JP3226426B2 - 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ - Google Patents

半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ

Info

Publication number
JP3226426B2
JP3226426B2 JP23108594A JP23108594A JP3226426B2 JP 3226426 B2 JP3226426 B2 JP 3226426B2 JP 23108594 A JP23108594 A JP 23108594A JP 23108594 A JP23108594 A JP 23108594A JP 3226426 B2 JP3226426 B2 JP 3226426B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
word line
memory
memory cell
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23108594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0896572A (ja
Inventor
俊樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP23108594A priority Critical patent/JP3226426B2/ja
Priority to KR1019950031235A priority patent/KR0174774B1/ko
Priority to US08/534,098 priority patent/US5706243A/en
Publication of JPH0896572A publication Critical patent/JPH0896572A/ja
Priority to US08/943,418 priority patent/US5848020A/en
Priority to US09/120,121 priority patent/US5914910A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3226426B2 publication Critical patent/JP3226426B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/12Group selection circuits, e.g. for memory block selection, chip selection, array selection
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/06Arrangements for interconnecting storage elements electrically, e.g. by wiring
    • G11C5/063Voltage and signal distribution in integrated semi-conductor memory access lines, e.g. word-line, bit-line, cross-over resistance, propagation delay
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/103Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port using serially addressed read-write data registers
    • G11C7/1033Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port using serially addressed read-write data registers using data registers of which only one stage is addressed for sequentially outputting data from a predetermined number of stages, e.g. nibble read-write mode
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1075Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for multiport memories each having random access ports and serial ports, e.g. video RAM
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/14Word line organisation; Word line lay-out
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • G09G5/39Control of the bit-mapped memory

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ及びその
使用方法並びに画像プロセッサの改良に関するものであ
り、特に、画像処理に用いる画像メモリに適用すると有
効な半導体メモリとその使用方法、画像データを適宜箇
所にマッピングして記憶する場合にメモリ外部で複雑な
アドレス計算が不要になるカラムデコーダを備えた前記
半導体メモリ、並びに、前記半導体メモリ及び並列演算
プロセッサを備えて画像処理に適用すると有効な画像プ
ロセッサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像メモリは、画像表示機能を備えた画
像処理装置に用いる画像データを記憶するものであっ
て、半導体メモリの重要な用途の1つである。この画像
メモリにおいては、画像データを記憶するランダムアク
セスメモリ(RAM)と、RAMの1ライン分のデータ
を記憶するシリアルアクセスメモリ(SAM)とを備
え、ランダムポートを介したRAMへのアクセスと、シ
リアルポートを介したSAMへのアクセスが可能なデュ
アルポートメモリ(VRAM)が用いられてきた。
【0003】このVRAMは、画像データ表示のための
RAMへのアクセスをシリアルポートからSAMを介し
てラインデータ単位で行うことにより、表示のためのR
AMへのアクセス回数を削減し、画像処理のためのラン
ダムポートを介したRAMへのアクセス可能な期間を拡
大することができるので、画像処理の高速化には有用で
あった。
【0004】以下、従来におけるVRAMのメモリコア
部の構成例を図20に示す。
【0005】図20において、ワード線W0〜Wn及び
ビット線BL0、/BL0〜BLm、/BLmの各交点
に配置された多数のメモリセルMCから成るメモリセル
アレイ、カラムデコーダ1、カラムセレクトゲート2及
びセンスアンプ3によりRAM9が構成されているとと
もに、ビット線BL0、/BL0〜BLm、/BLmに
接続されたデータ転送ゲート7、シリアルレジスタ4、
カウンタ6及びSAMデコーダ5によりSAM10が構
成されている。
【0006】ランダムポートからのRAMへのアクセス
においては、ランダムデータI/Oラインを介してメモ
リセルアレイへのアクセスが行われる。即ち、ローアド
レスによりワード線が選択され、この選択されたワード
線に接続されたメモリセルのデータがセンスアンプ3に
より増幅されて、ビット線BL0、/BL0〜BLm、
/BLmに出力され、その後、カラムアドレスをデコー
ドするカラムデコーダ1からの信号によってカラムセレ
クトゲート2が駆動され、このカラムセレクトゲート2
により、前記ビット線BL0、/BL0〜BLm、/B
Lm内の任意のビット線とランダムデータI/Oライン
とを選択的に接続して、ロー及びカラムアドレスにより
選択されるメモリセルに対して読み出し又は書き込みが
行われ、ランダムデータI/OラインからRAM9に対
してランダムアクセスが行われる。
【0007】一方、シリアルポートからSAM10を介
するRAM9からのラインデータ読み出しにおいては、
先ず、ローアドレスにより1本のワード線が選択され、
この選択されたワード線に接続された複数のメモリセル
のラインデータがセンスアンプ3により増幅されて、ビ
ット線BL0、/BL0〜BLm、/BLmに出力され
る。そして、データ転送信号8を制御することにより、
前記ビット線BL0、/BL0〜BLm、/BLmに出
力された複数のデータを転送ゲート7を介してシリアル
レジスタ4に転送する。シリアルクロックをカウントす
るカウンタ6によりシリアルアドレスを発生させ、この
シリアルアドレスをデコードするSAMデコーダ5から
選択信号を出力して、この選択信号によって、前記シリ
アルレジスタ4に転送されたデータの中から、選択され
るビット位置が指定される。従って、カウンタ6により
シリアルクロックをカウントアップしていくことによ
り、シリアルレジスタ4のデータを順次選択し、連続的
にシリアルデータを出力ラインに読み出す。
【0008】図21は、図20に示す構成によるVRA
Mを用いた画像処理システムの構成例である。RAM9
とSAM10を備えたVRAM100は、ランダムポー
ト106を介してシステムバス104に接続され、CP
U103での画像処理はシステムバス104を経由して
ランダムポート106を介してRAM9にアクセスする
ことにより実行される。
【0009】RAM9のデータを表示する場合には、R
AM9内の1ラインのデータをSAM10に転送した
後、シリアルポート107よりシリアルに読み出して、
表示装置105へ与えることにより実行される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り、従来のV
RAMは、RAMの1ラインのデータをSAMへ転送す
ることができるので、このVRAMを用いた画像処理シ
ステムにおいて、表示装置へ表示データを出力する場合
には、RAMの1ライン分のデータをSAMへ転送し、
転送されたデータをシリアルに読み出すことにより実現
できるので、データ表示のためのRAMへのアクセス
は、SAMを介して1ライン単位で行うことになり、デ
ータ表示のためのRAMへのアクセス回数を減らすこと
ができる。
【0011】しかしながら、画像データをRAMに記憶
し、表示データとして1ラインのデータをSAMへ転送
する構成とするには、記憶された画像データの表示画面
上のアドレスとRAMのアドレスとを1:1に対応させ
さければならない。つまり、RAMのワード線方向のメ
モリセルには、表示画面上でのライン方向のデータを記
憶する必要がある。その結果、画像データ内の矩形領域
データに対するアクセスにおいては、メモリのページモ
ードサイクル、即ち、同一ワード線上の複数のメモリセ
