JP3226272B2 - 水槽用の回転式生物ろ過システム - Google Patents

水槽用の回転式生物ろ過システム

Info

Publication number
JP3226272B2
JP3226272B2 JP51088591A JP51088591A JP3226272B2 JP 3226272 B2 JP3226272 B2 JP 3226272B2 JP 51088591 A JP51088591 A JP 51088591A JP 51088591 A JP51088591 A JP 51088591A JP 3226272 B2 JP3226272 B2 JP 3226272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
filter
aquarium
filter element
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51088591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05508576A (ja
Inventor
ウィルフレッド フィリップ スナイダー
チャールズ オットー フューアスト
ジョゼフ スコット バシング
Original Assignee
アクエリア アイエヌシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=24136286&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3226272(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by アクエリア アイエヌシー filed Critical アクエリア アイエヌシー
Publication of JPH05508576A publication Critical patent/JPH05508576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3226272B2 publication Critical patent/JP3226272B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/08Aerobic processes using moving contact bodies
    • C02F3/082Rotating biological contactors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K63/00Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
    • A01K63/04Arrangements for treating water specially adapted to receptacles for live fish
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K63/00Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
    • A01K63/04Arrangements for treating water specially adapted to receptacles for live fish
    • A01K63/045Filters for aquaria
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/12Activated sludge processes
    • C02F3/14Activated sludge processes using surface aeration
    • C02F3/18Activated sludge processes using surface aeration the aerator having a horizontal axis
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 1.技術分野 本発明は水槽ろ過装置に関し、詳しくは回転式の生物
フィルター部を有する水槽ろ過システムに関する。
2.関連技術 理想的な状況下では、家庭用の水槽もまた、ひとつの
自己充足的な生態系を形成しうる。すなわち、水槽内の
魚に餌を与える必要性を除いては、理想的な水槽はそれ
自体で水中生物の健全な成長の維持促進に適した環境を
維持できるはずである。しかしながら、通常、水槽内の
生物は排泄物やその他の副産物を水中内に放出する。時
間が経てば、好ましくない排泄物の集積や汚染物が有毒
なレベルにまで達し、結果として水槽内の生物が死に絶
えてしまう。水槽内の排泄物や毒性を除去し、良好な環
境を維持するために、水槽に水のろ過および浄化装置が
備えられることが必要である。
一般的な水槽用フィルタは、水槽内の水から有機堆積
物を除去する機械ろ過作用に頼っている。このような機
械的フィルタはフィルタのいくつかのタイプのうちのひ
とつでありうる。例えば、グラベル型(砂礫型)のろ過
装置では、ポンプの働きによって水槽内の水は、適切な
土台に固定された砂礫層を通して循環される。通常、グ
ラベル台は水槽内にあり、固形排泄物や有機堆積物がこ
の砂礫層を通過する際にこれらを捕らえて、水中から取
り除く。また別の機械ろ過装置では、ポンプが水槽内の
水を水槽から吸い上げ、この水をフィルターを通して循
環させ、再び水槽内へ戻す。砂礫層と同様にフィルタは
有害な有機物を捕らえ、循環する水槽水から除去する。
水槽内の良好な生態環境を維持するために、機械ろ過
の他に化学ろ過方法も使用される。化学ろ過システムで
は、水槽内の水を活性炭などの化学的なフィルタを通し
て循環させる。この種のフィルタは、融解した有機化合
物や炭酸ガスを除去するのに有効であり、水槽内のpHを
一定に保つことができる。
しかしながら、機械ろ過方法も化学ろ過法も、アンモ
ニア、亜硝酸塩、あるいは硝酸塩としての排泄物や副産
物を除去することに効果を発揮しない。これらの窒素化
合物の、特にアンモニアのような汚染物は、水槽内に見
られる種々の水中生命体にとって有害である。このよう
な汚染物を除去する効果的な方法は、生物ろ過方法であ
る。生物ろ過とは、アンモニアなどの毒性のある水を非
毒性あるいは低毒性の水に変換する好気性バクテリアの
存在を利用したろ過方法である。好気性のバクテリアが
ある程度まで機械フィルタの構成要素上で繁殖すること
は可能である。すなわち、前述のような機械フィルタと
ともに、生物ろ過がなし得るわけである。
機械フィルタ上で、あるいはグラベル台で繁殖する好
気性のバクテリアは、その繁殖のために水中溶存酸素を
必要とする。フィルタが詰まってくると水の流れも低下
