装置の全体の構成) 図1は、本発明の実施形態のディスクローディング装
置の構成を示す分解斜視図、図2は、その内部構成を示
す平面図、図3A〜Dはカートリッジと裸ディスクの斜視
図、図3E、Fはカートリッジの側面図、図4はディスク
ローディング装置のホルダの構成を示す分解斜視図であ
る。
図1において、本実施形態のディスクローディング装
置は、ベース部U1とホルダ部U2とクランプ部U3とで構成
される。
図中の、方向を示す座標系は、装置の奥行き方向を
X、幅方向をY、高さ方向をZとしている。
ベース部U1には、ベース8に、光ヘッド7やターンテ
ーブル一体化ディスクモータ2を取り付けたシャーシ3
と、これを昇降する昇降機構が組み込まれている。ベー
ス8内の側面のガイド部にホルダ部のホルダ100を乗
せ、上からクランプ部の天板25を取り付ける。
天板25は、クランプ26を備えたクランプレバー27が取
り付けられ、クランプ部U3を構成する。
ホルダ部U2のホルダ100には、ローディングモータ111
と歯車列112が組み込まれており、歯車列112の最終段の
歯車112aが、ベース8に取り付けたスライドラック13に
設けたラック13aとかみ合って、ホルダ100がX1−X2方向
に駆動される。ローディングモータ111の駆動電流は、
フレキシブル基板113を通じてベース側より供給され
る。
さらに、ホルダ100には、裸ディスクを案内保持する
左右一対のディスク保持機構と、カートリッジのシャッ
タを開閉するシャッタオープナ103、およびカートリッ
ジのロック機構、ホルダのロック機構、カートリッジ付
勢ばねが組み込まれている。
また、フレキシブル基板113には、スイッチ114および
スイッチ115が設けられ、それぞれ、シャッターオープ
ナ103、連結板108によってON/OFFされる。
図2に示す様に、ベース部U1にホルダ部U2組み込まれ
ている。ホルダ100は、組み込んだローディングモータ1
11により、保持されたディスクが約半分露出するよう
な、図2に示す距離SだけX1方向に引き出され、メディ
ア交換の待機状態となる。
(使用するメディア) 図3Aは、シャッタ300aが閉じた状態のカートリッジ30
0の斜視図である。300cは保持用の切欠きで、300fは位
置決め穴である。
カートリッジ300をホルダ100に挿入する途中で、シャ
ッタ300aの先端の凹部300bに、ホルダ100のシャッタオ
ープナ103の先端が係合し、そのまま奥まで挿入する
と、シャッタ300aが開いて図3Bの状態になり、中に収納
されたディスク300eが露出する。この時、カートリッジ
300の厚さよりも薄い連結部300dも同時に露出する。
図3Cは、大型ディスク301を示し、図3Dは小型ディス
ク302を示している。
図3Eは、カートリッジ300の側面図を示し、図3Fは、
カートリッジ300の断面図を示している。
カートリッジ300は、厚みMを有している。カートリ
ッジ300のシャッタ300aを開くと、その開口部の厚み
は、厚みmとなる。mはMよりも小さい。
以下に、ディスクローディング装置の各々の部分の構
成を詳しく説明する。
(ホルダ部の構成) まず、ホルダ100の構成を説明する。
図4は、ホルダ100の内部構成を示す分解斜視図、図
5は、組み立てた状態の斜視図である。
図4において、ホルダケース101の上にホルダカバー1
02を取り付け、箱状のホルダ100を構成し、X1側の開口
がメディア挿入口となって、X2方向にメディアが挿入さ
れる。その内部空間の高さは、カートリッジ300の厚さ
に適当なすき間を加えた高さであり、幅は、カートリッ
ジの幅に、後述する裸ディスクの保持機構が退避する余
裕を加えた幅となっている。ホルダケース101の底面
は、下から光ヘッドが挿入される開口を有し、一番奥の
中央部は、上下から切欠かれて、厚さの薄い連結部101a
となっている。ホルダカバー102は左右に2分割され、
前記連結部101aと同じ幅で、ホルダ中央部に空間を設け
ている。
ホルダケース101とホルダカバー102の挿入口部の形状
は、左右の両端がX1方向に突出し、中央に凹部を持つ。
左右の突出部のみ、ホルダケース101の底面がホルダカ
バー102よりも内側へ広げて受け部101hを設け、カート
リッジ300を挿入する際、この受け部101hにカートリッ
ジ300の先端を一旦乗せることにより、挿入を容易にす
る。
ホルダ100の奥の端には、ローディングモータ111と、
駆動歯車列112を取り付ける部分と、シャッタオープナ1
03を取り付ける部分と、連結板108、ホルダロック109を
取り付ける部分、底面の下側に2つの突起100a、100bが
あり、それ以外は左右対称形である。
駆動歯車列の最終段の歯車112aは、ホルダケース101
の底面の穴101cからホルダ下側に突出しており、ベース
8に組み込まれた駆動機構と連動する。歯車112aと、2
つの突起100a,100bの動作については、後述する。
シャッタオープナ103は、ホルダケース101とホルダカ
バー102の同位置の穴とボスで形成される軸100e回りに
回動可能に組み込まれ、穴100eと同心の円弧溝100fに突
起103aが係合して、回動角度が規制されている。ばね16
0によって、シャッタオープナ103の突起103aが円弧溝10
0fのメディア挿入口側の端に付勢されると、先端部103b
が、ホルダケース101に挿入されたカートリッジシャッ
タ300aの凹部300bに当接する位置になる。シャッタオー
プナ103の先端部103bは、高さがカートリッジ300の厚さ
とほぼ同等の円筒形で、メディアが挿入される側が、上
下端を残して切欠かれている。これにより、挿入された
裸ディスクの端面が先端部103bに当接した後、裸ディス
クの端面が上下に滑って先端部103bが外れるのを防いで
いる。
シャッタオープナ103の反対の端の突起103dは、ホル
ダケース101の側面の穴101dから横へ突出しており、シ
ャッタオープナ103が奥へ回動すると、突起103dがホル
ダ内に収納される。ホルダ100が装置から引き出され
て、メディア交換状態となった時には、この穴101dに対
応する位置のベース8の側壁の逃げ穴8eに、該突起103d
が逃げて、シャッタオープナ103の先端がX1方向に回動
させる。また、ホルダ100が引き込まれると、突起103d
がベース8の側壁に押圧されて、この突起103dがホルダ
内に収納され、これに伴ってシャッタオープナ103がホ
ルダ奥の端まで速やかに回動する構成となっている。
シャッタオープナ103の腕部103cは、上下より切欠か
れ、厚さがホルダケース101の奥端の連結部101aとほぼ
同じになっている。
シャッタオープナ103の突起103eは、シャッタオープ
ナ103の一定角度位置で、フレキシブル基板113に設けた
スイッチ114をON状態にする。
シャッタオープナ103に設けたオープナ板バネ103f
は、シャッタオープナ103の回動動作の終端でホルダケ
ース101の奥端の壁に当接し、シャッタオープナ103に付
勢力を与える。
次に、ホルダロック機構について説明する。
ホルダロック機構は、入口レバー107、連結板108、ホ
ルダロック109で構成される。
ホルダロック109は、両端にフック109aと立ち上げ部1
09bをもち、軸109d回りに回動可能に、連結板108の下面
に取り付けられる。連結板108は、ホルダケース101の底
面に設けた掘込み101fの中で、軸100e周りに回動可能に
取り付けられる。ホルダロック109は、ばね160により立
ち上げ部109bがホルダ内側へ向かう方向に付勢される。
連結板108の先端の長穴108aは、入口レバー107の先端
の突起107bと係合し連動する。入口レバー107は、軸100
i回りに円弧溝100gの範囲で回動可能に取り付け、ばね1
05によりディスクホルダ104とともにホルダ内側へ付勢
される。カートリッジ300が挿入されるとすぐに入口レ
バー107がホルダの外側方向へ押し広げられ、連結板108
も外側へ回動して、ホルダロック109のフック109aがホ