ルに対してカラムアドレスのみを変化させて高速にアク
セスを行うモードではアクセスできず、ワード線を複数
回切り替える必要が生じて、高速な画像表示が困難であ
った。
【0012】また、従来のVRAMは、データ表示のた
めのRAMへのアクセス回数を減らすことにより、画像
処理のためのランダムポートを介するRAMへのアクセ
スに使用可能な時間を拡大する目的のものであって、画
像データを記憶するRAMに対するランダムポートから
のアクセスに関しては汎用DRAMの機能と同等である
ため、このRAMに対するランダムポートからのアクセ
ス速度については、汎用DRAM以上の高速機能を期待
できない欠点があった。
【0013】上記のRAMに対するランダムポートから
のアクセス速度について詳述すると、例えばグラフィッ
クスシステムや画像処理システムは、二次元配置された
画像データに対して処理を行うものであって、画像デー
タ内の矩形領域データに対するアクセスを高速化できれ
ば、処理性能を向上することができる。例えば、グラフ
ィックスシステムにおける描画性能の向上や画像処理シ
ステムにおける画像圧縮伸張での処理速度向上等の要求
に対しては、RAMのワード線方向の複数のメモリセル
に画像データでの矩形領域データを対応させ、この矩形
領域データに対しては、メモリのページモードサイクル
でアクセス可能とすれば、高速化を図ることができるも
のの、前述のように従来のVRAMでは、画面アドレス
とRAMアドレスを1:1に対応させなければならない
ため、RAMのワード線方向のメモリセルには画像デー
タ上でのライン方向のデータを記憶させており、このよ
うな要求に対しては対応できず、ランダムポートからの
アクセス速度の向上が図れない欠点があった。
【0014】また、既述のVRAMに限らず、汎用DR
AMにおいても、RAMのワード線方向の複数のメモリ
セルに画像データでの矩形領域データを対応させて、こ
の矩形領域データに対してメモリのページモードサイク
ルでアクセス可能とする構成を採用した場合には、逆
に、表示画面上の1ラインづつ画像データを表示する必
要が生じた際には、RAMの1ラインのデータを1度に
SAMへ転送することができなくなり、表示画面上の1
ラインを表示するのにワード線を複数回切り替え、複数
回の転送を行う必要が生じて、この際の高速な画像表示
が困難となる欠点がある。
【0015】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、表示画面上の矩形領域内
データと、表示画面上の1ラインデータの双方で、RA
Mに対するランダムポートからのアクセスをメモリのペ
ージモードサイクルで高速にアクセスできる半導体メモ
リ、及びその半導体メモリの使用方法、並びにその半導
体メモリを使用した画像プロセッサを提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の半導体メモリは、列方向に配
置された複数のメモリセルがサブワード線に接続された
メモリセルブロックを複数備え、前記複数のメモリセル
ブロックがアレイ状に配置されたメモリセルアレイと、
水平方向及び斜め方向に配線された水平ワード線及び斜
めワード線と、ワード線選択信号を受け、この受けたワ
ード線選択信号に応じて前記水平ワード線又は斜めワー
ド線の何れか一方のうち所定の1本を選択し、この選択
したワード線を、このワード線に対応するメモリセルブ
ロック内の前記サブワード線に接続するワード線選択手
段とを備え、前記メモリセルブロックを構成するメモリ
セルの行方向の数を行方向の数とし且つメモリセルブロ
ックの行方向の数を列方向の数とする矩形領域内のデー
タを、所定行目に並んだメモリセルブロックの各メモリ
セルに順次記憶することを繰返すとともに、前記各矩形
領域内のデータを記憶するに際し、各矩形領域間で各々
対応する行目のデータを、斜めワード線が選択するメモ
リセルブロックに記憶し、前記ワード線選択信号により
1本の水平ワード線を選択して1つの矩形領域内のデー
タを読み出す一方、前記ワード線選択信号により斜めワ
ード線を選択して各矩形領域間で各々対応する行目のデ
ータを読み出すことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の半導体メモリにおいて、ワード線選択手段は、水平ワ
ード線及び斜めワード線が入力され、出力がサブワード
線に接続されるとともに、ワード線選択信号を受け、こ
の受けたワード線選択信号に応じて前記水平ワード線又
は斜めワード線の何れか一方を選択して、前記サブワー
ド線に接続するワード線選択回路を備えたことを特徴と
する。
【0018】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
1記載の半導体メモリにおいて、複数の信号を入力して
記憶し、この記憶された複数の信号がシリアルクロック
により順次アクセスされるシリアルアクセスメモリと、
複数のビット線の信号を前記シリアルアクセスメモリに
転送して入力する転送手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】更に、請求項4記載の発明は、前記請求項
1記載の半導体メモリを用いて、多数のデータを半導体
メモリの各メモリセルに記憶する請求項1記載の半導体
メモリの使用方法であって、メモリセルブロックを構成
するメモリセルの行方向の数を行方向の数とし、メモリ
セルブロックの行方向の数を列方向の数とする矩形領域
内のデータを、所定行目に並んだメモリセルブロックの
各メモリセルに順次記憶することを繰返すとともに、前
記各矩形領域内のデータを記憶するに際し、各矩形領域
間で各々対応する行目のデータを、斜めワード線が選択
するメモリセルブロックに記憶することを特徴とする。
【0020】更に加えて、請求項記載の発明は、前記
請求項1又は請求項3記載の半導体メモリにおいて、更
にカラムデコーダを備え、前記カラムデコーダは、カラ
ムアドレスの一部が入力され、この入力されたカラムア
ドレスをプリデコードする第1のプリデコーダと、前記
カラムアドレスの残部が入力され、この入力されたカラ
ムアドレスをプリデコードする第2のプリデコーダと、
ローアドレスの一部に基いて前記第2のプリデコーダの
出力のビット位置を切り替えるプリデコード出力切り替
え手段と、前記第1のプリデコーダの出力及び前記プリ
デコード出力切り替え手段の出力に基いて、カラムセレ
クトゲートを制御するためのカラム選択信号を発生する
メインデコーダとから成ることを特徴とする。
【0021】加えて、請求項記載の発明の画像プロセ
ッサは、前記請求項1記載の半導体メモリと、前記半導
体メモリのビット線のデータをシリアル入力する複数の
ラインレジスタから成るレジスタファイルと、前記レジ
スタファイルのラインレジスタの記憶データを並列に取
り出し、この取り出したデータを用いた演算を行う複数
の演算回路を有する並列演算装置とを備えたことを特徴
としている。
【0022】また、請求項記載の発明は、前記請求項
記載の画像プロセッサにおいて、更に、レジスタファ
イルのラインレジスタの記憶データをシリアルに読み出
す読み出し手段を備えたことを特徴としている。
【0023】更に、請求項記載の発明は、前記請求項
記載の画像プロセッサにおいて、更に、レジスタファ
イルのラインレジスタにシリアルにデータを入力する入
力手段を備えたことを特徴としている。
【0024】
【作用】前記の構成により、請求項1、請求項2、請求
項3及び請求項4記載の半導体メモリ及びその使用方法
では、ワード線選択信号により水平ワード線を選択する
ことにより、画像データ上の矩形領域データをページモ
ードサイクルを用いて高速にアクセスすることができる
一方、ワード線選択信号により斜めワード線を選択する
ことにより、ラインデータをページモードサイクルを用
いて高速にアクセスすることができ、矩形領域データと
ラインデータとの両方に対してページモードサイクルを
用いて高速にアクセスすることができる。
【0025】特に、請求項3記載の発明の半導体メモリ
では、VRAMを構成するので、請求項1記載の発明の
作用に加えて、ラインデータをSAMに転送するための
ラインデータアクセスを実現して、データ表示のための
RAMへのアクセス回数を減らし、ランダムポートを介
しての画像処理のための高速矩形領域データのアクセス
期間を拡大して、画像処理能力の向上を図ることができ
る。
【0026】また、請求項5記載の発明の半導体メモリ
では、カラムアドレスにより選択されるメモリセルをロ
ーアドレスに応じて変化させることができ、外部に複雑
なアドレス演算を必要としないで、1本のワード線で行
方向に配置された複数のメモリセルを選択して、この選
択された行方向の複数のメモリセルにラインデータを記
憶できると共に、1本のワード線で斜め方向に配置され
た複数のメモリセルを選択して、この選択された斜め方
向の複数のメモリセルに矩形領域内のデータを記憶する
ことができる。
【0027】更に加えて、請求項、請求項及び請求
記載の画像プロセッサでは、矩形領域内の複数の画
像データをワード線方向の複数のメモリセルに記憶する
場合に、その矩形領域内の複数のデータと、方向(ワ
ード線方向)の複数のメモリセルに記憶されたラインデ
ータとの両方に対して、並列処理が可能となる。
【0028】
【実施例】(第1の実施例) 図1に、本発明の第1の実施例における半導体メモリの
メモリコア部の構成例を示す。
【0029】同図において、12は方向に連続した複
数のメモリセルMCから構成されるメモリセルブロック
であり、各メモリセルMCはサブワード線26に接続さ
れている。11は各メモリセルブロック12へ与えるワ
ード線信号を選択するためのワード線選択回路であり、
このワード線選択回路11はワード線選択信号18によ
り制御され、各メモリセルブロック12内のサブワード
線26はワード線選択回路11の出力により駆動され
る。
【0030】W1(1)〜Wn(1)はワード線、11
は行方向、及びメモリセルブロック12単位での斜め方
向に配置されたワード線選択回路11であって、前記各
ワード線選択回路11には、前記ワード線W1(1)〜
Wn(1)が接続されている。尚、図1では、簡略化の
ため、メモリセルアレイ16を複数個備えたものをメモ
リセルアレイ17と図示している。前記メモリセルアレ
イ16及び17により、メモリセルアレイ全体が構成さ
れている。
【0031】RAM19は、前記メモリセルアレイ16
及び17、カラムデコーダ13、カラムセレクトゲート
14並びにセンスアンプ15により構成されている。
【0032】メモリセルアレイ16及び17へのアクセ
スにおいては、ローアドレスにより選択されるワード線
に接続されたメモリセルのデータが、センスアンプ15
により増幅されて、ビット線BL1(1)、/BL1
(1)〜BLn(m)、/BLn(m)に出力されると
ともに、カラムアドレスをデコードするカラムデコーダ
13からの信号によって駆動されるカラムセレクトゲー
ト14により、ビット線BL1(1)、/BL1(1)
〜BLn(m)、/BLn(m)とランダムデータI/
Oラインを選択的に接続することにより、ランダムデー
タI/Oラインを介してメモリセルアレイ16及び17