し、水中での有効酸素量が限られてくるので、水中の好
気性バクテリアの量、および機械フィルタやグラベル台
と関連した生物ろ過効果もまた必然的に限定される。そ
れで、機械フィルタの各部分が有機堆積物で詰まってき
たなら、水の循環を維持するためにその部分を取り換え
る必要がある。しかし、フィルタ要素を取り換えるたび
に、そこに繁殖していた好気性のバクテリアもまた水槽
から取り除かれることになり、取り換えられた新たな部
分でまた繁殖を始めねばならない。再繁殖の期間中は、
十分な量の好気性バクテリアがないために、水槽内の環
境の均衡があやうくなる。
好気性バクテリアの繁殖促進と生物ろ過過程の効果増
大のための方法として、トリクル(細流型)フィルタが
考案されてきた。一般にトリクルフィルタでは、水槽か
ら水を吸い上げて、溶岩の壇あるいはプラスチック性ボ
ールの上に滴らせる。このようなケースでは、フィルタ
層は水中に浸水していないので、好気性バクテリアの繁
殖のためにより多くの酸素が有効となる。しかし、トリ
クルフィルタでは規模が極めて大きくなり、専用の配管
とポンプの接地が必要となる。このようなフィルタは費
用がかさみ、ほとんどの場合実用的ではなく、特に一般
的な家庭用水槽には適しない。
大規模な汚水処理装置では、しばしば回転式の生物コ
ンタクタを用いて、好気性バクテリアの繁殖を促進す
る。回転式生物コンタクトは一般的に、中心軸に沿って
搭載され、部分的に浸水される円盤型の多数のフィルタ
部分からなる。中心軸によって各構成要素が回転され、
各フィルタ部分の少なくとも一部が交互に浸水と大気へ
の露出とを繰り返す。このように、断続的な酸素との接
触によって、フィルタ部分の好気性バクテリアの繁殖が
促進され、またこのようなバクテリアを有するフィルタ
表面に間欠的に水が通されることによって、汚水の生物
ろ過がなされる。しかしながら、汚水処理装置で使用さ
れるこのような回転式生物コンタクタは、家庭用の水槽
とは簡単には共用できない。ひとつには、この装置のサ
イズの大きさの問題がある。このような装置には個別の
作動装置が必要であるが、水槽内にはこのような装置を
置くスペースはない。
発明の開示 本発明の目的は、特にアンモニアなどの有毒物の量を
水槽内から効果的に低減するための、水槽ろ過装置を提
供することにある。
また、確実にかつ容易に製造される水槽ろ過装置の提
供も、本発明の目的である。
さらに別の目的は、コンパクトで設置が容易で、簡単
に使用できる水槽ろ過装置の提供にある。
これらの目的にしたがって、本発明による水槽ろ過装
置は回転可能に搭載されたフィルタ本体を有する。この
フィルタ本体は一部が流水中に浸され、この水の動きに
よってフィルタ本体に回転運動が与えられ、これによっ
て前記フィルタ本体の一部が水と大気とに交互にさらさ
れる。
これら以外の目的と態様もまた、実施例を伴う本発明
の詳細な説明から当業者にとって明白であり、したがっ
てここで述べられる実施例が本発明を限定するものでは
ない。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の良好な実施例によるろ過装置を示し
ている。
図2は、図1のろ過装置を部分分解図である。
図3は、図1の装置のフィルタ本体の別の実施例を示
す図である。
図4は、本発明の別の態様によるろ過装置を示す図で
ある。
図5は、図4のフィルタ本体を示す図である。
図6は、図3のフィルタ本体を部分分解図である。
図7は、本発明の別の実施例によるフィルタ本体のモ
ジュールの図である。
図8は、本発明のまた別の実施例によるフィルタ本体
のモジュールの図である。
図9は、本発明のさらに別の実施例によるフィルタ本
体のモジュールの図である。
図10は、本発明のまた別の態様によるろ過装置の図で
ある。
図11は、図10のろ過装置で、リッド(蓋)の部分がピ
ボット的回転し開状態となった図である。
図12は、本発明のさらにまた別の態様における、回転
式の生物フィルタ部分を示す図である。
図13は、図12の実施例の平面図である。
図14は、本発明のさらにまた別の態様によるろ過装置
の図である。
図15は、図14の実施例の側面図である。
図16は、本発明のもうひとつ別の実施例によるろ過装
置である。
図17は、図16の実施例の側面図である。
実施例 図1には、本発明の実施例による水槽ろ過装置20が示
されている。図示されるろ過装置20では、水は水槽22か
らインペラー(回転翼、図示せず)による吸い込み管26
を介してフィルタ容器24の背部に引き上げられる。この
水は機械フィルタカートリッジ28(図2に示される)を
通過して、フィルタ容器24の前面へ流れ出し、吐き出し
リップ30を越えて再び水槽内に戻る。生物フィルタエレ
メント32は前記吐き出しリップ30の上方に回転可能に設
置され、部分的に水槽の流動水に浸される。生物フィル
タエレメント32に衝突する水槽の水の流れによってこの
フィルタエレメントが回転し、フィルタエレメントの一
部が空気と水槽水とに交互にさらされる。こうして大気
中で生物フィルタエレメント表面の好気性バクテリアの
繁殖を促進し、このバクテリアを水槽の水に接触させ
る。生物フィルタエレメント表面に繁殖した好気性バク
テリアは、アンモニアをなどの毒性物質を水槽内の水か
ら除去する。
図2からよくわかるように、生物フィルタエレメント
32はシャフト38に搭載されたフィルタ本体33を有する。
フィルタ本体33は、多孔性のろ過素材からなるプリーツ
(ひだ)状の薄板48を用いて、2枚の回転円盤の間に円
筒形に形成されたタービン形である。プリーツ52の各々
は、2枚の回転円盤50の間を軸に沿って円筒の中心から
放射状に伸び、パドルとして機能する。円盤50は、鋳型
形成された弾性物質あるいは重合体物質からなり、ここ
から外側へ突出するシャフト38で保持されている。図3
からわかるように、円盤のそれぞれには、前記中心軸38
を受け取るための孔54が設けられている。プリーツ状の
薄板48の代わりに、押し出し形成あるいは注入鋳型形成
された多孔性ポリマーを使用してもよい。
図1および2に示されるように、生物フィルタ32は、
パワーろ過装置の吐き出しリップ30の上方に配置され
る。図示される実施例では、この生物フィルタを保持す
るためにサドル40が設けられ、このサドル40は、吐き出
しリップ30の両端の三角型部材31にまたがるように形成
される。サドル40の両端には保持リセス(くぼみ)29が
設けられ、この中にベアリング35がスナップ固定され
る。ベアリング35にはそれぞれ孔37が設けられ、ここで
シャフト38の両端に固定される。孔37は、この中でシャ
フト38が自由に回転できる大きさに作られている。前記
保持リセス29は、ベアリング35が適切な位置にとめられ
た後、ベアリングがシャフト38と揃うように、これらを
ゆるく保持できるように作られている。このようにし
て、フィルタ本体は吐き出しリップ30の上方に回転可能
に保持される。
フィルタ本体32は、図示される実施例では約0.76〜1.
