JP3227927U - チェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】耐用性の向上を図る、オイルシールリングが設けられているチェーンを提供する。【解決手段】内側面211には、リンクピン22よりも径大であるように内側面211から直角方向Yに窪む2つの凹面部215と、内側面211と凹面部215との間を連結するように延伸される内壁部216とが形成されている。対応する外リンクプレート21と内リンクプレート11間には、凹面部215と内リンクプレート11の表面111とブッシュ12と内壁部216とにより容置空間20が形成されている。オイルシールリング3が対応する内、外リンクプレート11、21間においてブッシュ12の突出部122を囲むように容置空間20に配置されている。【選択図】図2

Description

本考案はチェーンに関し、オイルシールリングが設けられているチェーンに関する。
図1は、従来例のオイルシールリング付チェーンの一部を示す縦断面図である。この従来例に係るチェーンは、複数の内リンク91と複数の外リンク92とが相対的に転動可能に交互に直列連結されてなり、内リンク91と外リンク92の間にオイルシールリング93が配置されている。
内リンク91は、所定の間隔をおいて向かい合った2枚の内リンクプレート911を有し、各内リンクプレート911は2つの取付孔が設けられ、2枚の内リンクプレート911間には対向する取付孔に2つのブッシュ912が挿通され、ブッシュ912が遊挿されるように2枚の内リンクプレート911間に2つのローラー913が設けられている。
外リンク92は、互いに内リンクプレート911の長手方向と直交する直角方向の外側に所定の間隔をおいて向かい合った2枚の外リンクプレート921を有し、各外リンクプレート921には2つのピン孔が設けられ、1本のリンクピン922が内リンクプレート911の一方のブッシュ912と外リンクプレート921の他方のピン孔とを挿通すると共に他の一本のリンクピン922が他方のブッシュ912と隣接する外リンクプレート921の一方のピン孔とを挿通するように設けられている。
オイルシールリング93は、ブッシュ912を囲むように対応する外リンクプレート921と内リンクプレート911間に配置されている。オイルシールリング93は、対応するリングピン922及びブッシュ912間に供給する潤滑油を漏出しないよう封入するために、一般的に外リンクプレート921と内リンクプレート911間に対するタイトフィット性(オイルシールリング93の非受圧時の高さに対する受圧後の高さの減少比率)を高くする(例えば25%以上)ように配置されている。潤滑油は、チェーンが回されて用いられると、外リンク92が内リンク91に対して回動されている時、ブッシュ912とリングピン922とによる摩擦を軽減し、摩損を抑えるために用いられる。
従来では、外リンクプレート921が内リンクプレート911に対して回されると、オイルシールリング93が外リンクプレート921と内リンクプレート911とによって押圧されながら、外リンクプレート921及び内リンクプレート911と摩擦されるので、チェーンの伝動効率が低下する問題点があり、また、オイルシールリング93の摩損のため、チェーンの耐用性が劣化する問題点もある。
本考案は、従来の問題点に鑑みてなされたものであり、耐用性の向上を図るチェーンを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、複数の内リンクと複数の外リンクとが相対的に転動可能に交互に直列連結されてなるチェーンを提供する。本考案に係るチェーンでは、前記内リンクは、直列する方向である長手方向と直交する方向である直角方向沿いの所定の間隔をおいて向かい合った2枚の内リンクプレートと、前記長手方向と直交するように並列して前記2枚の内リンクプレート間を挿通する2つのブッシュとが設けられ、各前記内リンクプレートは、他の前記内リンクプレートと反対する側にある表面を有し、前記外リンクは、互いに前記内リンクプレートの前記直角方向の外側に所定の間隔をおいて向かい合った2枚の外リンクプレートと、前記長手方向と直交するように並列して対応する前記ブッシュを挿通すると共に、前記2枚の外リンクプレート間を連結する2本のリンクピンとを有し、前記外リンクプレートは、向かい合う他の前記外リンクプレートに対向する内側面を有し、前記内側面には、前記リンクピンの中心軸線を中心として前記リンクピンを取り囲むように互いに所定の間隔をおいて前記内側面から前記直角方向に窪む2つの凹面部と、前記内側面と前記凹面部との間を連結するように前記中心軸線を取り囲んで前記直角方向に延伸される内壁部とが形成され、対応する前記外リンクプレートと前記内リンクプレート間には、前記凹面部と前記内リンクプレートの前記表面と前記ブッシュと前記内壁部とにより、容置空間が形成されており、オイルシールリングが、対応する前記外リンクプレートと前記内リンクプレート間において前記ブッシュを囲むように前記容置空間に配置されている、ことを特徴とする。
上記のように構成された本考案に係るチェーンでは、オイルシールリングが内リンクプレートの表面と対応する外リンクプレートの内側面の凹面部の間に形成された容置空間に対して所定のタイトフィット性をもって配置されている。これによって、ブッシュとリンクピン間の隙間に注入してある潤滑油が油室と隙間の間に流通されながらオイルシールリングによって封入されることができるので、内リンクプレートの表面と対応する外リンクプレートの内側面との隙間から漏洩しないようにすることができると共に、外リンクプレートとオイルシールリングの間及び内リンクプレートとオイルシールリングの間の摩擦による摩損を大幅に抑制することができ、チェーンの転動性を向上させることができる。したがって、本考案は、長く使用でき、耐用性の向上を図ることができるチェーンを提供することができる。
本考案の他の特徴および利点は、添付の図面を参照する以下の実施形態の詳細な説明において明白になるであろう。
従来例のチェーンの一部を示す断面図である。 第1の実施例に係るチェーンの一部を示す断面図である。 図2の一部を拡大して示す断面図である。 外リンクプレートの斜視図である。 外リンクプレートの他の斜視図である。 第2の実施例に係るチェーンの一部を示す断面図である。
以下、本考案に係るチェーンの実施例について図面を参照して説明する。なお、同一構成及び機能を有する構成要素については、同一番号を付してその説明を省略する。
(第1の実施例)
第1の実施例に係るチェーンは、図2に示されているように、複数の内リンク1と複数の外リンク2とが相対的に転動可能に交互に直列連結されてなり、内リンク1と外リンク2の間にオイルシールリング3が配置されている。
図2と図3に示されているように、内リンク1は、所定の間隔をおいて向かい合った2枚の内リンクプレート11を有し、各内リンクプレート11は、相反する、他の内リンクプレート11と反対する側にある表面111と他の内リンクプレート11に対向する裏面112とを有する平板体である。また、各内リンクプレート11には直列する方向である長手方向Xと直交する方向である直角方向Yに延伸するように表面111と裏面112とを貫通する2つの取付孔113が互いに所定の間隔をおいて設けられている。
対向する2枚の内リンクプレート11間には、対向する取付孔113のそれぞれにブッシュ12が挿通されて設けられている。各ブッシュ12としては、中空状ロッド部材が用いられており、対向する取付孔113の中心に沿う中心軸線を囲むように直角方向Yに延伸されて、内リンクプレート11に対してタイトフィットに後述するリンクピン22を囲むよう配置される軸孔123付の本体部121と、対向する内リンクプレート11のそれぞれの表面111を通るように本体部121の直角方向Yの両端から一体状に直角方向Yに延伸されるように突き出るようになっている突出部122とを有する。
対向する2枚の内リンクプレート11間には各ブッシュ12が遊挿されるように2つのローラー13が設けられている。
外リンク2は、図2〜図4に示されているように、互いに内リンクプレート11の直角方向Yの外側に所定の間隔をおいて向かい合った2枚の外リンクプレート21と対応するブッシュ12を挿通して対応する2枚の外リンクプレート21間を連結する2本のリンクピン22とを有する。各外リンクプレート21は、相反する、向かい合う他の外リンクプレート21に対向する内側面211と、該内側面211の反対側の外側面212とを有する平板体であり、これには内側面211と外側面212とを貫通する2つのピン孔213がそれぞれ対応する軸孔123と同軸になるように互いに所定の間隔をおいて設けられている。そして、1本のリンクピン22が内リンクプレート11の一方のブッシュ12の軸孔123と外リンクプレート21の他方のピン孔213とを挿通すると共に他の一本のリンクピン22が他方のブッシュ12の軸孔123と隣接する外リンクプレート21の一方のピン孔213とを挿通するように設けられている。
各内側面211には、図4に具体的に示されているように、リンクピン22の中心軸線を中心としてリンクピン22を取り囲んで例えば平面視で環状になる2つの凹面部215が互いに所定の間隔をおいて内側面211から外側面212に向かって直角方向Yに窪むように設けられている。内側面211と凹面部215との間にはピン孔213の中心軸線を取り囲んで直角方向Yに延伸される内壁部216が内側面211と凹面部215とに連結されるように形成されている。この例では、凹面部215は外リンクプレート21の内側面211及び内リンクプレート11の表面111と平行に配置されている。
各外側面212には、図5に示されているように、ピン孔213の中心軸線を中心としてピン孔213を取り囲んで環状になる2つの凸面部218が互いに所定の長手方向間隔をおいて外側面212から直角方向Yに外向きに突出するように設けられている。外側面212と凸面部218との間にはピン孔213の中心軸線を取り囲んで直角方向Yに延伸される外壁部219が外側面212と凸面部218とに連結されて環状に形成されている。この例では、凸面部218は外リンクプレート21の外側面212と平行に配置されている。
即ち、この例では、外リンクプレート21は、ピン孔213に対応すると共にピン孔213の中心軸線と同軸の凹面部215と凸面部218とを有するように形成されている。リンクピン22は、リンクピン22の直角方向両端部からピン孔213の中心軸線に対する径方向の外向きに突き出るつばが外リンク2の凸面部218に係止されるように設けられている。
対向・隣接する内リンクプレート11と外リンクプレート21との間には、凹面部215において凹面部215と内リンクプレート11の表面111とブッシュ12の突出部122の外周面と内壁部216とにより、オイルシールリング3を配置する容置空間20が形成されている。凹面部215と凸面部218とは容置空間20に対応して相補的に設けられている。突出部122は、対応する凹面部215に対して所定の間隔をおいて容置空間20内に突き出るように形成されている。
オイルシールリング3は、弾性を有するシリコーン材料或いはゴム材料からなり凹面部215と内リンクプレート11の表面111とブッシュ12の突出部122の外周面と内壁部216とに接触するように容置空間20に配置されている。
なお、オイルシールリング3は、チェーンに組み入れる際、凹面部215と内リンクプレート11の表面111とブッシュ12の突出部122の外周面と内壁部216とに対してタイトフィットでもなくルーズフィットでもなく適切に当たるように容置空間20に設けられている。具体的には、図3に示されているように、オイルシールリング3は、チェーンの容置空間20に配置される前に押圧を受けていない時の内リンクプレート11の表面111と対応する凹面部215との間の直角方向Yの高さ(第1の高さ)が、外リンクプレート21の内側面211から外側面212までの直角方向Yの厚みtの45%〜65%であり、且つ、内リンクプレート11の表面111と対応する外リンクプレート21の内側面211との隙間幅d1が0mm以上且つ0.2mm以下であるように、オイルシールリング3が容置空間20に配置されてチェーンに組み立てられてなる。一例としては、チェーンの容置空間20に配置される前にオイルシールリング3の押圧を受けていない時の第1の高さとしては1.0mmであり、そして、容置空間20に配置されて外リンクプレート21と内リンクプレート11とから押圧を受けた時のオイルシールリング3の第2の高さh(図6)が押圧を受けていない時の第1の高さの90%〜95%、つまりオイルシールリング3の外リンクプレート21と内リンクプレート11間に対するタイトフィット性(第1の高さに対する第2の高さhの減り具合)が5%〜10%にされるようにオイルシールリング3が容置空間20に配置されている。そして、内リンクプレート11の表面111と対応する外リンクプレート21の内側面211との隙間幅d1が0.1mmである。
そして、本例では、オイルシールリング3はその径方向断面が円形であり、その高さhが線径である。
容置空間20では、オイルシールリング3、ブッシュ12の突出部122、凹面部215及びリンクピン22により、リンクピン22とブッシュ12との隙間W(図3参照)に連通する油室201が形成されている。オイルシールリング3は、凹面部215と内リンクプレート11の表面111とブッシュ12の突出部122の外周面と内壁部216とに対して適当に当たるように容置空間20に配置されていることによって、オイルシールリング3が押圧されても、リンクピン22とブッシュ12との隙間Wに入れてある潤滑油が油室201に流れ込むと共に内リンクプレート11の表面111と対応する外リンクプレート21の内側面211との隙間から漏洩することを防止することができる。
内リンク1と外リンク2とがリンクピン22によってエンドレスに直列に連結されて構成されたチェーンが例えばスプロケット(図示せず)に掛けて用いられる場合、外リンク2が内リンク1に対して転動自在にするように潤滑油がブッシュ12とリンクピン22間の隙間Wに注入して用いられる。この時、オイルシールリング3が内リンクプレート11の表面111と対応する外リンクプレート21の内側面211の凹面部215の間に形成された容置空間20に対して所定のタイトフィット性をもって配置されていることによって、ブッシュ12とリンクピン22間の隙間Wに注入してある潤滑油が油室201と隙間Wの間に流通されながらもオイルシールリング3によって封入されることで、内リンクプレート11の表面111と対応する外リンクプレート21の内側面211との隙間には漏洩しないようにすることができる。従って、外リンクプレート21とオイルシールリング3の間及び内リンクプレート11とオイルシールリング3の間の摩擦による摩損を大幅に抑制することができ、チェーンの転動性を向上させることができ、また、スプロケット及びチェーンによるノイズの発生を抑えることができる。また、オイルシールリング3の配置により、外部の埃が内リンクプレート11の表面111と対応する外リンクプレート21の内側面211との隙間からチェーン内に入り込むことを防止することができ、防塵効果を奏することができる。また、オイルシールリング3の配置により、隙間Wに連通する油室201が形成されることができるので、潤滑油の油溜め効果を高めることができる。上記のように構成されたチェーンによれば、長く使用でき、耐用性の向上を図ることができるチェーンの提供が可能である。
なお、この例では、その径方向断面が円形状になっているオイルシールリング3を用いているが、この形状に制限されないことに留意されたい。
図6に示されているように、例えば径方向断面がXの字形状になっているオイルシールリング3´を用いてもよい。このように、チェーンが転動された時の押圧に対してより一層柔軟に対応することができる。また、ブッシュ12とリンクピン22間の隙間Wに注入し油室201と隙間Wの間に流通される潤滑油を収容するスペースを大きくするとオイルシールリング3´によって封入される潤滑油の量が多くなるので、油溜め効果を更に奏することができる。
以上のように、本考案に係るチェーンによれば、外リンクプレート21の内側面211に凹面部215が設けられていることにより、オイルシールリング3(3´)を所定のタイトフィット性をもって配置し、油室201をも形成することができる。これによって摩損を抑制でき、油溜め効果、防塵効果を有し、長く使用できるので、耐用性の向上を図ることができるチェーンを提供することができる。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本考案は、耐用性の向上が図られたチェーンとして有用である。
1 内リンク
11 内リンクプレート
111 表面
112 裏面
113 取付孔
12 ブッシュ
121 本体部
122 突出部
123 軸孔
13 ローラー
2 外リンク
20 容置空間
201 油室
21 外リンクプレート
211 内側面
212 外側面
213 ピン孔
215 凹面部
216 内壁部
218 凸面部
219 外壁部
22 リンクピン
3、3´ オイルシールリング
d1 隙間幅
h 高さ
t 厚み
w 隙間
X 長手方向
Y 直角方向

Claims (7)

  1. 複数の内リンクと複数の外リンクとが相対的に転動可能に交互に直列連結されてなるチェーンであって、
    前記内リンクは、直列する方向である長手方向と直交する方向である直角方向沿いの所定の間隔をおいて向かい合った2枚の内リンクプレートと、前記長手方向と直交するように並列して前記2枚の内リンクプレート間を挿通する2つのブッシュとが設けられ、各前記内リンクプレートは、他の前記内リンクプレートと反対する側にある表面を有し、
    前記外リンクは、互いに前記内リンクプレートの前記直角方向の外側に所定の間隔をおいて向かい合った2枚の外リンクプレートと、前記長手方向と直交するように並列して対応する前記ブッシュを挿通すると共に、前記2枚の外リンクプレート間を連結する2本のリンクピンとを有し、前記外リンクプレートは、向かい合う他の前記外リンクプレートに対向する内側面を有し、前記内側面には、前記リンクピンの中心軸線を中心として前記リンクピンを取り囲むように互いに所定の間隔をおいて前記内側面から前記直角方向に窪む2つの凹面部と、前記内側面と前記凹面部との間を連結するように前記中心軸線を取り囲んで前記直角方向に延伸される内壁部とが形成され、
    対応する前記外リンクプレートと前記内リンクプレート間には、前記凹面部と前記内リンクプレートの前記表面と前記ブッシュと前記内壁部とにより、容置空間が形成されており、
    オイルシールリングが、対応する前記外リンクプレートと前記内リンクプレート間において前記ブッシュを囲むように前記容置空間に配置されている、ことを特徴とするチェーン。
  2. 各前記ブッシュは、2つの対向する前記内リンクプレートの間に前記リンクピンを囲むように配置される本体部と、2つの対向する前記内リンクプレートのそれぞれの表面を通るように対応する前記凹面部に向かって突き出るように前記本体部の前記直角方向の両端から一体状に前記直角方向に延伸されるようになっている2つの突出部とを有し、
    前記突出部は、対応する前記凹面部に対して所定の間隔をおいて前記容置空間内に突き出るように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のチェーン。
  3. 前記容置空間に配置される前に押圧を受けていない時の前記オイルシールリングの前記直角方向の高さが、前記外リンクプレートの前記内側面から前記外側面までの前記直角方向の厚みの45%〜65%であることを特徴とする請求項2に記載のチェーン。
  4. 前記オイルシールリングは、容置空間に配置される前に押圧を受けていない時の前記直角方向の第1の高さを有し、
    前記オイルシールリングは、前記容置空間に配置されて前記外リンクプレートと前記内リンクプレートとから押圧を受けた時の前記オイルシールリングの高さである第2の高さが前記第1の高さの90%〜95%になるように前記容置空間に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のチェーン。
  5. 前記内リンクプレートの前記表面と対応する前記外リンクプレートの前記内側面との隙間幅が0mm以上且つ0.2mm以下である、ことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のチェーン。
  6. 前記外リンクプレートは、前記内側面の反対側の外側面を更に有し、前記外側面には、2つの凸面部が互いに所定の長手方向間隔をおいて前記外側面から前記直角方向に外向きに突出するように設けられ、
    前記凹面部と前記凸面部とは前記容置空間に対応して相補的に設けられている、ことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載のチェーン。
  7. 前記容置空間では、前記オイルシールリング、前記ブッシュの突出部、前記凹面部及び前記リンクピンにより、前記リンクピンと前記ブッシュとの隙間に連通する油室が形成されている、ことを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載のチェーン。
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