ルダケース101の側面の穴101gからホルダの外へ突出す
る構成になっている。この状態で、ホルダロック109の
立ち上げ部109bは、カートリッジ300の進路内に入り込
んでおり、カートリッジ300が奥まで到達すると外側へ
押し広げられ、フック109aは逆に内側へ回動してホルダ
内に収納される。すなわち、カートリッジ300の挿入途
中のみフック109aがホルダの外へ突出する構成となって
いる。
また、連結板108の突起108bは、通常、フレキシブル
基板113に設けたスイッチ115をON状態にしており、入口
レバー107の回動により連結板108が回動すると、直ちに
スイッチ115をOFFにする。
次に、カートリッジロック機構について説明する。
ディスクホルダ104の後端部は、突起部104e、104fと
腕部104gからなる弾性構造となっており、カートリッジ
300が挿入されると、内側の突起104fがカートリッジ300
の側面により押し広げられて、外側の突起部104eがホル
ダの側面へ一旦突出する。カートリッジ300の切欠き300
cが突起104fの位置まで到達すると、突起104fが切欠き3
00cに入り込み、腕部104gの弾性により突起部104e、104
fは元の位置にもどる。
最後に、裸ディスクを案内保持するディスク保持機構
について説明する。
ディスク保持機構は、ディスクホルダ104、ホルダ板
バネ105、入口レバー107より構成される。
ディスクホルダ104は、ホルダ内側に向かって斜面を
持つスリット104aで裸ディスクの高さ方向の位置を規制
し、スリット104aの両端の保持部104bで、裸ディスクの
半径方向の位置を規制する部材である。
ディスクホルダ104は、先端で入口レバー107と回動自
在に係合し、上下の2ヵ所に設けた突起104dが、ホルダ
ーケース101とホルダカバー102の各々ガイド溝100hに挿
入される。
入口レバー107は、軸100i回りに回動自在に取り付け
られ、突起107bが円弧溝100gに挿入され、ホルダ板バネ
105によりディスクホルダ104とともにホルダの内側方向
に付勢される。通常は、突起104d、107bがそれぞれ、ガ
イド溝100h、円弧溝100gのホルダ内側の終端に当接した
位置で止まっている。この時、左右一対のディスクホル
ダ104はX方向に平行に保持され、その間隔が、挿入さ
れる裸ディスクの直径よりも小さく配置される。
挿入された裸ディスクは、シャッターオープナ103の
先端に当接しシャッターオープナ103を奥へ回動させな
がら、入口レバー107およびディスクホルダ104の先端を
一旦押し広げてからスリット104aの間に入り込み、ディ
スクホルダ104は元の位置に戻る。
このとき、シャッターオープナ103は、前述のスイッ
チ114がまだOFFの位置で裸ディスクに当接している。こ
の位置から、ディスクホルダ104の後端を広げる形で裸
ディスクをわずかに押し込むと、シャッターオープナ10
3の突起103eがスイッチ114をON状態にする。裸ディスク
を離せば、ディスクホルダ104は、元の位置に戻る。
裸ディスクの直径に対して、4つの当接部104bを間隔
を開けて広く配置してディスク外周との間に一定の空隙
をもたせ、スリット104aの幅もディスクの厚さに対し
て、一定の空隙をもたせれば、ディスクホルダ104が元
の位置のままでディスクの回転動作が可能である。
カートリッジ300が挿入されると、カートリッジ300の
角部が入口レバー107をホルダ外側に押し付ける。この
当接面にはくぼみを設けて、滑らかに押し倒す形状とな
っている。入口レバー107が回動すると、ディスクホル
ダ104も移動し、ディスクホルダ104の先端が大きく開
く。さらにカートリッジ300を挿入されるとカートリッ
ジ300によってディスクホルダ104も押し倒され、ディス
クホルダ104と入口レバー107が一直線状にホルダの左右
両端に収納され、カートリッジ300の進路が確保され
る。
以上の構成から明らかな様に、ディスクホルダ104
は、裸ディスクを保持可能な位置に待機しており、カー
トリッジ300が挿入されると、その角部で入口レバー107
を押して、ディスクホルダ104をホルダの左右両端に引
っ込めて収納する。
ホルダケース101には、カートリッジ付勢バネ120が組
み込んであり、挿入されたカートリッジ300の先端角部
をホルダカバー102の方向(Z1方向)に、押し付ける。
(クランプ部の構成) 引き続いて、クランプ部の構成を説明する。
図6A〜Cはディスククランプ機構を示し、図6Aは平面
図、図6Bはクランプ未装着時の立面断面図、図6Cはクラ
ンプ装着時の立面断面図である。図7はクランプレバー
の斜視図である。
図6A〜Cに於いて301は大型ディスク、2はディスク
モータ、26はクランプを示す。
25は天板で25aは支点で、クランプレバー27はこの点
を中心に回動しクランプを上下させる(図6B、Cの状
態)。
25bは基準ピン、25cはクランプレバーの回動を規制す
る折り曲げである。27は本発明のクランプレバーで、先
端部にはクランプ26が組み込まれる穴901があり、他端
にはクランプレバーを回動させる力fを発生させる作用
点902が構成されている。903は支点位置からクランプ26
の方向に向かって短冊状にクランプレバーから切り抜か
れた片持弾性板ばねで、その先端部には基準穴904とね
じ止め穴905が設けられ、ねじで天板25に固定される。
なお取り付け方に関しては、かしめ、溶接等の固定方法
でも可である。
906は巾規制の折り曲げで、天板に構成されたクラン
プレバーの回動を規制する折り曲げ25cと係合する。
片持ち弾性板ばね903の初期状態は、図6Bの2点鎖線
で示す903′で、初期撓みは、天板への押しつけ力F、
及び復帰ばね力Fmを発生させている。
図7は、クランプレバーの斜視図であり、カートリッ
ジ300のシャッタ300aが開いて出現する開口窓の内部に
納まるように設けられ、ディスクローディング装置を薄
く構成することが可能である。
図8Aは、クランプ26の構成を示す。磁性材料から成る
クランプレバー27の中心穴内のクランパ26bに、磁性体2
6dとともに磁石26cが格納され、クランプカバー26aで固
定されている。この状態では、クランプ26がクランプレ
バー27との間で磁気的に安定な状態として、磁石26dを
挟んで磁性体26dとクランプレバー27が離れる方向に磁
気浮上する。
図8Bはディスクモータ2がクランプ26の近傍にある場
合を示し、クランプ26がディスクモータ2の磁性体に吸
引され、クランプレバー27との磁気浮上が解除されると
ともに、ディスクがある場合は、クランプ26でディスク
モータ2のターンテーブル上に磁気吸着する。
図8Cはクランパ近接部に磁性体を持つディスクモータ
2がクランプ26近傍にない場合を示し、クランプ26がク
ランプレバー27との間で磁気的に安定な状態としてディ
スクモータ2から離れる方向に磁気浮上する。
(ベース部の構成) 図9は本発明のディスクローディング装置のベース部
を示す図で、図9Aはベース部のみを示した平面図、図9B
は側面断面図である。
図9Aにおいて、1はディスクローディング装置の筐体
で、記録再生のための回路部品を実装したプリント基板
20、パネル21、およびホルダ100の収納時に筐体1の前
面の開口21aを塞ぐシャッタ22が設けられている。
パネル21には、ホルダ100の搬出および収納用のボタ
ン(図示せず)と未通電時のカートリッジ300または裸
ディスク(大型ディスク301、および小型ディスク302)
を取り出すための強制イジェクト用の穴(図示せず)が
設けられている。
8はベースで、筐体1に外部からの振動や衝撃を緩和
するためのダンパ9を介して弾性支持されている。シャ
ーシ3にはトーションリーフ11が固定され、トーション
リーフ11はベース8にシャーシ3の先端部3aがZ2方向に
常時付勢されるよう取り付けられている。
昇降カム10は、ベース8の軸8aで回動可能に軸支さ
れ、ホルダ100内に設けられた減速装置112およびローデ
ィングモータ111から成る駆動手段によって昇降カム10
が矢印R1方向に回動されたときに、斜面10aによってシ
ャーシ3のスリット3bと係合してシャーシ3の先端部3a
をトーションリーフ11のばね付勢力に抗してZ1方向に押
し上げシャーシ3を略水平にする。このときシャーシ3
は斜面10aの端部の水平面て支持される。昇降カム10が
矢印R2方向に回動されたときは、昇降カム10の斜面10a
に沿って、トーションリーフ11のばね付勢力によってシ
ャーシ3が水平位置からZ2方向へ傾く。昇降カム10とベ
ース8の間にはヘッドユニット付勢バネ(図示せず)が
設けられ、シャーシ3を介して天板25に対してホルダ10
0がバネ付勢される。
スライドラック13は、上面に駆動歯車112aと噛み合う
ラック形状13aを持ち、溝13bは、ベース8の突起8bと係
合して、X1−X2方向に摺動自在に保持され、溝部13cで
昇降レバー10のピン10bと係合する。クラッチ12の爪12c
とベース8の突起8cが係合して、スライドラック13が固
定された時はホルダ100が自走可能であり、クラッチ12
の爪12cとベース8の突起8cの係合が外れた時はスライ
ドラック13が摺動し昇降カム10が回動可能となる。スラ
イドラック昇降カム10のリブ10aは、ホルダ100が収納完
了してシャーシ3が略水平になったローディング動作完
了時に駆動検出スイッチ23bと当接して、中央処理装置
(MPU)が駆動手段の停止を命じる。
強制イジェクトレバー14は、強制イジェクトばね15に
よってX1方向に付勢され、ベース8とスライドラック13
との間で、X1−X2方向に摺動自在に保持され、先端にホ
ルダ100の下部の係合部100cと係合する爪14aを持つ。停
電等の未通電時に、装置内のホルダ100に格納されたメ
ディアを取り出す際には、パネル21の強制イジェクト用
の穴(図示せず)よりピンをX2方向に差し入れて、この
ピンによって強制イジェクトばね15を圧縮しながら、爪
14aをホルダ100の下部の突起100cと係合させる。引き続
いて、強制イジェクトばね15を解放すると、強制イジェ
クトばね15の弾性力によって、爪14aに係合しているホ
ルダ100が装置内より排出される。その後、ホルダ100を
搬出位置まで手で引っ張れば、ホルダ100に格納された
カートリッジ300あるいは裸ディスクを取り出すことが
できる。
ディスク規制部材29はディスク基材をPC(ポリカーボ
ネイト)より低硬度のゴムで形成されたローラ29aとコ
イルばね29b(図20A〜D及び図25A〜Dに示す)から成
り、ホルダ100の搬出完了位置から収納完了位置の間
で、ホルダ100に格納された裸ディスクおよびカートリ
ッジ300内のディスク300eと接触して、ベース8に傾斜
付勢されたシャーシ3とこれらのディスクが略平行にな
るよう姿勢を規制して、該各ディスクとシャーシ3上の
ターンテーブル2との接触を防止する。ホルダ100のデ
ィスクローディング装置内への収納が完了すると、ホル
ダ100の下面100dとローラ29aが当接してディスク規制部
材29はベース8内へ格納され、これらディスクのディス
ク規制部材29による規制は解除される。
ベース8には他に、スライドラック13の動きを切り替
えるクラッチ12、ホルダ100の搬出完了を検出するスイ
ッチ23aとホルダ100格納完了を検出するスイッチ23bを
備えた駆動検出回路基板23が設けてある。
シャーシ3には、ターンテーブル2aを持つ一体型ディ
スクモータ2と、ガイドシャフト6、送りモータ5、ス
イッチ回路基板サポート17を介して弾性支持されるカー
トリッジ検出回路基板18、およびカートリッジの位置決
め用のピン16が設けられている。ターンテーブル2aのク
ランプ26と対向する面には、磁性体(図示せず)が設け
られており、クランプ26内の磁石(図示せず)との間で
吸着力を発生する。
ガイドシャフト6上には、ヘッド移送レバー4がシャ
ーシ3との間でX1−X2方向に移動可能に、かつ一端が光
学ヘッド7に他端が強制イジェクトレバー14と当接可能
に設けられている。
光学ヘッド7は、ガイドシャフト6上に取り付けられ
送りモータ5によりX1−X2方向に往復運動し、記録再生
用のレーザ発光部およびディスク(300e、または301、3
02)の反射光を受光する受光部を有する。
26は天板25に取り付けられたクランプであり、クラン
プ26の内部にはターンテーブル2aに吸着してディスクを
保持するための磁石(図示せず)が設けられている。ク
ランプ26は、天板25からホルダ100側に突出したクラン
プレバー27を介して、クランプ押圧ばね28によりターン
テーブル2aから離れる方向に付勢されている。天板25
は、ベース8に係止爪等の取り付手段により取り付けら
れ、ホルダ100が搬出完了位置から収納完了位置に移動
したときにクランプレバー27がホルダ100の操作片101a
に押されて、クランプ26がクランプ押圧ばね28に抗して
回動し、各ディスクをターンテーブル2aのセンターコー
ン上に押圧する。一方、ホルダ100が搬出位置側に移動
を始めると、操作片101aがクランプレバー27から離れる
ので、クランプ26がターンテーブル2aから離れる。
なお、ディスク側に磁性体の金属ハブを持ち、ターン
テーブル2a側に磁石を持ち、この磁石により金属ハブを
吸着することによってディスクを保持する方式の場合は
クランプ26は不要となるので、それぞれの方式に応じて
必要な機構をそれぞれ付属させればよい。
図10は本実施形態のディスクローディング装置を適用
した記録再生装置を示すブロック図である。この記録再
生装置は、メインシャーシ3および回路基板20に設けら
れている。
この記録再生装置においては、レーザ駆動回路30は、
光学ヘッド7を制御して、光学ヘッド7よりレーザをデ
ィスク(300eまたは301、302)に照射させ、光ヘッド7
の受光部によってディスクの信号を受光させる。光ヘッ
ド7の出力を再生信号処理回路31により処理し、再生信
号処理回路31の出力を変調復調回路32によって復調し、
この復調によって得られたデータをメモリ33を介して外
部のパーソナルコンピュータ35に出力する。また、変調
復調回路32は、外部のパーソナルコンピュータ35からメ
モリ33を介してデータを受け取ると、このデータを変調
してレーザ駆動回路30に与える。レーザ駆動回路30は、
光学ヘッド7を制御して、光学ヘッド7よりレーザをデ
ィスク(300eまたは301,302)に照射させ、変調復調回
路32からの変調出力をディスクに記録する。中央処理装
置34は、この記録再生装置を統括的に制御している。
図11は、ホルダ100およびベース8の各スイッチの結
線を示す構成図である。
ホルダ100のスイッチ114と115は直列に接続され、ベ
ース8のスイッチ23a、23bとともに、中央処理装置34に
よって監視されており、ホルダ100が搬出完了時(スイ
ッチ23aがON状態の時)のみ作動する。
即ち、ホルダ100に裸ディスクが挿入され、シャッタ
ーオープナ103がスイッチ114をON状態にすると、中央処
理装置34は、モータ駆動回路36を介してローディングモ
ーター111を駆動制御する。
カートリッジが挿入された場合は、先に入口レバー10
7が回動し、連結板108によってスイッチ115がOFF状態と
なるので、カートリッジ挿入途中にシャッターオープナ
103がスイッチ114をON状態にしても、ローディングモー
ター111は駆動されない。
[実施形態の動作] 以上の様に構成されたディスクローディング装置の動
作について説明する。
図12は、メディア挿入時の様子を示す外観斜視図であ
る。前述した。ホルダ100の構成により、本ローディン
グ機構は、垂直、水平のいずれの姿勢でも使用できる。
図12A、Bは、カートリッジの挿入、図12C、Dは、大型
ディスクの挿入を示す。
ローディングの概略動作は、装置前面に設けたボタン
を押すと、ホルダ100が、図に示す位置まで引き出され
て、メディア挿入の待機状態となる。この状態から、再
