JP3228094U - 多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】管棒材を様々な曲率及び異なる円弧長さに成形可能な、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置を提供することを目的としている。【解決手段】管棒状の加工対象物Aを曲げるのに用いられる、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置であって、前記加工対象物Aを挟持する、管棒挟持回転送り機構10と、前記管棒挟持回転送り機構を往復移動させる、第1移動手段41と、同軸上に配置される半径の異なる曲げ駒を複数含む、曲げ駒アセンブリ20と、前記曲げ駒アセンブリ20を往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させる、第2移動手段42と、前記加工対象物Aを曲げる、曲げローラ支持具30と、前記曲げローラ支持具30を往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面に沿いながら移動させる、第3移動手段43と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、管棒材の加工裝置に関し、特に、連続的な湾曲加工品の製作に適用し、加工対象物を様々な曲率及び異なる円弧長さに成形する曲げ加工裝置に関するものである。
従来では、曲げ成形加工装置を利用して、棒材又は管材を使用目的に適した形状に曲げ成形する。該既存の曲げ成形加工装置は、複数の交換可能な治具と複数の交換可能な金型を含むが、一度に取り付けられる治具と金型の数はそれぞれ1個のみであり、また、当該同時に取り付けられる治具と金型とは一対であることから、このような一対となる治具と金型では、棒材又は管材を一種の曲率及び角度に曲げ成形することしかできないことから、所要の加工対象物を、様々な曲率及び異なる円弧長さに成形する場合には、曲げ成形加工装置に取り付けられている治具と金型を何度も交換しなければならず、時間と手間がかかってしまうので、生産能力の低下や生産コストの上昇に繋がる。しかしながら、異なる治具と金型が取り付けられた曲げ成形加工装置が複数台設置したとしても、設置コストの増大を招くと共に、工場の作業場所も限られているため、現実的には無理がある。
故に、上述した問題をいかに改善するかが、現在の業界においての課題である。
本考案は、前記の従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、管棒材を様々な曲率及び異なる円弧長さに成形可能な、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案は、管棒状の加工対象物を曲げるのに用いられる、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置であって、
前記加工対象物を挟持する、管棒挟持回転送り機構と、
前記管棒挟持回転送り機構を往復移動させる、第1移動手段と、
同軸上に配置される半径の異なる曲げ駒を複数含む、曲げ駒アセンブリと、
前記曲げ駒アセンブリを往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させる、第2移動手段と、
前記加工対象物を曲げる、曲げローラ支持具と、
前記曲げローラ支持具を往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面に沿いながら移動させる、第3移動手段と、を備えることを特徴とする。
前記複数の曲げ駒のうちの一つは、曲率半径の異なる複数の曲面を有することを特徴とする。
前記管棒挟持回転送り機構は、前記加工対象物を、該加工対象物の長さ方向と平行する方向を回転軸として回転させることを特徴とする。
前記加工対象物が加工される前の長さ方向は第1方向であり、前記複数の曲げ駒の回転軸方向は第2方向であり、該第2方向と第1方向が直交することを特徴とする。
前記第2移動手段は、前記曲げ駒アセンブリを、前記第2方向に沿って往復移動させることにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に対面させ、さらに、該第2移動手段は、前記曲げ駒アセンブリを、前記第3方向に沿って往復移動させことにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させ、該第3方向が、前記第1方向及び第2方向と直交することを特徴とする。