5mm(0.03〜0.06インチ)という、ごくわずかの隙間だ
けをおいて吐き出しリップ30上方に吊されている。結果
として、吐き出しリップ30の上側を越えて水槽内に戻る
水の流れはフィルタ本体に衝突し、生物フィルタ部を回
転させる。このようなフィルタ本体の位置と配置のおか
げで、本発明のろ過装置は生物フィルタ部を回転させる
ための個別の作動手段を必要としない。このことは実質
的に費用とろ過装置の複雑さを省き、一般の水中生物愛
好家の使用としては理想的なものとなる。
また、フィルタ本体33と吐き出しリップ30との間の隙
間がわずかであるため、フィルタ本体は最大限の深さま
で水の流れに浸される。理想的には、通常の操作でフィ
ルタ本体と吐き出しリップは、生物フィルタ部の40〜50
%が常時浸水あるいは湿らされる。こうすることによっ
て生物フィルタ全体が、大気と水とに交互にさらされる
ことになる。好気性バクテリアの繁殖には生物フィルタ
の表面全体を使い、流れ込んでくる水と大気の双方との
バクテリアの接触を最大限にする。
図1および2の実施例では、サドル40は吐き出しリッ
プ30から容易に取り外すことができる。すなわち、ろ過
装置のその他の構成要素のメンテナンスの際に、この生
物フィルタエレメントの取り外しが簡単にでき、実在す
る動力ろ過装置に回転式生物フィルタを採用しても容易
に取り付けることができる。これ以外に、生物フィルタ
部を水槽ろ過装置内部に取り付ける良好な方法がある。
これらに付いては後述するが、本発明の範囲はここに述
べられた方法に限定されるものではない。
図4および5に示される別の実施例では、フィルタ本
体33は、パドル34を介して軸方向に等間隔で保持される
複数の回転円盤34を有する。シャフト38はフィルタ本体
の両端から軸沿いに延び、図5の実施例では、一本のシ
ャフト38がフィルタ本体33の一方の端から他方の端へ
と、フィルタの中心を通って延びる。別の実施例では、
フィルタ本体を貫通する単一のシャフトではなく、両端
にそれぞれスタッブ(突出)シャフトが設けられてもよ
い。
図6に示されるように、フィルタ本体33はその構成に
おいてモジュール方式を取っている。図6では、各モジ
ュール46は、放射状に配列された複数のパドル36を片面
に有する回転円盤からなる。円盤34の中心には、シャフ
ト38を受ける孔44が設けられている。フィルタ本体33は
このシャフト38に取り付けられた複数のモジュールから
なる。モジュールは、接着性のスナップフィット、摩擦
フィット、その他当業者にとって周知の手段を用いて、
お互いに組み合わされる。このようなモジュール方式の
構成によって、モジュールの数とシャフトの長さを変え
るだけで、異なるサイズの種々のフィルタ本体の製造が
容易となる。また、一度にフィルタ本体全体を鋳型製造
するよりも、個々のモジュールを作る方が簡単である。
パドル36は水の流れによるフィルタ本体の回転効率を
増加させる。また、パドルの存在によって、好気性バク
テリアの繁殖に有効な湿った部分の表面積と、水との接
触面とが増大し、バクテリアによるろ過効率が大きくな
る。別の実施例として、モジュール表面とパドル表面に
模様を彫り込むことによって、表面積をさらに増大させ
てもよい。図6のモジュールは等間隔の放射状に配置さ
れた8つのパドルを有するが、パドルの最大数と向き
は、フィルタ本体と吐き出しリップの大きさによって変
えてもよい。
また別の例では、各モジュールのシャフトとパドルと
の間に、多孔性のフィルタ媒体を有するハブ(中心)領
域を設けて、好気性バクテリアの繁殖に有効な表面積を
増加させてもよい。さらにまた、パドルをシャフトに届
く長さにまで拡張してもよい。
フィルタ本体は、水の表面張力と関連して水がフィル
タ中心部にまで行き渡り、湿らされる領域を最大限にす
るように構成されるのが好ましい。特に、フィルタ本体
の半分以下しか浸水しない程に水深が浅い場合、このこ
とは望まれる。
図7、8および9には、構成の異なるモジュールが示
されている。図7では、回転円盤34aの両面からパドル3
6aが突出し、図8のパドル36bは、図6に示される半径
方向の配置から角度をなして配置されている。このよう
なパドルの形成は、水が吐き出しリップを越えて移動す
る流水方向によっては、図6のものより効果的となる。
図9では、多数の突起部36cが円盤34cから垂直に伸びて
いる。この配置でモジュールの表面領域が著しく増す。
しかし、突起があまりに密集して配置された場合、突起
と突起との隙間に水がたまり、フィルタ表面の空気との
効果的な接触を妨げる。本発明の生物フィルタの範囲内
でフィルタ本体とモジュールの多数の変形が可能である
ことを理解されたい。生物フィルタ本体はひとつあるい
は複数の考えられ得るどのようなパドル配置の組み合わ
せによっても構成され、これらはすべて本発明から予測
可能な範囲に含まれる。
図10および11は動力ろ過装置に使用される本発明の別
の実施例を示している。この実施例の動力ろ過装置20に
は、フィルタ容器24の背壁上端に沿ってピボット取り付
けされたリッド(蓋)が付けられている。リッド56の前
面は、吐き出しリップ30上方の領域58に該当する部分が
くりぬかれている。くりぬき部分58の側壁にはそれぞれ
シャフト38の両端を回転可能に受けるためのジャーナル
62が設けられている。これによりリッドが図10のように
閉じられると、生物フィルタ32は、吐き出しリップ30越
しに流れる水によって回転される位置において、吐き出
しリップ上方に保持される。リッドが図11のようにピボ
ット式にオープンポジションに開けられると、吐き出し
リップの上方からこのフィルタ部分が外され、これ以外
の構成要素のメンテナンスや修理が容易になる。ジャー
ナル62には、生物フィルタ32がオープンポジションにあ
る時にずり落ちないように、回転止めなどが付けられて
もよい。また、ジャーナル62の位置に前述のようなベア
リングが使用されてもよい。もちろん図10および11の実
施例に、すでに述べられた別のフィルタ本体が組み合わ
されてもよい。
図12および13もまた、動力ろ過装置に使用される本発
明の別の実施例を示している。図12に示されるように、
生物フィルタ部32aは、フィルタ本体33aと支持ケージ64
とを有する。フィルタ本体33aは、放射状に延びる複数
のパドルが設けられた単一のディスクを有する。単一の
回転円盤65が、ケージ64によって回転可能に保持される
シャフト68の中央に搭載される。ケージ64は、フィルタ
カートリッジ28の背後にあるフィルタ容器24内にぴった
り収まるように作られており、フィルタカートリッジ28
に平行な平面上でフィルタ本体33aを保持する。図13か
ら明確にわかるように、パドル66は、インペラーハウジ
ング(図示されない)から流れ出た水がパドル66にぶつ
かってフィルター本体を回転させる位置に配置される。
本発明は、図14および15に示されるようなキャニスタ
ー(吸収缶)型あるいはその他のタイプのろ過装置にも
適用される。図14では、キャニスター型ろ過装置あるい
はその他の水槽外ろ過装置から引き出し管がリザーバー
72に引き込まれる。リザーバー72には、動力ろ過装置20
の吐き出しリップ30と同様の吐き出しリップ74が設けら
れている。リザーバー72内の水は、吐き出しリップ74越
しに水槽内へ流れ込む。吐き出しリップ74のすぐ上方に
は生物フィルタ部32が位置し、流れ込む水がこのフィル
タ32に回転運動を与える。吐き出しリップ74は水槽の縁
に噛み合って、リザーバー72を支える。
図16および17に図示されるまた別の実施例では、生物
フィルタ部32は直接水槽内の水に一部浸水する。この生
物フィルタは、支持ブラケット76内のジャーナル80によ
って保持される。支持ブラケット76は、水槽22の縁に引
っ掛かるフック78によって水槽内の定位置に維持され
る。同じく支持ブラケット76で保持されるスプレイバー
82から流れ込む水によってフィルタ32に回転が与えられ
る。このスプレーバーはポンプあるいは類似の水槽用装
置の引き出し管84に接続されてもよい。この構成ではフ
ィルタ本体が水槽の壁全体に沿って伸びることができる