に対してランダムアクセスが行われる。
【0033】ここで、図1に示すメモリに画像データを
記憶する場合に、以下に記述するような画像データとメ
モリセルとの対応とする。
【0034】すなわち、図2に画像データを示してお
り、画像データ上の矩形領域データであるA1(1)〜
An(1)を図1に示すメモリ上のワード線W1(1)
で選択させる方向のメモリセルブロックA1(1)〜
An(1)に、画像データ上の矩形領域データB1
(1)〜Bn(1)をワード線W2(1)で選択させる
方向のメモリセルブロックB1(1)〜Bn(1)
に、以下同様に、画面上の矩形領域データC1(1)〜
Cn(1)からZ1(1)〜Zn(1)をワード線W3
(1)〜Wn(1)で選択させる方向のメモリセルブ
ロックC1(1)〜Cn(1)からZ1(1)〜Zn
(1)に記憶する。
【0035】更に、図2に示す各矩形領域データA1
(1)〜An(1)、B1(1)〜Bn(1)…Z1
(m)〜zn(m)を図1の半導体メモリの各メモリセ
ルMCに記憶するに際し、最初の矩形領域データA1
(1)〜An(1)については、図1左端のメモリセル
ブロック12に対して最初のデータA1(1)を対応さ
せて記憶し、次の矩形領域データB1(1)〜Bn
(1)については、1メモリセルブロック分だけ行方向
にずれたメモリセルブロック12に対して最初のデータ
B1(1)を対応させて記憶し、以下同様に、矩形領域
データC1(1)〜Cn(1)からZ1(m)〜Zn
(m)を順次1メモリセルブロック分だけ方向にずれ
たメモリセルブロック12に対して最初のデータC1
(1)、…Z1(m)を対応させて記憶する。
【0036】このような画面データとメモリセルの対応
とすることにより、画像データ上の矩形領域データA1
(1)〜An(1)はメモリ上では方向の1ラインに
配置されたメモリセルに対応することになる。
【0037】従って、各メモリセルブロック12のサブ
ワード線26を駆動する信号として、方向に配線され
たワード線を選択するようワード線選択信号18によっ
てワード線選択回路11を制御することにより、ワード
線W1(1)を選択すれば画面上の矩形領域データA1
(1)〜An(1)に対応するメモリセルを選択するこ
とができる。同様に、ワード線W1(1)〜Wn(1)
内のいづれか1つを選択することにより、画像データ上
での矩形領域データA1(1)〜An(1)からZ1
(1)〜Zn(1)のいづれかを選択することができ
る。
【0038】また、各メモリセルブロック12のサブワ
ード線26を駆動する信号として、斜め方向に配線され
たワード線を選択するようワード線選択信号18によっ
てワード線選択回路11を制御することにより、ワード
線W1(1)を選択すれば画像データ上のラインデータ
A1(1)〜Z1(1)に対応するメモリセルを選択す
ることができる。同様に、ワード線W1(1)〜Wn
(1)内のいづれか1つを選択することにより、画像デ
ータ上のラインデータA1(1)〜Z1(1)からAn
(1)〜Zn(1)の何れかを選択することができる。
【0039】メモリセルアレイ17には、メモリセルア
レイ16が複数個配置されており、図2に示す画像デー
タ内の矩形領域データA1(2)〜Zn(2)からA1
(m)〜Zn(m)が記憶される。メモリセルアレイ1
6及び17内のすべてのワード線選択回路11はワード
線選択信号18により同時に制御される。
【0040】ここで、図2の画像データサイズを102
4×1024画素、矩形領域データA1(1)〜Zn
(1)からA1(m)〜Zn(m)のサイズを32×3
2画素とすると、この画像データを記憶するためのメモ
リセルアレイは、各メモリセルブロック12内のメモリ
セル数を32ビット、方向のメモリブロック数を3
2、ワード線数を1024とすることにより、画像デー
タ内の矩形領域である32×32=1024ビットデー
タが1行のメモリセルに対応するメモリセルアレイを構
成できる。
【0041】このように、メモリコア部を図1に示す構
成とした半導体メモリとすることにより、グラフィック
スシステムにおける任意方向の図形描画のための矩形領
域データアクセスと、直線描画のためのラインデータア
クセスや、画像処理システムにおける画像圧縮伸張のた
めの矩形領域データアクセスと、画像表示のためのライ
ンデータアクセスとの双方においてメモリのページモー
ドサイクルで高速に実行することができ、高速な画像処
理が可能となる半導体メモリを実現することができる。 (第2の実施例) 図1に示す第1の実施例の半導体メモリを、画像表示機
能を備えた画像処理システムに適用する場合には、シリ
アルアクセス機能を備えたメモリとすることにより、画
像表示のためのシリアルアクセス機能を備えかつ、RA
Mに対するランダムポートからの高速アクセスを実現し
た、高速な画像処理が可能なビデオメモリを実現するこ
とが可能となる。
【0042】図3は、シリアルアクセス機能を備えた本
発明の第2の実施例の半導体メモリ(ビデオメモリ)の
構成例を示す。
【0043】同図において、19はRAM部であり、図
1に示すランダムアクセス機能をそなえた本発明の半導
体メモリと同一の構成である。転送ゲート(転送手段)
24、シリアルレジスタ21、カウンタ23及びSAM
デコーダ22により構成されるSAM(シリアルアクセ
スメモリ)20がRAM19のビット線BL0(1)、
/BL0(1)〜BLn(m)、/BLn(m)に接続
されている。
【0044】図3に示す構成において、ランダムポート
からのランダムデータI/Oラインを介するRAM19
へのアクセスについては、図1における前述の説明と同
一である。
【0045】シリアルポートからSAM20を介するR
AM19からのラインデータ読み出しにおいては、先
ず、ローアドレスにより選択されるワード線に接続され
たメモリセルのラインデータがセンスアンプ15により
増幅されて、ビット線BL0、/BL0〜BLm、/B
Lmに出力される。データ転送信号25を制御すること
によりビット線BL0、/BL0〜BLm、/BLmに
出力されたデータを転送ゲート24を介してシリアルレ
ジスタ21に転送する。シリアルクロックをカウントす
るカウンタ23により発生されるシリアルアドレスをデ
コードするSAMデコーダ22からの選択信号により、
シリアルレジスタ21に転送されたデータの選択される
ビット位置が指定されるので、カウンタ23によりシリ
アルクロックをカウントアップしていくことにより、シ
リアルレジスタ21のデータを順次選択し、連続的にシ
リアルデータ出力ラインに読み出す。
【0046】ここで、図3に示す本実施例のメモリを画
像メモリとして用い、画像データをRAM19に記憶す
る場合の画像データとメモリを図1及び図2で示す対応
とすると、図21に示す画像メモリを用いた画像処理シ
ステムにおいて、CPU103からのアクセス時には、
ワード線選択回路11の切り換えによって行方向のメモ
リセルブロックを選択することで、1本のワード線を選
択することにより、画像の矩形領域データをアクセスす
ることができる。この矩形領域内のデータはメモリのペ
ージモードサイクルで高速にアクセスすることができる
ので、ランダムポート106を介しての画像処理を高速
に実行することが可能となる。
【0047】一方、RAM19のデータを表示する場合
には、ワード線選択回路11の切り換えによって斜め方
向のメモリセルブロックを選択し、画像データ1024
ビットの1ライン(A1(1)〜Z1(1))を1本の
ワード線を選択することによりアクセスでき、このデー
タをSAM20に転送しシリアルポート107よりシリ
アルに読み出し、表示装置105へ与えることにより、
実行される。
【0048】尚、前述のようにRAM及びシリアルレジ
スタを備えてシリアルアクセス機能を有するビデオメモ
リにおいては、外部から与えられる制御信号によりRA
M内の1行のデータをシリアルレジスタに転送する転送
モードが設定される構成であるので、本実施例のビデオ
メモリにおいては、前記転送モードが設定されると、ワ
ード線選択回路11により斜め方向の複数のメモリセル
ブロック12を選択するようにワード線選択信号18を
設定する制御とすれば、本実施例の動作を容易に実現す
ることが可能である。
【0049】このように、メモリコア部を図3に示す構
成とすることにより、CPUからの画像処理実行時には
画像の矩形領域データに対してページモードサイクルを
用いて高速アクセスを行い、表示のためのアクセス時に
は画像のラインデータに対してアクセスを行うことが可
能となる。高速な画像処理が可能となるビデオメモリを
実現することができる。 (第3の実施例) 図1及び図2で示す画像データとメモリセルとの対応を
実現することは、画像データをRAM19へ書き込む場
合にVRAM100へ与えるアドレスにより決定される
ものであり、半導体メモリとして何ら特別の機能を要求
されるものではないが、メモリ外部にアドレス変換機能
を必要とする。
【0050】つまり、画像の矩形領域データA1(*)
〜An(*)に対応するメモリのカラムアドレスに対し
てB1(*)〜Bn(*)に対応するメモリのカラムア
ドレスは1メモリセルブロック分だけ列方向にずれるよ
う設定しなくてはならない。同様に、C1(*)〜Cn
(*)からZ1(*)〜Zn(*)は順次列方向に1メ
モリセルブロック分だけずれるよう設定する必要があ
る。このように、図1及び図2で示す画像データとメモ
リセルの対応のためには、メモリ外部に複雑なアドレス
変換回路を必要とする。
【0051】上記問題点に鑑み、本実施例では、半導体
メモリの外部にアドレス変換機能を必要としないカラム
デコーダを提供する。
【0052】以下、本実施例のカラムデコーダについて
説明する。
【0053】説明の簡略化のため、画像データが図4
(a)に示すように16×16画素で構成されており、
4×4画素の矩形領域データに分割したものを図4
(b)に示すメモリに記憶させるものとする。画像デー
タ内の画素指定のためのアドレスを図4(c)に示す。
16×16の画像データ内の4×4画素の矩形領域を指
定するために必要なアドレスは4ビットであり、ライン
方向を指定するアドレスをRRa1及びRRa0、水平
方向を指定するアドレスをRCa1及びRCa0とす
る。各矩形領域内は4画素から成る1ラインを4ライン
備えて構成されている。この矩形領域内の16画素を1
画素単位でアクセスするものとすると、矩形領域内の画
素の指定するために必要なアドレスは4ビットであり、
ライン方向を指定するアドレスをTRa1及びTRa
0、水平方向の画素を指定するアドレスをTCa1及び
TCa0とする。
【0054】図4(b)は、図4(a)に示す画像デー
タが記録されたメモリ上のデータ配置を示すものであ
る。W0〜W15はワード線を示しており、各ワード線
上には16ビットのメモリセルが配置されている。図4
(a)に示す画像データの各矩形領域内データが水平方
向のメモリセルに記憶される。画像データのアドレス指
定を図4(c)に示すようにすると、図4(b)に示す
メモリにおいては、図4(d)に示すように、矩形領域
アドレスRRa1及びRRa0とRCa1及びRCa0
がローアドレスに、矩形領域内アドレスTRa1及びT
Ra0とTCa1及びTCa0がカラムアドレスに該当