びボタンを押すか、ホルダ100を押し込むと、ホルダ100
は、装置内に引き込まれると言うものである。
(I)ホルダにメディアが未装着の時のローディング動
作 図13A,Bから図15A,Bは、ホルダ100内にメディアが装
着されていないときのローディング動作の平面図を示す
ものである。図13A,Bから図15A,Bは、時系列的な動作状
態を示す。
図16A〜Cから図17A〜Cは、ホルダ100内にメディア
が装着されていないときのディスクローディング装置の
上部の平面詳細図を示したもので、図16A〜Cから図17A
〜Cは図13A,Bから図15A,Bに対応している。
図18A〜Cから図19A〜Cは、ホルダ100内にメディア
が装着されていないときのディスクローディング装置の
下部の平面詳細図を示したもので、図18A〜Cから図19A
〜Cは図13A,Bから図15A,Bに対応している。
図20は、ホルダ100内にメディアが装着されていない
ときのローディング動作の側面断面図を示すものであ
る。図20のAからDは、時系列的な動作状態を示す。
図13Aは、ホルダ100が搬出完了した状態を示す。ホル
ダ100の下面のリブ100aが、駆動検出スイッチ回路基板2
3上のスイッチ23aと当接して、ホルダ100の搬出位置で
正確に停止している。この状態で、裸ディスク、および
カートリッジの何れかが選択的に装着される。図16Aの
状態では、クラッチ12の爪12cがベース8のリブ8cと係
合して、ボス12aがスライドラック13の摺動を規制し、
スライドラック13がベース8に固定されている。また、
図18Aで示されるように、シャッタオープナ103の突起10
3dはベース8の側面の穴8eと一致して回動自在に設けら
れている。ホルダ100内にカートリッジ300が装着された
際には、ホルダ100へのカートリッジ300の挿入に応じ
て、シャッタオープナ103が回動してシャッタ300aを開
くことができる。
この状態では、図20Aで示すように、シャーシ3はベ
ース8に対して傾斜付勢されており、クランプ26はクラ
ンプ押圧ばね28の付勢力によりクランプレバー27を介し
て天板25に押し当てられている。また、カートリッジ検
出回路基板18はスイッチ回路基板サポート17の付勢力に
よりベース8の底面側へ押し当てられている。ディスク
規制部材29はコイルばね29bの復帰力により、ベース8
からホルダ100の中央の開口へ持ち上がる。
図13Bは、ホルダ100の収納開始状態を示す。図16Bで
示すように、パネル21のボタン(図示せず)が押され、
ホルダ100内のローディングモータ111が回転し、ギア群
112を経て駆動力が駆動歯車112aに伝達されると、ベー
ス8に固定されたスライドラック13のラック部13aと係
合して、ホルダ100がX2方向に移動を開始する。この
時、図18Bに示すように、シャッタオープナ103の突起10
3dはベース8の側面の穴8eから離れ、ホルダ100に大型
ディスク301が装着されたとき、またはメディア未装着
の場合には、シャッタオープナ103は大型ディスク301と
干渉しない位置までR2方向に回動する。この状態では図
20Bで示すように、徐々にホルダ100が装置内へ収納され
ていく。
図14Aは、ホルダ100がさらにディスクローディング装
置内へ収納された状態を示す。
図14Bは、ホルダ100のディスクローディング装置内へ
の収納が完了した状態を示す。図17Aで示すように、ホ
ルダ100下面のリブ100bがクラッチ12の爪部12dと当接し
ベース8のリブ8cとの係合を外す。これによりスライド
ラック13のクラッチ12による拘束は解除され、以後X1方
向への摺動が可能となる。
同時に、図17Aで示すようにホルダ100の長形穴101bと
クラッチ12のボス12bとが係合する。この状態では、図2
0Cで示すよすにホルダ100のリブ101aとクランプレバー2
7の端27aが当接して、クランプレバー27はクランプ押圧
ばね28を軸に回動し、クランプ26はターンテーブル2aと
対向する位置まで下降する。またディスク規制部材29の
ローラ28aはホルダ100の下面100dと当接し、ディスク規
制部材29はベース8内へ格納される。
図15Aは、ホルダ100のディスクローディング装置内へ
の収納完了後のスライドラック13の動作を示す。図17B
で示すように、駆動歯車112aの駆動力によりスライドラ
ック13がX1方向に摺動し、スライドラック13と係合して
いたクラッチ12のボス12bがR1方向に回動して、ホルダ1
00の長形穴101b内でホルダ100のX2方向の動作を規制す
るため、ホルダ100はベース8の所定位置に保持され
る。スライドラック13のX1方向の移動に伴い、ボス10b
とスライドラック13の溝13cで係合している昇降カム10
がベース8の軸8aを中心にR1方向に回動すると、シャー
シ3は、傾斜リブ10aとシャーシ3のスリット3bで当接
し、トーションリーフ11の付勢力に抗しながら徐々に昇
降カム10の回動に合わせて傾斜状態から略水平状態へ持
ち上がる。
図15Bは、スライドラック13の移動完了状態を示す。
図17Cで示すように、駆動歯車112aの駆動力によるスラ
イドラック13のX1方向への移動が完了して、昇降カム10
のR1方向の回動により傾斜リブ10aの水平面上にシャー
シ3が乗り、シャーシ3は略水平状態となる。昇降カム
10のリブ10aは、シャーシ3が略水平になるローディン
グ動作の完了時に駆動検出スイッチ23bと当接して、中
央処理装置(MPU)34がローディングモータ111を停止さ
せる。この状態では、図20Dで示すようにシャーシ3の
回動が完了するとシャーシ3は略水平になり、シャーシ
3上のターンテーブル2aはクランプ26と対向する位置ま
で上昇するとともに、カートリッジ検出回路基板18はス
イッチ回路基板サポート17の復帰力によりベース8から
上昇してホルダ100内の所定位置まで上昇し、ローディ
ング動作は完了する。
ホルダ100の排出動作は、これらの動作の全く逆の順
路で行われる。ローディングモータ111が前記と逆方向
に回転するとスライドラックがX2方向へ移動して、昇降
カム10をR2方向に回動させ、シャーシ3はZ2方向に回動
する。スライドラック13のX2方向への移動が完了すると
駆動歯車112a駆動力によりホルダ100はX1方向へ移動を
開始し、ホルダ110の長形穴101bに係合し、該ホルダ100
を拘束していたクラッチ12のボス12bは、R2方向へ回動
を始める。クラッチ12のR2方向への回動によりクラッチ
12の爪部12cはベース8のボス8bと係合して、スライド
ラック13はクラッチ12のボス12aによりベース8に固定
される。以後ホルダ100は、ホルダ100の下面側のリブ10
0aが駆動検出回路基板23のスイッチ23aと当接するまで
ディスクローディング装置から搬出され、図13Aで示さ
れるホルダ搬出完了位置で停止する。
(II)ホルダにカートリッジが装着された時のローディ
ング動作 まず、引き出されたホルダ100に、カートリッジ300の
挿入するときの動作を説明する。
図21A〜Cから図22A,Bは、ホルダ100にカートリッジ3
00を挿入する場合のホルダ100の動作を示す平面図であ
る。図21A〜Cから図22A,Bは、時系列的な動作状態を示
す。
図23A〜Eは、カートリッジロック機構とホルダロッ
ク機構の部分の拡大図である。
図21Aは、ホルダ100が引き出された待機状態を示す。
ディスクホルダ104は、大型ディスク301を保持できる
位置に待機している。このときスイッチ115は、連結板1
08の突起108bによりON状態になる。
図21Bは、カートリッジ300をわずかに挿入した状態で
ある。入り口の端にある入口レバー107が軽い力で押し
広げられ、連動して連結板108とホルダロック109が一体
に外側へ回動し、ホルダロック109のフック109aがベー
ス8の側壁の穴8gに係合して、ホルダ100がベース8内
に引き込まれないようロックされる。同時に、連結板10