ので、大きなフィルタを必要とする場合に特に適してい
る。
種々のフィルタについて述べてきたが、これらのフィ
ルタ本体は相互に交換可能であることに留意されたい。
ここでは特定の型のフィルタ本体を用いた特定のろ過装
置が図示されるが、本発明の範囲はこれらの組み合わせ
だけに限定されるものではなく、これらのバリエーショ
ンと共にまったく異なる型のフィルタ本体が種々のろ過
装置に使用されてもよい。どのろ過装置にどのフィルタ
を用いるかは、費用、有用性、製造の容易さなどの要因
に基づく選択次第である。フィルタ部分を回転させて湿
らせるためのフィルタ本体の水との接触についても、フ
ィルタ上に水が落ちるように上方から水を導いたり、フ
ィルタ本体の一部分に水しぶきを与るなど、様々なやり
方がある。
この詳細な説明は本発明の例を示すためのものであ
り、本発明の範囲を限定するものではない。別紙クレー
ムおよびこれと均等の範囲によって定義される本発明の
範囲を外れることなく、多数の追加、変換、変形が可能
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フューアスト チャールズ オットー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 93065 シミ バレー ローナー コー ト 2289 (72)発明者 バシング ジョゼフ スコット アメリカ合衆国 カリフォルニア州 93065 シミ バレー フォーン バレ ー コート 285 (56)参考文献 特開 昭55−137091(JP,A) 実開 昭58−122960(JP,U) 国際公開86/5770(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 3/08 A01K 63/04

Claims (41)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水の流動を生み出す水槽ろ過装置のための
    フィルタエレメントであり、このフィルタエレメント
    は、 少なくとも一部分が多孔性の素材で作られている多孔性
    フィルタ本体と、 前記フィルタ本体を、それが流動する水の流れに一時的
    に浸水するように回転軸回りに回転可能に、そして前記
    流動する水の最上面が前記回転軸より低い位置になるよ
    うに搭載するための手段と、 を有し、前記流動する水の流れによってフィルタ本体に
    回転運動が与えられて、このフィルタ本体の少なくとも
    一部が水と大気とに交互にさらされることを特徴とす
    る、水槽ろ過装置のフィルタエレメント。
  2. 【請求項2】水槽内の水を含む水槽ろ過装置のためのフ
    ィルタエレメントであり、ここにおいて水槽の水はろ過
    装置を通過して循環され、前記フィルタエレメントは、 中心車軸を有し、バクテリアの繁殖に有効な表面積を増
    大させるために少なくともその一部分が多孔性の素材で
    作られている多孔性フィルタ本体と、 前記フィルタ本体を、それが循環する水の流れに一時的
    に浸水するように回転可能に、そして前記循環する水の
    最上面が前記中心車軸より低い位置となるように搭載す
    るための手段と、 を有し、前記循環する水の流れによってフィルタ本体に
    回転運動が与えられて、このフィルタ本体の少なくとも
    一部が水と大気とに交互にさらされることを特徴とす
    る、水槽ろ過装置のフィルタエレメント。
  3. 【請求項3】前記フィルタ本体は、ひとつの円盤型の構
    成部分を有し、この円盤部分にはここかわ延びる複数の
    ブレードが設けられていることを特徴とする、請求項2
    に記載のフィルタエレメント。
  4. 【請求項4】水槽の水が一度水槽から排出されフィルタ
    装置を通過して再び水槽内に戻るような水槽ろ過装置の
    ためのフィルタエレメントであり、このフィルタエレメ
    ントは、 ひとつの円盤型の構成部分と、この円盤部分から延びる
    複数のブレードとを有するフィルタ本体と、 少なくともひとつのブレードを有する前記フィルタ本体
    を、それが前記流動する水槽の水に部分的に浸水するよ
    うに回転軸回りに回転可能に、そして流動する水の最上
    面が前記回転軸より低い位置となるように搭載するため
    の手段と、 を有し、ここにおいて前記フィルタ本体は、その少なく
    とも一部分が、バクテリアの繁殖に有効な表面積を増大
    させるために、多孔性の素材で作られている多孔性フィ
    ルタであり、前記浸水されたブレードに一時的に衝突す
    る水の流れによって前記フィルタ本体に回転運動が与え
    られて、フィルタ本体の少なくとも一部分が水と空気と
    に交互にさらされ、これによってフィルタ本体表面のバ
    クテリアの繁殖を促進することを特徴とする、水槽ろ過
    装置のためのフィルタエレメント。
  5. 【請求項5】前記フィルタ本体の少なくとも一部は、バ
    クテリアの繁殖に有効な表面積を増大させるために、表
    面に模様が施されていることを特徴とする、請求項4に
    記載のフィルタエレメント。
  6. 【請求項6】水槽の水に流れを生じさせる、水槽のため
    のろ過装置であり、この装置は、 水槽の水の流れを循環させるための手段と、 多孔性の素材で作られた多孔性フィルタ本体と、 前記フィルタ本体の浸水した部分に衝突する循環水の流
    れが、フィルタ本体に回転運動を与えてフィルタ本体の
    少なくとも一部分を水と大気とに交互にさらすように、
    フィルタ本体を部分的に循環水の流れに浸水させて回転
    軸回りに回転可能に、そして前記循環する水の最上面が
    前記回転軸より低い位置になるように搭載するための手
    段と、 を有することを特徴とするろ過装置。
  7. 【請求項7】前記フィルタ本体は、ひとつの円盤型の構
    成部分を有し、この円盤部分からは放射状に配置された
    複数のブレードが延びることを特徴とする、請求項6に
    記載のろ過装置。
  8. 【請求項8】前記フィルタ本体の少なくとも一部分には
    模様が織り込まれていることを特徴とする、請求項7に
    記載のろ過装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載のろ過装置で、このフィル
    タ本体はさらに、第2の円盤型の構成部分を有し、この
    円盤部分には多孔性の素材でできた複数のブレードが形
    成され、これらブレードは第1の円盤部分から第2の円
    盤部分へと延びることを特徴とするろ過装置。
  10. 【請求項10】水槽の水に流れを生じさせる、水槽のた
    めのろ過装置であり、この装置は、 前記水槽の水の流れを、定められた流路で循環させるた
    めの手段と、 前記流路に位置され、循環する水槽水の流れから有機堆
    積物を除去するフィルタスクリーンと、 前記流路に置かれた回転式のフィルタエレメントと、 を有し、前記フィルタエレメントは、回転軸回りに回転
    し、少なくともその一部分が多孔性の素材で作られた多
    孔性フィルタエレメントであり、部分的に前記水槽の水
    に、この水槽水の流れの最上面が前記回転軸より低い位
    置になるように浸水され、フィルタエレメントの一部は
    水槽水の流れと空気とに交互にさらされてフィルタエレ
    メント表面の好気性バクテリアの繁殖を促進し、ここに
    おいて前記好気性バクテリアは水槽の水から生物的に不
    純物を除去することを特徴とする、ろ過装置。
  11. 【請求項11】前記回転式のフィルタエレメントはさら
    に、ひとつの円盤型の構成部分と、この円盤部分から放
    射状に延びる複数のブレードとを有することを特徴とす
    る、請求項10に記載のろ過装置。
  12. 【請求項12】前記ブレードは多孔性の素材で作られる
    ことを特徴とする、請求項11に記載のろ過装置。