することになる。
【0055】図5は本実施例のカラムデコーダの構成例
を示すものである。
【0056】同図において、49は第1のプリデコー
ダ、32は第2のプリデコーダ、31はローアドレスに
応じてプリデコーダ49の出力を制御するためのプリデ
コード出力制御回路(プリデコード出力切り替え手
段)、30はカラムメインデコーダ(メインデコーダ)
である。
【0057】プリデコーダ32は、メモリセルブロック
内のメモリセルを指定するカラムアドレスTCa1及び
TCa0が与えられ、2個のインバータ43及び4個の
ANDゲート44により、2ビットアドレスTCa1及
びTCa0による4種類の組合わせであってその内の何
れか1つがアサートされるプリデコード信号C00L〜
C11Lを出力する。
【0058】プリデコーダ49は、ワード線内のメモリ
セルブロックを指定するカラムアドレスTRa1及びT
Ra0が与えられ、2個のインバータ33及び4個のA
NDゲート34により、2ビットアドレスTRa1及び
TRa0による4種類の組合わせであってその内の何れ
か1つがアサートされるプリデコード信号C00〜C1
1を出力する。
【0059】プリデコード出力制御回路31には、ワー
ド線を指定する4ビットのローアドレスの下位2ビット
であるRCa1及びRCa0及びプリデコーダ49の出
力C00〜C11が与えられる。2個のインバータ45
及び4個のANDゲート46により、2ビットのローア
ドレスRCa1及びTCa0による4種類の組合わせで
あってその内の何れか1つがアサートされるプリデコー
ド信号R00〜R11を出力する。16個のANDゲー
ト35〜38及び4個のORゲート39〜42は、ロー
アドレスRCa1及びRCa0のプリデコード信号R1
1〜R00に応じてプリデコーダ49の出力信号C00
〜C11の順序を入れ替えてC00U〜C11Uとして
出力する選択回路50を構成している。
【0060】カラムメインデコーダ30は、プリデコー
ダ32及びプリデコード出力制御回路31の出力C00
L〜C11L及びC00U〜C11Uを受け、ANDゲ
ート48によりメモリセルを選択するためのカラム選択
ゲートを制御する信号SG0〜SG15を出力する。
【0061】このような構成とすることにより、プリデ
コード出力制御回路31の出力C00U〜C11Uは、
ローアドレスRCa1及びRCa0に依存して、アドレ
スTRa1及びTRa0の組み合わせによる出力は図6
に示すようになる。
【0062】前記図6からも明らかなように、プリデコ
ード出力制御回路31の出力信号C00U〜C11U
は、画像データでの矩形領域内のラインアドレスにあた
るTRa1及びTRa0のプリデコード出力C00〜C
11がプリデコード出力制御回路31により、水平方向
での矩形領域アドレスにあたるRCa1及びRCa0の
値に応じて、順次アサートされるビット位置がずらされ
たものとなっている。
【0063】カラムメインデコーダ30は、このプリデ
コード出力制御回路31の出力C00U〜C11U及び
プリデコーダ32の出力C00L〜C11Lをデコード
しており、カラム選択ゲート制御信号SG0〜SG15
は、同一カラムアドレス信号入力であってもローアドレ
スRCa1及びRCa0に依存して、異なるメモリセル
ブロックを選択するよう発生する。
【0064】図5に示すカラムデコーダを用いて図4
(a)に示す画像データをメモリに記憶すれば、図4
(b)に示すメモリ上でのメモリセルブロック配置とな
る。
【0065】このように、図5に示すカラムデコーダの
構成とすることにより、簡単な回路構成でローアドレス
に応じて列方向に順次選択位置をずらしていくカラム選
択回路を実現することができる。
【0066】したがって、図4(a)に示す画像データ
をメモリへ記憶する場合に同図(b)に示すようなマッ
ピングとすることが、メモリ外部での複雑なアドレス演
算を必要としないで実現でき、矩形領域アクセスを用い
たシステムの簡略化に極めて有用である。 (本発明の第1の関連技術) 前述のように、グラフィックスシステムや画像処理シス
テムにおいては、高速な矩形領域アクセスを可能とする
ことにより性能を向上することができる。しかし、図2
及び図4での画像データは、画像データ全体を固定され
た位置で、ある大きさの矩形領域分割したものであり、
固定された画素位置から開始する矩形領域データに対し
て高速にアクセスする目的に対しては有効であるが、任
意の画素位置から開始する矩形領域データに対しては、
ページモードサイクルではアクセスできなくなる。
【0067】即ち、図4(a)及び(b)に示すように
分割された矩形領域でメモリにマッピングされた画像デ
ータにおいて、図7(a)で示すように2つの矩形領域
にかかる斜線領域60及び61の画像データは、図7
(b)に示すメモリ上では異なる行でのメモリセル62
及び63に記憶されることになる。このため、図7
(a)の60及び61で示す矩形領域はメモリのページ
モードサイクルではアクセスできなくなり、ランダムポ
ートを介して画像処理を行う場合には、画像データでの
図7(a)に示す60と61の境界が変わる度にメモリ
でのローアドレスを切り換えるか、画像処理領域を60
と61に分け、2分割の処理を行う等の手法が必要とな
り、矩形領域アクセスでの処理速度の高速化を阻む要因
となる。
【0068】本関連技術では、水平方向での任意の画素
位置から開始する矩形領域データに対して高速アクセス
可能とすることにより、処理性能を一段と向上させた半
導体メモリを提供する。
【0069】以下、本関連技術の半導体メモリの構成を
説明する。
【0070】図8に、任意の水平方向の画素位置での矩
形領域アクセスを行う場合の画像データ(同図(a))
に対する画像アドレス(同図(b))を示す。図8
(a)に示すように16×16画素で構成される画像デ
ータを4×4の大きさの矩形領域でアクセスし且つ、矩
形領域を水平方向での任意の位置から開始するよう指定
するためには、同図(b)に示すように矩形領域アドレ
スとして、ライン方向に2ビット(RRa1、RRa
0)、水平方向に4ビット(RCa3〜RCa0)必要
であり、矩形領域内の画素指定を行うために、ライン方
向に2ビット(TRa1、TRa0)、水平方向に2ビ
ット(TCa1、TCa0)必要となる。
【0071】図8(b)に示す画像アドレスを受けて、
水平方向での任意の位置から開始する矩形領域データに
対して高速なアクセスを実現する半導体メモリの構成を
図9に示す。
【0072】同図において、78及び79は図4(b)
に示すメモリセルアレイが2分割されたメモリセルアレ
イ(第1アレイ部及び第2アレイ部)であり、各々のメ
モリセルアレイに対して、同図に示すような矩形領域デ
ータを記憶する。74は第1のローデコーダ、73は第
2のローデコーダであり、第1のローデコーダ74には
アドレスRRa1、RRa0とRCa3とが入力され、
第2のローデコーダ73には加算器(アドレス演算手
段)72により前記第1のローデコーダ74へのアドレ
スにアドレスRCa2を加算したアドレスが入力され、
各々、メモリセルアレイ78及び79のワード線を選択
する信号を発生する。
【0073】このような構成とすることにより、ローデ
コーダ73及び74に与えられるアドレス70及び71
と、この与えられるアドレス70及び71によりメモリ
セルアレイ78及び79内の選択されるワードデータは
図10に示すようになる。図10からも判るように、ロ
ーデコーダ73、74に与えられるアドレスRRa1、
RRa0及びRCa3、RCa2により、メモリセルア
レイ78及び79内のカラム方向に連続する矩形領域デ
ータが選択される。つまり、図7に示す例においては、
同図(a)に示す画像データに対する60、61の領域
のアクセス時には、メモリ上においては、2分割された
メモリセルアレイ78及び79内のデータA1(1)〜
A4(1)とB1(1)〜B4(1)とが同時にアクセ
スされることになる。
【0074】図9において、81及び80は、各々、メ
モリセルアレイ78及び79のビット線データを増幅す
る第1及び第2のセンスアンプ、75、77は各々メモ
リセルアレイ78及び79のビット線を選択的にデータ
バス84及び85に接続するための第1及び第2のカラ
ムセレクトゲート、76は矩形領域内アドレスTRa
1、TRa0及びTCa1、TCa0が与えられ、カラ
ムセレクトゲート75及び77へ共通の選択信号を与え
るカラムデコーダである。
【0075】このような構成とすることにより、矩形領
域アドレスRRa1、RRa0及びRCa3、RCa2
によって選択されたメモリセルアレイ78及び79内の
2つの矩形領域データに対して、矩形領域内アドレスT
Ra1、TRa0及びTCa1、TCa0により指定さ
れた2つの矩形領域データの同じ位置の画素データがカ
ラムセレクトゲート75及び77により選択され、デー
タバス84及び85に接続されることになる。
【0076】選択制御信号発生回路(選択制御信号発生
手段)83は、カラムデコーダ76及びデータセレクタ
75、77により選択された2つの矩形領域データの何
れか一方を選択するよう制御するための信号を発生する
回路であり、制御信号出力Dselにより、マルチプレ
クサ(データ選択手段)82を制御して、データバス8
4又は85の何れか一方を選択してランダムデータI/
Oラインに接続する。
【0077】選択制御信号発生回路83の具体回路例を
図11(a)に示す。
【0078】同図の選択制御信号発生回路83は、矩形
領域の水平画素位置指定用のアドレスRCa1及びRC
a0のデコードを行う2個のインバータ92及び4個の
ANDゲート93より成るデコード回路98と、矩形領
域内のカラムアドレス指定用のアドレスTCa1、TC
a0のデコードを行う2個のインバータ90及び3個の
ANDゲート91より成るデコード回路99と、これら
のデコード回路98、99の出力の組み合わせ論理を生
成する3個のORゲート94、96及び3個のANDゲ
ート95と、この組み合わせ論理の出力をアドレスRC
a2により制御するEXORゲート97より構成されて
いる。
【0079】図11(a)に示す回路により、出力Ds
elは入力アドレスに応じて同図(b)の表に示すよう
になる。この出力信号DselがHの場合にはデータバ
ス84を、Lの場合にはデータバス85を選択するよう
マルチプレクサ82を切り換えることにより、アドレス
に応じて図7(b)に示すデータA1(1)〜A4
(1)とデータB1(1)〜B4(1)の何れかを選択
してランダムデータI/Oラインに出力することがで
き、図7(a)に示す画像データの61、61の領域を
メモリのページモードで高速にアクセスすることが可能
となる。
【0080】尚、本関連技術は、矩形領域内の複数のデ
ータを半導体メモリのメモリセルアレイのライン方向に
配置された複数のメモリセルに記憶する場合の問題を解
決するものであるので、前記第1の実施例で説明した斜
めワード線を有する半導体メモリに対して本関連技術
構成を適用する場合の他、前記斜めワード線を有しない
通常の半導体メモリに対して本関連技術の構成を適用し
てもよいのは勿論である。 (本発明の第2の関連技術) 以上説明したように、図9に示す構成とすることによっ