前記第2移動手段は、曲げ駒切替装置と曲げ駒当接装置を含み、該曲げ駒切替装置には、前記曲げ駒アセンブリが移動可能に設置され、該曲げ駒切替装置が該曲げ駒アセンブリを前記第2方向に沿って往復移動させ、該曲げ駒当接装置には、該曲げ駒切替装置が移動可能に設置され、該曲げ駒当接装置が該曲げ駒アセンブリを前記第3方向に沿って往復移動させることを特徴とする。
前記第1方向及び第2方向と直交する第3方向を有し、前記第3移動手段は、第3方向移動機構と第1方向移動機構を含み、該第3方向移動機構には、前記曲げローラ支持具が移動可能に設置され、これにより、該第3方向移動機構が該曲げローラ支持具を前記第3方向に沿って往復移動させ、該第1方向移動機構には、該第3方向移動機構が移動可能に設置され、これにより、該第1方向移動機構が該第3方向移動機構を前記第1方向に沿って往復移動させることを特徴とする。
前記曲げ駒アセンブリは、前記複数の曲げ駒を回転させるように駆動するモータをさらに含むことを特徴とする。
前記曲げローラ支持具は、支持座台と曲げローラを含み、前記支持座台は、第1延伸部と第2延伸部を有し、該第1延伸部は、第1端部と第2端部を有し、該第1延伸部の第2端部が該第1端部よりも前記曲げ駒アセンブリの近くにあり、該第1延伸部の第1端部が前記第3移動手段に固定され、該第2延伸部は、第1端部と第2端部を有し、該第2延伸部の第2端部が該第1端部よりも前記曲げ駒アセンブリの近くにあり、該第2延伸部の第1端部が前記第1延伸部に固定され、前記曲げローラが、前記第2延伸部の第2端部に設置されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本考案は、管棒状の加工対象物を曲げるのに用いられる、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置であって、
前記加工対象物を挟持する、管棒挟持回転送り機構と、
前記管棒挟持回転送り機構を往復移動させる、第1移動手段と、
曲率半径が異なる複数の曲面を有する曲げ駒を少なくとも一つ含む、曲げ駒アセンブリと、
前記曲げ駒アセンブリを往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させる、第2移動手段と、
前記加工対象物を曲げる、曲げローラ支持具と、
前記曲げローラ支持具を往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面に沿いながら移動させる、第3移動手段と、
を備えることを特徴とする。
上記の技術手段によれば、本考案は、第2移動手段によって、半径の異なる曲げ駒を複数含む曲げ駒アセンブリを、加工対象物に当接させるように移動させると共に、曲げローラ支持具を利用して、加工対象物を、所定の半径を持つ曲げ駒の外周面に沿わせながら押し付けて曲げ成形することから、加工対象物に当接させる曲げ駒を変えるだけで、加工対象物を様々な異なる曲率に曲げ成形することができ、さらに、曲げローラ支持具の移動距離を制御することで、加工対象物の円弧長を制御できることから、治具や金型を頻繁に取り付けたり外したりする必要がなくなるので、曲げ加工において、加工対象物の曲率や円弧長を簡単にコントロールすることができる。
本考案の外観斜視図である。 本考案の他の外観斜視図である。 本考案における、曲げ駒アセンブリ及び曲げローラ支持具の拡大模式図である。 本考案の使用状態において、曲げローラ支持具が加工対象物を曲げ駒アセンブリのうちの一つに向けて押し付け、該加工対象物をやや曲げた状態を示す模式図である。 本考案の使用状態において、曲げローラ支持具が加工対象物を曲げ駒アセンブリのうちの他の一つに向けて押し付け、該加工対象物を90度に曲げた状態を示す模式図である。 本考案の使用状態において、曲げローラ支持具が加工対象物を曲げ駒アセンブリのうちのまた他の一つに向けて押し付け、該加工対象物を180度に曲げた状態を示す模式図である。 本考案の使用状態において、複数回にわたって曲げ加工が行われた加工対象物を示す模式図である。 本考案に係る他の実施形態の外観斜視図である。 本考案に係る他の実施形態の平面図である。 本考案に係るまた他の実施形態の平面図である。