  13. 【請求項13】前記円盤型の構成部分は、中心軸上に回
    転可能に搭載されることを特徴とする、請求項11に記載
    のろ過装置。
  14. 【請求項14】前記ブレードに衝突する循環水はフィル
    タエレメントを回転させることを特徴とする、請求項13
    に記載の水槽ろ過装置。
  15. 【請求項15】フィルタ容器と、 前記フィルタ容器を第1の部屋と第2の部屋とに分割す
    るフィルタスクリーンと、 水槽からの水を前記第1の部屋へ導き、この流動水をさ
    らに前記フィルタスクリーンを通過させて第2の部屋へ
    と循環させる手段と、 前記第2の部屋からの水がここを越えて流出される吐き
    出しリップと、 前記吐き出しリップと前記フィルタスクリーンの間にあ
    る回転可能のフィルタエレメントと、 を有する、水槽水のろ過のためのろ過装置であり、 前記フィルタエレメントは、前記フィルタスクリーンを
    通過した後の水の流れによってこのフィルタエレメント
    に回転運動が与えられるように、部分的に水槽水に浸水
    して位置され、ここにおいて、回転可能のフィルタエレ
    メントの少なくとも一部が水槽水と空気とに交互にさら
    され、フィルタ表面の好気性バクテリアの成長が促進さ
    れることを特徴とする、水槽水のろ過のためのろ過装
    置。
  16. 【請求項16】フィルタ容器と、 前記フィルタ容器を第2の部屋と第2の部屋とに分割す
    るフィルタスクリーンと、 水槽からの水を前記第1の部屋へ導き、この流動水をさ
    らに前記フィルタスクリーンを通過させて第2の部屋へ
    と循環させる手段と、 前記第2の部屋からの水が個々を越えて流出される吐き
    出しリップと、 前記吐き出しリップと前記フィルタスクリーンの間にあ
    る回転可能のフィルタエレメントと、 を有する、水槽水のろ過のためのろ過装置であり、 前記フィルタエレメントは、前記フィルタスクリーンを
    通過した流れの後方の水槽水に部分的に浸水して位置さ
    れ、さらに前記フィルタスクリーンを通過した後の水の
    流れによってこのフィルタエレメントに回転運動が与え
    られ、ここにおいて、回転可能のフィルタエレメントの
    少なくとも一部が水槽水と空気とに交互にさらされ、フ
    ィルタ表面の好気性バクテリアの成長が促進され、前記
    回転式のフィルタエレメントは、放射状に配置される複
    数のブレードが設けられた一枚の円盤型の構成部分を有
    し、前記フィルタ本体は中心軸上に搭載されることを特
    徴とする、水槽水のろ過のためのろ過装置。
  17. 【請求項17】前記フィルタエレメントは多孔性の素材
    から作られる部分を有することを特徴とする、請求項15
    または16に記載のろ過装置。
  18. 【請求項18】請求項16に記載のろ過装置であり、この
    装置はさらに、第2の円型の構成部分を有し、前記ブレ
    ードはひだ(プリーツ)状の多孔性の素材の薄板で作ら
    れて前記第1の円盤から前記第2の円盤へと延びること
    を特徴とするろ過装置。
  19. 【請求項19】水槽の水の流れをろ過するための方法で
    あり、この方法は、 水槽水の流れを定められた流路で循環させ、 回転式のフィルタ本体を循環する水槽水の流れに一時的
    に浸水させ、これによって前記循環水がフィルタ本体に
    回転軸回りの回転運動を与えて前記フィルタ本体の一部
    を水槽の水と空気とに交互にさらし、前記水の流れの最
    上面が前記回転軸より低い位置にあり、フィルタ表面の
    好気性バクテリアの繁殖を促進する、 というステップからなり、前記フィルタ本体の少なくと
    も一部分は多孔性の素材で作られることを特徴とする、
    水槽水のろ過方法。
  20. 【請求項20】前記フィルタ本体は一枚の円盤型の構成
    部分を有し、この円盤部分は円盤の中心を貫通する軸上
    に回転可能に搭載されることを特徴とする、請求項19に
    記載のろ過方法。
  21. 【請求項21】前記フィルタ本体はさらに、前記円盤型
    の構成部分から放射状に延びる複数のブレードを有する
    ことを特徴とする、請求項20に記載のろ過方法。
  22. 【請求項22】水槽の水に流動を生じさせる水槽ろ過お
    よびエアレーション(空気混和)装置において、改善さ
    れた装置は、 水の流れの中に位置し、部分的に浸水されるタービン、 を有し、前記タービンは、タービンを完全に湿らせるた
    めに、多孔性の素材でできた部分を少なくとも一部有す
    る多孔性タービンであって、前記水の流れがこのタービ
    ンに回転軸回りの回転運動を与え、前記水の流れの最上
    面は前記回転軸より低い位置にあり、このタービンの一
    部を交互に浸水および大気へ露出させ、これによってタ
    ービン部分での好気性バクテリアの繁殖を促進させるこ
    とを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】水と、この水が入れられた容器と、水の
    流れと、フィルタ、とを有する、水槽用の生物フィルタ
    であり、このフィルタは、 多孔性の素材でできた部分を少なくとも一部に有する一
    個の多孔性タービンと、 前記タービンを部分的に水の流れの中に一時的に浸水す
    るように位置させ、水の流れがタービンに回転軸回りの
    回転運動を与え、前記水の流れの最上面は前記回転軸よ
    り低い位置にあり、タービンの一部を交互に浸水および
    大気へ露出させてタービン部分の好気性バクテリアの繁
    殖を促進させるための、前記容器に連結される手段、 とを有することを特徴とする生物フィルタ。
  24. 【請求項24】水槽の水を生物ろ過する方法であり、こ
    の方法は、 (a)少なくとも一部分が多孔性の素材からなる多孔性
    タービンを回転させてこのタービンの一部を水槽の水に
    浸水させ、 (b)前記タービンをさらに回転軸回りに回転させて前
    記タービンの一部を大気に露出させ、 (c)水槽の水の流れを前記タービンへと導いてタービ
    ンの回転に作用を及ぼし、これによって前記ステップ
    (a)および(b)を周期的に繰り返して、タービン部
    分での好気性バクテリアの繁殖を促進する、 というステップからなり、前記水の流れの最上面は前記
    回転軸より低い位置にあることを特徴とする生物ろ過方
    法。
  25. 【請求項25】前記フィルタ本体はさらに、このフィル
    タ本体の中心軸から延びる多孔性のプリーツ状の薄板を
    有することを特徴とする、請求項2に記載のフィルタエ
    レメント。
  26. 【請求項26】前記フィルタ本体は長い円筒形であるこ
    とを特徴とする、請求項3に記載のフィルタエレメン
    ト。
  27. 【請求項27】前記複数のブレードは細長いパドルであ
    ることを特徴とする、請求項3に記載のフィルタエレメ
    ント。
  28. 【請求項28】前記フィルタ本体の内部には、生物ろ過
    作用と好気性バクテリアの繁殖とを増長するために多孔
    性のフィルタ物質が設けられることを特徴とする、請求
    項27に記載のフィルタエレメント。
  29. 【請求項29】前記フィルタ本体は複数のモジュールか
    らなり、各モジュールはそれぞれひとつの回転円盤を有
    して細長く延びたブレードに交わり、それぞれ他のモジ
    ュールから個別に分離されることを特徴とする、請求項
    27に記載のフィルタエレメント。
  30. 【請求項30】前記複数のモジュールはお互いに連結さ
    れ、モジュール方式の長い円筒形を形成することを特徴
    とする、請求項29に記載のフィルタエレメント。
  31. 【請求項31】前記フィルタ本体はひとつの円盤型の構
    成要素を有し、この円盤部分にはここから垂直に延びる
    多数の突起が設けられていることを特徴とする、請求項