て水平方向の任意の画素位置から開始する矩形領域のデ
ータをメモリの高速ページモードでアクセス可能とな
り、水平ライン描画による図形の塗りつぶしなどを行う
グラフィックスシステムの性能向上に有効である。
【0081】しかしながら、グラフィックスシステムや
画像処理システムにおいては、ライン(行)方向におい
ても任意の位置での画像データに対する処理が多い。こ
の場合について説明すると、前記図4(a)及び(b)
に示すように分割された矩形領域でメモリにマッピング
された画像データにおいて、図12(a)で示す4つの
矩形領域にかかる斜線領域110、111、112及び
113の画像データは、図12(b)に示すメモリ上で
はメモリセル114、115、116及び117に記憶
されることになる。このため、図12(a)の110、
111、112及び113で示す矩形領域データは、図
9に示す構成のメモリにおいてもページモードではアク
セスできなくなり、ランダムポートを介して画像処理を
行う場合には、画像データでの図12(a)に示す11
0及び111と112及び113の境界が変わる度にメ
モリでのローアドレスを切り換えるか、画像処理領域を
110及び111と112及び113に分け4回に分割
して処理を行う等の手法が必要となり、矩形領域アクセ
スでの処理速度の高速化を阻む要因となる。
【0082】本関連技術では、水平方向及びライン方向
において任意の位置から開始する矩形領域データを高速
にアクセスできて、性能向上に極めて有効な構成を提案
している。
【0083】以下に、水平方向及びライン方向での任意
の位置から開始する矩形領域データを高速にアクセスす
るメモリ構成について説明する。
【0084】図13に任意の水平方向の画素位置での矩
形領域アクセスを行う場合の画像データ(同図(a))
に対する画像アドレス(同図(b))を示す。
【0085】図13(a)に示すように、16×16画
素で構成される画像データを4×4の大きさの矩形領域
でアクセスし且つ、矩形領域を水平方向及びライン方向
での任意の位置から開始するよう指定するためには、同
図(b)に示すように、矩形領域アドレスとしてライン
方向に4ビット(RRa3〜RRa0)と、水平方向に
4ビット(RCa3〜RCa0)とが必要であり、矩形
領域内の画素指定を行うために、ライン方向に2ビット
(TRa1、TRa0)、水平方向に2ビット(TCa
1、TCa0)が必要となる。
【0086】図13(b)に示す画像アドレスを受け
て、水平方向及びライン方向での任意の位置から開始す
る矩形領域データの高速アクセスを実現するメモリ構成
を図14に示す。
【0087】図14において、129、128、137
及び136は図4(b)に示すメモリセルアレイを4分
割したメモリセルアレイ(第1アレイ部、第2アレイ
部、第3アレイ部及び第4アレイ部)であり、各々のメ
モリセルアレイは、同図に示すような矩形領域データを
記憶する。
【0088】124は第1のローデコーダ、123は第
2のローデコーダ、139は第3のローデコーダ、13
8は第4のローデコーダであり、第1のローデコーダ1
24には、ORゲート150によるアドレスRRa3と
アドレスRRa2との論理和出力、及びアドレスRCa
3が入力され、第2のローデコーダ123には、加算回
路(第1のアドレス演算手段)122により、前記第1
のローデコーダ124へのアドレスにアドレスRCa2
を加算したアドレスが入力され、各々、メモリセルアレ
イ129及び128のワード線を選択する信号を発生す
る。
【0089】また、第3のローデコーダ139には、ア
ドレスRRa3及びRCa3が入力され、第4のローデ
コーダ138には、加算回路(第2のアドレス演算手
段)149により、前記第3のローデコーダ139への
アドレスにアドレスRCa2を加算したアドレスが入力
され、各々、メモリセルアレイ137及び136のワー
ド線を選択する信号を発生する。
【0090】このような構成とすることにより、第1〜
第4のローデコーダ123、124、138及び139
に与えられるアドレス121、120、148及び14
9と、この与えられるアドレス121、120、148
及び149によりメモリセルアレイ128、129、1
36及び137内の選択されるワードデータは図15に
示すようになる。図15からも判るように、ローデコー
ダ123、124、138及び139に与えられるアド
レスRRa3、RRa2及びRCa3、RCa2によ
り、メモリセルアレイ128、129、136及び13
7内の水平方向及びライン方向に連続する矩形領域デー
タが選択される。つまり、図12に示す例においては、
同図(a)に示す画像データに対する110、111、
112、113の領域のアクセス時には、メモリ上にお
いては、4分割されたメモリセルアレイ128、12
9、136及び137内のデータA1(1)〜A4
(1)、B1(1)〜B4(1)、A1(2)〜A4
(2)、B1(2)〜B4(2)が同時にアクセスされ
ることになる。
【0091】また、図14において、131、130、
144及び143は、各々、メモリセルアレイ128、
129、136及び137のビット線データを増幅する
第1、第2、第3及び第4のセンスアンプ、127、1
25、142及び140は、各々、メモリセルアレイ1
28、129、136及び137のビット線を後述する
カラムデコーダ126及び141からの信号に応じて選
択的にデータバス134、135、145及び146に
接続するための第1、第2、第3及び第4のカラムセレ
クトゲートである。更に、126及び141は、共通の
矩形領域内アドレスTRa1、TRa0及びTCa1、
TCa0が与えられ、前記カラムセレクトゲート12
5、127、140及び142へ共通の選択信号を与え
る第1及び第2のカラムデコーダである。
【0092】このような構成とすることにより、アドレ
スRRa3、RRa2及びRCa3、RCa2によって
選択されたメモリセルアレイ128、129、136及
び137内の4つの矩形領域データに対して、矩形領域
内アドレスTRa1、TRa0及びTCa1、TCa0
により指定された4つの矩形領域データの同じ位置の画
素データが、カラムセレクトゲート125、127、1
40及び142により選択されて、データバス134、
135、145及び146に接続されることになる。
【0093】選択制御信号発生回路(選択制御信号発生
手段)133は、カラムデコーダ126及び141とカ
ラムセレクトゲート125、127、140及び142
により選択された4つの矩形領域データの何れか1つを
選択するよう制御するための回路であり、制御信号出力
Dselによりマルチプレクサ(データ選択手段)13
2を制御して、データバス134、135、145又は
146の何れか一つを選択して、ランダムデータI/O
ラインに接続する。
【0094】前記選択制御信号発生回路133及びマル
チプレクサ132の具体回路例を図16に示す。
【0095】同図において、選択制御信号発生回路13
3は、矩形領域のライン位置指定用のアドレスRRa1
及びRRa0のデコードを行う2個のインバータ152
及び4個のANDゲート153より成るデコード回路1
70と、矩形領域内のラインアドレス指定用のアドレス
TRa1、TRa0のデコードを行う2個のインバータ
150及び3個のANDゲート151より成るデコード
回路171と、これらのデコード回路170、171の
出力の組み合わせ論理を生成する3個のORゲート15
4、156及び3個のANDゲート155、この組み合
わせ論理の出力をアドレスRRa2で制御するEXOR
ゲート157及びインバータ158より成り、選択信号
Sel1及びSel2を出力する選択信号生成回路17
2と、矩形領域の水平画素位置指定用のアドレスRCa
1及びRCa0のデコードを行う2個のインバータ16
2及び4個のANDゲート163より成るデコード回路
173と、矩形領域内の水平画素アドレス指定用のアド
レスTCa1、TCa0のデコードを行う2個のインバ
ータ160及び3個のANDゲート161より成るデコ
ード回路174と、これらのデコード回路173、17
4の出力の組み合わせ論理を生成する3個のORゲート
164、166及び3個のANDゲート165、この組
み合わせ論理の出力をアドレスRCa2で制御するEX
ORゲート167及びインバータ168より成り、選択
信号Sel3及びSel4を出力する選択信号生成回路
175と、これ等の選択信号Sel1〜4を組み合わせ
る4個のANDゲート170、171、172及び17
3より成る組合せ回路176より構成されている。
【0096】図16に示す回路により、選択信号Sel
1〜4の値は、入力アドレスに応じて図17に示すよう
になる。
【0097】図16において、マルチプレクサ132
は、データバス134、135、145又は146の何
れか1つを選択しランダムデータI/Oラインに接続す
るトランスファゲート174、175、176及び17
7より構成される。
【0098】図17に示す入力アドレスに応じた選択信
号Sel1〜4を組合せ回路176のANDゲート17
0、171、172及び173により組み合わせた選択
制御信号発生回路133の出力Dsel1〜4でマルチ
プレクサ132を切り換えることにより、入力アドレス
に応じて図12(b)に示すデータA1(1)〜A4
(1)、A(2)〜A4(2)、B1(1)〜B4
(1)又はB1(2)〜B4(2)の何れか1つを選択
して、ランダムデータI/Oラインに出力することがで
き、よって、図12(a)に示す画像データの110、
111、112及び113の領域をメモリのページモー
ドで高速にアクセスすることが可能となる。
【0099】このように、図14に示す構成により、水
平方向及びライン方向の任意の画素位置から開始する矩
形領域データをメモリの高速ページモードでアクセス可
能となる。
【0100】尚、本第2の関連技術は、前記第1の関連
技術と同様に、矩形領域内の複数のデータを半導体メモ
リのメモリセルアレイのライン方向に配置された複数の
メモリセルに記憶する場合の問題を解決するものである
ので、前記第1の実施例で説明した斜めワード線を有す
る半導体メモリに対して本関連技術の構成を適用する場
合の他、前記斜めワード線を有しない通常の半導体メモ
リに対して本関連技術の構成を適用してもよいのは勿論
である。 (第4の実施例) 以上述べてきたように、本発明の半導体メモリによれ
ば、画像データを記憶するビデオメモリにおいて、画像
の矩形領域データ又はラインデータを選択し、選択した
複数のデータを複数のビット線上に同時に読み出すこと
ができるので、本実施例では、このビット線上のデータ
を並列に処理する演算装置を半導体メモリと同一チップ
上に設けて、高速な画像プロセッサを実現するものであ
る。
【0101】図18は本実施例における画像プロセッサ
の構成例を示すものである。
【0102】同図において、19は図1に示すランダム
アクセスメモリ(RAM)、200はRAM19のビッ
ト線BL0(1)、/BL0(1)〜BLn(m)、/
BLn(m)が接続される画像処理部である。
【0103】図19(a)に前記画像処理部200の構
成例を示す。同図において、201はビット線BL0
(1)、/BL0(1)〜BLn(m)、/BLn