8の突起108bがスイッチ115から外れ、OFF状態になる
(図23B参照)。
図21Cにおいて、カートリッジ300をさらに挿入する
と、ディスクホルダ104も外側へ広げられる。シャッタ
オープナ103の先端部103bが、カートリッジシャッタ300
aの凹部300bに当接し、シャッタ300aが開かれる。
図22Aでは、カートリッジ300の先端がディスクホルダ
104の後端の突起部104eの位置まで到達し、突起部104e
が押し広げられて、ベース8の側壁の穴8hに入り込む。
オープナー突起103eがスイッチ114に到達すると、スイ
ッチ114はON状態になるが、スイッチ115がOFF状態のた
め、ホルダ100は駆動されない(図23C参照)。
図22Bでは、カートリッジ300の先端が、ホルダロック
109の立ち上げ部109bを押し広げ、ホルダロック109が回
動して、フック109aはホルダ100内に収納される。カー
トリッジ300が完全に挿入されると、突起部104eがカー
トリッジ300の切欠き300cに入って元の位置に戻り、ホ
ルダ100のロックは、解除される(図23D参照)。
このとき、シャッタオープナ103は、ホルダ100の奥ま
で回動しており、突起103dはホルダ100内に収納されて
いる。
この状態で、さらに押し込むか、装置全面のボタンを
押せば、ホルダ100は装置内に引き込まれる(図23E参
照)。
ホルダ100が、装置内に引き込まれると、ベース8の
側壁に穴がなく、カートリッジロック110は外側に回動
できなくなるので、カートリッジ300は抜けることなく
保持される。
図24は、シャッタ先端部の寸法が異なるカートリッジ
が装着されたときのホルダの平面図である。
図24に示すように、位置決め穴300fからシャッタ300a
の先端の凹部300bまでの寸法がS1のカートリッジに対
し、それより短いS2なる寸法のカートリッジを装着する
と、S1−S2だけ寸法差が生じ、その分シャッタオープナ
103は、終端まで回動せずに止まる。この時、オープナ
板バネ103fは、ホルダ100の奥の面に当接しており、オ
ープナ103をホルダ入口側に付勢力を与える。これによ
り、挿入時や、動作中の衝撃によって、シャッタオープ
ナ103が振動して終端位置まで移動し、シャッタ300aと
の係合がはずれるのを防ぐ。
以後、前述のメディア未装着時の場合と同様にローデ
ィング動作の説明を行う。
図25A〜Dは、ホルダ100内にカートリッジ300が装着
されたときのローディング動作の側面断面図を示すもの
である。図25A〜Dは、時系列的な動作状態を示す。
ホルダ100内にカートリッジ300が装着されると、図25
Aで示すように、シャーシ3はベース8に対して傾斜付
勢しているためターンテーブル2aは下降しており、クラ
ンプ26はクランプ押圧ばね28の付勢力によりクランプレ
バー27を介して天板25に押し当てられている。このた
め、ホルダ100へカートリッジ300を装着した際に、シャ
ッタ300bの開口部から露出する部材300dとターンテーブ
ル2aとクランプ26は接触しない。また、カートリッジ30
0のシャッタ300aの開口に伴い、ディス規制部材29とデ
ィスク300eとが接触し、ベース8に傾斜付勢されたシャ
ーシ3とディスク300eが略平行になるよう姿勢を規制し
て、ディスク300eとシャーシ3上のターンテーブル2aと
の接触を防止する。
前述のメディア未装着時の場合と同様に、イジェクト
ボタン(図示せず)を押してローディング動作を開始す
ると、図25Bで示すようにホルダ100が装置内へ徐々に収
納されるが、カートリッジ300内のディスク300eとター
ンテーブル2aおよびクランプ26とは接触しない。また、
ディスク300eとディスク規制部材29のローラ29aが接触
するが、該ローラ29aがディスク300eの基板材料より低
硬度でかつ回転するので、ディスク300eに傷が付くこと
は無い。
図25Cで示すように、ホルダ100のディスクローディン
グ装置内への収納が完了すると、ディスク規制部材29の
ローラ29aはホルダ100の下面100dと当接して、ディスク
規制部材29はベース8内へ格納される。また、ホルダ10
0のリブ101aとクランプレバー27の端27aが当接して、ク
ランプレバー27はクランプ押圧ばね28を軸に回動し、ク
ランプ26はターンテーブル2aと対向する位置まで下降
し、クランプ26はディスク300e上で待機する。
図25Dで示すように、シャーシ3の回動が完了すると
シャーシ3は略水平になり、シャーシ3上のターンテー
ブルは2aは上昇しディスク300eの中心穴と係合する。ク
ランプ26とターンテーブル2aとの吸着力により、ディス
ク300eはターンテーブル2a上に装着される。また、カー
トリッジ300の位置決め穴300fとシャーシ3上のピン16
は係合して、シャーシ3上においてディスク300eとカー
トリッジ300との位置決めが正確に行われる。
同時に、カートリッジ検出回路基板18はスイッチ回路
基板サポート17の復帰力によりベース8から上昇してホ
ルダ100内の所定位置まで上昇し、カートリッジ300の下
面側に設けられた検出穴(図示せず)の有無を検出し
て、ローディング動作は完了する。
ホルダ100の排出動作は、これらの動作の全く逆の順
路で行われる。ホルダ100からカートリッジ300を取り出
す際に、ディスク規制部材29のローラ29aが円錐形状を
しているので、カートリッジ300のシャッタ300aとは干
渉しない。
図25A〜Dから明らかな様に、カートリッジ300のシャ
ッタ300aが開かれ、この後にカートリッジ300の開口部
のディスク300eのみがターンテーブル2aおよびクランプ
26間を通るので、ターンテーブル2aおよびクランプ26間
の距離を図3Fに示すディスク300eの厚さmよりも僅かに
開いておけば良い。
また、クランプ26のクランプレバー27等をカートリッ
ジ300の開口部の範囲に配置しているので、クランプレ
バー27等は、カートリッジ300の筺体ではなく、カート
リッジ300の開口部のディスク300eに干渉しない様に設
ければ良い。
すなわち、本実施形態のディスクローディング装置に
おいては、カートリッジ300のシャッタ300aを開いてか
ら、カートリッジ300をホルダ100の奥へと導入している
ので、カートリッジ300の筺体全体がディスクローディ
ング装置の内部機構に干渉することはなく、カートリッ
ジ300の開口部の範囲では、ディスク300eのみが干渉し
得る。従って、カートリッジ300の開口部のディスク300
eに干渉しない範囲で、ディスクローディング装置の内
部空間を有効に利用することができ、これによって該装
置を薄型化することができる。
これに対して、従来の装置では、カートリッジをホル
ダの奥へと導入してから、該カートリッジのシャッター
を開いているので、カートリッジの筺体全体がディスク
ローディング装置の内部機構に干渉し得、装置が厚くな
った。例えば、ターンテーブル2aおよびクランプ26間の
距離を図3Eに示すカートリッジ300の筺体の厚さMより
も開いているので、装置が厚くなった。
図26A〜Cは、カートリッジ300の厚みtの公差分の寸
法、t−aからt+bまで変化した際の、厚み吸収機構
を示すものである。
図26Aはカートリッジの厚みt−aの時を示し、ホル
ダケース101とホルダカバー102で構成されるホルダ100
の空間内にカートリッジ300が挿入されると、カートリ
ッジ厚みが公差内で最小となるため、ホルダケース101
とカートリッジ300との間に空間が生じる。カートリッ
ジ300は、ホルダケース101に設けられたカートリッジ付
勢バネ120による付勢力と、シャーシ3に設けられたス
イッチ回路基板サポート17の付勢力によりホルダカバー
102に押しつけられる。ホルダ100はシャーシ3に設けら
れた位置決めピン16の下側部分に当接し、シャーシ3を
バネ付勢するヘッドユニット付勢バネ40とトーションリ
ーフ11によってホルダケース102が天板に接するように
バネ付勢される。従って、前記寸法差による余剰空間を
装置内に保持したまま、カートリッジ300およびホルダ1
00は天板25を基準としてバネ付勢される。
図26Bはカートリッジの標準厚みtの時を示し、ホル
ダ100の空間内にカートリッジ300が挿入されると、ホル
ダケース101とカートリッジ300との間に空間が生じる。
カートリッジ300は、ホルダケース101に設けられたホル
ダ付勢バネ120による付勢力と、シャーシ3に設けられ
たスイッチ回路基板サポート17の付勢力と、シャーシ3
上に設けられた位置決めピン16によりホルダカバー102
に押しつけられる。ホルダ100はシャーシ3に設けられ
た位置決めピン16の下端分部に当接し、シャーシ3をバ
ネ付勢するヘッドユニット付勢バネ40とトーションリー
フ11によってホルダケース102が天板に接するようにバ
ネ付勢される。従って、前記空間を装置内に保持したま
ま、カートリッジ300およびホルダ100は天板25を基準と
してバネ付勢される。
図26Cはカートリッジの厚みt+bの時を示し、ホル
ダ100の空間内にカートリッジ300が挿入されると、ホル
ダケース101とカートリッジ300との間の空間がほぼ無く
なるように設けられている。カートリッジ300は、ホル
ダケース101に設けられたホルダ付勢バネ120による付勢
力と、シャーシ3に設けられたスイッチ回路基板サポー
ト17の付勢力と、シャーシ3上に設けられた位置決めピ
ン16によりホルダカバー102に押しつけられる。ホルダ1
00はシャーシ3に設けられた位置決めピン16の下端部分
に当接せず、シャーシ3をバネ付勢するヘッドユニット
付勢バネ40とトーションリーフ11によってホルダケース
102が天板に接するようにバネ付勢される。従って、カ
ートリッジ300およびホルダ100は天板25を基準としてバ
ネ付勢される。
上記の構成により、カートリッジの厚みの差を吸収す
るために、従来用いられていたカートリッジ付勢バネの
逃げ寸法を装置高さ寸法として設ける必要が無いため、
装置の薄型化が実現できる。図26A〜Cのいずれの場合
もカートリッジ300内のディスク300eと光学ヘッド7と
の所定位置は保たれている。
(III)ホルダに大型ディスクが装着された時のローデ
ィング動作 次に、引き出されたホルダ100に大型ディスク301を挿
入する場合のホルダ100の動作を説明する。
図27A〜C及び図28は、ホルダ100に大型ディスク301
を挿入する場合のホルダ100の動作を示す平面図であ
る。図27A〜C及び図28は、時系列的な動作状態を示
す。
図27Aは、ホルダ100が引き出された待機状態を示す。
ディスクホルダ104は、大型ディスク301を保持できる
ように待機している。
図27Bは、大型ディスク301を挿入し、入口レバー107
を押し広げた状態である。シャッタオープナ103の先端
部103bも、大型ディスク301の端面に当接して、奥へ排
除される。
図27Cでは、大型ディスク301は、入口レバー107を乗
り越えると、ディスクホルダ104のスリット部104aに入
り込み、入口レバー107および、ディスクホルダ104が元
の位置に戻る。
シャッターオープナ103は先端部103bが大型ディスク3
01の外周に当接する位置にあり、突起103dは、ホルダ10
0の外に出ている。このとき、スイッチ114はOFF状態に
ある。
図28では、大型ディスク301がさらにわずかに押し込
まれ、シャッターオープナ103もさらに回動し、スイッ
チ114がON状態になる。この時、入口レバー107、連結板
108は初期位置にあり、スイッチ115はONされているの
で、ホルダ100の引き込みが、開始される。
図29Aは、大型ディスク301を保持した状態の平面図、
図29Bは、ディスクホルダ104および入口レバー107と大
型ディスク301の側面図である。図に示すように、大型
ディスク301は、ディスクホルダ104のスリット部104aの
中で、半径方向、厚み方向に間隙を持って保持される。
図30は、図29A,Bにおける、断面A−Aである。図30A
は、ホルダ搬送中、図30Bは、ローディング完了時を示
す。水平設置の場合、ホルダ搬送中には、図30Aに示す
ように、大型ディスク301は、スリット部104aの下端に
乗っている。ローディングが完了し、ターンテーブルに
よってディスクが、持ち上げられると、図30Bに示すよ
うに、大型ディスク301の半径方向に寸法d1、上下方向
に寸法d2が確保され、この空隙の中で、大型ディスク30
1は、回転駆動される。
図31Aは、ディスクホルダ104と入り口レバー107の側
面図、図31Bは、大型ディスク301が挿入される様子を示
す側面図である。図31A,Bに示すように、入口レバー107
には、大型ディスク301を案内する溝107aをホルダ100の
底面に対し角度αを成すよう設けることにより、大型デ
ィスク301を挿入または抜き出す際、斜め上方にガイド
されるようにし、ディスク端面とクランプ部との当接を
避けるとともに操作感向上を果たす。
以後、前述のメディア未装着時の場合と同様にローデ
ィング動作の説明を行う。
図32A〜Dは、ホルダ100内に大型ディスク301が装着
されたときのローディング動作の側面断面図を示すもの
である。図32A〜Dは、時系列的な動作状態を示す。
ホルダ100内に大型ディスク301が装着されると、図32
Aで示すように、シャーシ3はベース8に対して傾斜付
勢しているためターンテーブル2aは下降しており、クラ
ンプ26はクランプ押圧ばね28の付勢力によりクランプレ
バー27を介して天板25に押し当てられているので、ホル
ダ100へ装着された大型ディスク301とクランプ26は接触
しない。また、ディス規制部材29と大型ディスク301と
が接触し、ベース8に傾斜付勢されたシャーシ3と大型
ディスク301が略平行になるよう姿勢を規制して、大型
ディスク301とシャーシ3上のターンテーブル2aとの接
触を防止する。
前述のメディア未装着時の場合と同様に、イジェクト
ボタン(図示せず)を押してローディング動作を開始す
ると、図32Bで示すようにホルダ100が装置内へ徐々に収
納されるが、大型ディスク301とターンテーブル2aおよ
びクランプ26とは接触しない。また、大型ディスク301
とディスク規制部材29のローラ29aが接触するものの、
ローラ29aが大型ディスク301の基板材料より低硬度でか
つ回転するので、大型ディスク301に傷が付くことは無
い。この時、図18Bに示すように、シャッタオープナ103
の突起はベース8の側面の穴8eから離れ、シャッタオー
プナ103は大型ディスク301を保持しない位置までR2方向
に回動するので、シャッタオープナ103と大型ディスク3
01は係合しない。
図32Cで示すように、ホルダ100のディスクローディン
グ装置内への収納が完了すると、ディスク規制部材29の
ローラ29aはホルダ100の下面100dと当接して、ディスク
規制部材29はベース8内へ格納される。また、ホルダ10
0のリブ101aとクランプレバー27の端27aが当接して、ク
ランプレバー27はクランプ押圧ばね28を軸に回動してク
ランプ26はターンテーブル2aと対向する位置まで下降
し、クランプ26は大型ディスク301上で待機する。
図32Dで示すように、シャーシ3の回動が完了すると
するとシャーシ3は略水平になり、大型ディスク301は
シャッタオープナ103およびディスクホルダ104による規
制がないので、シャーシ3上のターンテーブルは2aは上
昇し大型ディスク301の中心穴と係合する。クランプ26
とターンテーブル2aとの吸着力により、大型ディスク30
1はターンテーブル2a上に装着され、ローディング動作
は完了する。
ホルダ100の排出動作は、これらの動作の全く逆の順
路で行われる。
(IV)未通電時のメディア取り出し操作 これまで通電状態でのローディング動作に関して述べ
てきたが、次に、未通電時にディスクローディング装置
に格納されたメディアを取り出す操作の説明を行う。
図33A,Bから図34A,Bは、未通電時にディスクローディ
ング装置に格納された大型ディスク301を取り出す操作
を示す平面図であり、図35A〜Dは側面断面図である。
図36A〜Dは、イジェクトピン24の挿入動作により強
制イジェクトレバー14の爪部14aと、ホルダ100の係合部
100cとの係合状態を示す側面断面図である。
図33Aで示すように、イジェクトピン24をパネル21の
強制イジェクト用の穴21aよりディスクローディング装
置内へ挿入する。イジェクトピン24は、強制イジェクト
レバー14の端部14aと係合する。強制イジェクトレバー1
4は、スライドラック13とベース8の間にX1−X2方向へ
摺動可能に取り付けられ、強制イジェクトばね15で軽く
X1方向へ付勢されている。光学ヘッド7は、ターンテー
ブル2aに一番近い、大型ディスク301の最内周側へ位置
した場合を想定して説明を行う。この状態では図35Aに
示すように、シャーシ3は略水平状態である。また、図
36Aで示すように、強制イジェクトバネ15は取付状態で
あり、強制イジェクトレバー14の係合爪14aとホルダ100
の係合部100cは離れている。
図33Bで示すように、イジェクトばね15を圧縮しなが
らイジェクトピン24がさらにディスクローディング装置
内(X2方向)へ挿入されると、強制イジェクトレバー14
はX2方向へ押され、強制イジェクトレバー14のリブ14b
は、シャーシ3にX1−X2方向に摺動可能に取り付けられ
たヘッド移送レバー4の端部4aと当接する。やがて光学
ヘッド7の端部7aとヘッド移送レバー4の端部4bが当接
し、イジェクトピン24の挿入動作に伴い、X2方向へ移送
される。この状態では図35Bに示すように、スライドラ
ック13の端面13eと強制イジェクトレバーの端面14cとは
未だ当接しないので、光ヘッド7のみがX2方向へ移動す
るだけでシャーシ3は略水平の状態を保つ。
また、図36Bで示すように、強制イジェクトバネ15は
圧縮されホルダを排出するための力を蓄えるとともに、
強制イジェクトレバー14のホルダ係合爪14aがホルダの
係合部100cと近接する方向にのみ変形を許す開口が設け
られているので、強制イジェクトレバー14の係合爪14a
をホルダ100に近接する向きに変形させる。
さらに強制イジェクトピン24が挿入されると、図34A
で示されるように、光ヘッド7は大型ディスク301の最
外周位置まで移送され、強制イジェクトレバー14の爪部
14aは、ホルダ100の係合部100cと係合する、同時に、ス
ライドラック13の端面13eと強制イジェクトレバーの端
面14cとが当接し、スライドラック13のX2方向への移動
に伴い昇降カム10がR2方向へ回動して、シャーシ3は略
水平の状態から傾斜状態に回動する。この状態では図35
Cで示すように、シャーシ3の傾斜完了を光ヘッド7最
外周への退避後となるように構成すれば、光ヘッド7の
下面がベース8の下面側からはみ出すことがなく、ディ
スクローディング装置の薄型化が実現できる。
また図34Aおよび図36Cで示されるように、強制イジェ
クトピン24の挿入ストロークを強制イジェクトレバー14
の爪部14aとホルダ100の係合部100cが係合する終端位置
となるように構成し、強制イジェクトピン24のX2方向へ
の挿入を止めると、圧縮された強制イジェクトばね15の
復元力により、ホルダ100がX1方向へ移動を開始する。
この状態で強制イジェクトピン24をディスクローディ
ング装置より引き出せば、図34Bで示されるように、ホ
ルダ100の移動に伴い、ホルダ100の長形穴101bとクラッ
チ12のボス12bとの係合が外れてホルダ100のX1方向の移
動が可能となるとともに、クラッチ12の爪部12dはベー
ス8のリブ8cとが係合しスライドラック13を拘束する。
この状態では図35Dで示すように、ホルダ100はディスク
ローディング装置から僅かに搬出され、ホルダ部を手で
X1方向へホルダ搬出完了位置まで引き出せば、ホルダ10
0に格納された大型ディスク301が取り出せる。また、図
36Dで示すように、強制イジェクトピン24を抜くと、強
制イジェクトバネ15の付勢力によりホルダ100が装置外
へ排出され、ホルダ100が所定位置まで排出されると、
強制イジェクトバネ15による強制イジェクトレバー14の
ホルダ係合爪14aとホルダ100の係合部100cとの係合が外
れる。
上記の説明では光ヘッド7が大型ディスク301の最内
周位置にある場合を例にあげたが、光ヘッド7が任意の
位置で待機している場合でも必ず最外周に移送されてか
らシャーシ3の傾斜動作が完了することは明らかであ
る。
また、上記では大型ディスク301の未通電時の取り出
し操作を説明したが、カートリッジ300および小型ディ
スク302の場合も同様に取り出すことができる。
電源再投入時に中央処理装置(MPU)34により、ホル
ダ100を収納しローディング動作完了後に光ヘッド7を
最内周位置まで送りモータ5で移動させれば、ヘッド移
送レバー4は光ヘッド7により最内周側の所定位置まで
移動させられ、図33Aで示す初期状態に復帰できるの
で、光ヘッド7の動作を邪魔する事はない。
(V)ホルダにアダプタが装着された時のローディング
動作 図37は、本発明のアダプタの第1実施形態を示す斜視
図である。
図37において801は、アダプタで、幅、長さ、厚み寸
法および811、812のアライメントホールの位置寸法はデ
ィスクカートリッジ300と同一寸法であり、ディスクカ
ートリッジ300対応のローディング装置に搭載できる。8
13は自動交換装置が保持するためのグリップ、814は切
り欠き部である。これらの形状寸法も、カートリッジ30
0に準拠しており、自動交換装置での使用や、これら切
り欠き部を用いた誤挿入防止も可能である。
815は光学ヘッド7が、816はターンテーブル2が進入
する開口部でである。
817は小型ディスク302と同心の小型ディスク302の外
径よりやや大きい円筒面と小型ディスク302の挿入方向
に平行な垂直面で、818は小型ディスク302の下面、819
は小型ディスク302の上面を規制する突片で、小型ディ
スクの302の外周および厚みと隙間を持って小型ディス
ク302を保持する保持部を構成している。
820はアダプタ本体のディスクローディング装置への
挿入方向の中心線上の最後部に設けられた円錐面からな
るディスク挿入部で、アダプタ上面と該円錐面との稜線
は小型ディスク302の外形より大きくなっている。図39A
に示すように、小型ディスク302は傾斜しながらアダプ
タ801に格納される。
821は該挿入部の両側に一対配置され、小型ディスク3
02のディスク面に直角な平板状の片持梁なるディスク案
内部材で、ディスク案内部材821の梁の延長線とアダプ
タの挿入方向の中心線との交点a2はディスク保持位置の
中心a1より挿入方向に対して前側に位置し、小型ディス
ク302が挿入される際に、ディスク案内部材821を押し広
げて挿入される位置関係にあり、小型ディスク302挿入
完了後、ディスク案内部材821の先端は小型ディスク302
の外周部と隙間を開けて、小型ディスク302を保持す
る。また小型ディスク302の上面を規制する突片821aが
設けられている。
図39A,B,Cは小型ディスク302が挿入していく状態を示
す。図39Aは、小型ディスク302の外周が片持梁なるディ
スク案内部材821の先端部に接した時で、挿入方向に力
Fを加えると、片持梁を撓ませる方向の分力fは大きい
ため、軽くディスクを挿入できる。図39Bは小型ディス
ク302が挿入され案内部材が最大限に押し広げられた状
態である。図39Cは更に小型ディスク302が挿入され、小
型ディスク302が保持位置に収納された状態である。小
型ディスク302が保持位置に収納されると、小型ディス
ク302が取り出される方向に力F1が作用しても、梁に作
用する力f1は梁を圧縮する方向に作用し、曲げ方向の分
力は極わずかである。したがって片持梁は撓み難く、ま
た撓んだとしても小型ディスク302の円周に接する方向
に撓むから小型ディスク302の径方向の変形は極微少で
あり、小型ディスク302の位置精度が確保される。
小型ディスク302を取り出す場合は、片持ち梁なるデ
ィスク案内部材の自由端の延長線と小型ディスク302挿
入アダプタの挿入の中心線との交点a2はディスク保持位
置の中心a1より少し挿入方向の前方にあるため、少し大
きめの力F1を加えれば小型ディスク302を取り出すこと
はできる。
すなわち、ディスク案内部材821が撓んで小型ディス
ク302を軽く挿入することができ、取り出すときにはデ
ィスク案内部材821の撓みによる反発力があって、小型
ディスク302の出し入れ操作の感触が良い。
図38は、本発明の第2実施形態のアダプタを示す斜視
図である。図38において、811〜819までは、図37のアダ
プタと同様であり、これらの説明を省略する。
820はアダプタ本体のディスクローディング装置への
挿入方向の中心線上の最後部に設けられた小型ディスク
302の挿入部で、アダプタ平面と平行な面で構成されて
いる。この場合、小型ディスク302は、アダプタ801の平
面に対して平行に格納される。
アダプタ801はリブ構造で切り抜いた構造であり、各
種の意匠を盛り込んでも良い。
図40A〜Cは、アダプタ801の使用方法を示すものであ
り、図40Aはホルダ100がディスクローディング装置本体
より突出しメディア挿入待機の状態を示し、アダプタ80
1をカートリッジ300と同様に挿入する。
図40Bはホルダ100にアダプタ801の装着が完了した状
態を示す。この状態で、アダプタ801に小型ディスク302
の装着および脱着が図39A〜C同様に可能である。
図40Cは小型ディスク302の挿入が完了した後、ホルダ
100が装置本体に引き込まれローディング動作が完了し
た状態を示す。
産業上の利用の可能性 以上説明した様に、本発明のディスクローディング装
置によれば、ホルダ後部に設けられたシャッタ開閉手段
でカートリッジの先端がクランプ部を通過するまでに、
シャッタの開動作を完了させるので、クランプ部を通過
する時にはすでにシャッタは開状態となる。このため、
ディスクモータとクランパの退避位置が接近して設置す
ることができ、クランプ動作の際、ディスクモータ、ク
ランパとカートリッジの相対移動量は少なくてすむ。カ
ートリッジの全厚みをクランプ部で逃げる必要はなく薄
型のディスクローディング装置が実現できる。
1実施形態によれば、ホルダがカートリッジのアーム
先端は、回転駆動手段の保持部と干渉することがない。
このため、回転駆動手段の保持部であるターンテーブル
とクランパの間隙を小さくできる。
1実施形態によれば、アームの部分がホルダのガイド
に引っかかり移動することによって、該アームが回動す
る。
1実施形態によれば、アームが該アームの移動経路の
終端まで移動しなくても、アームがカートリッジのシャ
ッターからはずれることなく、確実に、シャッターの開
動作を行う。
本発明のディスクローディング装置によれば、カート
リッジは、一対の挟持体に挟み込まれて挟持され、裸デ
ィスクは、各挟持体の保持部分のスリットによって保持
される。
1実施形態によれば、カートリッジの挿入に際し、カ
ートリッジによって、一対の入り口レバーが押し広げら
れる。これに伴い、一対のディスクホルダの先端が広げ
られ、これらのディスクホルダの先端間に、カートリッ
ジを通過させることができる。
1実施形態によれば、一対の挟持体の状態は、カート
リッジを保持するときに変化し、この状態が第2検出手
段によって検出される。第1及び第2検出手段の検出出
力に基づいて、カートリッジ及びディスク単体のいずれ
がホルダに挿入されたかを判定することができる。
本発明のディスクのアダプタによれば、直径の異なる
ディスクを使用可能とし、また、アダプタをホルダに装
着したままで、ディスクの交換を可能とする。
本発明のディスクローディング装置によれば、カート
リッジの挿入に連動してホルダをガイドにロックする機
構を構成し、カートリッジ挿入中に、例えばカートリッ
ジのシャッタを開く動作等による負荷でホルダがガイド
に押し込まれることを防止して、ホルダを固定すること
ができ、カートリッジをホルダに確実に装着することを
可能にする。
1実施形態によれば、ホルダは、カートリッジの両側
を挟み込む一対の挟持体を有し、ロック部材を一対の挟
持体に付設している。
本発明のディスクローディング装置によれば、カート
リッジの挿入に連動してホルダをガイドにロックする機
構を構成しており、カートリッジ挿入中に、例えばカー
トリッジのシャッタを開く動作等による負荷でホルダが
ガイドに押し込まれることを防止して、ホルダを固定す
ることができ、カートリッジをホルダに確実に装着する
ことを可能にする。更に、カートリッジがホルダに装着
されたときには、ロック部材が該カートリッジの凹部に
嵌合するので、カートリッジをホルダ内で正確に位置決
めすることができる。同時に、ロック部材がガイドから
外れるので、カートリッジをホルダ内で正確に位置決め
した後に、カートリッジをホルダと共に確実にローディ
ングできる。
1実施形態によれば、ホルダは、カートリッジの両側
を挟み込む一対の挟持体を有し、ロック部材を一対の挟
持体に付設している。
本発明のディスクローディング装置によれば、カート
リッジを強制的に排出するための強制イジェクト機能を
実現する。この強制イジェクト機能を用いない通常動作
では、弾性部材は、カートリッジに引っかからない。強
制イジェクト機能を用いるときは、操作部によて、弾性
部材を変形させ、この変形された弾性部材をカートリッ
ジに引っかける。この変形した弾性部材が元の形に復帰
するときの弾性力によって、該弾性部材に引っかかって
いるカートリッジがホルダより排出される。
この構成により、ディスクローディング装置の薄型化
が実現できる。
本発明のディスクローディング装置によれば、カート
リッジの開口部に重なる範囲に、回転駆動手段の保持部
を作動させるための機構の少なくとも1部分を配置して
いる。このカートリッジの開口部の厚みは、該カートリ
ッジの全体の厚みよりも薄い。このため、カートリッジ
の開口部に回転駆動手段の保持部の少なくとも1部分を
配置すれば、該保持部をディスクにより近づけることが
でき、ディスクローディング装置の薄型化が実現でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−325457(JP,A) 特開 平4−61061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カートリッジを着脱自在に保持するホルダ
    と、前記ホルダをドライブ装置前面の開口より出入りさ
    せるための搬送手段と、前記ホルダを移動自在に支持す
    るガイドと、前記搬送手段によって所定位置まで搬送さ
    れてきた前記カートリッジ内のディスクの中心近傍を保
    持する保持部と、該保持部によって保持されたディスク
    を回転させる回転手段と、前記ホルダ内に、回転自在に
    支持されて弾性体により入口側に付勢され、前記カート
    リッジに当接する先端部、及び他端部の短い突起を有す
    るアームからなるシャッタ開閉手段と、前記ホルダが最
    手前のカートリッジ挿入位置まで出たとき該アームの短
    い突起が係合するガイドに設けられた切欠きとを備え、 前記カートリッジが前記ホルダに挿入されるときに、前
    記アーム先端部は該カートリッジのシャッタに当接して
    該シャッタが開かれた後、前記搬送手段により引き込ま
    れ、 前記カートリッジが挿入されずに前記ホルダが前記搬送
    手段により引き込まれるときに、前記アームの他端部の
    短い突起が前記ガイドの切欠きから該ガイド側面に押出
    されて、該アームが回動され、該アームの先端が前記回
    転駆動手段の保持部を避けて移動するディスクローディ
    ング装置。
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