    2に記載のフィルタエレメント。
  32. 【請求項32】水と、この水を入れた容器と、水の流れ
    とを含む、水槽用の生物フィルタであり、このフィルタ
    は、 タービンと、 吐き出しリップと、 前記吐き出しリップを越えて流れでる水の流れによって
    前記タービンに回転軸回りの回転運動が与えられるよう
    に、前記タービンの一部分を水の流れの中に一時的に浸
    水させて位置させ、水の流れの最上面が前記回転軸より
    低い位置とし、タービン部分の好気性バクテリアの繁殖
    を促進するためにタービンの一部を交互に浸水および大
    気へ露出させる前記容器に連結される手段と、 を有することを特徴とする生物フィルタ。
  33. 【請求項33】前記タービンは少なくとも一部、多孔性
    の素材からなる部分を有することを特徴とする、請求項
    32に記載の生物フィルタ。
  34. 【請求項34】複数の側壁を有する、水槽の水を入れる
    ための容器と、 前記容器の少なくともひとつの側壁に近接して配置され
    るフィルタ容器と、 水槽の水を水槽容器とフィルタ容器との間で循環させる
    ための手段であり、この循環手段は、前記フィルタ容器
    に近接して前記水槽容器の少なくともひとつの側壁上部
    に位置する吐き出しリップを含み、これによって水はフ
    ィルタ容器からこの吐き出しリップを越えて水槽容器へ
    と流れ込む循環手段と、 前記吐き出しリップに近接して吊された回転可能のフィ
    ルタエレメントと、 を有する水槽であり、前記フィルタエレメントは水槽の
    水に一時的に浸水され、吐き出しリップから溢れでる水
    の流れによってこのフィルタエレメントに回転軸回りの
    回転運動が与えられ、前記水の流れの最上面が前記回転
    軸より低い位置にあり、ここにおいて前記回転可能のフ
    ィルタエレメントの少なくとも一部分が水槽の水と大気
    とに交互にさらされることを特徴とする水中生物用の水
    槽。
  35. 【請求項35】前記回転可能のフィルタエレメントは中
    心軸とフィルタ本体とからなり、前記フィルタ本体は、
    ひとつの円盤型の構成部分とここから放射状に延びる複
    数のブレードとを有し、このフィルタ本体はフィルタ容
    器と吐き出しリップとに近接して中心軸上に搭載される
    ことを特徴とする、請求項34に記載の水槽。
  36. 【請求項36】前記フィルタエレメントは、その少なく
    とも一部を多孔性の素材でできた部分からなることを特
    徴とする、請求項35に記載の水槽。
  37. 【請求項37】請求項35に記載の水槽であり、前記フィ
    ルタ本体はさらに第2の円盤型の構成部分を有し、ここ
    において前記ブレードは、中心軸の回りに第1の円盤か
    ら第2の円盤へと延びる多孔性素材のプリーツ状の薄板
    からなることを特徴とする水槽。
  38. 【請求項38】前記ブレードは、正確な放射方向からわ
    ずかに角度をなして配置されることを特徴とする、請求
    項35に記載の水槽。
  39. 【請求項39】周囲に壁を有する水槽用のろ過システム
    のためのフィルタ装置であり、前記ろ過システムは水の
    流れを生じさせ、このフィルタ装置は、 少なくともひとつの壁に隣接するフィルタ容器と、 前記フィルタ容器から水槽内へ流れ込む水のための吐き
    出しリップと、 回転可能のフィルタエレメントと、 前記吐き出しリップに噛み合うように適合され、前記フ
    ィルタエレメントを一時的に水槽の水に浸される位置に
    回転可能に携えるためのサドルと、 を有し、前記吐き出しリップから溢れる水の流れによっ
    て前記フィルタエレメントに回転運動が与えられ、ここ
    において前記回転可能のフィルタエレメントの少なくと
    も一部分が水槽の水と大気とに交互にさらされることを
    特徴とするフィルタ装置。
  40. 【請求項40】前記フィルタエレメントは複数の回転円
    盤と、これら円盤の間に伸びる複数のパドルとからなる
    ことを特徴とする、請求項39に記載のフィルタ装置。
  41. 【請求項41】前記フィルタエレメントの少なくとも一
    部分は多孔性の素材で作られることを特徴とする、請求
    項39に記載のフィルタ装置。
JP51088591A 1990-06-11 1991-06-10 水槽用の回転式生物ろ過システム Expired - Fee Related JP3226272B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US53590590A 1990-06-11 1990-06-11
US535,905 1990-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05508576A JPH05508576A (ja) 1993-12-02
JP3226272B2 true JP3226272B2 (ja) 2001-11-05

Family

ID=24136286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51088591A Expired - Fee Related JP3226272B2 (ja) 1990-06-11 1991-06-10 水槽用の回転式生物ろ過システム

Country Status (9)

Country Link
US (2) US5423978A (ja)
EP (1) EP0542755B1 (ja)
JP (1) JP3226272B2 (ja)
AT (1) ATE142176T1 (ja)
CA (1) CA2085217C (ja)
DE (1) DE69121898T2 (ja)
DK (1) DK0542755T3 (ja)
ES (1) ES2093707T3 (ja)
WO (1) WO1991019680A1 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5419831A (en) * 1990-06-11 1995-05-30 Aquaria, Inc. Rotating biological aquarium filter system
DK0542755T3 (ja) * 1990-06-11 1997-02-10 Aquaria Inc
US5868926A (en) * 1990-06-11 1999-02-09 Aquaria, Inc. Rotating biological filter system
US5779885A (en) * 1990-06-11 1998-07-14 Aquaria, Inc. Rotating biological filter system
US5603831A (en) * 1994-05-24 1997-02-18 Aquaria, Inc. Dual impeller pump
US5647983A (en) * 1995-11-03 1997-07-15 Limcaco; Christopher A. Aquarium system
TW343128B (en) * 1997-02-27 1998-10-21 Jye Kee Shyh Co Ltd Purification device for aquarium
US5799612A (en) * 1997-04-04 1998-09-01 Page; Darren L. Compact and efficient photosynthetic water filters
US6245236B1 (en) 1999-05-26 2001-06-12 Cercona Of America Inc. Reciprocating biological filter
US6837991B1 (en) * 2002-05-14 2005-01-04 Joe Norris Algae scrubber filtration system