(m)と同数のレジスタから成るラインレジスタ207
を複数段備えたレジスタファイル、202は演算部であ
って、前記レジスタファイル201は、RAM19のビ
ット線BL0(1)、/BL0(1)〜BLn(m)、
/BLn(m)からのデータや、シリアルデータ入力か
らのデータ、及び演算部202での演算結果を記憶する
ためのものである。
【0104】前記演算部202は、ラインレジスタ20
7内のレジスタと同数の演算ユニットPEを備えてお
り、各演算ユニットPEは、図19(b)に示すよう
に、ALU204、シフタ205、及びこれ等ALU2
04、シフタ205の入力信号を選択するマルチプレク
サ206より構成される。前記ALU204及びシフタ
205は、同一行又は上位若しくは下位のレジスタから
の出力、又は下位の演算ユニットPEの出力を受けて演
算を行い、その演算結果をレジスタ又は上位の演算ユニ
ットPEに出力する。
【0105】画像処理の例として、画像認識の前処理に
用いられる画像のノイズ除去や強調がある。このノイズ
除去や強調のための画像処理は、図22に示す局所空間
積和演算処理より実行される。局所空間積和演算処理
は、3×3=9画素等の局所領域での処理であり、この
3×3画素の処理においては、局所空間積和演算は以下
の式により実行される。
【0106】 つまり、処理画素g(x、y)は、該当する入力画像で
の画素データf(x、y)およびその周囲の8画素デー
タと、重み係数Wとの積和により得られ、この処理を画
像データ内の全ての画素に対して行うことにより、処理
画像Gが得られる。ここで、重み係数Wを図22(d)
の重み係数例1に示す積分係数とすれば、ノイズ除去等
の平滑化処理を実行することができ、同図(e)の重み
係数例2に示す微分係数とすれば、エッジ検出等の強調
処理を行うことができる。図23は、重み係数Wとし
て、同図(e)の重み係数例2に示す微分係数を用いて
エッジ検出を行う場合の画像処理部200での処理過程
を示す。
【0107】RAM19には、処理対象となる画像デー
タが入力されている。RAM19のラインデータを選択
して、順次転送動作により、処理対象となるラインy及
び上下のラインであるy−1及びy+1の画像データを
ラインレジスタLR1〜3に転送する。
【0108】ラインレジスタLR4、LR5には、各
々、重み係数を記憶しておく。ここで、用いる係数Wの
値は(−1)及び(8)の2種類であるので、ラインレ
ジスタLR4には全ての列に(−1)を、ラインレジス
タLR5には全ての列に(8)を記憶しておく。この重
み係数Wは、処理期間中は固定の値であるので、予め、
画像処理部200のシリアルデータ入力端子からライン
レジスタLR4、LR5に入力する。
【0109】ラインレジスタLR6、LR7は、中間デ
ータを記憶するために用いており、ラインレジスタLR
6には、ラインレジスタLR1〜LR3の各列の画素デ
ータに、ラインレジスタLR4の記憶内容である(−
1)を掛け合わせた値の合計をuとして記憶する。
【0110】ラインレジスタLR7には、ラインレジス
タLR1〜LR3の各列の画素データのうちラインレジ
スタLR1及びLR3のデータに、ラインレジスタLR
4の記憶内容である(−1)を掛け合わせた値と、ライ
ンレジスタLR2のデータに、ラインレジスタLR5の
記憶内容である(8)を掛け合わせた値との合計をvと
して記憶する。
【0111】以上のような演算は、同一列においてレジ
スタファイル210からのデータの読み出しと、演算ユ
ニットPE内のALU204又はシフタ205による演
算とを行い、その結果をレジスタファイル210に書き
込むことにより、容易に実行できる。
【0112】このようにして得られた2種の中間データ
u及びvを用いて、各演算ユニットPE(x)により、
同列の中間データv(x)と、左右の中間データu(x
−1)及びu(x+1)とを加算し、処理結果g(x、
y)としてラインレジスタLR8に書き込むことによ
り、ラインレジスタLR8には、処理ラインyでの全て
の画素における処理結果gが同時に計算されて、書き込
まれる。このような演算も、各演算ユニットPEがレジ
スタファイル210内の同一列のデータのみならず左右
の列データをも取り込むことができる構成となっている
ので、容易に実行できる。ラインレジスタLR8に書き
込まれた演算結果gをシリアルデータ出力より順次読み
出すことにより、エッジ検出処理結果が出力される。
【0113】図22に示す局所空間積和演算処理は、注
目画素を中心とする3×3のような小さな矩形領域画素
データ内で処理を行い、全画面内の全ての画素を注目画
素として演算することにより処理画像を得るものである
ので、RAM19からラインデータを読み出してレジス
タファイル210に転送することを繰返して、レジスタ
ファイル210内に3ラインのデータを記憶した後、処
理を行えば、1ラインの画像処理を並列に実行できるの
で、高速な画像処理が実現できる。
【0114】画像処理においては、前述の局所空間積和
演算処理以外にも多くの処理が要求され、例えばデータ
圧縮のためのDCT(Discrete Cosine Transfer)処理
においては、8×8の画素データに対して図22での処
理と同様に、係数との積和演算を行う。但し、DCT処
理は、局所空間積和演算処理とは異なり、固定位置で分
割された8×8の矩形領域画像データ毎での積和演算処
理であり、矩形領域内の64画素データ各々に対して6
4個の係数との積和演算を行い、64個のDCT演算デ
ータを出力する。ここで、用いる係数は全て値の異なる
ものであり、前述の局所空間積和演算処理と同様の処理
方式を用いるには膨大な数のラインレジスタを備えなけ
ればならなくなる。このようなDCT処理を行う場合に
は、RAM19の矩形領域画像データを選択して、レジ
スタファイル201内のラインレジスタに転送すると共
に、レジスタファイル201内の他のラインレジスタに
は予め係数を入力しておく。このようにして、レジスタ
ファイル201内に矩形領域画像データと係数とを記憶
しておき、各列の演算ユニットPEにより各列の画像デ
ータと係数との積を求め、画像データを記憶するライン
レジスタの画像データを1画素づつシフトしながら、各
画像データと係数との積を加算していくことにより、6
4個DCT演算データを並列に求めることができる。
【0115】このように、図18に示す構成とすること
により、RAM19から読み出されるラインデータをレ
ジスタファイル210に取り込んで1ラインの画像デー
タを並列に演算すると共に、RAM19から読み出され
る矩形領域データをレジスタファイル210に取り込ん
で矩形領域内の画像データを並列に演算する高速な画像
プロセッサを実現することができる。また、図18に示
す構成においては、RAM19から読み出されるライン
データをレジスタファイル210に取り込み、シリアル
データ出力端子から順次1画像データづつ出力すること
により、従来のビデオメモリの機能を実現できる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、請求項
2、請求項3及び請求項4記載の半導体メモリ及びその
使用方法によれば、ワード線選択信号により1本の水平
ワード線と1本の斜めワード線の何れか一方を選択し
て、画像データ上の矩形領域データとラインデータとの
双方をページモードサイクルを用いて高速にアクセスす
ることができ、画像処理の高速化に有効である。
【0117】特に、請求項3記載の発明の半導体メモリ
によれば、VRAMを構成したので、請求項1記載の発
明の作用に加えて、ラインデータをSAMに転送するた
めのラインデータアクセスを実現して、データ表示のた
めのRAMへのアクセス回数を減らすことができるの
で、ランダムポートを介しての画像処理のための高速矩
形領域データのアクセス期間を拡大でき、画像表示機能
を備えた画像処理システムの性能向上に有効である。
【0118】また、請求項5記載の発明の半導体メモリ
によれば、カラムアドレスにより選択されるメモリセル
をローアドレスに応じて変化させたので、外部に複雑な
アドレス演算を必要としないで、1本のワード線で行方
向に配置された複数のメモリセルを選択してラインデー
タを記憶できると共に、1本のワード線で斜め方向に配
置された複数のメモリセルを選択して矩形領域内のデー
タを記憶することができ、簡単な構成で高性能な画像処
理システムを実現することができる。
【0119】更に加えて、請求項、請求項及び請求
記載の画像プロセッサでは、矩形領域内の複数の画
像データをワード線方向の複数のメモリセルに記憶する
場合に、その矩形領域内の複数のデータと、行方向(ワ
ード線方向)の複数のメモリセルに記憶されたラインデ
ータとの両方に対して、並列処理を可能としたので、画
像処理の高速化に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体メモリの構成例
を示す図である。
【図2】図1の半導体メモリに記憶する画像データのア
ドレスマッピングを示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例のビデオメモリの構成例
を示す図である。
【図4】画像データのアドレスマッピングとビデオメモ
リの対応関係を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例のローアドレス依存カラ
ムデコーダの構成例を示す図である。
【図6】図5のカラムデコーダにおいて入力アドレスの
ビットを列方向にずらず機能を説明する図である。
【図7】任意の水平位置でのアクセスによる画像データ
とメモリデータとの関係を示す図である。
【図8】任意の水平位置での矩形領域データをアクセス
する場合の画像データアドレスを示す図である。
【図9】本発明の第1の関連技術の半導体メモリの構成
例を示す図である。
【図10】図9における半導体メモリの入力アドレス、
ローアドレス及び選択データの関係を示す図である。
【図11】図9の半導体メモリの選択制御信号発生回路
の構成例を示す図である。
【図12】任意の水平位置及びライン位置でのアクセス
による画像データとメモリデータとの関係を示す図であ
る。
【図13】任意の水平位置及びライン位置での矩形領域
データをアクセスする場合の画像データアドレスを示す
図である。
【図14】本発明の第2の関連技術の半導体メモリの構
成例を示す図である。
【図15】図14における半導体メモリの入力アドレ
ス、ローアドレス及び選択データの関係を示す図であ
る。
【図16】図14における半導体メモリの選択制御信号
発生回路の構成例を示す図である。
【図17】図16における選択制御信号発生回路の動作
説明図である。
【図18】本発明の第4の実施例の画像プロセッサの構
成例を示す図である。
【図19】図18の画像プロセッサの演算処理部の構成
例を示す図である。
【図20】従来のビデオメモリの構成例を示す図であ
る。
【図21】従来のビデオメモリを用いた画像処理装置の
構成例を示す図である。
【図22】局所空間積和演算処理の説明図である。
【図23】局所空間積和演算処理過程の説明図である。
【符号の説明】
MC メモリセル 11 ワード線選択回路 12 メモリセルブロック W1(1)〜Wn(1) ワード線 13 カラムデコーダ 15 センスアンプ 16、17 メモリセルアレイ 19 RAM 20 SAM(シリアルアクセスメモリ) 24 転送ゲート(転送手段) 26 サブワード線 30 カラムメインデコーダ(メインデコー
ダ) 31 プリデコード出力制御回路 (プリデコード出力切り替え手段) 32 第1のプリデコーダ 49 第2のプリデコーダ 72 加算器(アドレス演算手段) 73 第2のローデコーダ 74 第1のローデコーダ 75 第2のカラムセレクトゲート 76 カラムデコーダ 77 第1のカラムセレクトゲート 78 メモリセルアレイ(第2アレイ部) 79 メモリセルアレイ(第1アレイ部) 80 第2のセンスアンプ 81 第1のセンスアンプ 82 マルチプレクサ(データ選択手段) 83 選択制御信号発生回路(選択制御信号
発生手段) 106 ランダムポート 107 シリアルポート 128 メモリセルアレイ(第2アレイ部) 129 メモリセルアレイ(第1アレイ部) 136 メモリセルアレイ(第4アレイ部) 127 メモリセルアレイ(第3アレイ部) 123 第2のローデコーダ 124 第1のローデコーダ 137 第4のローデコーダ 128 第3のローデコーダ 122 加算回路(第1のアドレス演算手
段) 149 加算回路(第2のアドレス演算手
段) 130 第2のセンスアンプ 129 第1のセンスアンプ 143 第4のセンスアンプ 144 第3のセンスアンプ 127 第1のカラムセレクトゲート 125 第2のカラムセレクトゲート 142 第3のカラムセレクトゲート 140 第4のカラムセレクトゲート 126 第1のカラムデコーダ 141 第2のカラムデコーダ 132 マルチプレクサ(データ選択手段) 133 選択制御信号発生回路(選択制御信
号発生手段) 200 画像処理部 201 レジスタファイル 202 演算部 PE 演算ユニット 206 マルチプレクサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−228497(JP,A) 特開 平4−370595(JP,A) 特開 平2−177192(JP,A) 特開 平3−212891(JP,A) 特開 平3−263683(JP,A) 特開 昭61−58058(JP,A) 特開 平1−143095(JP,A) 特開 昭63−152092(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/409

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列方向に配置された複数のメモリセルが
    サブワード線に接続されたメモリセルブロックを複数備
    え、前記複数のメモリセルブロックがアレイ状に配置さ
    れたメモリセルアレイと、 水平方向及び斜め方向に配線された水平ワード線及び斜
    めワード線と、 ワード線選択信号を受け、この受けたワード線選択信号
    に応じて前記水平ワード線又は斜めワード線の何れか一
    方のうち所定の1本を選択し、この選択したワード線
    を、このワード線に対応するメモリセルブロック内の前
    記サブワード線に接続するワード線選択手段とを備え、 前記メモリセルブロックを構成するメモリセルの行方向
    の数を行方向の数とし且つメモリセルブロックの行方向
    の数を列方向の数とする矩形領域内のデータを、所定行
    目に並んだメモリセルブロックの各メモリセルに順次記
    憶することを繰返すとともに、前記各矩形領域内のデー
    タを記憶するに際し、各矩形領域間で各々対応する行目
    のデータを、斜めワード線が選択するメモリセルブロッ
    クに記憶し、 前記ワード線選択信号により1本の水平ワード線を選択
    して1つの矩形領域内のデータを読み出す一方、前記ワ
    ード線選択信号により斜めワード線を選択して各矩形領
    域間で各々対応する行目のデータを読み出すことを特徴
    とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 ワード線選択手段は、水平ワード線及び
    斜めワード線が入力され、出力がサブワード線に接続さ
    れるとともに、ワード線選択信号を受け、この受けたワ
    ード線選択信号に応じて前記水平ワード線又は斜めワー
    ド線の何れか一方を選択して、前記サブワード線に接続
    するワード線選択回路を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体メモリ。
  3. 【請求項3】 複数の信号を入力して記憶し、この記憶
    された複数の信号がシリアルクロックにより順次アクセ
    スされるシリアルアクセスメモリと、 複数のビット線の信号を前記シリアルアクセスメモリに
    転送して入力する転送手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 多数のデータを半導体メモリの各メモリ
    セルに記憶する請求項1記載の半導体メモリの使用方法
    であって、 メモリセルブロックを構成するメモリセルの行方向の数
    を行方向の数とし、メモリセルブロックの行方向の数を
    列方向の数とする矩形領域内のデータを、所定行目に並
    んだメモリセルブロックの各メモリセルに順次記憶する
    ことを繰返すとともに、 前記各矩形領域内のデータを記憶するに際し、各矩形領
    域間で各々対応する行目のデータを、斜めワード線が選
    択するメモリセルブロックに記憶することを特徴とする
    請求項1記載の半導体メモリの使用方法。
  5. 【請求項5】 カラムデコーダを備え、前記カラムデコ
    ーダは、 カラムアドレスの一部が入力され、この入力されたカラ
    ムアドレスをプリデコードする第1のプリデコーダと、 前記カラムアドレスの残部が入力され、この入力された
    カラムアドレスをプリデコードする第2のプリデコーダ
    と、 ローアドレスの一部に基いて前記第2のプリデコーダの
    出力のビット位置を切り替えるプリデコード出力切り替
    え手段と、 前記第1のプリデコーダの出力及び前記プリデコード出
    力切り替え手段の出力に基いて、カラムセレクトゲート
    を制御するためのカラム選択信号を発生するメインデコ
    ーダとから成ることを特徴とする請求項1又は請求項3
    記載の半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体メモリと、 前記半導体メモリのビット線のデータを入力する複数の
    ラインレジスタから成るレジスタファイルと、 前記レジスタファイルのラインレジスタの記憶データを
    並列に取り出し、この取り出したデータを用いた演算を
    行う複数の演算回路を有する並列演算装置とを備えたこ
    とを特徴とする画像プロセッサ。
  7. 【請求項7】 更に、レジスタファイルのラインレジス
    タの記憶データをシリアルに読み出す読み出し手段を備
    えたことを特徴とする請求項記載の画像プロセッサ。
  8. 【請求項8】 更に、レジスタファイルのラインレジス
    タにシリアルにデータを入力する入力手段を備えたこと
    を特徴とする請求項記載の画像プロセッサ。
JP23108594A 1994-09-27 1994-09-27 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ Expired - Fee Related JP3226426B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23108594A JP3226426B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ
KR1019950031235A KR0174774B1 (ko) 1994-09-27 1995-09-21 반도체 메모리와 그 사용 방법, 컬럼 디코더 및 화상 프로세서
US08/534,098 US5706243A (en) 1994-09-27 1995-09-26 Semiconductor memory and method of using the same, column decoder, and image processor
US08/943,418 US5848020A (en) 1994-09-27 1997-09-30 Semiconductor memory and method of using the same, column decoder, and image processor
US09/120,121 US5914910A (en) 1994-09-27 1998-07-22 Semiconductor memory and method of using the same column decoder and image processor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23108594A JP3226426B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0896572A JPH0896572A (ja) 1996-04-12
JP3226426B2 true JP3226426B2 (ja) 2001-11-05

Family

ID=16918056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23108594A Expired - Fee Related JP3226426B2 (ja) 1994-09-27 1994-09-27 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ

Country Status (3)

Country Link
US (3) US5706243A (ja)
JP (1) JP3226426B2 (ja)
KR (1) KR0174774B1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3226426B2 (ja) * 1994-09-27 2001-11-05 松下電器産業株式会社 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ
JP3280867B2 (ja) * 1996-10-03 2002-05-13 シャープ株式会社 半導体記憶装置
US5953244A (en) * 1997-02-12 1999-09-14 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device capable of page mode or serial access mode
US5896340A (en) * 1997-07-07 1999-04-20 Invox Technology Multiple array architecture for analog or multi-bit-cell memory
US6112326A (en) * 1998-02-02 2000-08-29 Ericsson Inc. Precoding technique to lower the bit error rate (BER) of punctured convolutional codes
GB2382676B (en) * 2001-10-31 2005-09-07 Alphamosaic Ltd Data access in a processor
GB2383145B (en) * 2001-10-31 2005-09-07 Alphamosaic Ltd Data access in a processor
GB2382706B (en) * 2001-10-31 2005-08-10 Alphamosaic Ltd Memory structure
KR100516735B1 (ko) * 2001-12-08 2005-09-22 주식회사 하이닉스반도체 메모리 셀 어레이 내부 배선을 이용한 로오 엑세스 정보전달 장치
JP4165070B2 (ja) * 2002-01-11 2008-10-15 ソニー株式会社 半導体メモリ装置、動きベクトル検出装置および動き補償予測符号化装置
JP4511462B2 (ja) * 2003-06-30 2010-07-28 富士通セミコンダクター株式会社 半導体記憶装置
US7236385B2 (en) * 2004-06-30 2007-06-26 Micron Technology, Inc. Memory architecture
US7009911B2 (en) * 2004-07-09 2006-03-07 Micron Technology, Inc. Memory array decoder
US7259989B2 (en) * 2004-09-03 2007-08-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Non-volatile memory device
KR100712539B1 (ko) * 2005-11-23 2007-04-30 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치의 칼럼 디코더 및 반도체 메모리장치의 칼럼 선택 라인 신호 발생 방법
EP2299449A1 (en) 2008-06-30 2011-03-23 Fujitsu Semiconductor Limited Memory device and memory controller for controlling the same
JP2010039503A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Panasonic Corp シリアルメモリ装置及び信号処理システム
US8189408B2 (en) * 2009-11-17 2012-05-29 Freescale Semiconductor, Inc. Memory device having shifting capability and method thereof
US20120233187A1 (en) * 2009-11-19 2012-09-13 Hisense Mobile Communications Technology Co., Ltd. Method and apparatus for decoding and reading txt file
JP6275474B2 (ja) * 2013-12-25 2018-02-07 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びデータ転送装置
KR20170027493A (ko) * 2015-09-02 2017-03-10 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치의 레이아웃 구조
US11580059B2 (en) 2019-07-31 2023-02-14 Marvell Asia Pte. Ltd. Multi-port memory architecture for a systolic array

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR960003526B1 (ko) * 1992-10-02 1996-03-14 삼성전자주식회사 반도체 메모리장치
US4733372A (en) * 1985-08-23 1988-03-22 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory having redundancy
JPS6353795A (ja) * 1986-08-22 1988-03-08 Fujitsu Ltd 多次元アクセス半導体メモリ
JPS6354646A (ja) * 1986-08-25 1988-03-09 Canon Inc メモリ回路
JPH023196A (ja) * 1988-06-16 1990-01-08 Fujitsu Ltd 高信頼性メモリ素子
JPH04356799A (ja) * 1990-08-29 1992-12-10 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
EP0511397B1 (en) * 1990-11-16 1998-09-16 Fujitsu Limited Semiconductor memory having high-speed address decoder
US5241500A (en) * 1992-07-29 1993-08-31 International Business Machines Corporation Method for setting test voltages in a flash write mode
JPH06139776A (ja) * 1992-10-23 1994-05-20 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
JP3238574B2 (ja) * 1994-07-28 2001-12-17 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置とその消去方法
JP3226426B2 (ja) * 1994-09-27 2001-11-05 松下電器産業株式会社 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ
KR0145886B1 (ko) * 1995-07-25 1998-11-02 김광호 반도체 메모리장치의 컬럼 디코더

Also Published As

Publication number Publication date
US5706243A (en) 1998-01-06
KR960012002A (ko) 1996-04-20
KR0174774B1 (ko) 1999-04-01
US5914910A (en) 1999-06-22
US5848020A (en) 1998-12-08
JPH0896572A (ja) 1996-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3226426B2 (ja) 半導体メモリ及びその使用方法並びに画像プロセッサ
US5917770A (en) Semiconductor memory device for temporarily storing digital image data
EP1936628B1 (en) Memory device, memory controller and memory system
US5950219A (en) Memory banks with pipelined addressing and priority acknowledging and systems and methods using the same
US7580042B2 (en) Systems and methods for storing and fetching texture data using bank interleaving
US7805561B2 (en) Method and system for local memory addressing in single instruction, multiple data computer system
JPH09506447A (ja) フレーム・バッファに対する出力スイッチ回路のアーキテクチャ
JP4099578B2 (ja) 半導体装置及び画像データ処理装置
US5257237A (en) SAM data selection on dual-ported DRAM devices
EP0771007A2 (en) Memory devices with selectable access type and systems and methods using the same
KR19990008388A (ko) 연산기능을 갖는 반도체메모리 및 그것을 사용한 처리장치
US6680736B1 (en) Graphic display systems having paired memory arrays therein that can be row accessed with 2(2n) degrees of freedom
US6195463B1 (en) Multiresolution image processing and storage on a single chip
US5906003A (en) Memory device with an externally selectable-width I/O port and systems and methods using the same
JPS62151987A (ja) 画像処理用マルチ・ポ−ト・メモリ
JPS6054077A (ja) プログラマブル画像処理装置
JPH0695937A (ja) メモリアクセス装置
JP4650459B2 (ja) 半導体装置およびデータ処理装置
JPH06230964A (ja) キャッシュメモリを備えた計算機
JPH01206391A (ja) 画像表示装置
JPH01112592A (ja) 半導体記憶装置
JPH07220065A (ja) 画像処理方法とその装置
JPH07199883A (ja) 画像メモリ回路
JPH03207080A (ja) マルチポートメモリ
JPS6353795A (ja) 多次元アクセス半導体メモリ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070831

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees