JP3227160U - ゲーム機コントローラ用のスタンド - Google Patents

Abstract

【課題】組立・分解自在のゲーム機コントローラ用のスタンドを提供する。【解決手段】水平なベース板１と、前記ベース板１の左右側に立設する略垂直な左右の支持板２、３とを少なくとも備え、前記左右の支持板２、３は、上部がゲーム機コントローラを載せる載置部２１に形成されると共に、下部が前記ベース板１に形成した組立穴５、６に嵌合される下向き凸状の嵌入脚２ａ、２ｂ、同３ａ、３ｂに形成されており、組立前の前記ベース板１と左右の支持板２、３は積層されて１つの包装箱に収めて組立、分解自在のゲーム機コントローラ用のスタンドに形成した。【選択図】図２

Description

本考案は、ゲーム機のコントローラ（以下、単にコントローラともいう）を使用しない時に整頓したり展示するためのスタンドに関する。

ゲーム機用スタンドやコントローラ用スタンド或はこれらの収納ラックには、ゲーム機やコントローラの形態やその大きさ等に対応して、従来から種々のタイプのものが特許文献１〜３や市販品などによって知られている。
従来のゲーム機用スタンドやコントローラ用スタンドは組立分解式ではないため、組立可能ではあっても一旦組立ててしまうと分解することはできなかった。

実用新案登録第３０１５９００号公報 実用新案登録第３００７０７７号公報 意匠登録第１３４５９１６号公報

ゲーム機用スタンドやコントローラ用スタンドが組立分解式ではないため、組立可能なものであっても一旦組立ててしまうと分解することはできない点に鑑み、本考案は、組立・分解を自在に行うことができるゲーム機コントローラ用のスタンドを提供することを課題とする。

上に課題を解決することを目的としてなされた本考案スタンドの構成は、水平なベース板と、前記ベース板の左右側に略垂直姿勢で立設する左右の支持板とを少なくとも備え、前記左右の支持板は、上部がゲーム機コントローラを載せる載置部に形成されると共に、下部が前記ベース板に形成した組立穴に嵌合される下向き凸状の嵌入脚に形成されており、組立前の前記ベース板と左右の支持板は積層されて１つのパッケージ（包装箱ともいう）に収められていることを特徴とする。

前記ベース板には、支持板用の組立穴のほかに、ゲームキャラクタを象徴してデザインされる板状等の造形シンボルを立設する造形シンボル用の組立穴が設けられており、この場合の組立前の本考案スタンドは、前記ベース板と左右の支持板と造形シンボルが積層されて１つの包装箱に収められている。

前記ベース板と左右の支持板、又は前記ベース板と左右の支持板と造形シンボルとは、透明プラスチック材で形成したものが好ましいが、素材は不透明材料であってもよい。

組立穴は、穴の内周縁の対向辺に内向きの微小凸部を設けて嵌合される前記支持板の嵌入脚を強く保持できるようにしている。

本考案のゲーム機コントローラ用スタンドは、水平なベース板と、前記ベース板の左右側に略垂直姿勢で立設する左右の支持板とを少なくとも備え、前記左右の支持板は、上部をゲーム機コントローラを載せる載置部に形成ると共に下部を前記ベース板に形成した組立穴に嵌合される下向き凸状の嵌入脚に形成して、組立前の前記ベース板と左右の支持板は積層されて１つの包装箱に収めて組立、分解自在のゲーム機コントローラ用のスタンドに形成したから、特別な道具や接着剤を用いることなく容易に組立てることができ、また分解は接着剤を用いていないから容易に分解して元の包装箱に収容しておくことができる。

本考案スタンドの一例の斜視図。 図１のスタンドの一部を断面にした正面図。 図１、図２のスタンドの底面図。 図２のＡ−Ａ矢視図。 図１の本考案スタンドにコントローラを載せた姿の斜線図。 分解した本考案スタンドの構成部材を包装箱に収める状態の斜視図。 分解した本考案スタンドの構成部材を包装箱に収めた斜視図。

次に、本考案スタンドの実施の形態例を図を参照して以下に説明する。

図において、１は平面から視て横向き長方形のベース板、２，３は前記ベース板１の長手方向の左右側寄りに立設される左右の支持板、４は前記左右の支持板２，３の間において前記ベース板１の手前側に立設される造形シンボルである。

前記ベース板１、左右の支持板２，３、造形シンボル４は、一例として透明プラスチック板の切出加工で形成したものであるが、これらの構成部材１〜４は、板からの切出し加工ではなく、プラスチック成形法による成形板であってもよく、また、プラスチック板が透明であるか不透明であるかも任意である。

前記ベース板１には、左右の支持板２，３と造形シンボル４とを立設するための組立穴５，６と同７が、図の例では５個形成されている（図３参照）。左右で２個ずつの組立穴５，６は支持板２，３の下端に図の例では２つ形成された同形態の嵌入脚２a、２b、同３a、３bを嵌合して、支持板２，３をベース板１に立設するための穴である。ここで２つの嵌入脚２ａ，２ｂ、同３ａ，３ｂは、一つにまとめた形態の嵌入脚であってもよい。

組立穴７は、造形シンボル４の下端に図の例では１つ形成された嵌入脚４aを嵌合するための穴である。

前記組立穴５，６は、前記嵌入脚２a、２b、同３a、３bを密に嵌合するために、平面から見て前記嵌入脚２a、２b、同３a、３bの平断面形状と僅かに大きめのサイズの平面四角形に形成されている。四角形の穴の長辺には穴の内部に向かって微小に突出した微小突起５a、６aが形成させている（図３参照）。

前記造形シンボル４用の組立穴７の構成も前記組立穴５、６と同趣旨で穴の長辺に穴の内側に突出した微小突起７aが形成されている（図３参照）。

前記左右の支持板２、３の側面から見た形状は、裁架されるゲーム機コントローラＧＣを安定に保持するため、略中央部が浅目の凹状の裁置部２１、３１に形成されていると共に、後部側が前記コントローラＧＣを背後から支持する背面支持部２２、３２に形成されている。

造形シンボル４は、ゲームのキャラクタを象徴する形状や図柄などが表示されたプラスチック板で形成されており、一例として支持板２、３と同質材料で形成されている。なお、造形シンボル４は嵌入脚４aを備えていれば板状ではない立体形態であってもよい。

前記ベース板１は、透明板であるときは裏面に有色ペーパや有色フィルムによる裏面材８を貼着等によって備え、裏面材８の表側に透明なベース板１を透して見える適宜絵柄や文字等によるデザイン（図示せず）が施されている。

また、ベース板１の裏面には、四隅に滑り止めのパッド９が配置されている。

本考案スタンドは、組立て前は図７に示すように、ベース板１の上に２枚の支持板２、３と造形シンボル４とが、積層された形で箱状のパッケージ１０に収容されている。本考案スタンドは、図７のパッケージ（包装箱）１０に収容された状態で流通し販売される。

図７の状態の本考案スタンドを購入した者は、図６に示すようにパッケージ１０の中から積層状態のベース板１、左右の支持板２、３、造形シンボル４を取出してスタンドに組立てる。

組立では、まずベース板１を平面上に横向きに置き、そのベース板１の左右の組立穴５と６に、夫々に左右の支持板２と３を垂直姿勢にして、夫々の嵌入脚２a、２bと同３a、３bを嵌合してベース板１の左右に立設する。次いで、造形シンボル４を、その嵌入脚４aを嵌入穴７に嵌合して立設することにより、本考案スタンドの組立てを完了する。

組立したスタンドには、一例をして図５に示す正面視略逆凹状のゲーム機コントローラＧＣCを支持板２、３の裁置部２１、３１の上に置くと、このコントローラＧＣの背面が支持板２、３の背面支持部２２、３２に当接する。

これによりゲーム機コントローラＧＣは、その下面と背面が支持板２、３の裁置部２１、３１と背面支持部２２、３２に支持されることになる。よって本考案スタンドは、ゲーム機コントローラＧＣCを安定に支持した状態で展示、保管することができる。

本考案スタンドを使用しない場合には、組立時の逆の手順、操作で、ベース板１から支持板２，３と造形シンボル４を外して分解し、図７に示すような形でパッケージに収容して保管、管理することができる。

１ ベース板
２、３ 支持板
４ 造形シンボル
５、６、７ 組立穴
８ 裏面材
９ パッド
１０ パッケージ（包装箱）
ＧＣ ゲーム機コントローラ

Claims (4)

1. 水平なベース板と、前記ベース板の左右側に立設する略垂直姿勢の左右の支持板とを少なくとも備え、前記左右の支持板は、上部がゲーム機コントローラを載せる載置部に形成されると共に、下部が前記ベース板に形成した組立穴に嵌合される下向き凸状の嵌入脚に形成されており、組立前の前記ベース板と左右の支持板は積層されて１つの包装箱に収めて組立、分解自在に形成したゲーム機コントローラ用のスタンド。
2. 前記ベース板には、ゲームキャラクタを象徴した造形シンボルを立設する造形シンボル用の組立穴が設けられ、組立前の前記ベース板と左右の支持板と造形シンボルは積層されて１つの包装箱に収められている請求項１のスタンド。
3. 前記ベース板と左右の支持板、又は前記ベース板と左右の支持板と造形シンボルとは、透明プラスチック材、又は不透明プラスチック材で形成した請求項１又は２のスタンド。
4. 組立穴は、内周縁の対向辺に内向きの微小凸部を設けた請求項１〜３のいずれかのスタンド。

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