US20040074024A1 (en) * 2002-10-19 2004-04-22 H-Tech, Inc. Suction-type cleaning device for submerged surfaces
US7156986B2 (en) * 2003-11-26 2007-01-02 Warrow Theodore U Self-cleansing media for rotating biological contactors
KR200343746Y1 (ko) * 2003-12-09 2004-03-09 조천행 유희구를 내장한 스트로우
US6949191B1 (en) * 2004-04-29 2005-09-27 Jrj Holdings, Llc Packaged wastewater treatment unit
US7083720B2 (en) * 2004-05-19 2006-08-01 Gary Miller Variously configurable rotating biological contactor and prefabricated components therefor
ATE531255T1 (de) * 2004-09-20 2011-11-15 Mars Fishcare North America Inc Aquariumfilterkartusche
US7252762B2 (en) * 2004-11-08 2007-08-07 Tetra Holding (Us), Inc. Filter housing arrangement with cartridge guides
US7241379B2 (en) * 2004-11-08 2007-07-10 Tetra Holding (Us), Inc. Filter housing arrangement
US7255786B2 (en) * 2004-11-18 2007-08-14 Thermospas, Inc. Skimmer with rotatable filter cartridge for spas and pools
US7220353B2 (en) * 2004-11-18 2007-05-22 Thermospas, Inc. Skimmer with rotatable filter cartridge for spas and pools
US7425274B1 (en) 2004-12-09 2008-09-16 Leon Helfet Aquarium filter unit
EP1717208B1 (de) * 2005-04-28 2013-06-26 Grundfos Management A/S Vorrichtung zur Fluidbehandlung, insbesondere Abwasserbehandlung, mit einem Scheibenstapel
US7628913B2 (en) * 2005-10-05 2009-12-08 J.W. Pet Company, Inc. Aquarium filter cartridge and filtration system
US7879232B2 (en) * 2005-10-27 2011-02-01 Waste Stream Technologies, Llc Double-sided self-cleansing media
US7811449B2 (en) * 2005-10-27 2010-10-12 Waste Stream Technologies, Llc Flow equalized rotating biological contactor
EP1847174A3 (en) * 2006-04-13 2008-05-21 Newa Tecno Industria S.R.L. Aquarium filter
KR100875454B1 (ko) 2007-07-06 2008-12-22 (주)웹토스 수족관에 구비된 정화장치
US8460548B2 (en) 2010-12-16 2013-06-11 Biomass Technologies, Llc Rotating biological contactor apparatus and method
US9133042B2 (en) 2010-12-16 2015-09-15 Biomass Technologies, Llc Rotating biological contactor apparatus and method
GB2494661A (en) * 2011-09-14 2013-03-20 Guangke Wang An aquarium gravel cleaning system
BR112014016543A8 (pt) 2012-01-03 2017-07-04 Xavier Valdes Simancas Francisco rotor biológico de contato de alta capacidade
US9788533B2 (en) 2012-10-09 2017-10-17 Elive Llc Aquarium filter
KR101545546B1 (ko) 2014-07-18 2015-08-20 (주)동일캔바스엔지니어링 슬러지농축기
US11641848B1 (en) 2020-05-05 2023-05-09 Central Garden & Pet Company Variable flow spout for an aquarium
US11412717B1 (en) 2020-05-05 2022-08-16 Central Garden & Pet Company Movable spout for an aquarium
EP3907195A1 (en) * 2020-05-05 2021-11-10 John David Fagan A phototrophic organism wastewater treatment apparatus, and the process thereof
CN112243943A (zh) * 2020-10-28 2021-01-22 郭清 一种鱼缸水质过滤装置

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1811181A (en) * 1928-10-20 1931-06-23 Arthur T Maltby Process and apparatus for treating sewage or other organic matters
US2696800A (en) * 1951-09-14 1954-12-14 Rork John Aquarium for keeping live lobsters and the like
US2877051A (en) * 1957-04-19 1959-03-10 Rork Recirculating fountain
US3723304A (en) * 1970-03-24 1973-03-27 H Storck Omniological filter and process
US3869380A (en) * 1972-09-29 1975-03-04 Autotrol Corp Treatment of wastewater
US3849304A (en) * 1973-08-09 1974-11-19 Autotrol Corp Method for the primary and secondary treatment of wastewater in a unitary apparatus
US3957634A (en) * 1974-05-20 1976-05-18 Orensten Henry E Filtration means and method
JPS5434544A (en) * 1977-08-23 1979-03-14 Dengyosha Mach Works Centrifugal disk for waste water treating device and method of producing same
