JP3226149B2 - 帯鋸用自動ロール機 - Google Patents

帯鋸用自動ロール機

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    • B23D63/00Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
    • B23D63/18Straightening damaged saw blades; Reconditioning the side surface of saw blades, e.g. by grinding

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯鋸用自動ロール機に関
するものであり、更に詳しくは、帯鋸の水平仕上げ作
業、腰入れ作業及び背盛り作業を完全に自動化した帯鋸
用自動ロール機に係るものである。因みに、帯鋸の水平
仕上げ作業とは帯鋸の歪を除去する作業であり、帯鋸の
腰入れ作業とは帯鋸の中央部を帯鋸の長さ方向に延ばす
作業であり、帯鋸の背盛り作業とは帯鋸の背部を歯先部
よりも帯鋸の長さ方向に延ばす作業である。
【0002】
【従来の技術】帯鋸の水平仕上げ作業(レベル)、腰入
れ作業(テンション)及び背盛り作業(バック)は、従
来は「目立士」と呼ばれる熟練した職人が種々のゲージ
を帯鋸に当て、該ゲージと帯鋸との間の隙間を測定し、
その測定値に応じて手動ロール機、ハンマー等により帯
鋸を仕上げるという手法により行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
手法は熟練した職人のカンと経験による完全な手作業で
あって、多くの時間と労力を要する非能率的なものであ
った。また、近年においては、帯鋸の水平仕上げ作業、
腰入れ作業及び背盛り作業を行なう熟練した職人及びそ
の後継者が不足しつつあり、この傾向は今後ますます顕
著になるものと思われる。このような状況に鑑み、本発
明は、帯鋸の水平仕上げ作業、腰入れ作業及び背盛り作
業を完全に自動化した帯鋸用自動ロール機を提供しよう
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、帯鋸を軽く張った状態で帯鋸の歪み状
態、腰入れ状態及び背盛り状態をそれぞれセンサーによ
り計測させ、その計測値に応じてロール掛けの位置と圧
力をロール機に指令し、該ロール機に帯鋸の水平仕上げ
作業、腰入れ作業及び背盛り作業を行なわせるようにし
た帯鋸用自動ロール機を提供するものである。
【0005】即ち、本発明は下記の帯鋸用自動ロール機
を提供するものである。 (1)フレームには帯鋸を軽く張った状態で支持する帯
鋸支持手段と、帯鋸を挟持する上下一対の圧延ロール
と、帯鋸の歪みを除去するための歪み取りロールと、帯
鋸の直線部にて帯鋸の歪み状態を計測するレベルセンサ
ーと、帯鋸の湾曲部にて帯鋸の腰入れ状態を計測するテ
ンションセンサーと、帯鋸の直線部における背部にて帯
鋸の背盛り状態を計測するバックセンサーとを備えさ
せ、各センサーの計測値に応じた位置と圧力にて圧延ロ
ールと歪み取りロールとを作動させるようにしたことを
特徴とする帯鋸用自動ロール機(請求項1)。
【0006】(2)前記レベルセンサーとテンションセ
ンサーはそれぞれ帯鋸の幅方向に往復運動させるように
することが望ましい(請求項2)。
【0007】(3)前記レベルセンサーとテンションセ
ンサーはそれぞれ帯鋸の幅方向に多数個並設してもよい
(請求項3)。
【0008】(4)前記テンションセンサーは帯鋸の形
状を測定する帯鋸用テンションセンサーと所望の腰入れ
状態に対応する形状を備えさせたテンションゲージの該
形状を計測するテンションゲージ用テンションセンサー
とを備え、帯鋸用テンションセンサーが計測した値とテ
ンションゲージ用テンションセンサーが計測した値との
差を以て計測値となすことが望ましい(請求項4)。
【0009】
【作用】[請求項1の帯鋸用自動ロール機] 請求項1の帯鋸用自動ロール機により帯鋸の水平仕上げ
作業、腰入れ作業及び背盛り作業を行なう際には、帯鋸
を軽く張った状態でフレームの帯鋸支持手段に支持さ
せ、該帯鋸を挟持する上下一対の圧延ロールをその駆動
手段により回転させることにより帯鋸を長さ方向(縦方
向)に低速回転させる。この状態で帯鋸の直線部にて帯
鋸の歪み状態を計測するレベルセンサーと、帯鋸の湾曲
部にて帯鋸の腰入れ状態を計測するテンションセンサー
と、帯鋸の直線部における背部にて帯鋸の背盛り状態を
計測するバックセンサーとを作動させ、それぞれ帯鋸の
歪み状態と腰入れ状態と背盛り状態とを計測させる。レ
ベルセンサーは帯鋸面の幅方向の歪みを一定の直線を基
準として計測し、該直線との差を歪みの値とする。テン
ションセンサーは、図10に示すように、帯鋸面の幅方
向の湾曲状態を腰入れ状態として計測し、理想の湾曲状
態との差を腰入れの値とする。バックセンサーは、図1
1に示すように、背盛りにより長さ方向に湾曲する帯鋸
における一定の弦の長さaに対する矢高bを計測し、該
矢高bと所定の値との差を背盛りの値とする。各センサ
ーの計測値に応じて、即ち、これらの歪みの値と腰入れ
の値と背盛りの値とに応じて、圧延ロールと歪み取りロ
ールの位置と圧力とを定め、該圧延ロールと歪み取りロ
ールとにより帯鋸の腰入れ作業、背盛り作業及び水平仕
上げ作業を行なうのである。このように、各センサーに
よる計測と圧延ロール及び歪み取りロールによる処理を
帯鋸の長さ方向全周にわたって行なう。帯鋸が一周した
後もこの計測と処理を繰り返し、順次帯鋸を仕上げる。
以上の作業により、帯鋸の歪みは除去され、所望の腰入
れ状態と背盛り状態が確保される。
【0010】[請求項2の帯鋸用自動ロール機] 請求項2の帯鋸用自動ロール機においては、レベルセン
サーとテンションセンサーはそれぞれ帯鋸の幅方向に往
復運動する。即ち、レベルセンサーとテンションセンサ
ーは長さ方向に低速回転する帯鋸に対し帯鋸の幅方向に
往復運動するため、レベルセンサーとテンションセンサ
ーにより帯鋸全体の歪み状態と腰入れ状態が計測される
ことになる。
【0011】[請求項3の帯鋸用自動ロール機] 請求項3の帯鋸用自動ロール機においては、レベルセン
サーとテンションセンサーはそれぞれ帯鋸の幅方向に多
数個並設されている。即ち、レベルセンサーとテンショ
ンセンサーは長さ方向に低速回転する帯鋸に対し帯鋸の
幅方向に多数個並設されているため、レベルセンサーと
テンションセンサーにより帯鋸全体の歪み状態と腰入れ
状態が計測されることになる。
【0012】[請求項4の帯鋸用自動ロール機] 請求項4の帯鋸用自動ロール機においては、テンション
ゲージ用テンションセンサーに所望の腰入れ状態に対応
する形状を備えさせたテンションゲージの該形状を計測
させることによりテンションゲージの腰入れ状態を求め
させ、この値と帯鋸用テンションセンサーに計測させた
帯鋸の腰入れ状態の値との差を腰入れの値とする。従っ
て、帯鋸はテンションゲージと同一の腰入れ状態に仕上
げられる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を添付図面に従って説明
する。符号1に示すものは帯鋸用自動ロール機のフレー
ムである。フレーム1には帯鋸3を軽く張った状態で支
持する帯鋸支持手段を備えさせる。該帯鋸支持手段は帯
鋸3の一端を支持する鋸張プーリー5と帯鋸3の他端を
支持する複数個の固定ローラー7、7・・・とを備えて
いる。鋸張プーリー5は帯鋸3の長さ方向に固定された
レール9に摺嵌されており、フレーム1と鋸張プーリ5
との間に取り付けられた鋸張シリンダ11により鋸張プ
ーリ5はレール9に沿って帯鋸3の張りを調節する方向
に摺動する。
【0014】フレーム1には帯鋸3を挟持する上下一対
の圧延ロール13a、13bを設ける。圧延ロール13
a、13bは帯鋸3の幅方向に移動自在である。即ち、
一例として図5に示すように、圧延ロール13a、13
bは支持フレーム15に取り付けられ、該支持フレーム
15は帯鋸3の幅方向に配設されたレール17、17に
摺嵌され、該支持フレーム15はロール移動シリンダ1
9によりレール17、17に沿って移動するようにな
す。符号20に示すものは圧延ロール13aを帯鋸3に
押圧するための圧延ロールシリンダ、符号21は圧延ロ
ール13a、13bを回転させるためのロール駆動モー
タである。図示の事例においては、帯鋸3の歪みを除去
するための上下一対の歪み取りロール23a、23bを
圧延ロール13a、13bの両側部に配設している。符
号25a、25bは歪み取りロール23a、23bを帯
鋸3に押圧するための歪み取りロールシリンダである。
歪み取りロール23a、23bも支持フレーム15に取
り付けられており、圧延ロール13a、13bと共に帯
鋸3の幅方向に移動する。
【0015】フレーム1には、図1に示すように、帯鋸
3の直線部にて帯鋸3の歪み状態を計測するレベルセン
サー31と、帯鋸3の湾曲部にて帯鋸3の腰入れ状態を
計測するテンションセンサー33と、帯鋸3の直線部に
おける背部(歯を有しない側の縁部)にて帯鋸3の背盛
り状態を計測するバックセンサー35とを備えさせ、各
センサー31、33、35の計測値に応じた位置と圧力
にて圧延ロール13a、13bと歪み取りロール23
a、23bとを作動させるようになす。
【0016】レベルセンサー31とテンションセンサー
33は、図9に示すようにそれぞれ帯鋸3の幅方向に多
数個並設させるようにしてもよいが、図8に示すように
それぞれ帯鋸3の幅方向に往復運動させるようにするこ
とが望ましい。
【0017】図4はレベルセンサー31を帯鋸3の幅方
向に往復運動させるようにした事例を示すものである
が、テンションセンサー33についてもこの事例と同様
にして帯鋸3の幅方向に往復運動させることができる。
図4においては、帯鋸3の幅方向に直線状のレール37
が配設され、レベルセンサー31を取り付けた支持体3
9が該レール37に摺嵌されている。レール37にはモ
ータ41により該レール37に沿って進退するベルト等
の伝動手段43が取り付けられ、該伝動手段43に支持
体39が固定されている。符号45、47は伝動手段4
3のプーリーである。この事例においては、レベルセン
サー31は直線状のレール37を基準にして帯鋸3の歪
みを計測する。
【0018】図3はレベルセンサー31の近傍にて帯鋸
3を支持する手段を示すものである。符号51はフレー
ム1に取り付けられた取付台である。取付台51の上面
にはレベルセンサー31の前後において帯鋸3の下面を
支持する支持台部53a、53bが固定されている。取
付台51にはレベルセンサー31の前後にローラー支持
アーム55a、55bが枢着され、該ローラー支持アー
ム55a、55bの先端には帯鋸3の上面を押えるロー
ラー57a、57bが回転自在に取り付けられている。
符号56a、56bはローラー支持アーム55a、55
bの枢軸である。取付台51には相互に噛合する一対の
従動歯車59a、59bが回転自在に取り付けられ、こ
れらの各従動歯車59a、59bはそれぞれ連結杆61
a、61bを介してローラー支持アーム55a、55b
に連結されている。また、一方の従動歯車59aは駆動
歯車63に噛合し、該駆動歯車63にはハンドル65が
取り付けられている。この事例においては、ハンドル6
5を回動させると、駆動歯車63を介して各従動歯車5
9a、59bが回動し、これらの従動歯車59a、59
bに連結杆61a、61bを介して連結された各ローラ
ー支持アーム55a、55bが傾動する。従って、各ロ
ーラー支持アーム55a、55bに取り付けられたロー
ラー57a、57bは帯鋸3に接離する方向に動く。
【0019】テンションセンサー33は、一例として図
2に示すように、帯鋸3の形状を測定する帯鋸用テンシ
ョンセンサー33aと所望の腰入れ状態に対応する形状
を備えさせたテンションゲージ3’の該形状を計測する
テンションゲージ用テンションセンサー33bとを備
え、帯鋸用テンションセンサー33aが計測した値とテ
ンションゲージ用テンションセンサー33bが計測した
値との差を以て計測値となすことが望ましい。符号3
4、36はテンションゲージ3’の支持手段である。図
10は帯鋸3の腰入れ状態を示す断面図である。
【0020】図6はテンションゲージ3’の形状を調節
するための手段の一例を示す。この事例においては、テ
ンションゲージ3’の両端を略コ状の支持体38、38
に固定し、該支持体38、38の切り欠き部38a、3
8aに偏心軸40、40を嵌めている。この事例におい
ては、偏心軸40、40を回動させたときには、支持体
38、38が上下に動き、テンションゲージ3’を変形
させる。即ち、図6に示す手段を用いてテンションゲー
ジ3’に所望の腰入れ状態に対応する形状を備えさせる
ことができる。
【0021】また、図2における符号71に示すものは
フレーム1に取り付けられた取付台であり、該取付台7
1の上面にはテンションセンサー33の下方において帯
鋸3の下面を支持する支持手段72が取り付けられてい
る。
【0022】帯鋸3の背盛り状態を計測するバックセン
サー35は帯鋸3の直線部における背部にて位置が固定
されている。バックセンサー35は、図11に示すよう
に、背盛りにより長さ方向に湾曲する帯鋸における一定
の弦の長さaに対する矢高bを計測し、該矢高bと所定
の値との差を背盛りの値とすることは前述の通りであ
る。図5に示すように、バックセンサー35の前後には
帯鋸3の移動距離を計る測長ピンチローラー91a、9
1bが設けられている。符号93a、93bはピンチロ
ーラーシリンダ、符号95はエンコーダーである。
【0023】レベルセンサー31とテンションセンサー
33(a、b)は、帯鋸3又はテンションゲージ3’に
接触しない状態で計測を行なう非接触センサーであるこ
とが望ましい。
【0024】また、レベルセンサー31とテンションセ
ンサー33とバックセンサー35とによりそれぞれ帯鋸
3の歪み状態と腰入れ状態と背盛り状態とを同時に計測
させることが望ましい。
【0025】レベルセンサー31とテンションセンサー
33とバックセンサー35が計測した計測値をコンピュ
ータに記憶させる。また、レベルセンサー31とテンシ
ョンセンサー33とバックセンサー35によりそれぞれ
計測させた帯鋸の歪み状態と腰入れ状態と背盛り状態と
をテレビモニター97に表示させる。
【0026】コンピュータに記憶させたデータをコンピ
ュータに総合的に判断、処理させ、圧延ロール13a、
13b及び歪み取りロール23a、23bを作動させる
位置と圧力とを決定させる。これらのロールを作動させ
る位置に関する信号をロール移動シリンダ19に送り、
該ロール移動シリンダ19により圧延ロール13a、1
3b及び歪み取りロール23a、23bを当該位置まで
移動させる。また、圧延ロール13a、13b又は歪み
取りロール23a、23bを作動させる圧力に関する信
号を圧延ロールシリンダ20又は歪み取りロールシリン
ダ25a、25bに送り、これらのロールを当該圧力で
作動させる。
【0027】
【発明の効果】[請求項1の帯鋸用自動ロール機] 請求項1の帯鋸用自動ロール機においては、帯鋸を長さ
方向に送りながらセンサーにより帯鋸の歪み状態と腰入
れ状態と背盛り状態とを計測させ、各センサーの計測値
に応じた位置と圧力にて圧延ロールと歪み取りロールと
を作動させるようにしたため、目立ての未経験者であっ
ても帯鋸の水平仕上げ作業、腰入れ作業及び背盛り作業
を正確且つ迅速に行なうことができる。
【0028】[請求項2の帯鋸用自動ロール機] 請求項2の帯鋸用自動ロール機においては、レベルセン
サーとテンションセンサーは長さ方向に低速回転する帯
鋸に対し帯鋸の幅方向に往復運動するため、レベルセン
サーとテンションセンサーにより帯鋸全体の歪み状態と
腰入れ状態が計測されることになる。
【0029】[請求項3の帯鋸用自動ロール機] 請求項3の帯鋸用自動ロール機においては、レベルセン
サーとテンションセンサーは長さ方向に低速回転する帯
鋸に対し帯鋸の幅方向に多数個並設されているため、レ
ベルセンサーとテンションセンサーにより帯鋸全体の歪
み状態と腰入れ状態が計測されることになる。
【0030】[請求項4の帯鋸用自動ロール機] 請求項4の帯鋸用自動ロール機においては、テンション
ゲージ用テンションセンサーに所望の腰入れ状態に対応
する形状を備えさせたテンションゲージの該形状を計測
させることによりテンションゲージの腰入れ状態を求め
させ、この値と帯鋸用テンションセンサーに計測させた
帯鋸の腰入れ状態の値との差を腰入れの値とする。従っ
て、帯鋸はテンションゲージと同一の腰入れ状態に仕上
げられる。換言すれば、テンションゲージの形状を変更
することにより、帯鋸の腰入れ状態を変更することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帯鋸用自動ロール機の一例を示す
正面図である。
【図2】テンションセンサーの一例を示す正面図であ
る。
【図3】レベルセンサーの一例を示す正面図である。
【図4】レベルセンサーを帯鋸の幅方向に往復運動させ
るようにした手段を示す側面図である。
【図5】圧延ロール、歪み取りロール等を示す説明図で
ある。
【図6】テンションゲージの形状を調節するための手段
の一例を示す説明図である。
【図7】圧延ロールと歪み取りロールの概略を示す説明
図である。
【図8】帯鋸とセンサーとを示す平面図である。
【図9】帯鋸とセンサーとを示す平面図である。
【図10】帯鋸の腰入れ状態を示す断面図である。
【図11】帯鋸の背盛り状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 帯鋸用自動ロール機のフレーム 3 帯鋸 3’ テンションゲージ 5 鋸張プーリー 7 固定ローラー 9 レール 11 鋸張シリンダ 13a圧延ロール 13b圧延ロール 15 支持フレーム 17 レール 19 ロール移動シリンダ 20 圧延ロールシリンダ 21 ロール駆動モータ 23a 歪み取りロール 23b 歪み取りロール 25a 歪み取りロールシリンダ 25b 歪み取りロールシリンダ 31 レベルセンサー 33 テンションセンサー 33a 帯鋸用テンションセンサー 33b テンションゲージ用テンションセンサー 34 支持手段 35 バックセンサー 36 支持手段 37 レール 38 支持体 38a 切り欠き部 39 支持体 40 偏心軸 41 モータ 43 伝動手段45 プーリー 47 プーリー 51 取付台 53a 支持台部 53b 支持台部 55a ローラー支持アーム 55b ローラー支持アーム 56a 枢軸 56b 枢軸 57a ローラー 57b ローラー 59a 従動歯車 59b 従動歯車 61a 連結杆 61b 連結杆 63 駆動歯車 65 ハンドル 71 取付台 72 支持手段 91 測長ピンチローラー 93a ピンチローラーシリンダ 93b ピンチローラーシリンダ 95 エンコーダー 97 テレビモニター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23D 63/18 B23D 55/00 - 55/08 B21D 1/00 - 1/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームには帯鋸を軽く張った状態で支
    持する帯鋸支持手段と、帯鋸を挟持する上下一対の圧延
    ロールと、帯鋸の歪みを除去するための歪み取りロール
    と、帯鋸の直線部にて帯鋸の歪み状態を計測するレベル
    センサーと、帯鋸の湾曲部にて帯鋸の腰入れ状態を計測
    するテンションセンサーと、帯鋸の直線部における背部
    にて帯鋸の背盛り状態を計測するバックセンサーとを備
    えさせ、各センサーの計測値に応じた位置と圧力にて圧
    延ロールと歪み取りロールとを作動させるようにしたこ
    とを特徴とする帯鋸用自動ロール機。
  2. 【請求項2】 前記レベルセンサーとテンションセンサ
    ーはそれぞれ帯鋸の幅方向に往復運動させるようにした
    ことを特徴とする請求項1の帯鋸用自動ロール機。
  3. 【請求項3】 前記レベルセンサーとテンションセンサ
    ーはそれぞれ帯鋸の幅方向に多数個並設したことを特徴
    とする請求項1の帯鋸用自動ロール機。
  4. 【請求項4】 前記テンションセンサーは帯鋸の形状を
    測定する帯鋸用テンションセンサーと所望の腰入れ状態
    に対応する形状を備えさせたテンションゲージの該形状
    を計測するテンションゲージ用テンションセンサーとを
    備え、帯鋸用テンションセンサーが計測した値とテンシ
    ョンゲージ用テンションセンサーが計測した値との差を
    以て計測値としたことを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかの帯鋸用自動ロール機。
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武田正三著,「これからの鋸目立技術」,森北出版株式会社,1962年8月5日,p.29−59

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