まず、図1〜図3に示すように、本考案は、管棒状の加工対象物Aを曲げるのに用いられる、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置であって、加工対象物Aに、所要の曲率及び円弧長を有する湾曲部が成形されるものであり、加工対象物Aが、管材であっても、棒材であってもよい。尚、本考案に係る製造例としては、ラジエーターの放熱パイプの製造などが挙げられる。
本考案の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置は、曲げ駒アセンブリ20、曲げローラ支持具30を備え、本実施例においては、さらに、第1移動手段41、第2移動手段42、及び第3移動手段43を備えるが、これに限定されるものではない。
前記管棒挟持回転送り機構10は、加工対象物Aを挟持及び回転させるのに用いられるが、以下の説明では、加工前の加工対象物Aの長手方向を第1方向D1とし、前記第1移動手段41が、該管棒挟持回転送り機構10を、第1方向D1に沿って往復移動させ、該管棒挟持回転送り機構10が、該加工対象物Aを、該加工対象物Aの長さ方向に平行な方向を回転軸として回転させる。尚、前記第1移動手段41は、エアシリンダ、サーボモータ、又はステッピングモータなどであってもよい。
前記曲げ駒アセンブリ20は、複数の曲げ駒を含み、例えば、第1曲げ駒21、第2曲げ駒22、第3曲げ駒23、第4曲げ駒24、及び第5曲げ駒25を有し、これらの該曲げ駒の半径はそれぞれ異なっている。尚、本実施例においては、該各曲げ駒が同軸上に配置されており、また、該曲げ駒の軸方向を第2方向D2とし、一つの例としては、該第2方向D2が前記第1方向D1と直交し、つまり、鉛直方向であり、該各曲げ駒が上下方向に並んで配置されるが、これに限られるものではなく、他の実施例においては、該各曲げ駒が水平方向に並んで配置されていてもよい。本実施例においては、前記曲げ駒アセンブリ20がさらに、モータ26を選択的に備え、該モータ26が、前記複数の曲げ駒の回転軸に連結され、該複数の曲げ駒を駆動して回転させてもよい。前記第2移動手段42は、前記曲げ駒アセンブリ20を、前記第2方向D2に平行する方向に沿って往復移動させることが可能であり、これにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒を外周面を前記加工対象物Aに対面させることができる。本実施例においては、前記第2移動手段42が前記曲げ駒アセンブリ20を、前記第3方向D3に沿って往復移動させることも可能であり、これにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物Aに当接させることができる。尚、該第3方向D3は、前記第1方向D1及び第2方向D2と直交している。
具体的に述べると、本実施例においては、前記第2移動手段42が、曲げ駒切替装置421及び曲げ駒当接装置422を含み、前記曲げ駒アセンブリ20が、該曲げ駒切替装置421に移動可能に設置されており、これにより、該曲げ駒切替装置421が該曲げ駒アセンブリ20を前記第2方向D2に沿って往復移動させると共に、該曲げ駒切替装置421が、該曲げ駒当接装置422に移動可能に設置されており、これにより、該曲げ駒当接装置422が該曲げ駒切替装置421を前記第3方向D3に沿って往復移動させる。前記曲げ駒切替装置421及び曲げ駒当接装置422はそれぞれ、エアシリンダ、サーボモータ、又はステッピングモータなどであってもよい。他の実施例においては、前記曲げ駒アセンブリ20が、前記曲げ駒当接装置422に移動可能に設置されてもよく、該曲げ駒当接装置422が、前記曲げ駒切替装置421に移動可能に設置されてもよい。上述したように、前記第2移動手段42により、所定の曲げ駒を前記加工対象物Aに対向させることができると共に、該複数の曲げ駒の回転軸と加工対象物Aとの間の距離を調整することもできることから、所定の曲げ駒の外周面を、該加工対象物Aに確実に当接させることができるので、該加工対象物Aを、所定の曲げ駒の半径に応じて、相応の曲率に曲げることができる。
前記曲げローラ支持具30は、前記加工対象物Aを押圧すると、該加工対象物Aが、当接している曲げ駒に沿って当該曲げ駒の半径に応じて、相応の曲率に曲がる。具体的には、前記第3移動手段43が前記曲げローラ支持具30を、前記第1方向D1及び第3方向D3に沿って二次元的に往復移動させ、これにより、該曲げローラ支持具30が、所定の曲げ駒をの外周面に沿って移動させる。前記曲げローラ支持具30は、支持座台31及び曲げローラ32を含む。本実施例においては、該支持座台31が、第1延伸部311及び第2延伸部312を有する。前記第1延伸部311の長手方向は、前記第3方向D3と平行し、該第1延伸部311における、長手方向上と相対する両端部は第1端部と第2端部であり、該第1延伸部311の第2端部が該第1端部よりも前記曲げ駒アセンブリ20の近くにあり、また、該第1延伸部311の第1端部が前記第3移動手段43に固定される。前記第2延伸部312の長手方向は、前記第1方向D1と平行し、該第2延伸部312における、長手方向上と相対する両端部は第1端部と第2端部であり、該第2延伸部312の第2端部が該第1端部よりも前記曲げ駒アセンブリ20の近くにあり、該第2延伸部312の第1端部が、前記第1延伸部311の第2端部に固定され、前記曲げローラ32が、該第2延伸部312の第2端部に設置される。尚、前記第1延伸部311と第2延伸部312との間の夾角は、本実施例に開示された角度に限られるものでない。
具体的に述べると、本実施例においては、前記第3移動手段43が、第3方向移動機構431及び第1方向移動機構432を含み、前記曲げローラ支持具30が、該第3方向移動機構431に移動可能に設置されることで、該第3方向移動機構431が該曲げローラ支持具30を前記第3方向D3に沿って往復移動させ、一方、該第3方向移動機構431が、該第1方向移動機構432に移動可能に設置されることで、該第1方向移動機構432が該第3方向移動機構431を前記第1方向D3に沿って往復移動させる。従って、前記第3移動手段43は、前記曲げローラ支持具30を、二次元的に移動させとができ、詳しく述べると、該曲げローラ支持具30の移動経路は、前記加工対象物Aが当接している曲げ駒の外周面に沿っている。尚、前記第3方向移動機構431及び第1方向移動機構432はそれぞれ、エアシリンダ、サーボモータ、又はステッピングモータなどであってもよい。
他の実施例において、前記第1方向D1、前記第2方向D2、及び前記第3方向D3は、二つずつ互いに交差してもよく、二つずつ互いに直交するような構成に限られるものではない。
さらに、図4〜図6に示すように、本考案の技術特徴によれば、加工対象物Aに曲げ加工を行う際には、まず、前記第1移動手段41が前記管棒挟持回転送り機構10を移動させることで、挟持されている加工対象物Aの所定の曲げ位置を、前記曲げ駒アセンブリ20と一致させ、前記第2移動手段42により、該曲げ駒アセンブリ20における所定の曲げ駒の外周面を加工対象物Aに当接させ、さらに、前記第3移動手段43により、前記曲げローラ支持具30を、所定の曲げ駒の外周面に沿いながら移動させることで、加工対象物Aを押し付けるように、所定の曲げ駒の外周面に密着させる。従って、本考案は、治具や金型を着脱せずに、以下の目的を達成できる。
一、加工対象物Aは、異なる曲げ駒の半径に応じて、対応する曲率、例えば、30mmや50mmに曲げることができる。
二、前記曲げローラ支持具30が曲げ駒の外周面に沿って移動する経路によって、加工対象物Aの曲げ成形円弧長を制御することができる。すなわち、加工対象物Aは、適切な曲げ加工角度、例えば、30度、60度、90度、180度など、様々な角度に曲げることができる。
三、前記曲げローラ支持具30を介して加工対象物Aを曲げると同時に、前記管棒挟持回転送り機構10が当該加工対象物Aを回転させると、当該加工対象物Aが、螺旋状に曲げ成形される。
さらに、図7に示すように、本考案により、加工対象物Aを異なる角度及び曲率で複数回にわたって曲げ加工することができる。
上記実施例において、前記曲げ駒アセンブリ20は、複数の円形の曲げ駒を含むが、これに限られるものではなく、他の実施例においては、例えば、図8及び図9に示す曲げ駒27A及び曲げ駒27Bが円形ではなく、その代わりに、曲げ駒27A或は曲げ駒27Bの外周面上に、複数の曲率半径の異なる曲面が形成されてもよいる。前記曲げ駒27A或は曲げ駒27Bは、その各曲面の曲率中心を異なる位置にすることから、隣接する二つの曲面の間に段差が生じることはないので、曲げ成形加工作業を妨げる過度の突出部分は有しない。例えば、曲げ駒27Aは、連続する第1曲面271A、第2曲面272A、第3曲面273A、及び連結面270Aを有し、曲げ駒27Bは、連続する第1曲面271B、第2曲面272B、第3曲面273B、第4曲面274B、第5曲面275B、及び第6曲面276B有しており、一つの曲げ駒には、複数の曲率半径の異なる曲面が含まれていることから、前記曲げ駒アセンブリ20に設置される曲げ駒の数を減らすことができるので、曲げ駒を一つのみにすることもできる。
上述したように、前記曲げ駒27Aを利用して、曲げ加工を行う場合、まず、前記モータ26を介して、所要の該曲げ駒27Aの曲面を加工対象物Aに対面させ、さらに、前記第2移動手段42を介して、当該曲面を当該加工対象物Aに押し付けることにより、当該加工対象物Aを所要の曲面に沿って曲げる。
上記の技術手段によれば、本考案は、第2移動手段42によって、半径の異なる曲げ駒を複数含む曲げ駒アセンブリ20を、加工対象物Aに当接させるように移動させると共に、曲げローラ支持具30を利用して、加工対象物Aを、所定の半径を持つ曲げ駒の外周面に沿わせながら押し付けて曲げ成形することから、加工対象物Aに当接させる曲げ駒を変えるだけで、加工対象物Aを様々な異なる曲率に曲げ成形することができ、さらに、曲げローラ支持具30の移動距離を制御することで、加工対象物Aの円弧長を制御できることから、治具や金型を頻繁に取り付けたり外したりする必要がなくなるので、曲げ加工において、加工対象物Aの曲率や円弧長を簡単にコントロールできる。
10 管棒挟持回転送り機構
20 曲げ駒アセンブリ
21 第1曲げ駒
22 第2曲げ駒
23 第3曲げ駒
24 第4曲げ駒
25 第5曲げ駒
26 モータ
27A 曲げ駒
270A 連結面
271A 第1曲面
272A 第2曲面
273A 第3曲面
27B 曲げ駒
271B 第1曲面
272B 第2曲面
273B 第3曲面
274B 第4曲面
275B 第5曲面
276B 第6曲面
30 曲げローラ支持具
31 支持座台
311 第1延伸部
312 第2延伸部
32 曲げローラ
41 第1移動手段
42 第2移動手段
421 曲げ駒切替装置
422 曲げ駒当接装置
43 第3移動手段
431 第3方向移動機構
432 第1方向移動機構
D1 第1方向
D2 第2方向
D3 第3方向
A 加工対象物
前記第2移動手段は、前記曲げ駒アセンブリを、前記第2方向に沿って往復移動させることにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に対面させ、さらに、該第2移動手段は、前記曲げ駒アセンブリを、第3方向に沿って往復移動させことにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させ、該第3方向が、前記第1方向及び第2方向と直交することを特徴とする。
前記第3移動手段は、第3方向移動機構と第1方向移動機構を含み、該第3方向移動機構には、前記曲げローラ支持具が移動可能に設置され、これにより、該第3方向移動機構が該曲げローラ支持具を前記第1方向及び第2方向と直交する第3方向に沿って往復移動させ、該第1方向移動機構には、該第3方向移動機構が移動可能に設置され、これにより、該第1方向移動機構が該第3方向移動機構を前記第1方向に沿って往復移動させることを特徴とする。

Claims (10)

  1. 管棒状の加工対象物を曲げるのに用いられる、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置であって、
    前記加工対象物を挟持する、管棒挟持回転送り機構と、
    前記管棒挟持回転送り機構を往復移動させる、第1移動手段と、
    同軸上に配置される半径の異なる曲げ駒を複数含む、曲げ駒アセンブリと、
    前記曲げ駒アセンブリを往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させる、第2移動手段と、
    前記加工対象物を曲げる、曲げローラ支持具と、
    前記曲げローラ支持具を往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面に沿いながら移動させる、第3移動手段と、を備えることを特徴とする多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  2. 前記複数の曲げ駒のうちの一つは、曲率半径の異なる複数の曲面を有することを特徴とする前記請求項1に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  3. 前記管棒挟持回転送り機構は、前記加工対象物を、該加工対象物の長さ方向と平行する方向を回転軸として回転させることを特徴とする前記請求項1に記載される多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  4. 前記加工対象物が加工される前の長さ方向は第1方向であり、前記複数の曲げ駒の回転軸方向は第2方向であり、該第2方向と第1方向が直交することを特徴とする前記請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  5. 前記第2移動手段は、前記曲げ駒アセンブリを、前記第2方向に沿って往復移動させることにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に対面させ、さらに、該第2移動手段は、前記曲げ駒アセンブリを、前記第3方向に沿って往復移動させことにより、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させ、該第3方向が、前記第1方向及び第2方向と直交することを特徴とする前記請求項4に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  6. 前記第2移動手段は、曲げ駒切替装置と曲げ駒当接装置を含み、
    該曲げ駒切替装置には、前記曲げ駒アセンブリが移動可能に設置され、該曲げ駒切替装置が該曲げ駒アセンブリを前記第2方向に沿って往復移動させ、
    該曲げ駒当接装置には、該曲げ駒切替装置が移動可能に設置され、該曲げ駒当接装置が該曲げ駒アセンブリを前記第3方向に沿って往復移動させることを特徴とする前記請求項5に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  7. 本考案は、前記第1方向及び第2方向と直交する第3方向を有し、
    前記第3移動手段は、第3方向移動機構と第1方向移動機構を含み、
    該第3方向移動機構には、前記曲げローラ支持具が移動可能に設置され、これにより、該第3方向移動機構が該曲げローラ支持具を前記第3方向に沿って往復移動させ、
    該第1方向移動機構には、該第3方向移動機構が移動可能に設置され、これにより、該第1方向移動機構が該第3方向移動機構を前記第1方向に沿って往復移動させることを特徴とする前記請求項4に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  8. 前記曲げ駒アセンブリは、前記複数の曲げ駒を回転させるように駆動するモータをさらに含むことを特徴とする前記請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  9. 前記曲げローラ支持具は、支持座台と曲げローラを含み、
    前記支持座台は、第1延伸部と第2延伸部を有し、
    該第1延伸部は、第1端部と第2端部を有し、該第1延伸部の第2端部が該第1端部よりも前記曲げ駒アセンブリの近くにあり、該第1延伸部の第1端部が前記第3移動手段に固定され、
    該第2延伸部は、第1端部と第2端部を有し、該第2延伸部の第2端部が該第1端部よりも前記曲げ駒アセンブリの近くにあり、該第2延伸部の第1端部が前記第1延伸部に固定され、
    前記曲げローラが、前記第2延伸部の第2端部に設置されることを特徴とする前記請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
  10. 管棒状の加工対象物を曲げるのに用いられる、多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置であって、
    前記加工対象物を挟持する、管棒挟持回転送り機構と、
    前記管棒挟持回転送り機構を往復移動させる、第1移動手段と、
    曲率半径が異なる複数の曲面を有する曲げ駒を少なくとも一つ含む、曲げ駒アセンブリと、
    前記曲げ駒アセンブリを往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面を前記加工対象物に当接させる、第2移動手段と、
    前記加工対象物を曲げる、曲げローラ支持具と、
    前記曲げローラ支持具を往復移動させて、前記複数の曲げ駒のうちの一つの曲げ駒の外周面に沿いながら移動させる、第3移動手段と、を備えることを特徴とする多曲率及び多角度曲げ加工を行う三次元連続曲げ単一装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113857308A (zh) * 2021-10-29 2021-12-31 常州欧朗汽车零部件有限公司 一种防剐蹭的汽车燃油管件加工用折弯装置
CN115229514A (zh) * 2022-09-23 2022-10-25 江苏博凡科精密五金科技有限公司 一种钢材联合冲剪折弯设备

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