US4160736A (en) * 1977-10-11 1979-07-10 Autotrol Corporation Rotating trickling filter
JPS54120950A (en) * 1978-03-14 1979-09-19 Dengyosha Mach Works Centrifugal rotating disc for biological oxidation treatment device
DE2829006A1 (de) * 1978-07-01 1980-01-10 Rheintechnik Weiland & Kaspar Verfahren und vorrichtung zur belueftung von wasser
DE2911975C2 (de) * 1979-03-27 1982-11-18 Theo 6253 Hadamar Stähler Vorrichtung zum Umsetzen von in Abwässern oder Abwässerschlämmen enthaltenen Fremdstoffen, insbesondere von Schadstoffen, in unschädliche Stoffe
US4282095A (en) * 1980-01-02 1981-08-04 Tsuhako Parker I Aquarium filtering system
JPS571489A (en) * 1980-06-06 1982-01-06 Dengiyoushiya Kikai Seisakusho:Kk Rotary disc-type waste water disposer driven by turbine
US4364826A (en) * 1981-04-13 1982-12-21 Masashi Kato Waterwheel system for aeration
DE3238366C2 (de) * 1982-10-16 1985-05-09 Adolf Ing.(grad.) 5828 Ennepetal Neuhaus Vorrichtung für Aquarien zur Behandlung verunreinigter Wässer
FI80070C (fi) * 1985-04-04 1990-04-10 Lujari Instmsto Oy Anordning foer rening av vatten, speciellt avfallsvatten, med en biologisk oxidationsmetod och anvaendning av anordningen foer rening av gaser.
US4622148A (en) * 1985-06-25 1986-11-11 Willinger Bros., Inc. Aquarium filter system
JPS6297694A (ja) * 1985-10-25 1987-05-07 Dengiyoushiya Kikai Seisakusho:Kk 水処理方法および装置
US4737278A (en) * 1987-06-08 1988-04-12 Gary Miller Miniturized modular rotating biological contactor system
US4824503A (en) * 1987-07-30 1989-04-25 Richard Wilen Magazine assembly system and method
US5160622A (en) * 1988-11-17 1992-11-03 Gunderson Dennis E Method for filtering aquarium water
US5078867A (en) * 1990-05-18 1992-01-07 Michael Danner Aquarium filter/protein skimmer system
US5228986A (en) * 1990-06-05 1993-07-20 Willinger Bros., Inc. Aquarium power filter
DK0542755T3 (ja) * 1990-06-11 1997-02-10 Aquaria Inc
US5419831A (en) * 1990-06-11 1995-05-30 Aquaria, Inc. Rotating biological aquarium filter system
US5226986A (en) * 1991-11-12 1993-07-13 Hansen Gary L Formulation of multi-component explosives

Also Published As

Publication number Publication date
DE69121898T2 (de) 1997-03-20
DK0542755T3 (ja) 1997-02-10
CA2085217A1 (en) 1991-12-12
EP0542755A1 (en) 1993-05-26
EP0542755B1 (en) 1996-09-04
EP0542755A4 (en) 1993-09-22
ATE142176T1 (de) 1996-09-15
JPH05508576A (ja) 1993-12-02
ES2093707T3 (es) 1997-01-01
CA2085217C (en) 2004-06-01
US5853591A (en) 1998-12-29
DE69121898D1 (de) 1996-10-10
WO1991019680A1 (en) 1991-12-26
US5423978A (en) 1995-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3226272B2 (ja) 水槽用の回転式生物ろ過システム
US5419831A (en) Rotating biological aquarium filter system
US5779885A (en) Rotating biological filter system
JP2012239414A (ja) 養殖池の水処理装置
JP4441163B2 (ja) 酸素供給水冷却装置及び濾過装置並びにこれ等を用いた濾過機能付随水冷却装置
US4272372A (en) Global aquarium with aerator and purifier
US5868926A (en) Rotating biological filter system
WO1992021620A1 (en) Rotating biological aquarium filter system
JP3540318B2 (ja) 回転式生物ろ過装置
JPH11267472A (ja) 膜分離活性汚泥処理装置
JP2004033847A (ja) 浮上ろ材を用いた浮体式水質浄化装置
JP2001070978A (ja) 水質浄化装置
JP2003200183A (ja) 生物活性炭水処理装置
KR20040005486A (ko) 슬러지 제거장치
JP2019177325A (ja) 水浄化エレメントおよび水浄化装置
JP2540760Y2 (ja) 活魚水槽
JP2736517B2 (ja) 循環式生物濾過方法
JP2583342B2 (ja) 養魚装置
JP2023017125A (ja) 脱窒装置
KR900004824Y1 (ko) 순환 여과식 양어장치
JP2594294Y2 (ja) 回転円板型汚水の処理装置
JPH10313A (ja) 浴水循環浄化装置
JP2002102885A (ja) 水質浄化装置
JPH1190116A (ja) 流体濾過装置および流体の濾過方法
JP2023161611A (ja) 微生物担持体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees